JP2001034330A - 制御情報表示入力装置およびその制御方法 - Google Patents

制御情報表示入力装置およびその制御方法

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JP2001034330A JP20543299A JP20543299A JP2001034330A JP 2001034330 A JP2001034330 A JP 2001034330A JP 20543299 A JP20543299 A JP 20543299A JP 20543299 A JP20543299 A JP 20543299A JP 2001034330 A JP2001034330 A JP 2001034330A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システム構築費用の低減化を可能にするとと
もに、制御ユニットにおけるプログラム作成工数の削減
を可能にした制御情報表示入力装置およびその制御方法
を提供する。 【解決手段】 コンポ商品である温調器100とコンポ
商品用通信コントローラ201を用いて通信を行うこと
によりコンポ商品の接続機種確認を行い、この接続確認
に基づき、接続されたコンポ商品のリストを作成し、こ
の作成されたコンポ商品のリストに基づき所望のコンポ
商品に選択的にアクセスして該コンポ商品の制御情報を
表示するとともに該表示された制御情報の設定入力を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば生産設
備、監視設備、プロセス設備、加工設備等の各種制御情
報の表示および設定入力を行う場合等に好適な制御情報
表示入力装置およびその制御方法に関し、詳しくは、プ
ログラマブルロジックコントローラ等の制御ユニットを
介さずに直接生産設備等の制御構成装置にアクセスする
ことができるようにしてシステム構築費用の低減化を可
能にするとともに、制御ユニットにおけるプログラム作
成工数の削減を可能にした制御情報表示入力装置および
その制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の生産設備等において
は、コンポ商品といわれる温度調節器、光調節器等の各
種制御構成装置が設けられている。これらコンポ商品
は、通常、プログラマブルロジックコントローラ(PL
C)等の制御ユニットにシリアル通信ケーブルを介して
接続され、また、この制御ユニットには、同じくシリア
ル通信ケーブルを介して制御情報表示入力装置(表示ユ
ニット)が接続されている。
【0003】この表示ユニットは、タッチパネルを組み
込んだ表示パネルを具備しており、この表示ユニットを
用いてあるコンポ商品の制御情報の表示および設定入力
を行う場合は、制御ユニットとの間のシリアル通信ケー
ブルを介して、まず、制御ユニットにアクセスし、制御
ユニットは、該制御ユニット内の制御プログラムを用い
てコンポ商品との間のシリアル通信ケーブルを介して所
望のコンポ商品と通信を行うことにより、当該コンポ商
品の制御情報を収集して制御ユニット内のメモリに記憶
する。
【0004】そして、表示ユニットは、制御ユニット内
のメモリに記憶された制御情報を用いて表示ユニットの
表示パネルに所望のコンポ商品の制御情報を表示し、ま
た、表示パネルのタッチパネルを用いて所望のコンポ商
品の制御情報を設定入力して制御ユニット内のメモリに
記憶された制御情報を書き換えることで、当該コンポ商
品の設定入力を行うように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記表示ユ
ニットを用いて、生産設備の各種コンポ商品の制御情報
の表示および設定入力を行うシステムを構築する場合
は、これらコンポ商品がPLC等の制御ユニットに接続
されることを前提に設計されているため、PLCが必ず
必要になる。
【0006】そして、このコンポ商品が、例えば、多接
点温度調節器などである場合は、その設定値データが非
常に多いため、PLCとしてもメモリ容量が大きい高機
能なPLCが必要となる。
【0007】図6は、従来の生産システムの一例を示す
ブロック図である。
【0008】図6において、この生産システムは、コン
ポ商品10として多接点温度調節器が設けられており、
このコンポ商品10はコンポ商品用PLC(制御系コン
トローラ)20−1にシリアル通信ケーブル50−1を
介して接続される。また、このコンポ商品用PLC20
−1には表示ユニット(プログラマブル表示器)30が
シリアル通信ケーブル50−2を介して接続される。
【0009】そして、この生産システムにおいては全体
システムのコントローラ(IN/OUT制御用)として
更にPLC(制御系コントローラ)20−2が設けら
れ、このPLC20−2は、シリアル通信ケーブル50
−3を介してコンポ商品用PLC20−1に接続される
とともに、IN/OUTユニット40にシリアル通信ケ
ーブル50−4を介して接続される。
【0010】このような構成によると、コンポ商品10
の制御ために使用するコンポ商品用PLC20−1と全
体システムのコントローラとして使用するPLC20−
2が必要になりシステムの構築費用が高価になるととも
に、コンポ商品10の制御ために使用する制御プログラ
ムを作成する必要があるので、プログラムの作成の工数
が多くなくるという問題が生じる。
【0011】そこで、この発明は、システム構築費用の
低減化を可能にするとともに、制御ユニットにおけるプ
ログラム作成工数の削減を可能にした制御情報表示入力
装置およびその制御方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、制御構成装置に接続され、
該制御構成装置の制御情報の表示および設定入力を行う
制御情報表示入力装置において、前記制御構成装置と通
信を行う通信手段と、前記通信手段による前記制御構成
装置との間の通信に基づき前記制御構成装置の接続機種
確認を行う接続機種確認手段と、前記接続機種確認手段
により接続確認された制御構成装置に選択的にアクセス
して該前記制御構成装置の制御情報を表示するとともに
該表示された制御情報の設定入力を行う表示入力制御手
段とを具備することを特徴とする。
【0013】また、請求項2記載の発明は、制御構成装
置に接続され、該制御構成装置の制御情報の表示および
設定入力を行う制御情報表示入力装置の制御方法におい
て、前記制御構成装置と通信を行うことにより前記制御
構成装置の接続機種確認を行う第1のステップと、前記
第1のステップの接続確認に基づき、接続された制御構
成装置のリストを作成する第2のステップと、前記第2
のステップにより作成された前記制御構成装置のリスト
に基づき所望の制御構成装置に選択的にアクセスして該
前記制御構成装置の制御情報を表示する第3ステップ
と、該表示された制御情報の設定入力を行う第4のステ
ップとを具備することを特徴とする。
【0014】請求項1記載の発明において、前記通信手
段は、前記制御構成装置と直接通信を行うことが好まし
い。
【0015】請求項1記載の発明において、前記接続機
種確認手段は、電源投入時等のイニシャル処理において
前記制御構成装置の接続機種確認を行い、該制御構成装
置の接続機種確認結果に基づき接続された制御構成装置
のリストを作成して記憶することが好ましい。
【0016】請求項1記載の発明において、表示入力制
御手段は、前記接続機種確認手段により作成された前記
制御構成装置のリストに基づき所望の制御構成装置に選
択的にアクセスして該前記制御構成装置の制御情報を表
示するとともに該表示された制御情報の設定入力を行う
ことが好ましい。
【0017】ここで、制御情報表示入力装置はPLC等
の制御ユニットを介さずに直接制御構成装置と通信可能
となるので、制御構成装置の制御ために使用する制御ユ
ニットが不用になるのでコストの低減化を図ることがで
き、また、制御ユニットとの間の通信は不要になり、更
に、制御ユニットに制御構成装置の制御ために使用する
制御プログラムを作成する必要がなくなるので、プログ
ラム作成工数の削減が可能になる。
【0018】尚、上記の発明において「制御構成装置」
とは、例えば生産設備、監視設備、プロセス設備、加工
設備等の制御を司る構成装置をいう。
【0019】また、ここでいう制御構成装置とは、次の
ようなものを含む。
【0020】それ自体で、物理量の測定を行い、その
測定結果に基づいて任意の制御(調節とも言える)を行
うもの (外部の物理量計器から)それ自体で物理量データを
入力し、そのデータに基づいて任意の制御(調節とも言
える)を行うもの。
【0021】一例として、温度調節器がある。それは熱
電対などの温度測定媒体を接続し、それから対象物(空
間)の温度を測定し、その結果から予め記録したプログ
ラムに基づいてマイコン制御されるものである。
【0022】マイコン制御として、例えばある空間の温
度をT°Cに一定にする場合がある。このとき、測定温
度がT°C以下になれば、温度調節器に接続された熱ヒ
ータに電流を流す制御をし、T°C以上になれば、ヒー
タ電流を切る制御をするわけである。尚、温度以外に、
湿度を制御する湿度調節器や、光量を制御する光調節器
などがある。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わる制御情報
表示入力装置およびその制御方法の実施の形態を添付図
面を参照して詳細に説明する。
【0024】図1は、この発明に係わる制御情報表示入
力装置およびその制御方法を適用して構成した生産シス
テムの一実施の形態の概略構成を示すブロック図であ
る。同図において、この生産システムは、コンポ商品で
ある温調器100と制御情報表示入力装置であるプログ
ラマブル表示器200をシリアル通信ケーブル300を
介して接続して構成される。
【0025】ここで、温調器100は、温度センサを構
成する熱電対の測定値をアナログ/ディジタル変換する
A/D変換部101、プログラマブル表示器200との
間の通信を制御する通信コントローラ102、この温調
器100の動作を統括制御する演算装置(MPU)0
3、必要な情報を記憶するメモリ104を具備して構成
される。
【0026】また、プログラマブル表示器200は、温
調器100との間の通信を制御するコンポ商品用通信コ
ントローラ201、このプログラマブル表示器200の
各種データの処理を行うデータ処理用プログラム部20
2、表示部207の画面上に設けられ情報の設定入力を
行うタッチスイッチ203、各種情報の記憶を行うメモ
リ204、表示部207の表示を制御する表示コントロ
ーラ205、表示コントローラ205の表示制御に必要
な情報を記憶する画面データ用メモリ206、表示部2
07を具備して構成される。
【0027】なお、上述した生産システムにおいては、
コンポ商品である温調器100のみをプログラマブル表
示器200に接続するように構成したが、実際は、複数
のコンポ商品がプログラマブル表示器200に接続され
ている。
【0028】図2は、図1に示した生産システムにおけ
るプログラマブル表示器200の動作を示すフローチャ
ートである。
【0029】図2において、このプログラマブル表示器
200の電源が投入されると、まず、イニシャル処理が
実行される(ステップ211)。このステップ211の
イニシャル処理においては、後に詳述するように、 1)プログラマブル表示器200の内部のメモリ204
の初期化 2)コンポ商品の接続機種確認の準備(送信データをメ
モリ204の送信バッファアドレスにセット) 等の処理が行われる。
【0030】次に、接続機種確認処理が実行される(ス
テップ212)。この接続機種確認処理の詳細も後に詳
述するが、ここでは、 1)ユニット番号00〜0Fに形式読み出しコマンド
(Mxコマンド)を送信して、コンポ商品(温調器10
0)からのレスポンスを受け取る 2)コンポ商品(温調器100)からのレスポンスがな
ければ「接続有無情報」に「0」をセットし、「接続機
種名」に「None」をセットする(ここで、Mxコマ
ンドは2回送信し、2回ともレスポンスが時間内に来な
ければ接続なしと判断する) 3)レスポンスがあれば「接続有無情報」に「1」をセ
ットし、レスポンスデータを「接続機種名」にセットす
る 等の処理を行う。
【0031】すなわち、次に、折返しモードかを調べ
(ステップ213)、ここで、折返しモードであると判
断された場合は(ステップ213でYES)、所定の出
荷検査モード処理を実行する。
【0032】また、ステップ213で、折返しモードで
ないと判断された場合は(ステップ213でNO)、接
続機種なしかを調べ(ステップ215)、ここで、接続
機種ありと判断されると(ステップ215でNO)、ス
テップ219に進むが、接続機種なしと判断された場合
は(ステップ215でYES)、接続なしエラー処理を
実行する(ステップ216)。この接続なしエラー処理
は、接続なしエラーであることを表示部207の画面上
に表示することにより行われる。
【0033】表示部207の画面上では、ここで、停止
(電断)の選択(ステップ217)若しくは,保守画面
の処理の選択(ステップ218)が行われ、保守画面の
処理の選択(ステップ218)が行われた場合はステッ
プ219に進む。
【0034】ステップ219では、画面制御処理が実行
される。そして、表示内容通信処理が実行され(ステッ
プ220)、次に、通信エラーありかの判断が行われる
(ステップ221)。
【0035】ここで、通信エラーありと判断されると
(ステップ221でYES)、所定の通信エラー処理が
行われる(ステップ222)。この通信エラー処理は、
通信エラーの状態を表示部207の画面上に表示するこ
とにより行われ、この状態は表示部207の画面上の図
示しない確認キーの押下により復帰する。
【0036】ステップ221で、通信エラーなしと判断
されると(ステップ221でNO)、まず、上位リンク
通信処理が実行され(ステップ223)、次に、サイク
リック通信処理が実行される(ステップ224)。
【0037】次に、通信エラーありか調べられ(ステッ
プ225)、ここで、通信エラーありと判断されると
(ステップ226でYES)、通信エラー処理が行われ
る(ステップ226)。この通信エラー処理は、通信エ
ラーの状態を表示部207の画面上に表示することによ
り行われる。
【0038】また、ステップ225で、通信エラーなし
と判断されると(ステップ225でNO)、次に、コン
ポ商品である温調器100に異常ありかを調べる(ステ
ップ227)。
【0039】ここで、温調器100に異常ありと判断さ
れると(ステップ227でYES)、温調器100の異
常処理が実行される(ステップ228)。この温調器1
00の異常処理は、温調器100の異常状態を表示部2
07の画面上に表示することにより行われる。
【0040】なお、ステップ228の通信エラー処理お
よびステップ228の温調器100の異常処理は、表示
部207の画面上の図示しない確認キーの押下により復
帰する。
【0041】また、ステップ227で、温調器100に
異常なしと判断されると(ステップ227でNO)、次
に、I/Fボード異常ありかが調べられる(ステップ2
29)。ここで、I/Fボード異常ありありと判断され
ると(ステップ229でYES)、表示部207の画面
上に内部異常表示を表示してこの処理を停止する。
【0042】また、ステップ229で、I/Fボード異
常なしと判断されると(ステップ229でNO)、ステ
ップ219に戻る。
【0043】さて、この実施の形態のプログラマブル表
示器200においては、コンポ商品である温調器100
とコンポ商品用通信コントローラ201を用いて通信を
行うことによりコンポ商品の接続機種確認を行い、この
接続確認に基づき、接続されたコンポ商品のリストを作
成し、この作成されたコンポ商品のリストに基づき所望
のコンポ商品に選択的にアクセスして該コンポ商品の制
御情報を表示するとともに該表示された制御情報の設定
入力を行うように構成される。
【0044】ここで、この実施の形態のプログラマブル
表示器200はPLC等の制御ユニットを介さずに直接
コンポ商品である温調器100と通信可能となるので、
コンポ商品10の制御ために使用するコンポ商品用PL
Cを設ける必要がなくなり、また、PLCにコンポ商品
の制御ために使用する制御プログラムを作成する必要が
なくなるので、プログラム作成工数の削減が可能にな
る。
【0045】ここで、プログラマブル表示器200は、
コンポ商品と接続するための制御プログラムとコンポ商
品のデータを読み書きするために必要な容量を有するメ
モリを有し、電源ON時に、接続されているコンポ商品
の形式、ユニット番号を読み出し、接続されているコン
ポ商品の形式、ユニット番号のテーブルを自動的に作成
し、以後は、このコンポ商品の形式、ユニット番号のテ
ーブルを参照して接続されているコンポ商品のみに自動
的にアクセスして測定値データ、設定値データ等の読み
出し,書き込みを行う。
【0046】図3は、図1に示したプログラマブル表示
器200から送信される形式読み出しコマンドを示すフ
レームフォーマット図およびこの形式読み出しコマンド
に対するレスポンスを示すフレームフォーマット図あ
る。
【0047】図3において、図3(a)は、図1に示し
たプログラマブル表示器200からコンポ商品である温
調器100に送信される形式読み出しコマンドを示して
いる。この形式読み出しコマンドには、温調器100の
ユニット番号(ユニットNo)および形式読み出しであ
ることを示すコマンド「Mx」が含まれている。
【0048】また、図3(b)は、図3(a)の形式読
み出しコマンドに応答してコンポ商品である温調器10
0から返送されるレスポンスを示している。このレスポ
ンスには、温調器100のユニット番号(ユニットN
o)および形式読み出しであることを示すコマンド「M
x」、コンポ商品である温調器100の形式を示す情報
が含まれている。
【0049】図4は、図3に示した形式読み出しコマン
ドおよびそのレスポンスに基づき作成されるコンポ商品
の形式、ユニット番号のテーブルの一例を示す図ある。
【0050】図4において、このコンポ商品の形式、ユ
ニット番号のテーブルは、「コンポ商品のユニット番
号」、「接続有り無しの情報」「接続機種名」からな
る。ここで、「接続有り無しの情報」は、「1」が接続
有りを示し、「0」が接続無しを示す。
【0051】図5は、図2に示した接続機種確認処理に
関するプログラマブル表示器200側および温調器10
0側の処理の詳細を示すフローチャートである。
【0052】図5において、まず、プログラマブル表示
器200の内部のメモリ204の初期化を行う(ステッ
プ241)。次に、コンポ商品の接続機種確認の準備
(送信データをメモリ204の送信バッファアドレスに
セット)を実行する(ステップ242)。
【0053】次に、ユニット番号00〜0Fのコンポ商
品に対して形式読み出しコマンド(Mxコマンド)を送
信する(ステップ243)。この形式読み出しコマンド
(Mxコマンド)の送信は、図3(a)に示した形式読
み出しコマンドのデータフォーマットにしたがい行われ
る。
【0054】プログラマブル表示器200からMxコマ
ンドを受信した温調器100は、メモリ104の受信バ
ッファにデータをセットし(ステップ244)、演算装
置(MPU)103が受信データの処理を実行する(ス
テップ245)。
【0055】そして、温調器100の形式をメモリ10
4の送信バッファにセットし(ステップ246)、通信
コントローラ102の制御により形式名をプログラマブ
ル表示器200に送信する(ステップ247)。この形
式名の送信は、図3(b)に示したレスポンスのデータ
フォーマットにしたがい行われる。
【0056】次に、プログラマブル表示器200は、受
信データが帰ってこないかを調べる(ステップ24
8)。ここで、受信データが帰ってこないと判断される
と(ステップ248でYES)、すなわち、温調器10
0からのレスポンスがなければ、図4に示したコンポ商
品の形式、ユニット番号のテーブルの「接続有無情報」
に「0」をセットし(ステップ249)、「接続機種
名」に「N0ne」をセットし(ステップ250)、ス
テップ253に進む。
【0057】また、ステップ248で、受信データが帰
ってきたと判断されると(ステップ248でNO)、す
なわち、温調器100から応答があれば、図4に示した
コンポ商品の形式、ユニット番号のテーブルの「接続有
無情報」に「1」をセットし(ステップ251)、レス
ポンスデータを「接続機種名」にセットし(ステップ2
52)、ステップ253に進む。
【0058】ステップ253では、16台(この実施の
形態においてはコンポ商品が16台であるとしいる)の
ユニット全てアクセスしたかを調べる。ここで、16台
のユニット全てアクセスしていないと判断されると(ス
テップ253でNO)、ステップ243に戻るが、16
台のユニット全てアクセスしたと判断されると(ステッ
プ253でYES)、次に、「接続有無情報」が全て
「0」かを調べる(ステップ254)。ここで、「接続
有無情報」が全て「0」であると判断されると(ステッ
プ254でYES)、コンポ商品との通信を停止し、表
示部207の表示画面を接続なしエラーの表示に切替る
(ステップ255)。
【0059】また、ステップ254で、「接続有無情
報」が全て「0」でないと判断されると(ステップ25
4でNO)、表示部207に表示している画面の項目に
関するデータを温調器100にアクセスしてデータを読
み出す。また、設定値を変更した場合は、温調器100
のデータを変更させるコマンドを送信し正常終了したこ
とを確認する。
【0060】以上の実施形態によれば、次のような効果
が得られる。すなわち、生産現場で複数台のコンポ商品
があるとき、必ずしも同一機種でない。このとき機種ご
とに通信プロトコルや、設定コマントが異なることがあ
る。このようなとき、発明のプログラマブル表示器で
は、自動的にコンポ商品に対しアクセスできるようにし
ているので、ユーザにとって接続が楽であり、ともなっ
てコンポ商品への設定も楽になる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
制御構成装置に接続され、該制御構成装置の制御情報の
表示および設定入力を行う制御情報表示入力装置の制御
方法において、前記制御構成装置と通信を行うことによ
り前記制御構成装置の接続機種確認を行い、この接続確
認に基づき、接続された制御構成装置のリストを作成
し、この作成された前記制御構成装置のリストに基づき
所望の制御構成装置に選択的にアクセスして該前記制御
構成装置の制御情報を表示するとともに該表示された制
御情報の設定入力を行うように構成したので、システム
構築費用の低減化を可能にするとともに、制御ユニット
におけるプログラム作成工数の削減を可能にした制御情
報表示入力装置およびその制御方法を提供することがで
きるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる制御情報表示入力装置および
その制御方法を適用して構成した生産システムの一実施
の形態の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した生産システムにおけるプログラマ
ブル表示器200の動作を示すフローチャートである。
【図3】図1に示したプログラマブル表示器200から
送信される形式読み出しコマンドを示すフレームフォー
マット図およびこの形式読み出しコマンドに対するレス
ポンスを示すフレームフォーマット図ある。
【図4】図3に示した形式読み出しコマンドおよびその
レスポンスに基づき作成されるコンポ商品の形式、ユニ
ット番号のテーブルの一例を示す図ある。
【図5】図2に示した接続機種確認処理に関するプログ
ラマブル表示器200側および温調器100側の処理の
詳細を示すフローチャートである。
【図6】従来の生産システムの一例を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
100 温調器(コンポ商品) 101 A/D変換部 102 通信コントローラ 103 演算装置(MPU) 104 メモリ 200 プログラマブル表示器 201 コンポ商品用通信コントローラ 202 データ処理用プログラム部 203 タッチスイッチ 204 メモリ 205 表示コントローラ 206 画面データ用メモリ 207 表示部 300 シリアル通信ケーブル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御構成装置に接続され、該制御構成装
    置の制御情報の表示および設定入力を行う制御情報表示
    入力装置において、 前記制御構成装置と通信を行う通信手段と、 前記通信手段による前記制御構成装置との間の通信に基
    づき前記制御構成装置の接続機種確認を行う接続機種確
    認手段と、 前記接続機種確認手段により接続確認された制御構成装
    置に選択的にアクセスして該前記制御構成装置の制御情
    報を表示するとともに該表示された制御情報の設定入力
    を行う表示入力制御手段とを具備することを特徴とする
    制御情報表示入力装置。
  2. 【請求項2】 制御構成装置に接続され、該制御構成装
    置の制御情報の表示および設定入力を行う制御情報表示
    入力装置の制御方法において、 前記制御構成装置と通信を行うことにより前記制御構成
    装置の接続機種確認を行う第1のステップと、 前記第1のステップの接続確認に基づき、接続された制
    御構成装置のリストを作成する第2のステップと、 前記第2のステップにより作成された前記制御構成装置
    のリストに基づき所望の制御構成装置に選択的にアクセ
    スして該前記制御構成装置の制御情報を表示する第3ス
    テップと、 該表示された制御情報の設定入力を行う第4のステップ
    とを具備することを特徴とする制御情報表示入力装置の
    制御方法。
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