JP2001035196A - 故障解析機能を備えた半導体集積回路装置 - Google Patents

故障解析機能を備えた半導体集積回路装置

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JP2001035196A
JP2001035196A JP11211107A JP21110799A JP2001035196A JP 2001035196 A JP2001035196 A JP 2001035196A JP 11211107 A JP11211107 A JP 11211107A JP 21110799 A JP21110799 A JP 21110799A JP 2001035196 A JP2001035196 A JP 2001035196A
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memory cell
comparison
circuit
comparison control
control signal
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Hideshi Maeno
秀史 前野
Tokuya Oosawa
徳哉 大澤
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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    • G11C29/44Indication or identification of errors, e.g. for repair
    • GPHYSICS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 RAM内のメモリセルの故障を検出した場
合、その故障の種類を判定することは困難であった。 【解決手段】 比較制御回路6が制御信号CA<>,D
C<>等に従ってメモリセル群34〜37内の単一ビッ
ト、所定のロウ、所定のビット、あるいは所定パターン
のメモリセルを選択する比較制御信号CCMPを生成
し、コンパレータ292を備えたSFF2〜5へ出力
し、アドレス信号が入力され、テスト対象メモリセルか
らデータが読み出された場合のみ、コンパレータ292
はデータと期待値との間での比較動作を実行させ、比較
結果を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体集積回路
装置内のRAM等の記憶回路に対してテストを実施し、
詳細な故障解析を行う故障解析機能を備えた半導体集積
回路装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路装置を構成する記憶回路
部に対する従来のテスト回路としては、例えば、特開平
8−94718号公報(米国特許USPNo.5815
512)に開示されているものがある。
【0003】図29は、記憶回路であるRAMの従来の
テスト用スキャンフリップフロップ(SFF)を示す回
路図であり、図において、291はスキャンフリップフ
ロップ、292はスキャンフリップフロップ291内に
組み込まれているコンパレータである。このコンパレー
タ292は、RAM等の記憶回路からの出力と既設定の
期待値との間で比較を行い、得られた比較結果を出力す
る。293は、コンパレータ292から出力された比較
結果を保持するフリップフロップ(FF)である。
【0004】図30は、従来のテスト回路を備えた記憶
回路としてのRAMを示すブロック図であり、図におい
て、301は記憶回路であるRAM、291はスキャン
フリップフロップであり、4個(4ビット)のスキャン
フリップフロップ291が直列に接続されRAM301
のテスト用スキャンパスを構成している。このスキャン
フリップフロップ291の構成は、図29に示したもの
と同じである。
【0005】図31は、テスト対象のRAM301を示
す構成図であり、32ワード、4ビットのRAMを示し
ている。図において、WDは書き込みドライバー回路、
SAはセンスアンプ、311,312はそれぞれYアド
レスデコーダ、Xアドレスデコーダ(Y−Decode
r、X−Decoder)、313はカラムセレクタ
(COL−SEL)、314はそれぞれが32個のメモ
リセルからなるメモリセル群(G0〜G3)である。
【0006】また、DI<>はデータ入力端子を介して
入力される入力データ信号、DO<>はデータ出力端子
を介してRAMの外部へ出力される出力データ信号、A
<>(XA<>,YA<>)はアドレス端子を介して入
力されるアドレス信号、WEはライトイネーブル制御端
子を介して入力されるライトイネーブル信号である。
【0007】一般に、図31に示すように、1ビットの
データ入出力に対応するメモリセル群は2次元配列(4
×8)で構成されている。図31に示すRAM301内
のメモリセルは、Xアドレス(XA<2>,XA<1
>,XA<0>)およびYアドレス〈YA<1>,YA
<0>)により選択される。
【0008】図31に示したRAM301の構成では、
メモリセル群314(G0〜G3)のそれぞれは32
(=4×8)個のメモリセルから構成されており、各メ
モリセルには0から31までのアドレスが付与されてい
る。例えば、アドレス信号XA<2>=1,XA<1>
=0,XA<0>=1,YA<1>=1,およびYA<
0>=0の場合、Xデコーダ312の出力X5が活性化
され、各カラムセレクタ313の出力Y2が選択され
る。その結果、各メモリセル群314(G0〜G3)の
22番地のメモリセルが選択される。
【0009】次に動作について説明する。RAM301
では、メモリセル群314(G0〜G3)から読み出さ
れた4ビット分のデータ出力信号DO<0>,DO<1
>,DO<2>,DO<3>が、それぞれ対応するスキ
ャンパスのスキャンフリップフロップ291へ出力され
る。
【0010】RAM301のテストを実行する場合、以
下の手順でテストが実施される。先ず、RAM301の
テスト実行開始前に、制御信号TM=0,SM=1に設
定する。そして、この状態で、最上段のスキャンフリッ
プフロップ291のSI端子を介して、信号SIDI=
1(図29に示すスキャンフリップフロップ(SFF)
では信号SI)を入力する。
【0011】図30に示した従来例では、スキャンフリ
ップフロップ291は直列に4個つながっているので、
データをシリアル入力して、全てのスキャンフリップフ
ロップ291に値1を設定する場合4クロック必要であ
る。その結果、各スキャンフリップフロップ291の端
子SOを介して出力される出力信号SODOは、それぞ
れ、SO<0>=1,SO<1>=1,SO<2>=
1,SO<3>=1となる。
【0012】次に、制御信号TMおよびSMを、TM=
1,SM=1に設定する。この状態で、RAM301の
全アドレスに対してテストを実行する。即ち、RAM3
01に対するテスト用データの書き込みや読み出しを実
行しながら、期待値EXP及び比較制御信号CMP(例
えば、CMP=1でコンパレータ292へ比較動作の実
行を指示する)を適切に制御する。
【0013】その結果、RAM301内のメモリセルに
故障があれば、期待値EXPとRAM301のメモリセ
ルから読み出されたデータ出力端子DO<>の値とが異
なるので、スキャンフリップフロップ291内のコンパ
レータ(図29におけるコンパレータ292に相当す
る)の出力が0になり、対応するスキャンフリップフロ
ップ291は、クロックTに同期して0にリセットされ
る。
【0014】例えば、RAM301内のメモリセルから
読み出されたデータ出力信号DO<2>に対応するスキ
ャンフリップフロップ291(SFF〈2〉)で故障が
検出された場合、そのスキャンフリップフロップから出
力される信号は、SO<2>=0になる。他のスキャン
フリップフロップからの出力される信号は、SO<0>
=1,SO<1>=1,SO<3>=1を保持する。
【0015】次に、制御信号TMおよびSMを、TM=
0,SM=1に設定し、最後段のスキャンフリップフロ
ップ291の出力端子SOを介して外部へ、テスト結果
SO<0>をシフトアウトする。テスト結果がシリアル
に外部へ出力される場合、出力信号SO<0>はシリア
ル出力データSODOとなる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体集積回路
は、以上のように構成されていたので、メモリセル群G
3のテスト結果はスキャンフリップフロップ(SFF)
<3>に、メモリセル群G2のテスト結果はスキャンフ
リップフロップ(SFF)<2>に、メモリセル群G1
のテスト結果はスキャンフリップフロップ(SFF)<
1>に、そしてメモリセル群G0のテスト結果はスキャ
ンフリップフロップ(SFF)<0>へ格納される。
【0017】従って、故障が検出された場合に、故障の
詳細、つまり、故障モードが、メモリセルの単一ビット
故障か、ビット・ライン故障か、ワード・ライン故障の
いずれであるかを診断することは困難であるという課題
があった。この発明は上記のような課題を解決するため
になされたもので、RAM等の記憶回路部に対して効率
良くテストを実施し、詳細な故障の解析を容易に実行可
能な故障解析機能を備えた半導体集積回路装置を得るこ
とを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明に係る故障解析
機能を備えた半導体集積回路は、複数のメモリセル群を
備え、アドレス信号で指定された各メモリセル群内のメ
モリセルに格納されたデータを読み出し出力する記憶回
路と、前記複数のメモリセル群に対応して設けられ、前
記メモリセル内から読み出されたデータと予め設定され
ている期待値とを比較するコンパレータを含み、互いに
直列に接続された複数のスキャンフリップフロップから
構成され比較結果を出力するスキャンパスと、前記アド
レス信号および制御信号を入力し、前記アドレス信号で
指定されたメモリセルが、前記制御信号に基づいて指定
される少なくとも1つ以上のメモリセルからなるメモリ
セルグループの範囲内である場合にのみ、読み出された
前記データと前記期待値との間の比較動作を実行させる
ための比較制御信号を生成し、生成した前記比較制御信
号を前記複数のスキャンフリップフロップのそれぞれに
出力する比較制御回路とを備えたことを特徴とするもの
である。
【0019】この発明に係る故障解析機能を備えた半導
体集積回路においては、比較制御回路が、特定の単一ア
ドレスで指定されるメモリセルのみに関して比較動作を
実行させることを指示する比較制御信号を、複数のスキ
ャンフリップフロップへ出力することを特徴とするもの
である。
【0020】この発明に係る故障解析機能を備えた半導
体集積回路においては、比較制御回路が、特定の単一ア
ドレスで指定されるメモリセル以外のメモリセルに関し
て、比較動作を実行させることを指示する比較制御信号
を、複数のスキャンフリップフロップへ出力することを
特徴とするものである。
【0021】この発明に係る故障解析機能を備えた半導
体集積回路においては、比較制御回路が、各メモリセル
群において、1つのワード線に対応するメモリセルグル
ープに属するメモリセルに関して比較動作を実行させる
ことを指示する比較制御信号を、複数のスキャンフリッ
プフロップへ出力することを特徴とするものである。
【0022】この発明に係る故障解析機能を備えた半導
体集積回路においては、比較制御回路が、各メモリセル
群の全ワード線数未満の複数のワード線で指定されるメ
モリセルグループに属するメモリセルに関して比較動作
を実行させることを指示する比較制御信号を、複数のス
キャンフリップフロップへ出力することを特徴とするも
のである。
【0023】この発明に係る故障解析機能を備えた半導
体集積回路においては、比較制御回路が生成し出力する
比較制御信号により指定される比較動作対象のメモリセ
ルからなるメモリセルグループは、隣接する複数のワー
ド線で指定されるメモリセルグループであることを特徴
とするものである。
【0024】この発明に係る故障解析機能を備えた半導
体集積回路においては、比較制御回路が、隣接する複数
のワード線以外のワード線に対応するメモリセルグルー
プに属するメモリセルに関して比較動作を実行させるこ
とを指示する比較制御信号を、複数のスキャンフリップ
フロップへ出力することを特徴とするものである。
【0025】この発明に係る故障解析機能を備えた半導
体集積回路においては、比較制御回路が、各メモリセル
群において、1つのビット線に対応するメモリセルグル
ープに属するメモリセルに関して比較動作を実行させる
ことを指示する比較制御信号を、複数のスキャンフリッ
プフロップへ出力することを特徴とするものである。
【0026】この発明に係る故障解析機能を備えた半導
体集積回路においては、比較制御回路が、各メモリセル
群において、複数のビット線に対応するメモリセルグル
ープに属するメモリセルに関して比較動作を実行させる
ことを指示する比較制御信号を、複数のスキャンフリッ
プフロップへ出力することを特徴とするものである。
【0027】この発明に係る故障解析機能を備えた半導
体集積回路においては、比較制御回路が生成し出力する
比較制御信号により指定される比較動作対象のメモリセ
ルからなるメモリセルグループは、隣接する複数のビッ
ト線で指定されるメモリセルグループであることを特徴
とするものである。
【0028】この発明に係る故障解析機能を備えた半導
体集積回路においては、比較制御回路が生成し出力する
比較制御信号により指定される比較動作対象のメモリセ
ルからなるメモリセルグループは、隣接する複数のビッ
ト線以外のビット線で指定されるメモリセルグループで
あることを特徴とするものである。
【0029】この発明に係る故障解析機能を備えた半導
体集積回路においては、比較制御回路が、各メモリセル
群において、チェッカボード模様状の1つ置き毎のメモ
リセルで比較動作を実行させることを指示する比較制御
信号を、複数のスキャンフリップフロップへ出力するこ
とを特徴とするものである。
【0030】この発明に係る故障解析機能を備えた半導
体集積回路においては、各スキャンフリップフロップに
備えられたコンパレータでの比較結果を入力し、前記比
較結果に応じて、比較制御回路から出力されるところの
比較制御信号が指定するメモリセルを変更するための制
御信号を生成し、前記比較制御回路へ出力し、前記メモ
リセルでの比較動作を繰り返し実行するように制御する
繰返し制御回路をさらに備えたことを特徴とするもので
ある。
【0031】この発明に係る故障解析機能を備えた半導
体集積回路においては、スキャンパスを構成する複数の
スキャンフリップフロップにおける隣接するスキャンフ
リップフロップから出力された比較結果をAND演算す
る複数のAND回路からなる第1段のAND回路群と、
前記第1段のAND回路群の所定のAND回路の出力を
AND演算する第2段のAND回路とをさらに備えたこ
とを特徴とするものである。
【0032】この発明に係る故障解析機能を備えた半導
体集積回路においては、記憶回路および比較制御回路
へ、同時にかつシリアルにアドレス信号を供給するシフ
トレジスタを備えたことを特徴とするものである。
【0033】この発明に係る故障解析機能を備えた半導
体集積回路においては、シフトレジスタが、アドレス信
号のXアドレス信号およびYアドレス信号のそれぞれに
対応して設けられていることを特徴とするものである。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1による
故障解析機能を備えた半導体集積回路装置を示すブロッ
ク図であり、図において、1はRAM(記憶回路)、2
〜5はスキャンフリップフロップ(SFF)であり、4
個のスキャンフリップフロップ2〜5が直列に接続さ
れ、RAM1のテスト用スキャンパスを構成している。
このスキャンフリップフロップ2〜5のそれぞれの構成
は、図29に示したものと同じである。
【0035】6は、半導体集積回路装置内に設けられて
いる、例えば、セルフテストコントローラ(図示せ
ず)、あるいはCPU等で生成され送信されてくる制御
信号DC<>(Don‘t Care)、CA<>(C
are Address)、A<>(XA<>,YA<
>)(Address)、CINV(Care Inv
ert)、およびCMP(Compare)に基づい
て、スキャンフリップフロップ2〜5内のコンパレータ
(図29に示したコンパレータ292に相当する)にお
ける比較動作を制御するための比較制御信号CCMPを
生成し、スキャンフリップフロップ2〜5へ出力する比
較制御回路である。
【0036】図2は、図1に示した半導体集積回路装置
内の比較制御回路6の構成を示す回路図である。図2に
示すように、この比較制御回路6は、各アドレスXA<
2>(A<4>),XA<1>(A<3>),XA<0
>(A<2>),YA<1>(A<1>),YA<0>
(A<0>)毎に設けられたNXOR回路21,OR回
路22、および、Xアドレス、Yアドレス毎のAND演
算を行うAND回路23、そして、Xアドレス、Yアド
レスの演算結果のAND演算を行うAND回路24、制
御信号CINVとAND回路24の出力とのNXOR演
算を行うXOR回路25、制御信号CMPとのAND演
算を行うAND回路26から構成されている。
【0037】このように、比較制御回路6は、Xアドレ
スおよびYアドレスを含むアドレス信号A<4>〜A<
0>、制御信号CA<4>〜CA<0>およびDC<4
>〜DC<0>の各組み合わせに対応して設けられた複
数段のNXOR回路21およびOR回路22、そしてA
ND回路23、XOR回路25、AND回路26から構
成されている。
【0038】図3は、テスト対象の記憶回路としてのR
AM1の構成を示すブロック図であり、図31に示した
ものと同様に32ワード、4ビットのRAMを示してい
る。図において、WDは書き込みドライバー回路、SA
はセンスアンプ、31、32はそれぞれYアドレスデコ
ーダ(Y−Decoder)、Xアドレスデコーダ(X
−Decoder)、33はカラムセレクタ(COL−
SEL)、34〜37はメモリセル群である。
【0039】G30〜G33は選択されたメモリセルグ
ループを示しているが、図3では、各メモリセル群34
〜37内の1個のメモリセル(24番)のみが選択され
ている。DI<>はデータ入力端子を介して入力される
入力データ信号、DO<>はデータ出力端子を介してR
AM1の外部へ出力される出力データ信号、A<>(X
A<>,YA<>)はアドレス端子を介して入力される
アドレス信号、WEはライトイネーブル制御端子を介し
て入力されるライトイネーブル信号である。
【0040】次に動作について説明する。図2に示す比
較制御回路6では、アドレス信号XA<2>(A<4
>)、制御信号CA<4>,DC<4>のグループに関
し、NXOR回路21が、アドレス信号XA<2>(A
<4>)と制御信号CA<4>とのNXOR演算を行
い、OR回路22が、得られた演算結果と制御信号DC
<4>との間のOR演算を行う。
【0041】同様に、他のアドレス信号XA<1>,X
A<0>,YA<1>,YA<0>に関しても同様の演
算を行い、得られたOR演算結果に対してのAND演算
をAND回路23が実行し、Xアドレス、Yアドレスの
それぞれのAND回路23からの出力のAND演算をA
ND回路24が実行する。そして、AND回路24と制
御信号CINVとのXOR演算をXOR回路25で実行
する。そして最後に、XOR回路25の出力と制御信号
CMPとのAND演算をAND回路26にて実行し、得
られた論理演算結果は、比較制御信号CCMPとして、
各スキャンフリップフロップ2〜5へ出力される。
【0042】次に、図3に示すRAM1内のメモリセル
のテスト動作を説明する。RAM1と比較制御回路6へ
は、同じアドレス信号AA<4:0>(=A<4:0
>)が出力される。RAM1を構成する各メモリセル群
34〜37内の各メモリセルから読み出された4ビット
分のデータ出力信号DO<3>,DO<2>,DO<1
>,DO<0>が、それぞれ対応するスキャンパスのス
キャンフリップフロップ2〜5へ出力される。
【0043】RAM1内のメモリセルのテストを実行す
る場合、以下の手順でテストが実施される。先ず、RA
M1のメモリセルのテスト実行開始前に、制御信号TM
=0およびSM=1と設定する。そして、この状態で、
最上段のスキャンフリップフロップ2の入力端子SIか
ら入力データSODO=1を入力する。
【0044】図1に示すように、スキャンフリップフロ
ップ2〜5は直列に4個接続されたスキャンパスを構成
しているので、全てのスキャンフリップフロップ2〜5
に値1を設定する場合、4クロック必要である。その結
果、各スキャンフリップフロップ2〜5の出力端子SO
から出力される信号SO<>は、それぞれ、SO<3>
=1,SO<2>=1,SO<1>=1,SO<0>=
1となる。
【0045】次に、制御信号TM,SMをTM=1,S
M=1に設定する。この状態で、RAM1内の各メモリ
セルのテストを実行する。即ち、比較制御信号CCMP
の値を適切に制御して、RAM1に対するテスト用デー
タの書き込み、読み出しを実行して期待値EXPと比較
する。
【0046】その結果、RAM1内のメモリセルに故障
があれば、期待値EXPとRAM1内のメモリセルから
読み出されたデータ出力端子DO<>の値とが異なるの
で、スキャンフリップフロップ2〜5内のコンパレータ
(図29におけるコンパレータ292)の出力が0とな
り、対応するスキャンフリップフロップ2〜5がクロッ
クTに同期して0にリセットされる。
【0047】例えば、RAM1内の選択されたメモリセ
ルから読み出されたデータ出力信号DO<2>に対応す
るスキャンフリップフロップ3(SFF〈2〉)で故障
が検出された場合、そのスキャンフリップフロップ3か
ら出力される出力信号はSO<2>=0になる。他のス
キャンフリップフロップ2,4,5から出力される出力
信号は、SO<3>=1,SO<1>=1,SO<0>
=1を保持する。
【0048】次に、制御信号TM,SMをTM=0,S
M=1に設定し、最後段のスキャンフリップフロップ5
のシリアル出力端子から、テスト結果SO<>を外部へ
シリアルにシフトアウトする。外部のLSIテスト装置
(図示せず)がテスト結果を観察して故障解析を行う。
【0049】ところで、図1に示す実施の形態1の故障
解析機能を備えた半導体集積回路装置では、RAM1と
比較制御回路6に対して、同じアドレス信号AA<4:
0>(A<4:0>)が与えられる。そして、セルフテ
ストコントローラ(図示せず)から比較制御回路6へ供
給される制御信号CMPは、RAM1内の全メモリセル
を指定する信号であるが、アドレス信号AA<4:0>
(A<4:0>)、制御信号CA<4:0>およびDC
<4:0>の値に従って、比較制御回路6は、選択され
たメモリセルから読み出されたデータと期待値との間の
比較動作のみを指示する比較制御信号CCMPを生成
し、生成した比較制御信号CCMPをスキャンフリップ
フロップ(SFF)2〜5へ出力する。
【0050】以下では、実施の形態1の故障解析機能を
備えた半導体集積回路装置の故障解析の動作を説明す
る。尚、以下の説明において、例えば、制御信号CA<
4:0>=abcdeは、CA<4>=a,CA<3>
=b,CA<2>=c,CA<1>=d,CA<0>=
eを意味する。すなわち、信号名<開始ビット番号:終
了ビット番号>という表現を用いる。また、図3に示し
たRAM1内の各メモリセル群34〜37を構成する3
2個のメモリセルに付与した番号0〜31は、二進法表
記のアドレス信号A<4:0>を、十進法表記で示した
ものである。例えば、アドレス信号A<4:0>=11
000で指定されるメモリセルは24番のメモリセル
(メモリセルグループG30〜G33)となる。さら
に、アドレス信号A<4>はXA<2>に、A<3>は
XA<1>に、A<2>はXA<0>に、A<1>はY
A<1>に、そして、A<0>はYA<0>に対応す
る。上記した内容は、以下に説明する全実施の形態の説
明で共通の事項である。
【0051】図3に示したRAM1内の24番のみを含
むメモリセルグループG30〜G33を選択する場合、
セルフテストコントローラ(図示せず)は、制御信号C
A<4:0>=11000,DC<4:0>=0000
0,およびCINV=0を生成し、比較制御回路6へ出
力する。
【0052】次に、比較制御回路6は、制御信号CA<
4:0>=11000(二進法表示)が24番(十進法
表示)のメモリセルを示しているので、メモリセルのア
ドレス信号XA<>(A<>)が24番のメモリセルを
指定している場合のみに比較制御信号CCMPを生成
し、生成した比較制御信号CCMPをスキャンフリップ
フロップ(SFF)2〜5へ出力する。
【0053】これにより、各スキャンフリップフロップ
(SFF)2〜5内のコンパレータは、24番のメモリ
セルから読み出されたデータと期待値とを比較する。例
えば、両データが異なる値であった場合、対応するスキ
ャンフリップフロップ2〜5はクロックTに同期して0
にリセットされる。
【0054】このように、セルフテストコントローラ
(図示せず)から出力される制御信号CA<>およびD
C<>に基づいて、各メモリセル群34〜37内の特定
のメモリセルを選択し、このメモリセルに故障が存在す
るか否かの判断を行うことができる。
【0055】尚、上記した制御信号CA<>、DC<>
の値のままで、セルフテストコントローラ(図示せず)
から、値が1の制御信号CINV(CINV=1)を比
較制御回路6へ供給すれば、24番以外の31個のメモ
リセルに対する比較動作をスキャンフリップフロップ
(SFF)2〜5で実行することができる。この場合、
特定の(24番)メモリセル以外のメモリセル内に故障
が存在するか否かのテストを実行することができる。
【0056】次に、RAM1内において、別のメモリセ
ルグループを選択する場合を説明する。図4は、RAM
1内の選択されたメモリセルグループG40〜G43を
示すブロック図である。図において、選択された各メモ
リセルグループは24番〜27番からなる4個のメモリ
セルで構成される。
【0057】期待値との比較動作を行う対象のメモリセ
ルとして、図4に示すメモリセルグループG40〜G4
3を選択する場合、セルフテストコントローラ(図示せ
ず)は、制御信号CA<4:0>=110XX(二進法
表示、Xは値が0,1いずれでもよいことを示す),D
C<4:0>=00011,およびCINV=0を生成
し、比較制御回路6へ出力する。このDC<4:0>の
値は、YA<i>対応のDC<i>を1に設定する。例
えば、DC<4:0>=00011では、DC<1>=
1なので、YA<1>=1,DC<0>=1となるの
で、カラムセレクタの全Y0〜Y3が選択され、結果と
して、各メモリセル群G40〜G43の24番地〜27
番地の1列のメモリセル群が選択されることとなる。
【0058】従って、比較制御回路6は、各メモリセル
群34〜37へ出力されるアドレス信号XA<>(A<
>)が、24番〜27番のメモリセルを指定している場
合に、比較制御信号CCMPを生成し、生成した比較制
御信号CCMPをスキャンフリップフロップ(SFF)
2〜5へ出力する。これにより、各スキャンフリップフ
ロップ(SFF)2〜5内のコンパレータは、24番〜
27番のメモリセルから読み出されたデータと期待値と
を比較する。例えば、両データが異なる値であった場
合、対応するスキャンフリップフロップ2〜5はクロッ
クTに同期して0にリセットされる。
【0059】このように、セルフテストコントローラ
(図示せず)から出力される制御信号CA<>およびD
C<>に基づいて、各メモリセル群34〜37内の1列
のメモリセルグループ、即ち、1つのワード線に対応す
る(1つのXアドレス=X6で示される)メモリセルグ
ループG40〜G43を選択し、このメモリセルに故障
が存在するか否かの判断を行うことができる。
【0060】尚、上記した制御信号CA<>,DC<>
の値のままで、セルフテストコントローラ(図示せず)
から、値が1の制御信号CINV(CINV=1)を比
較制御回路6へ供給すれば、24番〜27番以外のメモ
リセルに対する比較動作をスキャンフリップフロップ
(SFF)2〜5で実行することができる。この場合、
特定のメモリセル(24番〜27番)以外のメモリセル
内に故障が存在するか否かのテストを実行することがで
きる。
【0061】次に、RAM1内において、別のメモリセ
ルグループを選択する場合を説明する。図5は、RAM
1内の選択されたメモリセルグループG50〜G53を
示すブロック図である。図において、選択された各メモ
リセルグループは16番〜23番からなる8個のメモリ
セルで構成される。
【0062】期待値との比較動作を行う対象のメモリセ
ルとして、図5に示すメモリセルグループG50〜G5
3を選択する場合、セルフテストコントローラ(図示せ
ず)は、制御信号CA<4:0>=10XXX(二進法
表示、Xは値が0,1いずれでもよいことを示す),D
C<4:0>=00111,およびCINV=0を生成
し、比較制御回路6へ出力する。このDC<4:0>の
値は、YA<i>対応のDC<i>を1に設定する。例
えば、DC<4:0>=00011では、DC<1>=
1なので、YA<1>=1,DC<0>=1となるの
で、カラムセレクタの全Y0〜Y3が選択され、結果と
して、16番地〜23番地で示される2列のメモリセル
グループ(2つのワード線に対応するメモリセルグルー
プ)が選択されることとなる。
【0063】従って、比較制御回路6は、各メモリセル
群34〜37へ出力されるアドレス信号XA<>(A<
>)が16番〜23番のメモリセルを指定している場合
に、比較制御信号CCMPを生成し、生成した比較制御
信号CCMPをスキャンフリップフロップ(SFF)2
〜5へ出力する。これにより、各スキャンフリップフロ
ップ(SFF)2〜5内のコンパレータは、16番〜2
3番のメモリセルから読み出されたデータと期待値とを
比較する。例えば、両データが異なる値であった場合、
対応するスキャンフリップフロップ2〜5はクロックT
に同期して0にリセットされる。
【0064】このように、セルフテストコントローラ
(図示せず)から出力される制御信号CA<>およびD
C<>に基づいて、各メモリセル群34〜37内の2列
のメモリセルグループ、即ち、2つのXアドレスX4,
X5で示されるメモリセルグループG50〜G53を選
択し、このメモリセルに故障が存在するか否かの判断を
行うことができる。
【0065】尚、上記した制御信号CA<>,DC<>
の値のままで、セルフテストコントローラ(図示せず)
から、値が1の制御信号CINV(CINV=1)を比
較制御回路6へ供給すれば、16番〜23番以外のメモ
リセルに対する比較動作をスキャンフリップフロップ
(SFF)2〜5で実行することができる。この場合、
特定のメモリセル(16番〜23番)以外のメモリセル
内に故障が存在するか否かのテストを実行することがで
きる。
【0066】次に、RAM1内において、別のメモリセ
ルグループを選択する場合を説明する。図6は、RAM
1内の選択されたメモリセルグループG60〜G63を
示すブロック図である。図において、選択された各メモ
リセルグループは16番〜31番からなる16個のメモ
リセル(各メモリセル群の半数のメモリセル)で構成さ
れる。
【0067】期待値との比較動作を行う対象のメモリセ
ルとして、図6に示すメモリセルグループG60〜G6
3を選択する場合、セルフテストコントローラ(図示せ
ず)は、制御信号CA<4:0>=1XXXX(二進法
表示、Xは値が0,1いずれでもよいことを示す),D
C<4:0>=01111,およびCINV=0を生成
し、比較制御回路6へ出力する。即ち、XA<2>=1
のアドレスで示されるメモリセル16〜31(全メモリ
セルの半数)に対してのみ比較動作を行うことを指示す
る比較制御信号CCMPを、比較制御回路6は各スキャ
ンフリップフロップ(SFF)2〜5へ出力する。その
後の動作は、図3〜図5で説明した例と同じなので、こ
こでは説明を省略する。
【0068】尚、上記した制御信号CA<>,DC<>
の値のままで、セルフテストコントローラ(図示せず)
から、値が1の制御信号CINV(CINV=1)を比
較制御回路6へ供給すれば、16番〜31番以外のメモ
リセルに対する比較動作をスキャンフリップフロップ
(SFF)2〜5で実行することができる。この場合、
特定のメモリセル(16番〜31番)以外のメモリセル
内に故障が存在するか否かのテストを実行することがで
きる。
【0069】次に、RAM1内において、別のメモリセ
ルグループを選択する場合を説明する。図7は、RAM
1内の選択されたメモリセルグループG70〜G73を
示すブロック図である。図において、選択された各メモ
リセルグループは2,6,10,14,18,22,2
6,30番からなる8個のメモリセルで構成される。
【0070】期待値との比較動作を行う対象のメモリセ
ルとして、図7に示すメモリセルグループG70〜G7
3を選択する場合、セルフテストコントローラ(図示せ
ず)は、制御信号CA<4:0>=XXX10(二進法
表示、Xは値が0,1いずれでもよいことを示す),D
C<4:0>=11100,およびCINV=0を生成
し、比較制御回路6へ出力する。即ち、YA<1:0>
=10(二進法表示)のアドレスで示されるメモリセル
2,6,10,14,18,22,26,30番に対し
てのみ比較動作を行うことを指示する比較制御信号CC
MPを、比較制御回路6は各スキャンフリップフロップ
(SFF)2〜5へ出力する。その後の動作は、図3〜
図5で説明した例と同じなので、ここでは説明を省略す
る。
【0071】尚、上記した制御信号CA<>,DC<>
の値のままで、セルフテストコントローラ(図示せず)
から、値が1の制御信号CINV(CINV=1)を比
較制御回路6へ供給すれば、2,6,10,14,1
8,22,26,30番以外のメモリセルに対する比較
動作をスキャンフリップフロップ(SFF)2〜5で実
行することができる。この場合、特定のメモリセル2,
6,10,14,18,22,26,30番以外のメモ
リセル内に故障が存在するか否かのテストを実行するこ
とができる。
【0072】次に、RAM1内において、別のメモリセ
ルグループを選択する場合を説明する。図8は、RAM
1内の選択されたメモリセルグループG80〜G83を
示すブロック図である。図において、選択された各メモ
リセルグループは2,3,6,7,10,11,14,
15,18,19,22,23,26,27,30,3
1番からなる16個のメモリセル(全メモリセルの半
数)で構成される。
【0073】期待値との比較動作を行う対象のメモリセ
ルとして、図8に示すメモリセルグループG80〜G8
3を選択する場合、セルフテストコントローラ(図示せ
ず)は、制御信号CA<4:0>=XXX1X(二進法
表示、Xは値が0,1いずれでもよいことを示す),D
C<4:0>=11101,およびCINV=0を生成
し、比較制御回路6へ出力する。即ち、YA<1>=1
(二進法表示)のアドレスで示されるメモリセル2,
3,6,7,10,11,14,15,18,19,2
2,23,26,27,30,31番に対してのみ比較
動作を行うことを指示する比較制御信号CCMPを、比
較制御回路6は各スキャンフリップフロップ(SFF)
2〜5へ出力する。その後の動作は、図3〜図5で説明
した例と同じなので、ここでは説明を省略する。
【0074】尚、上記した制御信号CA<>,DC<>
の値のままで、セルフテストコントローラ(図示せず)
から、値が1の制御信号CINV(CINV=1)を比
較制御回路6へ供給すれば、2,3,6,7,10,1
1,14,15,18,19,22,23,26,2
7,30,31番以外のメモリセルに対する比較動作を
スキャンフリップフロップ(SFF)2〜5で実行する
ことができる。この場合、特定のメモリセル(即ち、半
数のメモリセル)2,3,6,7,10,11,14,
15,18,19,22,23,26,27,30,3
1番以外のメモリセル内に故障が存在するか否かのテス
トを実行することができる。
【0075】次に、RAM1内において、別のメモリセ
ルグループを選択する場合を説明する。図9は、RAM
1内の選択されたメモリセルグループG90〜G93を
示すブロック図である。図において、選択された各メモ
リセルグループは0〜3,8〜11,16〜19,24
〜27番からなる縦網模様状の16個のメモリセル(全
メモリセルの半数)で構成される。
【0076】期待値との比較動作を行う対象のメモリセ
ルとして、図9に示すメモリセルグループG90〜G9
3を選択する場合、セルフテストコントローラ(図示せ
ず)は、制御信号CA<4:0>=XX0XX(二進法
表示、Xは値が0,1いずれでもよいことを示す),D
C<4:0>=11011,およびCINV=0を生成
し、比較制御回路6へ出力する。即ち、XA<0>=1
(二進法表示)のアドレスで示される縦網模様状のメモ
リセル0〜3,8〜11,16〜19,24〜27番に
対してのみ比較動作を行うことを指示する比較制御信号
CCMPを、比較制御回路6は各スキャンフリップフロ
ップ(SFF)2〜5へ出力する。その後の動作は、図
3〜図5で説明した例と同じなので、ここでは説明を省
略する。従って、上記のテストで故障が検出されなかっ
た場合は、XA<0>=1のワード線に関して故障がな
いと診断できる。
【0077】尚、上記した制御信号CA<>,DC<>
の値のままで、セルフテストコントローラ(図示せず)
から、制御信号CINV(=1)を比較制御回路6へ供
給すれば、0〜3,8〜11,16〜19,24〜27
番以外のメモリセルに対する比較動作をスキャンフリッ
プフロップ(SFF)2〜5で実行することができる。
この場合、特定のメモリセル(即ち、半数のメモリセ
ル)0〜3,8〜11,16〜19,24〜27番以外
のメモリセル内に故障が存在するか否かのテストを実行
することができる。
【0078】次に、RAM1内において、別のメモリセ
ルグループを選択する場合を説明する。図10は、RA
M1内の選択されたメモリセルグループG100〜G1
03を示すブロック図である。図において、選択された
各メモリセルグループは1,5,9,13,17,2
1,25,29番および3,7,11,15,19,2
3,27,31番からなる横網模様状の16個のメモリ
セル(全メモリセルの半数)で構成される。
【0079】期待値との比較動作を行う対象のメモリセ
ルとして、図10に示すメモリセルグループG100〜
G103を選択する場合、セルフテストコントローラ
(図示せず)は、制御信号CA<4:0>=XXXX1
(二進法表示、Xは値が0,1いずれでもよいことを示
す),DC<4:0>=11110、およびCINV=
0を生成し、比較制御回路6へ出力する。即ち、YA<
0>=1(二進法表示)のアドレスで示される横網模様
状のメモリセル1,5,9,13,17,21,25,
29番および3,7,11,15,19,23,27,
31番に対してのみ比較動作を行うことを指示する比較
制御信号CCMPを、比較制御回路6は各スキャンフリ
ップフロップ(SFF)2〜5へ出力する。その後の動
作は、図3〜図5で説明した例と同じなので、ここでは
説明を省略する。従って、上記のテストで故障が検出さ
れなかった場合は、YA<0>=1のビット線に関して
故障がないと診断できる。
【0080】尚、上記した制御信号CA<>,DC<>
の値のままで、セルフテストコントローラ(図示せず)
から、制御信号CINV(=1)を比較制御回路6へ供
給すれば、1,5,9,13,17,21,25,29
番および3,7,11,15,19,23,27,31
番以外のメモリセルに対する比較動作をスキャンフリッ
プフロップ(SFF)2〜5で実行することができる。
この場合、特定のメモリセル(即ち、半数のメモリセ
ル)1,5,9,13,17,21,25,29番およ
び3,7,11,15,19,23,27,31番以外
のメモリセル内に故障が存在するか否かのテストを実行
することができる。尚、上記では、32ワード、4ビッ
トのRAM1の場合について説明したが、この発明はこ
れに限定されるものではなく、ワード数やビットが他の
構成の場合に関しても適用でき同様の効果を得ることが
できる。
【0081】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、セルフテストコントローラ(図示せず)等から供給
される制御信号CA<>,DC<>,CMP等を基にし
て、比較制御回路6が、RAM1内の少なくとも1つ以
上のメモリセルから成るメモリセルグループを選択し、
アドレス信号が、選択したメモリセルを示す場合にのみ
期待値との比較を実行させる制御を行う比較制御信号C
CMPをスキャンフリップフロップ(SFF)2〜5へ
供給するようにしたので、特定のメモリセルの故障(単
一ビット故障)、ビットライン故障、ワードライン故障
等の様々な故障モードについて故障診断および解析を行
うことができる。
【0082】実施の形態2.図11は、この発明の実施
の形態2による故障解析機能を備えた半導体集積回路装
置における比較制御回路の構成を示す回路図であり、図
において、60は比較制御回路、110はXアドレスと
Yアドレスとの論理演算結果のXOR演算を行うXOR
回路である。そして、111は、制御信号CHKに基づ
いて、XOR回路110の出力とAND回路24の出力
とのいずれかを選択するゲートである。その他の構成は
図2に示した比較制御回路6のものと同じなので、ここ
ではその説明を省略する。
【0083】次に動作について説明する。図11に示す
比較制御回路60は、セルフテストコントローラ(図示
せず)で生成され送信されてきた制御信号CHKが0の
場合は、図2で示した比較制御回路6と同じ動作を行
う。
【0084】制御信号CHKが1の場合は、XOR回路
110で、Xアドレスに対応して設けられているAND
回路23から出力されたXアドレスの論理演算結果と、
Yアドレスに対応して設けられているAND回路23か
ら出力されたYアドレスの論理演算結果との間のXOR
演算が、XOR回路110により行われ、得られた演算
結果は、制御信号CHKが1の場合にのみゲート111
で選択される。次に、XOR回路25は、ゲート111
で選択された演算結果と制御信号CINVとの間のXO
R演算を実行する。そして、AND回路26は、XOR
回路25から出力されるXOR演算結果と制御信号CM
Pとの間のAND演算を実行し、得られたAND演算結
果は、比較制御信号CCMPとしてスキャンフリップフ
ロップ(SFF)2〜5へ供給される。
【0085】図12は、RAM1においてメモリセルグ
ループを選択した場合を示すブロック図である。例え
ば、期待値との比較動作を行う対象のメモリセルとし
て、図12に示す格子模様状のメモリセルグループG1
20〜G123を選択する場合、セルフテストコントロ
ーラ(図示せず)は、制御信号CA<4:0>=XX1
X0(二進法表示、Xは値が0,1いずれでもよいこと
を示す),DC<4:0>=11010,CHK=1,
およびCINV=0を生成し、比較制御回路6へ出力す
る。そして、比較制御回路6は、格子模様状のメモリセ
ル0,2,5,7,8,10,13,15,16,1
8,21,23,24,26,29,31番に対しての
み比較動作を行うことを指示する比較制御信号CCMP
を各スキャンフリップフロップ(SFF)2〜5へ出力
する。その後の動作は、図3〜図5で説明した例と同じ
なので、ここでは説明を省略する。
【0086】次にセルフテストコントローラ(図示せ
ず)は、制御信号CINVを反転させて(CINV=
1)、比較制御回路6へ供給し0,2,5,7,8,1
0,13,15,16,18,21,23,24,2
6,29,31番以外のメモリセルに対する比較動作を
スキャンフリップフロップ(SFF)2〜5で実行させ
る。
【0087】その結果、CINV=0の時にメモリセル
の故障が検出されずに、CINV=1の時にメモリセル
の故障が検出された場合、1つ以上のメモリセルのビッ
ト不良が存在し、故障がワード線不良や、ビット線不良
でないことが判断できる。
【0088】つまり、ワード線不良やビット線不良の場
合は配線の不良であり、隣接する2つのビット(メモリ
セル)の不良を含むものである。この場合、制御信号C
INVが0でも1でも、故障有りと判断される。従っ
て、制御信号CINVが0か1のいずれか一方の値の時
に故障有りと判断された場合(他方では故障なしと判断
された場合)、ワード線不良やビット線不良では無いと
判断することができる。尚、上記では、32ワード、4
ビットのRAM1の場合について説明したが、この発明
はこれに限定されるものではなく、ワード数やビットが
他の構成の場合に関しても適用でき同様の効果を得るこ
とができる。
【0089】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、比較制御回路60内に、XアドレスとYアドレスと
の一致結果のNXOR演算を行うXOR回路110およ
びゲート111を設けたので、セルフテストコントロー
ラ(図示せず)等から供給される制御信号CA<>,D
C<>,CMP等を基にして、比較制御回路6が、RA
M1内のメモリセルグループを選択し、アドレス信号
が、選択したメモリセルを示す場合にのみ期待値との比
較を実行させる制御を行う比較制御信号CCMPをスキ
ャンフリップフロップ(SFF)2〜5へ供給するよう
にしたので、ワード線不良やビット線不良の故障モード
について故障診断および解析を行うことができる。
【0090】実施の形態3.図13は、この発明の実施
の形態3による故障解析機能を備えた半導体集積回路装
置における比較制御回路の構成を示す回路図であり、図
において、600は比較制御回路、131,132は後
述する制御信号SXおよびSYを入力し、Xアドレス、
Yアドレスに対応して設けられたAND回路、CHKは
セルフテストコントローラ(図示せず)で生成され、比
較制御回路600へ供給される制御信号である。211
は、Xアドレス、Yアドレスに対応して設けられた3入
力のNXOR回路であり、それぞれ、1入力としてAN
D回路131,132の出力を入力する他は、図11に
示したNXOR回路21と同じである。また、その他の
構成要素は図11に示した比較制御回路60のものと同
じなので、ここではその説明を省略する。
【0091】次に動作について説明する。図13に示す
比較制御回路600は、制御信号SXが0およびSYが
0の場合は、図11で示した比較制御回路60と同じ動
作を行う。
【0092】Xアドレス、Yアドレスに対するAND回
路23までの論理演算に関しては図11に示した実施の
形態2における比較制御回路60の場合と同じである。
次に、XOR回路110で、XアドレスとYアドレスと
の一致結果がXOR演算され、演算結果は、制御信号C
HKが1の場合にゲート111で選択される。そして、
XOR回路25において、ゲート111で選択された演
算結果と制御信号CINVと間のXOR演算が実行さ
れ、AND回路26において、XOR演算結果と制御信
号CMPとの間のAND演算が行われる。そして、AN
D回路26から出力されるAND演算結果は、比較制御
信号CCMPとして、スキャンフリップフロップ(SF
F)2〜5へ供給される。
【0093】図14は、実施の形態3による故障解析機
能を備えた半導体集積回路装置を構成するRAMにおい
て、メモリセルグループG140〜G143を選択した
場合を示すブロック図であり、図において、10はメモ
リセルの配置がスクランブル(X0,X1,X3,X
2,X4,X5,X7,X6)されたRAM、311は
Yアドレスデコーダ、321はXアドレスデコーダ、3
33はカラムセレクタ、341,351,361,37
1はメモリセル群である。
【0094】例えば、期待値との比較動作を行う対象の
メモリセルとして、図14に示すような、Xアドレスが
スクランブル(X0,X1,X3,X2,X4,X5,
X7,X6)されたRAM10におけるメモリセル等の
故障解析を行う場合、制御信号SXを1に設定する。
【0095】そして、メモリセルグループG140〜G
143を選択する場合、セルフテストコントローラ(図
示せず)は、制御信号SX=1,制御信号CA<4:0
>=XX0XX(二進法表示、Xは値が0,1いずれで
もよいことを示す),DC<4:0>=11011,C
HK=0,およびCINV=0を生成し、比較制御回路
600へ出力する。
【0096】その結果、Xアドレスがスクランブルされ
たRAM10における縦縞模様状の半数のメモリセル0
〜3,12〜15,16〜19,28〜31番に対して
のみ比較動作を行うことを指示する比較制御信号CCM
Pを、比較制御回路6は各スキャンフリップフロップ
(SFF)2〜5へ出力する。その後の動作は、図3〜
図5で説明した例と同じなので、ここでは説明を省略す
る。
【0097】このように、メモリセルの配置がスクラン
ブルされた、即ち、Xアドレスがスクランブル(X0,
X1,X3,X2,X4,X5,X7,X6)されたR
AM10においても、図9に示したRAM1内のメモリ
セルグループG90〜G93で示される縦縞模様のメモ
リセルグループと同様に、縦縞模様状の半数のメモリセ
ル0〜3,12〜15,16〜19,28〜31番を選
択して故障解析を行うことができる。
【0098】また、セルフテストコントローラ(図示せ
ず)は制御信号CINVを反転させて(CINV=1)
比較制御回路6へ供給して、0〜3,12〜15,16
〜19,28〜31番以外のメモリセルに対する比較動
作をスキャンフリップフロップ(SFF)2〜5で実行
させることもできる。
【0099】図15は、Xアドレスがスクランブル(X
0,X1,X3,X2,X4,X5,X7,X6)され
たRAM10において、他のメモリセルグループを選択
した場合を示すブロック図である。例えば、期待値との
比較動作を行う対象のメモリセルとして、図15に示す
ような、メモリセルグループG150〜G153を選択
する場合、セルフテストコントローラ(図示せず)は、
制御信号SX=0、SY=0、制御信号CA<4:0>
=XX0XX(二進法表示、Xは値が0,1いずれでも
よいことを示す),DC<4:0>=11011,CH
K=0,およびCINV=0を生成し、比較制御回路6
00へ出力する。
【0100】その結果、Xアドレスがスクランブルされ
たRAM10における、ワード数2本文の太い縦縞模様
状の半数のメモリセルを含む0〜3,8〜11,16〜
19,24〜27番に対してのみ比較動作を行うことを
指示する比較制御信号CCMPを、比較制御回路6は各
スキャンフリップフロップ(SFF)2〜5へ出力す
る。その後の動作は、図3〜図5で説明した例と同じな
ので、ここでは説明を省略する。
【0101】このように、メモリセルの配置がスクラン
ブルされた、即ち、Xアドレスがスクランブル(X0,
X1,X3,X2,X4,X5,X7,X6)されたR
AM10においても、ワード線2本分の太い縦縞模様を
含む半数のメモリセルを選択して故障解析を実行するこ
とができる。
【0102】また、セルフテストコントローラ(図示せ
ず)は制御信号CINVを反転させて(=1)比較制御
回路6へ供給することで、0〜3,8〜11,16〜1
9,24〜27番以外のメモリセルに対する比較動作を
スキャンフリップフロップ(SFF)2〜5で実行させ
ることもできる。
【0103】図16は、RAM10において他のメモリ
セルグループを選択した場合を示すブロック図である。
例えば、期待値との比較動作を行う対象のメモリセルと
して、図16に示すような、メモリセルグループG16
0〜G163を選択する場合、セルフテストコントロー
ラ(図示せず)は、制御信号SX=0,SY=1,制御
信号CA<4:0>=XXXX0(二進法表示、Xは値
が0,1いずれでもよいことを示す),DC<4:0>
=11110,CHK=0,およびCINV=0を生成
し、比較制御回路600へ出力する。
【0104】その結果、Yアドレスがスクランブル(Y
0,Y1,Y3,Y2)されたRAM10における、横
縞模様状の半数のメモリセル0,4,12,8,16,
20,28,24番および3,7,15,11,19,
23,31,27番に対してのみ比較動作を行うことを
指示する比較制御信号CCMPを、比較制御回路600
は各スキャンフリップフロップ(SFF)2〜5へ出力
する。その後の動作は、図3〜図5で説明した例と同じ
なので、ここでは説明を省略する。
【0105】また、セルフテストコントローラ(図示せ
ず)は制御信号CINVを反転させて(=1)比較制御
回路600へ供給することで、0,4,12,8,1
6,20,28,24番および3,7,15,11,1
9,23,31,27番以外のメモリセルに対する比較
動作をスキャンフリップフロップ(SFF)2〜5で実
行させることもできる。
【0106】図17は、他のメモリセルグループを選択
した場合のRAM100を示すブロック図であり、図に
おいて、334はXアドレスがスクランブルされた(X
0,X1,X2,X3,X4,X5,X7,X6)RA
M100に対するXアドレスデコーダである。このXア
ドレスのスクランブルは、図14〜16に示したRAM
10の場合と異なっている。
【0107】期待値との比較動作を行う対象のメモリセ
ルとして、図17に示すような、メモリセルグループG
170〜G173を選択する場合、セルフテストコント
ローラ(図示せず)は、制御信号SX=1,SY=0,
制御信号CA<4:0>=XX0XX(二進法表示、X
は値が0,1いずれでもよいことを示す),DC<4:
0>=11011,CHK=0,およびCINV=0を
生成し、比較制御回路600へ出力する。
【0108】その結果、Xアドレスがスクランブルされ
た(X0,X1,X2,X3,X4,X5,X7,X
6)RAM100における、横縞模様状の半数のメモリ
セル0,4,12,8,16,20,28,24番およ
び3,7,15,11,19,23,31,27番に対
してのみ比較動作を行うことを指示する比較制御信号C
CMPを、比較制御回路600は各スキャンフリップフ
ロップ(SFF)2〜5へ出力する。その後の動作は、
図3〜図5で説明した例と同じなので、ここでは説明を
省略する。尚、上記では、32ワード、4ビットのRA
M10,100の場合について説明したが、この発明は
これに限定されるものではなく、ワード数やビットが他
の構成の場合に関しても適用でき同様の効果を得ること
ができる。
【0109】また、セルフテストコントローラ(図示せ
ず)は制御信号CINVを反転させて(=1)比較制御
回路600へ供給することで、0,4,12,8,1
6,20,28,24番および3,7,15,11,1
9,23,31,27番以外のメモリセルに対する比較
動作をスキャンフリップフロップ(SFF)2〜5で実
行させることもできる。
【0110】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、比較制御回路600内に、制御信号SXおよびSY
のAND演算を行うAND回路131,132を設けた
ので、セルフテストコントローラ(図示せず)等から供
給される制御信号CA<>,DC<>,SX,SY,C
MP等を基にして、比較制御回路600が、Xアドレ
ス、YアドレスがスクランブルされたRAM10,10
0内の所定のメモリセルグループを選択し、アドレス信
号が、選択したメモリセルを示す場合にのみ期待値との
比較を実行させる制御を行う比較制御信号CCMPをス
キャンフリップフロップ(SFF)2〜5へ供給するよ
うにしたので、所望するワード線不良やビット線不良の
故障モードについて故障診断および解析を行うことがで
きる。
【0111】実施の形態4.図18は、この発明の実施
の形態4による故障解析機能を備えた半導体集積回路装
置を示すブロック図であり、図において、181,18
2はシフトレジスタである。その他の構成は、図1に示
す実施の形態1の故障解析機能を備えた半導体集積回路
装置と同じものであるので、ここではその説明を省略す
る。
【0112】次に動作について説明する。図1に示す故
障解析機能を備えた半導体集積回路装置において、アド
レス信号AA<4:0>は、パラレルに比較制御回路
6,60,600およびRAM1,10,100へ供給
されていた。しかし、図18に示すように、アドレス信
号AA<4:0>を、順次、シリアルに入力して出力す
るシフトレジスタ181,182を設けても同様の効果
を得ることができる。この場合、シフトレジスタ18
1,182で同時にシフト動作を実行すれば、比較制御
回路とRAMに対して同じアドレス信号を供給すること
ができる。
【0113】尚、シフトレジスタ181,182は、ス
キャンパスにおける直列シフトレジスタで構成しても良
い。
【0114】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、シフトレジスタ181,182を設け、アドレス信
号AA<4:0>をシリアルに比較制御回路およびRA
Mへ供給するようにしたので、テストに必要とする端子
数を削減することができる。
【0115】実施の形態5.図19は、この発明の実施
の形態5による故障解析機能を備えた半導体集積回路装
置を示すブロック図であり、図において、191,19
2はXアドレスのシフトレジスタ、193,194はY
アドレスのシフトレジスタである。その他の構成は図1
に示す実施の形態1の故障解析機能を備えた半導体集積
回路装置と同じものであるので、ここではその説明を省
略する。
【0116】次に動作について説明する。図18に示し
た故障解析機能を備えた半導体集積回路装置では、Xア
ドレスとYアドレスとの両方を、1つの直列シフトレジ
スタ181,182により比較制御回路およびRAMへ
同時に供給しているが、図19に示すように、Xアドレ
ス専用の直列シフトレジスタ191および192と、Y
アドレス専用の直列シフトレジスタ193および194
をそれぞれ独立に設け、比較制御回路およびRAMへシ
リアルにアドレスを供給しても同様の効果を得ることが
できる。
【0117】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、シフトレジスタ191,192,193,194を
設け、アドレス信号AA<4:0>のXアドレス、Yア
ドレスをシリアルに比較制御回路およびRAMへ供給す
るようにしたので、テストに必要とする端子数を削減す
ることができる。
【0118】実施の形態6.図20は、この発明の実施
の形態6による故障解析機能を備えた半導体集積回路装
置を示す回路図であり、特に、単一ビット故障(シング
ルビット故障)のアドレスを検索するための繰返し制御
回路を示した回路図であり、セルフテストコントローラ
に相当するものであり、バイナリサーチのアルゴリズム
により故障アドレスを検索するものである。図におい
て、200は繰返し制御回路、201はシリアルの制御
信号SIDCを入力し、シリアルの制御信号SODCを
出力する5段構成のシフトレジスタ、202はシリアル
の制御信号SICAを入力し、シリアルの制御信号SO
CAを出力する5段構成のシフトレジスタである。この
制御信号SODCは、図1に示した比較制御回路6に出
力される制御信号DC<>となり、また、SOCAは比
較制御回路6へ出力される制御信号CA<>となる。
【0119】図21は、図20に示した制御回路内のシ
フトレジスタ201の構成を示す回路図であり、図22
は、図20に示した制御回路内のシフトレジスタ202
の構成を示す回路図である。
【0120】次に動作について説明する。 (1)先ず、制御信号SIDC=0,SETDC=1,
およびSMDC=0の状態で、クロックTを1回与えて
制御信号DC<>の全てを1に設定する。この時、B<
4:0>=10000となる。
【0121】(2)次に、制御信号RSTCA=1,S
MCA=0の状態で、クロックTを1回与えて、制御信
号CA<>の全てを0に設定する(CA<4:0>=0
0000)。
【0122】(3)次に、図1に示した半導体集積回路
装置内のRAM1のメモリセルのテストを実行し、テス
ト結果を示すパス・フェイルの値を、フラグ情報である
制御信号PFFLAGとして設定する。パス・フェイル
の値とは、1がパスを示し、テスト対象の単一ビットで
故障は無いことを意味する。0はフェイルであり、テス
ト対象の単一ビットで故障が存在することを示す。この
制御信号PFFLAGの生成に関しては後述する。
【0123】(4)そして、制御信号SIDC=0,S
ETDC=0,SMDC=1,RSTCA=0,SMC
A=0の状態で、クロックTを繰返し制御回路200へ
1回与える。
【0124】(5)次に、制御信号DC<4:0>=0
0000に対する上記(4)の動作が終了するまで、上
記(3)および(4)の動作を繰り返す。上記の動作に
より、故障アドレスが求まる。
【0125】尚、上記(5)の動作の後で、シフトレジ
スタ202を動作させて、故障アドレスをSOCA端子
からシリアルに読み出すこともできる。この時、SIC
A端子には、半導体集積回路装置上の他のシフトレジス
タのデータを入力してもよい。
【0126】以上のように、この実施の形態6によれ
ば、繰返し制御回路200を設け、制御信号DC<>お
よびCA<>を比較制御回路6へ出力し、RAM1内の
単一ビットでのテスト結果をフラグ情報PFFLAGと
して入力するように構成したので、RAM1内のメモリ
セルの故障アドレスをバイナリサーチすることができ
る。
【0127】実施の形態7.図23は、この発明の実施
の形態7による故障解析機能を備えた半導体集積回路装
置の、特に、フラグ信号生成回路の構成を示すブロック
図であり、図において、230は、例えば、図1に示し
たRAM1およびスキャンフリップフロップ2〜5から
なるテスト回路付きのRAMである半導体集積回路装
置、231はRAMでのテスト結果を示すパス・フェイ
ルの値、即ち、1はパスであり故障なしを意味し、ま
た、0はフェイルであり故障があることを示すフラグ信
号PFFLAGを発生するフラグ信号生成回路である。
【0128】次に動作について説明する。フラグ信号生
成回路231は、半導体集積回路装置230内のRAM
から出力されたテスト結果を示す信号SODOを、端子
SODOを介して入力し、フラグ信号PFFLAGを生
成する。
【0129】(1)先ず、制御信号SETPASSによ
り、フラグ信号PFFLAGを1に設定する(つまりビ
ット故障の異常なしを示すパスを意味する)。 (2)RAM内のメモリセルのテストを実行する。 (3)SODO端子からRAMのテスト結果を読み出し
ながら、有効なデータに関しては制御信号INH=0に
設定するように制御して、故障の有無を検出する。故障
があれば、フラグ信号PFFLAG=0(フェイル)に
変化する。故障がなければ、フラグ信号PFFLAG=
1(パス)を維持する。
【0130】図24は、フラグ信号生成回路の他の構成
を示す回路図であり、図において、240はRAMでの
テスト結果を示すパス・フェイルの値、即ち、1はパス
であり故障なしを意味し、また、0はフェイルであり故
障があることを示すフラグ信号PFFLAGを発生する
フラグ信号生成回路としてのAND回路(フラグ信号生
成回路、第1段のAND回路)である。
【0131】図24に示すフラグ信号生成回路としての
AND回路240は、スキャンフリップフロップ2〜5
から出力される信号Q<3:0>を入力してAND演算
を行い、制御信号PFFLAGを生成する。
【0132】図25は、フラグ信号生成回路の他の構成
を示す回路図であり、図において、250〜252はA
ND回路(フラグ信号生成回路、第1段のAND回路)
である。AND回路252は、スキャンフリップフロッ
プ2,3から出力される信号Q<3>とQ<2>との間
のAND演算を行う。AND回路251は、AND回路
252の出力とスキャンフリップフロップ4から出力さ
れる信号Q<3>との間のAND演算を行う。そして、
AND回路250は、AND回路251の出力とスキャ
ンフリップフロップ5から出力される信号Q<3>との
間のAND演算を行う。
【0133】このように、図25に示すフラグ信号生成
回路は、直列接続されたAND回路250〜252から
構成され、フラグ信号PFFLAGを生成する。
【0134】図26は、フラグ信号生成回路の他の構成
を示す回路図であり、図において、260はAND回路
(フラグ信号生成回路、第2段のAND回路)である。
その他の構成は図25に示したものと同じである。
【0135】図26に示すフラグ信号生成回路は、図2
5に示したAND回路250〜252の構成に加えて、
AND回路252と250との出力のAND演算を行う
AND回路260をさらに設けたものである。従って、
図25に示した構成と比較して、ゲートの遅延段数を小
さくできるので、テスト結果の検出を高速化できるとい
う利点がある。
【0136】図27は、図26に示したフラグPFFL
AGを生成するフラグ信号生成回路の概念を、データが
8ビットのRAMに拡張した場合であり、フラグ信号P
FFLAGを生成するフラグ信号生成回路としてのAN
D回路の部分を示している。尚、故障解析機能を備えた
半導体集積回路装置であるRAMやスキャンフリップフ
ロップは図示していない。
【0137】図27の(a)は、直列接続されたAND
回路270〜276(フラグ信号生成回路、第1段のA
ND回路)の構成を示しており、8ビットのRAM(図
示せず)に対応して設けられた8個のスキャンフリップ
フロップ(図示せず)からの信号Q<>と、上段のAN
D回路からの出力との間のAND演算を行う。
【0138】具体的には、AND回路276は、8個直
列に接続されたスキャンフリップフロップからなるスキ
ャンパスにおける最上段のスキャンフリップフロップ
(図示せず)の信号Q<7>と、その次のスキャンフリ
ップフロップの信号Q<6>との間のAND演算を実行
する。そして、AND回路275は、AND回路276
の出力と、さらに次段のスキャンフリップフロップの信
号Q<5>との間のAND演算を実行する。その他のA
ND回路274〜270も同様のAND演算を実行す
る。
【0139】図27の(b)は、(a)に示したフラグ
信号生成回路を構成するAND回路270〜276に加
えて、AND回路276,274,272,270の出
力のAND演算を行うAND回路277(フラグ信号生
成回路、第2段のAND回路)をさらに設けた構成を示
している。この構成の場合、AND回路3段分の遅延
で、フラグ信号PFFLAGを生成することができる。
図27の(a)に示した構成では、AND回路270の
出力をフラグ信号PFFLAGとするので、7段分の遅
延が発生する。従って、(a)の構成より高速動作を行
うことができる。
【0140】図27の(c)は、AND回路270と2
74との出力のAND演算を行うAND回路278(フ
ラグ信号生成回路、第2段のAND回路)をさらに設け
た構成を示しており、この構成の場合、AND回路5段
分の遅延で、フラグ信号PFFLAGを生成することが
できる。このようなAND回路5段分の遅延が許容でき
る場合は、(b)の構成と比較して、入力数の少ないA
ND回路でAND回路278を構成することができる。
【0141】図27の(d)は、AND回路271と2
74と、スキャンパスの最後段のスキャンフリップフロ
ップからの信号Q<0>との間のAND演算を行うAN
D回路279(フラグ信号生成回路、第2段のAND回
路)をさらに設けた構成を示しており、このような構成
によりフラグ信号PFFLAGを生成することも可能で
ある。
【0142】図28は、直列接続された2つのグループ
のAND回路280〜282,284〜286(フラグ
信号生成回路、第1段のAND回路)の構成を示してお
り、8ビットのRAM(図示せず)に対応して設けられ
た8個のスキャンフリップフロップ(図示せず)からの
信号Q<>と、上段のAND回路からの出力との間のA
ND演算を行う。
【0143】具体的には、AND回路286は、8個直
列に接続されたスキャンフリップフロップからなるスキ
ャンパスにおける最上段のスキャンフリップフロップ
(図示せず)の信号Q<7>と、次段のスキャンフリッ
プフロップの信号Q<6>との間のAND演算を実行す
る。そして、AND回路285は、AND回路286の
出力と、スキャンフリップフロップの信号Q<5>との
間のAND演算を実行する。そして、AND回路284
は、AND回路285の出力と、スキャンフリップフロ
ップの信号Q<4>との間のAND演算を実行する。
【0144】次に、AND回路282は、4段目のスキ
ャンフリップフロップの信号Q<3>と、スキャンフリ
ップフロップの信号Q<2>との間のAND演算を実行
する。そして、AND回路281は、AND回路282
の出力と、スキャンフリップフロップの信号Q<1>と
の間のAND演算を実行する。最後に、AND回路28
0は、AND回路281の出力と、スキャンフリップフ
ロップの信号Q<0>との間のAND演算を実行する。
【0145】図28の(b)は、(a)に示したフラグ
信号生成回路を構成するAND回路280〜282,2
84〜286に加えて、AND回路286,284,2
82,280の出力のAND演算を行うAND回路28
7(フラグ信号生成回路、第2段のAND回路)をさら
に設けた構成を示している。この構成の場合、AND回
路3段分の遅延で、フラグ信号PFFLAGを生成する
ことができるので、(a)の構成より高速動作を行うこ
とができる。
【0146】図27の(c)は、AND回路280と2
84との出力のAND演算を行うAND回路288(フ
ラグ信号生成回路、第2段のAND回路)をさらに設け
た構成を示しており、この構成の場合、AND回路3段
分の遅延で、フラグ信号PFFLAGを生成することが
できる。このようなAND回路3段分の遅延が許容でき
る場合は、(b)の構成と比較して、入力数の少ないA
ND回路でAND回路288を構成することができる。
【0147】以上のように、この実施の形態7によれ
ば、第1段、第2段からなるAND回路を用いてフラグ
信号生成回路を構成したので、フラグ信号PFFLAG
を高速に生成することができ、RAMの故障解析を効率
よく実行することができる。
【0148】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、セル
フテストコントローラ等から供給される制御信号CA<
>,DC<>,CMP等を基にして、比較制御回路が、
記憶回路内の単一メモリセル、1つ以上のメモリセル、
所定のビット、所定のロウ、あるいはXアドレス、Yア
ドレスがスクランブルされたメモリセルから成るメモリ
セルグループを選択し、アドレス信号が選択したメモリ
セルを示す場合にのみ期待値との比較を実行させる指示
を行う比較制御信号を生成し、コンパレータを備えたス
キャンフリップフロップへ供給するように構成したの
で、特定のメモリセルの故障(単一ビット故障)や、ビ
ットライン故障、ワードライン故障等の様々な故障モー
ドについて故障診断および解析を行うことができるとい
う効果がある。
【0149】この発明によれば、シフトレジスタを設
け、アドレス信号を同時にかつシリアルに比較制御回路
および記憶回路へ供給するように構成したので、テスト
に必要とする端子数を削減できるという効果がある。
【0150】この発明によれば、繰返し制御回路を設
け、制御信号DC<>およびCA<>を比較制御回路へ
出力し、記憶回路内の単一ビットでのテスト結果をフラ
グ情報PFFLAGとして入力するように構成したの
で、記憶回路内のメモリセルの故障アドレスをバイナリ
サーチすることができるという効果がある。
【0151】この発明によれば、第1段、第2段からな
るAND回路を用いてフラグ信号生成回路を設けるよう
に構成したので、フラグ信号PFFLAGを高速に生成
することができ、記憶回路の故障解析を効率よく実行す
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による半導体集積回
路を示すブロック図である。
【図2】 図1に示した半導体集積回路装置内の比較制
御回路の構成を示す回路図である。
【図3】 図1に示した半導体集積回路装置内のRAM
の構成を示すブロック図である。
【図4】 RAMにおいて選択されたメモリセルグルー
プを示すブロック図である。
【図5】 RAMにおいて選択されたメモリセルグルー
プを示すブロック図である。
【図6】 RAMにおいて選択されたメモリセルグルー
プを示すブロック図である。
【図7】 RAMにおいて選択されたメモリセルグルー
プを示すブロック図である。
【図8】 RAMにおいて選択されたメモリセルグルー
プを示すブロック図である。
【図9】 RAMにおいて選択されたメモリセルグルー
プを示すブロック図である。
【図10】 RAMにおいて選択されたメモリセルグル
ープを示すブロック図である。
【図11】 この発明の実施の形態2による故障解析機
能を備えた半導体集積回路装置内の比較制御回路を示す
回路図である。
【図12】 図11に示した半導体集積回路装置内のR
AMの構成を示すブロック図である。
【図13】 この発明の実施の形態3による故障解析機
能を備えた半導体集積回路装置内の比較制御回路を示す
回路図である。
【図14】 図13に示した半導体集積回路装置内のR
AMの構成を示すブロック図である。
【図15】 RAMにおいて選択されたメモリセルグル
ープを示すブロック図である。
【図16】 RAMにおいて選択されたメモリセルグル
ープを示すブロック図である。
【図17】 RAMにおいて選択されたメモリセルグル
ープを示すブロック図である。
【図18】 この発明の実施の形態4による故障解析機
能を備えた半導体集積回路装置を示すブロック図であ
る。
【図19】 この発明の実施の形態5による故障解析機
能を備えた半導体集積回路装置を示すブロック図であ
る。
【図20】 この発明の実施の形態6による故障解析機
能を備えた半導体集積回路装置を示すブロック図であ
る。
【図21】 図20に示した制御回路内のシフトレジス
タの構成を示す回路図である。
【図22】 図20に示した制御回路内のシフトレジス
タの構成を示す回路図である。
【図23】 この発明の実施の形態7による故障解析機
能を備えた半導体集積回路装置内のフラグ信号生成回路
の構成を示すブロック図である。
【図24】 フラグ信号生成回路の他の構成を示すブロ
ック図である。
【図25】 フラグ信号生成回路の他の構成を示すブロ
ック図である。
【図26】 フラグ信号生成回路の他の構成を示すブロ
ック図である。
【図27】 フラグ信号生成回路の他の構成を示すブロ
ック図である。
【図28】 フラグ信号生成回路の他の構成を示すブロ
ック図である。
【図29】 記憶回路としてのRAMの従来のテスト用
スキャンフリップフロップを示す回路図である。
【図30】 従来のテスト回路を備えたRAMを示すブ
ロック図である。
【図31】 テスト対象のRAMを示す構成図である。
【符号の説明】
1,10,100 RAM(記憶回路)、2〜5 スキ
ャンフリップフロップ、6,60,600 比較制御回
路、31,311 Yアドレスデコーダ、32,32
1,334 Xアドレスデコーダ、33,333 カラ
ムセレクタ、34〜37,341,351,361,3
71 メモリセル群、181,182,191〜194
シフトレジスタ、200 繰返し制御回路、231
フラグ信号生成回路、240,250〜252,270
〜276,280〜282,284〜286 AND回
路(フラグ信号生成回路、第1段のAND回路)、26
0,277〜279,287,288 AND回路(フ
ラグ信号生成回路、第2段のAND回路)。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のメモリセル群を備え、アドレス信
    号で指定された各メモリセル群内のメモリセルに格納さ
    れたデータを読み出し、出力する記憶回路と、 前記複数のメモリセル群に対応して設けられ、前記メモ
    リセル内から読み出されたデータと予め設定されている
    期待値とを比較するコンパレータを含み、互いに直列に
    接続された複数のスキャンフリップフロップから構成さ
    れ比較結果を出力するスキャンパスと、 前記アドレス信号および制御信号を入力し、前記アドレ
    ス信号で指定されたメモリセルが、前記制御信号に基づ
    いて指定される少なくとも1つ以上のメモリセルからな
    るメモリセルグループの範囲内である場合にのみ、読み
    出された前記データと前記期待値との間の比較動作を実
    行させるための比較制御信号を生成し、生成した前記比
    較制御信号を前記複数のスキャンフリップフロップのそ
    れぞれに出力する比較制御回路とを備えたことを特徴と
    する故障解析機能を備えた半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 比較制御回路は、特定の単一アドレスで
    指定されるメモリセルのみに関する比較動作を実行させ
    ることを指示する比較制御信号を、複数のスキャンフリ
    ップフロップへ出力することを特徴とする請求項1記載
    の故障解析機能を備えた半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 比較制御回路は、特定の単一アドレスで
    指定されるメモリセル以外のメモリセルに関して比較動
    作を実行させることを指示する比較制御信号を、複数の
    スキャンフリップフロップへ出力することを特徴とする
    請求項1記載の故障解析機能を備えた半導体集積回路装
    置。
  4. 【請求項4】 比較制御回路は、各メモリセル群におい
    て、1つのワード線に対応するメモリセルグループに属
    するメモリセルに関して比較動作を実行させることを指
    示する比較制御信号を、複数のスキャンフリップフロッ
    プへ出力することを特徴とする請求項1記載の故障解析
    機能を備えた半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 比較制御回路は、各メモリセル群の全ワ
    ード線数未満の複数のワード線で指定されるメモリセル
    グループに属するメモリセルに関して比較動作を実行さ
    せることを指示する比較制御信号を、複数のスキャンフ
    リップフロップへ出力することを特徴とする請求項1記
    載の故障解析機能を備えた半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 比較制御回路が生成し出力する比較制御
    信号により指定される比較動作対象のメモリセルからな
    るメモリセルグループは、隣接する複数のワード線で指
    定されるメモリセルグループであることを特徴とする請
    求項5記載の故障解析機能を備えた半導体集積回路装
    置。
  7. 【請求項7】 比較制御回路は、隣接する複数のワード
    線以外のワード線に対応するメモリセルグループに属す
    るメモリセルに関して比較動作を実行させることを指示
    する比較制御信号を、複数のスキャンフリップフロップ
    へ出力することを特徴とする請求項5記載の故障解析機
    能を備えた半導体集積回路装置。
  8. 【請求項8】 比較制御回路は、各メモリセル群におい
    て、1つのビット線に対応するメモリセルグループに属
    するメモリセルに関して比較動作を実行させることを指
    示する比較制御信号を、複数のスキャンフリップフロッ
    プへ出力することを特徴とする請求項1記載の故障解析
    機能を備えた半導体集積回路装置。
  9. 【請求項9】 比較制御回路は、各メモリセル群におい
    て、複数のビット線に対応するメモリセルグループに属
    するメモリセルに関して比較動作を実行させることを指
    示する比較制御信号を、複数のスキャンフリップフロッ
    プへ出力することを特徴とする請求項1記載の故障解析
    機能を備えた半導体集積回路装置。
  10. 【請求項10】 比較制御回路が生成し出力する比較制
    御信号により指定される比較動作対象のメモリセルから
    なるメモリセルグループは、隣接する複数のビット線で
    指定されるメモリセルグループであることを特徴とする
    請求項9記載の故障解析機能を備えた半導体集積回路装
    置。
  11. 【請求項11】 比較制御回路が生成し出力する比較制
    御信号により指定される比較動作対象のメモリセルから
    なるメモリセルグループは、隣接する複数のビット線以
    外のビット線で指定されるメモリセルグループであるこ
    とを特徴とする請求項9記載の故障解析機能を備えた半
    導体集積回路装置。
  12. 【請求項12】 比較制御回路は、各メモリセル群にお
    いて、チェッカボード模様状の1つ置き毎のメモリセル
    に関して比較動作を実行させることを指示する比較制御
    信号を、複数のスキャンフリップフロップへ出力するこ
    とを特徴とする請求項1記載の故障解析機能を備えた半
    導体集積回路装置。
  13. 【請求項13】 各スキャンフリップフロップに備えら
    れたコンパレータでの比較結果を入力し、前記比較結果
    に応じて、比較制御回路から出力されるところの比較制
    御信号が指定するメモリセルを変更するための制御信号
    を生成し、前記比較制御回路へ出力し、前記メモリセル
    での比較動作を繰り返し実行するように制御する繰返し
    制御回路をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載
    の故障解析機能を備えた半導体集積回路装置。
  14. 【請求項14】 スキャンパスを構成する複数のスキャ
    ンフリップフロップにおける隣接するスキャンフリップ
    フロップから出力された比較結果をAND演算する複数
    のAND回路からなる第1段のAND回路群と、前記第
    1段のAND回路群の所定のAND回路の出力をAND
    演算する第2段のAND回路とをさらに備えたことを特
    徴とする請求項1記載の故障解析機能を備えた半導体集
    積回路装置。
  15. 【請求項15】 記憶回路および比較制御回路へ、同時
    にかつシリアルにアドレス信号を供給するシフトレジス
    タを備えたことを特徴とする請求項1記載の故障解析機
    能を備えた半導体集積回路装置。
  16. 【請求項16】 シフトレジスタは、アドレス信号のX
    アドレス信号およびYアドレス信号のそれぞれに対応し
    て設けられていることを特徴とする請求項15記載の故
    障解析機能を備えた半導体集積回路装置。
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