JP2001034359A - クロック信号制御回路及び方法並びに同期遅延回路 - Google Patents

クロック信号制御回路及び方法並びに同期遅延回路

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Abstract

(57)【要約】 【課題】回路規模を削減するクロック信号制御回路の提
供。 【解決手段】クロック信号を増幅する機能を有する複数
の増幅回路素子とクロック信号の通過をON、OFFす
る機能を有する複数のスイッチ素子から構成され、複数
の増幅回路素子と複数のスイッチ素子は、動作時に増幅
回路素子が直列接続されるよう接続され、さらにONす
るスイッチ素子を選択することで増幅回路素子の直列接
続される方向が逆方向になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クロック信号の制
御回路及び方法に関し、特に同期式遅延回路に適用して
好適なクロック信号制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】クロック信号の伝播方向の向きを変える
回路として、例えば文献(1)(IEICE Tranc. Electr
on., vol.E79−C, No. 6 June 1996)には、図3に示す
ような構成が開示されている。
【0003】図3を参照すると、クロックドインバータ
31を順逆方向に2列配置し、各ノード間を接続し、端
子FINから端子FOUTに向かって順方向にクロック
を伝送するときには、制御信号DをHighレベル、制
御信号の相補(反転)信号DBをLowレベルとし、順
方向のクロックドインバータ列30Aを動作させ、逆方
向のクロックドインバータ列30Bの各クロックドイン
バータはHi−Z状態(フローティング状態)とされ、
一方、端子BINから端子BOUTに逆方向にクロック
を伝送するときには、制御信号DをLowレベル、相補
信号DBをHighレベルとし、逆方向のクロックドイ
ンバータ列30Bが動作状態とされ、順方向のクロック
ドインバータ列30AはHi−Z状態に設定される。
【0004】なお、順方向のクロックドインバータは、
電源VCCとグランドGND間に直列に接続された、P
チャネルMOSトランジスタ(PM31〜PM34)と
インバータ(INV31〜INV34)とNチャネルM
OSトランジスタ(NM31〜NM34)とを備えてお
り、NチャネルMOSトランジスタ(NM31〜NM3
4)のゲートには制御信号Dが、PチャネルMOSトラ
ンジスタ(PM31〜PM34)のゲートには制御信号
DをインバータINV39で反転した信号が入力され、
逆方向のクロックドインバータは、電源VCCとグラン
ドGND間に直列に接続された、PチャネルMOSトラ
ンジスタ(PM35〜PM38)とインバータ(INV
35〜INV38)とNチャネルMOSトランジスタ
(NM35〜NM38)とを備えており、NチャネルM
OSトランジスタ(NM35〜NM38)のゲートには
制御信号DBが、PチャネルMOSトランジスタ(PM
35〜PM38)のゲートには制御信号DBをインバー
タINV39で反転した信号が入力され、順方向の各ク
ロックドインバータの入力ノードと、出力ノードは、逆
方向の対応する位置の各クロックドインバータの出力ノ
ードと入力ノードに接続されている。
【0005】図4は、図3に示した遅延回路を2つ用い
た同期式遅延回路の構成を示す図である。この同期式遅
延回路において、第1、第2の遅延回路48、49は、
図3に示した遅延回路よりなり、それぞれ、順方向、逆
方向のクロックドインバータ列(48A、48B、49
A、49B)を備え、制御信号でクロック信号の進行方
向が切り換え可能な遅延回路よりなり、さらに入力クロ
ック41を入力とする入力バッファ47、入力バッファ
47の出力を入力として遅延させ第1、第2の遅延回路
48、49の順方向のクロックドインバータ列48A、
49Aの入力端に供給する遅延回路43と、入力バッフ
ァ47の出力を入力して分周する分周器45と、第1、
第2の遅延回路48、49の逆方向のクロックドインバ
ータ列48B、49Bの出力を入力とするNANDゲー
ト46と、NANDゲート46の出力を入力とするクロ
ックバッファ44とを備えて構成されている。
【0006】分周器45で入力クロックを2分周した信
号、及び該信号をインバータ40で反転した信号が、第
1の遅延回路48の順方向、逆方向のクロックドインバ
ータ列48A、48Bのオン・オフを制御する制御信号
D、DBとして供給され、分周器45で入力クロックを
2分周した信号をインバータ40で反転した信号、及び
分周器45で2分周した信号が、第2の遅延回路49の
順方向、逆方向のクロックドインバータ列49A、49
Bのオン・オフを制御する制御信号DB、Dとして供給
され、制御信号DがHighレベルのとき、第1の遅延
回路48の順方向のクロックドインバータ列48Aと、
第2の遅延回路49の逆方向のクロックドインバータ列
49Bがオンとなり、制御信号DがLowレベルのと
き、第1の遅延回路48の逆方向のクロックドインバー
タ列48Bと第2の遅延回路49の順方向のクロックド
インバータ列49Aがオンとなり、入力クロック信号の
1周期ごとに、クロック信号が第1、第2の遅延回路4
8、49内の順方向と逆方向の進行を交互に繰り返す。
【0007】この時、クロック信号が遅延回路48、4
9内を進行する前に、遅延回路43で一定の遅延時間T
分遅延させる。
【0008】図5は、図4に示した同期式遅延回路の動
作を示すタイミングチャートである。図5に示すよう
に、第1、第2の遅延回路48、49内をそれぞれ逆行
するクロック信号の遅延時間が、入力バッファ47の遅
延時間d1と、クロックバッファ44の遅延時間d2の
和d1+d2に対して、遅延回路43の遅延時間Tだけ
早い遅延時間が得られる。
【0009】すなわち、入力クロックは入力バッファ4
7で遅延時間d1分遅延され(図5(b)参照)、さら
に遅延回路43で時間T分遅延され(図5(c))、制
御信号DがHighレベルのとき第1の遅延回路48の
順方向のクロックドインバータ列48A中を、制御信号
DがLowレベルに変化する時点まで(時間はtCK−
T)進んだ位置で、第1の遅延回路48の逆方向のクロ
ックドインバータ列49Aに転送され、第1の遅延回路
48の逆方向のクロックドインバータ列中をtCK−T
だけ進んで出力端(図3のBOUT参照)から出力さ
れ、第1の遅延回路48の出力は、制御信号Dの立ち下
がりエッジに対して遅延時間(tCK−T)分遅延する
(図5(f)参照、但しTN=T)。第2の遅延回路4
9の出力は制御信号DBの立ち下がりエッジに対して遅
延時間(tCK−T)分遅延する(図5(g)参照)。
【0010】NANDゲート46は、第1、第2の遅延
回路48、49の出力がHighレベルのときLowレ
ベルを出力し、NANDゲート46の出力は遅延時間d
2のクロックバッファ44を介して出力クロック42と
して出力される。すなわち、遅延回路43の遅延時間T
を入力バッファ47の遅延時間d1と、クロックバッフ
ァ44の遅延時間d2の和に等しく設定しておくこと
で、出力クロック42として、その位相が入力クロック
41の立ち上がりエッジと同期した信号を得ることがで
きる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の同期遅延回路において、第1、第2の遅延回路を構
成するクロックドインバータとしては、遅延素子の繰り
返しの最小構成が往路復路でクロックドインバータが2
個、計8個のトランジスタを要している。すなわち、ク
ロックドインバータは、図3に示すように、インバータ
としてCMOSインバータ(トランジスタ2個)と、イ
ンバータと電源パス間に接続されるPチャネルMOSト
ランジスタ、NチャネルMOSトランジスタの計4個の
トランジスタからなる。
【0012】図4に示した同期式遅延回路の第1、第2
の遅延回路において、クロック信号が順方向、逆方向を
中を伝播する時間が長くなると、クロックインバータ等
の遅延素子の段数が増大し、クロック周期に比例して、
トランジスタ素子数が増大し、回路規模が増大すること
になる。
【0013】そこで、例えば文献2(ISSCC Digest o
f Technical Papers 24.5, Feb.,1999.)には、図6
乃至図8にそれぞれ示すように、進行するクロック信号
をエッジのみとし、クロックドインバータをPチャネル
MOSトランジスタ、NチャネルMOSトランジスタを
分離した構成にすることで、構成する素子数を半減する
試みがなされている。図6乃至図8において、破線をも
って示した配線に接続されたトランジスタ素子(PM、
NM等の参照符号が付されていない素子)は削減された
素子を表わしている。
【0014】図6を参照すると、順方向、及び逆方向の
各遅延回路列を構成するクロックドインバータ列は、N
チャネルMOSトランジスタとPチャネルMOSトラン
ジスタのクロックドインバータを交互に分離して備えた
構成とされている。すなわち、順方向のクロックドイン
バータ列については、ソースが接地され制御信号Dをゲ
ート入力とするNチャネルMOSトランジスタNM52
と、クロック信号をゲート入力としソースをNチャネル
MOSトランジスタNM52のドレインに接続したNチ
ャネルMOSトランジスタNM51とからなるクロック
ドインバータと、前段のクロックドインバータをなすN
チャネルMOSトランジスタNM51のドレインをゲー
トに接続し、ドレインを次段の入力端(又は出力端子)
に接続するPチャネルMOSトランジスタPM51と、
ソースを電源に接続し制御信号Dの反転信号をゲート入
力としドレインをPチャネルMOSトランジスタM51
のソースに接続したPチャネルMOSトランジスタPM
52からなるクロックドインバータのように、交互にN
チャネルMOSトランジスタ、PチャネルMOSトラン
ジスタからなるクロックドインバータに分離した構成と
されている。逆方向のクロックインバータ列も同様の構
成とされる。
【0015】また図7を参照すると、この構成は、順方
向と逆方向を構成するPチャネルMOSトランジスタよ
りなるクロックドインバータと、NチャネルMOSトラ
ンジスタよりなるクロックドインバータとを互いに重ね
合わせたものであり、例えばクロック信号をゲート入力
とするNチャネルMOSトランジスタNM61と、ソー
スが接地されドレインがNチャネルMOSトランジスタ
NM61のソースに接続し制御信号Dをゲート入力とす
るNチャネルMOSトランジスタNM62は、順方向の
クロックドインバータをなし、制御信号Dの反転信号を
ゲート入力としソースを電源に接続したPチャネルMO
SトランジスタPM61と、前段からのクロック信号を
ゲート入力としソースをPチャネルMOSトランジスタ
PM61のドレインに接続したPチャネルMOSトラン
ジスタPM62は逆方向のクロックドインバータであ
り、NチャネルMOSトランジスタNM61とドレイン
とPチャネルMOSトランジタPM62のドレインは互
いに接続されている。
【0016】さらに図8を参照すると、順方向と逆方向
を構成するPチャネルMOSトランジスタよりなるクロ
ックドインバータと、NチャネルMOSトランジスタよ
りなるクロックドインバータとを互いに重ね合わせ、ラ
ッチ回路構成としたものであり、例えばクロック信号を
ゲート入力とするNチャネルMOSトランジスタNM7
1と、ソースが接地されドレインがNチャネルMOSト
ランジスタNM71のソースに接続し制御信号Dをゲー
ト入力とするNチャネルMOSトランジスタNM72
は、順方向のクロックドインバータをなし、制御信号D
の反転信号をゲート入力としソースを電源に接続したP
チャネルMOSトランジスタPM71と、前段からのク
ロック信号をゲート入力としソースをPチャネルMOS
トランジスタPM71のドレインに接続したPチャネル
MOSトランジスタPM72は逆方向のクロックドイン
バータであり、NチャネルMOSトランジスタNM71
とドレインとPチャネルMOSトランジタPM72のド
レインは互いに接続され、次段の順方向クロックドイン
バータをなすPチャネルMOSトランジタPM74のゲ
ートに接続され、NチャネルMOSトランジスタNM7
3とドレインとPチャネルMOSトランジタPM74の
ドレインは互いに接続され、次段の順方向クロックドイ
ンバータをなすPチャネルMOSトランジタPM72の
ゲートに接続されている。
【0017】しかしながら、図6乃至図8に示すよう
に、クロックインバータ列を構成するトランジスタ数を
半減するいずれの構成においても、クロック信号のパス
に、フローティングノードが生じる。
【0018】そこで、図9に示すように、トランジスタ
の追加した回路構成が用いられるが、この場合、素子削
減は、図3に示した構成の3/4にとどまっている。
【0019】図9を参照すると、順方向のクロックドイ
ンバータ列80Aのうち、ソースを電源に接続し制御信
号Dの反転信号をゲート入力とするPチャネルMOSト
ランジスタPM81とクロック信号をゲート入力としソ
ースをPチャネルMOSトランジスタPM81のドレイ
ンに接続し、ドレインから、次段のNチャネルMOSト
ランジスタよりなるクロックインバータに信号を伝達す
るPチャネルMOSトランジスタPM83の構成に、P
チャネルMOSトランジスタPM81と並列に電源VC
CとPチャネルMOSトランジスタPM83のソース間
に接続され、ゲートが2段先のクロックインバータのP
チャネルMOSトランジスタPM86のソースに接続さ
れたPチャネルMOSトランジスタPM82が追加され
ている。同様に、NチャネルMOSトランジスタよりな
るクロックドインバータにも、ゲートにクロック信号を
入力とするNチャネルMOSトランジスタNM81、ゲ
ートに制御信号Dを入力としドレインをNチャネルMO
SトランジスタNM81のソースに接続し、ソースがグ
ランドに接続されてNチャネルMOSトランジスタNM
82と並列にNチャネルMOSトランジスタNM83を
備え、NチャネルMOSトランジスタNM83のゲート
は2段先のクロックドインバータのNチャネルMOSト
ランジスタNM84のソースに接続されている。
【0020】すなわち、図9に示した遅延回路において
も、順逆方向のクロックインバータ列の段数が増大する
と、トランジスタ素子数の増大は図3に示した回路の3
/4にとどまっている。
【0021】したがって、本発明は、上記問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的は、回路規模を削減
するクロック信号制御回路及び方法並びに遅延回路を提
供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明は、クロック信号を増幅する機能を有する複数の増幅
回路素子と、クロック信号の通過をオン・オフする複数
のスイッチ素子と、を備え、前記複数の増幅回路素子
は、動作時に、オン状態とされた前記スイッチ素子を介
して直列形態に接続され、オン状態とする前記スイッチ
素子を選択することで、直列形態に接続された前記複数
の増幅回路素子の信号伝播方向が順方向及び逆方向に切
換えられる。
【0023】本発明に係るクロック制御方法は、クロッ
ク信号を増幅する機能を有する複数の増幅回路素子と、
クロック信号の通過をオン・オフする複数のスイッチ素
子と、を備えた遅延回路のクロック制御方法であって、
前記複数の増幅回路素子を前記スイッチ素子をオン状態
として直列形態に接続し、その際、オン状態とする前記
スイッチ素子を選択することで、直列形態に接続された
前記複数の増幅回路素子の信号伝播方向を順方向と逆方
向のうちいずれかに切換える。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について以下
に説明する。本発明の一実施の形態は、図1を参照する
と、クロック信号を増幅する機能を有する複数の増幅回
路素子(1)と、クロック信号の通過をオン・オフさせ
る複数のスイッチ素子(2A1〜2A5、2B1〜2B
5)とを備えている。複数の増幅回路素子(11〜1
4)と複数のスイッチ素子(2)は、動作時に、増幅回
路素子1が直列接続されるよう接続され、制御信号
(D)とその相補信号(DB)により、オンするスイッ
チ素子(2A1〜2A5又は2B1〜2B5)を選択す
ることで、増幅回路素子(11〜14)の直列接続され
る方向が、順方向(入力端子FINから出力端子FOU
T方向)から逆方向(入力端子BINから出力端子BO
UT方向)に切り換えられる。
【0025】より詳細には、第1の入力端子(FIN)
と第1の出力端子(FOUT)間に接続され、制御信号
(D)とその相補信号(DB)により交互にオン・オフ
制御されクロック信号の通過をオン・オフする第1のス
イッチ素子群(2A1、2B2、2A3、2B4、2A
5)と、第2の入力端子(BIN)と第2の出力端子
(BOUT)間に接続され前記制御信号とその相補信号
により交互にオン・オフ制御されクロック信号の通過を
オン・オフする第2のスイッチ素子群(2B5、2A
4、2B3、2A2、2B1)と、前記第1、第2のス
イッチ素子群の接続ノード間に、順及び逆と交互に接続
される複数の増幅回路素子(11〜14)と、を備え、
複数の増幅回路素子は、オン状態とされた前記スイッチ
素子を介して直列形態に接続されるとともに、第1の入
力端子と第1の出力端子間、及び第2の入力端子と第2
の出力端子間の信号経路で共有されており、且つ、オン
状態とする前記スイッチ素子を選択することで、信号伝
播方向が、第1の入力端子(FIN)から第1の出力端
子(FOUT)方向、又は第2の入力端子(BIN)か
ら第2の出力端子(BOUT)方向に切換え自在とされ
ている。
【0026】本発明は、その好ましい実施の形態におい
て、増幅回路素子(11〜14)はインバータ回路より
なる。またスイッチ素子は、MOS半導体スイッチより
なる。スイッチ素子は、オン及びオフが制御されるNチ
ャネルMOSトランジスタよりなるトランスファゲート
(「NチャネルMOSトランスファゲート」という)、
PチャネルMOSトランジスタよりなるトランスファゲ
ート(「PチャネルMOSトランスファゲート」とい
う)とから構成される。
【0027】また本発明は、その好ましい実施の形態に
おいて、図2を参照すると、第1の入力端子(FIN)
から第1の出力端子(FOUT)に向けて、制御信号
(D)がアクティブのときそれぞれオン状態とオフ状態
に制御される第1種のスイッチ素子(PM21A、PM
23A、PM25A)と第2種のスイッチ素子(NM2
2B、NM24B)とが交互に直列に接続されてなる第
1のスイッチ素子群と、前記第1の出力端子(FIN)
側に配された第2の入力端子(BIN)から前記第1の
入力端子(FIN)側に配された第2の出力端子(BO
UT)に向けて、前記制御信号(D)がインアクティブ
のときそれぞれオン状態とオフ状態に制御される第2種
のスイッチ素子(PM25B、PM23B、PM21
B)と第1種のスイッチ素子(NM22A、NM24
A)とが交互に直列に接続されてなる第2のスイッチ素
子群と、前記第1のスイッチ素子群の隣合うスイッチ素
子の各接続点と、前記接続点の位置に対応している前記
第2のスイッチ素子群の隣り合うスイッチ素子の各接続
点との間において、入力端と出力端とを、それぞれ、前
記第1のスイッチ素子群の隣合うスイッチ素子の接続点
と前記第2のスイッチ素子群の隣合うスイッチ素子の接
続点と、前記第2のスイッチ素子群の隣合うスイッチ素
子の接続点と前記第1のスイッチ素子群の隣合うスイッ
チ素子の接続点とに、交互に接続してなる複数の増幅回
路素子(INV21〜INV24)とを備える。
【0028】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。図1は、本発明の一実施例の構成を示す図であ
る。図1を参照すると、第1の入力端子FINから第1
の出力端子FOUTに向けて制御信号Dと該制御信号の
相補信号DBでそれぞれオン・オフ制御される第1種、
第2種のスイッチ素子(2A1、2B2…)が交互に直
列に接続されてなる第1のスイッチ素子群(2A1、2
B2、2A3、2B4、2A5)と、第2の入力端子側
BINから第2の出力端子BOUTに向けて該制御信号
の相補信号DB、及び制御信号Dでそれぞれオン・オフ
制御される第2種、第1種のスイッチ素子(2B5、2
A4…)が交互に直列に接続されてなる第2のスイッチ
素子群(2B5、2A4、2B3、2A2、2B1)
と、前記第1のスイッチ素子群の隣合うスイッチ素子の
各接続点と、前記接続点の位置に対応している前記第2
のスイッチ素子群の隣り合うスイッチ素子の各接続点と
の間に、入力端と出力端を、前記第1のスイッチ素子群
の隣合うスイッチ素子の接続点と前記第2のスイッチ素
子群の隣合うスイッチ素子の接続点、前記第2のスイッ
チ素子群の隣合うスイッチ素子の接続点と前記第1のス
イッチ素子群の隣合うスイッチ素子の接続点と交互に接
続してなる複数の増幅回路素子(11、12、…)を備
える。
【0029】制御信号Dがアクティブのとき、第1、第
2のスイッチ群のうちの第1種のスイッチ素子(2A
1、2A2、…2A5)がオン状態とされ、第1の入力
端子FINに入力された信号が、アクティブ状態の第
1、第2のスイッチ群の第1種のスイッチ素子と増幅回
路素子を介して第1の出力端子FOUTから出力され、
制御信号の相補信号DBがアクティブ(制御信号Dがイ
ンアクティブ)のとき、第2種のスイッチ素子(2B
1、2B2、…2B5)がオン状態とされ、第2の入力
端子BINに入力された信号がアクティブ状態の第1、
第2のスイッチ群の第2種のスイッチ素子と増幅回路素
子を介して第2の出力端子BOUTから出力される。す
なわち、制御信号Dにより第1種スイッチ素子をオン状
態にすると、信号は進行方向(順方向)に進み、制御信
号DBにより第2種スイッチをオン状態にすると信号
は、逆行方向(逆方向)に進む。
【0030】図1において、制御信号Dでオン・オフ制
御される第1種のスイッチ素子(2A1、2A2、…2
A5)と、制御信号Dの相補信号でオン・オフ制御され
る第2種のスイッチ素子(2B1、2B2、…2B5)
をNチャネルMOSトランスファゲートで構成し、増幅
回路素子はCMOSインバータ回路で構成される。ある
いは、制御信号Dでオン・オフ制御される第1種のスイ
ッチ素子(2A1、2A2、…2A5)と、制御信号D
の相補信号でオン・オフ制御される第2種のスイッチ素
子(2B1、2B2、…2B5)をPチャネルMOSト
ランスファゲートで構成してもよい。なお、図1におい
て、スイッチ群の各スイッチの段数が5段とされ、増幅
回路素子が4つ直列に接続される構成が示されている
が、本発明はかかる構成に限定されるものでない。
【0031】図2は、本発明の第2の実施例の構成を示
す図である。図2を参照すると、この実施例の回路は、
第1の入力端子FINから第1の出力端子FOUTに向
けて制御信号Dにより、一方がオンのときは他方がオフ
に制御されるPチャネルMOSトランスファゲートとN
チャネルMOSトランスファゲートが交互に直列に接続
されてなる第1のスイッチ素子群(PM21A、NM2
2B、PM23A、NM24B、PM25A)と、第2
の入力端子側BINから第2の出力端子BOUTに向け
て制御信号(D)をインバータINV25で反転した信
号によって、一方がオンのときは他方がオフに制御され
るPチャネルMOSトランスファゲート、NチャネルM
OSトランスファゲートが交互に直列に接続されてなる
第2のスイッチ素子群(PM25B、NM24A、PM
23B、NM22A、PM21B)と、前記第1のスイ
ッチ素子群の隣合うトランスファゲートの各接続点と、
前記接続点の位置に対応している前記第2のスイッチ素
子群の隣り合うトランスファゲートの各接続点との間
に、入力端と出力端とを、それぞれ、前記第1のスイッ
チ素子群の隣合うトランスファゲートの接続点と前記第
2のスイッチ素子群の隣合うトランスファゲートの接続
点、前記第2のスイッチ素子群の隣合うスイッチ素子の
接続点と前記第1のスイッチ素子群の隣合うスイッチ素
子の接続点とに、交互に接続してなる複数のインバータ
回路(INV21、22、…24)とを備える。
【0032】制御信号DがLowレベルのとき、A群の
PチャネルMOSトランスファゲートとNチャネルMO
SトランスファゲートPM21A、NM22A、PM2
3A、NM24A、PM25Aがオン状態とされ、第1
の入力端子FINに入力された信号が第1の出力端子F
OUTから出力され、制御信号DがHighレベルのと
き、B群のPチャネルMOSトランスファゲートとNチ
ャネルMOSトランスファゲートPM21B、NM22
B、PM23B、NM24B、PM25Bがオン状態と
され、第2の入力端子BINに入力された信号が第2の
出力端子BOUTから出力される。
【0033】このように、本発明の一実施例では、順方
向と逆方向で、遅延単位素子をなすインバータを共有
し、図3に示した従来の回路構成と比べ、トランジスタ
素子数を半分に削減している。なお、図2において、ト
ランスファゲート列の段数が5段とされ、インバータ回
路が4つ直列に接続される構成が示されているが、本発
明はかかる構成に限定されるものでない。
【0034】図1及び図2に示した遅延回路において、
連続する2クロック周期のうち1周期でクロック周期中
に、負遅延相当をあらかじめ通した後、クロック信号を
遅延回路列を進行させて、残りの1周期で進行した分逆
行させることで、クロック周期から、負遅延分差し引い
た遅延時間を発生可能としている。
【0035】図1に示した遅延回路を、図4に第1、第
2の遅延回路48、49として用いることができる。例
えば図1に示した前記遅延回路よりなる第1、第2の遅
延回路48、49を備え、入力クロック信号を入力とす
る入力バッファ回路47と、入力バッファ回路の出力を
遅延させる第3の遅延回路43と、入力バッファ回路4
7の出力を2分周させる分周器45と、分周器45の出
力とその反転信号を制御信号Dと該制御信号DBの相補
信号として、第1、第2の遅延回路48、49に供給さ
れ、第1、第2の遅延回路48、49の第1の入力端子
FINには、第3の遅延回路43の出力が供給され、第
1、第2の遅延回路48,49の第2の出力端子(BO
UT)から出力される信号を入力とするNANDゲート
46と、NANDゲート46出力を入力として出力クロ
ックとしてクロック供給先に供給するクロックバッファ
回路44と、を備える。第3の遅延回路43の遅延時間
が入力バッファ回路47の遅延時間とクロックバッファ
回路44の遅延時間の和に等しく設定されている。また
図2に示した回路を、図4に示した第1、第2の遅延回
路48、49として用いる場合、分周器45の出力が第
1の遅延回路48の制御信号、分周器45の出力をイン
バータ40で反転した信号が第2の遅延回路49の制御
信号として供給される。
【0036】本発明の第2の実施例について説明する。
本発明の第2の実施例では、前記第1の実施例と同じ回
路構成において進行方向と逆方向の経路で電流経路とな
るトランジスタのサイズ(MOSトランジスタの場合チ
ャネル幅)を一定の比率で変更する。
【0037】これにより往路(順方向)と復路(逆方
向)の遅延時間がトランジスタのサイズに比例し、デュ
ーティーサイクル50%等を実現することができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
信号伝播方法を順方向と逆方向に切り換え可能な遅延回
路の構成を簡易化し、単位遅延素子をなす増幅回路素子
を往路と復路で素子を共有する構成としたことにより、
チップ面積の縮減を可能とし、遅延特性を一致させやす
い、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例の回路構成を示す図である。
【図3】従来の遅延回路の構成の一例を示す図である。
【図4】従来の同期式遅延回路の構成を示す図である。
【図5】従来の同期式遅延回路のタイミングチャートを
示す図である。
【図6】従来の遅延回路の一例を示す図(その1)であ
る。
【図7】従来の遅延回路の一例を示す図(その2)であ
る。
【図8】従来の遅延回路の一例を示す図(その3)であ
る。
【図9】従来の遅延回路の一例を示す図である。
【符号の説明】
11〜14 増幅回路素子 2A1〜2A5、2B1〜2B5 スイッチ素子 40 分周器 41 入力クロック 43 遅延回路 44 クロックバッファ 45 分周器 46 NANDゲート 47 入力バッファ 48 第1の遅延回路 48A 順方向遅延回路列 48B 逆方向遅延回路列 49 第2の遅延回路 49A 順方向遅延回路列 49B 逆方向遅延回路列 BIN 第2入力端子 BOUT 第2出力端子 D、DB 制御信号 FIN 第1入力端子 FOUT 第1出力端子 INV21〜INV24 インバータ回路 NM22A〜NM22B、NM24A〜NM24B N
チャネルMOSトランスファゲート PM21A〜PM21B、PM23A〜PM23B,P
M25A〜PM25BPチャネルMOSトランスファゲ
ート

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クロック信号を増幅する機能を有する複数
    の増幅回路素子と、 クロック信号の通過をオン・オフする複数のスイッチ素
    子と、 を備えた遅延回路のクロック制御方法であって、 前記複数の増幅回路素子を前記スイッチ素子をオン状態
    として直列形態に接続し、その際、オン状態とする前記
    スイッチ素子を選択することで、直列形態に接続された
    前記複数の増幅回路素子の信号伝播方向を順方向と逆方
    向のうちいずれかに切換える、ことを特徴とするクロッ
    ク信号制御方法。
  2. 【請求項2】クロック信号を増幅する機能を有する複数
    の増幅回路素子と、 クロック信号の通過をオン・オフする複数のスイッチ素
    子と、 を備え、 前記複数の増幅回路素子は、オン状態とされた前記スイ
    ッチ素子を介して直列形態に接続され、 オン状態とする前記スイッチ素子を選択することで、直
    列形態に接続された前記複数の増幅回路素子の信号伝播
    方向が順方向及び逆方向に切換え自在とされてなる、こ
    とを特徴とするクロック信号制御回路。
  3. 【請求項3】前記増幅回路素子がインバータ回路よりな
    り、 前記スイッチ素子が、MOS半導体スイッチよりなる、
    ことを特徴とする請求項2記載のクロック信号制御回
    路。
  4. 【請求項4】前記スイッチ素子が、信号の伝播方向によ
    って、オン及びオフが制御されるNチャネルMOSトラ
    ンスファゲートと、PチャネルMOSトランスファゲー
    トとから構成されることを特徴とする請求項2又は3記
    載のクロック信号制御回路。
  5. 【請求項5】第1の入力端子と第1の出力端子間に直列
    に接続され制御信号又は前記制御信号とその相補信号に
    より交互にオン・オフ制御されクロック信号の通過をオ
    ン・オフするスイッチ素子群よりなる第1のスイッチ素
    子群と、 第2の入力端子と第2の出力端子間に直列に接続され前
    記制御信号又は前記制御信号とその相補信号により交互
    にオン・オフ制御されクロック信号の通過をオン・オフ
    するスイッチ素子群よりなる第2のスイッチ素子群と、 前記第1、第2のスイッチ素子群の接続ノード間に、順
    及び逆と交互に接続される複数の増幅回路素子と、を備
    え、 前記複数の増幅回路素子は、オン状態とされた前記スイ
    ッチ素子を介して直列形態に接続されるとともに、前記
    第1の入力端子と前記第1の出力端子間、及び前記第2
    の入力端子と前記第2の出力端子間の信号経路で共有さ
    れており、且つ、オン状態とする前記スイッチ素子を選
    択することで、信号伝播方向が、前記第1の入力端子か
    ら前記第1の出力端子方向、又は前記第2の入力端子か
    ら前記第2の出力端子方向に切換え自在とされてなる、
    ことを特徴とする遅延回路。
  6. 【請求項6】第1の入力端子側から第1の出力端子に向
    けて制御信号と該制御信号の相補信号でそれぞれオン・
    オフ制御される第1種のスイッチ素子と第2種のスイッ
    チ素子とが交互に直列に接続されてなる第1のスイッチ
    素子群と、 前記第1の出力端子側に配された第2の入力端子側から
    前記第1の入力端子側に配された第2の出力端子に向け
    て前記制御信号の相補信号と前記制御信号でそれぞれオ
    ン・オフ制御される第2種のスイッチ素子と第1種のス
    イッチ素子が交互に直列に接続されてなる第2のスイッ
    チ素子群と、 前記第1のスイッチ素子群の隣合うスイッチ素子の各接
    続点と、前記接続点の位置に対応している前記第2のス
    イッチ素子群の隣り合うスイッチ素子の各接続点との間
    において、入力端と出力端とを、それぞれ、前記第1の
    スイッチ素子群の隣合うスイッチ素子の接続点と前記第
    2のスイッチ素子群の隣合うスイッチ素子の接続点と、
    前記第2のスイッチ素子群の隣合うスイッチ素子の接続
    点と前記第1のスイッチ素子群の隣合うスイッチ素子の
    接続点とに、交互に接続してなる複数の増幅回路素子
    と、 を備えたことを特徴とする遅延回路。
  7. 【請求項7】前記制御信号がアクティブのとき、前記第
    1種のスイッチ素子がオン状態とされ、前記第1の入力
    端子に入力された信号が、オン状態とされた前記第1種
    のスイッチ素子と前記増幅回路素子を介して前記第1の
    出力端子方向に進行し、前記制御信号の相補信号がアク
    ティブのとき、前記第2種のスイッチ素子がオン状態と
    され、前記第2の入力端子に入力された信号が、オン状
    態とされた前記第2種のスイッチ素子と前記増幅回路素
    子を介して前記第2の出力端子方向に進行する、ことを
    特徴とする請求項6記載の遅延回路。
  8. 【請求項8】前記第1のスイッチ素子群が、前記第1の
    入力端子側から初段の前記第1種のスイッチ素子、2段
    目の前記第2種のスイッチ素子と交互に直列に接続され
    最終段の前記第1種のスイッチ素子を介して前記第1の
    出力端子に接続され、 前記第2のスイッチ素子群が、前記第2の入力端子側か
    ら初段の前記第2種のスイッチ素子、2段目の前記第1
    種のスイッチ素子と交互に直列に接続され最終段の前記
    第2種のスイッチ素子を介して前記第2の出力端子に接
    続され、 前記制御信号がアクティブのとき、前記第1種のスイッ
    チ素子がオン状態とされ、前記第1の入力端子に入力さ
    れた信号が前記第1、及び第2のスイッチ素子群のオン
    状態の第1種のスイッチ素子と前記増幅回路素子を介し
    て前記第1の出力端子から出力され、前記制御信号の相
    補信号がアクティブのとき、前記第2種のスイッチ素子
    がオン状態とされ、前記第2の入力端子に入力された信
    号が前記第1、及び第2のスイッチ素子群のオン状態の
    第2種のスイッチ素子と前記増幅回路素子を介して前記
    第2の出力端子から出力される、ことを特徴とする請求
    項6記載の遅延回路。
  9. 【請求項9】第1の入力端子から第1の出力端子に向け
    て、制御信号がアクティブのときそれぞれオン状態とオ
    フ状態に制御される第1種のスイッチ素子と第2種のス
    イッチ素子とが交互に直列に接続されてなる第1のスイ
    ッチ素子群と、 前記第1の出力端子側に配された第2の入力端子から前
    記第1の入力端子側に配された第2の出力端子に向け
    て、前記制御信号がインアクティブのときそれぞれオン
    状態とオフ状態に制御される第2種のスイッチ素子と第
    1種のスイッチ素子とが交互に直列に接続されてなる第
    2のスイッチ素子群と、 前記第1のスイッチ素子群の隣合うスイッチ素子の各接
    続点と、前記接続点の位置に対応している前記第2のス
    イッチ素子群の隣り合うスイッチ素子の各接続点との間
    において、入力端と出力端とを、それぞれ、前記第1の
    スイッチ素子群の隣合うスイッチ素子の接続点と前記第
    2のスイッチ素子群の隣合うスイッチ素子の接続点と、
    前記第2のスイッチ素子群の隣合うスイッチ素子の接続
    点と前記第1のスイッチ素子群の隣合うスイッチ素子の
    接続点とに、交互に接続してなる複数の増幅回路素子
    と、 を備えたことを特徴とする遅延回路。
  10. 【請求項10】第1の入力端子から第1の出力端子に向
    けて、制御信号の値により一方がオンのとき他方がオフ
    に制御されるPチャネルMOSトランジスタとNチャネ
    ルMOSトランジスタとが交互に直列に接続されてなる
    第1のスイッチ素子群と、 前記第1の出力端子側に配された第2の入力端子から前
    記第1の入力端子側に配された第2の出力端子に向け
    て、前記制御信号をインバータで反転した相補信号によ
    り一方がオンのとき他方がオフに制御されるPチャネル
    MOSトランジスタとNチャネルMOSトランジスタと
    が交互に直列に接続されてなる第2のスイッチ素子群
    と、 前記第1のスイッチ素子群の隣合うトランジスタの各接
    続点と、前記接続点の位置に対応している前記第2のス
    イッチ素子群の隣り合うトランジスタの各接続点との間
    において、入力端と出力端とを、それぞれ、前記第1の
    スイッチ素子群の隣合うトランジスタの接続点と前記第
    2のスイッチ素子群の隣合うトランジスタの接続点と、
    前記第2のスイッチ素子群の隣合うトランジスタの接続
    点と前記第1のスイッチ素子群の隣合うトランジスタの
    接続点とに、交互に接続してなる複数のインバータ回路
    を備えたことを特徴とする遅延回路。
  11. 【請求項11】前記第1の入力端子から前記第1の出力
    端子側への進行方向経路に配設されるトランジスタと、
    前記第2の入力端子から前記第2の出力端子側への進行
    方向経路に配設されるトランジスタとの電流駆動能力と
    を異ならせたことを特徴とする請求項10記載の遅延回
    路。
  12. 【請求項12】請求項5乃至10のいずれか一に記載の
    前記遅延回路よりなり信号の信号方向が制御信号により
    順及び逆方向に切換えられる第1、第2の遅延回路を備
    え、 入力クロック信号を入力とする入力バッファ回路と、 前記入力バッファ回路の出力を遅延させる第3の遅延回
    路と、 前記入力バッファ回路の出力を2分周させる分周器と、 前記分周器の出力とその反転信号が、前記第1、第2の
    遅延回路に、前記制御信号及び前記制御信号の相補信号
    として供給され、 前記第1、第2の遅延回路の前記第1の入力端子には、
    前記第3の遅延回路の出力が供給され、 前記第1、第2の遅延回路の前記第2の出力端子から出
    力される信号を入力とする論理ゲート回路と、 前記論理ゲート回路の出力を入力として出力クロックと
    してクロック供給先に供給する出力バッファ回路と、 を備えたことを特徴とする同期式遅延回路。
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