JP6230368B2 - プログラマブルコントローラシステム、そのプログラマブル表示器、支援装置 - Google Patents
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Description
ここで、プログラマブル表示器は、上記のように、接続機器の上記外部メモリの格納データを読み出す処理等の為に、自機に接続されている接続機器に応じた通信I/Fドライバを有している必要がある。これに関して、例えば特許文献1には、支援装置側に予め各種接続機器に応じた各種通信I/Fドライバを用意しておき、任意のプログラマブル表示器に対して、上記複数種類の通信I/Fドライバのなかから当該表示器に接続される接続機器に応じた通信I/Fドライバを転送する方法が開示されている。
・前記接続機器との通信に係わる通信パラメータを含む前記画面データを、任意に作成させる画面データ作成支援手段;
・各接続機器に応じて、該接続機器との通信プログラムと該接続機器に応じた前記通信パラメータに係わる設定範囲情報とから成る通信ドライバを記憶する通信ドライバ記憶手段;
・該画面データを前記プログラマブル表示器に転送して記憶させると共に、前記各接続機器に応じた各通信ドライバのなかの任意の通信ドライバを、前記プログラマブル表示器に転送して記憶させる転送手段。
・前記設定範囲情報を用いて通信パラメータの設定内容を任意に変更させる手段であって、変更版の通信パラメータを前記画面データに含まれる通信パラメータとは別に記憶させる通信パラメータ変更手段;
・前記記憶される通信ドライバの前記通信プログラムは、前記変更版の通信パラメータと前記画面データに含まれる通信パラメータの何れか一方を用いて、自機に接続されている前記接続機器との通信処理を実行する。
図1は、本例のプログラマブル表示器1を含むシステム全体の概略構成図である。
尚、図1に示す構成は、一例であり、この例に限らない。例えば、特に運用時には、必ずしもプログラマブル表示器1が通信ライン3を介して作画エディタ装置5に接続された構成でなくてもよい。但し、作画エディタ装置5から画面データや通信I/Fドライバを任意のプログラマブル表示器1に転送する際には、プログラマブル表示器1が通信ライン3を介して作画エディタ装置5に接続されている必要がある。
この様な場合に対する従来の対応方法は、既に述べた通り、作画エディタ装置5側で通信パラメータを変更して、当該変更版の通信パラメータを含む画面データを、プログラマブル表示器1に渡して、画面データを更新させることになる。しかしながら、特に出荷先が遠隔地である場合等には、手間が掛かっていた。また、これは画面データの一部を変更することになるので、上述した通り、サムチェックデータの再計算が必要であった。
プログラマブル表示器1は、従来と同様に、画面データに基づいて上記操作表示画面を表示する。そして、表示中に例えば定期的に、上記表示内容リフレッシュ処理を行う。その為に、操作表示画面上の各アイテムに係わる上記割当メモリ領域へのアクセスを行って、格納データを取得して、この取得データに応じた内容の操作表示画面を表示する。
図2は、本例のプログラマブル表示器1のハードウェア構成例である。
表示操作制御装置10は、CPU11、ROM12(フラッシュメモリ等)、RAM13、通信コントローラ14、グラフィックコントローラ15、タッチパネルコントローラ16等より成り、これらがバス17に接続されている。
プログラマブル表示器1においては、本体プログラム21、画面データ22、通信プログラム23等の各種プログラム/データが、例えば上記ROM12(フラッシュメモリ等)に格納されている。これらのプログラム/データ等をCPU11が読出し・実行/参照等することで、プログラマブル表示器用の各操作表示画面の表示制御等が行なわれる。
図4に示す通信パラメータ22a(25)の例は、設定項目名61とデータ内容62等から成る。
設定項目名91は、基本的には上記設定項目名61に対応しており、図示の例では機種コード83、接続先ポート84、接続形式85、タイムアウト時間86、・・・、文字処理88等であるが、これらの例に限らず、図4の例に応じて、リトライ回数や送信遅延時間などがあってもよい。これら設定項目名91は予め決められており、開発者等が各設定項目名91に対応する設定範囲情報92を設定することで、通信設定範囲データ24が作成されることになる。設定範囲情報92の設定内容は、開発者等が自由に決められるものではなく、対応する接続機器4に応じた内容となる。つまり、上記の通り、通信設定範囲データ24は、各接続機器4に応じて、それぞれ作成されることになる。よって、例えば、通信方式がEthernet(登録商標)である接続機器4に応じた通信設定範囲データ24の場合、その接続先ポート84の設定範囲情報92の設定内容は、“Ethernetポート”のみとなる。
プログラマブル表示器1において、ユーザが何らかの所定の操作を行うと、本体プログラム21は、例えば図6(a)に示す通信設定メニュー画面40を表示する。通信設定メニュー画面40には、通信設定の各種項目(設定項目)と、当該各種設定項目に応じたデータ選択欄(リストボックス/プルダウンメニュー等)またはデータ入力欄とが表示される。これは、例えば、通信パラメータ22a(25)に存在する項目のみ、あるいは通信設定範囲データ24に存在する項目のみが表示される。一例としては、例えば図5の設定項目名91全てが、通信設定メニュー画面40上に表示される。
図6(a)に示す通信設定メニュー画面40の例では、設定項目名として、接続形式41、信号レベル42、ボーレート43、タイムアウト44、リトライ回数45等が表示される。また、接続形式41、信号レベル42、及びボーレート43に関しては、データ選択欄が表示されるものであり、そのなかでボーレート43についてリストボックス等に選択肢(4800,9600,19200,38400)を表示させた状態を示している。尚、これら設定項目名や選択肢等の例は、上記図5に示す例の設定項目名91や設定範囲情報92の内容に対応させているわけではない。
図7において、所定のユーザ操作によって上記通信設定メニュー画面40の表示が指示されると(ステップS1,YES)、まず、画面データ22に含まれる通信パラメータ22aを取得する(ステップS2)。
また、尚、モード情報が“本体”であっても通信パラメータ25が未だ無い場合には、ステップS2で取得した通信パラメータ22aを用いて、通信設定メニュー画面40上に表示する。
本例のプログラマブルコントローラシステムは、任意の接続機器100に接続されて画面データと該接続機器100との通信結果とに基づく表示を行うプログラマブル表示器110と、支援装置120とを有し、下記の各処理機能部を有する。
画面データ作成支援部121は、接続機器100との通信に係わる通信パラメータを含む画面データを、ユーザ等に任意に作成させる。
2 通信インタフェース
3 通信ライン
4 接続機器
5 作画エディタ装置
10 表示操作制御装置
11 CPU
12 ROM(フラッシュメモリ等)
13 RAM
14 通信コントローラ
15グラフィックコントローラ
16 タッチパネルコントローラ
17 バス
18 タッチパネル
19ディスプレイ
21 本体プログラム
22 画面データ
22a 通信パラメータ
23 通信プログラム
24 通信設定範囲データ
25 通信パラメータ
31 作画エディタ
32 画面データファイル
32a 通信パラメータ
33 通信プログラムファイル
34 通信設定範囲データ
35 通信I/Fドライバ
40 通信設定メニュー画面
41 接続形式
42 信号レベル
43 ボーレート
44 タイムアウト
45 リトライ回数
46 「キャンセル」ボタン
47 「適用」ボタン
50 優先設定画面
51 “画面データ”
52 “本体”
61 設定項目名
62 データ内容
71 接続機種
72 接続先ポート
73 シリアル通信設定
74 Ethernet通信設定
75 リトライ回数
76 送信遅延時間
77 タイムアウト時間
78 復帰時間
79 通信異常処理
80 コード
81 文字処理
83 機種コード
84 接続先ポート
85 接続形式
86 タイムアウト時間
88 文字処理
91 設定項目名
92 設定範囲情報
93 データ例
Claims (5)
- 任意の接続機器に接続されて画面データと該接続機器との通信結果とに基づく表示を行うプログラマブル表示器と、支援装置とを有するプログラマブルコントローラシステムにおいて、
前記支援装置は、
前記接続機器との通信に使用される通信パラメータを含む前記画面データを、任意に作成させる画面データ作成支援手段と、
各接続機器に応じて、該接続機器との通信プログラムと該接続機器に応じた前記通信パラメータに係わる設定範囲情報とから成る通信ドライバを記憶する通信ドライバ記憶手段であって、前記設定範囲情報は、前記接続機器との通信に使用される前記通信パラメータの各設定項目毎に、前記接続機器との通信を可能にするために設定可能な選択肢または数値範囲を含む、通信ドライバ記憶手段と、
該画面データを前記プログラマブル表示器に転送して記憶させると共に、前記各接続機器に応じた各通信ドライバのなかの任意の通信ドライバを、前記プログラマブル表示器に転送して記憶させる転送手段とを有し、
前記プログラマブル表示器は、
前記設定範囲情報に含まれる前記選択肢または前記数値範囲による制約の範囲内で前記通信パラメータの設定内容を任意に変更させる手段であって、変更版の通信パラメータを前記画面データに含まれる通信パラメータとは別に記憶させる通信パラメータ変更手段を有し、
前記記憶される通信ドライバの前記通信プログラムは、前記変更版の通信パラメータと前記画面データに含まれる通信パラメータの何れか一方を用いて、自機に接続されている前記接続機器との通信処理を実行することを特徴とするプログラマブルコントローラシステム。 - 前記通信パラメータ変更手段は、前記選択肢を表示して選択させ、あるいは任意に入力させた数値が前記設定可能な数値範囲内ではない場合には該入力を受け付けないことを特徴とする請求項1記載のプログラマブルコントローラシステム。
- 前記変更版の通信パラメータと前記画面データに含まれる通信パラメータのどちらか一方を任意に指定させる指定手段を更に有し、
前記通信ドライバの通信プログラムは、該指定手段で指定された通信パラメータを用いて前記自機に接続されている前記接続機器との通信処理を実行することを特徴とする請求項1または2記載のプログラマブルコントローラシステム。 - 前記通信パラメータは、設定項目として、通信方式、リトライ回数、タイムアウト時間の何れか1つ以上を含むものであり、
前記設定範囲情報は、前記通信方式に関する前記選択肢として、シリアル通信、イーサネット、USB通信を含んでおり、
前記通信パラメータ変更手段は、前記通信方式に関しては前記シリアル通信、イーサネット、USB通信を前記選択肢として表示して何れか1つを選択させることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のプログラマブルコントローラシステム。 - 任意の接続機器に接続されて画面データと該接続機器との通信結果とに基づく表示を行うプログラマブル表示器と、支援装置とを有するプログラマブルコントローラシステムにおける該プログラマブル表示器であって、
前記支援装置から、前記接続機器との通信に使用される通信パラメータを含む前記画面データが送信されてくると、該画面データを記憶する第1の記憶制御手段と、
前記支援装置から、前記接続機器との通信プログラムと該接続機器に応じた前記通信パラメータに係わる設定範囲情報とから成る通信ドライバが送信されてくると、該通信プログラムと該設定範囲情報とを記憶する第2の記憶制御手段であって、前記設定範囲情報は、前記接続機器との通信に使用される前記通信パラメータの各設定項目毎に、前記接続機器との通信を可能にするために設定可能な選択肢または数値範囲を含む、第2の記憶制御手段と、
前記設定範囲情報に含まれる前記選択肢または前記数値範囲による制約の範囲内で前記通信パラメータの設定内容を任意に変更させる手段であって、変更版の通信パラメータを前記画面データに含まれる通信パラメータとは別に記憶させる通信パラメータ変更手段とを有し、
前記記憶される通信ドライバの前記通信プログラムは、前記変更版の通信パラメータと前記画面データに含まれる通信パラメータの何れか一方を用いて、自機に接続されている前記接続機器との通信処理を実行することを特徴とするプログラマブルコントローラシステムのプログラマブル表示器。
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