JP2001035619A - ソケット装置 - Google Patents

ソケット装置

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JP2001035619A
JP2001035619A JP11212431A JP21243199A JP2001035619A JP 2001035619 A JP2001035619 A JP 2001035619A JP 11212431 A JP11212431 A JP 11212431A JP 21243199 A JP21243199 A JP 21243199A JP 2001035619 A JP2001035619 A JP 2001035619A
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JP
Japan
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contact pin
housing
slit
base end
shaped contact
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Pending
Application number
JP11212431A
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English (en)
Inventor
Itsuo Sakamoto
厳夫 坂元
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 J字型コンタクトピン2の揺動を妨げること
なくピン基端部同士の接触を回避できるソケット装置を
実現する。 【解決手段】 J字型コンタクトピン2の基端部が当接
するハウジング1内に、ハウジング1と一体形成される
突起部4を設け、この突起部4にてJ字型コンタクトピ
ン2の基端部の配置位置を決める位置決めスリットPS
を形成する。これによりJ字型コンタクトピン2は、そ
の上端側がスリットSLにて位置決めされる一方で、基
端側がスリットSLに対向するよう位置決めスリットP
Sにて位置決めされるので、従来のように、隣接するピ
ン基端部同士が傾斜して近接することが皆無となり、被
測定デバイスDUTの狭ピッチ化に対応できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、IC等の半導体装
置の性能試験等に用いて好適なソケット装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ICやLSI等の半導体装置は、組み立
て工程にてパッケージングされた後、その電気的特性を
測定する性能試験を経て良品と選別されたものを出荷す
るようにしている。この性能試験に際しては、通常、パ
ッケージに収納された半導体装置から外部に引出される
リード端子と電気的に接続させるソケット装置を用いる
場合が多い。
【0003】ここで、図3〜図4を参照してソケット装
置10の概略構造について説明する。これらの図に示す
ソケット装置10は、ガルウィング型のリード端子20
を備える被測定デバイスDUTとコンタクトする一例で
ある。ロードボードLB上に配置されるソケット装置1
0は、図4に示すように、ハウジング1の上面側に穿設
される複数のスリットSLを備え、これらスリットSL
を貫通して被測定デバイスDUTの各リード端子20に
対向するJ字型コンタクトピン2が配設されている。
【0004】J字型コンタクトピン2は、図3(イ)に
図示するように、その基端部分が円柱状のエラストマ3
を抱え込む形でハウジング1内部に係止されている。エ
ラストマ3は、可撓性樹脂材で形成される弾性体であ
る。J字型コンタクトピン2は、先端側の押圧に応じて
基端部分がエラストマ3に噛み込み、これによって先端
側に一定の反発力を生じせしめつつ揺動するようになっ
ている。
【0005】したがって、被測定デバイスDUTのリー
ド端子20をJ字型コンタクトピン2に接触させた状態
で、図示されていないソケット上蓋(あるいはハンドラ
ーヘッド)を用いて、図3(ロ)に図示するように、押
し込むと、J字型コンタクトピン2は常に元に戻ろうと
する反発力が作用してリード端子20に対して電気的接
続に必要な圧力を保持する。この結果、J字型コンタク
トピン2はリード端子20への信号伝播ラインとして機
能する。なお、図示されていないソケット上蓋(あるい
はハンドラーヘッド)は、被測定デバイスDUTのリー
ド端子20を一定の圧力で押下し続けるように、ハウジ
ング1に係止する構造となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のソケット装置10では、図4中の矢視A方向から見
てみると、図5に図示するように、ハウジング1上面に
穿設されたスリットSLにてJ字型コンタクトピン2の
配置間隔を保つ構造なので、J字型コンタクトピン2は
スリットSLを貫通する部分を支点として、ピン基端部
側が左右に振られる形となり易い。この為、図5中の破
線で示すJ字型コンタクトピン2’のように、隣接する
ピン基端部同士が傾斜して近接してしまい、被測定デバ
イスDUTの狭ピッチ化が進むと、ピン基端部同士が接
触することも起こり得る、という問題がある。
【0007】さらに、上述した構造であるが故に、J字
型コンタクトピン2をハウジング1に取り付ける際に、
スリットSLに対して傾いて挿入され易く、傾いて取り
付けられると、J字型コンタクトピン2はスリットSL
内でスムーズに揺動し得なくなり、良好なコンタクト特
性が失われる、という問題もある。
【0008】ピン基端部同士の接触や傾斜挿入の問題を
回避する為には、スリットSLの幅を狭くすれば良い
が、そのようにすると今度はハウジング1とJ字型コン
タクトピン2との間のクリアランス(例えば、J字型コ
ンタクトピン2の厚さが0.23mmであれば、0.0
5〜0.08mmのクリアランスが必要)を確保するこ
とができず、J字型コンタクトピン2がスリットSL内
でスムーズに揺動できなくなり、やはりコンタクト特性
の劣化を招致してしまう。
【0009】そこで本発明は、このような事情に鑑みて
なされたもので、J字型コンタクトピン2の揺動を妨げ
ることなくピン基端部同士の接触を回避できるソケット
装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、ハウジングに穿設され
るスリットを貫通して被測定デバイスのリード端子に対
向するようコンタクトピンを配置したソケット装置にお
いて、前記コンタクトピンの基端部が当接するハウジン
グ内に突起部を設け、当該コンタクトピンの基端部の配
置位置を決める位置決めスリットを形成することを特徴
とする。
【0011】請求項2に記載の発明では、ハウジングに
穿設される第1のスリットを貫通して被測定デバイスの
リード端子に対向するようコンタクトピンを配置したソ
ケット装置において、前記コンタクトピンの基端部が当
接するハウジング内に、当該ハウジングと一体形成され
る突起部を設け、当該コンタクトピンの基端部の配置位
置を決める第2のスリットを形成し、前記第1のスリッ
トにてコンタクトピンの上端側を、前記第2のスリット
にてコンタクトピンの基端側をそれぞれ位置決めするこ
とを特徴とする。
【0012】請求項3に記載の発明では、ハウジングに
穿設されるスリットを貫通して被測定デバイスのリード
端子に対向するようコンタクトピンを配置したソケット
装置において、 前記コンタクトピンの基端部が当接す
るハウジング内に溝を形成し、その溝にコンタクトピン
の基端部を遊嵌させ、当該基端部の配置位置を決めるこ
とを特徴とする。
【0013】本発明では、コンタクトピンの基端部が当
接するハウジング内に突起部を設け、当該コンタクトピ
ンの基端部の配置位置を決める位置決めスリットを形成
するので、コンタクトピンの揺動を妨げることなくピン
基端部同士の接触を回避することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は実施の一形態による
ソケット装置100の概略構造を示す断面図であり、こ
の図において前述した従来例と共通する要素には同一の
番号を付し、その説明を省略する。本発明によるソケッ
ト装置100が前述した従来例と相違する点は、ハウジ
ング1内に、ハウジング1と一体形成される突起部4を
設けたことにある。すなわち、図1中の矢視B方向から
見た透視図である図2に図示するように、J字型コンタ
クトピン2の基端部が当接するハウジング1内に、ハウ
ジング1と一体形成される突起部4を設けたことによ
り、J字型コンタクトピン2の基端部の配置位置を決め
る位置決めスリットPSを形成する。
【0015】しかして、このような構造によれば、J字
型コンタクトピン2はその上端側がスリットSLにて位
置決めされる一方で、基端側がスリットSLに対向する
よう位置決めスリットPSにて位置決めされるので、従
来のように、隣接するピン基端部同士が傾斜して近接す
ることが皆無となり、被測定デバイスDUTの狭ピッチ
化に対応できるソケット装置となる。また、スリットS
Lと位置決めスリットPSとの両者でJ字型コンタクト
ピン2の配置位置を決めるから、従来のように、J字型
コンタクトピン2がスリットSLに対して傾いて挿入さ
れる虞も無くなり、J字型コンタクトピン2のスムーズ
な揺動を維持でき、良好なコンタクト特性を確保でき
る。
【0016】なお、この実施の一形態では、J字型コン
タクトピン2の基端部が当接するハウジング1内に突起
部4を設けて位置決めスリットPSを形成するようにし
たが、これに替えて、J字型コンタクトピン2の基端部
が当接するハウジング1内に溝を形成し、その溝にJ字
型コンタクトピン2の基端部を遊嵌させる態様としても
良く、そのような態様でもJ字型コンタクトピン2の揺
動を妨げることなくピン基端部同士の接触を回避するこ
とができる。
【0017】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、コンタクト
ピンの基端部が当接するハウジング内に突起部を設け、
当該コンタクトピンの基端部の配置位置を決める位置決
めスリットを形成するので、コンタクトピン2の揺動を
妨げることなくピン基端部同士の接触を回避することが
でき、狭ピッチ化に対応することができる。請求項2に
記載の発明では、コンタクトピンの基端部が当接するハ
ウジング内に、当該ハウジングと一体形成される突起部
を設け、当該コンタクトピンの基端部の配置位置を決め
る第2のスリットを形成し、前記第1のスリットにてコ
ンタクトピンの上端側を、前記第2のスリットにてコン
タクトピンの基端側をそれぞれ位置決めするので、コン
タクトピン2の揺動を妨げることなくピン基端部同士の
接触を回避することができ、狭ピッチ化に対応すること
ができる。請求項3に記載の発明では、コンタクトピン
の基端部が当接するハウジング内に溝を形成し、その溝
にコンタクトピンの基端部を遊嵌させ、当該基端部の配
置位置を決めするので、コンタクトピンの揺動を妨げる
ことなくピン基端部同士の接触を回避することができ、
狭ピッチ化に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の構造を示す断面図であ
る。
【図2】図1中の矢視B方向から見たソケット装置10
0の構造を示す透視図である。
【図3】従来例を説明するための図である。
【図4】従来例を説明するための図である。
【図5】従来例を説明するための図である。
【符号の説明】
1…ハウジング、2…J字型コンタクトピン、3…エラ
ストマ、4…突起部、10,100…ソケット装置、2
0…リード端子、DUT…被測定デバイス、LB…ロー
ドボード、SL…スリット、PS…位置決めスリット。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングに穿設されるスリットを貫通
    して被測定デバイスのリード端子に対向するようコンタ
    クトピンを配置したソケット装置において、 前記コンタクトピンの基端部が当接するハウジング内に
    突起部を設け、当該コンタクトピンの基端部の配置位置
    を決める位置決めスリットを形成することを特徴とする
    ソケット装置。
  2. 【請求項2】 ハウジングに穿設される第1のスリット
    を貫通して被測定デバイスのリード端子に対向するよう
    コンタクトピンを配置したソケット装置において、 前記コンタクトピンの基端部が当接するハウジング内
    に、当該ハウジングと一体形成される突起部を設け、当
    該コンタクトピンの基端部の配置位置を決める第2のス
    リットを形成し、 前記第1のスリットにてコンタクトピンの上端側を、前
    記第2のスリットにてコンタクトピンの基端側をそれぞ
    れ位置決めすることを特徴とするソケット装置。
  3. 【請求項3】 ハウジングに穿設されるスリットを貫通
    して被測定デバイスのリード端子に対向するようコンタ
    クトピンを配置したソケット装置において、 前記コンタクトピンの基端部が当接するハウジング内に
    溝を形成し、その溝にコンタクトピンの基端部を遊嵌さ
    せ、当該基端部の配置位置を決めることを特徴とするソ
    ケット装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7632106B2 (en) 2007-08-09 2009-12-15 Yamaichi Electronics Co., Ltd. IC socket to be mounted on a circuit board
US7914295B2 (en) 2008-11-12 2011-03-29 Yamaichi Electronics Co., Ltd. Electrical connecting device
JP2011196844A (ja) * 2010-03-19 2011-10-06 Renesas Electronics Corp 電子部品用コンタクタ、電子部品の検査装置、及び、電子部品の検査方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7914295B2 (en) 2008-11-12 2011-03-29 Yamaichi Electronics Co., Ltd. Electrical connecting device
JP2011196844A (ja) * 2010-03-19 2011-10-06 Renesas Electronics Corp 電子部品用コンタクタ、電子部品の検査装置、及び、電子部品の検査方法

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