JPH09115298A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH09115298A
JPH09115298A JP7271171A JP27117195A JPH09115298A JP H09115298 A JPH09115298 A JP H09115298A JP 7271171 A JP7271171 A JP 7271171A JP 27117195 A JP27117195 A JP 27117195A JP H09115298 A JPH09115298 A JP H09115298A
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JP
Japan
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address
data
write
shift register
memory
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JP7271171A
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English (en)
Inventor
Tokuya Oosawa
徳哉 大澤
Hideshi Maeno
秀史 前野
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/04Detection or location of defective memory elements, e.g. cell constructio details, timing of test signals
    • G11C29/08Functional testing, e.g. testing during refresh, power-on self testing [POST] or distributed testing
    • G11C29/12Built-in arrangements for testing, e.g. built-in self testing [BIST] or interconnection details
    • G11C29/18Address generation devices; Devices for accessing memories, e.g. details of addressing circuits
    • G11C29/20Address generation devices; Devices for accessing memories, e.g. details of addressing circuits using counters or linear-feedback shift registers [LFSR]
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11C29/18Address generation devices; Devices for accessing memories, e.g. details of addressing circuits
    • G11C29/30Accessing single arrays
    • G11C29/32Serial access; Scan testing

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  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 チップに占めるメモリテスト回路の面積を減
少させる。 【解決手段】 アドレス発生回路21Aはシフトレジス
タ28を備える。出力するアドレスデータADをシフト
レジスタ28に記憶する。メモリテスト回路メモリセル
アレイの行または列を指定するXアドレス及びYアドレ
スのうちの一方のビット数が同じで他方が異なる複数の
メモリ回路は、ビット数が同じアドレスの下位ビットが
入力端子に近く記憶されるようにスキャンパスへデータ
を与える。アドレス発生回路21AのXORゲート27
Aはシフトレジスタ28の所定のレジスタに記憶されて
いるデータX0,Y0からRAM31,32に書き込む
ための書込データDIを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体記憶装置に
関し、特に、半導体記憶装置の故障を検査するためのメ
モリテスト回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図16は例えば、特開平3−59897
号公報に記載されているメモリセルアレイ(EPROM
セル)1とその中のセルを選択するためのXデコーダ2
とYデコーダ3を有する半導体記憶装置の構成を示す図
である。メモリセルアレイ1上のセルは、アドレスデー
タA0,A1,A2をYデコーダ3でデコードし、アド
レスデータA3,A4,A5をXデコーダ2でデコード
することにより選択される。
【0003】図17は、図16のメモリセルアレイ1に
配置されたメモリセルに仮想的に各メモリセルに異なる
番号を付して区別できるように表示した概念図である。
EPROMの基本的なテストとしては、全ビットが消去
されていることを確認した後にチェッカボードパターン
を書き込み、さらにその後に、全ビットのデータを読み
出してEPROMセルの隣接セル間の相互作用がないこ
とを検査するというものがある。図17において、数字
または数字とアルファベットが丸で囲まれたセルには、
例えば“1”が書き込まれ、その他のセルには“0”が
書き込まれて、メモリセルアレイ1はチェッカボードパ
ターンが書き込まれた状態となっている。
【0004】チェッカボードパターンをメモリセルアレ
イ1に書き込むためには、単純に奇数アドレス又は偶数
アドレスだけを選択して書き込みを行えばよいというも
のではない。Xデコーダ2で選択されるアドレスに応じ
てYデコーダ2が選択するアドレスが偶数か奇数のどち
らかに分かれる。
【0005】ところで、メモリ回路の種類は上記のEP
ROMとは異なるが、特定用途向けIC(ASIC)等
に搭載されるRAM(Random Access Memory)の入出力
ピンは、通常、ロジック部と接続されており、RAMに
はロジック部から信号が与えられるため、外部ピンを用
いて直接RAMをテストすることができない。図18
に、RAMのテストを行うメモリテスト回路をチップ内
部に搭載することにより、内蔵RAMのテストを可能に
したチップの構成を示す。ここでは、チップ5に内蔵さ
れるメモリテスト回路を、RAM−BIST(Built In
Self Test)回路と呼ぶ。
【0006】通常の動作時、つまり、テストピン8に、
例えば信号RAM-TESTとして“0”が与えられている時に
は、外部入力ピン6から入力されたデータがロジック部
9で処理された後、処理されたデータがセレクタ12a
〜12cを介してRAM10a〜10cに与えられる。
RAM10a〜10cから出力されたデータは、ロジッ
ク部11に与えられる。ロジック部11で処理されたデ
ータは、外部出力ピン7から外部へ出力される。
【0007】テストピン8に加えられる信号RAM-TEST
が、“1”の時、チップ5に内蔵されたRAM10a〜
10cの入力ピンは、セレクタ回路12a〜12cによ
りロジック部9から切り放され、RAM−BIST回路
14と接続される。RAM−BIST回路14は、テス
トパターンを発生する機能や、被テストの出力と期待値
の比較、テスト結果の圧縮などを行う。このRAM−B
IST回路14は、RAM10a〜10bをテストする
ために、種々のアドレスパターンを発生する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体記憶装置
は上記のように構成されており、一つのチップ5内に複
数のメモリ回路10a〜10cを備えて構成される。こ
のメモリ回路10a〜10cは、内部のメモリセルアレ
イの構成が同じものに限られず、メモリセルの数や行数
や列数の異なるメモリセルアレイを有する場合がある。
上述の通り、チェッカボードパターンを書き込むために
は、行と列の双方に依存してデータの書き込みを制御し
なければならないため、メモリセルアレイの構成が異な
るメモリ回路があれば、構成が異なるメモリ回路に合わ
せて複数の書き込み回路を設ける必要があった。そのた
め、メモリセルアレイの構成が異なる複数のメモリ回路
のためのメモリテスト回路をチップ内に内蔵する場合に
は、テストを行うための構成が大きくなり、本来そのチ
ップが果たさなければならない機能を担当する回路を作
り込む領域が狭くなるという問題が生じる。
【0009】また、メモリセルの構成が異なる複数のメ
モリ回路に対してアドレス発生回路を共通化しようとす
ると、構成が異なるメモリ回路毎にテストを行う必要が
あった。
【0010】この発明は上記の問題点を解消するために
なされたもので、メモリセルアレイの構成が異なる、換
言すればXアドレス・Yアドレスの構成が異なるメモリ
回路間でアドレス発生回路を共用することにより、半導
体記憶装置内に設けられメモリテストを実施するための
アドレスを発生するアドレス発生回路の占有面積を小さ
くすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る半導体
記憶装置は、行列配置されその行数か列数の一方を示す
第1の縦アドレスデータと他方を示す第1の横アドレス
データとによりメモリセルが指定される第1のメモリセ
ルアレイ、及び入力端子に近いα個のレジスタに前記第
1の縦アドレスデータを記憶し残りのβ個のレジスタに
前記第2の横アドレスデータを記憶する第1のスキャン
パスを有する、第1のメモリ回路と、行列配置されその
行数か列数のうち前記第1の縦アドレスと同じ方を示す
第2の縦アドレスデータと他方を示す第2の横アドレス
データとによりメモリセルが指定される第2のメモリセ
ルアレイ、及び入力端子に近いα個のレジスタに前記第
2の縦アドレスデータを記憶し残りのγ個(ただし、γ
はβと等しくないものとする。)のレジスタに前記第2
の横アドレスデータを記憶する第2のスキャンパスを有
する、第2のメモリ回路と、前記第1及び第2のスキャ
ンパスに同時に出力するテスト用アドレスパターンを入
力端子から直列に入力して記憶するシフトレジスタ、及
び該シフトレジスタの所定のレジスタが記憶しているデ
ータに基づき前記テスト用アドレスパターンに関連づけ
て書込信号を生成する書込信号生成手段とを有するアド
レス発生回路とを備え、前記第1及び第2のスキャンパ
スにおいて、前記第1及び第2の縦アドレスデータ及び
前記第1及び第2の横アドレスデータの下位ビットは上
位ビットよりも各々の入力端子に近い各レジスタに記憶
されるよう構成され、前記第1及び第2のメモリ回路
は、前記テスト用アドレスパターン及び前記書込信号に
応じて前記第1及び第2のメモリセルアレイに、前記第
1及び第2のメモリ回路に共通な信号線を介して伝達さ
れる書込データを書き込むことを特徴とする。
【0012】第2の発明に係る半導体記憶装置は、第1
の発明の半導体記憶装置において、前記書込信号を前記
書込データとして用いることを特徴とする。
【0013】第3の発明に係る半導体記憶装置は、第1
の発明の半導体記憶装置において、前記書込データを生
成するためのデータ生成手段をさらに備え、前記第1及
び第2のメモリ回路は書込制御信号に応じて書込の許可
/禁止を制御され、該書込制御信号は前記書込信号に基
づいて生成されることを特徴とする。
【0014】第4の発明に係る半導体記憶装置は、第1
ないし第3の発明の半導体記憶装置のうちの一つにおい
て、行列配置されその行数か列数の一方を示す第3の縦
アドレスデータと他方を示す第3の横アドレスデータと
によりメモリセルが指定される第3のメモリセルアレ
イ、及び入力端子に近いδ個(ただし、δはαと等しく
ないものとする。)のレジスタに前記第1の縦アドレス
データを記憶し残りのε個(ただし、εはβやγと等し
くないものとする。)のレジスタに前記第3の横アドレ
スデータを記憶する第3のスキャンパスを有する、第3
のメモリ回路をさらに備え、前記第1及び第2のメモリ
回路に共通な前記信号線は、前記第3のメモリ回路にも
共通であり、前記第3のメモリ回路は、前記テスト用ア
ドレスパターン及び前記書込信号に応じて前記第3のメ
モリセルアレイに、前記信号線を介して伝達される書込
データを書き込み、前記第1乃至第3のメモリ回路は、
それぞれ書込制御信号で個別に書込の許可/禁止が制御
可能であることを特徴とする。
【0015】第5の発明に係る半導体記憶装置は、第1
ないし第4の発明の半導体記憶装置のうちの一つにおい
て、前記書込信号生成手段は、前記シフトレジスタの初
段のレジスタに記憶されているデータと(α+1)段目
のレジスタに記憶されているデータの排他的論理和を出
力する論理素子を含むことを特徴とする。
【0016】第6の発明に係る半導体記憶装置は、メモ
リセルアレイ、該メモリセルアレイの第1の行アドレス
データを記憶するための第1のスキャンパス、及び該メ
モリセルアレイの第1の列アドレスデータを記憶するた
めの第2のスキャンパスを有する複数のメモリ回路と、
前記第1のスキャンパスへ第1のテスト用アドレスパタ
ーンを出力するため第2の行アドレスデータを記憶する
第1のシフトレジスタ、前記第2のスキャンパスへ第2
のテスト用アドレスパターンを出力するため第2の列ア
ドレスデータを記憶する第2のシフトレジスタ、及び前
記第1及び第2のシフトレジスタのうちの少なくともレ
ジスタに記憶されているデータを基に前記第1及び第2
のテスト用アドレスパターンに関連づけて前記メモリセ
ルアレイの書込信号を生成する書込信号生成手段を有す
るアドレス発生回路とを備え、前記第1のスキャンパス
は、前記第1の行アドレスデータの下位ビットが上位ビ
ットより前記第1のスキャンパスの入力端子に近く記憶
されるよう構成され、前記第2のスキャンパスは、前記
第1の列アドレスデータの下位ビットが上位ビットより
前記第2のスキャンパスの入力端子に近く記憶されるよ
う構成され、前記第1のシフトレジスタは、前記第2の
行アドレスデータの下位ビットが上位ビットより前記第
1のシフトレジスタの入力端子に近く記憶されるよう構
成され、前記第2のシフトレジスタは、前記第2の列ア
ドレスデータの下位ビットが上位ビットより前記第2の
シフトレジスタの入力端子に近く記憶されるよう構成さ
れ、前記複数のメモリ回路は、前記第1及び第2のテス
ト用アドレスパターン及び前記書込信号に応じて前記メ
モリセルアレイに書込データを書き込むことを特徴とす
る。
【0017】
【発明の実施の形態】まず、発明に用いられるアドレス
発生回路について説明する。図14は、アドレス発生回
路の構成とアドレス発生回路とメモリ回路の関係を説明
するためのブロック図である。図14に、アドレス発生
回路を用いてメモリ回路の一種であるRAMに、RAM
の代表的なテストパターンであるチェッカボードパター
ンを書き込む様子を示す。
【0018】図14において、20はRAM、21はテ
スト時にRAM20へ与えるアドレスデータADと書込
データDIとを発生するアドレス発生回路、21はSI
W信号と書込禁止信号WINHからRAM20の書込制
御信号WECを生成するORゲートである。RAM20
は書き込み信号WEC=0でメモリセルアレイ23への
データDIの書込を行う。図14に示したRAM20
は、テスト容易化設計法を用いて設計されており、テス
ト実行時にアドレス発生回路21が発生するアドレスデ
ータをシリアルに入力できるよう、アドレス用のスキャ
ンパス24を備えている。またロジックテスト時にRA
M20に誤って書き込みを行わないように、RAM20
は書き込み制御信号WECによって制御可能に構成され
ている。
【0019】アドレス発生回路21は、リニアフィード
バックシフトレジスタ(以下LFSRという。)25
と、LFSR25から“0000”を出力させるための
NORゲート26と、LFSR25のシフトレジスタに
記憶されている所定のビットの値に応じて書込データD
Iを生成するための書込生成手段である排他的論理和回
路(以下XORゲートという。)27とを備えて構成さ
れている。LFSR25は、4ビットのシフトレジスタ
28と、シフトレジスタ28の中の最も後段にあるレジ
スタの出力Y0とその前の段の出力X0の非等価のブー
ル演算を行ってその結果を出力するXORゲート29
と、XORゲート29の出力とNORゲート26の出力
の排他的論理和をシフトレジスタ28の初段のレジスタ
へ出力するXORゲート30とを備えて構成される。N
ORゲート26は、シフトレジスタ28の最も後段にあ
るレジスタを除く全てのレジスタの出力の否定論理和を
出力する。
【0020】図には示していないがシフトレジスタ28
やスキャンパス24はクロックに応じて動作する。最初
に”0000”が記憶されているとした場合、クロック
に応じてこのシフトレジスタ28に順に記憶されるデー
タを表1に示す。
【0021】
【表1】
【0022】アドレス発生回路21のXORゲート30
の出力が、アドレスデータADとなる。XORゲート2
7は、シフトレジスタ28の最も後段にあるレジスタの
出力Y0とその前段のレジスタの出力X0の排他的論理
和を書込データDIとしてRAM20に対して出力す
る。図に示したアドレス発生回路21は、発生するアド
レスデータADをアドレス用スキャンパス24にシフト
インすることで、RAM20に対し、擬似ランダムによ
るアドレッシングを可能とするものである。
【0023】次にチェッカボードパターンをRAMに書
き込むアルゴリズムについて説明する。まず、SIW信
号=0,書込禁止信号WINH=0にして、書込制御信
号WEC=1にする。書込制御信号WECを“0”にす
ることで、RAM20は、受け取る書込データDIをメ
モリセルアレイ23に書き込める状態となる。シフトレ
ジスタ28の初期値は、"0000"とする。被テスト回路で
あるRAM20のスキャンパス24にも同じ値を初期値
として設定しておく(ここでは"0000")。このように設
定することで、アドレス発生回路21のシフトレジスタ
28に記憶されているデータは、動作の初期からRAM
20のスキャンパス24に記憶されているデータと一致
し、RAM20のアドレスを示すことになる。ここでX
アドレス(行アドレスともいう。)の最下位ビットをX
(0)、Yアドレス(列アドレスともいう。)の最下位
ビットをY(0)と表す。また、書込データDIの値を
示す記号としてDATA0とDATA1を用いる。これ
らの記号で示すデータは、互いに他方のデータの否定の
演算を行うことによって得られるデータであるとする。
【0024】チェッカボードパターンをRAM20に書
き込むためには、後述のルール(i),(ii)に従わなけれ
ばならない。なお、exorは排他的論理和演算を行うこと
を示す演算子である。 (i)X0exorY0=0になるアドレスにDATA0を書
き込む。 (ii)Y0exorX0=1になるアドレスにDATA1を書
き込む。
【0025】すなわち、図14に示すアドレス発生回路
21が生成する書込データDIは、上記のルールに沿っ
て生成されており、アドレス発生回路21によってメモ
リセルアレイ23にチェッカボードパターンが書き込め
ることは明らかである。図14のメモリセルアレイ23
において、斜線で示した部分に“0”が書き込まれてい
るとするとDATA0,DATA1がそれぞれ“0”,
“1”に対応する。つまり、上記(i),(ii)のルール
は、(i´),(ii´)に示すようになる。 (i´)X0exorY0=0になるアドレスに“0”を書き
込む。 (ii´)X0exorY0=1になるアドレスに“1”を書き
込む。
【0026】次に、ロウバーパターンをRAM20に書
き込むためのルールを(iii),(iv)に示す。 (iii)X0=0になるアドレスにDATA0を書き込
む。 (iv)X0=1になるアドレスにDATA1を書き込む。
【0027】また、カラムバーパターンをRAM20に
書き込むためのルールを(v),(vi)に示す。 (v)Y0=0になるアドレスにDATA0を書き込む。 (vi)Y0=1になるアドレスにDATA1を書き込む。
【0028】図14に示したアドレス発生回路21は、
LFSR25を用いて構成されており、カウンタを用い
る場合に比べて、構成を簡略化できるとともに高速で動
作させることができる。
【0029】実施の形態1.以下この発明の実施の形態
1について説明する。図1及び図2は、実施の形態1に
おける半導体記憶装置の構成とチェッカボードパターン
の書込について説明するためのブロック図である。図1
及び図2は、一つの半導体記憶装置について記載されて
おり、それぞれ一つの半導体記憶装置の中の実際にメモ
リ回路とパターンを書き込んでいる回路に注目して書か
れたものである。図1及び図2において、21Aはチェ
ッカボードパターンを書き込むためにテスト時にアドレ
スパターンとともにメモリセルアレイに対する書込デー
タDIを発生するアドレス発生回路、21Bはチェッカ
ボードパターンを書き込むためにテスト時にアドレスパ
ターンとともにメモリセルアレイに対する書込データD
Iを発生するアドレス発生回路、31〜33はそれぞれ
メモリセルアレイの構成が異なるRAM、40〜42は
それぞれRAM31〜33に対応して設けられSIW信
号と書込禁止信号WINH0〜WINH2から書込制御
信号WECを生成して出力するORゲートである。
【0030】RAM31は、メモリセルアレイ35とそ
のアドレスを指示するためのスキャンパス34とを備え
る。スキャンパス34にシリアルに入力されたデータ
は、スキャンパス34の入力端子に近い方からメモリセ
ルアレイ35のYデコーダに与えるためのビットY0、
Xデコーダに与えるための最下位ビットX0、その上位
ビットX1、及び最上位ビットX2の順に記憶される。
RAM32は、メモリセルアレイ37とそのアドレスを
指示するためのスキャンパス36とを備える。スキャン
パス36にシリアルに入力されたデータは、スキャンパ
ス36の入力端子に近い方からメモリセルアレイ37の
Yデコーダに与えるためのビットY0、Xデコーダに与
えるための最下位ビットX0、及び最上位ビットX1の
順に記憶される。RAM33は、メモリセルアレイ39
とそのアドレスを指示するためのスキャンパス38とを
備える。スキャンパス38に入力されたデータは、スキ
ャンパス38の入力端子に近い方からメモリセルアレイ
39のYデコーダに与えるための最下位ビットY0、最
上位ビットY1、Xデコーダに与えるための最下位ビッ
トX0、及び最上位ビットX1の順に記憶される。
【0031】アドレス発生回路21Aは、LFSR25
と、LFSR25から“0000”を出力させるための
NORゲート26と、LFSR25のシフトレジスタに
記憶されている所定のビットの値に応じて書込データD
Iを生成するための書込生成手段であるXORゲート2
7Aとを備えて構成されている。アドレス発生回路21
Bは、LFSR25と、LFSR25から“0000”
を出力させるためのNORゲート26と、LFSR25
のシフトレジスタに記憶されている所定のビットの値に
応じて書込データDIを生成するための書込生成手段で
あるXORゲート27Bとを備えて構成されている。図
1及び図2に示したLFSR25も図14に示したLF
SR25と同様に構成されている。図1及び図2におけ
るLFSR25とNORゲート26の関係は、図14に
示したLFSR25とNORゲート26の関係と同じで
ある。ただし、アドレス発生回路21Aのシフトレジス
タ28の各レジスタに記憶される1ビットのデータを、
入力端子に近い方からY0,X0,X1,X2と表す。
アドレス発生回路21Bのシフトレジスタ28の各レジ
スタに記憶される1ビットのデータを、入力端子に近い
方からY0,Y1,X0,X1と表す。
【0032】アドレス発生回路21Aにおいて書込デー
タDIを発生する書込データ生成手段であるXORゲー
ト27Aは、シフトレジスタ28の最も入力端子に近い
レジスタが記憶しているデータY0とその次段のレジス
タが記憶しているデータX0との排他的論理和を出力す
るよう構成されている。XORゲート27を用いること
で簡単な回路で構成できる。XORゲート27Aから出
力される書込データDIは、RAM31〜33に共通に
接続されている信号線43を通して伝達される。RAM
31〜33のメモリセルアレイ35,37,39の構成
は、8×2,4×2,4×4である。そして、メモリセ
ルアレイ35の中の所望のメモリセルを指定するための
Xアドレスは3ビット、Yアドレスは1ビットである。
メモリセルアレイ37の中の所望のメモリセルを指定す
るためのXアドレスは2ビット、Yアドレスは1ビット
である。また、メモリセルアレイ39の中の所望のメモ
リセルを指定するためのXアドレスは2ビット、Yアド
レスは2ビットである。スキャンパス34,36,38
は共にXORゲート30の出力端子に接続され、スキャ
ンパス34,36,38は同じデータを受け取る。しか
し、メモリセルアレイ35,37,39の構成がRAM
毎に異なることから、スキャンパス34,36,38の
各レジスタの出力は、メモリセルアレイ35,37,3
9の構成に合うようにXデコーダ及びYデコーダに分配
される。図1に示されたRAM31,32のメモリセル
アレイ35,37は、互いに行数が異り、列数が等し
い。そのため、アドレス発生回路21Aから出力される
アドレスパターンを用いて、同時に、チェッカボードパ
ターンをメモリセルアレイ35,37に書き込むため
に、スキャンパス34,36の最も入力端子に近いレジ
スタのデータY0をYデコーダに与え、その次段のレジ
スタのデータX0をXデコーダの最下位ビットに割り当
てるよう構成される。
【0033】チェッカボードパターンを書き込むとき
は、まず、SIW信号を“0”に設定し、書込禁止信号
をWINH0=0,WINH1=0,WINH2=1の
ように設定して、RAM31,32を書込可能な状態と
し、RAM33を書込不能の状態にする。この状態で、
XORゲート27Aから書込データDIをアドレスパタ
ーンとともにRAM31〜33に供給する。メモリセル
アレイ35,37のXアドレス及びYアドレスの最下位
ビットが異なるセルに“1”が書き込まれ、Xアドレス
及びYアドレスが同じセルに“0”が書き込まれる。R
AM31,32は、このようにして書き込み動作が終了
したとき、図1に示すようなチェッカボードパターンが
書き込まれている。なお、図1及び図2において、斜線
が付されたセルは、“0”が書き込まれたセルで、何も
付されていないセルには“1”が書き込まれており、×
が付されているセルは不定の状態である。
【0034】次に、SIW信号を“0”に保ったまま、
書込禁止信号をWINH0=1,WINH1=1,WI
NH2=0に設定して、RAM33に図2に示したXO
Rゲート27Bから書込信号DIを供給する。メモリセ
ルアレイ39の中のXアドレス及びYアドレスの最下位
ビットが異なるセルに“1”が書き込まれ、Xアドレス
及びYアドレスが同じセルに“0”が書き込まれる。R
AM33は、このようにして書き込み動作が終了したと
き、図2に示すようなチェッカボードパターンが書き込
まれている。なお、図示省略しているが、アドレス発生
回路21A,21Bと信号線43との接続の切り替え
は、セレクタ等により行われる。また、アドレス発生回
路21A,21Bの違いは、XORゲート27A,27
Bの入力端子とシフトレジスタ28との接続関係だけで
あるので、この接続をセレクタで切り替えてアドレス発
生回路21A,21Bの切り替えを行ってもよい。
【0035】図1に示したように、Yアドレスの最下位
ビットがスキャンパスの入力端子に最も近いレジスタに
割り付けられ、YアドレスがXアドレスより入力端子側
に割り付けられており、かつXアドレス及びYアドレス
の下位ビットが上位ビットより入力端子に近いレジスタ
に割り付けられている。そのため、同じYアドレス数の
RAMであれば、Xアドレスの最下位ビットが割り付け
られているレジスタは入力端子から数えて同じ順番の所
に配置される。従って、アドレス発生回路のシフトレジ
スタにおいて、Xアドレスの最下位ビットX0及びYア
ドレスの最下位ビットY0を記憶するレジスタはそれら
のメモリ回路にとって共通である。そこでシフトレジス
タにおいて、Xアドレスの最下位ビットX0とYアドレ
スの最下位ビットY0に相当するレジスタが記憶してい
る値の排他的論理和を書込データDIとし、それらメモ
リ回路に与えて同時にチェッカボードパターンを書き込
むことができる。この時アドレス発生回路はXアドレス
数が大きい方のメモリ回路に合わせてアドレスパターン
を発生させる。
【0036】図1及び図2に示した2つのアドレス発生
回路21A,21Bによって、3つのRAM31〜33
にチェッカボードパターンを書き込むことができ、アド
レス発生回路の個数を減らして、図18に示したRAM
−BIST回路14の占有面積を減少させることができ
る。また、書込制御信号WECによってRAM31〜3
3の書込許可/禁止を制御可能に構成することにより、
書込データADを供給するための信号線をRAM31〜
33の間で共通化でき、集積度を向上することができ
る。
【0037】ここで、LFSRを用いてアドレス発生回
路を構成したのは、カウンタを用いてアドレス発生回路
を構成する場合に比べて、その回路構成が簡略化され、
アドレス発生回路の占有面積をさらに少なくすることが
できるからである。なお、メモリ回路としては、RAM
以外に、例えばEPROM、EEPROM等があり、R
AM以外のメモリ回路に対してもこの発明は適用でき
る。
【0038】次に、図3及び図4を用いて、LFSR2
5及びNORゲート26を含むアドレス発生回路により
RAM31〜33へのロウバーパターンの書き込みにつ
いて説明する。図3及び図4において、アドレス発生回
路21C,21Dは、LFSR25と、LFSR25か
ら“0000”を出力させるためのNORゲート26と
を備えて構成されている。RAM31,32にロウバー
パターンを書き込むための書込データDIは、アドレス
発生回路21Cのシフトレジスタ28の入力端子から2
番目のレジスタに記憶されているデータである。また、
RAM33にロウバーパターンを書き込むための書込デ
ータDIは、アドレス発生回路21Dのシフトレジスタ
28の入力端子から3番目のレジスタに記憶されている
データである。そのため、アドレス発生回路21C,2
1Dには、図1に示したXORゲート27Aや図2に示
したXORゲート27Bに相当する論理素子は設けられ
ていない。
【0039】RAM31,32にロウバーパターンを書
き込むためには、まず、SIW信号を“0”に設定し、
書込禁止信号をWINH0=0,WINH0=0,WI
NH2=1のように設定して、RAM31,32を書込
可能な状態とし、RAM33を書込不能の状態にする。
この状態で、アドレス発生回路21Cのシフトレジスタ
28の2番目のレジスタから書込データDIをアドレス
パターンとともにRAM31〜33に供給する。メモリ
セルアレイ35,37において、Xアドレスの第2位の
ビットが“1”のセルに“1”が書き込まれ、その他の
セルに“0”が書き込まれる。RAM31,32は、こ
のようにして書き込み動作が終了したとき、図3に示す
ようなロウバーパターンが書き込まれている。RAM3
3にロウバーパターンを書き込むためには、SIW信号
を“0”に設定し、書込禁止信号をWINH0=0,W
INH2=1のように設定して、アドレス発生回路21
Dのシフトレジスタ28の3番目のレジスタから書込デ
ータDIを信号線43をアドレスパターンとともにRA
M31〜33に供給する。メモリセルアレイ39におい
て、Xアドレスの第2位のビットが“1”のセルに
“1”が書き込まれ、その他のセルに“0”が書き込ま
れる。RAM33は、このようにして書き込み動作が終
了したとき、図4に示すようなロウバーパターンが書き
込まれている。
【0040】次に、図5を用いて、LFSR25及びN
ORゲート26を含むアドレス発生回路によりRAM3
1〜33へのカラムバーパターンの書き込みについて説
明する。図5において、アドレス発生回路21Eは、L
FSR25と、LFSR25から“0000”を出力さ
せるためのNORゲート26とを備えて構成されてい
る。RAM31〜33にカラムバーパターンを書き込む
ための書込データDIは、シフトレジスタ28の初段の
レジスタに記憶されているデータである。そのため、ア
ドレス発生回路21Eには、図1に示したXORゲート
27Aや図2に示したXORゲート27Bに相当する論
理素子は設けられていない。
【0041】RAM31〜33にカラムバーパターンを
書き込むためには、まず、SIW信号を“0”に設定
し、書込禁止信号をWINH0=0,WINH0=0,
WINH2=0のように設定して、RAM31〜33を
書込可能な状態とする。この状態で、シフトレジスタ2
8の1番目のレジスタから書込データDIをアドレスパ
ターンとともにRAM31〜33に供給する。メモリセ
ルアレイ35,37,39において、Yアドレスの最下
位ビットが“1”のセルに“1”が書き込まれ、その他
のセルに“0”が書き込まれる。RAM31〜33は、
このようにして書き込み動作が終了したとき、図5に示
すようなカラムバーパターンが書き込まれている。
【0042】上記の態様は、列数が同じ場合についての
説明であったが、行数が同じ場合についても同様にRA
M−BIST回路14の回路縮小が可能である。図6及
び図7は、実施の形態1の他の態様により構成された半
導体記憶装置の構成を示すブロック図である。
【0043】図6及び図7において、50Aはチェッカ
ボードパターンを書き込むためにテスト時にアドレスパ
ターンとともにメモリセルアレイに対する書込データD
Iを発生するアドレス発生回路、50Bはチェッカボー
ドパターンを書き込むためにテスト時にアドレスパター
ンとともにメモリセルアレイに対する書込データDIを
発生するアドレス発生回路、55〜57はそれぞれメモ
リセルアレイの構成が異なるRAM、64〜66はそれ
ぞれRAM55〜57に対応して設けられSIW信号と
書込禁止信号WINH0〜WINH2から書込制御信号
WECを生成して出力するORゲートである。
【0044】RAM55は、メモリセルアレイ59とそ
のアドレスを指示するためのスキャンパス58とを備え
る。スキャンパス58にシリアルに入力されたデータ
は、スキャンパス58の入力端子に近い方からメモリセ
ルアレイ35のXデコーダに与えるための最下位ビット
X0、その上位ビットX1、最上位ビットX2、及びY
デコーダに与えるためのビットY0の順に記憶される。
RAM56は、メモリセルアレイ61とそのアドレスを
指示するためのスキャンパス60とを備える。スキャン
パス60にシリアルに入力されたデータは、スキャンパ
ス60の入力端子に近い方からメモリセルアレイ37の
Xデコーダに与えるための最下位ビットX0、最上位ビ
ットX1、及びYデコーダに与えるための最下位ビット
Y0、及び最上位ビットY1の順に記憶される。RAM
57は、メモリセルアレイ63とそのアドレスを指示す
るためのスキャンパス62とを備える。スキャンパス6
2にシリアルに入力されたデータは、スキャンパス62
の入力端子に近い方からメモリセルアレイ63のXデコ
ーダに与えるための最下位ビットX0、最上位ビットX
1、Yデコーダに与えるための最下位ビットY0、及び
最上位ビットY1の順に記憶される。
【0045】アドレス発生回路50Aは、LFSR25
と、NORゲート52と、LFSR25のシフトレジス
タに記憶されている所定のビットの値に応じて書込デー
タDIを生成するための書込生成手段であるXORゲー
ト53Aとを備えて構成されている。アドレス発生回路
50Bは、LFSR25と、NORゲート52と、LF
S25のシフトレジスタに記憶されている所定のビット
の値に応じて書込データDIを生成するための書込生成
手段であるXORゲート53Bとを備えて構成されてい
る。チェッカボードパターンを書き込むときは、まず、
書込禁止信号WINH0〜WINH2によって、RAM
55を書込不能状態に、RAM56,57を書込可能状
態にする。そして、アドレス発生回路50Aによって、
RAM56,57にチェッカボードパターンを書き込
む。次に、書込禁止信号WINH0〜WINH2によっ
て、RAM55を書込可能状態に、RAM56,57を
書込不能状態にする。そして、アドレス発生回路50B
によって、RAM55にチェッカボードパターンを書き
込む。なお、図では省略しているが、アドレス発生回路
50A,50Bと信号線54との接続の切り替えは、例
えば、セレクタを用いて行われる。
【0046】次に、図8及び図9を用いて、LFSR2
5及びNORゲート26を含むアドレス発生回路により
RAM55〜57へのカラムバーパターンの書き込みに
ついて説明する。図8において、アドレス発生回路50
Cは、LFSR25と、NORゲート52とで構成さ
れ、書込データDIはシフトレジスタ28の3番目のレ
ジスタに記憶されているデータである。図8において、
その他の図6と同じ符号で示された部分は、図6の同一
符号部分と同一又は相当する部分である。図9におい
て、アドレス発生回路50Dは、LFSR25と、NO
Rゲート52とで構成され、書込データDIはシフトレ
ジスタ28の最終段のレジスタに記憶されているデータ
である。図9において、その他の図7と同じ符号で示さ
れた部分は、図7の同一符号部分と同一又は相当する部
分である。カラムバーパターンを書き込むときは、ま
ず、書込禁止信号WINH0〜WINH2によって、R
AM55を書込不能状態に、RAM56,57を書込可
能状態にする。そして、アドレス発生回路50Cによっ
て、RAM56,57にカラムバーパターンを書き込
む。この書込が終了したとき、図8に示す状態になる。
次に、書込禁止信号WINH0〜WINH2によって、
RAM55を書込可能状態に、RAM56,57を書込
不能状態にする。そして、アドレス発生回路50Dによ
って、RAM55にカラムバーパターンを書き込む。こ
の書込が終了したとき、図9に示す状態となる。なお、
図では省略しているが、アドレス発生回路50C,50
Dと信号線54との接続の切り替えは、例えば、セレク
タを用いて行われる。
【0047】実施の形態2.実施の形態1では、アドレ
ス発生回路が、SIW信号を“0”に固定し書込データ
DIを、スキャンパスに対して出力するアドレスデータ
に合わせて変更していた。それに対し、実施の形態2で
は、アドレス発生回路が、書き込みたいアドレスに対し
てのみSIW=0にするようSIW信号を発生する。こ
のアドレス発生回路により、チェッカボードパターンを
RAMに書き込むとき、書込データDIはアドレス発生
回路が一周期アドレスパターンを発生する間固定する書
込データ生成回路から与えられる。実施の形態2による
効果は、実施の形態1による効果と同様である。
【0048】図10及び図11において、21F,21
Gはアドレス発生回路、43はRAM31〜33に書込
データDIを与えるための共通の信号線、44はチェッ
カボードパターンを書き込むための書込データを生成す
る書込データ生成回路、45〜47は書込制御信号WE
Cを生成するためのNORゲート、48は書込データ生
成44の出力に応じて書込データDIを反転するための
反転回路であり、その他図1と同一符号のものは図1の
同一符号部分と同一又は相当する部分である。
【0049】チェッカボードパターンを書き込むとき
は、まず、書込データ生成回路44が、例えば、書込デ
ータDIである出力を“1”に固定する。また、書込禁
止信号をWINH0=0,WINH1=0,WINH2
=1のように設定され、RAM33は書込不能状態に、
RAM31,32は書込可能状態になる。アドレス発生
回路21Fはアドレスパターンを出力するが、出力する
アドレスパターンにおいてX0exorY0=1の関係を満
たすとき、XORゲート27cが“1”をSIW信号と
して出力する。このとき反転回路48はXORゲート2
7の出力の反転は行わない。そのため、RAM31,3
2において、XアドレスとYアドレスの最下位ビットの
値が異なるセルにのみ、書込データDI(ここでは、D
I=1である。)が書き込まれる。
【0050】アドレス発生回路21Fが被テスト回路で
あるRAM31〜33に対して全てのアドレスを生成し
た後、言い換えればテスト用アドレスパターンの一周期
の終了後、書込データ生成回路44が出力を変更する。
ここでは、書込データ生成回路44の出力が、“1”か
ら“0”に変更されて固定される。そして、反転回路で
もその接続の切り替えが行われ、ORゲート45〜47
はXORゲート27cと書込禁止信号WINH0〜WI
NH2の論理和を書込制御信号WECとしてRAM31
〜33に対して出力する。そのため、RAM31,32
において、XアドレスとYアドレスの最下位ビットの値
が同じセルにのみ、書込データDI(ここでは、DI=
0である。)が書き込まれ、図10に示すようにRAM
31,32にチェッカボードパターンが書き込まれる。
【0051】次に、ORゲート45〜47に与えられる
SIW信号がXORゲート27dから与えられるよう
に、アドレス発生回路21F,21GとNORゲート4
5〜47間の接続が切り替えられる。書込禁止信号をW
INH0=1,WINH1=1,WINH2=0のよう
に設定し、RAM33は書込可能状態に、RAM31,
32は書込不能状態に設定される。そして、書込信号生
成手段であるXORゲート27d及び反転回路48で生
成されるSIW信号によって上記と同じように図11に
示すようなチェッカボードパターンがメモリセルアレイ
39に書き込まれる。
【0052】実施の形態3.以下この発明の実施の形態
3について図12を用いて説明する。図12は、実施の
形態3における半導体記憶装置の構成を示すブロック図
である。図12において、70はチェッカボードパター
ンを書き込むためにテスト時にアドレスパターンととも
にメモリセルアレイに対する書込データDIを発生する
アドレス発生回路、84〜85はそれぞれメモリセルア
レイの構成が異なるRAM、83はそれぞれRAM84
〜86に対応して設けられSIW信号と書込禁止信号W
INHから書込制御信号WECを生成して出力するOR
ゲートである。
【0053】RAM84は、メモリセルアレイ89とそ
のアドレスを指示するための第1及び第2のスキャンパ
ス87,88とを備える。第1のスキャンパス87に入
力されたデータは、スキャンパス87の入力端子に近い
方からメモリセルアレイ89のXデコーダに与えるため
の最下位ビットX0、その上位のビットトX1、及び最
上位ビットX2の順に記憶される。第2のスキャンパス
88に入力されたデータは、第2のスキャンパス88の
入力端子に最も近い方にメモリセルアレイ88のYデコ
ーダに与えるための最下位ビットY0が配置されるよう
に記憶される。RAM85は、メモリセルアレイ92と
そのアドレスを指示するための第1及び第2のスキャン
パス90,91とを備える。第1のスキャンパス90に
入力されたデータは、第1のスキャンパス90の入力端
子に近い方からメモリセルアレイ92のXデコーダに与
えるための最下位ビットX0、最上位ビットX1の順に
記憶される。第2のスキャンパス91に入力されたデー
タは、Yデコーダに与えるための最下位ビットY0が入
力端子に最も近くなるように記憶される。RAM86
は、メモリセルアレイ95とそのアドレスを指示するた
めの第1及び第2のスキャンパス93,94とを備え
る。第1のスキャンパス93に入力されたデータは、第
1のスキャンパス93の入力端子に近い方からメモリセ
ルアレイ95のXデコーダに与えるための最下位ビット
X0、その上位ビットX1の順に記憶される。第2のス
キャンパス94に入力されたデータは、第2のスキャン
パス94の入力端子に近い方からメモリセルアレイ95
のYデコーダに与えるための最下位ビットY0、その上
位ビットY1の順に記憶される。
【0054】アドレス発生回路70は、LFSR71
と、最終段のレジスタの出力の否定を初段のレジスタの
入力にフィードバックするよう構成された2ビットのシ
フトレジスタ72と、LFSR71から“0000”を
出力させるためのNORゲート74と、LFSR71の
シフトレジスタとシフトレジスタ72に記憶されている
所定のビットの値に応じて書込データDIを生成するた
めの書込生成手段であるXORゲート75と、LFSR
71のシフトレジスタを動作させるクロックを発生する
クロック発生回路73とを備えて構成されている。図1
2に示したLFSR71も図14に示したLFSR25
と同様に構成されている。図12におけるLFSR71
とNORゲート74の関係は、図14に示したLFSR
25とNORゲート26の関係と同じである。ただし、
アドレス発生回路70のシフトレジスタ75の各レジス
タに記憶される1ビットのデータを、入力端子に近い方
からX0,X1,X2と表す。また、シフトレジスタ7
9の各レジスタに記憶される1ビットのデータを、入力
端子に近い方からY0,Y1と表す。
【0055】アドレス発生回路70において書込データ
DIを発生する書込データ生成手段であるXORゲート
75は、シフトレジスタ76の最も入力端子に近いレジ
スタが記憶しているデータX0とシフトレジスタ79の
最も入力端子に近いレジスタが記憶しているデータY0
との排他的論理和を出力するよう構成されている。XO
Rゲート27Aから出力される書込データDIは、RA
M84〜86に共通に接続されている信号線96を通し
て伝達される。RAM84〜86のメモリセルアレイ8
9,92,95の構成は、8×2,4×2,4×4であ
る。第1のスキャンパス87,90,93は共にXOR
ゲート78の出力端子及びシフトレジスタ76の入力端
子に接続され、第1のスキャンパス87,90,93及
びシフトレジスタ76は同じデータを受け取る。また、
第2のスキャンパス88,91,94は共にシフトレジ
スタ79の入力端子及びインバータ80の出力端子に接
続され、第2のスキャンパス87,90,93及びシフ
トレジスタ79は同じデータを受け取る。図12に示し
たアドレス発生回路70によってチェッカボードパター
ンを書き込むのであるが、各RAM84〜86のアドレ
ス数とは関係なく、第1のスキャンパス87,90,9
3の初段のレジスタに記憶されるデータとシフトレジス
タ76の初段のレジスタに書き込まれるデータは等し
く、第2のスキャンパス88,91,94の初段のレジ
スタに書き込まれるデータとシフトレジスタ79の初段
のレジスタに書き込まれるデータとは等しい。そこでシ
フトレジスタ76に記憶されているデータX0とシフト
レジスタ79に記憶されているデータY0の排他的論理
和を書込データDIとし、各RAM84〜86に与える
ことで、メモリセルアレイの構成に関係なく、同時にチ
ェッカボードパータンを書き込むことができる。従って
書込禁止信号WINHも1つでよい。なお、ロウバーパ
ターンはシフトレジスタ76の初段のレジスタが記憶し
ているデータX0を書込データDIとすることで、カラ
ムバーパターンはシフトレジスタ79の初段のレジスタ
が記憶しているデータY0を書込データDIとすること
で、RAM84〜86に同時に書込可能となる。この場
合、一つのアドレス発生回路70で3つのRAM84〜
86に同時にメモリテストパターンを書き込むことがで
き、RAM−BIST回路14の回路規模を縮小する効
果は大きい。
【0056】図13は、実施の形態3の他の態様におけ
るアドレス発生回路の構成を示すブロック図である。図
13において、100は図12に示したアドレス発生回
路70に対応するアドレス発生回路であり、その他図1
2と同一符号のものは図12の同一符号部分に相当する
部分である。
【0057】図13に示したアドレス発生回路100が
図12に示したアドレス発生回路70と異なる点は、ア
ドレス発生回路70がシフトレジスタ79の状態に応じ
てシフトレジスタ76を動作させるクロックを発生させ
ているのに対し、アドレス発生回路100がシフトレジ
スタ76の状態に応じてシフトレジスタ79を動作させ
るクロックを発生させていることである。そのため、ア
ドレス発生回路100には、NORゲート74の出力と
シフトレジスタ76の最終段のレジスタの出力の否定論
理積を、シフトレジスタ79の各レジスタに対して出力
するためのNANDゲート101が設けられている。図
13のアドレス発生回路100において、メモリセルア
レイの構成の異なるRAM84〜86にチェッカボード
パターンの書込が可能になるのは、アドレス発生回路7
0を用いる場合と同じ理由である。
【0058】なお、上記実施の形態3では、Y0,Y1
を記憶するためのシフトレジスタ72は、レジスタを2
つしか持っていないためXORゲートでフィードバック
を行うLFSRとは異なる構成となっているが、3ビッ
ト以上のアドレス記憶する場合にはLFSRを用いるこ
とはいうまでもない。
【0059】次に、複数の構成の異なるRAMに対して
チェッカボードパターンを書き込む際、列数が同じメモ
リセルアレイを有するRAMに対して同時に処理ができ
ない場合について説明する。図15はXアドレス数、Y
アドレス数がそれぞれ異なる3つのRAM120〜12
2にチェッカボードパターンを書き込む様子を示してい
る。
【0060】RAM120は8×2のメモリセルアレイ
126を有している。RAM121は4×2のメモリセ
ルアレイ127を有している。RAM122は4×4の
メモリセルアレイ128を有している。
【0061】ここでRAM120に対して図1のアドレ
ス発生回路21Aと同じようにして、チェッカボードパ
ターンを書き込もうとすると、図15に示すように、R
AM121には正しくチェッカボードパターンは書き込
まれない。従来のスキャンパス123〜124は、Xア
ドレス及びYアドレスの上位ビットが入力端子に近い側
に記憶されるように構成されている。そのため、シフト
レジスタ28の最終段のレジスタに記憶されたデータY
0とスキャンパス124の最終段に記憶されたデータY
0が一致せず、シフトレジスタ28の第3段目のレジス
タに記憶されたデータX0とスキャンパス124の第2
段目に記憶されたデータX0が一致せず、RAM121
においてチェッカボードパターンの書込ができなくなっ
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるアドレス発生
回路の構成及びそれによりチェッカボードパターンを書
き込む様子を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるアドレス発生
回路の構成及びそれによりチェッカボードパターンを書
き込む様子を示すブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態1によるアドレス発生
回路の構成及びそれによりロウバーパターンを書き込む
様子を示すブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態1によるアドレス発生
回路の構成及びそれによりロウバーパターンを書き込む
様子を示すブロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態1によるアドレス発生
回路の構成及びそれによりカラムバーパターンを書き込
む様子を示すブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態1によるアドレス発生
回路の他の態様及びそれによりチェッカボードパターン
を書き込む様子を示すブロック図である。
【図7】 この発明の実施の形態1によるアドレス発生
回路の他の態様及びそれによりチェッカボードパターン
を書き込む様子を示すブロック図である。
【図8】 この発明の実施の形態1によるアドレス発生
回路の他の態様及びそれによりカラムバーパターンを書
き込む様子を示すブロック図である。
【図9】 この発明の実施の形態1によるアドレス発生
回路の他の態様及びそれによりカラムバーパターンを書
き込む様子を示すブロック図である。
【図10】 この発明の実施の形態2によるアドレス発
生回路の構成及びそれによりチェッカボードパターンを
書き込む様子を示すブロック図である。
【図11】 この発明の実施の形態2によるアドレス発
生回路の構成及びそれによりチェッカボードパターンを
書き込む様子を示すブロック図である。
【図12】 この発明の実施の形態3によるアドレス発
生回路の構成及びそれによりチェッカボードパターンを
書き込む様子を示すブロック図である。
【図13】 この発明の実施の形態3によるアドレス発
生回路の他の態様及びそれによりチェッカボードパター
ンを書き込む様子を示すブロック図である。
【図14】 この発明で用いられるアドレス発生回路の
構成を説明するための図である。
【図15】 チェッカボードパターンを同時に書き込め
ない場合の半導体記憶装置の構成を説明するためのブロ
ック図である。
【図16】 チェッカボードパターンが書き込まれるメ
モリセルアレイとデコーダとの関係を示す論理図であ
る。
【図17】 図16に示したメモリセルアレイに書き込
まれたチェッカボードパターンを示す概念図である。
【図18】 メモリテスト回路が内蔵された半導体記憶
装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 メモリセルアレイ、2 Xデコーダ、3 Yデコー
ダ、5 チップ、12a〜12c セレクタ、10a〜
10c,31〜33,55〜57,84〜86RAM、
21A〜21G,50A〜50C,70,100 アド
レス発生回路。
【手続補正書】
【提出日】平成8年9月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】図16は例えば、特開平3−59897
号公報に記載されているメモリセルアレイ(EPROM
セルアレイ)1とその中のセルを選択するためのXデコ
ーダ2とYデコーダ3を有する半導体記憶装置の構成を
示す図である。メモリセルアレイ1上のセルは、アドレ
スデータA0,A1,A2をYデコーダ3でデコード
し、アドレスデータA3,A4,A5をXデコーダ2で
デコードすることにより選択される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】チェッカボードパターンをメモリセルアレ
イ1に書き込むためには、単純に奇数アドレス又は偶数
アドレスだけを選択して書き込みを行えばよいというも
のではない。Xデコーダ2で選択されるアドレスに応じ
Yデコーダ3が選択するアドレスが偶数か奇数のどち
らかに分かれる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る半導体
記憶装置は、行列配置されその行数か列数の一方を示す
第1の縦アドレスデータと他方を示す第1の横アドレス
データとによりメモリセルが指定される第1のメモリセ
ルアレイ、及び入力端子に近いα個のレジスタに前記第
1の縦アドレスデータを記憶し残りのβ個のレジスタに
前記第の横アドレスデータを記憶する第1のスキャン
パスを有する、第1のメモリ回路と、行列配置されその
行数か列数のうち前記第1の縦アドレスデータと同じ方
を示す第2の縦アドレスデータと他方を示す第2の横ア
ドレスデータとによりメモリセルが指定される第2のメ
モリセルアレイ、及び入力端子に近いα個のレジスタに
前記第2の縦アドレスデータを記憶し残りのγ個(ただ
し、γはβと等しくないものとする。)のレジスタに前
記第2の横アドレスデータを記憶する第2のスキャンパ
スを有する、第2のメモリ回路と、前記第1及び第2の
スキャンパスに同時に出力するテスト用アドレスパター
ンを入力端子から直列に入力して記憶するシフトレジス
タ、及び該シフトレジスタの所定のレジスタが記憶して
いるデータに基づき前記テスト用アドレスパターンに関
連づけて書込信号を生成する書込信号生成手段とを有す
るアドレス発生回路とを備え、前記第1及び第2のスキ
ャンパスにおいて、前記第1及び第2の縦アドレスデー
タ及び前記第1及び第2の横アドレスデータの下位ビッ
トは上位ビットよりも各々の入力端子に近い各レジスタ
に記憶されるよう構成され、前記第1及び第2のメモリ
回路は、前記テスト用アドレスパターン及び前記書込信
号に応じて前記第1及び第2のメモリセルアレイに、前
記第1及び第2のメモリ回路に共通な信号線を介して伝
達される書込データを書き込むことを特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】第4の発明に係る半導体記憶装置は、第1
ないし第3の発明の半導体記憶装置のうちの一つにおい
て、行列配置されその行数か列数の一方を示す第3の縦
アドレスデータと他方を示す第3の横アドレスデータと
によりメモリセルが指定される第3のメモリセルアレ
イ、及び入力端子に近いδ個(ただし、δはαと等しく
ないものとする。)のレジスタに前記第1の縦アドレス
データを記憶し残りのε個(ただし、εはβやγと等し
くないものとする。)のレジスタに前記第3の横アドレ
スデータを記憶する第3のスキャンパスを有する、第3
のメモリ回路をさらに備え、前記第1及び第2のメモリ
回路に共通な前記信号線は、前記第3のメモリ回路にも
共通であり、前記第3のメモリ回路は、前記テスト用ア
ドレスパターン及び前記書込信号に応じて前記第3のメ
モリセルアレイに、前記信号線を介して伝達される前記
書込データを書き込み、前記第1乃至第3のメモリ回路
は、それぞれ書込制御信号で個別に書込の許可/禁止が
制御可能であることを特徴とする。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】図14において、20はRAM、21はテ
スト時にRAM20へ与えるアドレスデータADと書込
データDIとを発生するアドレス発生回路、22はSI
W信号と書込禁止信号WINHからRAM20の書込制
御信号WECを生成するORゲートである。RAM20
書込制御信号WEC=0でメモリセルアレイ23への
データDIの書込を行う。図14に示したRAM20
は、テスト容易化設計法を用いて設計されており、テス
ト実行時にアドレス発生回路21が発生するアドレスデ
ータをシリアルに入力できるよう、アドレス用のスキャ
ンパス24を備えている。またロジックテスト時にRA
M20に誤って書き込みを行わないように、RAM20
は書き込み制御信号WECによって制御可能に構成され
ている。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】アドレス発生回路21は、リニアフィード
バックシフトレジスタ(以下LFSRという。)25
と、LFSR25から“0000”を出力させるための
NORゲート26と、LFSR25のシフトレジスタ2
8に記憶されている所定のビットの値に応じて書込デー
タDIを生成するための書込データ生成手段である排他
的論理和回路(以下XORゲートという。)27とを備
えて構成されている。LFSR25は、4ビットのシフ
トレジスタ28と、シフトレジスタ28の中の最も後段
にあるレジスタの出力Y0とその前の段の出力X0の非
等価のブール演算を行ってその結果を出力するXORゲ
ート29と、XORゲート29の出力とNORゲート2
6の出力の排他的論理和をシフトレジスタ28の初段の
レジスタへ出力するXORゲート30とを備えて構成さ
れる。NORゲート26は、シフトレジスタ28の最も
後段にあるレジスタを除く全てのレジスタの出力の否定
論理和を出力する。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】アドレス発生回路21Aは、LFSR25
と、LFSR25から“0000”を出力させるための
NORゲート26と、LFSR25のシフトレジスタ2
8に記憶されている所定のビットの値に応じて書込デー
タDIを生成するための書込データ生成手段であるXO
Rゲート27Aとを備えて構成されている。アドレス発
生回路21Bは、LFSR25と、LFSR25から
“0000”を出力させるためのNORゲート26と、
LFSR25のシフトレジスタに記憶されている所定の
ビットの値に応じて書込データDIを生成するための
込データ生成手段であるXORゲート27Bとを備えて
構成されている。図1及び図2に示したLFSR25も
図14に示したLFSR25と同様に構成されている。
図1及び図2におけるLFSR25とNORゲート26
の関係は、図14に示したLFSR25とNORゲート
26の関係と同じである。ただし、アドレス発生回路2
1Aのシフトレジスタ28の各レジスタに記憶される1
ビットのデータを、入力端子に近い方からY0,X0,
X1,X2と表す。アドレス発生回路21Bのシフトレ
ジスタ28の各レジスタに記憶される1ビットのデータ
を、入力端子に近い方からY0,Y1,X0,X1と表
す。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】チェッカボードパターンを書き込むとき
は、まず、SIW信号を“0”に設定し、書込禁止信号
をWINH0=0,WINH1=0,WINH2=1の
ように設定して、RAM31,32を書込可能な状態と
し、RAM33を書込不能の状態にする。この状態で、
XORゲート27Aから書込データDIをアドレスパタ
ーンとともにRAM31〜33に供給する。メモリセル
アレイ35,37のXアドレス及びYアドレスの最下位
ビットが異なるセルに“1”が書き込まれ、Xアドレス
及びYアドレスの最下位ビットが同じセルに“0”が書
き込まれる。RAM31,32は、このようにして書き
込み動作が終了したとき、図1に示すようなチェッカボ
ードパターンが書き込まれている。なお、図1及び図2
において、斜線が付されたセルは、“0”が書き込まれ
たセルで、何も付されていないセルには“1”が書き込
まれており、×が付されているセルは不定の状態であ
る。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】図1及び図2に示した2つのアドレス発生
回路21A,21Bによって、3つのRAM31〜33
にチェッカボードパターンを書き込むことができ、アド
レス発生回路の個数を減らして、図18に示したRAM
−BIST回路14の占有面積を減少させることができ
る。また、書込制御信号WECによってRAM31〜3
3の書込許可/禁止を制御可能に構成することにより、
書込データDIを供給するための信号線をRAM31〜
33の間で共通化でき、集積度を向上することができ
る。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】RAM31,32にロウバーパターンを書
き込むためには、まず、SIW信号を“0”に設定し、
書込禁止信号をWINH0=0,WINH=0,WI
NH2=1のように設定して、RAM31,32を書込
可能な状態とし、RAM33を書込不能の状態にする。
この状態で、アドレス発生回路21Cのシフトレジスタ
28の2番目のレジスタから書込データDIをアドレス
パターンとともにRAM31〜33に供給する。メモリ
セルアレイ35,37において、Xアドレスの第2位の
ビットが“1”のセルに“1”が書き込まれ、その他の
セルに“0”が書き込まれる。RAM31,32は、こ
のようにして書き込み動作が終了したとき、図3に示す
ようなロウバーパターンが書き込まれている。RAM3
3にロウバーパターンを書き込むためには、SIW信号
を“0”に設定し、書込禁止信号をWINH0=0,W
INH2=1のように設定して、アドレス発生回路21
Dのシフトレジスタ28の3番目のレジスタから書込デ
ータDIを信号線43をアドレスパターンとともにRA
M31〜33に供給する。メモリセルアレイ39におい
て、Xアドレスの第2位のビットが“1”のセルに
“1”が書き込まれ、その他のセルに“0”が書き込ま
れる。RAM33は、このようにして書き込み動作が終
了したとき、図4に示すようなロウバーパターンが書き
込まれている。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】RAM31〜33にカラムバーパターンを
書き込むためには、まず、SIW信号を“0”に設定
し、書込禁止信号をWINH0=0,WINH=0,
WINH2=0のように設定して、RAM31〜33を
書込可能な状態とする。この状態で、シフトレジスタ2
8の1番目のレジスタから書込データDIをアドレスパ
ターンとともにRAM31〜33に供給する。メモリセ
ルアレイ35,37,39において、Yアドレスの最下
位ビットが“1”のセルに“1”が書き込まれ、その他
のセルに“0”が書き込まれる。RAM31〜33は、
このようにして書き込み動作が終了したとき、図5に示
すようなカラムバーパターンが書き込まれている。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】RAM55は、メモリセルアレイ59とそ
のアドレスを指示するためのスキャンパス58とを備え
る。スキャンパス58にシリアルに入力されたデータ
は、スキャンパス58の入力端子に近い方からメモリセ
ルアレイ59のXデコーダに与えるための最下位ビット
X0、その上位ビットX1、最上位ビットX2、及びY
デコーダに与えるためのビットY0の順に記憶される。
RAM56は、メモリセルアレイ61とそのアドレスを
指示するためのスキャンパス60とを備える。スキャン
パス60にシリアルに入力されたデータは、スキャンパ
ス60の入力端子に近い方からメモリセルアレイ61
Xデコーダに与えるための最下位ビットX0、最上位ビ
ットX1、及びYデコーダに与えるためのビットY0に
記憶される。RAM57は、メモリセルアレイ63とそ
のアドレスを指示するためのスキャンパス62とを備え
る。スキャンパス62にシリアルに入力されたデータ
は、スキャンパス62の入力端子に近い方からメモリセ
ルアレイ63のXデコーダに与えるための最下位ビット
X0、最上位ビットX1、Yデコーダに与えるための最
下位ビットY0、及び最上位ビットY1の順に記憶され
る。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】アドレス発生回路50Aは、LFSR25
と、NORゲート26と、LFSR25のシフトレジス
タに記憶されている所定のビットの値に応じて書込デー
タDIを生成するための書込データ生成手段であるXO
Rゲート53Aとを備えて構成されている。アドレス発
生回路50Bは、LFSR25と、NORゲート26
と、LFSR25のシフトレジスタに記憶されている所
定のビットの値に応じて書込データDIを生成するため
書込データ生成手段であるXORゲート53Bとを備
えて構成されている。チェッカボードパターンを書き込
むときは、まず、書込禁止信号WINH0〜WINH2
によって、RAM55を書込不能状態に、RAM56,
57を書込可能状態にする。そして、アドレス発生回路
50Aによって、RAM56,57にチェッカボードパ
ターンを書き込む。次に、書込禁止信号WINH0〜W
INH2によって、RAM55を書込可能状態に、RA
M56,57を書込不能状態にする。そして、アドレス
発生回路50Bによって、RAM55にチェッカボード
パターンを書き込む。なお、図では省略しているが、ア
ドレス発生回路50A,50Bと信号線54との接続の
切り替えは、例えば、セレクタを用いて行われる。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】次に、図8及び図9を用いて、LFSR2
5及びNORゲート26を含むアドレス発生回路により
RAM55〜57へのカラムバーパターンの書き込みに
ついて説明する。図8において、アドレス発生回路50
Cは、LFSR25と、NORゲート26とで構成さ
れ、書込データDIはシフトレジスタ28の3番目のレ
ジスタに記憶されているデータである。図8において、
その他の図6と同じ符号で示された部分は、図6の同一
符号部分と同一又は相当する部分である。図9におい
て、アドレス発生回路50Dは、LFSR25と、NO
Rゲート26とで構成され、書込データDIはシフトレ
ジスタ28の最終段のレジスタに記憶されているデータ
である。図9において、その他の図7と同じ符号で示さ
れた部分は、図7の同一符号部分と同一又は相当する部
分である。カラムバーパターンを書き込むときは、ま
ず、書込禁止信号WINH0〜WINH2によって、R
AM55を書込不能状態に、RAM56,57を書込可
能状態にする。そして、アドレス発生回路50Cによっ
て、RAM56,57にカラムバーパターンを書き込
む。この書込が終了したとき、図8に示す状態になる。
次に、書込禁止信号WINH0〜WINH2によって、
RAM55を書込可能状態に、RAM56,57を書込
不能状態にする。そして、アドレス発生回路50Dによ
って、RAM55にカラムバーパターンを書き込む。こ
の書込が終了したとき、図9に示す状態となる。なお、
図では省略しているが、アドレス発生回路50C,50
Dと信号線54との接続の切り替えは、例えば、セレク
タを用いて行われる。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0047
【補正方法】変更
【補正内容】
【0047】実施の形態2.実施の形態1では、アドレ
ス発生回路が、SIW信号を“0”に固定し書込データ
DIを、スキャンパスに対して出力するアドレスデータ
に合わせて変更していた。それに対し、実施の形態2で
は、アドレス発生回路が、書き込みたいアドレスに対し
てのみSIW=0にするようSIW信号を発生する。こ
のアドレス発生回路により、チェッカボードパターンを
RAMに書き込むとき、書込データDIはアドレス発生
回路が一周期アドレスパターンを発生する間SIW信号
を固定する書込データ生成回路から与えられる。実施の
形態2による効果は、実施の形態1による効果と同様で
ある。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正内容】
【0048】図10及び図11において、21F,21
Gはアドレス発生回路、43はRAM31〜33に書込
データDIを与えるための共通の信号線、44はチェッ
カボードパターンを書き込むための書込データを生成す
る書込データ生成回路、45〜47は書込制御信号WE
Cを生成するためのNORゲート、48は書込データ
成回路44の出力に応じて書込データDIを反転するた
めの反転回路であり、その他図1と同一符号のものは図
1の同一符号部分と同一又は相当する部分である。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0049
【補正方法】変更
【補正内容】
【0049】チェッカボードパターンを書き込むとき
は、まず、書込データ生成回路44が、例えば、書込デ
ータDIである出力を“1”に固定する。また、書込禁
止信号をWINH0=0,WINH1=0,WINH2
=1のように設定され、RAM33は書込不能状態に、
RAM31,32は書込可能状態になる。アドレス発生
回路21Fはアドレスパターンを出力するが、出力する
アドレスパターンにおいてX0exorY0=1の関係を満
たすとき、XORゲート27が“1”をSIW信号と
して出力する。このとき反転回路48はXORゲート
7Cの出力の反転は行わない。そのため、RAM31,
32において、XアドレスとYアドレスの最下位ビット
の値が異なるセルにのみ、書込データDI(ここでは、
DI=1である。)が書き込まれる。
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正内容】
【0050】アドレス発生回路21Fが被テスト回路で
あるRAM31〜33に対して全てのアドレスを生成し
た後、言い換えればテスト用アドレスパターンの一周期
の終了後、書込データ生成回路44が出力を変更する。
ここでは、書込データ生成回路44の出力が、“1”か
ら“0”に変更されて固定される。そして、反転回路で
もその接続の切り替えが行われ、ORゲート45〜47
はXORゲート27Cと書込禁止信号WINH0〜WI
NH2の論理和を書込制御信号WECとしてRAM31
〜33に対して出力する。そのため、RAM31,32
において、XアドレスとYアドレスの最下位ビットの値
が同じセルにのみ、書込データDI(ここでは、DI=
0である。)が書き込まれ、図10に示すようにRAM
31,32にチェッカボードパターンが書き込まれる。
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0051
【補正方法】変更
【補正内容】
【0051】次に、ORゲート45〜47に与えられる
SIW信号がXORゲート27Dから与えられるよう
に、アドレス発生回路21F,21GとNORゲート4
5〜47間の接続が切り替えられる。書込禁止信号をW
INH0=1,WINH1=1,WINH2=0のよう
に設定し、RAM33は書込可能状態に、RAM31,
32は書込不能状態に設定される。そして、書込信号生
成手段であるXORゲート27D及び反転回路48で生
成されるSIW信号によって上記と同じように図11に
示すようなチェッカボードパターンがメモリセルアレイ
39に書き込まれる。
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0052
【補正方法】変更
【補正内容】
【0052】実施の形態3.以下この発明の実施の形態
3について図12を用いて説明する。図12は、実施の
形態3における半導体記憶装置の構成を示すブロック図
である。図12において、70はチェッカボードパター
ンを書き込むためにテスト時にアドレスパターンととも
にメモリセルアレイに対する書込データDIを発生する
アドレス発生回路、84〜85はそれぞれメモリセルア
レイの構成が異なるRAM、83はRAM84〜86に
共通に設けられSIW信号と書込禁止信号WINHから
書込制御信号WECを生成して出力するORゲートであ
る。
【手続補正23】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0054
【補正方法】変更
【補正内容】
【0054】アドレス発生回路70は、LFSR71
と、最終段のレジスタの出力の否定を初段のレジスタの
入力にフィードバックするよう構成された2ビットのシ
フトレジスタ72と、LFSR71から“0000”を
出力させるためのNORゲート74と、LFSR71の
シフトレジスタ76とシフトレジスタ72に記憶されて
いる所定のビットの値に応じて書込データDIを生成す
るための書込データ生成手段であるXORゲート75
と、LFSR71のシフトレジスタ76を動作させるク
ロックを発生するクロック発生回路73とを備えて構成
されている。図12に示したLFSR71も図14に示
したLFSR25と同様に構成されている。図12にお
けるLFSR71とNORゲート74の関係は、図14
に示したLFSR25とNORゲート26の関係と同じ
である。ただし、アドレス発生回路70のシフトレジス
タ76の各レジスタに記憶される1ビットのデータを、
入力端子に近い方からX0,X1,X2と表す。また、
シフトレジスタ79の各レジスタに記憶される1ビット
のデータを、入力端子に近い方からY0,Y1と表す。
【手続補正24】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0055
【補正方法】変更
【補正内容】
【0055】アドレス発生回路70において書込データ
DIを発生する書込データ生成手段であるXORゲート
75は、シフトレジスタ76の最も入力端子に近いレジ
スタが記憶しているデータX0とシフトレジスタ79の
最も入力端子に近いレジスタが記憶しているデータY0
との排他的論理和を出力するよう構成されている。XO
Rゲート75から出力される書込データDIは、RAM
84〜86に共通に接続されている信号線96を通して
伝達される。RAM84〜86のメモリセルアレイ8
9,92,95の構成は、8×2,4×2,4×4であ
る。第1のスキャンパス87,90,93は共にXOR
ゲート78の出力端子及びシフトレジスタ76の入力端
子に接続され、第1のスキャンパス87,90,93及
びシフトレジスタ76は同じデータを受け取る。また、
第2のスキャンパス88,91,94は共にシフトレジ
スタ79の入力端子及びインバータ80の出力端子に接
続され、第2のスキャンパス88,91,94及びシフ
トレジスタ79は同じデータを受け取る。図12に示し
たアドレス発生回路70によってチェッカボードパター
ンを書き込むのであるが、各RAM84〜86のアドレ
ス数とは関係なく、第1のスキャンパス87,90,9
3の初段のレジスタに記憶されるデータとシフトレジス
タ76の初段のレジスタに書き込まれるデータは等し
く、第2のスキャンパス88,91,94の初段のレジ
スタに書き込まれるデータとシフトレジスタ79の初段
のレジスタに書き込まれるデータとは等しい。そこでシ
フトレジスタ76に記憶されているデータX0とシフト
レジスタ79に記憶されているデータY0の排他的論理
和を書込データDIとし、各RAM84〜86に与える
ことで、メモリセルアレイの構成に関係なく、同時にチ
ェッカボードパータンを書き込むことができる。従って
書込禁止信号WINHも1つでよい。なお、ロウバーパ
ターンはシフトレジスタ76の初段のレジスタが記憶し
ているデータX0を書込データDIとすることで、カラ
ムバーパターンはシフトレジスタ79の初段のレジスタ
が記憶しているデータY0を書込データDIとすること
で、RAM84〜86に同時に書込可能となる。この場
合、一つのアドレス発生回路70で3つのRAM84〜
86に同時にメモリテストパターンを書き込むことがで
き、RAM−BIST回路14の回路規模を縮小する効
果は大きい。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行列配置されその行数か列数の一方を示
    す第1の縦アドレスデータと他方を示す第1の横アドレ
    スデータとによりメモリセルが指定される第1のメモリ
    セルアレイ、及び入力端子に近いα個のレジスタに前記
    第1の縦アドレスデータを記憶し残りのβ個のレジスタ
    に前記第2の横アドレスデータを記憶する第1のスキャ
    ンパスを有する、第1のメモリ回路と、 行列配置されその行数か列数のうち前記第1の縦アドレ
    スと同じ方を示す第2の縦アドレスデータと他方を示す
    第2の横アドレスデータとによりメモリセルが指定され
    る第2のメモリセルアレイ、及び入力端子に近いα個の
    レジスタに前記第2の縦アドレスデータを記憶し残りの
    γ個(ただし、γはβと等しくないものとする。)のレ
    ジスタに前記第2の横アドレスデータを記憶する第2の
    スキャンパスを有する、第2のメモリ回路と、 前記第1及び第2のスキャンパスに同時に出力するテス
    ト用アドレスパターンを入力端子から直列に入力して記
    憶するシフトレジスタ、及び該シフトレジスタの所定の
    レジスタが記憶しているデータに基づき前記テスト用ア
    ドレスパターンに関連づけて書込信号を生成する書込信
    号生成手段とを有するアドレス発生回路とを備え、 前記第1及び第2のスキャンパスにおいて、前記第1及
    び第2の縦アドレスデータ及び前記第1及び第2の横ア
    ドレスデータの下位ビットは上位ビットよりも各々の入
    力端子に近い各レジスタに記憶されるよう構成され、 前記第1及び第2のメモリ回路は、前記テスト用アドレ
    スパターン及び前記書込信号に応じて前記第1及び第2
    のメモリセルアレイに、前記第1及び第2のメモリ回路
    に共通な信号線を介して伝達される書込データを書き込
    むことを特徴とする、半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記書込信号を前記書込データとして用
    いることを特徴とする、請求項1記載の半導体記憶装
    置。
  3. 【請求項3】 前記書込データを生成するためのデータ
    生成手段をさらに備え、 前記第1及び第2のメモリ回路は書込制御信号に応じて
    書込の許可/禁止を制御され、 該書込制御信号は前記書込信号に基づいて生成されるこ
    とを特徴とする、請求項1記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 行列配置されその行数か列数の一方を示
    す第3の縦アドレスデータと他方を示す第3の横アドレ
    スデータとによりメモリセルが指定される第3のメモリ
    セルアレイ、及び入力端子に近いδ個(ただし、δはα
    と等しくないものとする。)のレジスタに前記第1の縦
    アドレスデータを記憶し残りのε個(ただし、εはβや
    γと等しくないものとする。)のレジスタに前記第3の
    横アドレスデータを記憶する第3のスキャンパスを有す
    る、第3のメモリ回路をさらに備え、 前記第1及び第2のメモリ回路に共通な前記信号線は、
    前記第3のメモリ回路にも共通であり、 前記第3のメモリ回路は、前記テスト用アドレスパター
    ン及び前記書込信号に応じて前記第3のメモリセルアレ
    イに、前記信号線を介して伝達される書込データを書き
    込み、 前記第1乃至第3のメモリ回路は、それぞれ書込制御信
    号で個別に書込の許可/禁止が制御可能であることを特
    徴とする、請求項1ないし請求項3のうちのいずれか一
    項に記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記書込信号生成手段は、前記シフトレ
    ジスタの初段のレジスタに記憶されているデータと(α
    +1)段目のレジスタに記憶されているデータの排他的
    論理和を出力する論理素子を含む、請求項1ないし請求
    項4のうちのいずれか一項に記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 メモリセルアレイ、該メモリセルアレイ
    の第1の行アドレスデータを記憶するための第1のスキ
    ャンパス、及び該メモリセルアレイの第1の列アドレス
    データを記憶するための第2のスキャンパスを有する複
    数のメモリ回路と、 前記第1のスキャンパスへ第1のテスト用アドレスパタ
    ーンを出力するため第2の行アドレスデータを記憶する
    第1のシフトレジスタ、前記第2のスキャンパスへ第2
    のテスト用アドレスパターンを出力するため第2の列ア
    ドレスデータを記憶する第2のシフトレジスタ、及び前
    記第1及び第2のシフトレジスタのうちの少なくともレ
    ジスタに記憶されているデータを基に前記第1及び第2
    のテスト用アドレスパターンに関連づけて前記メモリセ
    ルアレイの書込信号を生成する書込信号生成手段を有す
    るアドレス発生回路とを備え、 前記第1のスキャンパスは、前記第1の行アドレスデー
    タの下位ビットが上位ビットより前記第1のスキャンパ
    スの入力端子に近く記憶されるよう構成され、前記第2
    のスキャンパスは、前記第1の列アドレスデータの下位
    ビットが上位ビットより前記第2のスキャンパスの入力
    端子に近く記憶されるよう構成され、前記第1のシフト
    レジスタは、前記第2の行アドレスデータの下位ビット
    が上位ビットより前記第1のシフトレジスタの入力端子
    に近く記憶されるよう構成され、前記第2のシフトレジ
    スタは、前記第2の列アドレスデータの下位ビットが上
    位ビットより前記第2のシフトレジスタの入力端子に近
    く記憶されるよう構成され、 前記複数のメモリ回路は、前記第1及び第2のテスト用
    アドレスパターン及び前記書込信号に応じて前記メモリ
    セルアレイに書込データを書き込むことを特徴とする、
    半導体記憶装置。
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