JP2001037790A - 口腔内清掃装置 - Google Patents

口腔内清掃装置

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JP2001037790A
JP2001037790A JP21732699A JP21732699A JP2001037790A JP 2001037790 A JP2001037790 A JP 2001037790A JP 21732699 A JP21732699 A JP 21732699A JP 21732699 A JP21732699 A JP 21732699A JP 2001037790 A JP2001037790 A JP 2001037790A
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Japan
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water supply
suction
holder
tube
head
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Application number
JP21732699A
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English (en)
Inventor
Kazumasa Ito
和正 伊藤
Makoto Yamazaki
眞 山崎
Masaki Obayashi
正樹 大林
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Ricoh Elemex Corp
Original Assignee
Ricoh Elemex Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を削減して製造コストを可及的に抑
えることができるとともに、圧力損失をできるだけ抑え
て所要のポンプ性能を十分に発揮することができるもの
を提供する。 【解決手段】 給水チューブ14Bと吸引チューブ14
Dとの少なくともいずれか一方を、可撓性を有する外皮
14と一体に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、歯の清
掃や歯茎のブラッシングとともに、口腔内の食物のかす
除去などの口腔内清掃を行うことができる口腔内清掃装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】介護者が寝たきりの人や体の不自由な人
などの口腔内にブラシを挿入し、歯の清掃や歯茎のブラ
ッシング、あるいは口腔内の食物のかす(以下、残滓物
とよぶ)の除去などを行うことができる口腔内清掃装置
が開発され使用されている。
【0003】このような口腔内清掃装置にあっては、例
えば、モータなどの駆動部によりブラシを作動して歯の
清掃や歯茎のブラッシングなどを行うだけでなく、例え
ば、口腔内へ洗浄水を供給して口腔内を湿らせたり、口
腔内に溜まった残滓物を含む液体(以下、廃液とよぶ)
を外部へ排除させたりするものが知られている。
【0004】即ち、通常、このような口腔内清掃装置に
は、例えば図5および図6に示すように、大略構成とし
て、先端部にブラシ10Aを取り付けたヘッド1と、図
示外の駆動部や駆動機構などを備えたホルダ2と、この
ヘッド1をホルダ2に着脱自在に連結するコネクタ3と
の他に、給水通路系や、吸引通路系を備えている。
【0005】この給水通路系としては、例えば図5に示
すように、外部から供給される清浄な洗浄水を通す給水
ホース21をホルダ2側に設けるとともに、給水ホース
21側と連結された給水チューブ11をヘッド1側に設
けたものが知られている。
【0006】なお、コネクタ3およびホルダ2には、給
水チューブ11と給水ホース21を着脱自在に連結する
給水ジョイント30A、20Aがそれぞれ設けられてい
る。
【0007】ところで、この口腔内清掃装置のヘッド1
にあっては、図7に示すように、剛体で形成され、ホル
ダ2内の駆動部で発生する振動などの駆動力を嵌合部材
15を介してブラシ10Aへ伝達させる軸部材13と、
この軸部材13の外周を覆うように取り囲む外皮16と
を備えているものが知られている。
【0008】このような構成のヘッド1にあっては、例
えば、同図に示すように、給水チューブ11で送り込ま
れてきた洗浄水をブラシ10A内部に設けた細かい通水
孔(図略)を介して口腔内部へ送り込むため、軸部材1
3と外皮16との間に狭い流路を設け、ここを給水路1
Aとして構成し、ブラシ10A側の通水孔と連通させて
いる。
【0009】なお、この給水路1Aの基端部には、取込
口16Aを設けており、ここへ給水チューブ11の先端
部を挿入するなどしてその給水チューブ11と連結させ
ている。
【0010】一方、吸引通路系としては、例えばヘッド
1側に、口腔内に溜まる残滓物を含む汚れた廃液を外部
へ強制的に吸引して除去するため、口腔内部の廃液を取
り込む吸引路1Bを軸部材13に設けたものが知られて
いる。
【0011】即ち、この口腔内清掃装置の吸引通路系で
は、このヘッド1側の吸引路1Bの他に、ヘッド1側の
吸引路1Bから取り込んだ廃液が通る吸引チューブ12
をヘッド1側に設けるとともに、その吸引チューブ12
側と連結させて外部へ排除する吸引ホース23をホルダ
2側に設けたものが知られている。
【0012】なお、コネクタ3およびホルダ2には、吸
引ホース23と吸引チューブ12とを着脱自在に連結す
る吸引ジョイント30B、20Bがそれぞれ設けられて
いる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
構成の口腔内清掃装置にあっては、例えば、ヘッド1側
とホルダ2側とを連通する給水チューブ11や吸引チュ
ーブ12がヘッド1側の構成部材とは別のもので構成さ
れているから、その分、部品点数が増え、組み付け工数
も増大してコストアップを招いている。
【0014】また、このような構成の口腔内清掃装置に
あっては、例えば給水チューブ11と外皮16との間な
どにも連結部16Aを設けているので、連結個所が多く
なり、圧力損失の増大を招いている。その結果、所要の
ポンプ性能を効率良く引き出すことができず、延いては
口腔内清掃装置としての品質低下をもたらす虞れがあっ
た。
【0015】そこで、この発明は、上記した事情に鑑
み、部品点数を削減して製造コストを可及的に抑えるこ
とができるとともに、圧力損失をできるだけ抑えて所要
のポンプ性能を十分に発揮することができる口腔内清掃
装置を提供することを課題とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載の発明は、モータなどの駆動部を有するホルダと、剛
性を有する軸部材と可撓性を有しこの軸部材の外周を覆
う外皮とを有しコネクタを介して前記ホルダに着脱する
へッドとを備えるとともに、ホルダ側に設けた給水通路
と連結され外部から供給される洗浄水を口腔内へ給水す
る給水チューブと、ホルダ側に設けた吸引通路と連結し
口腔内に溜まる廃液を前記ヘッド側から排出する吸引チ
ューブとを、それぞれ前記ヘッド側に備え、給水と吸引
とを行うように構成した口腔内清掃装置であって、前記
給水チューブと吸引チューブとのうち少なくとも一方
を、前記外皮と一体に形成したものである。
【0017】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、給水チューブと吸引チューブが
可撓性を有するものであって、前記給水チューブと吸引
チューブとの間を、これらの間の一部に設けた一体部で
一体に形成したものである。
【0018】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または2に記載の発明において、前記給水チューブと吸
引チューブとを固定する固定部をコネクタに備え、前記
給水通路と吸引通路とを設けた剛性固定部をホルダの先
端部側に備え、駆動部による駆動動作を行う駆動シャフ
トを前記ホルダに突設し、前記駆動シャフトに嵌合させ
るブラシ伝達部をヘッドに結合したコネクタ内に挿通
し、前記コネクタをホルダと結合することにより駆動シ
ャフトがブラシ伝達部に嵌合されるのと同時に、固定部
が剛性固定部と一体に接続され、かつ、給水チューブと
給水ホースとが結合されるとともに吸引チューブと吸引
ホースとが結合されるように構成したものである。
【0019】また、請求項4に記載の発明は、請求項3
に記載の発明において、前記ヘッド側をコネクタ側に連
結することにより、ブラシ伝達部がコネクタに開口した
遊挿孔に遊挿状態で挿入されるものである。
【0020】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態について添
付図面に基づき説明する。図1は、この発明に係る口腔
内清掃装置を示すものであり、この口腔内清掃装置は、
概略構成として、ヘッド1と、ホルダ2と、コネクタ3
とを備えている。
【0021】ヘッド1は、剛性を有しブラシ10Aを設
けた軸部材13と、この軸部材13の外周を概ね覆う外
皮14と、軸部材13および外皮14に嵌合した嵌合部
材15とを有している。
【0022】軸部材13およびこの軸部材13の先端部
に植設したブラシ10Aには、従来と同様の構成のもの
が使用されている。即ち、この軸部材13は、図1にお
いて、ブラシ10Aを取り付けている下面とは逆の上面
のみにおいて、先端近傍から基端近傍まで、長手方向に
沿って溝を穿設し、この溝と外皮14との間の隙間で通
水路1Aを形成している。なお、この軸部材13には、
給水路1Aよりも開口断面積の大きな吸引路1Bを穿設
させている。
【0023】外皮14は、可撓性を有するシリコーンゴ
ム等の材料で形成されており、外部から供給される洗浄
水をホルダ2側からヘッド1側へ送り込み口腔内へ給水
するための給水チューブ14Bを一体に形成している。
即ち、この給水チューブ14Bは、その先端部(図1に
おいて左端部)で外皮14と一体に形成されている。
【0024】さらに、この外皮14には、その給水チュ
ーブ14Bを介して吸引チューブ14Dが一体につなが
れた状態で形成されている。
【0025】即ち、この実施例の給水チューブ14Bの
基端部14E(図1において右端部)と吸引チューブの
先端部14F(同図において右端部)とは、一体部14
C(図3参照)でつながれて一体化されている。
【0026】このように、この実施例の吸引チューブ1
4Dは、その基端部(図1において左端部)14Gで外
皮14と一体化されているものではなく、一体部14C
のみで給水チューブ14Bと一体化されており、この給
水チューブ14Bを介して外皮14と一体化されている
訳である。なお、この実施例の一体部14Cは、図3に
示すように、前後2枚の薄板状のものから構成されてい
る。
【0027】嵌合部材15は、図2に示すように、従来
のものと同様に、剛性のある材料、例えば適宜の樹脂材
料を使用して形成されており、吸引チューブ14Dの基
端部14Gを外挿させる吸引口15Aを設けたL字形の
吸引孔15Bを有している。
【0028】即ち、この嵌合部材15は、左端部が嵌合
部15Cを構成しており、軸部材13の右端部を嵌挿さ
せるとともに外皮14の右端部と嵌合するようになって
いる。一方、この嵌合部材15の右端部は、駆動系の一
部、即ち、後述するホルダ2の駆動機構からの駆動力を
伝達するブラシ伝達部15Dを構成している。
【0029】ホルダ2は、図1において、先端部の外周
面に、剛性のある材料、例えば適宜の樹脂材料で形成し
た剛性固定部を構成する第2ブラケット25を一体に設
けている。
【0030】この第2ブラケット25には、図4に示す
ように、上下2段に連設した給水連結部25Aと、吸引
連結部25Bとを有している。
【0031】この給水連結部25Aの右端部には、給水
通路を構成する給水ホース21の先端部が連結されてい
るとともに、吸引連結部25Bの右端部には吸引通路を
構成吸引ホース23の基端部が接続されている。なお、
この給水ホース21や吸引ホース23を本体2Aとは別
に設ける替わりに、本体2A内部にそれぞれ給水通路や
吸引通路を設ける構成としてもよい。
【0032】ホルダ2の本体2Aには、内部に駆動系と
して、図示外のモータで作動するピニオンやクランクな
どの駆動機構および軸受けなどを設けているとともに、
これらを介して図1において水平方向に微少振動する駆
動シャフト2Bを本体2Aから突出するように設けてい
る。
【0033】コネクタ3は、ヘッド1をホルダ2に連結
させるためのものであり、剛性のある適宜の樹脂材料を
使用し、左右両端部が貫通する開口孔3Aを設けた略円
筒状に形成されている。このコネクタ3には、図3に示
すように、給水チューブ14Bおよび吸引チューブ14
Dを定位置に固定するため、本体31の外周面の一部に
略U字型に形成された固定部を構成する第1ブラケット
32が一体に設けられている。
【0034】この第1ブラケット32には、中央部の切
り欠いた溝34内に、所定の小半径で半円形状に切り欠
き給水チューブの挿通部14bを挿入させる小切欠部3
5と、小切欠部よりも大きな半径で半円形状に切り欠き
吸引チューブの挿通部14dを挿入させる大切欠部36
とがそれぞれ左右一対ずつ形成されている。
【0035】また、このコネクタ3には、図2に示すよ
うに、左端部側の開口部が遊挿孔33を構成しており、
嵌合部材15のブラシ伝達部15Dを遊挿させるように
なっている。
【0036】つぎに、この実施例に係る口腔内清掃装置
の組み立て方法について説明する。
【0037】初めに、軸部材13に外皮14を被せたも
のを用意しておき、これに嵌合部材15を嵌合させてヘ
ッド1を一体に組み立てる。なお、初めに、軸部材13
に嵌合部材15を嵌合させておき、これに外皮14を被
せるようにしてもよい。
【0038】なお、ここで、この外皮14には、先述し
たように、給水チューブ14Bが直接つながっており、
一体化されている。一方、吸引チューブ14Dの方は、
一体部14Cのみで給水チューブ14Bとつながってい
るだけであり、外皮14とは直接つながっていない。
【0039】さて、図2において、吸引チューブ14D
の基端部14Gを嵌合部材15の吸引口15Aに外挿さ
せて連結し、吸引チューブ14Dを吸引路1Bと連通さ
せる。このようにして、ヘッド1側に吸引チューブ14
Dを一体に連結する。
【0040】次に、コネクタ3を用意し、その遊挿孔3
3に、ヘッド1側の嵌合部材15のブラシ伝達部15D
を遊挿させる。
【0041】このようにして、コネクタ3をヘッド1と
連結させたならば、図3に示すように、給水チューブ1
4Bの挿通部14bと吸引チューブ14Dの挿通部14
dとを一体に連結させている左右2枚の一体部14C
で、第1ブラケット32を両側から挟むようにして、挿
通部14b,14dとを溝34内に落とし込ませる。
【0042】そして、挿通部14bを小切欠部35に、
また挿通部14dを大切欠部36内に挿通させる。これ
により、剛性のある第1ブラケット32に給水チューブ
14Bの基端部14E側と吸引チューブ14Dの先端部
14F側とが所定位置で固定・保持される。このように
して、図1に示す状態まで、各部が組み立て上がる。
【0043】最後に、ホルダ2側の給水連結部25Aと
吸引連結部25Bが、コネクタ3側に固定した給水チュ
ーブの基端部14Eと吸引チューブの先端部14Fにそ
れぞれ位置的に対応するよう周方向の位置合わせを行い
ながら、コネクタ2の先端部側をホルダ3の基端部側の
貫通孔3Aに挿入させていく。
【0044】この挿入動作により、ホルダ3内の開口孔
3Aに入り込んだ駆動シャフト2Bが、嵌合部材15の
ブラシ伝達部15Dに嵌合され、双方が結合一体化され
るので、ホルダ2側の軸方向に沿った微少振動などの駆
動動作が、この嵌合部材15を介して軸部材13へ伝達
してブラシ10Aを駆動することができる。
【0045】なお、この結合動作によって、結合する嵌
合部材15のブラシ伝達部15Dは、コネクタ3の遊挿
孔34とは非接触状態を確保しているので、このブラシ
伝達部15Dを介して不要な部位へ振動が伝播すること
などが防止できる。
【0046】また、この挿入動作により、わざわざ手作
業で結合させなくとも、同時に、ホルダ2側の給水連結
部25Aが給水チューブ14Bと気密・水密状態に結合
されるとともに、ホルダ2側の吸引連結部25Bが吸引
チューブ14Dの先端部14Fと気密・液密状態に結合
される。
【0047】なお、この実施例では、給水チューブが外
皮と直接つながれて一体化されているが、吸引チューブ
が外皮と直接つながれて一体化された構成としてもよ
い。さらに、双方のチューブを外皮と直接つないで一体
化させる構成でもよい。
【0048】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明によれ
ば、給水チューブと吸引チューブとの少なくとも一方
を、可撓性を有する外皮と一体に形成したので、つま
り、ヘッドとは別体のチューブを不要としたので、部品
点数が削減でき、部品コスト、組み立てコストが低減で
きるとともに、ヘッドとチューブとの連結部をなくして
連結部位を少なくした分、圧力損失が抑えられるように
なるから、ポンプ性能を効率的に発揮することができ、
延いては高品質の口腔内清掃装置が提供できる。
【0049】特に、この発明によれば、例えば身障者や
寝たきりの人等への口腔内の清掃時にあっては、給水チ
ューブや吸引チューブが外皮から外れて洗浄水や廃液が
こぼれ出しこれらの人の着衣や寝具を汚損する、といっ
たトラブルが発生するのを防止できるようになるので、
介護者などの操作者にとっても操作時に安心感をもたら
し、好都合である。
【0050】さらに、請求項2に係る発明によれば、給
水チューブと吸引チューブとの間を、これらの間の一部
に設けた一体部で一体に形成したので、部品点数がさら
に削減でき、その分、部品コストの削減および組み立て
コストの削減が図れる。
【0051】さらに、請求項3に係る発明によれば、駆
動部による駆動動作を行う駆動シャフトをホルダに突設
するとともに駆動シャフトに嵌合させるブラシ伝達部を
ヘッドに結合したコネクタ内に設け、かつ、給水チュー
ブと吸引チューブを固定する固定部をコネクタに備える
とともに給水通路と吸引通路とを設けた剛性固定部をホ
ルダに備えたので、コネクタをホルダに結合するだけの
ワンタッチ操作で、コネクタ側とホルダ側との駆動系が
機械的に直結されるばかりか、チューブと通路も同時に
結合されるようになる。
【0052】したがって、これら給水系および吸引系の
チューブと通路との結合作業を、わざわざひとつずつ手
作業で行う必要がなくなり、組み立て時の作業性が大幅
に向上するとともに、ヘッドやコネクタなどの部品交換
等の際にも、着脱操作性が格段と向上する、といった効
果がもたらされる。
【0053】さらに、請求項4に係る発明によれば、ヘ
ッド側をコネクタ側に連結することにより、ブラシ伝達
部がコネクタに開口した遊挿孔に遊挿状態で挿入される
ように構成したので、コネクタ側とホルダ側との駆動系
を直結させて駆動させたときに、振動などがコネクタを
介して他へ伝播するおそれがなく、確実で、安定した状
態での操作ができるとともに、不快な騒音の発生をもた
らす虞れもないので、快適な使用感が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る口腔内清掃装置を示す概略断面
図。
【図2】その要部を示す概略断面図。
【図3】そのコネクタ側の要部を示す概略斜視図。
【図4】そのホルダ側の要部を示す概略斜視図。
【図5】従来の口腔内清掃装置を示す要部側面図。
【図6】同平面図。
【図7】その作用を示す概略断面図。
【符号の説明】
1 ヘッド 1A 給水路 1B 吸引路 10A ブラシ 13 軸部材 14 外皮 14B 給水チューブ 14C 一体部 14D 吸引チューブ 15 嵌合部材 15A 吸引口 15D ブラシ伝達部 2 ホルダ 2B 駆動シャフト 21 給水ホース(給水通路) 23 吸引ホース(吸引通路) 25 第2ブラケット(剛性固定部) 3 コネクタ 32 第1ブラケット(固定部) 33 遊挿孔 34 溝 35 小切欠部 36 大切欠部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61C 17/04 C (72)発明者 大林 正樹 愛知県名古屋市中区錦二丁目2番15号 リ コーエレメックス株式会社内 Fターム(参考) 3B202 AA07 BB07 FA09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータなどの駆動部を有するホルダと、
    剛性を有する軸部材と可撓性を有しこの軸部材の外周を
    覆う外皮とを有しコネクタを介して前記ホルダに着脱す
    るへッドとを備えるとともに、 ホルダ側に設けた給水通路と連結され外部から供給され
    る洗浄水を口腔内へ給水する給水チューブと、ホルダ側
    に設けた吸引通路と連結し口腔内に溜まる廃液を前記ヘ
    ッド側から排出する吸引チューブとを、それぞれ前記ヘ
    ッド側に備え、 給水と吸引とを行うように構成した口腔内清掃装置であ
    って、 前記給水チューブと吸引チューブとのうち少なくとも一
    方を、前記外皮と一体に形成したことを特徴とする口腔
    内清掃装置。
  2. 【請求項2】 給水チューブと吸引チューブが可撓性を
    有するものであって、 前記給水チューブと吸引チューブとの間を、これらの間
    の一部に設けた一体部で一体に形成したことを特徴とす
    る請求項1に記載の口腔内清掃装置。
  3. 【請求項3】 前記給水チューブと吸引チューブとを固
    定する固定部をコネクタに備え、 前記給水通路と吸引通路を設けた剛性固定部をホルダの
    先端部側に備え、 駆動部による駆動動作を行う駆動シャフトを前記ホルダ
    に突設し、 前記駆動シャフトに嵌合させるブラシ伝達部をヘッドに
    結合したコネクタ内に挿通し、 前記コネクタをホルダと結合することにより駆動シャフ
    トがブラシ伝達部に嵌合されるのと同時に、固定部が剛
    性固定部と一体に接続され、かつ、給水チューブと給水
    通路とが結合されるとともに吸引チューブと吸引通路と
    が結合されるように構成したことを特徴とする請求項1
    または2に記載の口腔内清掃装置。
  4. 【請求項4】 前記ヘッド側をコネクタ側に連結するこ
    とにより、ブラシ伝達部がコネクタに開口した遊挿孔に
    遊挿状態で挿入されることを特徴とする請求項3に記載
    の口腔内清掃装置。
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