JP2001035963A - 半導体素子搭載用の配線基板およびその実装構造 - Google Patents
半導体素子搭載用の配線基板およびその実装構造Info
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Abstract
上に接続端子を介して実装する場合に、長期にわたり正
確かつ強固に接続させる。 【解決手段】一主面に半導体素子5を搭載し、他方主面
に他の回路基板Bの表面に実装するための接続用の端子
電極3aを設けた半導体素子搭載用の配線基板1であっ
て、端子電極3aは、配線基板1の中心O1側が浅くな
るように構成した凹部11内の底面11aに形成され
た。
Description
ラスセラミックスあるいは合成(有機)樹脂等から成る
マザーボード等の回路基板の表面に、接続用端子電極等
を具備する半導体素子収納用パッケージ等の配線基板を
ロウ付けした、半導体素子搭載用の配線基板およびその
実装構造に関する。
板の表面および/または内部にメタライズ配線層が配設
された構造からなる。その代表例として、半導体素子、
特にLSI(大規模集積回路素子)等の半導体集積回路
素子を収容するための半導体素子収納用パッケージ(以
下、半導体パッケージという)があり、一般に半導体パ
ッケージは、アルミナセラミックスから成る絶縁基板の
表面に半導体素子を収容するための凹部が形成され、ま
たその絶縁基板の表面および内部には、タングステン
(W),モリブデン(Mo)等の高融点金属から成る複
数のメタライズ配線層が配設され、凹部内に収納される
半導体素子と電気的に接続される。また、絶縁基板の下
面または側面には、外部の回路基板と電気的に接続する
ための接続用端子電極(以下、端子電極と略す)が備え
られ、この端子電極はメタライズ配線層と電気的に接続
される。
基板下面または側面に設けられた端子電極と外部の回路
基板表面に形成された配線導体とを、半田等によりロウ
付けして電気的に接続することにより実装される。
ど、それに形成される電極数も増大するが、これに伴
い、これを収納する半導体パッケージにおいて、外部の
回路基板と接続される端子電極数も増大する。ところ
が、端子電極数を増大させると半導体パッケージの大型
化を招くため、半導体パッケージの小型化への要求と相
まって、半導体パッケージの端子電極の形成密度を高く
する必要がある。
ける端子電極の構造としては、パッケージの下面にコバ
ール(Fe−Ni−Co合金)などの金属ピンを接続し
たピングリッドアレイ(PGA)が一般的であり製品化
されているが、最近、パッケージの4つの側面に導出さ
れたメタライズ配線層にガルウイング状(L字状)の金
属ピンが接続されたタイプのクワッドフラットパッケー
ジ(QFP)、パッケージの4つの側面に電極パッドを
備え、リードピンがないリードレスチップキャリア(L
CC)、Siチップをフリップチツプ実装したチップサ
イズパッケージ(CSP)、さらに絶縁基板の下面に半
田からなる球状端子を多数配置したボールグリッドアレ
イ(BGA)等があり、これらの中でもBGAが最も高
密度化が可能である。
子電極は、その端子電極に半田などのロウ材からなる球
状端子をロウ付けすることにより構成される。この球状
端子を外部の回路基板の配線導体上に載置当接させ、し
かる後、前記端子電極を約200〜250℃で加熱溶融
し、球状端子を配線導体に接合させることによって回路
基板上に実装することが行われている。このような実装
構造により、半導体パッケージの内部に収容されている
半導体素子は、その各電極がメタライズ配線層および端
子電極を介して外部の回路基板に電気的に接続される。
縁基板として、絶縁基板材料の低誘電率化および低温焼
成化により高電気伝導性の銅配線が可能なことから、ガ
ラスセラミックス焼結体を用いた構成も提案されてい
る。
における絶縁基板として、従来より使用されているアル
ミナ(Al2 O3 ),ムライト(3Al2 O3 ・2Si
O2 )などのセラミックスは、200MPa(メガパス
カル)以上の高強度を有し、しかもメタライズ配線層な
どとの多層化技術として信頼牲の高い点で多用されてい
る。このような絶縁基板が、ガラス−エポキシ樹脂複合
材料、ガラス−ポリイミド樹脂複合材料などの有機樹脂
を含むプリント基板等の外部の回路基板に表面実装され
る場合、半導体素子の作動時に発する熱が、絶縁基板と
回路基板の両方に繰り返し伝熱されると、前記回路基板
と絶縁基板との熱膨張係数差が10×10-6/℃以上と
大きいために、それらの接続部分に応力が発生するとい
う問題がある。
5×25mm未満と比較的小さい場合には発生する応力
も小さいが、外辺サイズが25×25mm以上となるよ
うな大型の半導体パッケージでは発生する応力も増大す
る傾向にあり、半導体素子の作動/停止によりこれが半
導体パッケージの回路基板の実装部に繰り返し付加され
ると、半導体パッケージの端子電極の外周部、及び回路
基板の配線導体と端子電極との接合界面に応力が集中
し、半導体パッケージの端子電極が絶縁基板から剥離し
たり、端子電極が回路基板の配線導体から剥離するとい
った事態が生じていた。その結果、半導体パッケージの
端子電極を回路基板の配線導体に、長期にわたり安定に
電気的接続させることができないという致命的な問題点
を有していた。
ジのプリント基板への実装時、または実装後の半導体素
子の繰り返し作動時において、半導体パッケージとプリ
ント基板の熱膨張係数差により発生する。また、この応
力は端子電極の降温時、つまり高温から低温に変化する
時が最も大きく、従って端子電極の外側部分を起点にク
ラックなどの欠陥が生じる。そのため、この応力を低く
するには、端子電極の高さを高くすることにより、端子
電極全体の歪みを抑えることが従来より有効であると報
告されている。しかし、そのためには、有害な鉛量を増
やしたり、高価なAgを添加した高融点の半田ボールを
使用するか、図5,図6に示すように、半導体パッケー
ジに凹部を形成し、その凹部に金属バンプをロウ材で接
合させた接続端子を用いる必要があった(従来例1:特
開平8−107261号公報参照)。
置22等を収容したセラミックスパッケージ、21はセ
ラミックスパッケージ20の本体部分である基板、23
は半導体装置22とセラミックスパッケージ20表面に
形成された配線パターンとの接続を行うボンディングワ
イヤ、24はセラミックスパッケージ20を実装するセ
ラミックスボード、25は相互接続構造、30は金属バ
ンプ、31はCuボール、32は半田層、33は電極端
子である。
成した場合、実装時に半田中に含まれた水分や空気が端
子の外に排出されず、ボイドとして端子電極中に残り、
クラックの起点やクラックの進展を助長させる等の問題
が起こっていた。
れたものであり、その目的は、半導体パッケージ用の配
線基板を、有機樹脂等を主体とする外部の回路基板にロ
ウ付けによって表面実装する際に、安全かつ安価な方法
で、強固および長期にわたり安定した接続状態を維持で
きる、高信頼性の配線基板およびその実装構造を提供す
ることである。
用の配線基板は、一主面に半導体素子を搭載し、他方主
面に他の回路基板表面に実装するための接続用の端子電
極を設けた半導体素子搭載用の配線基板であって、前記
端子電極は、前記配線基板の中心側が浅くなるように構
成した凹部内の底面に形成されていることを特徴とす
る。
ックス等の熱膨張係数の小さい材料から成る配線基板
を、有機樹脂を主成分とし熱膨張係数が大きいプリント
基板等の回路基板上に接続端子を介して実装した場合
に、両者の熱膨張係数差によって接続端子に発生する応
力を低減し、配線基板と外部の回路基板とを長期にわた
り正確かつ強固に接続させるという作用効果を有する。
の底面と配線基板の他方主面とのなす角が3°〜45°
であることを特徴とする。この構成により、接続端子に
発生する応力を均一化することができる。
クスからなり、配線基板の熱膨張係数が他の回路基板の
熱膨張係数よりも小さいことを特徴とする。セラミック
スは応力、特に引っ張り応力に対して弱く、また応力集
中により脆くなり易いという特性があることから、本発
明の上記効果が顕著である。
板の実装構造は、上記配線基板の端子電極と他の回路基
板の配線導体とを、突起状の接続端子を介して接合した
ことを特徴とする。
子に発生する応力が低減され、長期にわたり強固に接続
された信頼性の高い実装構造が得られる。
基板について以下に詳細に説明する。図1〜図4は本発
明の一実施形態を示す図であり、本発明の配線基板は、
例えばセラミックスから成る絶縁基板の表面および/ま
たは内部にメタライズ配線層が形成された、所謂セラミ
ックス配線基板を基本構造とする。図1は、本発明の配
線基板の一実施形態として、BGA型半導体パッケージ
とその実装構造を示すものであり、AはBGA型半導体
パッケージ、Bはマザーボード等の他の回路基板であ
る。尚、図1は図2のBGA型半導体パッケージのC−
C線における断面で見たときの断面図であり、図1の両
端の端子電極4が図2のBGA型半導体パッケージの対
角線における最外部端子電極4に相当する。
Aは、アルミナ(Al2 O3 ),ムライト(3Al2 O
3 ・2SiO2 ),窒化アルミニウム(AlN),窒化
珪素(Si3 N4 )等のセラミックス、バリウム珪酸ガ
ラス,リチウム珪酸ガラス,ホウ珪酸ガラス等のガラス
成分、およびシリカ,フォルステライト(2MgO・S
iO2 ),クリストバライト,アルミナ等のフィラーか
ら成るガラスセラミックスなどの絶縁性材料から成り本
体部分である配線基板1と、配線基板1の一主面の中央
部の凹部1a内に設置された半導体素子5上を覆う蓋体
2と、配線基板1の表面および/または内部に形成され
たメタライズ配線層3と、回路基板B上の配線導体8と
接続するための接続端子4、およびBGA型半導体パッ
ケージAの内部に収容されるLSI等の半導体素子5に
より構成される。これにより、配線基板1および蓋体2
は、半導体素子5を内部に気密に収容するための容器6
を構成する。
メタライズ配線層3が被着形成されており、さらに配線
基板1の他方主面(下面)には、端子電極3aに接続端
子4が予め接合されている。このBGA型半導体パッケ
ージAにおいては、端子電極3aは配線基板1の下面に
形成された多数の凹部11内の底面11aに形成され、
Sn−Pb合金等から成る半田などの金属ロウ材からな
る突起状の接続端子4を端子電極3aに接合させた構成
である。
らなり、ガラス−エポキシ樹脂複合材料,ガラス−ポリ
イミド樹脂複合材料等の有機樹脂を含む材料から成る絶
縁基板7の表面に、Cu,Au,Al,Ni,Pb−S
n等の金属からなる配線導体8が被着形成されたもので
ある。
板Bに実装するには、BGA型半導体パッケージAの配
線基板1下面の接続端子4を、回路基板Bの配線導体8
上に載置当接させ、しかる後200〜250℃の温度に
加熱することにより、半田等の金属ロウ材からなる接続
端子4が溶融し、接続端子4を配線導体8に接合させる
ことによって行う。
電極3aが形成される凹部11は、配線基板1下面の中
心O1側(同図中矢印)が浅く、中心O1と反対側が深
くなるように構成される。配線基板1下面を平面視した
場合、中心O1から放射状に、各凹部11は上記構成と
なる。即ち、中心O1からの放射線に沿って、各凹部1
1の中心O1側が浅く、中心O1と反対側が深くなる。
基板1下面に連続して形成されているが、図4に示すよ
うに、その中心O1側が段部を形成するように形成して
も良い。これにより、中心O1側も配線基板1下面より
深い位置にあり、その結果接続端子4全体の高さが高く
なり、発生する応力を緩和させる効果がより向上する。
凹部11の平面形状(図3では垂直下方から見た形状)
は、円形,楕円形,四角形以上の多角形状等の対称的で
より円形に近い形状が良く、接続端子4を金属ロウ材に
より形成し易くなる。また、凹部11の平面形状が円形
の場合、その直径は0.1〜0.9mmが良く、0.1
mm未満では、応力緩和のために接続端子4の高さを高
くすることが困難となり、0.9mmを超えると、接続
端子4同士が接触し易くなる。
路基板Bへの実装時、または実装後の半導体素子5の繰
り返し作動時において、BGA型半導体パッケージAと
回路基板Bとの熱膨張係数差により、接続端子4に応力
が発生する。この応力は接続端子4の温度が下降すると
きが最も大きく、従って接続端子4の外側部分を起点に
クラックなどの欠陥が生じる。この応力を低くするに
は、接続端子4の高さを高くすることにより、接続端子
4全体の歪みを抑えることが有効である。
り高価なAgを添加した高融点の半田ボールを使用する
か、半導体パッケージに凹部を形成し、その凹部に金属
バンプをロウ材で接合させた接続端子を用いる必要があ
ったが、本発明では上記構成とすることにより、配線基
板1下面の中心O1と反対側での接続端子4の高さを高
くすることができ、それにより接続端子4の前記反対側
(中心O1より外側部分S1)で発生する応力を低減で
きる。また、BGA型半導体パッケージAの回路基板B
への実装時に、半田中に吸収された水分、空気等が原因
で発生するボイドを、凹部11の中心O1と反対側であ
って接続端子4が存在しない空間側に排出することがで
きるため、接続端子4の外側部分S1を起点にするクラ
ックの発生および進行を遅延させることができる。
いて浅い凹部11の底面11a(図3では凹部11の上
側の面)に端子電極3aを形成するには、BGA型半導
体パッケージAのセラミックス焼結体用の成形体を作製
し、その表面にメタライズインクにより端子電極3a用
のコーティングを印刷塗布した後、円柱を斜めに切断し
た形状のピンをそのコーティングに押し付け凹部11を
形成し、その後焼成することにより作製する。
まり凹部11の底面11aと配線基板1の下面とのなす
角度θは、3°〜45°が好ましく、θが3°未満であ
ると、接続端子4の外側部分S1に発生する応力が内側
部分S2に発生する応力よりも大きくなり、接続端子4
の外側部分S1で発生する大きな応力を低減するという
本発明の効果が得られない。θが45°を超えると、接
続端子4の断面積が小さくなり信頼性が低下する。より
好ましくは5°〜40°、最適には7°〜30°が望ま
しい。また、このような構成により、接続端子4の外側
部分S1の高さは内側部分S2よりも0.01〜0.7
mm程度高くなる。尚、図3,図4において、12は配
線基板1の下面の延長面である。
ける凹部11と端子電極3aとの大きさについて、凹部
11の底面11aの面積に対する端子電極3aの接合面
の面積比は、0.7〜1.0であることが好まし。面積
比が0.7より小さい場合、端子電極3a間距離が長く
なり、配線基板1のサイズが大きくなってしまう。また
面積比が1.0より大きい場合、底面11aよりも端子
電極3aの接合面の方が大きくなるため、接続端子4の
外側部分S1の高さが、配線基板1下面と回路基板B表
面との距離に相当することとなり、応力緩和のために接
続端子4高さを高くするという本発明の構成および効果
が得られなくなる。
と回路基板Bの熱膨張係数の差がある程度大きい場合に
本発明の構成は有効であり、配線基板1の熱膨張係数を
α1、回路基板Bの熱膨張係数をα2としたとき、|α
1−α2|≧1×10-6(/℃)の場合に本発明を適用
するのが良い。|α1−α2|<1×10-6(/℃)で
は、本発明の上記効果がほとんどなくなる。また、この
とき、接続端子4間の距離は0.3mm以上とするのが
良く、0.3mm未満では接続端子4同士が接触し易く
なる。
ケージ用の配線基板をプリント基板等の回路基板上に接
続端子を介して実装した場合に、両者の熱膨張係数差に
よって接続端子に発生する応力を低減し、配線基板と回
路基板とを長期にわたり正確かつ強固に接続させるとい
う作用効果を有する。
本発明の要旨を逸脱しない範囲内であれば種々の変更を
行っても何等差し支えない。
構造を以下のようにして構成した。まず、表1の試料A
1のガラスセラミックス,A2のセラミックス材料を用
いて、配線基板1用の3×4×40mmの形状の焼結体
を作製し、各焼結体について40℃〜400℃における
熱膨張係数およびヤング率を測定した。
製し、BGA型半導体パッケージA1を作製した。
1のガラスセラミックス材料を用いてグリーンシートを
作製し、種々のサイズおよび形状のグリーンシートを複
数積層させて、凹部1a,メタライズ配線層3が形成さ
れるように構成した成形体を作製した。
導体素子5と接続される接続パッドを含むメタライズ配
線層3,内部配線層,ビアホール導体,ボール状の接続
端子4を取り付けるための1225個の端子電極3aを
形成するための銅ペーストを印刷塗布あるいは充填し
た。
に、円柱を斜めに切断した形状の多数のピンを配列した
押圧板を、前記成形体の下面側に押し当てることによ
り、配線基板1の中心O1に遠い部分が中心O1に近い
部分より深く形成された凹部11を形成した。
GA型半導体パッケージA1用の配線基板を作製した。
クス、配線導体8等の各導体材料としてタングステンを
用い、上記工程〔1〕〜〔3〕と同様にし、1550℃
で同時焼成して、上記と全く同じ大きさのBGA型半導
体パッケージA2用の配線基板1を作製した。そして、
これらの配線基板1の下面の端子電極3aに、Snを6
3重量%,Pbを37重量%含む直径が0.8mmの接
続端子4用の共晶半田ボールを、Snを63重量%,P
bを37重量%含む共晶半田ペーストにより接合して、
BGA型半導体パッケージA1,A2を作製した。これ
らのBGA型半導体パッケージA1,A2の寸法は、縦
45mm×横45mm×厚さ2.0mmであった。さら
に、半導体素子5を収納したBGA型半導体パッケージ
A1,A2を、ガラス−エポキシ樹脂から成り、熱膨張
係数が15×10-6(/℃)の他のプリント基板から成
る回路基板B上に、約250℃に加熱して接続端子4を
介して各々接合させた。
1,A2を回路基板Bに実装したものについて、大気中
で−40℃保持30分〜125℃保持30分を1サイク
ルとする熱サイクルを、最高2000サイクル繰り返す
熱サイクル試験を行った。そしてこのとき、100サイ
クルごとに取り出し電気抵抗値を測定し、接続端子4の
剥離、損傷等により電気抵抗値が所定値を超えて実用性
が失われたサイクル数を表2に示す。
11内の底面11aとのなす角θが3°〜45°である
試料NO.3〜11,NO.16〜24では、1000
サイクル以上で使用可能であり、優れた耐久性を示し
た。また、θ=0°の試料NO.1,14およびθが3
°〜45°の範囲外である試料NO.2,12,13,
15,25,26では、900サイクル以下で使用不能
となり十分な信頼性が得られなかった。
側が浅くなるように構成した凹部内の底面に形成される
ことにより、例えばセラミックス等の熱膨張係数の小さ
い材料から成る配線基板を、有機樹脂を主成分とし熱膨
張係数が大きいプリント基板等の回路基板上に接続端子
を介して実装した場合に、両者の熱膨張係数差によって
接続端子に発生する応力を低減し、配線基板と外部の回
路基板とを長期にわたり正確かつ強固に接続させるとい
う作用効果を有する。
る配線基板と、他の回路基板Bとの実装構造の断面図で
ある。
である。
る。
部の拡大断面図である。
板との実装構造の断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】一主面に半導体素子を搭載し、他方主面に
他の回路基板の表面に実装するための接続用の端子電極
を設けた半導体素子搭載用の配線基板であって、前記端
子電極は、前記配線基板の中心側が浅くなるように構成
した凹部内の底面に形成されていることを特徴とする半
導体素子搭載用の配線基板。 - 【請求項2】前記凹部内の底面と配線基板の他方主面と
のなす角が3°〜45°であることを特徴とする請求項
1記載の半導体素子搭載用の配線基板。 - 【請求項3】前記配線基板がセラミックスからなり、配
線基板の熱膨張係数が他の回路基板の熱膨張係数よりも
小さいことを特徴とする請求項1または2記載の半導体
素子搭載用の配線基板。 - 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載の配線基板
の端子電極と他の回路基板の配線導体とを、突起状の接
続端子を介して接合したことを特徴とする半導体素子搭
載用の配線基板の実装構造。
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