JP6348817B2 - 画面表示制御装置及び画面表示方法 - Google Patents
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Description
このような従来のアプリケーションでは、表示される画面(以下、「表示画面」という。)の画像データを、リソース等として埋め込む必要があった。つまり、アプリケーション作成時に、予め表示画面の画像データをアプリケーションに組み込む、又はリンクする等して埋め込んで、コンパイル(Compile)及びリンク(Link)等するビルド(Build)の処理をする必要があった。
このように作成したアプリケーション260は、カードリーダライタにカードが挿入されると、リソース400として埋め込まれた画像データ360のうち、このカードに対応した画像データ360をディスプレイ等の任意の表示装置に表示する。
つまり、表示画面を修正、変更、追加するには、アプリケーション260をリビルドして作り直す必要がある。このため、アプリケーション作成の際に使用するツールについての専門知識がない一般的なユーザーは、表示画面の修正、変更、追加ができなかった。
このように構成することで、読み出したカードに対応させて表示画面を全て切り替えることができる。
このように構成することで、任意の開発ツールを使用してアプリケーションをビルドすることが可能になる。
このように構成することで、ユーザー自身で表示画面を修正、変更することが容易になる。
このように構成することで、画面切り替えの設定を容易にすることができる。
このように構成することで、読み出したカードに対応させて表示画面を全て切り替えることができる。
〔画面表示システムXの構成〕
図1により、本発明の実施の形態に係る画面表示システムXの構成について説明する。本実施形態の画面表示システムXは、複数のカード3を取り換えると、画面が変化するといったデモンストレーションをするためのシステムである。
端末1は、カードリーダライタ2から取得したカード3のデータに対応して、表示画面を切り替える画面表示制御装置である。端末1は、PC等により構成される。端末1は、後述するアプリケーション220及びインストーラ230を記憶し、実行することが可能である。
カードリーダライタ2は、複数の種類のカード3からデータを読み出し、又はカード3にデータを書き込み可能なカードリーダ及びカードライタである。カードリーダライタ2は、例えば、RS−232CやUSB(Universal Serial Bus)等の任意のインターフェイスにより端末1と接続される。
カード3は、磁気カードやICカードやRFID(Radio Frequency Identification)カード等の一時的でない記録媒体である。カード3は、クレジットカード、プリペイドカード、又はキャッシュカード等の金銭的な価値を示す価値情報、ID(Identification)コードのような固有情報等が記録されている。
表示装置4は、端末1と接続された、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Organic Electro-Luminescence)ディスプレイ等である。表示装置4は、端末1で表示画面が切り替えられた際に、この映像信号を受信して表示する。
入力装置5は、ユーザーの指示を取得するキーボードやマウスやタッチパネル等の装置である。入力装置5は、カードリーダライタ2から読み出されたカード3のデータの一部についてのユーザーの選択の指示を取得する。また、入力装置5は、選択されたデータと、カード3の種類、及び切り替える表示画面との対応関係についてのユーザーの指示等も取得する。
また、本実施形態の端末1は、制御部10、記憶部20、及びI/O部30を含んで構成される。
制御部10は、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の制御演算手段である。
記憶部20は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等の記録媒体である。また、記憶部20は、端末1の外部に接続された、光ディスク等の光学記録媒体、USBメモリ、フラッシュメモリカード等の記録媒体(以下、「外部媒体」という。)を含んでいてもよい。
I/O部30は、外部の機器と接続するための各種I/O(Input / Output)の回路とインターフェイスである。I/O部30は、RS−232CやUSB等の汎用シリアルインターフェイス、パラレルインターフェイス、ネットワークインターフェイス、デジタルビデオインターフェイス等を含んでいる。
また、本実施形態の端末1の制御部10は、表示画面切り替え設定部100、カード設定作成部110、及びアプリケーション実行部120を備えている。
また、端末1の記憶部20は、アプリケーション220をインストールするカレントフォルダ21内に、カード設定ファイル200、格納フォルダ210、及びアプリケーション220を記憶している。また、端末1の記憶部20は、その他にも、インストーラ230を一時的に記憶する。
また、表示画面切り替え設定部100は、画像データ300の内部の表示用データを修正せず、そのまま格納フォルダ210に格納する。具体的には、表示画面切り替え設定部100は、一旦、画像データ300を、外部媒体、又は任意のフォルダ等から、カード設定ファイル200の設定と対応する格納フォルダ210内に、単にコピー、又は移動させる。
また、表示画面切り替え設定部100は、アプリケーション220の少なくとも一部は変更しない。具体的には、表示画面切り替え設定部100は、アプリケーション220のリソースは変更しない。
カード設定ファイル200の詳細については後述する。
図1では、格納フォルダ210の例として、階層フォルダ210aの下層に格納フォルダ210aaが、階層フォルダ210bの下層に格納フォルダ210baが、それぞれ作成されている。
格納フォルダ210の詳細についても、後述する。
画像データ300は、一般的なワードプロセッサ等のソフトウェアで作成され、ビットマップ形式のファイルに変換されたものを使用可能である。また、画像データ300は、HTML(HyperText Markup Language)のファイルや、PS、PDF等のファイルを用いることも可能である。
本実施形態においては、画像データ300は、表示画面の全画面に表示される。つまり、画像データ300が切り替えられると、表示部の表示画面に表示される画像が、全て入れ替わる。また、画像データ300は、切り替えるカード3の種類、及び判別情報に対応した一番下層の各格納フォルダ210に格納される。本実施形態では、各画像データ300の名称は、格納される格納フォルダ210の上層及び下層のフォルダの名称を組み合わせ、識別子を設定したような名称となる。
図1では、画像データ300の例として、格納フォルダ210aaに、画像データ300aが、格納フォルダ210baに画像データ300bが格納されている。
なお、記憶部20のHDDやフラッシュメモリ等に記憶されたアプリケーション220をRAMに展開し、制御部10が実行することで、制御部10をアプリケーション実行部120として機能させることができる。
なお、HDDや光ディスクやUSBメモリ等に記憶されたインストーラ230をRAMに展開し、制御部10が実行することで、制御部10を表示画面切り替え設定部100及びカード設定作成部110として機能させることができる。
次に、図2及び図3により、本実施形態のカード設定ファイル200及び格納フォルダ210の構成の詳細について説明する。
図2(a)は、カード設定ファイル200のフォーマットの例を示す。カード設定ファイル200には、アプリケーション220を使用する際にどんな種類のカード3を使用するのかについて記載する。このカード3の種類については、例えば、カード3を活性化した結果から判別可能である。また、カード設定ファイル200には、アプリケーション220で表示する画像データ300を判別するためにそれぞれのカード3に書き込まれているデータの一部を、判別情報として記載する。この判別情報は、カード3に記憶されたデータのうち、任意の箇所を選択可能である。
この例では、種類が「TypeA」で「01」という判別情報が入っているというカード3、種類が「TypeB」で「01」という判別情報が入っているカード3、及び種類が「TypeB」で「02」という判別情報が入っているカード3を使用することを示している。つまり、この例では、それぞれのカード3が挿入された場合、それぞれの適切な表示画面に切り替わるようカード設定ファイル200に設定されている。
また、それぞれの親フォルダについて、判別情報を名称にもつ子フォルダ(下層のフォルダ)が作成される。この例では、格納フォルダ210aの下層に、判別情報A1の名称の格納フォルダ210aaが作成される。また、格納フォルダ210bの下層に、格納フォルダ210ba、格納フォルダ210bbが作成される。これらの格納フォルダ210には、表示したい表示画面の画像の画像データ300が格納される。
この例では、カード3の種類の名称を示す「TypeA」の格納フォルダ210a、「TypeB」の格納フォルダ210bが、それぞれ作成されている。また、「TypeA」の格納フォルダ210aの下層には、判別情報「01」を名称とする格納フォルダ210aaが作成され、「TypeA_01.bmp」の画像データ300aが格納される。また、「TypeB」の格納フォルダ210bの下層には、判別情報を名称とする「01」「02」の格納フォルダ210ba、格納フォルダ210bbがそれぞれ作成される。また、格納フォルダ210baには「TypeB_01.bmp」の画像データ300ba、格納フォルダ210bbには「TypeB_02.bmp」の画像データ300bbがそれぞれ格納される。
ここで、図4〜図5を参照して、本発明の実施の形態に係る画像表示システムXの端末1へのインストール処理の説明を行う。
本実施形態のインストール処理は、接続されたカードリーダライタ2からアプリケーション220に必要なカード3のデータを読み出す。そして、カード設定ファイル200を読み出し、読み出されたカード3のデータに対応するようカード設定ファイル200を読み出して変更する。また、アプリケーション220をインストールするカレントフォルダ21に、カード設定ファイル200に設定されたカード3の種類、及び切り替える表示画面毎に、格納フォルダ210を階層構造で作成する。そして、作成した格納フォルダ210に、表示画面の画像データ300を格納する。
本実施形態のインストール処理は、主に制御部10の表示画面切り替え設定部100及びカード設定作成部110が、記憶部20に記憶されたインストーラ230を、各部と協働し、ハードウェア資源を用いて実行する。
以下で、図4のフローチャートにより、インストール処理の詳細をステップ毎に説明する。
まず、表示画面切り替え設定部100が、カードデータ読み出し処理を行う。
ここでは、表示画面切り替え設定部100は、アプリケーション220のインストール開始について、入力装置5からユーザーの指示を取得する。この指示により、表示画面切り替え設定部100は、アプリケーション220に使用するカード3をカードリーダライタ2で読み出し可能な状態にするよう指示する。読み出し可能な状態になった場合、表示画面切り替え設定部100は、このカード3のデータを読み出して、一時的に記憶部20に記憶する(図示せず)。
また、表示画面切り替え設定部100は、読み出されたカード3のデータから、カード3の種類を特定する。
次に、表示画面切り替え設定部100が、カード設定ファイル読み出し処理を行う。
表示画面切り替え設定部100は、記憶部20からカード設定ファイル200を読み出して、読み出されたカード3のデータと照合する。
次に、表示画面切り替え設定部100が、カード設定ファイル200の設定が必要か否かを判定する。
表示画面切り替え設定部100は、ユーザーがGUI等により、読み出されたカード3のデータに対応した表示画面を設定することを選択した場合、又はカード設定ファイル200に読み出されたカード3の設定が記載されていない場合に、Yesと判定する。表示画面切り替え設定部100は、それ以外の場合、つまり、ユーザーの設定を希望せず、カード設定ファイル200に既に当該カード3の設定が記載されている場合には、Noと判定する。
Yesの場合には、表示画面切り替え設定部100は、処理をステップS103に進める。
Noの場合には、表示画面切り替え設定部100は、インストール処理を終了する。
カード設定ファイル200の設定が必要であった場合、カード設定作成部110が、カード設定ファイル設定処理を行う。
カード設定作成部110は、表示装置4に読み出されたカード3の種類と、カード3のデータを表示する。この上で、カード設定作成部110は、カード3のデータの一部から判別情報となる箇所をユーザーにGUI等で選択させる。カード設定作成部110は、選択された箇所のデータを判別情報として、カード3の種類と共に、カード設定ファイル200に設定する。
図5(a)は、「TypeC」のカード3について、画像Cを表示するための設定を行う例を示す。画面例500は、カード3の種類が「TypeC」と特定された際に、この種類と、カード3のデータとが表示装置4に表示された例である。この例では、カーソル510にて、カード3のデータから「03」が選択されている。
図5(b)は、カード設定ファイル200に、このカード3の種類「TypeC」と、判別情報の「03」が設定された例を示す。
次に、表示画面切り替え設定部100が、格納フォルダ作成処理を行う。
表示画面切り替え設定部100は、カード設定ファイル200に設定されたカード3の種類、及び表示画面毎に、格納フォルダ210を階層構造で作成する。
図5(c)は、図5(b)のカード設定ファイル200の設定に対応した格納フォルダ210のフォルダツリーの例である。上述の例では、カード設定ファイル200にカード3の種類「TypeC」と、判別情報「03」とが追加されている。このため、表示画面切り替え設定部100は、格納フォルダ210cと、その下層に格納フォルダ210caとを作成する。つまり、配布されたインストーラ230を実行する際に、画像C用の新たな格納フォルダ210cが作成される。
次に、表示画面切り替え設定部100が、画像データ格納処理を行う。
表示画面切り替え設定部100は、実際表示する表示画面に対応した適切な画像データ300を、格納フォルダ210へ格納する。この際、表示画面切り替え設定部100は、画像データ300の内部の表示用データを変更せず、格納フォルダ210に格納する。しかしながら、表示画面切り替え設定部100は、ファイル名等は変更してもよい。
図5(c)の例は、種類「TypeC」のカード3に「03」というデータが入っていた場合に、表示画面として画像Cを表示するための画像データ300cである「TypeC_03.bmp」が、格納フォルダ210caに格納される例である。表示画面切り替え設定部100は、この「TypeC_03.bmp」を、外部媒体、又は任意のフォルダからコピー、又は移動して格納する。
次に、表示画面切り替え設定部100が、設定を完了したか否かを判定する。表示画面切り替え設定部100は、GUI等にて、ユーザーに他のカード3について設定するか否かを問い合わせる。この上で、表示画面切り替え設定部100は、ユーザーが、全てのカード3の設定を完了したと指示した場合には、Yesと判定する。表示画面切り替え設定部100は、それ以外の場合、つまりまだ他のカード3を読み出すことを指示した、又は同一のカード3でも別の判別情報を設定すると指示した場合には、Noと判定する。
Yesの場合には、表示画面切り替え設定部100は、処理をステップS107に進める。
Noの場合には、表示画面切り替え設定部100は、処理をステップS100に戻して、他のカード3の読み出しや判別情報の設定等を進める。これにより、カード3を読み込ませて設定を行い、画像データ300を追加すれば、切り替える表示画面を、いくつでも設定可能である。
以上により、本発明の実施の形態に係るインストール処理を終了する。
また、種類「TypeA」のカード3の表示画面として画像Aが指定されている場合、これを画像A’に修正、又は画像Bに変更する場合、カード設定ファイル200に設定されている格納フォルダ210aa内の「TypeA_01.bmp」を変更すればよい。つまり、各画像データ300を修正、変更し、既存の格納フォルダ210内の画像データ300と入れ替えれば、その画像が表示されることになる。その際、カード設定ファイル200を修正する。
これらの作業は、ごく一般的なPCを使用する知識があれば対応できるもので、特別な開発ツール等の知識は必要ない。
次に、図6〜図7により、本発明の実施の形態に係る画像表示システムXの端末1による表示画面切り換え処理の説明を行う。
本実施形態の処理では、接続されたカードリーダライタ2からカード3のデータを読み出す。また、インストール処理により設定されたカード設定ファイル200を読み出す。この上で、カード3のデータに対応した格納フォルダ210を特定し、特定した格納フォルダ210から適宜画像データ300を読み出して表示させる。これにより、アプリケーション220内に画像データ300をリソースとして埋め込まなくとも、表示画面を切り替えることが可能となる。
本実施形態の表示画面切り換え処理は、主に制御部10のアプリケーション実行部120が、記憶部20に記憶されたアプリケーション220を、各部と協働し、ハードウェア資源を用いて実行する。
以下で、図6のフローチャートにより、表示画面切り換え処理の詳細をステップ毎に詳しく説明する。
まず、アプリケーション実行部120が、カードデータ読み出し処理を行う。
アプリケーション実行部120は、カード3がカードリーダライタ2で読み出し可能な状態になった場合、このカード3のデータを読み出す。
次に、アプリケーション実行部120が、カード設定ファイル読み出し処理を行う。
アプリケーション実行部120は、記憶部20からカード設定ファイル200を読み出して、読み出されたカード3のデータと照合する。
次に、アプリケーション実行部120が、画像データ読み出し処理を行う。
アプリケーション実行部120は、読み出されたカード3のデータによりカード設定ファイル200を照合して、カード3の種類、及び判別情報から格納フォルダ210を特定する。また、アプリケーション実行部120は、特定した格納フォルダ210から画像データ300を読み出す。
次に、アプリケーション実行部120が、読み出しができたか否かを判定する。アプリケーション実行部120は、カード3のデータからカード3の種類、及び判別情報が特定され、格納フォルダ210から画像データ300の読み出しができた場合、Yesと判定する。アプリケーション実行部120は、それ以外の場合、Noと判定する。
Yesの場合には、アプリケーション実行部120は、処理をステップS204に進める。
Noの場合には、アプリケーション実行部120は、表示画面切り換え処理を終了する。
読み出しができた場合、アプリケーション実行部120が、表示画面切り替え処理を行う。
アプリケーション実行部120は、読み出した画像データ300を表示装置4に表示させる。これにより、表示画面が切り替わる。
図7は、図3や図5で示したような設定がされた上で、アプリケーション220を使用して表示画面を切り替えた例である。
図7(a)は、画面A1を表示するためのデータが書き込まれたカード3aが、カードリーダライタ2で読み出された例を示す。この場合、アプリケーション実行部120は、カード3aについて、種類「TypeA」、判別情報「01」と判定する。そして、アプリケーション実行部120は、このデータに対応する格納フォルダ210aa(図3、図5)を特定して、「TypeA_01.bmp」の画像データ300aを読み出す。その後、アプリケーション実行部120は、この画像データ300aを描画し、表示装置4に表示させる。
図7(b)は、画面B1を表示するためのデータが書き込まれたカード3baが、カードリーダライタ2で読み出された例を示す。この場合、アプリケーション実行部120は、種類「TypeB」、判別情報「01」と判定し、格納フォルダ210ba(図3、図5)を特定して、「TypeB_01.bmp」の画像データ300を読み出し、表示装置4に表示させる。
以上により、本発明の実施の形態に係る表示画面切り換え処理を終了する。
従来、特許文献1のような技術では、画面の一部を変更できるだけであり、読み込んだカード3のデータに対応させて全画面の表示画面を切り替えることはできなかった。
これに対して、本発明の実施の形態に係る画面表示システムXの端末1は、複数の種類のカード3を読み出し可能なカードリーダライタ2から取得したカード3のデータに対応して表示画面を切り替える処理を含むアプリケーション220を実行する画面表示制御装置であって、カード3のデータからカード3の種類、及び判別情報の設定が含まれるカード設定ファイル200を読み出し、アプリケーション220のカレントフォルダ21に、カード設定ファイル200に設定されたカード3の種類、及び表示画面毎に表示画面の画像データ300を格納する格納フォルダ210を階層構造で作成する表示画面切り替え設定部100を備えることを特徴とする。
このように構成することで、カードリーダライタ2のデモンストレーション等のため、アプリケーション220において、読み出したカード3毎に表示する画像がまったく異なるような場合においても、カード3の種類、及び表示画面毎に、全画面の表示画面を適切に変更可能である。
また、従来、追加する画像Cのリソースがアプリケーションに埋め込まれていない場合は、画像Cのリソースを追加してリビルドする必要があった。この作業を行う場合にも、アプリケーションをリビルドするための開発ツールが必要であり、またリソース変更に関するツールについての知識も必要となっていた。
これらは、一般的にPCを使用できるという知識の範囲を超えており、専門的な知識が必要であった。
・画像データをプログラミングで組み込むため、アプリケーション作成時に使用している開発ツールの専門知識が必要となっていた。
・アプリケーション作成時に使用している開発ツールを持ち合わせていない場合は、アプリケーションをリビルドするために、開発ツールを購入等して入手する必要があった。
・有料/無料問わず、画面の仕様を他人に伝え、依頼し、対応してもらう必要があった。このため、表示画面の修正に手間と時間とがかかっていた。
・通常PCを使用する一般的な知識にて、誰でもできるような簡単な方法で修正、変更、追加できないため、自由度(汎用性)が低かった。
これにより、アプリケーション220を改めて開発ツールにてリビルドしなくても、アプリケーション220の表示画面に反映できる、という効果が得られる。
つまり、本実施形態の端末1は、カード3の種類、及び判別情報、表示画面の変更、修正、追加の設定をカード設定ファイル200に記載し、これらに該当する格納フォルダ210に画像データ300を格納するだけで、アプリケーション220の表示画面に反映することが可能となる。
また、使用するカード3の種類や画像データ300を修正、変更、追加等する場合は、カード設定ファイル200に設定するだけで、表示画面切り替え設定部100により格納フォルダ210が作成され、これに画像データ300を格納するだけで画面切り替えに対応可能である。
・アプリケーション220作成時に使用している開発ツールの専門的な知識がなくても、つまり、プログラミングで組み込まなくても、通常PCを使用する際の一般的な知識にて画像切り替えの設定ができる。このため、画像を修正したい、変更したい、又は追加したい一般のユーザーが、自ら切り替える画像を修正、変更、追加等することができる。
・アプリケーション220リビルドのために、アプリケーション220作成時に使用している開発ツールを改めて購入等して入手する必要がなく、コストが削減できる。
・画像を修正、変更、追加したいユーザーが自ら対応できるため、他の開発者へ依頼する際にかかるコストを削減できる。また、画面の仕様を他の開発者に伝え、依頼し、対応してもらうといった煩わしさを回避でき、対応時間を短縮できる。
・ユーザーが画像を修正、変更、追加可能であり、自由度(汎用性)が高い。
このように構成することで、端末1上にて使用するアプリケーション220を作成する場合、画像データ300をリソースとして埋め込まなくても、任意の開発ツールを使用してビルドすることが可能となる。この上で、画像を修正、変更、追加する場合には、カード設定ファイル200に必要事項を明記して表示画面切り替え設定部100を実行することで、修正、変更、追加する画像データ300を適切な格納フォルダ210に格納することが可能になる。
このように構成することで、ユーザー自身で画像データ300を修正、変更し、単に対象の格納フォルダ210の画像データ300と入れ替えるだけで、表示画面を変更することができる。この際、使用する画像をテンプレート等として用意しておけば、これを使用し、容易に画像が修正、変更できる。
このように構成することで、別途、開発ツール等を用いてカード3のデータを読み出して、エディタ等を使用してカード設定ファイル200を変更する必要がなくなる。よって、画面切り替えの設定を容易にすることができる。
なお、上述の実施の形態においては、同一の端末1において画像切り替えの設定を行う例について説明した。
しかしながら、本実施形態の端末1とカードリーダライタ2を変更した場合でも、同様に容易に設定することが可能である。
この例について、以下で図8、図9により説明する。
また、図9は、端末1−1のカードリーダライタ2を、端末1−2で使用しているカードリーダライタ2−2に交換し、さらに端末1−1で使用されているカード3も使い続ける場合の例である。この場合、カードリーダライタ2−2用のアプリケーション220−2を端末1−1に単にコピー等する、又はインストールすれば、そのまま使用できる。つまり、端末1−1で使用されている画像データ300−1等を考慮したアプリケーション220−2のリビルドは必要ない。
よって、同様の仕様で作成されたアプリケーション220を使用している端末1の間でカード3又はカードリーダライタ2を交換しても、カード設定ファイル200及び画像データ300を、ほぼそのままの状態で、引き続き使用できる。
このように構成することで、画像データ300を格納する場所の選択を柔軟に行うことができる。また、格納フォルダ210を端末1の記憶部20以外に設定することで、端末1の記憶部20における記憶領域の消費を抑えられる。
このように構成することで、カード設定作成部110がない環境でも、柔軟に表示画面を変更させることが可能となる。また、特別な開発ツールや知識を必要としないため、ごく一般的なPCを使用する知識があるユーザーがこれらの作業を行うことができる。
2、2−2、 カードリーダライタ
3、3a、3ba、3c カード
4 表示装置
5 入力装置
10 制御部
20 記憶部
21 カレントフォルダ
30 I/O部
100 表示画面切り替え設定部
110 カード設定作成部
120 アプリケーション実行部
200、200−1、200−2、201 カード設定ファイル
210、210a、210aa、210b、210ba、210bb、210c 格納フォルダ
220、220−1、220−2、260 アプリケーション
230 インストーラ
300、300−1、300−2、300a、300b、300ba、300bb、300c、360 画像データ
400 リソース
500 画面例
510 カーソル
X 画面表示システム
Claims (5)
- 複数の種類のカードを読み出し可能なカードリーダライタから取得した前記カードのデータに対応して表示画面を切り替える画面表示制御装置であって、
前記カードのデータから取得した前記カードの種類、及び判別情報の設定を書き込むカード設定ファイルと、
前記カード設定ファイルに設定された前記カードの種類、及び前記表示画面毎に前記表示画面の画像データを格納する格納フォルダと、
前記カード設定ファイルを読み出し、アプリケーションのカレントフォルダに、前記格納フォルダを階層構造で作成する表示画面切り替え設定部と、を備えた
ことを特徴とする画面表示制御装置。 - 前記表示画面切り替え設定部は、
前記アプリケーションに埋め込まれた、前記画像データに関するリソースを変更しない
ことを特徴とする請求項1に記載の画面表示制御装置。 - 前記表示画面切り替え設定部は、
前記アプリケーションのカレントフォルダ内の画像データを修正せず、前記格納フォルダに格納する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画面表示制御装置。 - 前記カードのデータの一部を、切り替える前記表示画面を判別するためのデータとして選択し、選択されたデータと前記カードの種類、及び切り替える前記表示画面との対応関係をカード設定ファイルに設定するカード設定作成部を備える
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画面表示制御装置。 - 複数の種類のカードを読み出し可能なカードリーダライタから取得した前記カードのデータに対応して表示画面を切り替える画面表示制御装置により実行される画面表示方法であって、
前記カードのデータから取得した前記カードの種類、及び判別情報の設定をカード設定ファイルに書き込むステップと、
前記カード設定ファイルに設定された前記カードの種類、及び前記表示画面毎に表示画面の画像データを格納フォルダに格納するステップと、
前記カード設定ファイルを読み出し、アプリケーションのカレントフォルダに、前記格納フォルダを階層構造で表示画面切り替え設定部に作成するステップと、を有する
ことを特徴とする画面表示方法。
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