JP6869428B2 - データ作成装置、データ転送方法およびデータ転送プログラム - Google Patents

データ作成装置、データ転送方法およびデータ転送プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ネットワークに接続されたプログラマブル表示器が使用するデータをネットワーク経由で更新するデータ作成装置、データ転送方法およびデータ転送プログラムに関する。
プログラマブル表示器は、工場の製造ラインに設置され、製造ラインの状態、および、製造ラインを構成する他の機器の動作状態などを表示するとともに、作業者の操作を受け付け、操作内容に従って他の機器の制御などを行う。プログラマブル表示器が表示部に表示する内容は、製造ラインの構成、制御対象の機器の仕様など、使用される環境に合わせたものとなる。そのため、プログラマブル表示器は、使用者が望む動作を実現するためのデータを保持し、保持しているデータの内容に従って動作を行う。よって、プログラマブル表示器が保持するデータは、使用環境に基づいて作成され、その後、必要に応じて適宜更新される。
従来、プログラマブル表示器が使用するデータを更新する場合、パーソナルコンピュータなどで実現されるデータ作成装置を使用して新しいデータを作成し、データ作成装置とデータの更新が必要なプログラマブル表示器とを接続して1台ずつ新しいデータに更新するのが一般的であった。データの更新は手作業で行われるため、更新の手間がかかり、また、作業漏れが発生してデータが更新されないおそれがあるという問題があった。
このような問題に対して、特許文献1に記載のプログラマブル表示器は、ネットワークに接続された他のプログラマブル表示器が使用しているデータのバージョン情報を取得し、取得したバージョン情報と自己が使用しているデータのバージョン情報とに基づいて、データの更新が必要か否かを判断する。データの更新が必要な場合、新たに使用するデータを保持している他のプログラマブル表示器からデータを取得して自己が使用するデータを更新する。これにより、ネットワークに接続された各プログラマブル表示器が使用するデータが統一される。
特開2007−280201号公報
ところで、同一ネットワークセグメント上に複数の製造ラインが存在する場合、異なるデータを使用するプログラマブル表示器が混在することがある。すなわち、各製造ラインのプログラマブル表示器で同じデータが使用されるとは限らず、ある製造ラインに設置されたプログラマブル表示器が使用するデータと、別の製造ラインに設置されたプログラマブル表示器が使用するデータとが異なる場合がある。このような場合、特許文献1に記載の発明を適用することができない。特許文献1に記載の発明を適用した場合、例えば、第1の製造ライン用のプログラマブル表示器のデータを変更すると、第2の製造ライン用のプログラマブル表示器のデータも第1の製造ライン用のデータに更新され、第2の製造ラインで稼働する機器の操作、監視などができなくなってしまう。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ネットワークに接続されている複数のプログラマブル表示器のうち所望のプログラマブル表示器を対象としてネットワークを介してデータを更新することが可能なデータ作成装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるデータ作成装置は、プログラマブル表示器に転送され、プログラマブル表示器にて実行されるデータであるマスタデータを保持するマスタデータ保持部と、マスタデータの転送先のプログラマブル表示器と、転送先のプログラマブル表示器へ転送するマスタデータとを指定する通信設定データを生成する通信設定データ生成部と、マスタデータの転送先のプログラマブル表示器を示す転送先識別情報を取得する転送先識別情報取得部とを備える。また、データ作成装置は、プログラマブル表示器が使用するマスタデータの種類を示す種別情報と、種別情報と対応付けられた転送先識別情報と、を含む表示器使用データを保持する表示器使用データ保持部を備える。また、データ作成装置は、マスタデータ保持部で保持されているマスタデータのうち、転送先識別情報取得部が取得した転送先識別情報と対応付けられているマスタデータである指定マスタデータのバージョンと、プログラマブル表示器に過去に転送され、プログラマブル表示器で保持しているマスタデータである実行データのバージョンと、通信設定データとに基づいて指定マスタデータをプログラマブル表示器へ転送し、転送した指定マスタデータに基づいて実行データを更新させるデータ転送部、を備える。転送先識別情報は、指定マスタデータと同じ種別のマスタデータを実行データとして保持しているプログラマブル表示器を示す。データ転送部は、転送先識別情報が示すプログラマブル表示器のうち、保持している実行データのバージョンが指定マスタデータのバージョンと異なるプログラマブル表示器へ指定マスタデータを転送する。
本発明にかかるデータ作成装置は、ネットワークに接続されている複数のプログラマブル表示器のうち所望のプログラマブル表示器を対象としてネットワークを介してデータを更新することができる、という効果を奏する。
実施の形態にかかるデータ作成装置を適用して実現されるデータ更新システムの一例を示す図 実施の形態にかかるデータ作成装置および表示器の構成例を示す図 実施の形態にかかるデータ作成装置が保持するマスタデータの構成例を示す図 実施の形態にかかるデータ作成装置が保持する表示器使用データの構成例を示す図 実施の形態にかかるデータ作成装置が保持する差分情報の一例を示す図 実施の形態にかかる表示器が保持するデータ管理情報の構成例を示す図 実施の形態にかかるデータ作成装置が実行データの更新対象の表示器についての情報を確認および生成する動作の一例を示すフローチャート 実施の形態にかかるデータ作成装置が表示器へ転送するデータの情報を作成する動作の一例を示すフローチャート 通信設定データの一例を示す図 実施の形態にかかるデータ作成装置が表示器へデータを転送する動作の一例を示すフローチャート 実施の形態にかかるデータ作成装置がデータ更新項目の一覧を表示する動作の一例を示すフローチャート 実施の形態にかかるデータ作成装置が表示するデータ更新項目の一覧表示の一例を示す図 実施の形態にかかるデータ作成装置が表示する詳細確認画面の一例を示す図 実施の形態にかかるデータ作成装置を実現するハードウェアの一例を示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかるデータ作成装置、データ転送方法およびデータ転送プログラムを図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
まず、本実施の形態にかかるデータ作成装置について、図1を参照しながら簡単に説明する。図1は、実施の形態にかかるデータ作成装置を適用して実現されるデータ更新システムの一例を示す図である。
図1に示したデータ更新システムは、本発明にかかるデータ作成装置1と、複数の表示器3とを備え、データ作成装置1および各表示器3はネットワーク2に接続されている。なお、表示器3は、プログラマブル表示器である。
データ作成装置1は、表示器3が使用するデータを作成する機能を有する。データ作成装置1が作成するデータには、プロジェクトデータと、基本機能データと、拡張機能データと、表示器3が表示する画面の構成データ、作業手順を示すドキュメントデータなどで構成されるリソースデータとが含まれる。プロジェクトデータは、表示器3が動作するための各種プログラムを含んで構成される。基本機能データは、表示器3が基本機能を実行するために必要な各種ファイルである。拡張機能データは、表示器3が拡張機能を実行するために必要な各種ファイルである。以下、データ作成装置1が作成したデータをマスタデータと呼ぶ。データ作成装置1は、複数種類のマスタデータを作成し、記憶部で保持することが可能である。図1に示した例のデータ作成装置1は、作成済みのマスタデータA,マスタデータB,・・・を保持している。例えば、マスタデータAは、製品Aの製造ラインに設置された表示器3で使用されるマスタデータ、マスタデータBは、製品Bの製造ラインに設置された表示器3で使用されるマスタデータである。すなわち、種類が異なるマスタデータは異なる表示器3で使用される。なお、各マスタデータは、1台以上の表示器3で使用される。換言すれば、1台以上の表示器3が同じマスタデータを使用する。図1では、マスタデータAに対応するデータAを使用する表示器3を2台記載し、マスタデータBに対応するデータBを使用する表示器3を1台記載している。ここで、表示器3が使用するデータAおよびデータBは、それぞれ、基本的にマスタデータAおよびマスタデータBと同一である。しかし、データ作成装置1はマスタデータを編集する機能を有するため、データ作成装置1がマスタデータを編集してから、編集後のマスタデータが表示器3に書き込まれるまでの間、データ作成装置1が保持するマスタデータを表示器3が保持していない状態となる。そのため、図1では、表示器3側の記載をマスタデータではなく単にデータとしている。以下の説明では、図1に示した各表示器3が保持するデータを実行データと称する場合がある。
データ作成装置1は、ユーザの操作に従いマスタデータを作成し、作成したマスタデータの表示器3への書き込み開始を指示する操作をユーザから受け付けると、マスタデータを使用する表示器3にデータを書き込む。データ作成装置1は、新たに作成したマスタデータを、ネットワーク2を介して個別に書き込む。また、データ作成装置1は、作成済みのマスタデータを編集するための操作をユーザから受け付けた場合、操作内容に従い、マスタデータの編集すなわち修正を行う。データ作成装置1は、修正後のマスタデータについても、表示器3への書き込み開始を指示する操作をユーザから受け付けると、修正後のマスタデータを使用する表示器3に書き込む。この結果、表示器3が保持するデータが更新される。データ作成装置1が作成するマスタデータは、複数のファイルを含んで構成される。データ作成装置1は、編集作業により得られる修正後のマスタデータを表示器3に書き込む場合、修正後のマスタデータを構成する複数のファイルのうち、実際に修正が行われたファイルを抽出して表示器3へ送信する。
例えば、データ作成装置1は、ユーザの操作に従いマスタデータAの修正を行い、その後、マスタデータAの表示器3への書き込み開始を指示する操作を受け付けると、ネットワーク2を介して接続されている複数の表示器3のうち、修正前のマスタデータAであるデータAを使用している表示器3に対して修正後のマスタデータA(修正が行われたファイル)を送信する。このような動作を実現するために、データ作成装置1は、各マスタデータを使用する表示器3の情報、すなわち、各表示器3がどのマスタデータを使用するのかを示す情報を保持している。また、データ作成装置1は、各表示器3が保持しているデータ、すなわち、各表示器3が使用中のデータと同じデータを保持している。データ作成装置1は、マスタデータを表示器3へ送信する際、マスタデータの種別情報も一緒に送信する。データ作成装置1は、新たに作成したマスタデータを表示器3へ送信するときもマスタデータの種別情報を一緒に送信する。このマスタデータの種別情報は、マスタデータが修正されても変更されない。すなわち、マスタデータの種別情報は、マスタデータが新たに作成されるときに一緒に作成され、その後は不変の情報である。
データ作成装置1は、例えば、マスタデータの作成操作をユーザから受け付ける際、または、マスタデータの編集操作を受け付ける際に、各マスタデータを使用する表示器3の情報をユーザから取得する。
なお、データ作成装置1は、上述した、マスタデータを新たに作成する機能、作成済みのマスタデータを編集する機能に加えて、表示器3が保持している実行データを表示器3から取得してマスタデータとして登録する機能を有する。表示器3から実行データを取得してマスタデータとして登録する機能は、例えば、表示器3が保持している実行データを作成したデータ作成装置1とは異なるデータ作成装置1が、表示器3が保持している実行データを編集する場合、表示器3が保持している実行データを流用して新しいマスタデータを作成する場合、などで使用される。
以下、データ作成装置1の構成および動作の詳細について説明する。図2は、実施の形態にかかるデータ作成装置および表示器の構成例を示す図である。図2に示したように、本実施の形態にかかるデータ作成装置1は、表示部12、入力部13、通信部14、制御部15および記憶部16を備える。また、制御部15は、転送データ情報生成部151、通信設定データ生成部152、データ転送部153、表示器使用データ更新部154、一覧表示処理部155および転送先識別情報取得部156を備える。記憶部16は、マスタデータ保持部161および表示器使用データ保持部162を備える。なお、図2に示した例ではデータ作成装置1の内部に記憶部16を設けることとしたが、データ作成装置1と接続可能な外部の装置が有するメモリなどの記憶領域内に記憶部16を設けるようにしてもよい。
表示部12は、ユーザがマスタデータを作成する際に使用する機能を選択するメニュー画面、マスタデータの編集作業を行うための画面、などを表示する。入力部13は、マスタデータを編集するための操作などをユーザから受け付ける。通信部14は、ネットワーク2を介して表示器3と通信を行う。
データ作成装置1は、例えば、データ作成用のアプリケーションソフトウェアをパーソナルコンピュータにインストールすることにより実現される。
転送データ情報生成部151は、表示器3にマスタデータを新たに書き込む際、および、表示器3が保持している実行データを更新する際に、表示器3へ転送するデータの情報を生成する。
通信設定データ生成部152は、表示器3にマスタデータを新たに書き込む際、および、表示器3が保持している実行データを更新する際に使用する通信設定データを生成する。
データ転送部153は、表示器3にマスタデータを新たに書き込む際、および、表示器3が保持している実行データを更新する際に、表示器3に対してマスタデータの一部または全てを送信する。
表示器使用データ更新部154は、表示器使用データ保持部162が保持している表示器使用データを更新する。
一覧表示処理部155は、表示器3が保持している実行データの更新を行った場合に、更新したデータの一覧表示画面を生成して表示部12に表示する。
転送先識別情報取得部156は、各マスタデータの転送先の表示器3の識別情報を取得する。
なお、図2では記載を省略しているが、制御部15は、表示器3が使用するデータを作成する従来のデータ作成装置が備える一般的な処理、具体的には、マスタデータの新規作成処理、マスタデータの編集処理、表示器3が保持している実行データを読み出す処理、などを実行する処理部も備える。
マスタデータ保持部161は、制御部15で作成された、1種類以上のマスタデータを保持する。
図3は、実施の形態にかかるデータ作成装置が保持するマスタデータの構成例を示す図である。図3に示したように、マスタデータ160は、プロジェクトデータ160a、基本機能データ160b、拡張機能データ160cおよびリソースデータ160dを含んで構成される。基本機能データ160bは、表示器3が有する必須の機能である基本機能を表示器3が実行するために必要な各種ファイルである。拡張機能データ160cは、基本機能には該当しない拡張機能を表示器3が実行するために必要な各種ファイルである。拡張機能データ160cは、表示器3のユーザが拡張機能の使用を希望する場合に必要となるデータである。ユーザが表示器3の拡張機能を使用しない場合、マスタデータ160は拡張機能データ160cを含まない構成となる。リソースデータ160dには、ドキュメントデータ、音声データ、動画データおよび画像データが含まれる。なお、リソースデータ160dは、これらのデータのうち、少なくとも1つを含む構成でもよい。
表示器使用データ保持部162は、ネットワーク2を介して通信可能な各表示器3が使用するデータである表示器使用データを保持する。表示器使用データは、上述した実行データと、実行データの管理情報とを含む。表示器使用データ保持部162は、ネットワーク2を介して実行データを更新したことがある表示器3のそれぞれについての表示器使用データを保持する。表示器使用データは、表示器3が保持している実行データをネットワーク2経由で初めて更新した場合に生成される。
図4は、実施の形態にかかるデータ作成装置が保持する表示器使用データの構成例を示す図である。図4に示したように、表示器使用データ201は、マスタデータの種別情報201a、データ転送対象の表示器の識別情報201b、表示器の実行データ201c、差分情報201dおよび記憶元情報201eを含んで構成される。データ転送対象の表示器の識別情報201bは、マスタデータの種別情報201aが示す種類のマスタデータの転送先の表示器3を示す。表示器の実行データ201cは、データ転送対象の表示器の識別情報201bが示す表示器3で保持されているものと同じ実行データである。差分情報201dは、マスタデータ保持部161が保持しているマスタデータのうち、マスタデータの種別情報201aが示す種類のマスタデータと、表示器の実行データ201cとの差分の内容を示す。
図5は、実施の形態にかかるデータ作成装置1が保持する差分情報201dの一例を示す図である。差分情報201dは、項目名、データ種別ID、画面種別、画面番号およびオブジェクトIDで構成される。項目名は、差分が存在する項目を示す。データ種別IDは、項目名に対応するデータの種別を示す。画面種別は項目名に対応する画面の種別を示す。画面番号は、表示器3に表示される複数の画面のうちのいずれか一つを示す。すなわち、画面番号は画面の識別情報である。オブジェクトIDは、表示器3に表示される画面を構成するオブジェクトの識別情報である。なお、1つの画面は1つ以上のオブジェクトで構成される。
図4の説明に戻り、記憶元情報201eは、マスタデータがマスタデータ保持部161の何処に記憶されているかを示す。すなわち、記憶元情報201eは、マスタデータの種別情報201aが示す種類のマスタデータの、マスタデータ保持部161における所在位置を示す。上述したように、マスタデータは複数のファイルを含んで構成されているため、記憶元情報201eは、マスタデータを構成する複数のファイルそれぞれの所在位置を示す。
表示器3は、記憶部31、表示部32、入力部33、演算部34および通信部35を備える。記憶部31は、データ管理情報311および実行データ312を保持する。
図6は、実施の形態にかかる表示器3が保持するデータ管理情報311の構成例を示す図である。データ管理情報311は、実行データの種別情報311a、データ転送対象の表示器の識別情報311b、差分情報311cおよび記憶元情報311dを含んで構成される。
実行データの種別情報311aは、図4のマスタデータの種別情報201aと同様の情報であり、実行データの種別情報311aを含むデータ管理情報311と一緒に記憶部31で保持されている実行データ312の種類を示す。実行データの種別情報311aは固定値である。すなわち、実行データの種別情報311aは、記憶部31で一緒に保持されている実行データ312が更新されても変化しない。
データ転送対象の表示器の識別情報311bは、図4のデータ転送対象の表示器の識別情報201bと同様の情報である。データ転送対象の表示器の識別情報311bは、この情報(データ転送対象の表示器の識別情報311b)を保持している表示器3を示す。
差分情報311cおよび記憶元情報311dは、図4の差分情報201dおよび記憶元情報201eと同様の情報である。
表示器3の記憶部31が保持する実行データ312は、データ作成装置1が保持するマスタデータと同様の構成であり、図3に示したプロジェクトデータ160aなどと同様のデータを含む。
つづいて、データ作成装置1が表示器3の実行データ312を更新する動作について説明する。なお、表示器3の実行データ312を更新する場合、データ作成装置1は、更新対象の実行データ312に対応するマスタデータ160の編集操作を受け付けてマスタデータ160を更新しておく必要がある。更新対象の実行データ312に対応するマスタデータ160の更新動作は、ユーザによる操作を受け付け、操作内容に従いマスタデータ160を更新する動作であり、一般的なデータ編集動作と同様である。そのため、マスタデータ160の更新動作の説明は省略する。なお、表示器3の実行データ312を更新する場合に、更新対象の実行データ312に対応するマスタデータ160を編集しておくことは必須ではない。例えば、表示器3の実行データ312を更新する際に、更新が必要な表示器3の中の一部が通信障害などによりデータ更新に失敗するケースが考えられる。このような場合、あらためて実行データ312の更新動作を行う必要があるが、このときにはマスタデータ160の編集は行われない。
データ作成装置1は、表示器3の実行データを更新する場合、まず、図7に示すフローチャートに従って動作を行い、更新対象の表示器3の情報の確認および更新を行う。
図7は、実施の形態にかかるデータ作成装置1が実行データの更新対象の表示器3についての情報を確認および生成する動作の一例を示すフローチャートである。データ作成装置1は、表示器3の実行データを更新する場合、マスタデータ保持部161で保持しているマスタデータの中から、表示器3に転送して書き込むマスタデータの指定をユーザより受け付ける(ステップS1)。例えば、データ作成装置1は、マスタデータ保持部161で保持しているマスタデータの一覧を表示部12に表示し、表示器3に書き込むマスタデータの指定を入力部13により受け付ける。
データ作成装置1は、表示器3に書き込むマスタデータの指定を受け付けると、指定されたマスタデータに対応する実行データを保持している表示器3の識別情報が記憶部16に存在するかを確認する(ステップS2)。ステップS2において、データ作成装置1は、指定されたマスタデータを示す識別情報(マスタデータの種別情報201a)を含んだ表示器使用データ201が表示器使用データ保持部162に存在するか否かを確認し、存在する場合、表示器3の識別情報が存在すると判断する。このステップS2でデータ作成装置1が確認する識別情報は、実行データの更新が必要な表示器3の識別情報である。
表示器3の識別情報が存在する場合(ステップS2:Yes)、データ作成装置1は動作を終了する。この場合、データ作成装置1は、記憶部16に存在する情報を用いて、後述するデータ更新動作を行う。
表示器3の識別情報が存在しない場合(ステップS2:No)、データ作成装置1は、ネットワーク2に接続されている全ての表示器3に対してステップS3〜S5の処理を繰り返し実行し、実行データの更新が必要な表示器3の識別情報を収集する。ステップS3〜S5は、ステップS1で指定されたマスタデータをデータ作成装置1がネットワーク2経由で初めて表示器3へ転送し、転送先の表示器3が保持する実行データを更新する場合に実行される処理である。換言すれば、ステップS3〜S5は、ステップS1で指定されたマスタデータをデータ作成装置1がネットワーク2経由で表示器3へ転送して転送先の表示器3が保持する実行データを更新したことがある場合は実行されない。
上記のステップS2での判定が「No」の場合、データ作成装置1は、ネットワーク2に接続されている表示器3の中の1台から実行データの種別情報を取得する(ステップS3)。次に、データ作成装置1は、取得した種別情報がステップS1で指定されたマスタデータの種別情報と同一か否かを確認し(ステップS4)、同一の場合(ステップS4:Yes)、表示器使用データ保持部162へ表示器3の識別情報を登録する(ステップS5)。具体的には、データ作成装置1は、表示器使用データ保持部162内に表示器使用データ201を新たに作成し、作成した表示器使用データ201に表示器3の識別情報を登録する。なお、ステップS5で登録するのは、ステップS3で種別情報を取得した表示器3の識別情報である。表示器3の識別情報は、データ転送対象の表示器の識別情報201bとして表示器使用データ201に登録される。データ作成装置1は、ステップS3で取得した種別情報がステップS1で指定されたマスタデータの種別情報と同一ではない場合(ステップS4:No)、ステップS5を実行しない。データ作成装置1は、ネットワーク2に接続されている全ての表示器3についてステップS3〜S5の処理を行うと、図7に示した動作を終了する。上記のステップS2〜S5は表示器使用データ更新部154が実行する。
データ作成装置1は、図7に示した動作を終了した後は図8に示した動作を開始する。図8は、実施の形態にかかるデータ作成装置1が表示器3へ転送するデータの情報を作成する動作の一例を示すフローチャートである。
すなわち、データ作成装置1は、表示器使用データ保持部162から表示器3の識別情報およびマスタデータの記憶元情報を取得する(ステップS11,S12)。ステップS11およびS12においては、転送先識別情報取得部156が、表示器使用データ保持部162で保持されている表示器使用データ201の中から、上記のステップS1で指定されたマスタデータの種別情報が(マスタデータの種別情報201aに)登録されている表示器使用データ201を抽出する。転送先識別情報取得部156は、さらに、抽出した表示器使用データ201のそれぞれから、データ転送対象の表示器3の識別情報201bおよび記憶元情報201eを取得する。以下、上記のステップS1で指定されたマスタデータを「指定マスタデータ」と呼ぶ。
データ作成装置1は、次に、指定マスタデータの転送対象の全ての表示器3に対してステップS13〜S21の処理を繰り返し実行し、マスタデータの転送準備を行う。なお、指定マスタデータの転送対象の表示器3とは、ステップS11で取得したデータ転送対象の表示器の識別情報201bが示す表示器3である。以下、ステップS11で取得したデータ転送対象の表示器の識別情報201bが示す表示器3を「転送対象の表示器3」と呼ぶ。
ステップS11およびS12を実行後、データ作成装置1は、表示器使用データ保持部162から、転送対象の表示器3の中の1台の実行データを取得する(ステップS13)。すなわち、転送データ情報生成部151が、転送対象の表示器3の中の1台に対応する表示器使用データ201に登録されている表示器の実行データ201cを取得する。以下、ステップS13で取得した表示器の実行データ201cを「取得済み実行データ」と呼ぶ。
転送データ情報生成部151は、次に、指定マスタデータの構成ファイルリストと取得済み実行データの構成ファイルリストとを取得し(ステップS14)、取得した各構成ファイルリストを確認し、指定マスタデータの構成と取得済み実行データの構成とを比較する(ステップS15)。指定マスタデータの構成ファイルリストとは、指定マスタデータを構成している全てのファイルのリストである。また、取得済み実行データの構成ファイルリストとは、取得済み実行データを構成している全てのファイルのリストである。このステップS15および後述するステップS22は、指定マスタデータと実行データが同じであるか否か、すなわち、同じバージョンであるか否かを判定する処理である。
指定マスタデータの構成ファイルと取得済み実行データの構成ファイルが同一の場合(ステップS15:Yes)、転送データ情報生成部151は、指定マスタデータの構成ファイルの作成日時と取得済み実行データの構成ファイルの作成日時を比較する(ステップS22)。転送データ情報生成部151は、指定マスタデータの構成ファイルの作成日時と取得済み実行データの構成ファイルの作成日時が同一の場合、すなわち、指定マスタデータのバージョンと実行データのバージョンが同じ場合(ステップS22:Yes)、図8に示した動作を終了する。なお、転送データ情報生成部151は、指定マスタデータを構成する全てのファイルの作成日時と取得済み実行データを構成する全てのファイルの作成日時とが完全に同一の場合、ステップS22で「Yes」と判定する。
一方、指定マスタデータの構成ファイルと取得済み実行データの構成ファイルが同一ではない場合(ステップS15:No)、および、指定マスタデータの構成ファイルの作成日時と取得済み実行データの構成ファイルの作成日時が同一ではない場合(ステップS22:No)、転送データ情報生成部151は、指定マスタデータのバージョンと実行データのバージョンが異なると判断する。この場合、転送データ情報生成部151は、指定マスタデータと取得済み実行データの差分情報を生成する(ステップS16)。転送データ情報生成部151は、指定マスタデータと取得済み実行データとを比較し、指定マスタデータおよび取得済み実行データのいずれか一方にだけに含まれるファイル、および、指定マスタデータおよび取得済み実行データの両方に含まれるが作成日時が異なるファイルを抽出し、抽出したファイルの情報に基づいて、図5に示した構成の差分情報を生成する。
転送データ情報生成部151は、次に、ステップS16で生成した差分情報が示すファイル、すなわち、指定マスタデータおよび取得済み実行データのいずれか一方にだけに含まれるファイルと、指定マスタデータおよび取得済み実行データの両方に含まれるが作成日時が異なるファイルとのそれぞれに対して、ステップS17〜S21の処理を繰り返し実行する。転送データ情報生成部151は、図5に示した差分情報201dをステップS16で作成した場合、項目名がビットスイッチ、ワードランプ、ユーザアラーム、・・・のそれぞれに対応する各ファイルを対象として、ステップS17〜S21の処理を実行する。
ステップS16を実行後、データ作成装置1は、ステップS16で生成した差分情報が示すファイルが実行データに存在するかを確認する(ステップS17)。すなわち、転送データ情報生成部151が、ステップS16で生成した差分情報が示すファイルの中の1つを対象として、取得済み実行データに存在するかを確認する。
差分情報が示すファイルが実行データに存在する場合(ステップS17:Yes)、転送データ情報生成部151は、ファイルを削除対象へ追加する(ステップS18)。すなわち、転送データ情報生成部151は、ステップS17で確認したファイルを示す情報を削除対象リストに登録する。削除対象リストは、最終的に、実行データ更新指示とともに表示器3へ送信される。なお、表示器3は、削除対象リストを受信すると、削除対象リストに登録されているファイルを実行データ312から削除する。
差分情報が示すファイルが実行データに存在しない場合(ステップS17:No)、転送データ情報生成部151は、ファイルを書込対象へ追加する(ステップS19)。すなわち、転送データ情報生成部151は、ステップS17で確認したファイルを示す情報を書込対象リストに登録する。次に、通信設定データ生成部152が、図9に示す通信設定データ152aへ書込対象ファイルの記憶元情報を追加する(ステップS20)。図9は、通信設定データの一例を示す図である。通信設定データ152aは、表示器の識別情報および記憶元情報を含む。通信設定データ152aに含まれる表示器の識別情報は、指定マスタデータの転送対象の表示器3、すなわち、指定マスタデータの転送先の表示器3を示す。通信設定データ152aに含まれる記憶元情報は、表示器3へ転送するファイルがマスタデータ保持部161の何処に存在するか、すなわち、表示器3へ転送するファイルが存在する場所を示す。通信設定データ152aは、指定マスタデータの転送先の表示器3と、転送するマスタデータとを指定するデータである。
通信設定データ生成部152は、次に、通信設定データへ表示器3の識別情報、すなわち、取得済み実行データに対応する表示器3の識別情報を追加する(ステップS21)。取得済み実行データに対応する表示器3とは、取得済み実行データと同じ実行データを保持している表示器3である。通信設定データ生成部152は、ステップS20で追加した記憶元情報と対応付けて表示器3の識別情報を通信設定データに追加する。
データ作成装置1は、指定マスタデータの転送対象の全ての表示器3についてステップS13〜S21の処理を行うと、図8に示した動作を終了する。データ作成装置1は、図8に示した動作を終了した後は図10に示した動作を開始する。図10は、実施の形態にかかるデータ作成装置1が表示器3へデータを転送する動作の一例を示すフローチャートである。
すなわち、データ作成装置1は、指定マスタデータの転送対象の表示器3に対して図10のステップS31〜S33の処理を繰り返し実行し、指定マスタデータを転送対象の表示器3の全てに転送する。
データ作成装置1は、図8に示した動作を終了すると、転送対象の表示器3の中の1台について、転送対象データを取得する(ステップS31)。具体的には、データ転送部153が、図8のステップS17〜S21を繰り返して生成された通信設定データ152aの記憶元が示すファイルをマスタデータ保持部161から取得し、転送対象データとする。また、データ転送部153は、表示器使用データ保持部162が保持している表示器使用データ201からデータ転送対象の表示器の識別情報201b、差分情報201dおよび記憶元情報201eを取得し、転送対象データに加える。次に、データ作成装置1は、表示器3と通信を行い、表示器3のデータを更新する(ステップS32)。具体的には、データ転送部153が、ステップS31で取得した転送対象データと、図8のステップS17〜S21を繰り返して生成された削除対象リストとを、実行データ更新指示とともに転送対象の表示器3へ送信する。表示器3は、実行データ更新指示を受信すると、データ作成装置1から受信した転送対象データを記憶部31に格納し、また、受信した削除対象リストに登録されているファイルを記憶部31から削除して、データ管理情報311および実行データ312を更新する。なお、表示器3は、転送対象データに含まれるデータと同じデータが記憶部31に存在する場合、転送対象データに含まれるデータを既存のデータに上書きする。
データ転送部153は、次に、差分情報を表示器使用データ保持部162内の表示器使用データ201に登録する(ステップS33)。すなわち、上記のステップS16で生成された差分情報を、対応する表示器使用データ201に登録する。対応する表示器使用データ201とは、データ転送対象の表示器の識別情報201bが、ステップS32でデータ更新を行った表示器3を示している表示器使用データ201である。
データ作成装置1は、以上のような動作を行うことで、保持している複数種類のマスタデータの中から指定されたマスタデータから更新が必要なファイルを抽出し、指定されたマスタデータに対応する実行データを保持している表示器3へ抽出したファイルを転送する。
また、データ作成装置1は、表示器3のデータを更新した後、更新内容を表示部12に表示する機能を有する。更新内容の表示は、図10に示した動作に続いて自動で行うようにしてもよいし、ユーザが更新内容確認のための操作を行ったことを検出すると行うようにしてもよい。
図11は、実施の形態にかかるデータ作成装置1がデータ更新項目の一覧を表示する動作の一例を示すフローチャートである。
データ作成装置1がデータ更新項目の一覧を表示する場合、一覧表示処理部155が、表示器使用データ保持部162から差分情報を取得する(ステップS41)。一覧表示処理部155は、表示器使用データ保持部162ではなく、データ更新項目の一覧を表示する対象の表示器3から差分情報を取得してもよい。また、一覧表示処理部155は、データを更新した表示器3の全てについて、対応する差分情報を表示器使用データ保持部162から取得してもよいし、データを更新した表示器3の中の1台について、対応する差分情報を表示器使用データ保持部162から取得してもよい。ここでは、データを更新した表示器3の中の1台について差分情報を取得するものとして説明を続ける。
一覧表示処理部155は、次に、取得した差分情報に含まれる全ての項目に対してステップS42〜S50を繰り返し実行する。ここでの差分情報に含まれる項目とは、差分情報に含まれる1つの行を示す。例えば、図5に示した差分情報201dにおいては、同じ行に登録されている「ビットスイッチ」、「ID_BIT_SWITCH」、「BASE」、「2」および「10015」が1つの項目となる。
一覧表示処理部155は、ステップS41で取得した差分情報に含まれる1つの項目からデータ種別IDを取得する(ステップS42)。一覧表示処理部155は、次に、取得したデータ種別IDから表示対象のダイアログが特定可能かを確認する(ステップS43)。一覧表示処理部155は、取得したデータ種別IDと同じデータ種別IDが1つの画面に存在しない場合、ダイアログが特定可能と判断する。一覧表示処理部155は、例えば、ステップS42で図5に示した差分情報201dから「ID_BIT_SWITCH」を取得した場合、これに対応する画面番号が「2」であるため、画面番号「2」に対応する「ID_BIT_SWITCH」が他に存在するかを確認し、存在しない場合はダイアログが特定可能と判断する。
一覧表示処理部155は、表示対象のダイアログが特定可能な場合(ステップS43:Yes)、データ種別IDから特定されるダイアログの参照先の情報を表示器使用データ保持部162から取得し(ステップS49)、取得した参照先の情報を変更一覧情報に追加する(ステップS50)。ダイアログの参照先の情報とは、ダイアログのデータが表示器使用データ保持部162の何処に記憶されているかを示す情報であり、この情報は、表示器使用データ201の記憶元情報201eに含まれている。一覧表示処理部155は、ステップS49において、表示対象のダイアログの参照先の情報を記憶元情報201eから取得する。変更一覧情報は、例えば、差分情報の項目にダイアログの参照先の情報を追加した構成のデータとすることができる。このような構成の変更一覧情報とする場合、一覧表示処理部155は、ステップS42で取得したデータ種別IDと同じ項目に登録されている項目名、画面種別、画面番号およびオブジェクトIDと、ステップS49で取得した参照先の情報と、を対応付けて変更一覧情報に登録する。一覧表示処理部155は、例えば、ステップS42で図5に示した差分情報201dから「ID_BIT_SWITCH」を取得した場合、ステップS50では、項目名「ビットスイッチ」と、データ種別ID「ID_BIT_SWITCH」と、画面種別「BASE」と、画面番号「2」と、オブジェクトID「10015」と、ステップS43で取得したダイアログの参照先の情報とを、変更一覧情報に追加する。
一覧表示処理部155は、表示対象のダイアログが特定可能ではない場合(ステップS43:No)、差分情報から画面種別を取得し(ステップS44)、さらに、画面番号とオブジェクトIDを取得する(ステップS45)。ここで、一覧表示処理部155は、ステップS42でデータ種別IDを取得した項目から画面種別、画面番号およびオブジェクトIDを取得する。
一覧表示処理部155は、次に、ステップS46で取得した画面番号が示す画面を対象として、ステップS45で取得したオブジェクトIDと同一のオブジェクトIDを検索する(ステップS46)。すなわち、一覧表示処理部155は、ステップS45で取得した画面番号およびオブジェクトIDと同一の画面番号およびオブジェクトIDが登録されている他の項目が差分情報に存在するかを確認する。
一覧表示処理部155は、ステップS46を実行して対象のオブジェクトIDが見つかった場合(ステップS47:Yes)、上述したステップS49およびS50を実行する。一方、ステップS46を実行して対象のオブジェクトIDが見つからなかった場合(ステップS47:No)、一覧表示処理部155は、参照先の情報を含まない行データを作成して変更一覧情報に追加する(ステップS48)。
一覧表示処理部155は、ステップS41で取得した差分情報に含まれる全ての項目についてステップS42〜S50を行うと、生成した変更一覧情報に基づいて、データ更新項目の一覧を表示部12に表示する(ステップS51)。
図12は、実施の形態にかかるデータ作成装置1が表示するデータ更新項目の一覧表示の一例を示す図である。データ作成装置1は、一覧表示処理部155が変更一覧情報を作成すると、図12に示した変更項目一覧画面1551を表示部12に表示する。変更項目一覧画面1551は、更新される前の実行データと更新された後の実行データとの差異の一覧を表示する画面である。データ作成装置1は、例えば、図12に示したように、変更項目一覧画面1551を、マスタデータを編集する場合に表示するデータ編集画面1550の一部に重ねた形で表示する。なお、表示方法はこれに限定されない。また、変更項目一覧画面1551は、各変更項目の色を変えるなどして、実行データの更新に伴い変更または追加された項目と、削除された項目とが視認できるようにする。また、図12に示した変更項目一覧画面1551に含まれる項目のうち、ハッチングされた項目は、その内容を参照することが可能である。ユーザは、ハッチングされた項目をマウスでクリックすることにより内容を確認できる。ハッチングされた項目は、上述したステップS42〜S50を繰り返し実行して生成する変更一覧情報に含まれる行データのうち、参照先の情報が登録されているデータに基づいて表示される項目である。データ作成装置1は、変更項目一覧画面1551のハッチングされた項目が選択された場合、図13に示したような詳細確認画面1552を表示部12にさらに表示する。
以上のように、本実施の形態にかかるデータ作成装置1は、ネットワーク2を介して接続される各表示器3の識別情報と、各表示器3が保持する実行データの種類を示す種別情報と、を含んで構成される表示器使用データを保持し、表示器3が使用する複数種類のマスタデータの中から指定されたマスタデータをネットワーク2経由で送信する場合、指定されたマスタデータの種別情報と、表示器使用データとに基づいて、指定されたマスタデータに対応する実行データを保持する表示器3へマスタデータを転送する。これにより、データ作成装置1は、ネットワーク2に接続されている表示器3のうち、所望の表示器3を対象として、表示器3が保持しているデータを更新することができる。
つづいて、データ作成装置1のハードウェア構成について説明する。図14は、実施の形態にかかるデータ作成装置1を実現するハードウェアの一例を示す図である。データ作成装置1は、図14に示したプロセッサ101、記憶装置102、入力装置103、表示装置104および通信インタフェース105により実現することができる。これらのプロセッサ101、記憶装置102、入力装置103、表示装置104および通信インタフェース105を備えるハードウェアの一例はパーソナルコンピュータである。
プロセッサ101は、CPU(Central Processing Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSP(Digital Signal Processor)ともいう)、システムLSI(Large Scale Integration)などである。記憶装置102は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、ハードディスクドライブなどである。入力装置103は、マウス、キーボード、タッチパネルなどである。表示装置104は、液晶モニタ、ディスプレイなどである。通信インタフェース105は、データ作成装置1が表示器3などの他の機器との間で通信用の信号を送受信するための処理回路であり、例えばネットワークインタフェースカードである。
データ作成装置1の制御部15が備える転送データ情報生成部151、通信設定データ生成部152、データ転送部153、表示器使用データ更新部154、一覧表示処理部155および転送先識別情報取得部156は、これらの各部として動作するためのプログラムをプロセッサ101が実行することにより実現される。転送データ情報生成部151、通信設定データ生成部152、データ転送部153、表示器使用データ更新部154、一覧表示処理部155および転送先識別情報取得部156として動作するためのプログラムは記憶装置102に予め格納されている。プロセッサ101は、上記プログラムを記憶装置102から読み出して実行することにより、転送データ情報生成部151、通信設定データ生成部152、データ転送部153、表示器使用データ更新部154、一覧表示処理部155および転送先識別情報取得部156として動作する。
上記プログラムは、記憶装置102に予め格納された状態でユーザに提供される形態であってもよいし、コンピュータなどで読み取り可能な記録媒体、例えば、CD(Compact Disc)−ROM、DVD(Digital Versatile Disc)−ROMなどに書き込まれた状態でユーザに供給され、ユーザが記憶装置102にインストールする形態であってもよい。
また、データ作成装置1の表示部12は表示装置104で実現され、記憶部16は記憶装置102で実現される。また、通信部14は通信インタフェース105で実現される。入力部13は入力装置103で実現される。
なお、上記の実施の形態では、データ作成装置1が、表示器3で使用されるデータの作成および編集を行い、得られたデータを表示器3へ転送することとした。しかし、表示器3で使用されるデータの作成および編集を行う装置と、データを表示器へ転送する装置とを分けた構成としても構わない。すなわち、データ更新システムは、表示器3が使用するデータの作成および編集を行うデータ作成装置と、データ作成装置が作成および編集を行ったデータを受け取って管理するデータ管理装置とを備え、データ管理装置が、上述した転送データ情報生成部151、通信設定データ生成部152、データ転送部153、表示器使用データ更新部154、一覧表示処理部155、転送先識別情報取得部156、マスタデータ保持部161および表示器使用データ保持部162を備えるようにしてもよい。
また、データ管理装置がマスタデータ保持部161を備え、データ作成装置1が転送データ情報生成部151、通信設定データ生成部152、データ転送部153、表示器使用データ更新部154、一覧表示処理部155、転送先識別情報取得部156および表示器使用データ保持部162を備える構成としてもよい。
また、マスタデータ保持部161および表示器使用データ保持部162の一方または両方を、データ作成装置1に着脱可能な外部の記憶装置、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリに設ける構成としてもよい。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 データ作成装置、2 ネットワーク、3 表示器、12,32 表示部、13,33 入力部、14,35 通信部、15 制御部、16,31 記憶部、34 演算部、151 転送データ情報生成部、152 通信設定データ生成部、153 データ転送部、154 表示器使用データ更新部、155 一覧表示処理部、156 転送先識別情報取得部、161 マスタデータ保持部、162 表示器使用データ保持部。

Claims (9)

  1. プログラマブル表示器に転送され、当該プログラマブル表示器にて実行されるデータであるマスタデータを保持するマスタデータ保持部と、
    前記マスタデータの転送先のプログラマブル表示器と、当該転送先のプログラマブル表示器へ転送するマスタデータとを指定する通信設定データを生成する通信設定データ生成部と、
    前記マスタデータの転送先のプログラマブル表示器を示す転送先識別情報を取得する転送先識別情報取得部と、
    前記プログラマブル表示器が使用するマスタデータの種類を示す種別情報と、前記種別情報と対応付けられた前記転送先識別情報と、を含む表示器使用データを保持する表示器使用データ保持部と、
    前記マスタデータ保持部で保持されているマスタデータのうち、転送先識別情報取得部が取得した転送先識別情報と対応付けられているマスタデータである指定マスタデータのバージョンと、前記プログラマブル表示器に過去に転送され、前記プログラマブル表示器で保持しているマスタデータである実行データのバージョンと、前記通信設定データとに基づいて前記指定マスタデータを前記プログラマブル表示器へ転送し、転送した指定マスタデータに基づいて前記実行データを更新させるデータ転送部と、
    を備え、
    前記転送先識別情報は、前記指定マスタデータと同じ種別のマスタデータを前記実行データとして保持しているプログラマブル表示器を示し、
    前記データ転送部は、前記転送先識別情報が示すプログラマブル表示器のうち、保持している前記実行データのバージョンが前記指定マスタデータのバージョンと異なるプログラマブル表示器へ前記指定マスタデータを転送する、
    ことを特徴とするデータ作成装置。
  2. 前記マスタデータ保持部および前記表示器使用データ保持部を前記データ作成装置と接続可能な装置が有する記憶領域内に設ける、
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ作成装置。
  3. 前記表示器使用データは、前記マスタデータの前記マスタデータ保持部における所在位置を示す記憶元情報をさらに含む、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のデータ作成装置。
  4. 前記マスタデータは、プロジェクトデータ、ドキュメン卜データ、画像データ、音声データおよび動画データの少なくとも1つを含む、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載のデータ作成装置。
  5. 前記マスタデータ保持部が保持しているマスタデータと前記プログラマブル表示器が保持している実行データとの差分を示す差分情報に基づいて、前記マスタデータを構成するファイルのうち、前記データ転送部が前記プログラマブル表示器へ転送するファイルを決定する転送データ情報生成部、
    を備え、
    前記データ転送部は、前記転送データ情報生成部が決定したファイルを前記プログラマブル表示器へ転送する、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載のデータ作成装置。
  6. 前記データ転送部が転送した指定マスタデータを受け取った前記プログラマブル表示器が保持している実行データと、前記データ転送部が転送した指定マスタデータを受け取る前に前記プログラマブル表示器が保持していた実行データとの差異の一覧を示す変更項目一覧画面を表示部に表示する一覧表示処理部、
    を備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載のデータ作成装置。
  7. 前記一覧表示処理部は、前記差異を示す情報を、前記変更項目一覧画面を表示する対象のプログラマブル表示器から取得し、取得した情報に基づいて、前記変更項目一覧画面を表示部に表示する、
    ことを特徴とする請求項6に記載のデータ作成装置。
  8. プログラマブル表示器に転送され、当該プログラマブル表示器にて実行されるデータであるマスタデータを保持するマスタデータ保持部を備えたデータ作成装置が実行するデータ転送方法であって、
    前記マスタデータの転送先のプログラマブル表示器と、当該転送先のプログラマブル表示器へ転送するマスタデータとを指定する通信設定データを生成する第1のステップと、
    前記マスタデータの転送先のプログラマブル表示器を示す転送先識別情報を取得する第2のステップと、
    前記マスタデータ保持部で保持されているマスタデータのうち、前記第2のステップで取得した転送先識別情報と対応付けられているマスタデータである指定マスタデータのバージョンと、前記プログラマブル表示器に過去に転送され、前記プログラマブル表示器で保持しているマスタデータである実行データのバージョンと、前記通信設定データとに基づいて前記指定マスタデータを前記プログラマブル表示器へ転送し、転送した指定マスタデータに基づいて前記実行データを更新させる第3のステップと、
    を含み、
    前記転送先識別情報は、前記指定マスタデータと同じ種類のマスタデータを使用するプログラマブル表示器を示し、
    前記第3のステップでは、前記転送先識別情報が示すプログラマブル表示器のうち、保持している前記実行データのバージョンが前記指定マスタデータのバージョンと異なるプログラマブル表示器へ前記指定マスタデータを転送する、
    ことを特徴とするデータ転送方法。
  9. データ作成装置が、プログラマブル表示器に転送され、当該プログラマブル表示器にて実行されるデータであるマスタデータの転送先のプログラマブル表示器と、当該転送先のプログラマブル表示器へ転送するマスタデータとを指定する通信設定データを生成する第1のステップと、
    前記データ作成装置が、前記マスタデータの転送先のプログラマブル表示器を示す転送先識別情報を取得する第2のステップと、
    前記データ作成装置が、前記マスタデータを保持するマスタデータ保持部で保持されているマスタデータのうち、前記第2のステップで取得した転送先識別情報と対応付けられているマスタデータである指定マスタデータのバージョンと、前記プログラマブル表示器に過去に転送され、前記プログラマブル表示器で保持しているマスタデータである実行データのバージョンと、前記通信設定データとに基づいて前記指定マスタデータを前記プログラマブル表示器へ転送し、転送した指定マスタデータに基づいて前記実行データを更新させる第3のステップと、
    をコンピュータに実行させ、
    前記転送先識別情報は、前記指定マスタデータと同じ種類のマスタデータを使用するプログラマブル表示器を示し、
    前記第3のステップでは、前記転送先識別情報が示すプログラマブル表示器のうち、保持している前記実行データのバージョンが前記指定マスタデータのバージョンと異なるプログラマブル表示器へ前記指定マスタデータを転送する、
    ことを特徴とするデータ転送プログラム。
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