JP4567311B2 - 開発管理システムおよび開発管理プログラム - Google Patents

開発管理システムおよび開発管理プログラム Download PDF

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本発明は、新規もしくは使用中のプログラム群の使用中に発見されるプログラム上の問題点の修正操作を管理する開発管理システムおよび開発管理プログラムに関するものである。
従来から、互いに連動して動作する一つ以上のプログラムからなるプログラム群の使用者と、プログラム群の開発者との間で行うプログラム群の開発管理を、紙の帳票を置き換えて電気回線上に構築された開発管理システム上で実施することが行われている(特許文献1参照)。
プログラム群使用者は、使用期間(試用期間も含む)中に発見したプログラム群上の問題点を自身が使用するコンピュータを介して開発管理システム上の開発記録サーバコンピュータに記録する。プログラム群開発者は、自身が使用するコンピュータを介して開発記録サーバコンピュータ上の記録データを参照することで、自身が解決を担当する問題点を把握して、その解決を図る。
このシステムにより、プログラム群使用者とプログラム群開発者との間で問題点情報の迅速なやりとりが可能となり、開発するプログラム群の錬度を向上させたうえで開発期間の短縮化を図ることができる。
プログラム群の開発においては、プログラム群そのものの開発がなされるとともに、プログラム群の操作手順等が記された仕様書(テキストデータ)が作成される。プログラム群の問題点修正時においてプログラム群設計開発者は、プログラム群を修正するとともに、その仕様書も書き換えたうえで電気回線を介してプログラム群使用者に提供する。
(特開2003−6000号公報)
開発されたプログラム群は実使用に先だって使用者によって試用されて問題点の有無が検証される。試用時期は実使用直前であることが多く、その場合、問題点が発見されたとしてもその問題点の解決に十分な時間を割くことができず、指摘されたプログラム群上の問題点を急遽短時間で解決したうえで稼動確認も実施しなければならない。このように試用期間に指摘された問題点に対しては、時間的余裕のない状態でその修正作業が実施される。そのため、仕様書の修正まで確実に行うことでできず、仕様書の作成が後回しになる場合がある。そうなると、プログラム群とその仕様書との間で整合性を確認する作業を試用期間が終了したのちに行わねばならず、そのような作業を実施する分、作業時間の長期化と作業工数の増加の要因となる。
本発明は、互いに連動して動作する一つ以上のプログラムからなるプログラム群の使用者が管理する第1のコンピュータと、前記プログラム群の開発者が管理する第2のコンピュータと、前記プログラム群の開発に関するデータが格納されたデータベースを有して前記プログラム群の開発管理を行う管理サーバコンピュータとを備え、これらのコンピュータが電気回線を介して双方向通信自在に接続された開発管理システムにおいて次のように構成することで上記課題を解決する。
開発後の前記プログラムを、前記電気回線を介して前記第2のコンピュータから前記第1のコンピュータに伝送する手段と、
前記第1のコンピュータまたは前記第2のコンピュータ上で露呈する前記プログラムの問題点を発見した前記使用者または前記開発者がその問題点情報を前記第1のコンピュータまたは前記第2のコンピュータに入力する操作を受けて、その問題点情報を、前記電気回線を介して前記第1のコンピュータまたは前記第2のコンピュータから前記管理サーバコンピュータの前記データベースに送信して記録させる手段と、
前記データベースに格納された前記問題点情報を、前記電気回線を介して前記管理サーバコンピュータの前記データベースから前記第1のコンピュータに伝送して前記開発者に報知する手段と、
前記報知を受けて前記開発者が前記第2のコンピュータに入力する前記プログラムの仕様書の修正版を前記電気回線を介して前記管理サーバコンピュータの前記データベースに格納する手段と、
を備える。
前記仕様書の修正版を前記管理サーバコンピュータの前記データベースに格納する手段は、仕様書の修正版をデータベースに格納した時点を前記データベースに登録するものとする。
なお、本発明の好ましい実施の形態としては、プログラム群開発の統括管理者が管理する第3のコンピュータをさらに備え、この第3のコンピュータを、前記電気回線を介して前記第1,第2のコンピュータと前記管理サーバコンピュータとに双方向通信自在に接続し、前記問題点情報を報知する手段は、前記問題点情報を、前記管理サーバコンピュータから前記電気回転を介して前記第3のコンピュータにも報知するものとする。さらには、前記報知を受けて前記統括管理者が前記問題点情報を分析して前記第3のコンピュータに入力するその解決策を前記第3のコンピュータから前記電気回線を介して前記管理サーバコンピュータに伝送して前記データベース内の前記問題点情報に添付する手段をさらに備える。
そうすれば、統括管理者が提示した解決策に則ってプログラムの修正を行うことで統制の取れたプログラム修正を実施することができる。
本発明によれば、仕様書の修正版をデータベースに格納した時点をデータベースに登録することにより、プログラム修正と仕様書修正との照合精度が向上する。
図1は、本発明の最良の実施形態に係る開発管理システムのシステム構成図である。
この開発管理システム1は、新規のプログラム群を開発して使用者に提供するシステムであって、プログラム群の使用者が管理して試用や実使用に用いる第1のコンピュータ2と、プログラム群の開発者が管理してプログラム群の開発に使用する第2のコンピュータ3と、プログラム群の開発を管理監督する統括管理者が管理監督に使用する第3のコンピュータ4と、プログラム群の開発に関する各種情報を、書き込み・読み出し自在に保管してプログラム群の開発管理を司る管理サーバコンピュータ5とを備える。
これらのコンピュータ2,3,4,5は、インターネットやイントラネット等の電気回線6で双方向通信可能に接続される。プログラム群の開発に関する情報とは、そのプログラム群の仕様書や、プログラム群開発に関わる設計開発者の情報や、設計スケジュール等の情報が含まれる。
なお、以下の説明では、第1のコンピュータ2は単一のコンピュータから構成されたものとして説明を行うが、これは説明を簡略化するためになされたものであって、第1のコンピュータ2は互いに連動してプログラム群を稼動する複数のコンピュータであってもよいのはいうまでもない。また、プログラム群の開発業務に従事する第2のコンピュータ3の数は一つとは限らない。通常、プログラム群の開発には多数のプログラムを互いに関連付けて作成する必要がある。したがって、これらのプログラムの作成は複数の開発担当者が分担して担当する。そのため、通常は、複数の開発担当者毎に複数の第2のコンピュータ3、…が設置される。
また、本実施形態の説明において、プログラム群とは、第1のコンピュータ(複数のコンピュータからなるシステムでもよい)に特定の作用を発揮させるために、当該第1のコンピュータ2にインストールされて互いに連動する複数のプログラムの総称を示す。
次に、開発管理システム1を用いた新規のプログラム群開発動作が説明される。開発管理システム1は、各コンピュータ2,3,4,5を次の手段として作用させる、換言すれば、各コンピュータ2,3,4,5に次の機能を実行させる開発管理プログラムが、各コンピュータ2,3,4,5にインストールされる。なお、各コンピュータ2,3,4,5にブラウザのソフトウェアが予めインストールされておれば、開発管理プログラムを各コンピュータ2,3,4,5にインストールする必要はない。
まず、プログラム群を実使用する第1のコンピュータ2の使用者は、第1のコンピュータ2で稼動させる新規のプログラム群が必要になると、そのプログラム群の開発依頼情報を第1のコンピュータ2に入力する。使用者は、プログラム群の機能上の特徴も含めた開発依頼情報を入力する。第1のコンピュータ2は開発依頼情報が入力されるとその開発依頼情報を、電気回線6を介して管理サーバコンピュータ5に伝送する。
プログラム群の開発依頼情報を受信した管理サーバコンピュータ5は、自身が有する記録装置(以下、各コンピュータが有する記録装置を記録装置(コンピュータX)という)に記録するとともに、第3のコンピュータ4と第2のコンピュータ3,…とにその開発依頼情報を転送する。
第3のコンピュータ4と第2のコンピュータ3,…とは、開発依頼情報を統括管理者やプログラム開発者に報知する動作を実施する。第3のコンピュータ4,第2のコンピュータ3が統括管理者やプログラム開発者に対して実施する報知動作は、例えば、開発依頼があった旨の表示動作や発音動作を行うことで実施される。これらの動作は第3のコンピュータ4が備える表示装置や音声発音器を介して実施される。
上記報知により開発依頼が第3のコンピュータ4に伝送されたことを知った統括管理者は、開発依頼されたプログラム群の機能の概要を第3のコンピュータ4に表示させたり、印刷させたりして、その表示や印刷物を見ながら依頼内容を分析して必要となるプログラムの組み合わせを構想する。
構想されたプログラムの組み合わせの一例が図2に示される。図2においてプログラム群は、3つの機能A,B,Cから構成される。機能Aは、その機能を発揮するために4つのプログラム群A1〜A4を備える。機能Bは、その機能を発揮するために2つのプログラム群B1,B2を備える。機能Cはその機能を発揮するために1つのプログラム群C1を備える。各プログラム群A1〜A4,B1,B2,C1の構成は、例えば、主プログラムPGM001〜PGM007と、その主プログラムPGM001〜007に従動する副プログラムPGM001a〜PGM001c,PGM002a〜PGM002c,PGM003a〜PGM003c,PGM004a〜PGM004c,PGM005a〜PGM005c,PGM006a〜PGM006c,PGM007a〜PGM007cから構成される。ただし、これはプログラム群構造の一例である。
統括管理者は、構想したプログラムA1〜A4,B1,B2,C1の構成を第3のコンピュータ4に入力するとともに、プログラム群の開発者の間でどのように分担して開発するかをさらに構想したうえで、その分担構想も第3のコンピュータ4に入力する。分担構想にはプログラム作成納期も含まれる。なお、統括管理者は、依頼されたプログラム群の機能分析(必要となるプログラム群A1〜A4,B1,B2,C1の解析を含む)をプログラム開発者と協議して決定してもよい。その場合の協議も電気回線6を介した第2のコンピュータ3と第3のコンピュータ4との間の情報伝送によって行うことができる。
第3のコンピュータ4は入力されたプログラム群構想と分担構想とを記録装置(第3のコンピュータ4)に記録したうえで、管理サーバコンピュータ5と第2のコンピュータ3とに電気回線6を介して転送する。管理サーバコンピュータ5と第2のコンピュータ3とは転送されたプログラム群構想と分担構想とを自身が有する記録装置(管理サーバコンピュータ5)、記録装置(第2のコンピュータ3)に記録する。
管理サーバコンピュータ5は、記録したプログラム群構想と分担構想とを第1のコンピュータ2に対して読み出し可能に格納する。第1のコンピュータ2を使用するプログラム群の使用者は、電気回線6を介して管理サーバコンピュータ5から第1のコンピュータ2にプログラム群構想と分担構想とを読み出して閲覧することができる。これにより、プログラム群の使用者は、閲覧した開発計画が依頼内容を実現するものであるか否かを検査することが可能となる。検査した結果、開発計画が依頼内容を十分に実現するものでないと判断する場合、プログラム群の使用者は計画変更依頼を第1のコンピュータ2に入力する。
第1のコンピュータ2は入力される計画変更依頼を電気回線6を介して管理サーバコンピュータ5に伝送する。管理サーバコンピュータ5は、伝送される計画変更依頼を記録装置(管理サーバコンピュータ5)に記録するとともに、第2のコンピュータ3と第3のコンピュータ4とに転送する。第3のコンピュータ4は計画変更依頼が転送されたことを統括管理者に表示、音声等で報知する。計画変更依頼があったことを第3のコンピュータ4の報知動作により了解した統括管理者は、必要とあればプログラム群の開発者と協議してプログラム群構想と分担構想とを修正する。
修正協議は第2のコンピュータ3と第3のコンピュータ4との間で行われる電気回線6を介した相互情報伝送により実施される。統括管理者は修正結果を第3のコンピュータ4に入力する。第3のコンピュータ4は入力される修正結果を、電気回線6を介して管理サーバコンピュータ5に伝送する。管理サーバコンピュータ5は伝送される修正結果を記録装置(管理サーバコンピュータ5)に記録する。
以上説明した各処理が進行してプログラム群構想と分担構想とが決定したのち、各プログラム開発者は、自身が管理する第2のコンピュータ3に転送されたプログラム群構想と分担構想とを表示装置で表示させる、もしくは印刷装置で印刷することで、彼自身が担当するプログラムを確認してそのプログラムの開発を行う。プログラムの開発はプログラム開発者が第2のコンピュータ3を操作することで実施される。このときプログラム開発者は開発するプログラムの仕様書のテキストデータもそのプログラム作成作業に前後して作成する。仕様書の作成もプログラム開発者が第2のコンピュータ3を操作することで実施される。
仕様書は、図2に示されるように、各プログラムに一対一に対応したものとして作成される。すなわち、主プログラムPGM001〜PGM007には、それらに一体一に対応して仕様書PGM001’〜PGM007’が作成される。同様に、副プログラムPGM001a〜PGM001c,PGM002a〜PGM002c,PGM003a〜PGM003c,PGM004a〜PGM004c,PGM005a〜PGM005c,PGM006a〜PGM006c,PGM007a〜PGM007cには、それらに一体一に対応して、仕様書PGM001a’〜PGM001c’,PGM002a’〜PGM002c’,PGM003a’〜PGM003c’,PGM004a’〜PGM004c’,PGM005a’〜PGM005c’,PGM006a’〜PGM006c’,PGM007a’〜PGM007c’が作成される。
プログラム開発者は、担当するプログラムとその仕様書の作成とを完了して作業完了の操作を第2のコンピュータ3に行うと、第2のコンピュータ3は完成したプログラムと仕様書とを記録装置(第2のコンピュータ3)に記録するとともに、仕様書を電気回線6を介して管理サーバコンピュータ5に伝送する。管理サーバコンピュータ5は、伝送される仕様書を、予め記録装置(管理サーバコンピュータ5)で記録しているプログラム群構想に対応させて記録装置(管理サーバコンピュータ5)に記録する。一方、第2のコンピュータ3は、完成したプログラムを電気回線6を介して第1のコンピュータ2に伝送する。
次に、プログラムの開発途中もしくは開発終了後においてプログラム群使用者による試用期間中に、プログラムに問題点が発生し場合の処理が説明される。本実施形態の開発管理システム1は、この処理に特徴があり、開発管理システム1を構成する各コンピュータ2,3,4,5には、この処理を各コンピュータ2,3,4,5で実行させるためのプログラムが予めインストールされる。なお、各コンピュータ2,3,4,5にブラウザのソフトウェアが予めインストールされておれば、上記プログラムを各コンピュータ2,3,4,5にインストールする必要はない。
この処理を実施するにあたり、開発管理システム1は、図4に示される問題点管理票テーブル10と、影響プログラム明細テーブル11と、仕様書マスタテーブル12とからなるデータベース13を備える。データベース13は、管理サーバコンピュータ5においてその記録装置(管理サーバコンピュータ5)に予め格納される。
データベース13は、プログラム群作成途中や試用途中で具現化した問題点毎に作成される。データベース13を構成する問題点管理票テーブル10と影響プログラム明細テーブル11とは同一の管理ナンバにより互いに関連付けされた状態で記録管理される。影響プログラム明細テーブル11と仕様書マスタテーブル12とは同一のプログラムIDにより互いに関連付けされた状態で記録管理される。作成される問題点管理票テーブル10は、問題点が発生して作成される毎にそれぞれ連続番号からなる管理ナンバーが自動的に付される。
問題点管理票テーブル10は、発生問題点データ群10Aと、問題点分析データ群10Bとを備える。
発生問題点データ群10Aは問題点の発見者が記入するデータ群である。発生問題点データ群10Aは、氏名と所属とからなる起票者データ10Aと、件名データ10Aと、機能区分データ10Aと、処理IDデータ10Aと、処理名データ10Aと、問題点発生日時データ10Aと、完了希望日データ10Aと、問題点データ10Aと、添付資料の有無データ10Aと管理ナンバーデータ10A10とを備える。
起票者データ10Aは、問題点を発見して発生問題点データ群10Aを起票する担当者に関する個人データである。件名データ10Aは、問題点を表す件名をテキストデータで示す。機能区分データ10Aは、問題点が発生した機能名を示す。ここでいう機能とは、プログラム群を構成する機能をいう。処理IDデータ10Aは、発生した問題点によって修正が必要となる処理を指定するIDナンバー(例えば連続番号)を示す。処理名データ10Aは、発生した問題点によって修正が必要となる処理名を示す。なお、ここでいう処理とは、プログラム群が実行する処理をいう。問題点発生日日時データ10Aは、問題点が発生した日時を示す。完了希望日データ10Aは、発生した問題点の修正完了日を示す。完了希望日データ10Aは、試用期間において問題点(問題点)を発見したプログラム群使用者等が、実使用開始時点から換算して設定する場合に有効となる。問題点データ10Aは、発見した問題点の内容を示すテキストデータである。添付資料の有無データ10Aは次のようなデータである。問題点発見者は、問題点を他の者が理解するうえで必要となる添付資料を準備する場合がある。添付資料の有無データ10Aは、そのような場合を想定して設定されたデータであって、添付資料の有無を示す。管理ナンバーデータ10A10は、問題点管理票テーブル10の識別データであって、問題点管理票テーブル10と影響プログラム明細テーブル11とを連携させるデータである。
問題点管理票テーブル10の問題点分析データ群10Bの全てと影響プログラム明細テーブル11の一部とは、問題点を分析して解決策を立案する統括管理者が記入するデータ群である。問題点分析データ群10Bは原因データ(テキスト)10Bと、原因区分データ10Bと、検討工数データ10Bと、予定工数データ10Bと、分析担当者データ10Bと、処置予定日データ10Bと、処置内容データ10Bとを備える。
原因データ10Bは、統括管理者が問題点データ10Aを精読して分析した結果を示し、発生した問題点の原因を示すテキストデータである。原因区分データ10Bは、分析した原因の発生理由等を分類するデータである。原因区分データ10Bには複数の原因区分が予め設定されており、設定された原因区分の一つを選択することで記入するデータが指定される。検討工数データ10Bは、統括管理者が問題点の分析とその解決策の立案に要した工数(時間)を示すデータである。予定工数データ10Bは、解決策として設定した各種プログラムの修正に要する工数(時間)の予測値を示すデータである。処置担当者データ10Bは、プログラム修正の担当予定者を示すデータである。処置予定日データ10Bは、プログラムの修正の実施予定日を示すデータである。処置内容データ10Bは、修正担当者に依頼するプログラム修正(処置)の内容を示すテキストデータである。
影響プログラム明細テーブル11は、機能IDデータ11と、プログラムIDデータ11と、処置区分データ11と、プログラム名データ11と、処置担当者データ11と、仕様書修正有無データ11と、仕様書修正日データ11と、スケジュールデータ11と、処置完了日データ11と、モジュールUP日データ1110と管理ナンバーデータ1111とを備える。
機能IDデータ11は、問題点が発生して修正が必要となる機能名を示す。機能IDデータ11は、機能区分データ10Aと基本的には同一データであって両IDデータ10A,11によって、影響プログラム明細テーブル11と仕様書マスタテーブル12とは連携する。
プログラムIDデータ11は問題点を分析した結果として修正が必要と認定されるプログラムのID番号を示す。処置区分データ11は、修正対象プログラムの修正内容を示し、変更、新規追加等が記入される。プログラム名データ11は、問題点を分析した結果として修正が必要と認定されるプログラムの名称を示す。処置担当者データ11は、プログラム修正を担当するプログラム開発者の名前を示す。仕様書修正有無データ11は、プログラムの修正によってその修正対象プログラムに対応する仕様書に修正が必要となるか否かを示す。仕様書修正日データ11は仕様書を修正した日時を示す。スケジュールデータ11は、プログラムを修正するのに必要と予想される工数数(時間数)や実績工数数(終了時間数)や残工数数(残時間数)を示す。処置完了日データ11は、仕様書の書き換えも含めたプログラムの修正が完了した日時を示す。モジュールUP日データ1110は、修正したプログラムを第1のコンピュータ2で稼動できるようにした日時を示す。管理ナンバーデータ1111は、問題点管理票テーブル10の識別データであって、問題点管理票テーブル10と影響プログラム明細テーブル11とを連携させるデータである。管理ナンバーデータ11Bと管理ナンバーデータ1111とは基本的に同一のデータである。
仕様書マスタテーブル12は、プログラムIDデータ12と、仕様書名称データ12と、仕様書格納場所データ12と、最終更新日データ12とを備える。プログラムIDデータ12は、各仕様書に一対一で対応するプログラムのIDデータを示す。仕様書名称データ12は各仕様書の名称を示す。仕様書格納場所データ12は、データベース13上で各仕様書のデータが格納されている番地(アドレス)を示す。最終更新日データ12は、仕様書を最終更新した日時を示す。
プログラムに問題点を発見した場合の処理が説明される。各プログラムの問題点は、プログラム群の試用期間において第1のコンピュータ2を稼動させているプログラム群の使用者が発見する場合が多い。しかしながら、その他、第3のコンピュータ4を使用管理する統括管理者がそのプログラムの問題点を発見する場合もある。また、プログラム群を構成する機能A,B,Cの開発を行うプログラム開発者グループを管理しているプログラム開発者のリーダがそのプログラムの問題点を発見する場合もある。また、他のプログラムを開発途中にそのプログラムを参照した他のプログラム開発者がそのプログラムの問題点を発見する場合もある。
管理サーバコンピュータ5には、図5に示される問題点管理票画面を表示する問題点管理票画面表示データ14を記録装置(管理サーバコンピュータ5)に格納している。問題点管理票画面表示データ14は、データベース13に連動したデータ構造を有する。したがって、問題点管理票画面表示データ14の各画面領域には、対応するデータを示す符号が付される。
上記問題点発見者は、自身が管理するコンピュータ2,3,4に問題点を発見した旨を示す問題点情報の入力を行う。そうすると、コンピュータ2,3,4は、管理サーバコンピュータ5から問題点管理票画面表示データ14を読み出してコンピュータ2,3,4が有する表示装置のそのデータを表示させる。問題点管理票画面表示データ14は、図5に示されるように、データベース13に連動したデータ記入領域が配列された画面構成を有しており、表示されることで問題点発見者に対して、発見した問題点に関する各種データ(問題点情報)の記入を促す。
問題点発見者は、表示に促されて発生問題点データ群10Aに各種の問題点情報を記入する。記入終了と前後して、コンピュータ2,3,4は、問題点発見者に対してそのデータの登録を促す指示を行う。登録指示は図では表示指示によって行われる。発生問題点データ群10Aのデータを記入した問題点発見者は、登録指示に従い、入力したデータの登録指令をコンピュータ2,3,4に入力する。
登録指令を受けたコンピュータ2,3,4は、問題点管理票画面表示データ14に入力された各種発生問題点データ群10Aを含む問題点管理票テーブル10を作成し、記録装置(コンピュータ2,3,4)に登録したうえで、その問題点管理票テーブル10を管理サーバコンピュータ5に送信する。管理サーバコンピュータ5は、送信された問題点管理票テーブル10をデータベース13に新規データとして格納する。さらに、管理サーバコンピュータ5は、データベース13に新規の発生問題点データ群10Aが格納されたことを示す報知データを第3のコンピュータ4に伝送する。
報知データを受信した第3のコンピュータ4は、表示動作等の報知動作を実施することで統括管理者に、新規の発生問題点データ群10Aがデータベース13に格納されたことを知らせる。
上記知らせを受けた統括管理者は、第3のコンピュータ4に新規発生問題点データ群10Aと問題点管理票画面表示データ14との読み出し指令を入力する。読み出し指令を受けた第3のコンピュータ4は、管理サーバコンピュータ5からデータベース13内の発生問題点データ群10Aと問題点管理票画面表示データ14とを読み出して、記録装置(第3のコンピュータ4)に格納するとともに、読み出した発生問題点データ群10Aを問題点管理票画面表示データ14に組み込んで表示装置(第3のコンピュータ4)に表示させる。なお、問題点発見者が統括管理者であって、新規発生問題点データ群10Aが統括管理者によって第3のコンピュータ4に入力される場合には、新規発生問題点データ群10Aの発生を報知する操作や新規発生問題点データ群10Aを第3のコンピュータ4に読み出す操作は省略される。
統括管理者は、表示装置(第3のコンピュータ4)に表示された問題点管理票画面表示データ14(発生問題点データ群10A)を見ながら、その問題点を分析して原因を突き止めるとともに、その解決策を立案する。解決策とは、具体的には、修正プログラムの指定と、その具体的な修正内容と、修正を担当するプログラム開発者の指定と、修正スケジュール(修正に要する予定工数(時間)、修正完了日)等から構成される。
統括管理者は、問題点の分析結果と立案解決策とを示すデータを、キーボード等を用いて表示中の問題点管理票画面表示データ14における問題点分析データ群10Bと影響プログラム明細テーブル11との欄に記入する。
記入終了と前後して、第3のコンピュータ4は、統括管理者に対してそのデータの登録を促す指示を行う。登録指示は図では表示指示によって行われる。問題点分析データ群10Bや影響プログラム明細テーブル11のデータを記入した統括管理者は、登録指示に従い、入力したデータの登録指令を第3のコンピュータ4に入力する。
登録指令を受けた第3のコンピュータ4は、先に記入された発生問題点データ群10Aの他に問題点分析データ群10Bが記入された問題点管理票テーブル10と影響プログラム明細テーブル11とを、記録装置(第3のコンピュータ4)に記録したうえで、問題点管理票テーブル10と影響プログラム明細テーブル11とを管理サーバコンピュータ5に送信する。管理サーバコンピュータ5は、影響プログラム明細テーブル11をデータベース13に登録するとともに、既登録済みの問題点管理票テーブル10のデータを、送信されてきた問題点管理票テーブル10によって記録更新する。さらに、管理サーバコンピュータ5は、第3のコンピュータ4から問題点管理票テーブル10と影響プログラム明細テーブル11とが送信されてきたことを受けて、データベース13に第3のコンピュータ4から新規の問題点管理票テーブル10,影響プログラム明細テーブル11が送信されたことを示す報知データを各第2のコンピュータ3,…に伝送する。
報知データを受信した第2のコンピュータ3,…は、表示動作等の報知動作を実施することで、各コンピュータ3,…を管理するプログラム群の開発者に、新規の発生問題点データ群10AX,影響プログラム明細テーブル11がデータベース13に格納されたことを知らせる。
上記知らせを受けたプログラム開発者は、第2のコンピュータ3に新規の発生問題点データ群10A,影響プログラム明細テーブル11の読み出し指令を入力する。読み出し指令を受けた第2のコンピュータ3は、管理サーバコンピュータ5からデータベース13内の発生問題点データ群10A,影響プログラム明細テーブル11X,問題点管理票画面表示データ14を読み出して、記録装置(第2のコンピュータ3)に格納するとともに、読み出した発生問題点データ群10A,影響プログラム明細テーブル11を問題点管理票画面表示データ14にインサートした表示を表示装置(第2のコンピュータ3)に行う。
プログラム開発者は、表示装置(第3のコンピュータ4)に表示された問題点管理票画面表示データ14(影響プログラム明細テーブル11)の中で、処置担当者データ11の欄に自分の名前があるか否かをチェックする。処置担当者データ11に自分の名前があることを確認したプログラム開発者は、問題点管理票テーブル10を精読することで、修正を分担するプログラムとその修正内容と修正スケジュールとを把握する。
修正内容を把握したプログラム開発者は、修正対象プログラムの修正を実施する。修正を完了したプログラム開発者は、修正したプログラムを第2のコンピュータ3から電気回線6を介して第1のコンピュータ2に伝送する。修正プログラムの伝送を確認した第2のコンピュータ3は、問題点管理票画面表示データ14(問題点管理票テーブル10と影響プログラム明細テーブル11との表示データを含む)を表示装置(第2のコンピュータ3)に表示する。プログラム開発者は、表示中の問題点管理票画面表示データ14の影響プログラム明細テーブル11の処置完了日データ11とモジュールUP日データ1110とに、それぞれデータを記入する。
次に仕様書の修正動作が図3のフローチャートを参照して説明される。仕様書の修正はプログラムの修正直後に実施されるのが最適であるが、スケジュール的にプログラム修正直後に実施できない場合は、後の時間帯もしくは後日に行われてもよい。ただし、一連の修正作業は、仕様書の修正をもって完了したものとみなされる。
まず、プログラム修正の実施に前後してプログラム開発者は、第2のコンピュータ3に、問題点管理票テーブル10と影響プログラム明細テーブル11と問題点管理票画面表示データ14とを読み出す指令を入力する。読み出し指令を受けた第2のコンピュータ3は管理サーバコンピュータ5を介してデータベース13から問題点管理票テーブル10と影響プログラム明細テーブル11と問題点管理票画面表示データ14とを読み出して記録装置(第2のコンピュータ3)に記録するとともに、問題点管理票テーブル10と影響プログラム明細テーブル11とを組み込んだ問題点管理票画面表示データ14を表示装置(第2のコンピュータ3)に表示する。
プログラム開発者は、表示中の問題点管理票画面表示データ14内にある影響プログラム明細テーブル11の仕様書修正有無データ11を参照することで、修正を実施したプログラムに対応する仕様書の修正が必要であるか否かを判断する。プログラム開発者は修正が必要であると判断すると、画面中の問題点管理票画面表示データ14にある仕様書ダウンロードボタン15を操作する。問題点管理票画面表示データ14の画面中には仕様書ダウンロードボタン15と仕様書アップロードボタン16とが設けられる。これらボタン15,16は、修正プログラム毎に設けられる。
仕様書ダウンロードボタン15が入力操作されたことを検知した第2のコンピュータ3は、管理サーバコンピュータ5にその仕様書ダウンロードボタン15に対応する仕様書の要求指令を送信する。仕様書の要求指令を受けた管理サーバコンピュータ5は、データベース13から対応する仕様書のデータを読み出して、第2のコンピュータ3に送信する。対応する仕様書を特定する際において、管理サーバコンピュータ5は、対応するプログラムのプログラムIDデータを参考にして仕様書マスタテーブル12の仕様書格納場所データ12を参照することで、データベース13内における仕様書データの格納場所を特定して読み出す。
仕様書データをデータベース13から読み出した第2のコンピュータ3は、読み出した仕様書データを記録装置(第2のコンピュータ3)に格納するとともに、読み出し完了をプログラム開発者に知らせる報知動作(表示動作等)を実施する。
報知動作によって修正対象仕様書の読み出しが完了したことを認知したプログラム開発者は、仕様書を記録装置(第2のコンピュータ3)から読み出して修正作業を実施する。
仕様書の修正作業が完了すると、プログラム開発者は、修正データを記録装置(第2のコンピュータ3)に格納したうえで、記録装置(第2のコンピュータ3)から問題点管理票画面表示データ14(問題点管理票テーブル10,影響プログラム明細テーブル11)を読み出す。そして、修正した仕様書に対応した画面上に設けられた仕様書アップロードボタン16を入力操作する。
以下、仕様書アップロードボタン16の入力操作を受けた第2のコンピュータ3の操作が図3のフローチャートを参照して説明される。
仕様書アップロードボタン16の入力操作を検知した第2のコンピュータ3は、その仕様書アップロードボタン16に対応するプログラムの修正操作の処置区分が変更か新規かを判断する(S301)。
処置区分の確認は影響プログラム明細テーブル11の処置区分データ11を参照することで実施される。ここで、変更とは、問題点の解決には既存のプログラムの一部修正により対応できる場合を示し、新規とは、問題点の解決には新たなプログラムを作成する場合を示す。
S301で、処置区分が変更と判断する場合、第2のコンピュータ3は、仕様書マスタテーブル12の最終更新日データ12のデータを仕様書アップロード時点(現時点)に自動的に更新する処理を実施したうえで(S302)、修正した仕様書データを管理サーバコンピュータ5に送信して、データベース13の仕様書格納場所に格納する(S303)。さらに影響プログラム明細テーブル11の仕様書修正日データ11を仕様書アップロード時点(現時点)に自動的に更新する処理(S304)を実施する。これにより一連の動作が終了する。
一方、S301で処置区分が新規と判断する場合、仕様書マスタテーブル12に新規の仕様書に対応するレコード領域を設定したうえで(S305)、そのレコード領域に、プログラムIDと仕様書名称と、最終更新日(仕様書アップロード時点)とを格納する(S306)。以上の処理を実施したうえで、修正した仕様書データを管理サーバコンピュータ5に送信して、データベース13の仕様書格納場所に格納する(S303)。さらに影響プログラム明細テーブル11の仕様書修正日データ11を仕様書アップロード時点(現時点)に自動的に更新する処理(S304)を実施する。これにより、プログラムの修正を担当したプログラム開発者以外で開発管理システム1を操作する操作者は、影響プログラム明細テーブル11の仕様書修正日データ11を参照することで、仕様書の更新が完了しているかを判断できる。
本発明の一実施形態の開発管理システムの構成図である。 プログラム群の構成図である。 実施の形態の開発管理システムの操作手順を示すフローチャートである。 実施の形態の開発管理システムが有するデータベースの構成図である。 問題点管理票画面表示データの表示画面例を示す図である。
符号の説明
1 開発管理システム2 2 第1のコンピュータ
3 第2のコンピュータ 4 第3のコンピュータ
5 管理サーバコンピュータ 6 電気回線
10 問題点管理票テーブル 10A 発生問題点データ群
10A起票者データ 10A件名データ
10A機能区分データ 10A処理IDデータ
10A処理名データ 10A問題点発生日日時データ
10A完了希望日データ 10A問題点データ(問題点情報)
10A添付資料の有無データ 10A10 管理ナンバーデータ
10B 問題点分析データ 10B原因データ
10B原因区分データ 10B検討工数データ
10B予定工数データ 10B分析担当者データ
10B処置予定日データ 10B処置内容データ
10B管理ナンバーデータ 11 影響プログラム明細テーブル
11機能IDデータ 11プログラムIDデータ
11処置区分データ 11プログラム名データ
11処置担当者データ 11仕様書修正有無データ
11仕様書修正日データ 11スケジュールデータ
11処置完了日データ 1110 モジュールUP日データ
1111 管理ナンバーデータ 12 仕様書マスタテーブル
12プログラムIDデータ 12仕様書名称データ
12仕様書格納場所データ 12最終更新日データ
13 データベース 14 問題点管理票画面表示データ

Claims (4)

  1. 互いに連動して動作する一つ以上のプログラムからなるプログラム群の使用者が管理する第1のコンピュータと、
    前記プログラム群の開発者が管理する第2のコンピュータと、
    プログラム群開発の統括管理者が管理する第3のコンピュータと、
    前記プログラム群の開発に関するデータが格納されたデータベースを有して前記プログラム群の開発管理を行う管理サーバコンピュータと、
    を備え、
    これらのコンピュータが電気回線を介して双方向通信自在に接続された開発管理システムであって、
    開発後の前記プログラムを、前記電気回線を介して前記第2のコンピュータから前記第1のコンピュータに伝送する手段と、
    前記第1のコンピュータまたは前記第2のコンピュータ上で露呈する前記プログラムの問題点を発見した前記使用者または前記開発者がその問題点情報を前記第1のコンピュータまたは前記第2のコンピュータに入力する操作を受けて、その問題点情報を、前記電気回線を介して前記第1のコンピュータまたは前記第2のコンピュータから前記管理サーバコンピュータの前記データベースに送信して記録させる手段と、
    前記データベースに格納された前記問題点情報を、前記電気回線を介して前記管理サーバコンピュータの前記データベースから前記第のコンピュータおよび前記第3のコンピュータに伝送して前記開発者および前記統括管理者に報知する手段と、
    前記報知を受けて前記開発者が前記第2のコンピュータに入力する前記プログラムの仕様書の修正版を、前記電気回線を介して前記管理サーバコンピュータの前記データベースに格納する手段と、
    前記報知を受けて前記統括管理者が前記問題点情報を分析して前記第3のコンピュータに入力する問題点解決策を、前記第3のコンピュータから前記電気回線を介して前記管理サーバコンピュータに伝送して前記データベース内の前記問題点情報に添付する手段と、
    を備え、
    前記仕様書の修正版を前記管理サーバコンピュータの前記データベースに格納する手段は、仕様書の修正版をデータベースに格納した時点を前記データベースに登録するものである、
    ことを特徴とする開発管理システム。
  2. 請求項1に記載の開発管理システムにおいて、
    前記問題点情報は、問題点管理票データと影響プログラム明細データから構成され、
    前記問題点管理票データと前記影響プログラム明細データは、同一の管理番号で関連付けられている、
    ことを特徴とする開発管理システム。
  3. 請求項1に記載の開発管理システムにおいて、
    前記問題点情報は、問題点管理票データと影響プログラム明細データと仕様書マスタデータから構成され、
    前記影響プログラム明細データと前記仕様書マスタデータは、同一のプログラムIDで関連付けられており、
    前記問題点管理票データは、発生問題点データと問題点分析データから構成され、前記発生問題点データは問題点の発見者によって入力され、前記問題点分析データは前記統括管理者によって入力される、
    ことを特徴とする開発管理システム。
  4. 互いに連動して動作する一つ以上のプログラムからなるプログラム群の使用者が管理する第1のコンピュータと、
    前記プログラム群の開発者が管理する第2のコンピュータと、
    プログラム群開発の統括管理者が管理する第3のコンピュータと、
    前記プログラム群の開発に関するデータが格納されたデータベースを有して前記プログラム群の開発管理を行う管理サーバコンピュータと、
    を備え、
    これらのコンピュータが電気回線を介して双方向通信自在に接続されたコンピュータシステムに組み込まれる開発管理プログラムであって、
    開発後の前記プログラムを、前記電気回線を介して前記第2のコンピュータから前記第1のコンピュータに伝送する機能と、
    前記第1のコンピュータまたは前記第2のコンピュータ上で露呈する前記プログラムの問題点を発見した前記使用者または前記開発者がその問題点情報を前記第1のコンピュータまたは前記第2のコンピュータに入力する操作を受けて、その問題点情報を、前記電気回線を介して前記第1のコンピュータまたは前記第2のコンピュータから前記管理サーバコンピュータの前記データベースに送信して記録させる機能と、
    前記データベースに格納された前記問題点情報を、前記電気回線を介して前記管理サーバコンピュータの前記データベースから前記第のコンピュータおよび前記第3のコンピュータに伝送して前記開発者および前記統括管理者に報知する機能と、
    前記報知を受けて前記開発者が前記第2のコンピュータに入力する前記プログラムの仕様書の修正版を、前記電気回線を介して前記管理サーバコンピュータの前記データベースに格納する機能と、
    前記報知を受けて前記統括管理者が前記問題点情報を分析して前記第3のコンピュータに入力する問題点解決策を、前記第3のコンピュータから前記電気回線を介して前記管理サーバコンピュータに伝送して前記データベース内の前記問題点情報に添付する機能と、
    を前記第1,第2,第3のコンピュータと前記管理サーバコンピュータに実行させ、
    かつ、前記仕様書の修正版を前記管理サーバコンピュータの前記データベースに格納する機能は、仕様書の修正版をデータベースに格納した時点を前記データベースに登録する機能を含む、
    ことを特徴とする開発管理プログラム。
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