JPH0991997A - メモリテスト回路 - Google Patents

メモリテスト回路

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JPH0991997A
JPH0991997A JP7250936A JP25093695A JPH0991997A JP H0991997 A JPH0991997 A JP H0991997A JP 7250936 A JP7250936 A JP 7250936A JP 25093695 A JP25093695 A JP 25093695A JP H0991997 A JPH0991997 A JP H0991997A
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address
gate
outputs
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JP7250936A
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Tokuya Oosawa
徳哉 大澤
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/04Detection or location of defective memory elements, e.g. cell constructio details, timing of test signals
    • G11C29/08Functional testing, e.g. testing during refresh, power-on self testing [POST] or distributed testing
    • G11C29/12Built-in arrangements for testing, e.g. built-in self testing [BIST] or interconnection details
    • G11C29/18Address generation devices; Devices for accessing memories, e.g. details of addressing circuits
    • G11C29/20Address generation devices; Devices for accessing memories, e.g. details of addressing circuits using counters or linear-feedback shift registers [LFSR]
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/04Detection or location of defective memory elements, e.g. cell constructio details, timing of test signals
    • G11C29/08Functional testing, e.g. testing during refresh, power-on self testing [POST] or distributed testing
    • G11C29/10Test algorithms, e.g. memory scan [MScan] algorithms; Test patterns, e.g. checkerboard patterns 

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  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピンポンパターンに従ってメモリテストを行
うメモリテスト回路の回路規模を小さくするとともに動
作を高速化することを目的とする。 【解決手段】 注目セルのアドレス信号をLFSR76
で発生し、それ以外のセルのアドレス信号をLFSR7
5で発生する。LFSR76は、発生するアドレス信号
を、LFSR75がアドレス信号を一周期発生する毎に
更新する。LFSR75,76のアドレス信号をセレク
タ回路78で交互に切り替えてRAM2Aに対して出力
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体メモリの
テストを行うためのメモリテスト回路に関し、特に、ピ
ンポンパターンを用いてランダム・アクセス・メモリ
(以下RAMという。)のテストを行うメモリテスト回
路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特定用途向けIC(ASIC)等に搭載
されるRAMの入出力ピンは、通常、ロジック部と接続
されており、RAMにはロジック部から信号が与えられ
るため、外部ピンを用いて直接RAMをテストすること
ができない。図8に、RAMのテストを行うメモリテス
ト回路をチップ内部に搭載することにより、内蔵RAM
のテストを可能にしたチップの構成を示す。ここでは、
チップ1に内蔵されるメモリテスト回路を、RAM−B
IST(Built In Self Test)回路と呼ぶ。
【0003】通常の動作時、つまり、テストピン8に、
例えば信号RAM-TESTとして「0」が与えられている時に
は、外部入力ピン3から入力されたデータがロジック部
5で処理された後、処理されたデータがRAM2に与え
られる。RAM2から出力されたデータは、ロジック部
6に与えられる。ロジック部6で処理されたデータは、
外部出力ピン4から外部へ出力される。
【0004】テストピン8に加えられる信号RAM-TEST
が、「1」の時、チップ1に内蔵されたRAM2の入力
ピンは、セレクタ回路9によりロジック部から切り放さ
れ、RAM−BIST回路7によりRAM2のテストが
行われる。RAM−BIST回路7は、テストパターン
を発生する機能や、被テストの出力と期待値の比較、テ
スト結果の圧縮などを行う。このRAM−BIST回路
7は、RAMをテストするために、種々のアドレスパタ
ーンを発生する。
【0005】次に、RAM−BIST回路7におけるア
ドレスパターンの発生について図9を用いて説明する。
図9は、図8に示したRAM−BIST回路7に設けら
れ、テストパターンの一種であるピンポンパターンを発
生するアドレスパターン発生回路の構成を説明するため
のブロック図である。図9において、2Aは4ビットの
アドレス入力信号A0,A1,A2,A3で、メモリセ
ルの選択を行うRAM、10は第1のカウンタ、11は
第2のカウンタ、12は選択信号selに応じて第1また
は第2のカウンタのうちの一方を選択的にRAM2Aに
対して出力するセレクタ回路である。
【0006】ピンポンパターンは、検出能力が非常に高
いテストパターンである。ピンポンパターンに沿ったメ
モリテストのアルゴリズムについて説明する。まず、R
AM−BIST回路7が、RAM2Aの全メモリセルに
「0」を書き込む。次に、注目のセル、例えば"0000"番
地のメモリセルに「1」を書き込む。そして、RAM−
BIST回路7が、ピンポンパターンに沿って読み出し
動作を、例えば、1番地、0番地、2番地、0番地、3
番地、0番地、…0番地、N番地の順に行う。ピンポン
パターンでは、0番地に「0」を書き込み、例えば、注
目のセルを1番地とすると、1番地に「1」を書き込
み、注目のセルについて上記と同様の動作を行う。すな
わち、0番地、1番地、2番地、1番地、3番地、1番
地…1番地、N番地の順に読み出しを行う。そして、1
番地に「0」を書き込む。ピンポンパターンでは、注目
セルをN番地まで移動させるが、注目セルに「1」を書
き込む毎に、上記のような注目セルと他のセルとの交互
の読み出し動作を行う。
【0007】ピンポンパターンに沿ってアドレスパター
ンを発生する従来の回路は、注目セルのアドレス信号を
発生するため第2のカウンタ11と、それ以外のセルの
アドレス信号を発生するための第1のカウンタ10を備
え、2つのカウンタ10,11の出力を1サイクルごと
セレクタ回路12により切り替えるように構成されてい
る。なお、EN0,EN1はそれぞれ第1及び第2のカ
ウンタの動作を停止するための制御信号である。
【0008】第1のカウンタ10はクロックの1サイク
ル毎に、第2のカウンタ11は被テスト回路のアドレス
数×2サイクル毎に、図8に示したRAM2Aのテスト
の場合には4×2サイクル毎に、それぞれ動作するよう
に制御信号EN1,EN2で制御される。また、セレク
タ回路12は、1サイクル毎に第1のカウンタ10と第
2のカウンタ11の出力を切り換えるように選択信号se
lにより制御される。
【0009】次に、RAM−BIST回路7を構成する
カウンタ回路について説明する。図10は4ビットカウ
ンタの構成を示す論理図である。図10において、15
〜18はクロックTに同期して動作するフリップフロッ
プ、19はフリップフロップ15の出力の否定をフリッ
プフロップ15の入力端子に与えるためのNOTゲー
ト、20はフリップフロップ15の出力とフリップフロ
ップ16の出力とが異なる時にフリップフロップ16の
入力端子に「1」を与えるEXCLUSIVE−ORゲ
ート(以下XORゲートという。)、21はフリップフ
ロップ15,16の出力が共に「1」の時に「1」を出
力するANDゲート、22はANDゲート21の出力と
フリップフロップ18の出力が共に「1」の時に「1」
を出力するANDゲート、23はANDゲート22の出
力とフリップフロップ17の出力とが異なる時に「1」
をフリップフロップ17の入力端子に出力するXORゲ
ート、24はフリップフロップ18の出力とANDゲー
ト21の出力とが異なるとき「1」をフリップフロップ
18の入力端子に出力するXORゲートである。図10
に示した回路は、カウンタとして動作させるために、<>
内の番号が等しくなるようフリップフロップの出力DO
<*>を回路の入力データDI<*>としている。
【0010】図11は、10ビットカウンタの構成を示
す論理図である。図11に示したカウンタは、動作速度
を重視せず占有面積を小さくすることを目的として形成
されたものである。図11において、30〜39はクロ
ックTに同期して動作するフリップフロップ、40はフ
リップフロップ30の出力の否定をフリップフロップ3
0の入力端子に与えるためのNOTゲート、41はフリ
ップフロップ30の出力とフリップフロップ31の出力
とが異なる時にフリップフロップ31の入力端子に
「1」を与えるXORゲート、42はフリップフロップ
30の出力とフリップフロップ31の出力が共に「1」
の時に「1」を出力するANDゲート、43はANDゲ
ート42の出力とフリップフロップ39の出力が共に
「1」の時に「1」を出力するANDゲート、44はフ
リップフロップ32の出力とANDゲート43の出力と
が異なる時にフリップフロップ32の入力端子に「1」
を出力するXORゲート、45はフリップフロップ32
の出力とANDゲート43の出力とフリップフロップ3
4の出力が全て「1」の時に「0」を出力するNAND
ゲート、46はフリップフロップ33の出力の否定を出
力するNOTゲート、47はNOTゲート46の出力と
NANDゲートの出力とが異なる時にフリップフロップ
33の入力端子に「1」を与えるXORゲート、48は
フリップフロップ32の出力とANDゲート43の出力
が共に「1」の時に「1」を出力しするANDゲート、
49はフリップフロップ34の出力とANDゲート48
の出力とが異なる時にフリップフロップ49の入力端子
に「1」を与えるXORゲート、50はNANDゲート
45の出力とNOTゲート46の出力の何れか一方が
「1」の時に「1」を出力するORゲート、51はフリ
ップフロップ37の出力の否定を出力するNOTゲー
ト、52はORゲート50の出力とNOTゲート51の
出力の何れか一方が「1」の時に「0」を出力するNO
Rゲート、53はNORゲートの出力とフリップフロッ
プ36の出力が共に「1」の時に「1」を出力するAN
Dゲート、54はANDゲート53の出力とフリップフ
ロップ38の出力が共に「1」の時に「1」を出力する
ANDゲート、55はフリップフロップ35の出力とA
NDゲート54の出力とが異なる時にフリップフリップ
35の入力端子に「1」を与えるXORゲート、56は
NORゲート52の出力とフリップフロップ36の出力
とが異なる時にフリップフリップ36の入力端子に
「1」を出力するXORゲート、57はNOTゲート5
1の出力とORゲート50の出力とが異なる時にフリッ
プフリップ37の入力端子に「1」を出力するXORゲ
ート、58はフリップフリップ38の出力とANDゲー
ト53の出力とが異なる時にフリップフリップ38の入
力端子に「1」を与えるXORゲート、59はフリップ
フロップ39の出力とANDゲート42の出力とが異な
る時にフリップフリップ39の入力端子に「1」を出力
するXORゲートである。図11に示した回路は、カウ
ンタとして動作させるために、<>内の番号が等しくなる
ようフリップフロップの出力DO<*>を回路の入力デー
タDI<*>としている。
【0011】図12は、図11に示した10ビットカウ
ンタに比べて高速で動作する10ビットカウンタの構成
を示す論理図である。図12において、60〜69はク
ロックTに同期して動作するフリップフロップ、70は
フリップフロップ69の出力の否定をフリップフロップ
69の入力端子に与えるNOTゲート、71はフリップ
フロップ65,66,69の出力が共に「1」の時だけ
「0」を出力するNANDゲート、72はNANDゲー
ト71の出力を否定するブール演算を行ってその結果を
出力するNOTゲート、73はフリップフロップ68の
出力とNOTゲート72の出力とが異なる時にフリップ
フロップ68の入力端子に「1」を与えるXORゲー
ト、74はフリップフロップ68の出力とフリップフロ
ップ64の出力が共に「1」の時に「1」を出力するA
NDゲート、75はNOTゲート72とANDゲート7
4の出力が共に「1」の時に「1」を出力するANDゲ
ート、76はフリップフロップ60,62の出力が共に
「1」の時に「1」を出力するANDゲート、77はA
NDゲート75,76の出力が共に「1」の時に「1」
を出力するANDゲート、78はフリップフロップ67
の出力を否定するブール演算結果を出力するNOTゲー
ト、79はANDゲート77の出力とフリップフロップ
61の出力が共に「1」の時のみ「0」を出力するNA
NDゲート、80はNOTゲート78の出力とNAND
ゲート79の出力とが異なる時にフリップフロップ67
の入力端子に「1」を出力するXORゲート、81はフ
リップフロップ66,69の出力とが異なる時にフリッ
プフロップ66の入力端子に「1」を出力するXORゲ
ート、82はフリップフロップ66,69の出力が共に
「1」の時に「1」を出力するANDゲート、83はフ
リップフロップ65の出力とANDゲート82の出力と
が異なる時にフリップフロップ65の入力端子に「1」
を出力するXORゲート、84はフリップフロップ68
の出力とNOTゲート72の出力が共に「1」の時に
「1」を出力するANDゲート、85はフリップフロッ
プ64の出力とANDゲート84の出力のずれか一方の
みが「1」の時にフリップフロップ64の入力端子に
「1」を出力するXORゲート、86はNANDゲート
79の出力とNOTゲート78の出力の何れい一方が
「1」の時に「0」を出力するNORゲート、87はフ
リップフロップ63の出力の否定のブール演算結果を出
力するNOTゲート、88はフリップフロップ63の出
力とNOTゲート87の出力を入力としNORゲート8
6の出力をセレクト信号としてフリップフロップ63の
入力端子に出力するセレクタ、89はフリップフロップ
60の出力とANDゲート75の出力が共に「1」の時
に「1」を出力するANDゲート、90はANDゲート
89の出力とフリップフロップ62の出力とが異なる時
にフリップフロップ62の入力端子に「1」を出力する
XORゲート、91はフリップフロップ61の出力とA
NDゲート77の出力とが異なる時にフリップフロップ
61の入力端子に「1」を与えるXORゲート、92は
フリップフロップ60の出力とANDゲート75の出力
とが異なる時にフリップフロップ60の入力端子に
「1」を与えるXORゲートである。図12に示した回
路は、カウンタとして動作させるために、<>内の番号が
等しくなるようフリップフロップの出力DO<*>を回路
の入力データDI<*>としている。なお、セレタク88
の動作を表1に示す。
【0012】
【表1】
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来のメモリテスト回
路は、以上のように構成されており、メモリテスト回路
内に設けられ、メモリテストパターンの一種であるピン
ポンパターンを発生するメモリテストパターン発生回路
に2つのカウンタが用いられている。このカウンタの構
成が複雑で動作が遅いため、メモリテスト回路の規模が
大きくなり、速度が遅くなるという問題があった。
【0014】そして、図10に示す4ビットカウンタに
比べて10ビットカウンタの構成の規模は、ビット数の
増加に比例せず、より複雑で大規模になるように、RA
Mのビット数が増加するほど上記の問題は深刻になる。
【0015】さらに、被テスト回路のアドレス数が大き
くなると、被テスト回路の実動作でアドレッシングを行
うためには、高速なカウンタが必要になり、図11と図
12に示したカウンタを比較すれば分かるように、回路
の規模がさらに大きくなるという問題があった。
【0016】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、メモリテストパターンを発生す
る回路を単純化することによって、メモリテスト回路の
回路規模を小さくするとともに、動作スピードを向上さ
せることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るメモリ
テスト回路は、繰り返し選択信号を出力する選択信号生
成手段と、前記選択信号生成手段から受けた前記選択信
号に応答して、メモリ内のメモリセルを選択するために
発生している第1のアドレス信号を更新する第1のアド
レス信号発生回路と、前記第1のアドレス信号発生回路
が前記第1のアドレス信号の全種類を一通り出力し終わ
る毎に、前記メモリセルの選択のために発生している第
2のアドレス信号を更新する第2のアドレス信号発生回
路と、前記第1及び第2のアドレス信号発生回路が発生
している前記第1及び第2のアドレス信号を受けて、前
記選択信号生成手段から与えられる前記選択信号により
前記第1及び第2のアドレス信号の何れか一方を選択的
して前記メモリに対して出力するセレクタ回路とを備
え、前記第1のアドレス信号発生回路は、直列に接続さ
れた複数の第1のレジスタ、及び該複数の第1のレジス
タのうちの初段の第1のレジスタに接続された出力端子
と第1のフィードバック経路に接続された第1の入力端
子と第2の入力端子とを持つ第1の排他的論理和回路を
含む第1のリニアフィードバックシフトレジスタと、前
記複数の第1のレジスタのうち最終段の第1のレジスタ
以外の全ての第1のレジスタの出力の否定論理和演算を
実行して、その結果を前記第1の排他的論理和回路の前
記第2の入力端子に対して出力する第1のNORゲート
とを有することを特徴とする。
【0018】第2の発明に係るメモリテスト回路は、第
1の発明のメモリテスト回路において、第2のアドレス
信号発生回路は、直列に接続された複数の第2のレジス
タ、及び該複数の第2のレジスタのうちの初段の第2の
レジスタに接続された出力端子と第2のフィードバック
経路に接続された第1の入力端子と第2の入力端子とを
持つ第2の排他的論理和回路を含む第2のリニアフィー
ドバックシフトレジスタと、前記第2の複数のレジスタ
のうち最終段の第2のレジスタ以外の全ての第2のレジ
スタの出力の否定論理和演算を実行して、その結果を前
記第2の排他的論理和回路の前記第2の入力端子に対し
て出力する第2のNORゲートとを有することを特徴と
する。
【0019】第3の発明に係るメモリテスト回路は、第
1の発明に係るメモリテスト回路において、前記第1の
アドレス信号発生回路は、前記第1のアドレス信号の全
種類を一通り出力し終わったことを検出する検出手段を
さらに備え、前記第2のアドレス信号発生回路は、前記
検出手段の出力をカウントするカウンタを含むことを特
徴とする。
【0020】第4の発明に係るメモリテスト回路は、第
1ないし第3の発明のメモリテスト回路の何れかにおい
て、前記選択信号生成手段は、外部から初期データを入
力可能な2つのレジスタをリング状に接続して構成した
リングカウンタを備えて構成される。
【0021】第5の発明に係るメモリテスト回路は、第
1ないし第4の発明のメモリテスト回路の何れかにおい
て、前記メモリテスト回路は、前記メモリと同じチップ
内に設けられ、前記メモリの出力と期待値とを比較する
比較手段と、前記第1及び第2のアドレス信号が同じ時
に、前記比較手段の比較動作を禁止する比較制御信号を
発生する制御手段とをさらに備えて構成される。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は、この発明によるメモリテ
スト回路の一種であるRAM−BIST回路とRAMと
の関係を示すブロック図である。なお、図1はメモリテ
ストが実施されるときのRAMとRAM−BIST回路
との関係であり、ロジック部等その他の回路とRAMと
の関係を示す部分は省略している。図1において、2A
は4ビットのアドレス信号でメモリセルが選択されるR
AM、70はメモリテストパターンを発生するテストパ
ターン発生部、71はメモリテストを実施するためのテ
ストデータ、期待値、並びにRAM2A及びRAM−B
IST回路の各部の動作を制御するための制御信号を生
成する制御部、72は制御部71から与えられる期待値
とRAM2Aの出力とを比較する比較部である。
【0023】制御部71は、RAM2Aに対し、データ
DI0〜DI3を出力する。DIはRAM2Aのデータ入力
信号である。また、制御部71は、RAM2Aに対し、
書き込み/読み出しを切り替えるための信号siwを出力
する。信号siwは被テスト回路、ここではRAM2Aの
書込信号である。書込信号siw=0のときRAM2Aへの
データの書き込みが行われる。制御部71は、比較部7
2に対し、テストパターン発生部70が発生するアドレ
ス信号A0〜A3に対応した期待値EXPを出力する。
また、制御部71は、比較部72に対し、比較を許可す
る比較信号cmpenを出力する。
【0024】実施の形態1.この発明の実施の形態1に
よるテストパターン発生部の構成について図2を用いて
説明する。図2は、この発明の実施の形態1によるピン
ポンパターンを発生するためのテストパターン発生部の
構成を示す論理図である。図2に示すピンポンパターン
を発生するテストパターン発生部は、2つのリニアフィ
ードバックシフトレジスタ(以下LFSRという。)7
5,76と、2つのLFSR75,76の出力を選択的
に出力するためのセレクタ回路78と、該セレクタ回路
78に切り替えのタイミングを与えるための選択信号生
成手段として働くトグル・フリップフロップ(以下Tフ
リップフロップという。)77と、LFSR75,76
から”0000”を出力させるためのNORゲート8
1,86とを備えて構成される。
【0025】ここで、LFSR75とNORゲート81
が注目セル以外のセルのアドレス信号を発生する第1の
アドレス信号発生回路として働き、LFSR76とNO
Rゲート86が注目セルのアドレス信号を発生する第2
のアドレス信号発生回路として働く。一般に、LFSR
は、擬似乱数を発生する回路である。しかし、LFSR
が発生する疑似乱数を発生する順番に並べた数列は、あ
る周期を持っており、発生する可能性のある全ての数を
その一周期の中で一度ずつ登場させる。そのため、NO
Rゲート81,86とXORゲート80,85によっ
て”0000”を出力できるよう構成された2つのLF
SR75,76を用いればピンポンパターンを発生する
ことが可能になる。なお、XORゲート80,85はL
FSR75,76のフィードバック経路であるXOR8
2,87の出力端子に接続された一方端子とNORゲー
ト81,86の出力端子に接続された他方端子と初段の
レジスタ79d,84dに接続された出力端子を持って
いる。表2は、図2のLFSR75の全レジスタにそれ
ぞれ「0」が初期設定されている場合について、各クロ
ック毎にLFSRが出力するアドレス信号A0〜A3の
パターンを示している。表2に示したアドレス信号の出
力パターンをLFSRが繰り返し出力する。つまり、表
2に示した16種類のパターンが、LFSRの1周期で
ある。
【0026】
【表2】
【0027】Tフリップフロップ77は、セレクタ回路
78の切り替え行う信号を発生するが、その信号は、同
時に、LFSR75のシフト動作を禁止するシフト禁止
信号sinh-0としても用いられる。なお、図示していない
が、LFSR75,76及びTフリップフロップ77に
は、クロック信号が与えられている。
【0028】Tフリップフロップは、1サイクル毎にシ
フト禁止信号sinh-0を、010101…のように、言い換えれ
ば「0」と「1」とが交互に現れるように発生する。従
って、LFSR75はクロック2サイクル毎に1回シフ
ト動作を行う。NORゲート83がLFSR76に対し
て出力するシフト禁止信号sinh-1は、LFSR75の出
力が"0001"で、かつシフト禁止信号sinh-0が"0"のと
き、"0"となり、この時LFSR76がシフト動作を行
う。すなわち、LFSR76は、LFSR75が出力す
るアドレス信号の1周期毎に、つまりLFSR75が出
力可能な全ての種類のアドレス信号を生成し終わる度に
一度だけシフト動作を行う。シフト禁止信号sinh-0=
1,sinh-0=1の時、LFSR75,76はシフト動作
を禁止し、クロックに関係なくその時の値を保持する。
セレクタ回路78の選択信号は、シフト禁止信号sinh-0
である。従って、RAM2Aは、セレクタ回路78によ
り、LFSR75が発生するアドレスパターンとLFS
R76が発生するアドレスパターンを交互に与えられ
る。
【0029】次に、制御部71内に設けられ、ピンポン
パターンを発生する場合の比較信号cmpenを生成するた
めの部分の構成について図3を用いて説明する。図3に
おいて、cmpenはRAM2Aのデータ出力と期待値EX
Pとの比較を許可する信号、90はLFSR75が出力
するアドレス信号の最下位ビットadd0<0>とLFSR7
6が出力するアドレス信号の最下位ビットadd1<0>が一
致したときのみ「0」を出力するXORゲート、91は
LFSR75,76の第2番目のビットadd0<1>,add1<
1>が一致したときのみ「0」を出力するXORゲート、
92はLFSR75,76の第3番目のビットadd0<2
>,add1<2>が一致したときのみ「0」を出力するXOR
ゲート、93はLFSR75,76の最上位ビットadd0
<3>,add1<3>が一致したときのみ「0」を出力するXO
Rゲート、94はXORゲート90〜93の出力が全て
「0」の時のみ「0」を出力するORゲート、95はO
Rゲート94とシフト禁止信号sinh-0の論理和を出力す
るORゲート、96はORゲート95の出力と書込信号
siwと信号cmpenxとの論理積を比較信号cmpenとして出力
するANDゲート、97はXORゲート90〜93とO
Rゲート94とで構成された一致検出回路である。比較
部72は、信号cmpen=1のときRAM2Aのデータ出力
DO0〜DO3と期待値EXPとの比較を行う。
【0030】一致検出回路97は、LFSR75が出力
するアドレス信号add0とLFSR76が出力するアドレ
ス信号add1とが一致したときのみ「0」を出力する。信
号cmpenxは、通常動作時や、書き込みサイクル時(例え
ば、あらかじめ全メモリセルに「0」を書き込む動作時
をいう。)に「0」にする。信号cmpenxが、「0」の
時、比較信号cmpenは「0」である。メモリテスト時
に、比較信号cmpenを「1」にする。比較信号cmpenが
「1」のとき、add0=add1かつsinh-0=0であれば、比
較信号cmpen=0を、書込信号siw=0であれば、比
較信号cmpen=0を、それ以外であれば、比較信号cmpen
=1を満足する。
【0031】書込信号siw,入力データDI,比較信号cmpen
は、アドレス発生回路に対して以下のように発生すると
良い。ここでLFSR75,LFSR76が発生するア
ドレスパターンを、それぞれadd0,add1とする。またL
FSR75が発生するアドレス信号の一周期の初期値を
add0="0000"、最終値をadd0="0001"とする。
【0032】入力データDIは、アドレス信号add0="000
0"、かつ、シフト禁止信号sinh-0=1のときDI="1111"
と、アドレス信号add0="0001"、かつ、シフト禁止信号
sinh-0=1のときDI="0000"となるよう設定されてい
る。書込信号siwは、アドレス信号add0="0000"、か
つ、シフト禁止信号sinh-0=1のとき書込信号siw=0
と、アドレス信号add0="0001"、かつ、シフト禁止信号
sinh-0=1のとき書込信号siw=0とし、アドレス信号add
0とシフト禁止信号sinh-0の組合せが前記以外の場合に
は、書込信号siw=1となるよう設定されている。また、
読み出し時の期待値EXPはシフト禁止信号sinh-0と同
じ値とする。
【0033】表3は、図2に示したテストパターン発生
部70Aが発生するピンポンパターン、及びピンポンパ
ターンに沿って行われるメモリテストのアルゴリズムを
示している。
【0034】
【表3】
【0035】表3にピンポンパターンを用いたメモリテ
ストについてまとめている。但し、表3はRAM2Aに
は、すでに全アドレスに対して「0」が書き込まれてい
る状態からの手順を示す。 (ステップ1)全メモリセルに「0」が書き込まれる。
メモリセルに書込を行うのは、RAM−BIST回路7
であっても、外部から信号を与えてロジック部5であっ
ても、また外部から直接であってもよい。
【0036】(ステップ2)制御部71は、シフト禁止
信号sinh-0を「1」に、書込信号siwを「0」に、比較
信号cmpenを「0」にする。RAM−BIST回路7
は、テストパターン発生部70AのLFSR75が発生
するアドレス信号に従い、注目のセル("0000"番地)に
「1」を書き込む。このときRAM2Aに与えられるデ
ータは、"1111"である。
【0037】(ステップ3)制御部71は、書込信号si
wを「1」に、比較信号cmpenを「1」にする。RAM−
BIST回路7がRAM2Aからのデータの読み出し及
び読み出されたデータDO0〜DO3と期待値EXPとの比
較をランダムな番地で行う。
【0038】読み出し順序は、シフト禁止信号sinh-0が
「1」と「0」に交互に切り替わることによりテストパ
ターン発生部70Aが発生するピンポンパターンに従っ
て、”1000 → 0000 → 0100 → 0000 → … →0011”
となる。
【0039】(ステップ4)テストパターン発生部70
の出力を監視している制御部71は、LFSR75か
ら"0011"が出力された次のタイミングで、書込信号siw
を「0」に、比較信号cmpenを「0」にする。RAM−
BIST回路7はテストパターン発生部70AのLFS
R76が発生するアドレス信号により"0000"番地に
「0」を書き込む。
【0040】(ステップ5)制御部71は、LFSR7
5が"0001"を発生すると、書込信号siwを「1」に、比
較信号cmpenを「1」にする。テストパターン発生部7
0Aが発生する"0001"番地に対してRAM2Aからのデ
ータの読み出し及び読み出されたデータDO0〜DO3と期
待値EXPとの比較を行う。
【0041】(ステップ6)制御部71は、シフト禁止
信号sinh-0を「1」に、書込信号siwを「0」に、比較
信号cmpenを「0」にする。テストパターン発生部70
Aが発生するアドレス信号に従って、注目のセルを"100
0"番地とし、RAM−BIST回路7が"1000"番地に
「1」を書き込む。
【0042】(ステップ7)制御部71は、書込信号si
wを「1」に、比較信号cmpenを「1」にする。RAM−
BIST回路7が、RAM2Aからのデータ読み出し、
及び読み出されたデータDO0〜DO3と期待値EXPとの
比較を行う。
【0043】読み出し順序は、シフト禁止信号sinh-0が
「1」と「0」に交互に切り替わることによりテストパ
ターン発生部70Aが発生するピンポンパターンに従
い、”0000 → 1000 → 0100 → 1000 → … →0011”
となる。
【0044】(ステップ8)テストパターン発生部70
の出力を監視している制御部71は、LFSR75か
ら"0011"が出力された次のタイミングで、書込信号siw
を「0」に、比較信号cmpenを「0」にする。LFSR
76が発生するアドレス"1000"番地に、RAM−BIS
T回路7が「0」を書き込む。
【0045】(ステップ9)制御部71は、LFSR7
5が"0001"を発生すると、書込信号siwを「1」に、比
較信号cmpenを「1」にする。テストパターン発生部7
0Aが発生するアドレス"0001"番地に対してデータの読
み出し及び読み出されたデータDO0〜DO3と期待値EX
Pとの比較を行う。
【0046】(ステップ10)ステップ2〜9の動作を
注目するセルを、テストパターン発生部70Aが発生す
るアドレスに応じて変えながら繰り返す。なお、ステッ
プ3,ステップ7において、LFSR75,76の出力
が一致する場合には、比較信号cmpenが「0」となり、
比較部72は比較を禁止される。
【0047】このように図2に示したテストパターン発
生部70Aを用いれば、発生されるアドレス信号は、ラ
ンダムな順番ではあるがピンポンパターンとみなせるア
ドレッシングが可能である。ピンポンパターンを正確に
実施するためには、ステップ4の前に、ステップ5を実
施しなければならない。しかし、上記のようなピンポン
パターンによってメモリテストを実施しても、メモリセ
ル数は数万個以上(例えば、8MビットのDRAMでは
メモリセル数が800万個)あり、また、"1000"番地の
メモリセルを読み出す回数が減少するだけで、その番地
のメモリセルに書込を行って他のメモリセルとの干渉は
テストされるため、実質的に、ピンポンパターンのテス
ト結果として有効である。
【0048】LFSRは、カウンタに比較して回路が単
純なため、テストパターン発生部70Aの動作スピード
を高速化することができる。また、図2に示したように
個々のアドレス発生回路をLFSR75,76とNOR
ゲート81,86で構成することにより、図10〜図1
2に示したような従来のカウンタを使用した場合に比べ
て、小さい回路で構成することが可能である。そして、
LFSR75,76はシフトレジスタにより構成される
ため被テスト回路のアドレス数が大きくなる程、回路の
規模を縮小する効果が顕著に現れる。図4は、10次の
LFSRの構成を示す論理図である。図4において、1
00はシフトレジスタ、102はシフトレジスタ100
が出力する最上位ビットと7番目のビットが一致したと
きに「0」を出力するするXORゲート、103は各レ
ジスタの出力が全てが「0」の時に「1」を出力するN
ORゲート、101はXORゲート102の出力とNO
Rゲート103の出力が一致したときに「0」をシフト
レジスタ100の最下位ビットに出力するXORゲート
である。図10に示した4ビットカウンタを図2に示し
た4次のLFSRに変更するのに比べて、図11に示し
た10ビットカウンタを図4に示した10次のLFSR
に変更する方が、より多くの論理素子を削減できること
が分かる。
【0049】なお、図2に示したテストパターン発生部
70Aにおいて、Tフリップフロップ77を停止し、si
nh-0=0に固定することで、疑似乱数を発生するアドレ
ス発生回路としても使用することができる。
【0050】実施の形態2.この発明の実施の形態2に
よるテストパターン発生部の構成を図5に示す。図5に
示したように、実施の形態2によるテストパターン発生
部70Bは、実施の形態1によるテストパターン発生部
70Aで用いたTフリップフロップ77を2ビットのシ
フトレジスタ110に置き換えたものである。従って、
テストパターン発生部70Bにおいては、シフトレジス
タ110がシフト禁止信号sinh-0を発生する。
【0051】図5に示した第1及び第2ののアドレス発
生回路としてのLFSR111,112及びNORゲー
ト115,116は、図2に示したLFSR75,76
及びNORゲート81,86と同じ構成を有し、図5に
おけるセレクタ回路113は図2に示したセレクタ回路
78と同じ構成を有している。そして、LFSR11,
112とセレクタ回路113とORゲート114の接続
関係は、LFSR75,76とセレタク回路78とOR
ゲート83の接続関係と同様に構成されている。
【0052】図5に示したテストパターン発生回路70
Bは、2ビットのリングカウンタ110の初期設定され
た値り、ピンポンパターンを発生する場合と、疑似乱数
を発生する場合の2通りの使い方を選択できる。
【0053】リングカウンタ110に"01"を初期設定し
た時、2ビットのリングカウンタ110の出力sinh-0
は、010101…を発生し、実施の形態1のTフリップフロ
ップ77と同じ動作をする。従って、実施の形態2に示
したテストパターン発生部70Bは実施の形態1に示し
たテストパターン発生部70Aと同様の動作を行う。
【0054】リングカウンタ110に"00"を初期設定し
た時、2ビットのリングカウンタ110の出力sinh-0
は、0000…を発生する。リングカウンタ110の出力si
nh-0はLFSR-0のシフト禁止信号であるから、LFSR1
11は、表1に示した擬似乱数を発生し、セレクタ回路
113を介してRAM2Aに対して出力する。
【0055】このように実施の形態2に示したテストパ
ターン発生部70Bは、機能を拡張され、疑似乱数及び
ピンポンパターンを発生して出力することができる。
【0056】実施の形態3.図7はこの発明の実施の形
態3によるテストパターン発生部の構成を示すブロック
図である。図7に示したように実施の形態3は、実施の
形態2に示したテストパターン発生部70Bに対して、
第2のアドレス発生回路であるLFSR112及びNO
Rゲート116をカウンタに置き換えたものである。
【0057】図7に示すピンポンパターンを発生するテ
ストパターン発生部は、LFSR121及びNORゲー
ト131と、LFSR121がテストパターンを一周期
発生したか否かを検出するORゲート124と、ORゲ
ート124の出力をカウントするカウンタ122と、L
FSR121またはカウンタ122の何れかの出力を選
択するためのセレクタ回路124と、該セレクタ回路1
23に選択のタイミングを与えるための2ビットリング
カウンタ120とを備えて構成される。このテストパタ
ーン発生部70Cは、注目するセルのアドレスをカウン
タ122を用いて一つずつ増加させ、その他のセルのア
ドレスはLFSR121を用いて擬似乱数で行うもので
ある。
【0058】図6においてEN1はカウンタ122のイ
ネーブル信号である。カウンタ122はイネーブル信号
EN1=0のとき動作し、EN1=1の時前の値を保持す
る。実施の形態1を表す図2で示したテストパターン発
生部70AのORゲート83と同様、イネーブル信号E
N1は、LFSR121のシフトレジスタに"0001"が保
持されいてる時のみシフト禁止信号sinh-1=0になる。
従ってカウンタ122のカウント値は、LFSR121
が一周期疑似乱数を発生する毎に一つずつ増加する。
【0059】カウンタ122は、被テスト回路(RAM
2A)のワード数×2サイクルで出力している値を一つ
ずつ増やす。図6では被テスト回路は16ワードである
からクロックが32サイクル進む毎に一ずつカウント数
を増やす。カウンタ122は高速動作を要求されないこ
とから、テストパターン発生部70Cに与えられるクロ
ックで動作するカウンタに比べれば小さな回路規模で構
成できる。
【0060】なお、図7は、図6に示したテストパター
ン発生部をさらに詳しく説明するためのブロック図あ
る。図7に示すように、カウンタは被テスト回路(RA
M2A)のアドレス数と同数のDフリップフロップ12
5〜128と、被テスト回路のアドレス数と同数のビッ
ト数からなる入力信号が与えられるインクリメンタ12
9と、インクリメンタ129の出力とDフリップフロッ
プ125〜128の出力の何れかをDフリップフロップ
125〜128の入力に与えるためのセレクタ回路13
0とで構成される。ここで、インクリメンタとは、入力
信号に一を加えて、加算された値を出力する装置であ
る。例えば、このような4ビットのインクリメンタは、
図10に示すような回路で構成できる。図10に示した
回路の入力データDI<0>〜DI<3>に対して出力データ
DO<0>〜DO<3>は一つ大きな値になっている。なお、
10ビットのインクリメンタは、図11,図12に示し
た回路で実現でき、入力データDI<0>〜DI<9>に対し
て出力データDO<0>〜DO<9>は一つ大きな値になって
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のメモリテスト回路の概要を説明す
るためのブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるテストパター
ン発生部の構成を示す論理図である。
【図3】 図1に示した制御部の構成の一部を示した論
理図である。
【図4】 10次のLFSRの構成を示す論理図であ
る。
【図5】 この発明の実施の形態2によるテストパター
ン発生部の構成を示す論理図である。
【図6】 この発明の実施の形態3によるテストパター
ン発生部の構成を示すブロック図である。
【図7】 図6に示しカウンタの構成を示すブロック図
である。
【図8】 RAM−BIST回路を備えるメモリ装置の
構成を示すブロック図である。
【図9】 図8に示しRAM−BIST回路の構成を説
明するためのブロック図である。
【図10】 4ビットカウンタの構成を示す論理図であ
る。
【図11】 10ビットカウンタの構成を示す論理図で
ある。
【図12】 高速な10ビットカウンタの構成を示す論
理図である。
【符号の説明】
1 チップ、2,2A RAM、5,6 ロジック部、
7 RAM−BIST回路、70,70A〜70C テ
ストパターン発生部、71 制御部、72 比較部、7
5,76,111,112,121 LFSR、77
Tフリップフロップ、78,113,130 セレクタ
回路、81,86,103,115,116,131
NORゲート、97 一致検出回路、100 シフトレ
ジスタ、110,120 リングカウンタ、122 カ
ウンタ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繰り返し選択信号を出力する選択信号生
    成手段と、 前記選択信号生成手段から受けた前記選択信号に応答し
    て、メモリ内のメモリセルを選択するために発生してい
    る第1のアドレス信号を更新する第1のアドレス信号発
    生回路と、 前記第1のアドレス信号発生回路が前記第1のアドレス
    信号の全種類を一通り出力し終わる毎に、前記メモリセ
    ルの選択のために発生している第2のアドレス信号を更
    新する第2のアドレス信号発生回路と、 前記第1及び第2のアドレス信号発生回路が発生してい
    る前記第1及び第2のアドレス信号を受けて、前記選択
    信号生成手段から与えられる前記選択信号により前記第
    1及び第2のアドレス信号の何れか一方を選択的して前
    記メモリに対して出力するセレクタ回路とを備え、 前記第1のアドレス信号発生回路は、 直列に接続された複数の第1のレジスタ、及び該複数の
    第1のレジスタのうちの初段の第1のレジスタに接続さ
    れた出力端子と第1のフィードバック経路に接続された
    第1の入力端子と第2の入力端子とを持つ第1の排他的
    論理和回路を含む第1のリニアフィードバックシフトレ
    ジスタと、 前記複数の第1のレジスタのうち最終段の第1のレジス
    タ以外の全ての第1のレジスタの出力の否定論理和演算
    を実行して、その結果を前記第1の排他的論理和回路の
    前記第2の入力端子に対して出力する第1のNORゲー
    トとを有する、メモリテスト回路。
  2. 【請求項2】 第2のアドレス信号発生回路は、 直列に接続された複数の第2のレジスタ、及び該複数の
    第2のレジスタのうちの初段の第2のレジスタに接続さ
    れた出力端子と第2のフィードバック経路に接続された
    第1の入力端子と第2の入力端子とを持つ第2の排他的
    論理和回路を含む第2のリニアフィードバックシフトレ
    ジスタと、 前記第2の複数のレジスタのうち最終段の第2のレジス
    タ以外の全ての第2のレジスタの出力の否定論理和演算
    を実行して、その結果を前記第2の排他的論理和回路の
    前記第2の入力端子に対して出力する第2のNORゲー
    トとを有する、請求項1記載のメモリテスト回路。
  3. 【請求項3】 前記第1のアドレス信号発生回路は、 前記第1のアドレス信号の全種類を一通り出力し終わっ
    たことを検出する検出手段をさらに備え、 前記第2のアドレス信号発生回路は、 前記検出手段の出力をカウントするカウンタを含む、請
    求項1記載のメモリテスト回路。
  4. 【請求項4】 前記選択信号生成手段は、 外部から初期データを入力可能な2つのレジスタをリン
    グ状に接続して構成したリングカウンタを備える、請求
    項1ないし請求項3の何れか一項に記載のメモリテスト
    回路。
  5. 【請求項5】 前記メモリテスト回路は、前記メモリと
    同じチップ内に設けられ、 前記メモリの出力と期待値とを比較する比較手段と、 前記第1及び第2のアドレス信号が同じ時に、前記比較
    手段の比較動作を禁止する比較制御信号を発生する制御
    手段とをさらに備える、請求項1ないし請求項4のうち
    の何れか一項に記載のメモリテスト回路。
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