JP2001035313A - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JP2001035313A
JP2001035313A JP11210535A JP21053599A JP2001035313A JP 2001035313 A JP2001035313 A JP 2001035313A JP 11210535 A JP11210535 A JP 11210535A JP 21053599 A JP21053599 A JP 21053599A JP 2001035313 A JP2001035313 A JP 2001035313A
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JP
Japan
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contact
operation lever
movable contact
case
fixed
Prior art date
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Withdrawn
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JP11210535A
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English (en)
Inventor
Masayuki Takeda
昌之 武田
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H1/00Contacts
    • H01H1/12Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage
    • H01H1/14Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage by abutting
    • H01H1/24Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage by abutting with resilient mounting
    • H01H1/242Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage by abutting with resilient mounting the contact forming a part of a coil spring
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H21/00Switches operated by an operating part in the form of a pivotable member acted upon directly by a solid body, e.g. by a hand
    • H01H21/02Details
    • H01H21/18Movable parts; Contacts mounted thereon
    • H01H21/22Operating parts, e.g. handle
    • H01H21/24Operating parts, e.g. handle biased to return to normal position upon removal of operating force
    • H01H21/28Operating parts, e.g. handle biased to return to normal position upon removal of operating force adapted for actuation at a limit or other predetermined position in the path of a body, the relative movement of switch and body being primarily for a purpose other than the actuation of the switch, e.g. door switch, limit switch, floor-levelling switch of a lift
    • H01H21/282Operating parts, e.g. handle biased to return to normal position upon removal of operating force adapted for actuation at a limit or other predetermined position in the path of a body, the relative movement of switch and body being primarily for a purpose other than the actuation of the switch, e.g. door switch, limit switch, floor-levelling switch of a lift for actuation by moving a closing member, e.g. door, cover

Landscapes

  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)
  • Contacts (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 接触抵抗を安定させることができ、微少電流
で使用されるスイッチへの適用も可能なスイッチ装置を
提供する。 【解決手段】 収納部を有するケース1と、このケース
1に取り付けられた操作レバー2と、この操作レバー2
を復帰方向に付勢する復帰ばね3と、前記ケース1の内
部に設けられた固定接点4bと、前記固定接点4bと接
離する可動接点5とを備え、前記可動接点5は、前記操
作レバー2が前記復帰ばね3の付勢力による復帰途上に
おいて、前記可動接点5の前記当接部5bが前記固定接
点4bと当接すると共に、この当接部5bが前記復帰ば
ね3の付勢力で更に弾性変形し、前記操作レバー2の停
止時には前記可動接点5の前記当接部5bが前記復帰途
上における当接位置と異なる位置で前記固定接点4bと
接触するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫の扉の開閉
時に連動して冷却用モータのオン/オフや冷蔵庫内の照
明のオン/オフを行うスイッチ装置に関し、特にAC/
DCの両定格に使用可能な接点構造を備えたスイッチ装
置の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の冷蔵庫用のスイッチ装置の構造と
しては図7及び図8に示すものがある。図7は冷蔵庫用
スイッチ装置の片側のケースを取り除いた状態の正面
図、図8は同じく可動接点と固定接点との当接状態を示
す説明図である。
【0003】図において、ケース11は合成樹脂などの
絶縁材で形成されており、上面に開口11aを有し、内
部には収納部11bが設けられている。この収納部11
bの内底部には、青銅などの導電性の金属板からなる一
対の固定接点12a、12aが固着されている。この固
定接点12の他端側は前記ケース11の外方へ突出され
て固定端子12b、12bが形成されている。
【0004】操作レバー13は同じく合成樹脂などの絶
縁材で形成されており、中央には前記ケース11の前記
収納部11bに軸支される回転軸13aが形成されてい
る。この回転軸13aには、前記操作レバー13を復帰
方向へ付勢する捻りコイルばねからなる復帰ばね14が
軸支され、この復帰ばね14の一端側の自由端は前記ケ
ース11の一側部11cに係止され、他端側の自由端は
前記操作レバー13に設けられたばね係止部13bに係
止されたものとなっている。
【0005】また、前記操作レバー13の一端側には、
前記ケースの開口11aから突出されて外部から操作さ
れる操作部13cが設けられ、他端側の自由端には可動
接点が保持される接点保持部13dが形成されている。
前記復帰ばね14の付勢力により、前記操作レバー13
の操作部13cが前記ケース11の開口11aから常時
突出する方向へ付勢されている。
【0006】可動接点15は、鉄または青銅などの導電
性の金属材から丸棒状に形成されており、前記操作レバ
ー13の接点保持部13dにその中央部を保持され、前
記接点保持部13dから露出された両端部が一対の前記
固定接点12a、12aとの当接部(接触部)15aと
なっている。
【0007】次に、上記スイッチ装置の動作を説明す
る。冷蔵庫の扉が閉まっている状態では、前記スイッチ
装置の操作レバー13の操作部13cは、この扉によっ
て押され、前記復帰ばね14の弾性力に抗して前記ケー
ス11の開口11aから突出しない方向へ付勢されてい
る。この場合、前記操作レバー13の他端側の自由端に
保持された可動接点15は、前記ケース11の収納部1
1bの内底部に固着された一対の前記固定接点12a,
12aとは離れる方向へ付勢され接点はオフ状態となっ
ている。
【0008】次に、冷蔵庫の扉が開けられると、前記操
作レバー13は、前記復帰ばね14の付勢力で、前記ケ
ース11の開口11aから突出する方向へ付勢されるこ
とから、前記可動接点15は一対の前記固定接点12
a、12aと当接する方向へ付勢され、前記可動接点1
5と一対の前記固定接点12a,12aが接触した時、
接点はオン状態となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の冷蔵庫用のスイッチ装置の構造においては、冷
蔵庫の扉の開閉時に連動して冷却用モータのオン/オフ
や冷蔵庫内の照明のオン/オフなどを行うことから、ス
イッチの切換時にアークが発生する。このために、前記
可動接点15が前記固定接点12aに接触する時に発生
するアークで接触部の表面が荒れた状態となり、この荒
れた状態の接触部がそのまま接続状態を維持する接点部
となるため、接点部の接触抵抗が大きくなり接触不良を
引き起こす原因となっていた。また、接点部の劣化が激
しく、接点の寿命性にも問題があった。
【0010】また、接点部の接触抵抗が大きいことか
ら、DC(二次側)電力などの比較的微少電流で使用さ
れるスイッチへ適用する場合には接触が不安定となり、
その適用が困難であった。
【0011】したがって、本発明では上述した問題点を
解決し、冷蔵庫用のスイッチ装置であって、スイッチの
切換時に接点部にアークが発生した場合においても、最
初の当接時の接点部と接続状態を維持する接点部とを異
ならせることにより接触抵抗の増加を防止し、また、摺
動を伴うため接触部表面のクリーニング効果が得られ、
接触抵抗を安定させることができ、微少電流で使用され
るスイッチへの適用も可能なスイッチ装置を提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では第1の手段として、収納部を有するケース
と、このケースに移動可能に取り付けられた操作レバー
と、この操作レバーを復帰方向に付勢する復帰ばねと、
前記ケースの内部に設けられた固定接点と、前記操作レ
バーの自由端に係止され、前記固定接点と接離する可動
接点とを備え、前記可動接点は、前記固定接点との当接
部が弾性変形可能な弾性部材で形成され、前記操作レバ
ーが前記復帰ばねの付勢力による復帰途上において、前
記可動接点の前記当接部が前記固定接点と当接すると共
に、この当接部が前記復帰ばねの付勢力で更に弾性変形
し、前記操作レバーの停止時には前記可動接点の前記当
接部が前記復帰途上における当接位置と異なる位置で前
記固定接点と接触するようにしたことを特徴とする。
【0013】また、第2の手段として、前記可動接点は
コイルばねで形成され、前記操作レバーを付勢する前記
復帰ばねの付勢力は、前記可動接点のコイルばねの弾性
力よりも高く設定され、前記復帰ばねの付勢力が、前記
コイルばねの弾性力に抗して前記可動接点を弾性変形さ
せることを特徴とする。
【0014】また、第3の手段として、前記ケースに
は、前記可動接点のコイルの巻芯方向に一対の前記固定
接点が対向して配置されており、一対の前記固定接点に
は前記可動接点の当接部と当接する当接面が形成される
と共に、この当接面が対向する一対の前記固定接点間の
中央に向かう方向に凹状となる傾斜面で形成され、この
傾斜面に沿って前記可動接点の当接部が移動することを
特徴とする。
【0015】また、第4の手段として、前記操作レバー
と前記ケースとの間にストッパー部を設け、このストッ
パー部は、前記操作レバーの停止時においては働かず、
この状態から更に、前記固定接点に対して前記可動接点
の接触圧が増加する方向に前記操作レバーが移動した
時、前記操作レバーの移動を阻止するようにしたことを
特徴とする。
【発明の実施の形態】
【0016】以下、本発明の1実施例を図1乃至図6に
示す。図1は本発明の冷蔵庫用スイッチ装置の片側のケ
ースを取り除いた状態の正面図、図2は同じく冷蔵庫用
スイッチ装置の可動接点と固定接点との当接状態を示す
説明図、図3は固定端子の平面図、図4は同じく固定端
子の正面図、図5は可動接点の正面図、図6は同じく可
動接点の側面図である。
【0017】図において、ケース1は、合成樹脂などの
絶縁材で形成されており、上面に開口1cを有し、この
開口1cに連接されて後述する操作レバーなどが収納さ
れる収納部1dが形成されている。このケース1は2つ
の左右対称な形状からなる左ケース1aと右ケース1b
とから構成されており、お互いに前記収納部1dを対向
させて重ね合わせることにより内部に前記収納部1dを
有する箱形の前記ケース1が形成されるものとなってい
る。また、前記左ケース1a及び右ケース1bからなる
収納部1dには、対向した一対の支軸1eが設けられて
おり、この支軸1eに後述する操作レバーが軸支される
ものとなっている。また、前記ケース1の両側部には、
一対のフック部1fが形成されており、このフック部1
fで図示しない冷蔵庫などの取付パネルへ取り付けられ
て固定されるものとなっている。
【0018】操作レバー2は、同じく合成樹脂などの絶
縁材で形成されており、その中央の一端には、前記ケー
ス1の支軸1eに回動自在に軸支される軸穴2aを有す
る円筒状の回転軸2bが設けられている。この回転軸2
bを挟んで一方の自由端には、前記ケース1の開口1c
から突出配置され、冷蔵庫の扉などに当接されることに
より前記回転軸2bを中心として回動動作される操作部
2cが形成されており、また、他方の自由端には後述す
る可動接点が保持され、後述する固定接点との接離が行
われる接点保持孔2dが形成されている。また、前記操
作レバー2の中央の前記回転軸2bの形成箇所とは反対
側には、前記操作レバー1の両側面部から突出する方向
へ突出された突起部2eが形成されており、この突起部
2eが前記ケース1の開口1c内頂部1gに当接するこ
とにより前記操作レバー2の回動が阻止されるストッパ
ー部となっている。
【0019】復帰ばね3は、ばね用の線材から形成され
た捻りコイルばねで形成されている。この復帰ばね3の
コイル中心部は、前記操作レバー2の回転軸2bに挿入
し軸支されており、一方の自由端で付勢力の作用点とな
る作用端部3aは、前記操作レバー2に設けられたばね
係止部2fに係止され、また、他方の自由端で支点とな
る支点端部3bは、前記ケース1の収納部1d内側面に
設けられたばね当接部2gに当接されている。このよう
に、前記操作レバー2と前記復帰ばね3が前記収納部1
dに組み込まれた状態で、前記操作レバー2が前記ケー
ス1の開口1cから突出する方向へ付勢されているもの
となっている。
【0020】固定端子4は、青銅などの導電性を有する
金属材から形成されており、表面にはニッケル、銀など
の貴金属めっきが施されている。この固定端子4は前記
ケース1の収納部1d内底部にその基部4aが圧入また
はカシメなどの方法で固着されている。前記固定端子4
は、前記基部4aと、この基部4aから前記ケース1の
収納部1d内に突出して配設された固定接点4bと、こ
の固定接点4bとは反対側で、この基部4aから前記ケ
ース1の外方へ突出して配設された接続端子4cとから
形成されている。
【0021】前記固定端子4は、前記ケース1の収納部
1d内底部に、一対の前記固定接点4bが対向された状
態で配置されており、前記固定接点4bは、両端部が略
U字状に折り曲げられて、このU字状に折り曲げられた
部分が後述する可動接点との当接面4dとなっている。
また、この当接面4dは、対向する一対の前記固定接点
4b間の中央に向かう方向に凹状となるような傾斜面で
形成されており、この傾斜面に沿って後述する可動接点
の当接部が摺接しながら移動するように形成されてい
る。
【0022】可動接点5は、ばね用リン青銅などの導電
性を有する金属線材から形成されており、表面にはニッ
ケル、銀などの貴金属めっきが施されている。この可動
接点5は、全体がコイルばね状に形成されており、中央
が前記操作レバー2の自由端に形成された接点保持孔2
dに保持される保持部5aとなり、両端が一対の前記固
定接点4bの当接面4dと当接する当接部5bとなって
いる。この当接部5bは、前記固定接点4bの当設面4
dと当接した時、自身の弾力性で撓むことにより、前記
当接面4d上を摺接しながら移動できるように形成され
ている。
【0023】次に、上述した本発明のスイッチ装置の動
作を説明する。スイッチ装置が取り付けられた冷蔵庫に
おいて、この冷蔵庫の扉が閉まっている状態では、スイ
ッチ装置の前記操作レバー2の前記操作部2cは、この
扉によって押されることとなり、前記操作レバー2の前
記回転軸2bに軸支された前記復帰ばね3の弾性力に抗
して、前記ケース1の開口1cから突出しない方向へ付
勢された状態となっている(図1に点線で示す)。この
場合、前記操作レバー2の自由端に形成された前記接点
保持孔2dに保持された前記可動接点5は、前記ケース
1の収納部1dの内底部に固着された一対の前記固定接
点4bとは離れる方向へ付勢された状態となり、スイッ
チ装置の接点はオフ状態となっている。
【0024】次に、人間の手などによって前記冷蔵庫の
扉が開けられると、前記操作レバー2は、前記復帰ばね
3の付勢力により、前記ケース1の開口1cから突出す
る方向へ付勢されることから、前記操作レバー2の前記
接点保持孔2dに保持された前記可動接点5は、前記固
定接点4bと当接する方向へ付勢されることとなり、前
記可動接点5の当接部5bと一対の前記固定接点4bの
当接面4dが当接され、接触した状態となることでスイ
ッチ装置の接点はオン状態に切り替わるものとなる。
【0025】この場合、前記可動接点5は、ばね用の金
属線材でコイルばね状に形成されており、前記復帰ばね
3が前記操作レバー2を付勢する付勢力を、前記可動接
点5のコイルばねの弾性力よりも高く設定してあること
から、前記可動接点5の当接部5bが前記固定接点4b
の当接面4dと当接した後に、前記復帰ばね3の付勢力
が、前記コイルばねの弾性力に抗して前記可動接点5を
付勢することで、前記可動接点5を弾性変形させること
となる(図2参照)。
【0026】また、前記ケース1には、前記可動接点5
のコイルの巻芯方向に一対の前記固定接点4bが対向し
て配置されており、前記固定接点4bの当接面4dが、
対向する一対の前記固定接点4b間の中央に向かう方向
に凹状となる傾斜面で形成されていることから、この傾
斜面に沿って前記可動接点5の両端の当接部5bが摺接
しながら移動することとなる。
【0027】この時、図2に示すように、前記可動接点
5の当接部5bが前記復帰ばね3の付勢力で更に弾性変
形するが、前記操作レバー2の停止時(すなわち前記復
帰ばね3と前記可動接点5のコイルばねとのばね応力が
均衡した時)には、前記可動接点5が前記固定接点4b
と当接する初期の当接位置A(図2に2点鎖線で示す)
とは異なる位置Bで、前記可動接点5の当接部5bが前
記固定接点4bの当接面4dと接触した状態となるた
め、前記可動接点5が前記固定接点4bと当接する時に
アークが発生し、前記当接位置Aの接触部の表面が荒ら
されたとしても、スイッチのオン時の定常電流が流れる
最終の接点当接位置Bでは安定した接触が得られ、接触
抵抗が大きくなることによる接触不良の発生を防止し、
接点部の寿命性も向上できるものとなる。
【0028】また、前記操作レバー2の停止時、即ち、
前記操作レバー2が前記復帰ばね3の付勢力で復帰した
状態(接点オン状態)においては、前記操作レバー2の
ストッパー部である前記突起部2eは前記ケース1には
当接しないため働いておらず、この状態から更に、何ら
かの外力で前記固定接点4bに対して前記可動接点5の
接触圧が増加する方向に前記操作レバー2が移動した場
合に、前記操作レバー2の移動を阻止するように、前記
突起部2eが前記ケース1の内頂部1gに当接してスト
ッパーが働くように形成されている。
【0029】本発明のスイッチ装置においては、スイッ
チオン時の通電時の接触抵抗を小さくすることができる
ことから、DC(二次側)電力などの比較的微少電流で
使用される電源のスイッチへも適用することが可能とな
っている。
【0030】上述した本発明の実施例においては、前記
操作レバー2を前記回転軸2bを中心として回動可能な
回動式レバーの構成として説明したが、本発明はこれに
限定されるものではなく、例えば、プッシュ式の操作レ
バーで構成しても良く、この場合にも上記実施例と同様
な効果が得られるのは勿論である。また、前記可動接点
5はコイルばね状の金属線材で形成したが、これに変え
て板状の金属ばねで形成しても良い。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のスイッチ
装置は、可動接点は固定接点との当接部が弾性変形可能
な弾性部材で形成され、操作レバーが復帰ばねの付勢力
による復帰途上において、可動接点の当接部が固定接点
と当接すると共に、この当接部が復帰ばねの付勢力で更
に弾性変形し、操作レバーの停止時には可動接点の当接
部が復帰途上における当接位置と異なる位置で固定接点
と接触するようにしたことから、可動接点が固定接点と
当接する時にアークが発生し、当接位置の接触部の表面
が荒らされたとしても、スイッチのオン時の定常電流が
流れる最終の接点当接位置では安定した接触が得られ、
接触抵抗が大きくなることによる接触不良の発生を防止
し、接点部の寿命性も向上できる。
【0032】また、可動接点はコイルばねで形成され、
操作レバーを付勢する復帰ばねの付勢力は、可動接点の
コイルばねの弾性力よりも高く設定され、復帰ばねの付
勢力が、コイルばねの弾性力に抗して可動接点を弾性変
形させることから、簡易な構造で安定した接触が得られ
ると共に、接点の信頼性が向上する。
【0033】また、ケースには、可動接点のコイルの巻
芯方向に一対の固定接点が対向して配置されており、一
対の固定接点には可動接点の当接部と当接する当接面が
形成されると共に、この当接面が対向する一対の固定接
点間の中央に向かう方向に凹状となる傾斜面で形成さ
れ、この傾斜面に沿って可動接点の当接部が移動するこ
とから、可動接点と固定接点との当接位置が摺動を伴っ
て変化することが可能なため、接触部分の被膜や異物を
除去するクリーニング効果が得られ、通電時の接触抵抗
を小さくでき、DC(二次側)電力などの比較的微少電
流で使用される電源のスイッチへの適用が可能となる。
【0034】また、操作レバーとケースとの間にストッ
パー部を設け、このストッパー部は、操作レバーの停止
時においては働かず、この状態から更に、固定接点に対
して可動接点の接触圧が増加する方向に操作レバーが移
動した時、操作レバーの移動を阻止するようにしたこと
から、操作レバーの停止時には安定した接触状態が維持
されると共に、不慮の外力が加わった場合においても接
点部への過剰な荷重を防止し、接点部の損傷などを回避
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例である冷蔵庫用スイッチ装置
の片側のケースを取り除いた状態を示す正面図である。
【図2】本発明の同じく冷蔵庫用スイッチ装置の可動接
点と固定接点との当接状態を示す説明図である。
【図3】本発明の同じく固定端子を示す平面図である。
【図4】本発明の同じく固定端子を示す正面図である。
【図5】本発明の同じく可動接点を示す正面図である。
【図6】本発明の同じく可動接点を示す側面図である。
【図7】従来の冷蔵庫用スイッチ装置の片側のケースを
取り除いた状態を示す正面図である。
【図8】従来の冷蔵庫用スイッチ装置の可動接点と固定
接点との当接状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ケース 1a 右ケース 1b 左ケース 1c 開口 1d 収納部 1e 支軸 1f フック部 1g 内頂部 2 操作レバー 2a 軸穴 2b 回転軸 2c 操作部 2d 接点保持孔 2e 突起部(ストッパー部) 2f ばね係止部 2g ばね当接部 3 復帰ばね 3a 作用端部 3b 支点端部 4 固定端子 4a 基部 4b 固定接点 4c 接続端子 4d 当接面 5 可動接点 5a 保持部 5b 当接部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01H 21/28 H01H 21/28 E

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納部を有するケースと、このケースに
    移動可能に取り付けられた操作レバーと、この操作レバ
    ーを復帰方向に付勢する復帰ばねと、前記ケースの内部
    に設けられた固定接点と、前記操作レバーの自由端に係
    止され、前記固定接点と接離する可動接点とを備え、前
    記可動接点は、前記固定接点との当接部が弾性変形可能
    な弾性部材で形成され、前記操作レバーが前記復帰ばね
    の付勢力による復帰途上において、前記可動接点の前記
    当接部が前記固定接点と当接すると共に、この当接部が
    前記復帰ばねの付勢力で更に弾性変形し、前記操作レバ
    ーの停止時には前記可動接点の前記当接部が前記復帰途
    上における当接位置と異なる位置で前記固定接点と接触
    するようにしたことを特徴とするスイッチ装置。
  2. 【請求項2】 前記可動接点はコイルばねで形成され、
    前記操作レバーを付勢する前記復帰ばねの付勢力は、前
    記可動接点のコイルばねの弾性力よりも高く設定され、
    前記復帰ばねの付勢力が、前記コイルばねの弾性力に抗
    して前記可動接点を弾性変形させることを特徴とする請
    求項1記載のスイッチ装置。
  3. 【請求項3】 前記ケースには、前記可動接点のコイル
    の巻芯方向に一対の前記固定接点が対向して配置されて
    おり、一対の前記固定接点には前記可動接点の当接部と
    当接する当接面が形成されると共に、この当接面が対向
    する一対の前記固定接点間の中央に向かう方向に凹状と
    なる傾斜面で形成され、この傾斜面に沿って前記可動接
    点の当接部が移動することを特徴とする請求項1、又は
    2記載のスイッチ装置。
  4. 【請求項4】 前記操作レバーと前記ケースとの間にス
    トッパー部を設け、このストッパー部は、前記操作レバ
    ーの停止時においては働かず、この状態から更に、前記
    固定接点に対して前記可動接点の接触圧が増加する方向
    に前記操作レバーが移動した時、前記操作レバーの移動
    を阻止するようにしたことを特徴とする請求項1、又は
    2、又は3記載のスイッチ装置。
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