JP5316874B2 - ワークフローサーバ、ワークフローシステム、制御方法、プログラムおよび記憶媒体。 - Google Patents

ワークフローサーバ、ワークフローシステム、制御方法、プログラムおよび記憶媒体。 Download PDF

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Description

本発明は、ワークフローの案件に別の案件を添付することが可能なワークフローシステムに関する。
ワークフローシステムでは、予めまたは実行時に指定された経路に従って案件という形で業務情報を流していく。その際に、一般的にワードプロセッサや表計算などの文書を、案件に対する添付ファイルとして案件自体とともに流すことを可能にし、関連する情報をまとめて参照できるようにしている。
ワークフローシステムの一機能として、ある業務案件Aについてあるアクティビティにおいて承認処理が行われた場合に、業務案件Aの承認処理をトリガとして別業務案件Bを作成し、別途所定の経路を流すことができる案件作成機能がある。
この場合、業務案件Aと業務案件Bは別々の業務案件としてそれぞれの経路を流れるため、互いに関連しているにもかかわらず、多くの場合情報の引継ぎは業務案件Bを作成する際、業務案件Bに業務案件Aの内容の一部または全部をコピーすることでしか実現できていない。
特開平11−219401号公報では、基本文書Aの情報を引き継ぐ基本文書Bに、基本文書Aを添付または文書リンクして、基本文書Bを流すことを実現している。これによって基本文書Bの参照者は基本文書B上に添付された基本文書A自体や基本文書Aへのリンクを経由して基本文書Aを参照することが可能になっている。
特開平11−219401号公報
しかしながら、この方法では作成された基本文書Bが基本文書Aを包含した状態でワークフローが流れるため、基本文書Bを参照する際には基本文書Aが合わせて参照可能となってしまい、本来参照されたくない状態の文書であっても参照されてしまうことになる。
そこで本願発明では、案件の状態によって該関連する案件の参照の可否を決定するワークフローシステムを提供することを目的とする。
本発明は、クライアント装置ネットワークを介して通信可能に接続され、複数のアクティビティからなるワークフローの案件を管理可能なワークフローサーバであって、
参照元となる第1の案件から参照先である第2の案件の参照の可否に関する設定が、前記アクティビティ毎に記憶された参照可否設定記憶手段と、
前記参照元である第1の案件に対して、当該第1の案件からの参照先である第2の案件を設定する参照案件設定手段と、
前記参照案件設定手段により設定された前記第1の案件からの参照先である第2の案件への参照の可否を、前記アクティビティの状態と前記参照可否設定記憶手段に記憶された設定とに応じて判定する参照可否判定手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、案件の状態によって該関連する案件の参照の可否を決定するワークフローシステムを提供することが可能となる。
ワークフローシステムの構成を示すシステム構成図 実施形態の各種端末のハードウエア構成を示す図 機能構成の一例を示す図 人事考課シートワークフローの一例 障害管理ワークフローの一例 参照可能な案件が添付されたフォームの一例 添付した案件が参照不可になった状態のフォーム一例 設計時に使用するファイル添付コントロールの設定画面の一例 ファイル添付コントロールの設定内容の保存形式の一例 案件を添付する際の画面の一例 案件添付時に添付ファイルとして格納される案件添付情報の一例 案件添付定義されていない場合の案件を添付する際の画面の一例 案件添付時の処理フロー 案件添付されたフォーム表示の処理フロー 添付された案件表示の処理フロー 被添付案件への参照権限の上書き(変更)を設定する際のフロー
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態のワークフローシステムの一例を示す図である。
図1において、ワークフローシステムは、少なくとも1つ以上のサーバ101およびクライアント102がネットワークを介して接続されている。
ユーザはたとえばウェブブラウザやクライアントソフトウェアなどを利用して、クライアント102から、サーバ101に対して、ワークフロー進行の要求などを行う。サーバ101は要求に応じた処理、管理をおこない、必要があればクライアント102に対して結果などを送信する。
サーバ101とクライアント102の間の通信は、通常のHTTPのリクエストでもよいし、SOAPなどを利用したウェブサービスのリクエストでもよい。
図2は、本発明の実施形態の各種端末のハードウエア構成を示す図である。
図2において、CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスを統括的に制御する。また、ROM203あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるオペレーティングシステム(OS)や、各サーバあるいは各クライアントの後述する各種機能を実現するためのプログラムが記憶されている。RAM202は、CPU201の主メモリ、ワークエリア、一時待避領域等として機能する。
入力コントローラ205は、入力部209からの入力を制御する。この入力部209としては、特に、サーバやクライアント等の端末では、キーボード、マウス等のポインティングデバイスが挙げられる。
また、印刷装置等では、タッチパネル、ボタン、スイッチ等が挙げられる。出力コントローラ206は、出力部210の表示を制御する。この出力部210としては、例えば、CRTや液晶等が挙げられる。
外部メモリコントローラ207は、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、プリンタドライバ等を記憶する外部メモリ211へのアクセスを制御する。加えて、各サーバあるいは各クライアントの各種機能を実現するための各種テーブル、パラメータが記憶されている。
この外部メモリ211としては、ハードディスク(HD)やフロッピー(登録商標)ディスク(FD)、PCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア等が挙げられる。
通信I/Fコントローラ208は、ネットワーク214を介して外部機器との通信制御処理を実行する。
本発明を実現するためのプログラム212は外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM202にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。
図3は、サーバ101および各クライアント102において実現される機能構成の一例を示す図である。
サーバ101はその機能構成として、フォームの定義情報を格納するフォーム定義情報格納部304と、案件情報を格納する案件情報格納部307と、フォーム情報の関する処理を行うフォーム情報処理部302と、添付ファイルに関する処理を行う添付ファイル処理部303とを含んでいる。
フォーム定義情報格納部304には、フォームの定義情報として、フォームのレイアウトなどの定義を含むフォーム定義情報305および案件を添付する際の設定を含む案件添付定義情報306が格納されている。
案件情報格納部307には、案件情報として、案件データそのものである案件データ308、およびどのようなファイルが添付されているかを示す添付ファイル情報309、および添付されたファイル本体である添付ファイルデータ310が格納されている。案件管理部311は、複数のアクティビティからなるワークフローにおける案件の管理を行う。
フォーム情報処理部302は、案件情報308に関連するフォーム情報305や添付ファイル情報309などを結合してクライアント102に送信する処理を行う。
添付ファイル処理部303は、クライアント102からの添付ファイルデータ要求に応答して該当する添付ファイルデータやそれに関連する情報を送信する処理を行う。
図4は、本発明を人事考課のワークフローに適用した場合の一例である。
たとえば、図4のような人事考課のワークフローは、自己評価のシートを、課員401が起案し、課長403に申請し、その後課員自身に確認のために戻されるものとする。
その場合、課員401が自己の評価を記入した自己評価シートを起案アクティビティ402で起案申請すると、課長403が部下の自己評価を承認する際(アクティビティ404)に、別案件として人事考課シートが起案(アクティビティ405)され、自己評価シートに添付案件406として添付される。
こうしておくと、自己評価シートを起案した課員401は確認アクティビティ407でそこに添付された添付案件406として人事考課シートが参照可能となり、自分についての評価コメントなどを参照することができるようになる。
また、部門内での評価が終わり、人事部などへシートが渡って最終評価の調整段階などの状況になった時点(アクティビティ408)では、課員401には参照できないようにすることができる。
この添付形態をとることによって、アクティビティの状態が、添付先案件の参照者が、被添付案件を参照してはならない状態となった場合に、参照を不可にする制御をおこなうことができる。
また本発明によれば、被添付案件の業務フロー進行による状態により、添付が有効になるなどして参照が可能になる添付の形態をとることが可能となる。
図5は、本発明を障害管理の運用のワークフローに適用した場合の一例である。
たとえば、図5のような障害管理のワークフローでは、社外顧客501により起案された問合せ票に対して、問合せ受付の担当者502はアクティビティ503において一次回答を行うとともに、社内用の障害管理伝票を起案(アクティビティ504)し、もとの問合せ伝票に添付案件505として添付しておく。
問合せ伝票は添付案件505を伴って回答確認アクティビティ509に遷移するため顧客501は問合せ伝票の内容を参照することが可能となる。
ただし、障害管理伝票が原因調査506や対策507などのアクティビティを経て解決確認アクティビティ508において、障害管理伝票の状態が解決済みとなるまでは、この伝票が添付されている問合せ票を参照しても、添付案件505の障害管理票が参照できないようにしておくことが可能である。(添付された障害管理伝票の状態が原因調査アクティビティ506および対策アクティビティ507の時は、参照付加に設定しておく)
そして障害の解決が確認され、障害管理票の状態が「解決済み」となった時点(解決確認アクティビティ508)で初めて、問合せを行った顧客は障害管理票を参照できるように制御することができる。
この添付形態をとることによって、アクティビティの状態が、添付先案件の参照者が、被添付案件を参照してもよい状態となった場合に、参照を可能にする制御をおこなうことができる。
さらに、上記の二つの形態を組み合わせることによって、より細かく添付案件の参照についての制御をおこなうことが可能となる。なお、上記の例では被添付案件の処理中に添付先案件を作成するように表現しているが、添付先案件を先に作成し、その処理中に被添付案件を作成しそれを添付するような形態も可能である。
本発明による案件の添付が可能となると、本来被添付案件Aの担当者ではないために参照する権限がないユーザであっても、添付先案件の担当者であることによって被添付案件Aの参照を行うことができるようになる。また、被添付案件Aに対して添付参照用の表示フォームを設定することによって、本来権限がないユーザに対して公開すべきでない部分をマスクすることが可能である。
これにより、もともと被添付案件Aの参照権限を持つユーザが添付先案件経由で被添付案件Aの参照を行う場合にも添付参照用表示フォームが使用されるが、必要に応じて本来の権限の表示用フォームに切り替えることができる。
図6は、クライアントのフォーム表示部301によって表示された伝票フォームの一例である。フォーム定義情報305にしたがって案件情報308がレイアウトされて表示されている(602)ことを示している。
また、添付ファイル情報309に従い、ファイルが添付されていることを示すアイコンが添付ファイル表示領域603に表示されていることを示している。案件を添付している場合には、添付された案件の最新の状況が参照可能であることを示すリンクアイコン604や、添付操作を行った時点の案件の状況を添付した時点の状況が参照可能であることを示す添付アイコン605が、ファイル添付を示すアイコンとして表示される。
添付された案件の状態が参照不可な状態である場合には、図7に示すような添付ファイル表示領域701のアイコン702および703のように、現在は参照できないことを示すマークを含むアイコンの表示に切り替えることができる。また、アイコンをグレーアウトしたり、アイコンを非表示としたりして、現在参照不可であることを示してもよい。
図13は、図4の例である自己評価シートの承認アクティビティ404や、図5の例である問合せ票の受付アクティビティ503で行われる案件添付操作を表すフローである。ユーザがクライアントにおいて添付処理を開始したときに実行される。
ステップ1306、1307はサーバ側の処理、それ以外はクライアント側の処理である。
ステップ1301では、そのファイル添付領域に案件添付定義情報306があらかじめ定義されているかどうかの判断を行う。
案件添付定義情報306を設定する画面を図8に示す。図8は案件添付定義情報306を設定する画面の一例である。案件添付定義情報306はあらかじめフォームレイアウトの定義時などに設定しておくものである。
案件添付定義情報設定画面800には、現在の案件の添付ID801として添付する案件を指定するための設定として、添付対象の業務IDを選択するドロップダウンリスト802がある。業務名を選択させるようにしてもよいし、業務IDを選択させるようにしてもよい。
また、ラジオボタン804を用いて添付の方法が添付時点の案件データが参照可能な添付なのか最新の案件データが参照可能なリンクなのかを選択することも可能である。参照可能な添付とは、案件データ(被参照案件)そのものを添付元案件に添付することをいい、参照可能なリンクとは、案件データ(被参照案件)へのリンクを添付元案件に添付することをいう。
参照設定803では添付する案件がどのアクティビティに遷移した時に参照可能または参照不可となるのかの設定を行うことで添付案件の状態による参照の可否の設定を行う。設定した情報は、例えば図9のようなもので、案件添付定義情報306としてフォーム定義情報格納部304に保管されている。
図9は案件添付定義情報306の一例を示したものである。901には添付案件に関する情報が記載されている。902は添付案件の業務ID、903は案件の添付条件の種類、そして904にはアクティビティ名と参照の可否が記載されている。記載されている内容は、案件添付定義情報設定画面800で設定された内容で、図面の番号801〜804はそれぞれ901〜904に対応している。
案件添付定義情報306があらかじめ定義されていない場合にはステップ1303へ進み、フォーム表示部301は図12に示すような案件添付の設定画面を表示する。この画面を表示するかどうかは予め設定しておくことで、表示をする/しないを切換えることが可能である。
図12は、案件添付の設定画面の一例である。現在の案件の添付ID1201として添付する案件を指定するための設定として、業務IDを指定する検索付テキストボックス1202と案件のIDを指定する検索付テキスト1203がある。また、ラジオボタン1205を用いて添付の方法が添付時点の案件データが参照可能な添付なのか最新の案件データが参照可能なリンクなのかを選択することも可能である。
さらに参照設定1204において添付する案件がどのアクティビティに遷移した時に参照可能または参照不可となるのかの設定を行うことで添付案件の状態による参照の可否の設定を行う。案件添付についての設定が完了したら、ステップ1304へ進む。
一方、ステップ1301で、案件添付定義情報306が定義済みであった場合にはステップ1302へ進み、フォーム表示部301は添付ファイルの添付定義済み設定画面を表示する。
図10は添付定義済み設定画面の一例を示す図である。図では、現在の案件の添付ID1001として添付する案件を指定するための設定として、指定済みの業務IDを表示するテキストボックス1002と案件のIDを指定する検索付テキスト1003がある。案件添付についての設定が完了したら、ステップ1304へ進む。
ステップ1304でクライアント102は、前のステップ(ステップ1301orステップ1302)で指定された案件の添付に関する情報を直列化して案件添付情報としてメモリ上または一時ファイル内に保持する。
図11は直列化した案件添付情報の一例を示す図である。案件添付情報には、案件の添付ID1101と案件添付種別1102と業務ID1103と案件ID1104と参照設定1105が格納されている。この例ではXMLで表現しているが他の形式(バイナリファイルなど)であっても同様であることは言うまでもない。
ステップ1305では、ステップ1304で直列化した案件添付情報を添付ファイルとして、サーバ101に送信する。
ステップ1306で、案件添付情報を添付ファイルとして受信したサーバ101は、受信したファイルを格納する。この際の格納先がたとえばデータベースであってもファイルであっても問題はない。
ステップ1307でサーバ101は、当該案件にファイルが添付された旨の記録を行い、処理完了をクライアントに通知する。
クライアント102は、添付の完了通知を受け取ると、ステップ1308でファイルが添付されたことを示すアイコンを添付ファイル表示領域603に表示する。一般の添付ファイルの場合に対応するアプリケーションに応じたアイコンを表示している場合、該ワークフローシステムのアイコンなどを使用すると、ワークフローの案件が添付されている旨がわかりやすい。
図14は、添付案件を表示する際のフローである。ステップ1402、ステップ1406はサーバ側の処理、それ以外はクライアント側で処理される。この処理は、アクティビティが移ったときや、サーバがクライアントから第1の案件の取得要求を受け付けたときなど、第1の案件をクライアントに表示する際などに、添付ファイル処理部303によって実行される。
まずステップ1401においてクライアント102は処理待ち案件の一覧や処理依頼メールなどから指定された案件のIDをサーバに送信する。
サーバ101は、ステップ1402で通常の案件の場合と同様に受信したIDに該当する案件の案件情報308を取得し、関連するフォーム定義情報305と添付ファイル情報309とともにクライアントに送信する。
クライアント102は、ステップ1403でサーバから受信した案件情報308とフォーム定義情報305をもとにフォームをレイアウトして案件の表示を行い、ステップ1404にすすむ。ステップ1404では、ステップ1403で受信した案件情報に添付ファイル情報309が含まれているかどうかの判定を行い、含まれていなければ案件表示処理を完了する。
一方、添付ファイル情報309が含まれている場合、ステップ1405で添付案件の状態を確認する処理を行うために、サーバに添付された案件のIDを送信する。
サーバ101はステップ1406で、受信したIDに該当する案件がどのアクティビティで処理中なのかの状態を案件情報格納部307から取得し、クライアントに送信する。
クライアント102はステップ1407でサーバから受信した添付案件のアクティビティ状態が案件添付情報の参照設定1105において参照可能か否かの判定を行い、参照可能ならステップ1408で案件の添付を示すアイコンを表示(図6に示すような画面が表示される)する。
一方、参照不可なら参照不可案件の添付を示すアイコンをステップ1409で表示(図7に示すような画面が表示される)して、案件が添付された案件の表示処理を完了する。
クライアント102において参照可能な添付案件のアイコンをダブルクリックするなど開く操作を行うと、図15に示すフローのように添付案件を開く処理が実行される。
図15は、添付案件を開く処理を行う際のフローである。ステップ1501、1505、1506はクライアント側の処理、ステップ1502〜1504はサーバ側で処理される。
ステップ1501でクライアントは表示しようとする案件についての案件添付情報をサーバに送信し、案件データ取得要求を行う。
ステップ1502でサーバは、受信した案件添付情報で指定された案件について、どのアクティビティで処理中なのかを特定し、ステップ1503において受信した案件添付情報の参照設定1105において参照可能か否かの判定を行う。
参照可能な場合にはステップ1504として、図4のステップ1402と同様に、通常の案件の場合と同様に受信したIDに該当する案件の案件情報308を取得し、関連するフォーム定義情報305と添付ファイル情報309とともにクライアントに送信する。
案件データを受信したクライアント102はステップ1505において案件をフォームにレイアウトして表示する。以降はステップ図4のステップ1403と同様のの処理を行う。そして、当該レイアウト中に添付案件があったらその案件を表示する処理が行われる。
ステップ1503において参照不可と判断した場合には、サーバ101はクライアントにその旨を通知し、クライアント102はステップ1506として添付された案件は現在参照不可である旨を知らせるメッセージなどを表示し、処理を終了する。
本実施形態によれば、本来は参照権限がないユーザであっても添付案件を通じて、被添付案件を参照することが可能となる。しかしながら、本来参照権限がない場合に、参照を可能にすることが望ましくないケースも考えられる。また、本来は参照権限があるにも関わらず、被添付案件を参照することが出来ないケースも発生する。
そこで、別の実施形態として、被添付案件への参照権限を、本来ユーザが持つアクセス権に変更することでこの問題を解決することができる。
図16は、被添付案件への参照権限の上書き(変更)を設定する際の別の実施形態のフローである。詳細には、図14のステップ1402の処理の際に実行される。
ステップ1601で、添付されている案件の参照設定を、案件添付定義306により取得し確認する。そして、ステップ1602では、被参照案件が参照可能な状態であるかどうかの判断を行う。
参照可能な状態であった場合、ステップ1603で、現在操作しているユーザが、該当する被添付案件への参照権限を有するかどうかを確認する。これは通常のワークフローシステムにおける案件へのアクセス権で設定されているものである。
参照権限を有していた場合、ステップ1605にすすむが設定変更は行わない。一方、参照権限を有さない場合、ステップ1605で被添付案件への参照権限を不可に変更する。
ステップ1602より参照不可であると判断された場合、ステップ1604にすすむ。ステップ1604では、現在操作しているユーザが該当する被添付案件への参照権限を有するかどうか確認する。
参照権限を有していない場合、ステップ1606にすすむが設定変更は行わない。一方、参照権限を有する場合は、ステップ1607で被添付案件への参照権限を参照可能に変更する。
ステップ1608では、ステップ1605〜1607で決定された参照設定をクライアントに送信して処理を終了する。なお、ステップ1605〜1607の処理はすべて実行することも可能であるし、必要なステップだけを実行するように設定しておくことも可能である。
これにより、アクティビティ毎の参照設定と、本来のユーザが持つアクセス権(参照権限)により柔軟に制御することが可能となる。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ,データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
101 ・・・・・サーバ
102 ・・・・・クライアント
103 ・・・・・ネットワーク
301 ・・・・・フォーム表示部
302 ・・・・・フォーム情報処理部
303 ・・・・・添付ファイル処理部
304 ・・・・・フォーム定義情報格納部
307 ・・・・・案件情報格納部

Claims (8)

  1. クライアント装置とネットワークを介して通信可能に接続され、複数のアクティビティからなるワークフローの案件を管理可能なワークフローサーバであって、
    参照元となる第1の案件から参照先である第2の案件の参照の可否に関する設定が、前記アクティビティ毎に記憶された参照可否設定記憶手段と、
    前記参照元である第1の案件に対して、当該第1の案件からの参照先である第2の案件を設定する参照案件設定手段と、
    前記参照案件設定手段により設定された前記第1の案件からの参照先である第2の案件への参照の可否を、前記アクティビティの状態と前記参照可否設定記憶手段に記憶された設定とに応じて判定する参照可否判定手段と、
    を有することを特徴とするワークフローサーバ。
  2. 前記参照可否判定手段は、判定された前記第2の案件に対する参照の可否が、ワークフローシステムに設定されている参照権限と異なる場合には、前記第2の案件への参照の可否を、当該ワークフローシステムに設定されている参照権限の設定に変更することを特徴とする請求項1記載のワークフローサーバ。
  3. 前記参照可否判定手段により、前記第2の案件が参照可能と判定された場合、当該案件の表示を参照可能な状態とし、一方参照不可であった場合、当該案件の表示を参照不可な状態として表示させるよう制御する参照案件処理手段と、
    を有することを特徴とする請求項1または2記載のワークフローサーバ。
  4. 前記案件の参照とは、添付時点の案件データを参照可能な添付、または最新の案件データを参照可能なリンクであり、
    参照可否設定記憶手段に記憶された参照の可否に関する設定は、前記参照する先である第2の案件の指定を前記添付またはリンクの指定とともに設定されていることを特徴とする請求項1乃至3記載のいずれか1項に記載のワークフローサーバ。
  5. クライアント装置と、複数のアクティビティからなるワークフローの案件を管理可能なワークフローサーバがネットワークを介して通信可能に接続されたワークフローシステムであって、
    参照元となる第1の案件から参照先である第2の案件の参照の可否に関する設定が、前記アクティビティ毎に記憶された参照可否設定記憶手段と、
    前記参照元である第1の案件に対して、当該第1の案件からの参照先である第2の案件を設定する参照案件設定手段と、
    前記参照案件設定手段により設定された前記第1の案件からの参照先である第2の案件への参照の可否を、前記アクティビティの状態と前記参照可否設定記憶手段に記憶された設定とに応じて判定する参照可否判定手段と、
    を有することを特徴とするワークフローシステム。
  6. クライアント装置とネットワークを介して通信可能に接続され、複数のアクティビティからなるワークフローの案件を管理可能で、参照元となる第1の案件から参照先である第2の案件の参照の可否に関する設定が前記アクティビティ毎に記憶された参照可否設定記憶手段を有するワークフローサーバにおけるワークフロー制御方法であって、
    ワークフローサーバが、
    前記参照元である第1の案件に対して、当該第1の案件からの参照先である第2の案件を設定する参照案件設定ステップと、
    前記参照案件設定ステップにより設定された前記第1の案件からの参照先である第2の案件への参照の可否を、前記アクティビティの状態と前記参照可否設定記憶手段に記憶された設定とに応じて判定する参照可否判定ステップと、
    実行することを特徴とするワークフロー制御方法。
  7. クライアント装置とネットワークを介して通信可能に接続され、複数のアクティビティからなるワークフローの案件を管理可能で、参照元となる第1の案件から参照先である第2の案件の参照の可否に関する設定が前記アクティビティ毎に記憶された参照可否設定記憶手段を有するワークフローサーバにおいて実行可能なプログラムであって、
    前記プログラムは、
    前記参照元である第1の案件に対して、当該第1の案件からの参照先である第2の案件を設定する参照案件設定手段と、
    前記参照案件設定手段により設定された前記第1の案件からの参照先である第2の案件への参照の可否を、前記アクティビティの状態と前記参照可否設定記憶手段に記憶された設定とに応じて判定する参照可否判定手段と、
    を有するワークフローサーバとして機能させることを特徴とするプログラム。
  8. 請求項7に記載のプログラムをコンピュータ読み取り可能に記録した記録媒体。
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