JP2004302624A - 表示器、そのプログラム、そのプログラムを記録した記録媒体、および、制御システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】デバイス51が接続された際に、接続されたデバイス51を特定する接続デバイス特定部9と、接続デバイス特定部9で特定されたデバイス51に対応する、デバイス51の設定を変更するための設定画面を、サーバ60から取得するデータ取得部10とを備える。HMI処理部4、表示部5、および入力部6が、データ取得部10により取得された設定画面を表示する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、書き換え可能な画面データに基づいて、デバイスの状態を表示可能な表示器、および、この表示器を備えた制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、各種のデバイスを制御するプログラマブル・ロジック・コントローラ(以下、PLCと称する。)が知られている。上記PLCは、制御プログラムが書き込み可能な制御装置であって、この制御プログラムに従い、センサ等のPLCに接続された各種のデバイスの動作を制御している。
【0003】
また、図7に示すとおり、上記PLC91には、プログラマブル表示器(グラフィック操作パネル、パネルコンピュータ)92が接続される。このプログラマブル表示器(以下、表示器と称する。)92は、上記PLC91の状態を表示するものであるとともに、PLC91に対して、各種デバイスの制御に関する各種設定値を変更するための指令が送信可能となっている。
【0004】
そして、上記各種設定値の変更を行なうために、上記表示器92には、設定値を変更するための設定画面が表示可能となっている。より具体的には、ユーザがパーソナルコンピュータ(PC)93等を用いて予め作成しておいたデバイスに応じた設定画面のデータを、表示器92にダウンロードすることにより、表示器92に設定画面が表示可能となっている。
【0005】
また、近年、表示器92は、PLC91と接続されて使用されるに留まらず、各種周辺機器等のデバイス94と接続されるようになってきており、統合的な操作パネルとなりつつある。つまり、表示器92は、同図に示すとおり、PLC91を介さずに、直接デバイス94と接続されるようになってきている。ここで、上記直接接続されるデバイス94としては、設定可能項目が予め決められており、この設定された項目を参照することにより定められた動作を行なうような、機能が固定(限定)された汎用デバイスが挙げられる。例えば、温度調節計、インバータ、記録計、BCR(バーコードリーダ)が該当する。
【0006】
そして、このように、直接接続する場合も、PLC91を介して接続する場合と同様に、各種デバイスに応じた設定画面を個々に作成し、この設定画面を用いて設定値の変更を可能としている。
【0007】
また、以下に示す特許文献1には、プラグ・アンド・プレイ方式が実現できる、さらに、プラグ・アンド・プレイに対応していない機器であっても対応可能に拡張することのできる制御器が示されている。また、特許文献2には、機器接続が容易な利便性に優れた画像処理システムが示されている。さらに、特許文献3には、アプリケーションプログラムから受け取った画像データの種類を自動的に判別して、該画像データを記録装置に送信して記録媒体に記録する際の最適な記録方法を自動的に設定する印刷制御装置が示されている。
【0008】
【特許文献1】
特開2002−269024号公報(公開日:平成14年9月20日)
【0009】
【特許文献2】
特開2001−326766号公報(公開日:平成13年11月22日)
【0010】
【特許文献3】
特開2002−91729号公報(公開日:平成14年3月29日)
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記表示器92と直接接続するような汎用デバイス94については、機能が固定されているにも関わらず、設定画面の作成が必要となっている。つまり、ユーザが設定する項目(例えば、温度調整計においては調整温度等)が予め限定される汎用デバイスであるにも関わらず、表示器92を利用するユーザがそれぞれに設定画面を作成する必要がある。
【0012】
このため、同じ汎用デバイスを別々に購入したユーザが、それぞれに同じような設定画面を作成するといった重複した作業がなされていることになる。また、上記設定画面の作成は、手間がかかる作業である。
【0013】
また、特許文献1のプラグ・アンド・プレイ方式では、接続される側を本体と称すると、この本体に接続するデバイスが、予め本体に接続されて使用されることを前提として、接続された時点で信号を本体に送信するよう前以て設計されている。このため、接続された時点で信号を送信するように設計されていないようなデバイスは、本体側で認識できない。
【0014】
本発明は、上記の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、汎用デバイスの設定画面をユーザが作成する手間を省くことが可能となる表示器を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明の表示器は、外部のサーバとデータ通信が可能であると共に、第1のデバイスを制御する制御装置と、第2のデバイスとに接続可能であって、書き換え可能な画面データに基づいて、前記第1のデバイスおよび第2のデバイスの状態のうち少なくとも第1のデバイスの状態を表示する表示手段を有する表示器において、前記第2のデバイスが接続された際に、接続された第2のデバイスを特定する機器特定手段と、前記機器特定手段で特定された第2のデバイスに対応する、第2のデバイスの設定を変更するための設定画面を、前記サーバから取得する取得手段とを備え、前記表示手段が、前記取得手段により取得された設定画面を表示することを特徴としている。
【0016】
上記の構成によれば、機器特定手段により、第2のデバイスが接続された際に、接続された第2のデバイスを特定することができる。つまり、第2のデバイスが、どのような機種であるかを特定できる。この特定は、例えば、後述する記憶手段を参照して行なうことにより行なえる。そして、取得手段により、上記機器特定手段で特定された第2のデバイスに対応する設定画面を、上記サーバから取得できる。
【0017】
これにより、表示器に第2のデバイスが接続された場合、第2のデバイスの設定を変更するための設定画面を、サーバから読み出してくることが可能となる。
【0018】
また、上記表示手段により、取得手段により取得された設定画面を表示することができる。これにより、ユーザは、第2のデバイスの設定を変更することができる。
【0019】
したがって、上記表示器では、従来のように、第2のデバイス毎に、ユーザが設定画面を作成する必要がない。それゆえ、接続される第2のデバイス毎に、ユーザが設定画面を作成するといった手間を省くことが可能な表示器を提供することができる。
【0020】
また、上記サーバが第2のデバイスに対応する設定画面を有しているため、接続され得る第2のデバイスに関する機種毎の設定画面を、表示器に予め記憶させておく必要がなくなる。それゆえ、表示器に機種毎の設定画面を予め記憶させておく構成と比較すると、表示器のメモリ容量を減少させることが可能となる。
【0021】
また、本発明の表示器は、上記の表示器において、前記表示手段が読出し可能であって、前記取得手段により取得された設定画面を格納する取得設定画面格納手段を備えていることを特徴としている。
【0022】
上記の構成によれば、取得設定画面格納手段は、前記取得手段により取得された設定画面を格納するとともに、表示手段により読出し可能となっている。
【0023】
つまり、サーバから取得した設定画面を、表示器の取得設定画面格納手段に別途格納することができる。加えて、表示手段が、この取得された設定画面を読出し可能となっている。
【0024】
したがって、上記表示手段により速やかに設定画面を読み出すことが可能となる表示器を提供することができる。
【0025】
また、本発明の表示器は、上記の表示器において、前記第2のデバイスを特定するためのデータを記録した記憶手段を有し、前記機器特定手段が、前記記憶手段のデータを参照して、第2のデバイスに対し、所定の信号を送信するとともに、この所定の信号に対する応答信号を受信することを特徴としている。
【0026】
上記の構成によれば、記憶手段には、第2のデバイスを特定するためのデータが予め記録されている。また、上記機器特定手段は、この記憶手段のデータを参照して、第2のデバイスに対して、所定の信号を送信するとともに、この所定の信号に対する応答信号を受信する。
【0027】
ここで、機器特定手段が第2のデバイスに信号を送信すると、表示器は、第2のデバイスから、通常何らかの応答信号を受信する。また、通常、この応答信号は、第2のデバイスに関連した特性を有している。
【0028】
そこで、上記特定するためのデータとして、例えば、所定の信号と、所定の信号に対する応答信号と対応関係を機種毎に有するデータを用いれば、第2のデバイスの特定が可能となる。つまり、機器特定手段が、記憶手段を参照して、送信する信号を予め設定し、この所定の信号と、この所定の信号に対する応答信号との組み合わせを認識した上で、記憶手段を参照することにより、第2のデバイスの特定が可能となる。
【0029】
また、本発明の表示器は、上記の表示器において、前記第2のデバイスが接続された際に、前記サーバと通信して、前記記憶手段に記憶されているデータを更新する更新手段を備えていることを特徴としている。
【0030】
上記の構成によれば、第2のデバイスが表示器に接続された場合に、更新手段が、サーバとの通信により、記憶手段に記憶されているデータを更新する。
【0031】
したがって、第2のデバイスの機種変更等により新規な機種が表示器に接続されるような場合であっても、サーバの設定画面のデータを更新することにより、表示器に新たな機種の設定画面を表示させることが可能となる。
【0032】
上記の課題を解決するため、本発明の表示器は、外部のサーバとデータ通信が可能であると共に、第1のデバイスを制御する制御装置と、第2のデバイスとに接続可能であって、書き換え可能な画面データに基づいて、前記第1のデバイスおよび第2のデバイスの状態のうち少なくとも第1のデバイスの状態を表示する表示手段を有する表示器において、前記第2のデバイスが接続された際に、前記第2のデバイスの特定を前記サーバに依頼し、前記サーバが特定した第2のデバイスに対応する、第2のデバイスの設定を変更するための設定画面を、前記サーバから取得する取得手段とを備え、前記表示手段が、前記取得手段により取得された設定画面を表示することを特徴としている。
【0033】
上記の構成によれば、取得手段により、上記サーバが特定した第2のデバイスに対応する設定画面を、上記サーバから取得できる。これにより、表示器に第2のデバイスが接続された場合、第2のデバイスの設定を変更するための設定画面を、サーバから読み出してくることが可能となる。
【0034】
また、上記表示手段により、取得手段により取得された設定画面を表示することができる。これにより、ユーザは、第2のデバイスの設定を変更することができる。
【0035】
したがって、上記表示器では、従来のように、第2のデバイス毎に、ユーザが設定画面を作成する必要がない。それゆえ、接続される第2のデバイス毎に、ユーザが設定画面を作成するといった手間を省くことが可能な表示器を提供することができる。
【0036】
また、上記サーバが、第2のデバイスに対応する設定画面を有しているため、接続され得る第2のデバイスに関する機種毎の設定画面を、表示器に予め記憶させておく必要がなくなる。それゆえ、表示器に機種毎の設定画面を予め記憶させておく構成と比較すると、表示器のメモリ容量を減少させることが可能となる。
【0037】
また、本発明の表示器は、上記の表示器において、前記表示手段が読出し可能であって、前記取得手段により取得された設定画面を格納する取得設定画面格納手段を備えていることを特徴としている。
【0038】
上記の構成によれば、取得設定画面格納手段は、取得手段により取得された設定画面を格納するとともに、表示手段により読出し可能となっている。
【0039】
つまり、サーバから取得した設定画面を、表示器の取得設定画面格納手段に別途格納することができる。加えて、表示手段が、この取得された設定画面を読出し可能となっている。
【0040】
したがって、上記表示手段により速やかに設定画面を読み出すことが可能となる表示器を提供することができる。
【0041】
また、本発明の表示器は、上記の表示器において、前記第2のデバイスが接続されたことを検知するための検知手段を備えていることを特徴としている。
【0042】
上記の構成によれば、検知手段が、第2のデバイスが接続されたことを検知する。
【0043】
したがって、表示器に第2のデバイスが接続されたか否かを判断できる。
【0044】
また、本発明の表示器は、上記の表示器において、前記設定画面のデータ構造は、前記書換え可能な画像データと同じデータ構造であることを特徴としている。
【0045】
上記の構成によれば、前記設定画面のデータ構造は、前記書換え可能な画像データと同じデータ構造である。
【0046】
したがって、書換え可能な画像データを書き換える手段と同一の手段により、サーバに予め格納されている設定画面をユーザでも編集することが可能となる。
【0047】
また、本発明の表示器は、上記の表示器において、前記書換え可能な画像データが表される表示画面上に、前記設定画面を表示画面上に呼び出すための領域を設定し、前記領域への操作を受け付けた際に前記表示画面上に前記設定画面を呼び出す呼出手段が備えられていることを特徴としている。
【0048】
上記の構成によれば、呼出手段により、設定画面を表示画面上に呼び出すための領域が設定されるとともに、上記領域に対して操作を行なうことで表示画面上に設定画面を呼び出すことができる。
【0049】
したがって、簡単な操作により、迅速に設定画面を表示画面に表示させることができる。
【0050】
また、本発明の表示器は、上記の表示器において、前記取得手段が、前記サーバから、機器特定手段で特定された第2のデバイスに対応したドライバを取得することを特徴としている。
【0051】
上記の構成によれば、取得手段は、機器特定手段が特定した第2のデバイスに対応するドライバをサーバから取得する。
【0052】
したがって、上記表示器では、従来のように、第2のデバイス毎に、ユーザがドライバを指定する必要がない。それゆえ、接続される第2のデバイス毎に、ユーザがドライバを指定するといった手間を省くことが可能な表示器を提供することができる。
【0053】
また、本発明の表示器は、上記の表示器において、前記取得手段が、前記サーバから、サーバが特定した第2のデバイスに対応したドライバを取得することを特徴としている。
【0054】
上記の構成によれば、取得手段は、サーバが特定した第2のデバイスに対応するドライバをサーバから取得する。
【0055】
したがって、上記表示器では、従来のように、第2のデバイス毎に、ユーザがドライバを指定する必要がない。それゆえ、接続される第2のデバイス毎に、ユーザがドライバを指定するといった手間を省くことが可能な表示器を提供することができる。
【0056】
また、本発明の表示器は、上記の表示器において、前記表示手段が読出し可能であって、前記取得手段により取得されたドライバを格納する取得ドライバ格納手段を備えていることを特徴としている。
【0057】
上記の構成によれば、取得ドライバ格納手段は、前記取得手段により取得されたドライバを格納するとともに、表示手段により読出し可能となっている。
【0058】
つまり、サーバから取得したドライバを、表示器の取得ドライバ格納手段に別途格納することができる。加えて、表示手段が、この取得されたドライバを読出し可能となっている。
【0059】
したがって、上記表示手段により速やかにドライバを読み出すことができ、このドライバを用いることで第2のデバイスを制御することが可能となる。
【0060】
ところで、上記表示器は、ハードウェアで実現してもよいが、プログラムをコンピュータに実行させて実現してもよい。これらのプログラムがコンピュータで実行されると、当該コンピュータを上記表示器として動作させることができる。
【0061】
また、上記プログラムを記録媒体に記録しておき、このプログラムをコンピュータにロードすることによっても、当該コンピュータを上記表示器として動作させることができる。
【0062】
上記の課題を解決するため、本発明の制御システムは、上記の表示器と、前記第2のデバイスの機種毎に、前記第2のデバイスの設定を変更するための設定画面を格納する機種別設定画面格納手段を有するサーバとからなることを特徴としている。
【0063】
上記の構成によれば、表示器の機器特定手段により、第2のデバイスが接続された際に、接続された第2のデバイスを特定することができる。そして、表示器の取得手段により、上記機器特定手段で特定された第2のデバイスに対応する設定画面を、上記サーバの機種別設定画面格納手段から取得できる。
【0064】
これにより、表示器に第2のデバイスが接続された場合、第2のデバイスの設定を変更するための設定画面を、サーバから読み出してくることが可能となる。
【0065】
また、表示器の表示手段により、取得手段により取得された設定画面を表示することができる。これにより、ユーザは、第2のデバイスの設定を変更することができる。
【0066】
したがって、上記制御システムでは、従来のように、第2のデバイス毎に、ユーザが設定画面を作成する必要がない。それゆえ、接続される第2のデバイス毎に、ユーザが設定画面を作成するといった手間を省くことが可能となる。
【0067】
また、上記サーバが、第2のデバイスに対応する設定画面を有しているため、接続され得る第2のデバイスに関する機種毎の設定画面を、表示器に予め記憶させておく必要がなくなる。それゆえ、表示器に機種毎の設定画面を予め記憶させておく構成と比較すると、表示器のメモリ容量を減少させることが可能となる。
【0068】
上記の課題を解決するため、本発明の制御システムは、上記の表示器と、前記第2のデバイスが接続された際に、接続された第2のデバイスを特定する機器特定手段と、前記第2のデバイスの機種毎に、前記第2のデバイスの設定を変更するための設定画面を格納する機種別設定画面格納手段とを有するサーバとからなることを特徴としている。
【0069】
上記の構成によれば、表示器の取得手段により、上記サーバの機器特定手段が特定した第2のデバイスに対応する設定画面を、上記サーバの機種別設定画面格納手段から取得できる。これにより、表示器に第2のデバイスが接続された場合、第2のデバイスの設定を変更するための設定画面を、サーバから読み出してくることが可能となる。
【0070】
また、表示器の表示手段により、上記取得手段により取得された設定画面を表示することができる。これにより、ユーザは、第2のデバイスの設定を変更することができる。
【0071】
したがって、上記制御システムでは、従来のように、第2のデバイス毎に、ユーザが設定画面を作成する必要がない。それゆえ、接続される第2のデバイス毎に、ユーザが設定画面を作成するといった手間を省くことが可能な表示器を提供することができる。
【0072】
また、上記サーバが、第2のデバイスに対応する設定画面を有しているため、接続され得る第2のデバイスに関する機種毎の設定画面を、表示器に予め記憶させておく必要がなくなる。それゆえ、表示器に機種毎の設定画面を予め記憶させておく構成と比較すると、表示器のメモリ容量を減少させることが可能となる。
【0073】
【発明の実施の形態】
〔実施の形態1〕
本発明の実施の一形態について図1ないし図3に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
【0074】
本実施の形態に係る制御システム70は、図1に示すとおり、表示器1、画面作成装置40、PLC(制御装置)50、デバイス(第1のデバイス)50a、デバイス(第2のデバイス)51、および、サーバ60を備えている。
【0075】
上記表示器1は、同図に示すとおり、記憶部2、通信部3、HMI(HUMAN MACHINE INTERFACE)処理部4、表示部5、入力部6、LAN・IF(LOCAL AREA NETWORK INTERFACE)部7、電気レベル検知部(検知手段)8、接続デバイス特定部(機器特定手段)9、および、データ取得部(取得手段)10を備えている。なお、上記HMI処理部4、表示部5、および、入力部6が特許請求の範囲に記載の表示手段に対応する。
【0076】
なお、上記各部材2から10、並びに、後述する各部材61および62は、CPU等の演算手段が、ROMやRAMなどの記憶装置に格納されたプログラムを実行し、タッチパネルや液晶表示装置などの入力手段、あるいは、インターフェイス回路などの通信手段を制御することによって実現される機能ブロックである。
【0077】
また、上記記憶部2は、ユーザ作成画面データ格納部21、取得設定画面格納部(取得設定画面格納手段)22、取得ドライバ格納部(取得ドライバ格納手段)23、および、テーブル部(記憶手段)24を備えている。さらに、上記通信部3は、PLC・IF(PROGRAMABLE LOGIC CONTOROLLER INTERFACE)部31、デバイスIF部32を備えている。
【0078】
上記表示器1は、LAN・IF部7を介して、画面作成装置40およびサーバ60と通信可能となっている。さらに、表示器1は、通信部3を介して、PLC50や機能が固定されたデバイス51と通信可能となっている。より詳しくは、上記表示器1は、上記PLC・IF部31を介して、PLC50と通信可能となっており、デバイスIF部32を介して、機能が固定されたデバイス51と通信可能になっている。なお、デバイスIF部32に接続されるデバイス51は1つに限定されるものではなく、複数のデバイスが接続可能になっている。
【0079】
ここで、機能が固定されたデバイス51とは、設定可能項目が予め決められており、この設定された項目を参照することにより定められた動作を行なうような、機能が予め限定された汎用デバイスのことを指す。例えば、温度調節計、インバータ、記録計、BCRが該当する。
【0080】
また、上記表示器1は、表示/制御動作を規定する画面データ(書き換え可能な画面データ)に基づいて、上記PLC50に接続されたデバイス50aの状態や、デバイス51の状態を表示するための表示画面を表示部5に表示する。より具体的には、表示器1のHMI処理部4が、当該画面データに基づいて、上記PLC50に接続されたデバイス50aの状態や機能が固定されたデバイス51の状態を、例えば、状態に応じて形状が変化する部品図形や、数値あるいはメータなどとして表示する。なお、表示器1においては、デバイス51の状態が、常に表示部5に表示される構成に限定されるものではなく、表示されない構成であっても構わない。
【0081】
ここで、上記表示画面は、予め、ユーザが作成しておく必要がある。この表示画面の作成にあたっては、上記画面作成装置40が用いられる。そして、作成された表示画面は、上記ユーザ作成画面データ格納部21に格納される。なお、通常、表示部5には、上記のようにデバイスの状態を表示した表示画面が表示されるように設定されている。
【0082】
また、適切な表示画面は、表示器1の用途、デバイス50aやデバイス51の種類や数などによって変化するため、上記ユーザ作成画面データ格納部21は、画面データを書き換え可能なように構成されており、上記用途などに応じて、画面データを変更することによって、適切な表示画面を表示できるように構成されている。
【0083】
上記表示部5は、デバイス50aの状態やデバイス51の状態を表示するための表示画面を表示するものである。さらに、詳細については後述するが、上記表示部5には、上記機能が固定されたデバイス用の設定画面が表示される。
【0084】
上記入力部6は、オペレータがHMI処理部4に対して、指令を入力するためのものである。この指令を上記HMI処理部4が受けると、上記通信部3を介して、PLC50や、上記機能が固定されたデバイス51に対して、上記指令が伝達される。なお、上記入力部6には、通常、タッチパネルが用いられる。
【0085】
上記LAN・IF部7は、上記表示器1と、画面作成装置40およびサーバ60とを接続するネットワーク用のインターフェイスである。そして、このネットワークを介して、図示しない複数の表示器が画面作成装置に接続可能となっている。
【0086】
次に、上記サーバ60について説明する。このサーバ60は、LAN・IF部7を介して、表示器1と接続されている。また、サーバ60は、機種別設定画面格納部61および機種別ドライバ格納部62を備えている。
【0087】
上記機種別設定画面格納部61には、予め作成された機種毎の設定画面が格納されている。なお、この設定画面は、表示器のユーザが作成するものではなく、表示器のユーザに提供できるようにサーバ60に予め組み込まれているものである。
【0088】
格納される設定画面としては、表示器1に接続して使用されると考えられる、機能が固定されたデバイス用の画面を格納しておく。なお、機種別設定画面格納部61は、将来における機能が固定されたデバイス51の機種変更等に備えて、設定画面の追加記録や、削除が可能となっている。
【0089】
上記機種別ドライバ格納部62には、予め機種毎のドライバが格納されている。このドライバとしても、表示器1に接続して使用されると考えられる、機能が固定されたデバイス用の画面を格納しておく。なお、機種別ドライバ格納部62も、将来における機能が固定されたデバイス51の機種変更等に備えて、ドライバの追加記録や、削除が可能となっている。
【0090】
次に、取得設定画面格納部22、取得ドライバ格納部23、および、テーブル部24について説明する。
【0091】
上記テーブル部24は、上記デバイス51を特定するためのデータを記録したテーブルである。このテーブル部24には、詳細については後述するが、「送信した送信コマンドコードと応答コードとからデバイス51の機種が特定できるか」を特定するためのデータ、「機種を特定できた場合のその機種」のデータ、および、「特定できながった場合に、次に送信する送信コマンドコード」を特定するためのデータが格納されている。
【0092】
上記取得設定画面格納部22は、サーバ60の機種別設定画面格納部61から取得した設定画面を格納可能であって、上記HMI処理部4が、この取得設定画面格納部22に格納された設定画面を読み出し、さらに、この設定画面を表示部5に表示させる。なお、上記画面データの取得については、後述する。
【0093】
上記取得ドライバ格納部23は、サーバ60の機種別ドライバ格納部62から取得したドライバを格納可能であって、上記HMI処理部4から読み出し可能な機能ブロックである。なお、上記ドライバの取得についても、後述する。
【0094】
ところで、新たに、機能が固定されたデバイスを表示器1に接続した場合、このデバイスの設定内容を設定(変更)できるように設定用の画面(以下、設定画面)を表示器1に備えておく必要がある。具体的に説明すると、例えば機能が固定されたデバイスが温度調節計であった場合、少なくとも、調節すべき温度値を設定するための設定画面が必要となる。なお、従来では、これら設定画面は、ユーザが、温度調節計のマニュアル等を参考にして、それぞれに作成していた。
【0095】
これに対し、新たに、機能が固定されたデバイスが表示器1に接続された場合における、本実施の形態に係る設定画面の取得手法について、図1および図2に基づいて、以下に説明する。
【0096】
上記電気レベル検知部8は、通信部3を介して、機能が固定されたデバイス51が表示器1に接続されたか否かを判定している(S1)。機能が固定されたデバイス51が表示器1に接続され、例えば、デバイスIF部32の電気レベルの状態変化を検知するなどして、電気レベル検知部8が接続を検知すると(S1にてYESの場合)、このデバイス51が接続されたという情報が、電気レベル検知部8から上記接続デバイス特定部9に送信される。
【0097】
上記接続デバイス特定部9は、電気レベル検知部8からデバイス51が表示器1に接続されたという情報を取得すると、デバイス51の機種を特定するために、テーブル部24を参照して、送信する送信コマンドコードを特定する(S2)。そして、接続デバイス特定部9は、デバイスIF部32を介して、この送信コマンドコードをデバイス51に対して送信する(S3)。この後、上記送信コマンドコードに対するデバイス51からの応答コードを、接続デバイス特定部9が受信する(S4)。
【0098】
上記応答を受信すると、接続デバイス特定部9は、テーブル部24を参照して、受信内容からデバイス51の機種の特定を試みる(S5)。もし、特定が不可能であれば、接続デバイス特定部9は、テーブル部24を参照して、さらに、次に送信する送信コマンドコード(以下、次の送信コマンドコードと称する)を特定する(S8)。そして、接続デバイス特定部9は、上記次の送信コマンドコードをデバイス51に送信して、デバイス51からの応答コードを受信する。この後、上記と同様に、機種の特定を試みる。もし、特定が不可能であれば、再度S3に戻り、さらに別の次の送信コマンドコードを送信して、デバイス51の機種が特定できるまで繰返す。
【0099】
一方、デバイス51の機種が特定できたならば、接続デバイス特定部9が、テーブル部24から、特定したデバイス51の機種のデータ(つまり、上記「機種を特定できた場合のその機種」のデータ)を取得し、その後、データ取得部10に対して、この特定したデバイス51の機種のデータを送信する。データ取得部10は、LAN・IF部7を介して、サーバ60の機種別設定画面格納部61から、上記特定した機種の設定画面を取得する(S6)。そして、データ取得部10は、取得した設定画面を、上記取得設定画面格納部22に送信する。これにより、上記取得設定画面格納部22に、表示器1に接続されたデバイス51の設定画面が格納されることになる(S7)。
【0100】
さらに、本実施の形態では、データ取得部10が、設定画面の取得のみならず、LAN・IF部7を介して、サーバ60の機種別ドライバ格納部62から上記特定した機種のドライバを取得する構成としている(S6)。そして、データ取得部10は、取得したドライバを、上記取得ドライバ格納部23に送信する。これにより、上記取得ドライバ格納部23には、表示器1に接続されたデバイス51のドライバが格納されることになる(S7)。
【0101】
以上のように、本実施の形態の表示器1においては、機能が固定されたデバイス51を表示器1に接続するだけで、この接続されたデバイス51に対応する設定画面を取得設定画面格納部22に格納可能となる。
【0102】
ここで、ユーザが、入力部6を介して、表示部5へ上記設定画面の表示指示を出すと、上記HMI処理部4は、取得設定画面格納部22に格納されている設定画面を表示部5に表示させる。そして、上記設定画面への操作を入力部6が受け付けると、「その操作が示す設定項目を、その操作の内容で設定する」ためのコマンドをデバイスIF部32に送信する。これにより、デバイス51の設定を変更することが可能となる。
【0103】
したがって、本実施の形態に係る表示器1においては、ユーザが、デバイス51の設定項目を設定するための設定画面を、自らマニュアル等を参照して作成するといった手間を省くことが可能となる。
【0104】
また、接続されたデバイス51のドライバも同時に読み出せるため、さらに、ユーザの手間を省くことができる。
【0105】
また、本実施の形態の表示器1では、パーソナルコンピュータで実現されているプラグ・アンド・プレイとは異なり、接続されるデバイス51が自ら表示器1に対して認証用の信号を送る構成でないにも関わらず、接続機器を特定可能である。
【0106】
さらに、本実施の形態では、上記サーバ60が、デバイス51の機種毎に対応する設定画面を有しているため、接続され得るデバイス51に関する機種毎の設定画面を、表示器1に予め記憶させておく必要がなくなる。それゆえ、表示器1に機種毎の設定画面を予め記憶させておく構成と比較すると、表示器1のメモリ容量を減少させることが可能となる。
【0107】
次に、上記テーブル部24について、より詳しく説明する。
【0108】
上記テーブル部24では、図3に示すとおり、各レコードに、接続されたデバイス51の機種を特定するための送信コマンドコードと、送信コマンドコードを送信した際に得られる応答コードと、機種データまたはポインタデータの何れか1つのデータとが記憶されている。なお、図3に示すテーブルは、上記テーブル部24の一例であって、これに限定されるものではない。
【0109】
ここで、上記図3で示したテーブル部24を用いた場合における、表示器1に接続されたデバイス51の特定の仕方について説明する。
【0110】
上記接続デバイス特定部9は、上記テーブル部24から、まず、「デバイス51に最初に送信すると予め決められている送信コマンドコード」を読み出す。図3では、例えば、最初のレコードであるレコード1の送信コマンドコードα1を読み出す。そして、接続デバイス特定部9は、デバイスIF部32を介して、上記決められた送信コマンドコードをデバイス51に送信する。
【0111】
そして、接続デバイス特定部9は、テーブル部24から送信コマンドコードα1と応答コード(β1a〜β1f)との組み合わせに対応する機種/ポインタのデータを読出し、その読み出したデータに基づき、機種を特定するか、あるいは、次に送信すべき送信コマンドコードを決定する。
【0112】
ここで、応答コードβ1aが得られた場合には、接続デバイス特定部9は、図3で示されるテーブル部24の送信コマンドコードと応答コードとの組み合わせから、デバイス51の機種がγ1aであることを判断する。また、エラーコードである応答コードβ1bが得られた場合には、デバイス51の機種がγ1bであると判断する。ここで、応答コードβ1bがエラーコードであるにも関わらず機種が特定されているのは、表示器1に接続可能な機種の内、送信コマンドコードα1に対して応答コードβ1bを返す機種が1機種であり、かつ、テーブル部24に機種のデータが書き込まれているからである。
【0113】
一方、エラーコードである応答コードβ1cが得られた場合には、このコードだけでは特定できないため、送信コマンドコードがα2である先頭レコード(レコード7)を参照するようにポインタが設定される。さらに、上記接続デバイス特定部9は、上記送信コマンドコードα2をデバイス51に送信する。この送信コマンドコードα2としては、例えば、第1の最上位アドレスへのアクセスを行なうコマンドコードを用いることができる。また、第1の特殊レジスタコードへのアクセスを行なうコマンドコードとしてもよい。
【0114】
次に、接続デバイス特定部9は、上記送信コマンドコードα2に対する応答コードを受信し、上記テーブル部24から機種を特定するか、あるいは、次に送信すべき送信コマンドコードを選択する。
【0115】
例えば、得られた応答コードがβ2aであった場合には、接続されたデバイス51の機種がγ2aであることが分かる。また、得られた応答コードがβ2bであった場合には、接続されたデバイス51の機種がγ2bであることが分かる。
【0116】
一方、得られた応答コードがβ2cであった場合には、このコードだけでは特定できないため、送信コマンドコードがα3である先頭レコード(レコード10)を参照するようにポインタが設定される。さらに、上記接続デバイス特定部9は、上記送信コマンドコードα3をデバイス51に送信する。この送信コマンドコードα3としては、例えば、第2の最上位アドレスへのアクセスを行なうコマンドコードを用いることができる。
【0117】
以上のように、上記表示器1では、テーブル部24を参照して、接続されたデバイス51の機種をポインタを用いて絞り込みながら特定していく。それゆえ、検索スピードを高速化でき、迅速な機種の決定が可能となる。
【0118】
また、図3で示したテーブルは、1つのレコードに、機種データまたはポインタデータの何れか1つのデータを有する構成であったが、これに限定されるものではない。例えば、1つのレコードに、機種データまたは送信コマンドデータ自体の何れか1つを有する構成としてもよい。
【0119】
この構成では、ある送信コマンドコード(例えばα1)を送信しても機種が特定できなかった場合に、次の送信コマンドコード(例えばα2)を有する先頭レコードを参照するのではなく、次の送信コマンドデータで示されるコマンド(α2)が実行される。このような構成でも、機種を特定することが可能である。
【0120】
以上のように、上記テーブル部24においては、上記送信コマンドコードと上記応答コマンドコードとの組み合わせが、「メーカコードと機種コードとの組み合わせ等で示される、特定できた機種を示すデータ」、または、「送信コマンドコード自体や、送信コマンドコードを示すポインタ等で示される、次に送信すべき送信コマンドコードを特定するためのデータ」の何れか一方のデータと、関連付けて記憶されていればよい。
【0121】
〔実施の形態2〕
本発明の他の実施の形態について図4および図5に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、上記の実施の形態1の図面に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0122】
本実施の形態に係る制御システム70’は、図4に示すとおり、表示器1’、画面作成装置40、PLC50、デバイス50a、デバイス51、および、サーバ60’を備えている。
【0123】
上記表示器1’は、同図に示すとおり、記憶部2’、通信部3、HMI処理部4、表示部5、入力部6、LAN・IF部7、電気レベル検知部8、接続デバイス特定部(機器特定手段・更新手段)9’、および、データ取得部10を備えている。
【0124】
なお、上記各部材2’および9’、並びに、後述する部材63も、CPU等の演算手段が、ROMやRAMなどの記憶装置に格納されたプログラムを実行し、タッチパネルや液晶表示装置などの入力手段、あるいは、インターフェイス回路などの通信手段を制御することによって実現される機能ブロックである。
【0125】
また、上記記憶部2’は、ユーザ作成画面データ格納部21、取得設定画面格納部22、取得ドライバ格納部23、および、テーブル部24’(記憶手段)を備えている。つまり、上記実施の形態1の記憶部2と比較すると、本実施の形態の記憶部2’は、テーブル部24の代わりにテーブル部24’を有する点で上記記憶部2の構成と異なる。それ以外の構成は記憶部2と同一である。
【0126】
上記サーバ60’は、LAN・IF部7を介して、表示器1’と接続されている。また、サーバ60’は、機種別設定画面格納部61、機種別ドライバ格納部62、および、マスターテーブル部63を備えている。このマスターテーブル部63に格納されるデータは、上記実施の形態1のテーブル部24と同一構造のデータである(図3参照)。また、上記マスターテーブル部63も、機種別設定画面格納部61および機種別ドライバ格納部62と同じく、格納されているデータの更新が可能と構成となっている。
【0127】
上記テーブル部24’は、LAN・IF部7を介して、表示器1’にダウンロードされたマスターテーブル部63のデータを、表示器1’内に格納するための機能ブロックである。
【0128】
上記接続デバイス特定部9’の機能は、上記実施の形態1の接続デバイス特定部9と同じである。しかしながら、接続デバイス特定部9’は、サーバ60’と通信して、マスターテーブル部63からテーブル部24’にデータをダウンロードし、かつ、このダウンロードしたデータを参照する構成である点で、実施の形態1の接続デバイス特定部9と異なる。
【0129】
このように、接続デバイス特定部9’は、デバイス51の特定、および、テーブル部24’に格納されたデータの更新という機能を果たす。なお、本実施の形態では、接続デバイス特定部9’がテーブル部24’のデータを更新する構成であるが、接続デバイス特定部9’以外に、テーブル24’のデータを更新する手段を別途設けて、この手段にテーブル部24’のデータを更新させる構成としてもよい。
【0130】
次に、新たに、機能が固定されたデバイスが表示器1’に接続された場合における、本実施の形態に係る設定画面の取得手法について、図4および図5に基づいて、以下に説明する。
【0131】
上記電気レベル検知部8は、通信部3を介して、機能が固定されたデバイス51が表示器1’に接続されたか否かを判定している(S11)。機能が固定されたデバイス51が表示器1’に接続され、例えば、デバイスIF部32の電気レベルの状態変化を検知するなどして、電気レベル検知部8が接続を検知すると(S11にてYESの場合)、このデバイス51が接続されたという情報が、電気レベル検知部8から上記接続デバイス特定部9’に送信される。
【0132】
そして、電気レベル検知部8が接続を検知した場合には、接続デバイス特定部9’がLAN・IF部7へ指示を出すことにより、サーバ60’のマスターテーブル部63のデータが、表示器1’のテーブル部24’にダウンロードされる(S12)。
【0133】
上記マスターテーブル部63のデータがテーブル部24’に格納された後、接続デバイス特定部9’は、デバイス51の機種を特定するために、テーブル部24’を参照して、送信する送信コマンドコードを特定する(S13)。そして、接続デバイス特定部9’は、デバイスIF部32を介して、この送信コマンドコードをデバイス51に対して送信する(S14)。この後、上記送信コマンドコードに対するデバイス51からの応答コードを、接続デバイス特定部9’が受信する(S15)。
【0134】
上記応答を受信すると、接続デバイス特定部9’は、テーブル部24’を参照して、受信内容からデバイス51の機種の特定を試みる(S16)。もし、特定が不可能であれば、接続デバイス特定部9’は、テーブル部24’を参照して、さらに、次に送信する送信コマンドコード(以下、次の送信コマンドコードと称する)を特定する(S19)。そして、接続デバイス特定部9’は、上記次の送信コマンドコードをデバイス51に送信して、デバイス51からの応答コードを受信する。この後、上記と同様に、機種の特定を試みる。もし、特定が不可能であれば、再度S14に戻り、さらに別の次の送信コマンドコードを送信して、デバイス51の機種が特定できるまで繰返す。
【0135】
一方、デバイス51の機種が特定できたならば、接続デバイス特定部9’が、テーブル部24’から、特定したデバイス51の機種のデータ(つまり、上記「機種を特定できた場合のその機種」のデータ)を取得し、その後、データ取得部10に対して、この特定したデバイス51の機種のデータを送信する。データ取得部10は、LAN・IF部7を介して、サーバ60の’機種別設定画面格納部61から、上記特定した機種の設定画面を取得する(S17)。そして、データ取得部10は、取得した設定画面を、上記取得設定画面格納部22に送信する。これにより、上記取得設定画面格納部22に、表示器1’に接続されたデバイス51の設定画面が格納されることになる(S18)。
【0136】
さらに、本実施の形態でも、データ取得部10が、設定画面の取得のみならず、LAN・IF部7を介して、サーバ60’の機種別ドライバ格納部62から上記特定した機種のドライバを取得する構成としている(S17)。そして、データ取得部10は、取得したドライバを、上記取得ドライバ格納部23に送信する。これにより、上記取得ドライバ格納部23には、表示器1’に接続されたデバイス51のドライバが格納されることになる(S18)。
【0137】
以上のように、本実施の形態の表示器1’においても、機能が固定されたデバイス51を表示器1に接続するだけで、この接続されたデバイス51に対応する設定画面を取得設定画面格納部22に格納可能となる。
【0138】
ここで、ユーザが、入力部6を介して、表示部5へ上記設定画面の表示指示を出すと、上記HMI処理部4は、取得設定画面格納部22に格納されている設定画面を表示部5に表示させる。そして、上記設定画面への操作を入力部6が受け付けると、「その操作が示す設定項目を、その操作の内容で設定する」ためのコマンドをデバイスIF部32に送信する。これにより、デバイス51の設定を変更することが可能となる。
【0139】
したがって、本実施の形態に係る表示器1’においても、サーバ60’と通信することにより、ユーザが、デバイス51の設定項目を設定するための設定画面を、自らマニュアル等を参照して作成するといった手間を省くことが可能となる。
【0140】
また、接続されたデバイス51のドライバも同時に読み出せるため、さらに、ユーザの手間を省くことができる。
【0141】
また、本実施の形態の表示器1’では、パーソナルコンピュータで実現されているプラグ・アンド・プレイとは異なり、接続されるデバイス51が自ら表示器1’に対して認証用の信号を送る構成でないにも関わらず、接続機器を特定可能である。
【0142】
さらに、本実施の形態でも、上記サーバ60’が、デバイス51の機種毎に対応する設定画面を有しているため、接続され得るデバイス51に関する機種毎の設定画面を、表示器1’に予め記憶させておく必要がなくなる。それゆえ、表示器1’に機種毎の設定画面を予め記憶させておく構成と比較すると、表示器1’のメモリ容量を減少させることが可能となる。
【0143】
また、本実施の形態に係る表示器1’においては、デバイス51が表示器1’に接続された際に、マスターテーブル部63のデータが、テーブル部24’にダウンロードされる構成となっている。つまり、テーブル部24’に記憶されるデータは、サーバ60’から取得したデータである。
【0144】
したがって、デバイス51の機種変更等により新規な機種が表示器1’に接続されるような場合であっても、サーバ60’の機種別設定画面格納部61に格納された設定画面のデータを更新することにより、表示器1’に新たな機種の設定画面を表示させることが可能となる。
【0145】
〔実施の形態3〕
本発明の他の実施の形態について図6および上記図2に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、上記の実施の形態1および実施の形態2の図面に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0146】
本実施の形態に係る制御システム70”は、図6に示すとおり、表示器1”、画面作成装置40、PLC50、デバイス50a、デバイス51、および、サーバ60”を備えている。
【0147】
上記表示器1”は、同図に示すとおり、記憶部2”、通信部3、HMI処理部4、表示部5、入力部6、LAN・IF部7、電気レベル検知部(検知手段・取得手段)8’、および、データ取得部(取得手段)10’を備えている。なお、本実施の形態では、電気レベル検知部8’およびデータ取得部10’が、特許請求の範囲に記載の取得手段に対応する。
【0148】
なお、上記各部材2”および10’、並びに、後述する部材63’も、CPU等の演算手段が、ROMやRAMなどの記憶装置に格納されたプログラムを実行し、タッチパネルや液晶表示装置などの入力手段、あるいは、インターフェイス回路などの通信手段を制御することによって実現される機能ブロックである。
【0149】
また、上記記憶部2”は、ユーザ作成画面データ格納部21、取得設定画面格納部22、および、取得ドライバ格納部23を備えている。つまり、上記実施の形態1の記憶部2と比較すると、本実施の形態の記憶部2”は、テーブル部24を有していない点で上記記憶部2の構成と異なる。それ以外の構成は記憶部2と同一である。
【0150】
上記サーバ60”は、LAN・IF部7を介して、表示器1”と接続されている。また、サーバ60”は、機種別設定画面格納部61、機種別ドライバ格納部62、マスターテーブル部63’、および、接続デバイス特定部9”を備えている。つまり、本実施の形態のサーバ60”は、接続デバイス特定部9”を有している点、および、マスターテーブル部63の代わりにマスターテーブル部63’を有している点において、上記実施の形態2に係るサーバ60’の構成と異なる。
【0151】
上記電気レベル検知部8’の機能は、上記実施の形態1の電気レベル検知部8と同じである。しかしながら、電気レベル検知部8’は、LAN・IF部7を介して接続デバイス特定部9”に情報を送信する点において、上記実施の形態1の電気レベル検知部8と異なる。
【0152】
上記接続デバイス特定部9”の機能は、上記実施の形態1の接続デバイス特定部9と同じである。しかしながら、上記接続デバイス特定部9が、電気レベル検知部8および通信部3と直接接続されている一方、本実施の形態の接続デバイス特定部9”は、LAN・IF部7を介して、電気レベル検知部8’および通信部3と接続されている点で異なる。
【0153】
上記データ取得部10’の機能は、上記実施の形態1のデータ取得部10と同じである。しかしながら、データ取得部10’は、LAN・IF部7を介して接続デバイス特定部9”から情報を受信する点において、上記実施の形態1のデータ取得部10と異なる。
【0154】
上記マスターテーブル部63’は、サーバ60”内の接続デバイス特定部9”によって参照される機能ブロックである。ここで、実施の形態2に係る制御システム70’の構成と異なり、本実施の形態に係る制御システム70”では、マスターテーブル部63’に格納されているデータは、表示器1”にダウンロードされない。また、マスターテーブル部63’に格納されるデータは、上記実施の形態2に係るマスターテーブル部63と同じである。
【0155】
次に、新たに、機能が固定されたデバイスが表示器1”に接続された場合における、本実施の形態に係る設定画面の取得手法について、図6および図2に基づいて、以下に説明する。
【0156】
上記電気レベル検知部8’は、通信部3を介して、機能が固定されたデバイス51が表示器1”に接続されたか否かを判定している(S1)。機能が固定されたデバイス51が表示器1”に接続され、例えば、デバイスIF部32の電気レベルの状態変化を検知するなどして、電気レベル検知部8’が接続を検知すると(S1にてYESの場合)、電気レベル検知部8’は、デバイス51が接続されたという情報を上記接続デバイス特定部9”に送信することにより、接続デバイス特定部9”に対して、接続されたデバイス51の特定を依頼する。
【0157】
上記接続デバイス特定部9”は、電気レベル検知部8’からデバイス51の特定の依頼を受けると、デバイス51の機種を特定するために、マスターテーブル部63’を参照して、送信する送信コマンドコードを特定する(S2)。そして、接続デバイス特定部9”は、LAN・IF部7およびデバイスIF部32を介して、この送信コマンドコードをデバイス51に対して送信する(S3)。この後、上記送信コマンドコードに対するデバイス51からの応答コードを、接続デバイス特定部9”が受信する(S4)。
【0158】
上記応答を受信すると、接続デバイス特定部9”は、マスターテーブル部63’を参照して、受信内容からデバイス51の機種の特定を試みる(S5)。もし、特定が不可能であれば、接続デバイス特定部9”は、マスターテーブル部63’を参照して、さらに、次に送信する送信コマンドコード(以下、次の送信コマンドコードと称する)を特定する(S8)。そして、接続デバイス特定部9”は、上記次の送信コマンドコードをデバイス51に送信して、デバイス51からの応答コードを受信する。この後、上記と同様に、機種の特定を試みる。もし、特定が不可能であれば、再度S14に戻り、さらに別の次の送信コマンドコードを送信して、デバイス51の機種が特定できるまで繰返す。
【0159】
一方、デバイス51の機種が特定できたならば、接続デバイス特定部9”が、マスターテーブル部63’から、特定したデバイス51の機種のデータ(つまり、上記「機種を特定できた場合のその機種」のデータ)を取得し、その後、データ取得部10’に対して、この特定したデバイス51の機種のデータを送信する。データ取得部10’は、LAN・IF部7を介して、サーバ60”の機種別設定画面格納部61から、上記特定した機種の設定画面を取得する(S6)。そして、データ取得部10’は、取得した設定画面を、上記取得設定画面格納部22に送信する。これにより、上記取得設定画面格納部22に、表示器1”に接続されたデバイス51の設定画面が格納されることになる(S7)。
【0160】
さらに、本実施の形態でも、データ取得部10’が、設定画面の取得のみならず、LAN・IF部7を介して、サーバ60”の機種別ドライバ格納部62から上記特定した機種のドライバを取得する構成としている(S6)。そして、データ取得部10’は、取得したドライバを、上記取得ドライバ格納部23に送信する。これにより、上記取得ドライバ格納部23には、表示器1’に接続されたデバイス51のドライバが格納されることになる(S7)。
【0161】
以上のように、本実施の形態の表示器1”においても、機能が固定されたデバイス51を表示器1に接続するだけで、この接続されたデバイス51に対応する設定画面を取得設定画面格納部22に格納可能となる。
【0162】
ここで、ユーザが、入力部6を介して、表示部5へ上記設定画面の表示指示を出すと、上記HMI処理部4は、取得設定画面格納部22に格納されている設定画面を表示部5に表示させる。そして、上記設定画面への操作を入力部6が受け付けると、「その操作が示す設定項目を、その操作の内容で設定する」ためのコマンドをデバイスIF部32に送信する。これにより、デバイス51の設定を変更することが可能となる。
【0163】
したがって、本実施の形態に係る表示器1”においても、サーバ60”と通信することにより、ユーザが、デバイス51の設定項目を設定するための設定画面を、自らマニュアル等を参照して作成するといった手間を省くことが可能となる。
【0164】
また、接続されたデバイス51のドライバも同時に読み出せるため、さらに、ユーザの手間を省くことができる。
【0165】
また、本実施の形態の表示器1”では、パーソナルコンピュータで実現されているプラグ・アンド・プレイとは異なり、接続されるデバイス51が自ら表示器1”に対して認証用の信号を送る構成でないにも関わらず、接続機器を特定可能である。
【0166】
さらに、本実施の形態でも、上記サーバ60”が、デバイス51の機種毎に対応する設定画面を有しているため、接続され得るデバイス51に関する機種毎の設定画面を、表示器1”に予め記憶させておく必要がなくなる。それゆえ、表示器1”に機種毎の設定画面を予め記憶させておく構成と比較すると、表示器1”のメモリ容量を減少させることが可能となる。
【0167】
また、本実施の形態に係る表示器1”においては、デバイス51が表示器1”に接続された際に、データ取得部10’が、サーバ60”の機種別設定画面格納部61から設定画面を取得する構成である。したがって、デバイス51の機種変更等により新規な機種が表示器1”に接続されるような場合であっても、サーバ60”の機種別設定画面格納部61に格納された設定画面のデータを更新することにより、表示器1”に新たな機種の設定画面を表示させることが可能となる。
【0168】
また、上記各実施の形態1ないし3において、サーバ(60・60’・60”)の機種別設定画面格納部61に格納されている設定画面のデータ構造は、ユーザ作成画面データ格納部21に格納されている画面データと同じデータ構造であることが好ましい。
【0169】
この場合には、画面作成装置40を用いて、サーバ(60・60’・60”)の機種別設定画面格納部61に予め格納されている設定画面をユーザでも編集することが可能となる。それゆえ、ユーザ好みに設定画面を設定し直すことができる。
【0170】
また、上記各実施の形態1ないし3における表示器(1・1’・1”)は、書換え可能な画像データが表される表示画面上に、設定画面を表示画面上に呼び出すための領域を設定し、この領域への操作を受け付けた際に表示画面上に設定画面を呼び出す呼出部(呼出手段)が備えられていることが好ましい。
【0171】
この呼出手段を設けることにより、設定画面を表示画面上に呼び出すための領域が設定され、この領域に対して操作を行なうことで表示画面上に設定画面を呼び出すことができる。この呼出は、例えば表示部5がタッチパネル形式の場合、上記領域にタッチすることで行なうようにすればよい。また、上記領域は、アイコン表示をしておくことが好ましい。
【0172】
これにより、簡単な操作により、迅速に設定画面を表示画面に表示させることができる。
【0173】
ところで、以上の実施の形態1ないし3で説明した処理は、プログラムで実現することが可能である。このプログラムはコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されている。本発明では、この記録媒体として、表示器(1・1’・1”)およびサーバ(60・60’・60”)で処理が行われるために必要なメモリ(例えばROMそのもの)であってもよいし、また図示していないが外部記憶装置としてプログラム読み取り装置が設けられ、そこに記録媒体を挿入することで読み取り可能なプログラムメディアであっても構わない。
【0174】
上記いずれの場合においても、格納されているプログラムはマイクロプロセッサ(図示せず)のアクセスにより実行される構成であってもよいし、格納されているプログラムを読み出し、読み出したプログラムを図示されていないプログラム記憶エリアにダウンロードすることにより、そのプログラムが実行される構成であってもよい。この場合、ダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納されているものとする。
【0175】
ここで、上記プログラムメディアは、本体と分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスクやハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD等の光ディスクのディスク系、ICカード(メモリーカードを含む)/光カードのカード系、あるいはマスクROM、EPROM、フラッシュROM等による半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する媒体であってもよい。
【0176】
【発明の効果】
以上のように、本発明の表示器は、前記第2のデバイスが接続された際に、接続された第2のデバイスを特定する機器特定手段と、前記機器特定手段で特定された第2のデバイスに対応する、第2のデバイスの設定を変更するための設定画面を、前記サーバから取得する取得手段とを備え、前記表示手段が、前記取得手段により取得された設定画面を表示する構成である。
【0177】
それゆえ、接続される第2のデバイス毎に、ユーザが設定画面を作成するといった手間を省くことが可能な表示器を提供することができるという効果を奏する。また、表示器に機種毎の設定画面を予め記憶させておく構成と比較すると、表示器のメモリ容量を減少させることが可能となる。
【0178】
また、本発明の表示器は、上記の表示器において、前記表示手段が読出し可能であって、前記取得手段により取得された設定画面を格納する取得設定画面格納手段を備えている構成である。
【0179】
それゆえ、上記表示手段により速やかに設定画面を読み出すことが可能となる表示器を提供することができるという効果を奏する。
【0180】
また、本発明の表示器は、上記の表示器において、前記第2のデバイスを特定するためのデータを記録した記憶手段を有し、前記機器特定手段が、前記記憶手段のデータを参照して、第2のデバイスに対し、所定の信号を送信するとともに、この所定の信号に対する応答信号を受信する構成である。
【0181】
それゆえ、機器特定手段が、記憶手段を参照して、送信する信号を予め設定し、この所定の信号と、この所定の信号に対する応答信号との組み合わせを認識した上で、記憶手段を参照することにより、第2のデバイスの特定が可能となるという効果を奏する。
【0182】
また、本発明の表示器は、上記の表示器において、前記第2のデバイスが接続された際に、前記サーバと通信して、前記記憶手段に記憶されているデータを更新する更新手段を備えている構成である。
【0183】
それゆえ、第2のデバイスの機種変更等により新規な機種が表示器に接続されるような場合であっても、サーバの設定画面のデータを更新することにより、表示器に新たな機種の設定画面を表示させることが可能となるという効果を奏する。
【0184】
以上のように、本発明の表示器は、前記第2のデバイスが接続された際に、前記サーバが特定した第2のデバイスに対応する、第2のデバイスの設定を変更するための設定画面を、前記サーバから取得する取得手段とを備え、前記表示手段が、前記取得手段により取得された設定画面を表示する構成である。
【0185】
それゆえ、接続される第2のデバイス毎に、ユーザが設定画面を作成するといった手間を省くことが可能な表示器を提供することができるという効果を奏する。
【0186】
また、表示器に機種毎の設定画面を予め記憶させておく構成と比較すると、表示器のメモリ容量を減少させることが可能となる。
【0187】
また、本発明の表示器は、上記の表示器において、前記表示手段が読出し可能であって、前記取得手段により取得された設定画面を格納する取得設定画面格納手段を備えている構成である。
【0188】
それゆえ、上記表示手段により速やかに設定画面を読み出すことが可能となる表示器を提供することができるという効果を奏する。
【0189】
また、本発明の表示器は、上記の表示器において、前記第2のデバイスが接続されたことを検知するための検知手段を備えている構成である。
【0190】
それゆえ、表示器に第2のデバイスが接続されたか否かを判断できるという効果を奏する。
【0191】
また、本発明の表示器は、上記の表示器において、前記設定画面のデータ構造は、前記書換え可能な画像データと同じデータ構造である構成である。
【0192】
それゆえ、書換え可能な画像データを書き換える手段と同一の手段により、サーバに予め格納されている設定画面をユーザでも編集することが可能となるという効果を奏する。
【0193】
また、本発明の表示器は、上記の表示器において、前記書換え可能な画像データが表される表示画面上に、前記設定画面を表示画面上に呼び出すための領域を設定し、前記領域への操作を受け付けた際に前記表示画面上に前記設定画面を呼び出す呼出手段が備えられている構成である。
【0194】
それゆえ、簡単な操作により、迅速に設定画面を表示画面に表示させることができる。
【0195】
また、本発明の表示器は、上記の表示器において、前記取得手段が、前記サーバから、機器特定手段で特定された第2のデバイスに対応したドライバを取得する構成である。
【0196】
それゆえ、接続される第2のデバイス毎に、ユーザがドライバを指定するといった手間を省くことが可能な表示器を提供することができるという効果を奏する。
【0197】
また、本発明の表示器は、上記の表示器において、前記取得手段が、前記サーバから、サーバが特定した第2のデバイスに対応したドライバを取得する構成である。
【0198】
それゆえ、接続される第2のデバイス毎に、ユーザがドライバを指定するといった手間を省くことが可能な表示器を提供することができるという効果を奏する。
【0199】
また、本発明の表示器は、上記の表示器において、前記表示手段が読出し可能であって、前記取得手段により取得されたドライバを格納する取得ドライバ格納手段を備えている構成である。
【0200】
それゆえ、上記表示手段により速やかにドライバを読み出すことができ、このドライバを用いることで第2のデバイスを制御することが可能となるという効果を奏する。
【0201】
ところで、上記表示器は、ハードウェアで実現してもよいが、プログラムをコンピュータに実行させて実現してもよい。これらのプログラムがコンピュータで実行されると、当該コンピュータを上記表示器として動作させることができる。
【0202】
また、上記プログラムを記録媒体に記録しておき、このプログラムをコンピュータにロードすることによっても、当該コンピュータを上記表示器として動作させることができる。
【0203】
以上のように、本発明の制御システムは、上記の表示器と、前記第2のデバイスの機種毎に、前記第2のデバイスの設定を変更するための設定画面を格納する機種別設定画面格納手段を有するサーバとからなる構成である。
【0204】
それゆえ、接続される第2のデバイス毎に、ユーザが設定画面を作成するといった手間を省くことが可能となるという効果を奏する。
【0205】
また、表示器に機種毎の設定画面を予め記憶させておく構成と比較すると、表示器のメモリ容量を減少させることが可能となる。
【0206】
以上のように、本発明の制御システムは、上記の表示器と、前記第2のデバイスが接続された際に、接続された第2のデバイスを特定する機器特定手段と、前記第2のデバイスの機種毎に、前記第2のデバイスの設定を変更するための設定画面を格納する機種別設定画面格納手段とを有するサーバとからなる構成である。
【0207】
それゆえ、接続される第2のデバイス毎に、ユーザが設定画面を作成するといった手間を省くことが可能な表示器を提供することができるという効果を奏する。
【0208】
また、表示器に機種毎の設定画面を予め記憶させておく構成と比較すると、表示器のメモリ容量を減少させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る制御システムの構成を示したブロック図である。
【図2】上記実施の形態に係る処理フローを示したフローチャートである。
【図3】上記制御システムの表示器におけるテーブル部のデータを示した説明図である。
【図4】他の実施の形態に係る制御システムの構成を示したブロック図である。
【図5】上記他の実施の形態に係る処理フローを示したフローチャートである。
【図6】さらに他の実施の形態に係る制御システムの構成を示したブロック図である。
【図7】従来の表示器を備えたシステムの構成を示したブロック図である。
【符号の説明】
1、1’、1” 表示器
4 HMI処理部(表示手段)
5 表示部(表示手段)
6 入力部(表示手段)
8 電気レベル検知部(検出手段)
8’ 電気レベル検知部(検出手段・取得手段)
9 接続デバイス特定部(機器特定手段)
9’ 接続デバイス特定部(機器特定手段・更新手段)
9” 接続デバイス特定部
10、10’ データ取得部(取得手段)
21 ユーザ作成画面データ格納部
22 取得設定画面格納部(取得設定画面格納手段)
23 取得ドライバ格納部(取得ドライバ格納手段)
24、24’ テーブル部(記憶手段)
40 画面作成装置
50 PLC(制御装置)
50a デバイス(第1のデバイス)
51 デバイス(第2のデバイス)
60・60’・60” サーバ
61 機種別設定画面格納部(機種別設定画面格納手段)
62 機種別ドライバ格納部(機種別ドライバ格納手段)
63、63’ マスターテーブル部
Claims (16)
- 外部のサーバとデータ通信が可能であると共に、
第1のデバイスを制御する制御装置と、第2のデバイスとに接続可能であって、書き換え可能な画面データに基づいて、前記第1のデバイスおよび第2のデバイスの状態のうち少なくとも第1のデバイスの状態を表示する表示手段を有する表示器において、
前記第2のデバイスが接続された際に、接続された第2のデバイスを特定する機器特定手段と、
前記機器特定手段で特定された第2のデバイスに対応する、第2のデバイスの設定を変更するための設定画面を、前記サーバから取得する取得手段とを備え、
前記表示手段が、前記取得手段により取得された設定画面を表示することを特徴とする表示器。 - 前記表示手段が読出し可能であって、前記取得手段により取得された設定画面を格納する取得設定画面格納手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の表示器。
- 前記第2のデバイスを特定するためのデータを記録した記憶手段を有し、
前記機器特定手段が、前記記憶手段のデータを参照して、第2のデバイスに対し、所定の信号を送信するとともに、この所定の信号に対する応答信号を受信することを特徴とする請求項1または2に記載の表示器。 - 前記第2のデバイスが接続された際に、前記サーバと通信して、前記記憶手段に記憶されているデータを更新する更新手段を備えていることを特徴とする請求項3に記載の表示器。
- 外部のサーバとデータ通信が可能であると共に、
第1のデバイスを制御する制御装置と、第2のデバイスとに接続可能であって、書き換え可能な画面データに基づいて、前記第1のデバイスおよび第2のデバイスの状態のうち少なくとも第1のデバイスの状態を表示する表示手段を有する表示器において、
前記第2のデバイスが接続された際に、前記第2のデバイスの特定を前記サーバに依頼し、前記サーバが特定した第2のデバイスに対応する、第2のデバイスの設定を変更するための設定画面を、前記サーバから取得する取得手段とを備え、
前記表示手段が、前記取得手段により取得された設定画面を表示することを特徴とする表示器。 - 前記表示手段が読出し可能であって、前記取得手段により取得された設定画面を格納する取得設定画面格納手段を備えていることを特徴とする請求項5に記載の表示器。
- 前記第2のデバイスが接続されたことを検知するための検知手段を備えていることを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の表示器。
- 前記設定画面のデータ構造は、前記書換え可能な画像データと同じデータ構造であることを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載の表示器。
- 前記書換え可能な画像データが表される表示画面上に、前記設定画面を表示画面上に呼び出すための領域を設定し、前記領域への操作を受け付けた際に前記表示画面上に前記設定画面を呼び出す呼出手段が備えられていることを特徴とする請求項1から8の何れか1項に記載の表示器。
- 前記取得手段が、前記サーバから、機器特定手段で特定された第2のデバイスに対応したドライバを取得することを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の表示器。
- 前記取得手段が、前記サーバから、サーバが特定した第2のデバイスに対応したドライバを取得することを特徴とする請求項5または6に記載の表示器。
- 前記表示手段が読出し可能であって、前記取得手段により取得されたドライバを格納する取得ドライバ格納手段を備えていることを特徴とする請求項10または11に記載の表示器。
- 請求項1から12の何れか1項に記載の表示器の各手段として、コンピュータを動作させるプログラム。
- 請求項13に記載のプログラムを記録した記録媒体。
- 請求項1から4の何れか1項に記載の表示器と、
前記第2のデバイスの機種毎に、前記第2のデバイスの設定を変更するための設定画面を格納する機種別設定画面格納手段を有するサーバとからなることを特徴とする制御システム。 - 請求項5または6に記載の表示器と、
前記第2のデバイスが接続された際に、接続された第2のデバイスを特定する機器特定手段と、前記第2のデバイスの機種毎に、前記第2のデバイスの設定を変更するための設定画面を格納する機種別設定画面格納手段とを有するサーバとからなることを特徴とする制御システム。
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JP2007083620A (ja) * | 2005-09-22 | 2007-04-05 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置およびその制御方法 |
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JP2011141656A (ja) * | 2010-01-06 | 2011-07-21 | Optim Corp | 節電モード切替装置、システム、方法及びプログラム |
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