JP2001036024A - 容量及びその製造方法 - Google Patents

容量及びその製造方法

Info

Publication number
JP2001036024A
JP2001036024A JP11203459A JP20345999A JP2001036024A JP 2001036024 A JP2001036024 A JP 2001036024A JP 11203459 A JP11203459 A JP 11203459A JP 20345999 A JP20345999 A JP 20345999A JP 2001036024 A JP2001036024 A JP 2001036024A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
etching
capacitor
mask
layer
lower electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11203459A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiko Maejima
幸彦 前島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP11203459A priority Critical patent/JP2001036024A/ja
Publication of JP2001036024A publication Critical patent/JP2001036024A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】強誘電体メモリの容量加工工程における上部電
極と下部電極の電気的ショートを防止する。 【解決手段】上部電極7上にエッチングマスクを形成し
た後に第1のエッチングにより上部電極7、誘電体層の
PZT6の層までエッチングした後、エッチングされた
上部電極7とPZT6の側面に選択的にマスクSiO2
層12を形成し、次いで下部電極5を第2のエッチング
によりエッチングして容量を加工する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は容量およびその製造
方法に関し、特に半導体と強誘電体を組み合わせた強誘
電体メモリに使用される容量とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体と強誘電体、例えば、Pb(Zr
1-XTiX)O3(以下、PZTと略称)を用いた容量を
組み合わせたいわゆる強誘電体メモリ(FeRAM)は
強誘電体の残留分極を利用して”1”,”0”を記憶す
る。このデバイスにおいては強誘電体を貴金属電極で挟
み込んだ形の容量が使用される。また、強誘電体の代わ
りに高誘電体、すなわち誘電率の大きな材料を用いた容
量はDRAMに使用される。
【0003】これらのメモリにおいては、これらの容量
とシリコンのLSIが同一基板内に形成され、両者が充
分な性能で動作する事が必要不可欠である。特にこの製
造工程においては容量をドライエッチングにより微細加
工する技術が重要である。具体的には、簡便な工程で上
記の微細容量を歩留り良く得る加工技術が必要である。
【0004】図7〜図8は従来の容量の製造工程の一例
を示した容量要部の断面図である。図中、符号1はSi
基板、2は下地層間絶縁膜、3はポリシリコンプラグ、
4はバリアメタル層(TaN)、5は下部電極(Pt/
Tiの積層構造)、6は強誘電体(PZT)、7は上部
電極(Pt)、8はフォトレジスト、9は容量カバー
膜、10はAl配線である。
【0005】本構造においては容量の下部電極5に通ず
る配線は容量の下側から取り出し、上部電極に通ずる配
線は上側から取り出しているために、容量自身及びこれ
に接続する配線の面積を最小限としている。このために
メモリの高集積化には有効な構造である。
【0006】図7および図8を参照してこの容量の製造
工程を詳細に説明する。図7(a)において、ポリシリ
コンプラグ3、下地層間絶縁膜2が形成されたSi基板
1上にバリアメタル層4、下部電極5、強誘電体6、上
部電極7が順次積層して形成される。ポリシリコンプラ
グ3はSi基板1上に形成されたMOSトランジスタ或
いは配線層に接続されている。
【0007】続いて、図7(b)のようにフォトレジス
トパターン8を形成した後、図7(c)〜図7(e)に
ようにフォトレジストパターン8をマスクにしてドライ
エッチング法により上部電極7、強誘電体6、下部電極
5、バリアメタル4を連続してエッチングする。
【0008】次いで図8(a)のにように、フォトレジ
スト8を除去した後、図8(b)ののように、容量カバ
ー絶縁膜9を形成し、続いて図8(c)のように容量カ
バー膜9にコンタクト穴9aを形成し、Alを堆積して
パターニングし、Al配線10を形成する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の容量の製
造方法の問題点を以下に述べる。
【0010】容量加工において重要となるのは図7の
(c)〜(e)の工程で、上部電極・強誘電体・下部電
極を連続してエッチングする点であるが、この際には通
常その微細加工性、量産性からドライエッチング法が用
いられる。これは、これらの被エッチング材料を反応性
のガスを用いて化学的かつ物理的(スパッタエッチ)に
加工するものである。
【0011】通常の半導体材料(Si等)のドライエッ
チングにおいては例えばCl2を反応性ガスとして用い
た場合、反応生成物としてSiCl4等が生成され、こ
れは常温でも気化し容易に除去される。しかし、特に強
誘電体容量の上部電極及び下部電極材料に用いられるP
t、Ir、Au等の貴金属や強誘電体材料であるPZT
等は反応性が乏しく、更に反応してもその反応生成物の
蒸気圧が低いためにこれらの材料の反応生成物が気化す
る事はほとんど無く、大部分はスパッタエッチにより除
去される。すなわち、前記材料はこのエッチング工程で
ガス種のイオンによりスパッタされてエッチングされ
る。スパッタされて基板から離脱した前記材料の原子は
気体としてエッチング装置の中から排気される事は無い
ために、再びエッチング装置内のどこかに再付着する。
【0012】図7(c)の工程でのエッチング時の状況
をより詳細に示したのが図9である。特に下部電極5の
Ptのエッチング時に、スパッタエッチされたPtが先
にエッチングされたPZTの側壁に再付着して側壁再付
着層13が形成される。これはPtがスパッタエッチさ
れているという前記の理由による。
【0013】この場合、この側壁再付着層13によって
上部電極と下部電極が電気的にショートするという現象
が発生し、容量はその機能を果たさなくなる。すなわ
ち、この製造方法においてはこの強誘電体容量を用いた
デバイスの歩留りは極めて低くくなる問題がある。
【0014】ただし、この方法では加速されたイオンに
よる異方性エッチが可能であるため、特にArを主成分
としたガスを用いた場合、そのエッチング形状のテーパ
ー角を90°に近くする事が可能である。これは、形状
的には高集積化に適応した微細な容量を形成する事が可
能である事を意味する。
【0015】一方、この側壁でのショートを抑制する方
法として特開平10―335597号公報等には、図1
0の様に、エッチング形状にテーパーをつける方法が開
示されている。これは例えばエッチングガス中のCl2
濃度を上げてレジストの後退を大きくする等の方法で実
現できる。
【0016】しかし、この方法では実効的に容量の面積
が大きくなってしまい、微細な容量を得る事は不可能で
ある。例えば上部電極7、PZT6、下部電極5の厚さ
をそれぞれ200nm、300nm、200nmとした
時60°のテーパー角でこの側壁ショートは抑制でき
る。この時、両側のテーパー部の寸法の合計は約1μm
となる。すなわち、1μm程度のサイズが実質的に機能
している容量に加わった形状になり、高集積化の大きな
障害になる。
【0017】従って、従来の製造方法においては微細な
容量を歩留り良く得ることは困難である。
【0018】なお、図9,図10において図7〜図8と
符号が同じものは図7〜図8と同じものを示している。
【0019】本発明の目的は、簡便な工程で微細容量を
充分な加工精度で歩留り良く得ることができる加工方法
及びその容量構造を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の容量の製造方法
は、基板上に順次形成された下部電極、誘電体層、上部
電極の3層から構成される容量を所定の形状に加工する
工程において、上部電極上にエッチングマスクを形成す
る工程と、前記エッチングマスクをマスクに第1のエッ
チングにより前記誘電体層の所定の厚さまでエッチング
し第1のパターニングをする工程と、前記パターニング
された前記層の側面に選択的に絶縁層を形成する工程
と、前記エッチングマスクおよび前記絶縁膜をマスクに
前記下部電極までを第2のエッチングによりエッチング
する工程とを含むことを特徴とする。
【0021】この時、前記第1のエッチングが下部電極
に達した後にエッチングをストップしても、また、誘電
体層に達した後にエッチングをストップしても良い。
【0022】前記側面の絶縁層を形成する工程の前に熱
処理により、前記容量の特性のエッチングダメージを回
復することができる。
【0023】前記側面の絶縁層としてはSiO2もしく
はSiNを使用することができる。前記誘電体層はPb
(Zr1-XTiX)O3,SrBi2Ta29,(Ba1-X
SrX)TiO3のいずれかであっても良い。
【0024】また、前記誘電体材料にはLa,Nb,C
aのいずれかがドープされていても良い。前記上部電極
及び下部電極はPt,Ir,IrO2,Ru,RuO2
W,WSiX,TiN,WNのいずれかを含んでも良
い。
【0025】また、本発明の容量においては、下部電
極、誘電体層、上部電極の3層から構成され、所定の形
状に加工された容量において、加工された誘電体層の側
面に選択的に絶縁層が形成されているという特徴を有す
る。
【0026】本発明の容量及びその製造方法によれば、
まず上部電極及び強誘電体ををTiN等の薄膜をマスク
としてエッチングする。この際に例えば下部電極が露出
したところでエッチングを停止する。この状態で全面に
SiO2膜をCVD法で成膜した後にこれをエッチバッ
クする。これによりエッチングされた強誘電体の側壁に
のみSiO2が残る。この状態で下部電極をエッチング
するが、この際には前記TiNと側壁のSiO2がエッ
チングマスクとなり、エッチング時に下部電極材料の側
壁再付着があっても側壁にSiO2があるために上部電
極と下部電極の電気的ショートは発生しない。かつレジ
ストマスクは1層だけで加工を行うため、簡便な工程で
微細容量が得られる。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の容量の製造
方法を図面を参照して説明する。図1〜図3は本発明の
第1の実施の形態の容量の製造工程を説明するための容
量要部の断面図、図2は図1(e)に続く工程を説明す
るための容量要部の断面図であり、図3は図2(d)に
続く工程を説明するための容量要部の断面図である。
【0028】図中、1はSi基板、2は下地層間絶縁
膜、3はポリシリコンプラグ、4は厚さ100nm程度
のTaN層からなるバリアメタル層、5はPt/Tiの
積層構造の下部電極で膜厚はPtが200nm、Tiが
20nm程度である。6は膜厚300nm程度の強誘電
体のPZTである。また、7は膜厚保200nm程度の
Ptからなる上部電極、8はフォトレジスト、9は膜厚
500nm程度のSiO 2からなる容量カバー膜、10
はAl配線、11はマスクTiN層、12はマスクSi
2層である。
【0029】本発明の製造方法においては、容量加工の
エッチングを上部電極及びPZTエッチングと、下部電
極エッチングの2段階に分けて行い、この間にマスクS
iO 2層12を形成するのが特徴である。
【0030】まず、図1(a)のように、ポリシリコン
プラグ3、バリアメタル層4が形成されたSi基板1上
に下部電極5、PZT6、上部電極7が積層して形成さ
れる。
【0031】次に図1(b)のように、CVD法でマス
クTiN層11を成膜した後に、フォトレジスト8を形
成(図1(c))し、これをマスクにしてマスクTiN
層11をドライエッチによりパターニングする(図1
(d))。これは通常のRIE法により例えばCF4
のガスを用いる事により可能である。エッチング後には
アッシング等の方法でフォトレジスト層8は除去する。
【0032】次に前記マスクTiN層11をハードマス
クとして上部電極7のエッチング(図1(e))及びP
ZT6のエッチング(図2(a))を行う。この時例え
ばCl2/Ar/O2の混合ガスを用いたプラズマエッチ
ングによりマスクTiN層11との選択比を良好に保つ
ことができる。
【0033】この後マスクSiO2層12を全面に成膜
する(図2(b))。これは段差被覆性の優れた方法で
ある必要があり、例えばO3(オゾン)とTEOS(テ
トラエトキシシラン)を用いた常圧CVD法によればP
ZT側壁部にも充分なカバレッジで成膜が可能である。
なお、SiO2層12を成膜する前に,温度300〜4
00℃の酸素雰囲気中で30分間程度熱処理を行ってP
ZT6等のプラズマダメージを回復することが望まし
い。
【0034】この後にCF4を用いたRIE法でSiO2
層12をエッチバックし、側壁部のみにマスクSiO2
層12を残す(図2(c)〜図2(d))。マスクSi
2層12は段差被覆性良く形成されているが、エッチ
ング(RIE)は等方的に進むのではなく、基板に垂直
に進むためにエッチング時間の調整により側壁部のみに
マスクSiO2層12を残すことができる。この形状を
実現するために図2(b)で成膜するマスクSiO2
12の厚さは600nm程度が必要になる。
【0035】次に図3(a)のように下部電極5のプラ
ズマエッチングを行う。この時、上部電極7に対するマ
スクはTiN層11であるが、下部電極5に対するマス
クは前記側壁に残されたSiO2層12である。エッチ
ングガスは上部電極のエッチングの時と同様に Cl2
Ar/O2を用いれば選択性良くエッチングする事が可
能である。この時、側壁のマスクSiO2層12の存在
のために下部電極5はPZT6よりも0.05μm程度
大きなサイズでエッチングされる。従って、容量は実質
的に0.1μmだけ大きくなるが、これは前記の従来例
の1μmという値よりも遥かに小さい。また、この場合
でも側壁にPtは再付着する事は従来例と変わらない
が、本発明の場合にはPZT6の側壁及び上部電極7の
側壁には直接付着する事は無く、側壁のマスクSiO2
層12に付着する。そのため、これによって下部電極5
と上部電極7が電気的にショートすることはない。
【0036】次に従来と同様な工程によりSiO2から
なる厚さ500nm程度の容量カバー膜9を形成(図3
(b))した後にコンタクト穴を形成(図3(c))
し、Al配線を形成(図3(d))する。
【0037】上記の様に、本実施の形態によれば微細な
容量をショートによる歩留り低下無しに得ることができ
る。
【0038】図4は本実施の形態の製造方法で得られた
容量要部の断面図である。本構造においては加工された
上部電極7およびPZT6側壁にマスクSiO2層12
が形成されている。下部電極のプラズマエッチングによ
るパターニングの際に容量の側壁には側壁再付着層13
が付着するが、マスクSiO2層12が予め形成されて
いるために上部電極7と下部電極5のショートが抑制さ
れているという特徴を有する。
【0039】次に本発明の第2の実施の形態の容量の製
造方法について図5を参照して説明する。図5は本実施
の形態の製造方法で得られた容量の要部断面図である。
上記の第1の実施の形態では、初めに上部電極・PZT
をエッチングしてから次に下部電極をエッチングした
が、本実施の形態では、初めに上部電極をエッチングし
てからマスクSiO2層12を形成し、次いでPZT・
下部電極をエッチングを行って容量加工を行う。フォト
レジストの形成、プラズマエッチング、マスクSiO2
層12の形成等は上記の第1の実施の形態と同様な工程
により行う。
【0040】本実施の形態で得られた容量は図5のよう
に、上部電極7側壁にのみマスクSiO2層12が形成
されている。本実施の形態でも上部電極7の側面にはマ
スクSiO2層12が形成されているために下部電極5
をパターニングする際に下部電極5との電気的ショート
を防止できる効果がある。
【0041】次に本発明の第3の実施の形態の容量の製
造方法について図6を参照して説明する。図6は本実施
の形態で得られた容量の要部断面図である。本実施の形
態では、初めのエッチングで上部電極7をエッチングし
た後に、PZT6をエッチングする際に、PZT6の層
の途中でエッチングをストップする。次いでエッチング
でパターニングした上部電極7とPZT6の上側部の側
面に上記の第1の実施の形態と同様な工程でマスクSi
2層12を形成した後に、下層のPZT6と下部電極
5をマスクTiN層11とマスクSiO2層12をマス
クにしてエッチングしてパターニングする。図6のよう
に、上部電極7側壁とPZT6の初めにエッチングされ
た部分の側壁にのみマスクSiO2層12が形成されて
いる。これらの場合にはPZT側壁でのショートの確率
は更に小さくなる。ただし、側壁のマスクSiO2層1
2がPZT・下部電極のエッチングの際にも充分に残る
事が必要であり、この時のエッチングの際には前記の実
施例とは異なった条件(例えばO2濃度を高める)で行
う必要がある。
【0042】上記の第1〜第3の実施の形態では、側壁
のマスク層にはSiO2を用いたが、このマスクとして
は、段差被覆性良く成膜でき、かつエッチバックにより
側壁にのみ残す事のできる他の絶縁膜、例えばSiN等
を用いることも可能である。
【0043】また、上記の実施の形態では容量の強誘電
体層としてPZTを使用したが、他にSrBi2Ta2
9を用いても同様である。また、強誘電体ではなくキュ
リー点が常温以下のために常温では残留分極の無い高誘
電体の(Ba1-XSrX)TiO3等を用いた場合でも同様
の効果が得られる。この時、これらの材料にはその強誘
電特性の向上のためにLa,Nb,Caをドープさせる
事も可能である。
【0044】上記の実施の形態では上部電極、下部電極
としてPtを使用しているが、他にIr,IrO2,R
u,RuO2,W,WSiX,TiN,WN等を用いる事
も可能である。更に、上部電極と下部電極で異なる材料
を使用する事も可能である。
【0045】
【発明の効果】以上の実施例で述べた様に、本発明の容
量の製造方法によれば、次のような効果を得ることがで
きる。 (1) 下部電極と上部電極の電気的ショートが防止で
き、強誘電体容量およびこれを用いた半導体装置を高い
歩留まりで得ることができる。 (2) 下部電極等をテーパー状に加工する必要がな
く、微細な容量を高い加工精度を持って得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の容量の製造工程を
説明するための容量要部の断面図である。
【図2】図1の工程の続く容量の製造工程を説明するた
めの容量要部の断面図である。
【図3】図2の工程の続く容量の製造工程を説明するた
めの容量要部の断面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態の製造方法で得られ
た容量の断面形状である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の製造方法で得られ
た容量の断面形状である。
【図6】本発明の第3の実施の形態の製造方法で得られ
た容量の断面形状である。
【図7】従来の容量の製造工程の一例を示した容量要部
の断面図である。
【図8】図7の工程に続く容量要部の断面図である。
【図9】従来の容量の製造方法の問題点を示す容量断面
図である。
【図10】従来の容量の他の製造方法を示す容量断面図
である。
【符号の説明】
1 Si基板 2 下地層間絶縁膜 3 ポリシリコンプラグ 4 バリアメタル 5 下部電極 6 PZT 7 上部電極 8 フォトレジスト 9 容量カバー膜 9a コンタクト穴 10 Al配線 11 マスクTiN層 12 マスクSiO2層 13 側壁再付着層

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に順次形成された下部電極、誘電
    体層、上部電極の3層から構成される容量を所定の形状
    に加工する工程において、上部電極上にエッチングマス
    クを形成する工程と、前記エッチングマスクをマスクに
    第1のエッチングにより前記誘電体層の所定の厚さまで
    エッチングし第1のパターニングをする工程と、前記パ
    ターニングされた前記層の側面に選択的に絶縁層を形成
    する工程と、前記エッチングマスクおよび前記絶縁膜を
    マスクに前記下部電極までを第2のエッチングによりエ
    ッチングする工程とを含むことを特徴とする容量の製造
    方法。
  2. 【請求項2】 前記エッチングマスクにTiNを使用し
    た請求項1記載の容量の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第1のエッチングおよび前記第2の
    エッチングがCl2/Ar/O2混合ガスのプラズマガス
    エッチングであることを特徴とする請求項1記載の容量
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第1のエッチングが下部電極に達し
    た後にエッチングをストップする事を特徴とする請求項
    1記載の容量の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記第1のエッチングが誘電体層に達し
    た後にエッチングをストップする事を特徴とする請求項
    1記載の容量の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記第1のエッチングを誘電体層の途中
    までエッチングした後にストップする事を特徴とする請
    求項1記載の容量の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記側面の前記絶縁層を形成する工程の
    前に熱処理を加える事を特徴とする請求項1記載の容量
    の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記熱処理が温度400〜600℃の酸
    素雰囲気で加熱することを特徴とする請求項7記載の容
    量の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記側面の前記絶縁層はSiO2もしく
    はSiNであることを特徴とする請求項1記載の容量の
    製造方法。
  10. 【請求項10】 前記誘電体層はPb(Zr1-XTiX
    3,SrBi2Ta 29,(Ba1-XSrXTiO3のい
    ずれかであることを特徴とする請求項1記載の容量の製
    造方法。
  11. 【請求項11】 前記誘電体層にはLa,Nb,Caの
    いずれかがドープされていることを特徴とする請求項1
    0記載の容量の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記上部電極及び前記下部電極はP
    t,Ir,IrO2,Ru,RuO2,W,WSiX,T
    iN,WNのいずれかであることを特徴とする請求項1
    記載の容量の製造方法。
  13. 【請求項13】 基板上に順次形成された下部電極、誘
    電体層、上部電極の3層から構成され、所定の形状に加
    工された容量において、加工された前記誘電体層の側面
    に選択的に絶縁層が形成されていることを特徴とする容
    量。
  14. 【請求項14】 前記側面の前記絶縁層はSiO2もし
    くはSiNであることを特徴とする請求項13記載の容
    量。
  15. 【請求項15】 前記誘電体層はPb(Zr1-XTiX
    3,SrBi2Ta 29,(Ba1-XSrX)TiO3
    いずれかであることを特徴とする請求項12記載の容
    量。
  16. 【請求項16】 前記誘電体層にはLa,Nb,Caの
    いずれかがドープされていることを特徴とする請求項1
    5記載の容量。
  17. 【請求項17】 前記上部電極及び前記下部電極はP
    t,Ir,IrO2,Ru,RuO2,W,WSiX,T
    iN,WNのいずれかであることを特徴とする請求項1
    3記載の容量。
JP11203459A 1999-07-16 1999-07-16 容量及びその製造方法 Pending JP2001036024A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11203459A JP2001036024A (ja) 1999-07-16 1999-07-16 容量及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11203459A JP2001036024A (ja) 1999-07-16 1999-07-16 容量及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001036024A true JP2001036024A (ja) 2001-02-09

Family

ID=16474486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11203459A Pending JP2001036024A (ja) 1999-07-16 1999-07-16 容量及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001036024A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6682944B2 (en) 2002-02-28 2004-01-27 Fujitsu Limited Semiconductor device manufacturing method
CN1310331C (zh) * 2003-06-30 2007-04-11 海力士半导体有限公司 铁电随机存取存储器电容器及其制造方法
JP2007207791A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Fujitsu Ltd 半導体装置の製造方法
JP2007335897A (ja) * 2007-08-29 2007-12-27 Fujitsu Ltd 半導体装置の製造方法
JP2008004876A (ja) * 2006-06-26 2008-01-10 Murata Mfg Co Ltd 薄膜デバイスの製造方法
JP2008071899A (ja) * 2006-09-13 2008-03-27 Toshiba Corp 半導体装置
JP2009231405A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Fujifilm Corp 圧電素子及びその製造方法
US7763545B2 (en) 2002-02-28 2010-07-27 Fujitsu Semiconductor Limited Semiconductor device manufacturing method
JP5212358B2 (ja) * 2007-03-14 2013-06-19 富士通セミコンダクター株式会社 半導体装置の製造方法
US8546196B2 (en) 2010-03-18 2013-10-01 Kabushiki Kaisha Toshiba Non-volatile memory device and manufacturing method thereof

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6682944B2 (en) 2002-02-28 2004-01-27 Fujitsu Limited Semiconductor device manufacturing method
US7763545B2 (en) 2002-02-28 2010-07-27 Fujitsu Semiconductor Limited Semiconductor device manufacturing method
KR100832683B1 (ko) * 2002-02-28 2008-05-27 후지쯔 가부시끼가이샤 반도체 장치의 제조 방법
US7371589B2 (en) 2003-06-30 2008-05-13 Hynix Semiconductor Inc. Ferroelectric random access memory capacitor and method for manufacturing the same
CN1310331C (zh) * 2003-06-30 2007-04-11 海力士半导体有限公司 铁电随机存取存储器电容器及其制造方法
JP2007207791A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Fujitsu Ltd 半導体装置の製造方法
JP2008004876A (ja) * 2006-06-26 2008-01-10 Murata Mfg Co Ltd 薄膜デバイスの製造方法
JP2008071899A (ja) * 2006-09-13 2008-03-27 Toshiba Corp 半導体装置
JP5212358B2 (ja) * 2007-03-14 2013-06-19 富士通セミコンダクター株式会社 半導体装置の製造方法
JP2007335897A (ja) * 2007-08-29 2007-12-27 Fujitsu Ltd 半導体装置の製造方法
JP4515492B2 (ja) * 2007-08-29 2010-07-28 富士通セミコンダクター株式会社 半導体装置の製造方法
JP2009231405A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Fujifilm Corp 圧電素子及びその製造方法
US8546196B2 (en) 2010-03-18 2013-10-01 Kabushiki Kaisha Toshiba Non-volatile memory device and manufacturing method thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6097051A (en) Semiconductor device and method of fabricating
US6831323B2 (en) Semiconductor device and method for fabricating the same
JP3495955B2 (ja) 半導体メモリ装置及びその製造方法
JP3655113B2 (ja) 半導体記憶装置の製造方法
US6432767B2 (en) Method of fabricating semiconductor device
JP3994017B2 (ja) 半導体装置の製造方法
KR20020073443A (ko) 반도체 기억 장치와 그 제조 방법
JP3630671B2 (ja) 強誘電体キャパシタ、強誘電体キャパシタを具える半導体装置、強誘電体キャパシタの製造方法及び半導体装置の製造方法
US7547638B2 (en) Method for manufacturing semiconductor device
JP2001036024A (ja) 容量及びその製造方法
JP3166746B2 (ja) キャパシタ及びその製造方法
US20020175142A1 (en) Method of forming capacitor element
JP4853057B2 (ja) 強誘電体メモリ装置の製造方法
JP2003298022A (ja) 強誘電体メモリ及びその製造方法
US6764896B2 (en) Semiconductor manufacturing method including patterning a capacitor lower electrode by chemical etching
KR100699206B1 (ko) 강유전성 메모리 셀 제조방법
JP3166747B2 (ja) キャパシタの製造方法及びキャパシタ
JP2006186260A (ja) 半導体記憶装置及びその製造方法
JP4718193B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2002094015A (ja) 半導体装置およびその製造方法
KR100866709B1 (ko) 반도체소자의 캐패시터 형성방법
KR100362182B1 (ko) 강유전체 메모리 소자의 제조 방법
JP2002009246A (ja) 半導体装置の製造方法
KR20030001083A (ko) 강유전체 메모리 소자의 제조 방법
JP2005026332A (ja) メモリ装置及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020507