JP2015222549A - 出力システム、端末装置、プログラム及び出力方法 - Google Patents

出力システム、端末装置、プログラム及び出力方法 Download PDF

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Abstract

【課題】使用の制限と解除とが行われるアプリケーションプログラムを利用するユーザの手間を軽減できる出力システム、端末装置、プログラム及び出力方法を提供する。
【解決手段】端末装置11、16及び出力装置15、17が接続される印刷システム1であって、端末装置に搭載されたアプリケーションの状態が機能の使用が許可されない第1の状態であるとき、出力装置からの出力を要求された出力データを蓄積する蓄積手段と、端末装置に搭載されたアプリケーションの状態が第1の状態から機能の使用が許可される第2の状態に移行する場合に、蓄積手段に蓄積されている出力データを読み出す状態管理手段と、蓄積手段から読み出された出力データを出力装置に出力させる制御を行う出力制御手段と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、出力システム、端末装置、プログラム及び出力方法に関する。
例えば試用版のアプリケーションプログラム等の使用期限付きのアプリケーションプログラムは従来から知られている。このような使用期限付きのアプリケーションプログラムでは、不正使用を防止するための仕組みが設けられている場合がある(例えば特許文献1参照)。
例えば出力システムの一例である印刷システムでは、試用版や体験版などの試用の期限や回数が制限される印刷アプリケーションプログラムを利用する場合がある。このような印刷アプリケーションプログラムは、試用の期限や回数が切れると、印刷機能が使用できなくなるなど、機能の使用が制限されることが一般的である。機能の使用の制限は、例えば購入したライセンスキーをユーザが印刷アプリケーションプログラムに入力することで解除されることが多い。
しかしながら、ユーザは例えば文書作成アプリケーションから印刷アプリケーションプログラムを使用する印刷要求を行ったあとに、印刷アプリケーションプログラムの試用の期限や回数が切れていることに気付くことが多かった。試用の期限や回数が切れている印刷アプリケーションプログラムに印刷要求を行った場合、ユーザは機能の使用の制限を解除したあと、文書作成アプリケーションから再度、印刷要求を行わなければならない場合があり、手間が掛かっていた。
なお、このような問題は印刷システムに限らず、使用の期限や回数が制限されるアプリケーションプログラムを利用する出力システムにおいても同様に存在する。
本発明の実施の形態は、使用の制限と解除とが行われるアプリケーションプログラムを利用するユーザの手間を軽減できる出力システム、端末装置、プログラム及び出力方法を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するため、本願請求項1は、端末装置及び出力装置がネットワークを介して接続される出力システムであって、前記端末装置に搭載されたアプリケーションの状態が、機能の使用が許可されない第1の状態であるとき、前記出力装置からの出力を要求された出力データを蓄積する蓄積手段と、前記端末装置に搭載されたアプリケーションの状態が、前記第1の状態から、前記機能の使用が許可される第2の状態に移行する場合に、前記蓄積手段に蓄積されている前記出力データを読み出す状態管理手段と、前記蓄積手段から読み出された前記出力データを前記出力装置に出力させる制御を行う出力制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明の実施の形態によれば、使用の制限と解除とが行われるアプリケーションプログラムを利用するユーザの手間を軽減できる。
本実施形態に係る印刷システムの一例の構成図である。 本実施形態に係るコンピュータの一例のハードウェア構成図である。 本実施形態に係るソフトウェアパッケージが搭載される前のクライアント端末の一例の処理ブロック図である。 本実施形態に係るソフトウェアパッケージの一例の構成図である。 ソフトウェアパッケージをインストールする処理の一例のフローチャートである。 本実施形態に係るソフトウェアパッケージが搭載された後のクライアント端末の一例の処理ブロック図である。 ライセンスキー管理テーブルの一例のデータ構成図である。 出力制御プラグインの一例の処理ブロック図である。 ルールベース印刷制御部の一例の処理ブロック図である。 文書登録プラグインの一例の処理ブロック図である。 ライセンス制御部の一例の処理ブロック図である。 環境設定画面の一例のイメージ図である。 環境設定画面の他の例のイメージ図である。 文書管理装置設定画面の一例のイメージ図である。 シナリオ管理画面の一例のイメージ図である。 シナリオ設定画面の一例のイメージ図である。 ルール設定画面の一例のイメージ図である。 条件の種類が印刷設定のときの設定画面の一例のイメージ図である。 条件の種類がドキュメント名のときの設定画面の一例のイメージ図である。 条件の種類がキーワードのときの設定画面の一例のイメージ図である。 条件の種類がページ数のときの設定画面の一例のイメージ図である。 条件の種類が時間・曜日のときの設定画面の一例のイメージ図である。 ルール設定画面の他の例のイメージ図である。 アクションの種類が「印刷」のときの設定画面の一例のイメージ図である。 プリンタの選択肢を設定する設定画面の一例のイメージ図である。 アクションの種類が「印刷設定の変更」のときの設定画面の一例のイメージ図である。 アクションの種類が「メッセージ通知」のときの設定画面の一例のイメージ図である。 印刷処理の全体概要を示した一例のフローチャートである。 本実施形態に係る一例の画面遷移図(1/3)である。 本実施形態に係る一例の画面遷移図(2/3)である。 本実施形態に係る一例の画面遷移図(3/3)である。 ライセンス制御処理の一例のフローチャートである。 標準版移行処理の一例のフローチャートである。 保存期間による中間印刷データ削除処理の一例のフローチャートである。 保存件数による中間印刷データ削除処理の一例のフローチャートである。
次に、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。なお、本実施形態では出力システムの一例としての印刷システムを例として説明するが、印刷システムに限定するものではない。例えば出力システムは出力データの印刷、投影、表示、転送などの出力を行うシステムであればよい。
[第1の実施形態]
<システム構成>
図1は、本実施形態に係る印刷システムの一例の構成図である。図1の印刷システム1はLANなどのネットワークN1を介して接続された管理者端末11、アプリケーションサーバ装置12、文書管理装置A13、クライアント端末16、共有の出力装置17を有する。また、印刷システム1はクライアント端末16と接続されたローカルの出力装置15を有する。
管理者端末11、アプリケーションサーバ装置12、文書管理装置A13、ローカルの出力装置15、クライアント端末16、共有の出力装置17は無線又は有線による通信手段を有している。
なお、図1では管理者端末11、アプリケーションサーバ装置12、文書管理装置A13、ローカルの出力装置15、クライアント端末16、共有の出力装置17が1台である例を示しているが、複数台あってもよい。印刷システム1は1種類の文書管理装置A13が複数台存在していてもよいし、文書管理装置A、BあるいはCのように複数種類の文書管理装置A13が存在していてもよい。
文書管理装置A、B及びCの違いには、例えば、その文書管理装置A13を提供する提供者の違いや、機能の違い、仕様の違い等がある。具体的に、例えば提供者が異なっていれば、基本的に文書管理装置A13の実装方式(文書管理装置A13に搭載されているアプリケーションプログラム)が全く同一ということはない。文書管理装置A13は異なる機能を備えていたり、同じ機能であってもAPI(Application Programming Interface)が異なっていたりすることがある。
また、文書管理装置A13は用途に応じた専門的な機能を備えていることもある。例えば請求書を管理する為の文書管理装置A13は請求書番号を管理する機能を備える。患者のカルテを管理する為の文書管理装置A13は患者氏名を管理する機能を備える。このように、文書管理装置A13は文書データを管理するときの書誌情報の項目にも違いがある場合がある。
つまり、印刷システム1のシステム環境において、どのような文書管理装置A13を構成するかは、例えば管理者等が適宜決定すればよい。本実施形態は1以上または1種類以上の文書管理装置A13を含むシステムに対して適用できる。
管理者端末11は管理者が利用するPC等の情報処理装置である。管理者端末11は管理者からの要求に基づき、各ユーザのクライアント端末16に対する設定等を行い、設定した内容(設定データ)をアプリケーションサーバ装置12やクライアント端末16等の装置に送信する。
アプリケーションサーバ装置12は一台以上の情報処理装置によって実現される。アプリケーションサーバ装置12はクライアント端末16に配布する印刷アプリケーションソフトウェア等のアプリケーションソフトウェアや該アプリケーションソフトウェアに関する設定データである印刷設定データ等を保有している。アプリケーションサーバ装置12は保有している印刷アプリケーションソフトウェアや印刷設定データをクライアント端末16に配布する。
文書管理装置A13は一台以上の情報処理装置によって実現される。文書管理装置A13はクライアント端末16からの要求に基づき、文書の登録を行い、登録した文書の管理を行う。
出力装置15は有線や無線通信でクライアント端末16に直接接続される例えばプリンタ等の画像形成装置である。出力装置15はプリンタ、コピー機、複合機、レーザプリンタなどの画像形成装置の他、プロジェクタやモニタなどの表示出力を実行する投影装置や表示装置、オーディオなどの音声データを出力する音声出力装置等であってもよい。
クライアント端末16はユーザが利用するPC等の情報処理装置である。クライアント端末16はスマートフォンや携帯電話、PCなどの端末装置である。出力装置17は有線や無線通信でネットワークN1に接続されるプリンタ等の画像形成装置である。
出力装置17は、プリンタ、コピー機、複合機、レーザプリンタなどの画像形成装置の他、プロジェクタやモニタなどの表示出力を実行する投影装置や表示装置等、オーディオなどの音声データを出力する音声出力装置であってもよい。
なお、図1の印刷システム1は一例であって、管理者端末11が無い構成であってもよいし、アプリケーションサーバ装置12が無い構成等であってもよい。
<ハードウェア構成>
図1の管理者端末11、アプリケーションサーバ装置12、文書管理装置A13、クライアント端末16は図2に示すハードウェア構成のコンピュータにより実現される。図2は本実施形態に係るコンピュータの一例のハードウェア構成図である。
図2に示したコンピュータ500は、入力装置501、表示装置502、外部I/F503、RAM504、ROM505、CPU506、通信I/F507、及びHDD508などを備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。なお、入力装置501及び表示装置502は必要なときに接続して利用する形態であってもよい。
入力装置501はキーボードやマウス、タッチパネルなどを含み、ユーザが各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置502はディスプレイ等を含み、コンピュータ500による処理結果を表示する。
通信I/F507はコンピュータ500をネットワークN1に接続するインタフェースである。これにより、コンピュータ500は通信I/F507を介してデータ通信を行うことができる。
また、HDD508は、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置の一例である。格納されるプログラムやデータには、コンピュータ500全体を制御する基本ソフトウェアであるOS、及びOS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェアなどがある。なお、コンピュータ500はHDD508に替え、記憶媒体としてフラッシュメモリを用いるドライブ装置(例えばソリッドステートドライブ:SSD)を利用するものであってもよい。
外部I/F503は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体503aなどがある。これにより、コンピュータ500は外部I/F503を介して記録媒体503aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体503aにはフレキシブルディスク、CD、DVD、SDメモリカード、USBメモリなどがある。
ROM505は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)の一例である。ROM505にはコンピュータ500の起動時に実行されるBIOS、OS設定、及びネットワーク設定などのプログラムやデータが格納されている。RAM504はプログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)の一例である。
CPU506は、ROM505やHDD508などの記憶装置からプログラムやデータをRAM504上に読み出し、処理を実行することで、コンピュータ500全体の制御や機能を実現する演算装置である。
本実施形態に係る管理者端末11、アプリケーションサーバ装置12、文書管理装置A13、クライアント端末16は、上記のコンピュータ500のハードウェア構成により後述するような各種処理を実現できる。
<ソフトウェア構成>
《クライアント端末》
本実施形態に係るソフトウェアパッケージが搭載される前のクライアント端末16は例えば図3に示すような処理ブロックにより実現される。図3は、本実施形態に係るソフトウェアパッケージが搭載される前のクライアント端末の一例の処理ブロック図である。
図3に示すクライアント端末16は、プログラムを実行することにより、文書作成アプリケーション21、仮想プリンタドライバ22、実プリンタドライバ23、プラグイン24、プラットフォームAPI25、プラットフォーム26、記憶部27を実現する。
プラグイン24には1つ以上のプラグイン31を搭載可能である。プラットフォーム26は、表示制御(UI制御)部41、設定部42、通信部43を有する。文書作成アプリケーション21はユーザから印刷の要求を受け付けるアプリケーションプログラムの一例である。文書作成アプリケーション21は一例であって、ユーザから印刷等の出力の要求を受け付けるアプリケーションプログラムであればよい。
仮想プリンタドライバ22はアプリケーションデータを機種依存しない中間印刷データに変換して出力するプリンタドライバである。なお、中間印刷データは、出力装置17の機種に依存しない印刷データである。XPS(XML Paper Specification)形式のデータは中間印刷データの一例である。また、アプリケーションデータは出力対象データの一例である。なお、仮想プリンタドライバ22には例えばプラグイン31を利用するためのプラグイン31用の仮想プリンタドライバが含まれる場合がある。
実プリンタドライバ23は中間印刷データを出力装置15又は出力装置17が印刷できる形式の実印刷データに変換して出力する。RAW形式のデータは実印刷データの一例である。また、実プリンタドライバ23は中間印刷データを文書管理装置A13に登録する形式の電子データに変換して出力する。
プラグイン24はプラットフォーム26上で動作するソフトウェアである。プラグイン24はプラットフォームAPI25を利用することで、プラットフォーム26の機能を利用できる。
プラットフォームAPI25はプラグイン24が、プラットフォーム26の機能を利用するためのインタフェースである。プラットフォームAPI25はプラグイン24からの要求をプラットフォーム26が受信するために設けられた予め定義されたインタフェースであり、例えば関数やクラス等により構成される。
プラットフォーム26の表示制御部41は例えば文書作成アプリケーション21やプラグイン24等からの要求に基づいて表示装置502の表示を制御する。設定部42はプラグイン24の設定を行う。通信部43は文書管理装置A13等との通信を実行する。記憶部27は設定等を記憶する。
クライアント端末16はプラグイン24が共通に利用する機能をプラットフォーム26に集約することで、処理を集約している。なお、図3の処理ブロック図の分類形態は一例であり、図3に示されるような階層で分類されていることは必須でない。
また、プラグイン24は、例えば、アプリケーションサーバ装置12から図4に示すソフトウェアパッケージを利用してインストールすることが可能であり、各プラグイン24に関する設定データも同様にインストールすることが可能である。
図4は本実施形態に係るソフトウェアパッケージの一例の構成図である。図4に示すようにソフトウェアパッケージ50は機能プラグイン51と本体52と仮想プリンタドライバ22aとを含む構成である。
機能プラグイン51は、文書登録プラグインA61、文書登録プラグインB62及び文書登録プラグインC63を含む。本体52は出力制御プラグイン64を含む。文書登録プラグインA61、文書登録プラグインB62及び文書登録プラグインC63は、適宜追加して利用できる。つまり、文書登録プラグインA61、文書登録プラグインB62及び文書登録プラグインC63は3つ全てが揃っていることを必須とせず、所望のプラグインだけを選択してソフトウェアパッケージとして提供することが可能である。
図4に示したソフトウェアパッケージ50は文書登録プラグインA61、文書登録プラグインB62及び文書登録プラグインC63の3つのプラグインが含まれるが、1つ以上のプラグインが含まれていればよい。
文書登録プラグインA61、文書登録プラグインB62及び文書登録プラグインC63は文書管理装置A13等に文書を登録(電子データを出力)する機能を有する。出力制御プラグイン64はルールベース印刷(印刷データを出力)を行う機能を有する。また、出力制御プラグイン64は文書登録プラグインA61等に対し、文書管理装置A13等への文書登録の実行指示を行う機能を有する。
なお、図4のソフトウェアパッケージ50は機能プラグイン51と本体52とを分けている例を示したが、図4に示すように分けることは必須でない。ソフトウェアパッケージ50は一つのプラグインにより提供することも、図4に示す以外の分け方によりプラグインを構成するようにしてもよい。例えばソフトウェアパッケージ50は本体52を機能プラグイン51と並列にプラグインとして扱うものであってもよい。仮想プリンタドライバ22aはソフトウェアパッケージ50に必須でなく、ソフトウェアパッケージ50と別に提供してもよい。
図4のソフトウェアパッケージは、例えば図5に示すような手順でインストールを行うことによりクライアント端末16に搭載される。図5は、ソフトウェアパッケージをインストールする処理の一例のフローチャートである。
ステップS1において、ソフトウェアパッケージ50のインストーラは体験版用ライセンスキー又は標準版用ライセンスキーの入力を受け付ける。ここで言う、体験版用ライセンスキーは期限や回数が制限される体験版のアプリケーションプログラムとして動作させるための情報の一例である。標準版用ライセンスキーは期限や回数の制限が解除された標準版のアプリケーションプログラムとして動作させるための情報の一例である。ライセンスキーは一例であって、例えばシリアル番号などの情報を利用してもよい。
ステップS2に進み、ソフトウェアパッケージ50のインストーラは入力されたライセンスキーが体験版用ライセンスキーか否かを判定する。入力されたライセンスキーが体験版用ライセンスキーであれば、インストーラはステップS3に進み、体験版フラグ、インストール日、試用期限及び試用回数等と、体験版用ライセンスキーとを対応づけて登録を行う。体験版フラグは体験版であることを示す識別情報の一例である。入力されたライセンスキーが標準版用ライセンスキーであれば、インストーラはステップS4に進み、標準版フラグと、標準版用ライセンスキーとを対応づけて登録を行う。標準版フラグは標準版であることを示す識別情報の一例である。
ステップS5に進み、インストーラはソフトウェアパッケージ50のインストール処理を行う。なお、入力されたライセンスキーが体験版用ライセンスキーであった場合、インストーラは期限や回数が制限される体験版のアプリケーションプログラムとして動作させるようにソフトウェアパッケージ50のインストール処理を行う。
入力されたライセンスキーが標準版用ライセンスキーであった場合、インストーラは期限や回数の制限が解除された標準版のアプリケーションプログラムとして動作させるようにソフトウェアパッケージ50のインストール処理を行う。ソフトウェアパッケージ50は体験版及び標準版で同一であってもよく、入力されたライセンスキーに応じて体験版又は標準版のアプリケーションプログラムとして動作するようにインストールされるものであればよい。
例えばインストーラは、標準版用ライセンスキーが入力された場合、標準版のアプリケーションプログラムが利用しない機能部(モジュール)をインストールしないように処理を行うものであってもよい。
また、本実施形態に係るソフトウェアパッケージ50が搭載された後のクライアント端末16は例えば図6に示すような処理ブロックにより実現される。図6は、本実施形態に係るソフトウェアパッケージが搭載された後のクライアント端末の一例の処理ブロック図である。図6に示すクライアント端末16は、図3に示すクライアント端末16に図4のソフトウェアパッケージ50が搭載された例を表している。
図6に示すクライアント端末16は図3のクライアント端末16に、仮想プリンタドライバ22a、文書登録プラグインA61及び出力制御プラグイン64が追加された構成である。
仮想プリンタドライバ22aは図6の文書登録プラグインA61、出力制御プラグイン64を利用するための仮想プリンタドライバの一例である。仮想プリンタドライバ22aはアプリケーションデータを機種依存しない中間印刷データに変換して出力する。
出力制御プラグイン64は仮想プリンタドライバ22aで生成された中間印刷データに対して、ルール(条件及びアクション)に基づくルールベース印刷を行う。また、出力制御プラグイン64は文書登録プラグインA61に対し、文書管理装置A13等への文書登録の実行指示を行う。
例えば出力制御プラグイン64は中間印刷データに対して、ルールに基づき印刷設定変更などの処理を行い、実プリンタドライバ23を利用して出力装置15、17から実印刷データを出力させる制御を行う。また、文書登録プラグインA61は出力制御プラグイン64から文書管理装置A13等への文書登録の実行指示を受けると、実プリンタドライバ23を利用して中間印刷データから文書管理装置A13に登録する形式の一例であるPDF形式の電子データを生成する。文書登録プラグインA61は生成した電子データを文書管理装置A13に登録する制御を行う。
なお、プラグイン24は管理者やユーザが所望するものを適宜インストールして使用することができるため、必ずしも図6の構成に限定されない。また、出力制御プラグイン64は図5のステップS3又はS4で登録された情報を、例えば図7に示すようなデータ構成により管理する。
図7はライセンスキー管理テーブルの一例のデータ構成図である。図7に示したライセンスキー管理テーブルはデータ項目として、アプリケーションID、フラグ、ライセンスキー、インストール日、試用期限、試用回数を有する。
アプリケーションIDはアプリケーションを識別する識別情報の一例である。フラグはライセンスキーが体験版であるか標準版であるかを示す情報の一例である。ライセンスキーはライセンスを識別する識別情報の一例である。インストール日はインストールした日を示す情報の一例である。試用期限は体験版のアプリケーションプログラムを試用できる期間を表している。試用回数は体験版のアプリケーションプログラムを試用できる回数を表している。なお、試用回数は試用できる上限の回数を設定しておき、ユーザが試用する毎に回数が加算される使用回数と比較することで、試用回数を超えたか否かを確認することができる。また、試用回数はユーザが試用する毎に回数を減らすように更新することにより、試用回数が切れたか否かを確認するようにしてもよい。
図7の例では一番目に体験版用ライセンスキーが入力された場合のレコードを示し、二番目に標準版用ライセンスキーが入力された場合のレコードを示す。二番目のレコードは標準版用ライセンスキーが入力された例であり、期限や回数の制限が解除された例であるため、インストール日、試用期限及び試用回数が空欄になっている。
《出力制御プラグイン》
クライアント端末16の出力制御プラグイン64は例えば図8に示す処理ブロックで実現される。図8は出力制御プラグインの一例の処理ブロック図である。図8の出力制御プラグイン64は、ルールベース印刷制御部71、文書登録実行指示部72、表示制御部73、ライセンス制御部74を有する。
ルールベース印刷制御部71は出力制御プラグイン64が提供する機能のうち、ルールベース印刷の機能を提供するものである。例えばルールベース印刷制御部71は仮想プリンタドライバ22aで生成された中間印刷データに対して、ルールに基づくルールベース印刷を行う。
また、文書登録実行指示部72は出力制御プラグイン64が提供する機能のうち、文書登録実行指示の機能を提供するものである。例えば文書登録実行指示部72は文書管理装置A13等への文書登録の実行指示を、文書登録プラグインA61に対して行う。表示制御部73は例えば表示制御部41を利用して、後述の各種設定画面を表示装置502に表示させる。
ライセンス制御部74は体験版用ライセンスキーか標準版用ライセンスキーかの管理を行うものである。ライセンス制御部74は体験版用ライセンスキーである場合に、試用期限が過ぎていないか、試用回数を超えていないか、を確認する。ライセンス制御部74は試用期限が過ぎている場合又は試用回数を超えている場合、後述のように機能の使用を制限する処理を行う。
ルールベース印刷制御部71は、例えば図9に示す処理ブロックで実現される。図9はルールベース印刷制御部の一例の処理ブロック図である。図9のルールベース印刷制御部71は、印刷フロー制御部81、印刷モード選択部82、条件判定部83、出力先振り分け部84、設定部85、設定情報保持部86を有する。
印刷フロー制御部81は印刷フロー(処理フロー)の実行を制御する。印刷モード選択部82は印刷時に、印刷モードに従って印刷設定を決定する。条件判定部83は時刻や印刷ページなどの出力先振り分けのための条件の判定を行う。出力先振り分け部84は出力装置15、17などへの印刷ジョブの振り分けを行う。
設定部85は、ルールベース印刷制御部71の各種設定情報を受け付けると、設定情報保持部86に保持させる。設定情報保持部86はルールベース印刷制御部71の各種設定情報を保持している。
《文書登録プラグイン》
クライアント端末16の文書登録プラグインA61は例えば図10に示す処理ブロックで実現される。図10は文書登録プラグインの一例の処理ブロック図である。図10の文書登録プラグイン61は、文書登録実行指示受付部91、文書登録実行制御部92、設定部93、設定情報保持部94を有する。
文書登録実行指示受付部91はルールベース印刷制御部71の文書登録実行指示部72から文書登録の実行指示を受け付ける。文書登録実行制御部92は文書管理装置A13等への文書登録の実行を制御し、文書管理装置A13等への文書登録を行う。設定部93は文書登録プラグイン61の各種設定情報を受け付けると、各種設定情報を設定情報保持部94に保持させる。設定情報保持部94は文書登録プラグイン61の各種設定情報を保持している。
《ライセンス制御部》
ライセンス制御部74は、例えば図11に示す処理ブロックで実現される。図11はライセンス制御部の一例の処理ブロック図である。図11のライセンス制御部74は、ライセンス管理部101、試用期限管理部102、試用回数管理部103、保存期間管理部104、保存件数管理部105、中間データストア106、ライセンス情報保持部107及び設定情報保持部108を有する。
ライセンス管理部101は入力されたライセンスキーが体験版用ライセンスキーか標準版用ライセンスキーかの管理を行う。試用期限管理部102は、例えば図7のライセンスキー管理テーブルにより管理されているインストール日及び試用期限に基づき、試用期限が過ぎているか否かの管理を行う。また、試用回数管理部103は、例えば図7のライセンスキー管理テーブルにより管理されている試用回数に基づき、試用回数を超えているか否かの管理を行う。
ライセンス管理部101は、入力されたライセンスキーが体験版用ライセンスキーであり、試用期限が過ぎているか又は試用回数を超えている場合に、印刷機能などの機能の使用を制限する。なお、ライセンス管理部101は試用期限が過ぎており、且つ、試用回数を超えている場合に、印刷機能などの機能の使用を制限するようにしてもよい。
保存期間管理部104は、中間データストア106に保存されているデータごとに保存されてからの経過期間を確認し、設定情報保持部108に保持されている保存期間を過ぎているデータを中間データストア106から削除する。
保存件数管理部105は、中間データストア106に保存されているデータの件数を確認し、設定情報保持部108に保持されている保存件数を超えないように中間データストア106に保存されているデータを削除する。
中間データストア106は中間印刷データなどのデータを印刷(生成)日時と紐付けて保存するものである。ライセンス情報保持部107は図7に示すようなライセンスキー管理テーブルを保持するものである。設定情報保持部108は保存期間及び保存件数を保持するものである。設定情報保持部108が保持する保存期間は、データを中間データストア106に保存しておく最大期間を表している。また、設定情報保持部108が保持する保存件数は中間データストア106に保存しておくデータの最大件数を表している。
<各種設定>
本実施形態に係る印刷システム1は各種設定画面から各種設定を受け付ける。
《環境設定》
図12は環境設定画面の一例のイメージ図である。クライアント端末16は図12に示すような環境設定画面1000から印刷モードの設定を受け付ける。図12の環境設定画面1000では「仮想プリンタドライバの印刷設定を優先する」又は「実プリンタドライバの印刷設定を優先する」を選択できる。
「仮想プリンタドライバの印刷設定を優先する」が選択された場合は、仮想プリンタドライバ22aで設定された印刷設定が優先される印刷モード(仮想プリンタドライバ優先モード)となる。「実プリンタドライバの印刷設定を優先する」が選択された場合は実プリンタドライバ23で設定された印刷設定が優先される印刷モード(実プリンタドライバ優先モード)となる。
仮想プリンタドライバ優先モードでは、ユーザが印刷時に仮想プリンタドライバ22aで設定した印刷設定の値が、実プリンタドライバ23のデフォルトの印刷設定の値よりも優先される。また、実プリンタドライバ優先モードでは、ユーザが印刷時に仮想プリンタドライバ22aで設定した印刷設定の値よりも、実プリンタドライバ23のデフォルトの印刷設定の値が優先される。
なお、印刷モードはクライアント端末16で一つ設定するようにしても、仮想プリンタドライバ22a毎に設定するようにしても、振り分け先の出力装置15、17等ごとに設定するようにしてもよい。
また、実プリンタドライバ優先モードが選択された場合は、図13の環境設定画面1000に示すように、実プリンタドライバ23のデフォルトの印刷設定の値を優先する項目を優先設定項目として限定してもよい。図13は、環境設定画面の他の例のイメージ図である。
なお、図12及び図13の環境設定画面1000は、シナリオ名、シナリオを設定するボタン及びシナリオのインポートボタンも表示されている。環境設定画面1000に表示されているシナリオ名は、設定されているシナリオの名前である。シナリオを設定するボタンはシナリオの設定を行うシナリオ管理画面を起動させるボタンである。シナリオ管理画面は例えば管理者モードで起動した場合に表示される。シナリオのインポートボタンはシナリオをインポートするためのファイル選択画面を起動させるボタンである。
管理者はシナリオ管理画面からシナリオを設定できる。なお、シナリオの詳細については後述する。ユーザは起動させたファイル選択画面からファイルを選択し、そのファイルでシナリオをインポートしてもよい。
《文書管理装置設定》
図14は文書管理装置設定画面の一例のイメージ図である。クライアント端末16は図14に示すような文書管理装置設定画面1010から文書管理装置A13の設定を受け付ける。図14の文書管理装置設定画面1010は文書登録設定欄とシステム接続設定欄とを有する。
文書登録設定欄には、文書登録先フォルダ、ユーザ名及びパスワードを設定する設定欄が含まれる。また、文書登録設定欄には、接続するためのアカウントを設定するか否かの設定を行うチェックボックス、登録前に書誌情報が正しいかどうかを確認するか否かの設定を行うチェックボックス、及び、接続テストボタン、が含まれる。
文書登録先フォルダを設定する設定欄には文書登録先のフォルダパス(文書管理装置A13にある共有フォルダの場所)を設定する。接続するためのアカウントを設定するか否かの設定を行うチェックボックスには文書登録先にアクセスするためのアカウントを設定するか否かの設定を行う。ユーザ名及びパスワードを設定する設定欄には、文書登録先にアクセスするためのユーザ名及びパスワードを設定する。
接続テストボタンは設定した文書登録先への接続を確認するためのボタンである。接続テストボタンが押下されると、クライアント端末16は文書登録先にアクセスし、文書登録先への接続をテストする。登録前に書誌情報が正しいかどうかを確認するか否かの設定を行うチェックボックスには、文書登録の前に書誌情報が正しいかどうかを確認するか否かの設定を行う。
システム接続設定欄には、サーバ名、ポート、ユーザ名、パスワードを設定する設定欄が含まれている。サーバ名を設定する設定欄には、文書管理装置A13のサーバ名を設定する。ポートを設定する設定欄には文書管理装置A13のポートを設定する。ユーザ名及びパスワードを設定する設定欄には、文書管理装置A13にアクセスするためのユーザ名及びパスワードを設定する。
《シナリオ設定》
図15はシナリオ管理画面の一例のイメージ図である。図15のシナリオ管理画面1020は例えば管理者が環境設定画面1000のシナリオを設定するボタンを押下することにより表示される。管理者はシナリオ管理画面1020から出力ワークフローを実現する以下のようなシナリオを設定できる。
シナリオは1以上のルールを組み合わせたものである。ルールは条件によるアクションの定義である。条件はキーワードや印刷設定、時間などである。アクションは印刷、印刷設定変更、他のシステムとの連携などである。なお、ルールは条件の無い(無条件の)アクションだけで定義することもできる。管理者は定義したシナリオを例えばリモート設定機能などを利用してクライアント端末16に配布できる。
例えばクライアント端末16は文書作成アプリケーション21から仮想プリンタドライバ22aを使用して印刷を行うと、シナリオに従って出力ワークフローが実行され、出力装置17等への出力や文書管理装置A13への出力を行う。
図15のシナリオ管理画面1020には、シナリオ一覧、新規ボタン、編集ボタン、削除ボタン、コピーボタン、このシナリオを使うボタン、インポートボタン、エクスポートボタンが含まれる。
シナリオ一覧には、作成済みのシナリオの一覧が表示される。新規ボタンはシナリオ設定画面を開いてシナリオを新規作成するためのボタンである。編集ボタンはシナリオ設定画面を開き、シナリオ一覧で選択状態のシナリオの編集を行うためのボタンである。削除ボタンはシナリオ一覧からシナリオの削除を行うためのボタンである。コピーボタンはシナリオ一覧で選択状態のシナリオを複製するためのボタンである。インポートボタンはシナリオを取り込むためのボタンである。エクスポートはシナリオを書き出すためのボタンである。
図16はシナリオ設定画面の一例のイメージ図である。図16に示すシナリオ設定画面1030には、シナリオ名、ルール一覧、上へボタン、下へボタン、削除ボタン、新規ボタン、編集ボタン、コピーボタンが含まれる。
シナリオ名には、シナリオ管理画面1020のシナリオ一覧などに表示されるシナリオ名が表示される。ルール一覧には、ルールが適用される順(優先順位)に従って1つ以上のルールが表示される。ルール一覧に表示されるルールは、ルール名と、実行したら終了するか否かの情報とで表される。実行したら終了するか否かの情報は、このルールが適用されたら(ルールに定義された条件にマッチしたら)次のルールを実行せずに終了するか否かを表すものである。
上へボタン、下へボタンはルール一覧に表示されているルールの順番(優先順位)を変えるためのボタンである。削除ボタンはルール一覧に表示されているルールを削除するためのボタンである。新規ボタンはルール設定画面を開いてルールを新規作成するためのボタンである。編集ボタンはルール設定画面を開き、ルール一覧で選択状態のルールの編集を行うためのボタンである。コピーボタンはルール一覧で選択状態のルールを複製するためのボタンである。
図17はルール設定画面の一例のイメージ図である。図17のルール設定画面1040はルール名、実行したらシナリオを終了するチェックボックス、タブにより切り替え表示される条件設定画面及びアクション設定画面が含まれる。ルール名はシナリオ設定画面1030のルール一覧などに表示されるルール名である。
実行したらシナリオを終了するチェックボックスは、シナリオに複数のルールを含める場合において、本ルールが適用されたら次のルールを実行せずに、シナリオを終了するか否かを設定するものである。なお、ルール設定画面1040では最初に条件設定画面及びアクション設定画面の何れを表示してもよい。
条件設定画面はルールの条件を設定するものである。条件設定画面は、条件間の関連を選択するラジオボタン、設定された条件の一覧、条件の種類のドロップダウンリスト、上へボタン、下へボタン、編集ボタン、削除ボタン、追加ボタンが含まれる。
条件間の関連を選択するラジオボタンは、全ての条件が整ったらアクションを実行するのか、何れかの条件が整ったらアクションを実行するのか、を設定するものである。設定された条件の一覧には、条件ごとに、条件の種類、比較方法、値などが表示される。
条件の種類は、印刷設定、ドキュメント名、キーワード、ページ数、時間・曜日などである。比較方法は、部分一致や完全一致、指定した数以上など、条件の比較方法である。値は条件の種類によって異なり、条件の比較値である。
上へボタン、下へボタンは設定された条件の一覧に表示されている条件の順番を変えるためのボタンである。編集ボタンは設定画面を開き、設定された条件の一覧で選択状態の条件の編集を行うためのボタンである。削除ボタンは、設定された条件の一覧から条件の削除を行うためのボタンである。
条件の種類のドロップダウンリストは条件を追加するときに利用する。条件の種類のドロップダウンリストは利用可能な条件の種類が選択肢として表示される。追加ボタンは条件の種類のドロップダウンリストで選択している条件の種類に応じた設定画面を開くために利用される。なお、条件の無いルールの場合は設定された条件の一覧に例えば「条件を追加しなければ無条件にアクションが実行されます」などの説明を表示してもよい。
条件の種類に「印刷設定」を選択して追加ボタンを押下するか、設定された条件の一覧から条件の種類が「印刷設定」の条件を選択して編集ボタンを押下すると、ルール設定画面1040は図18のような設定画面1050に遷移する。
図18は条件の種類が印刷設定のときの設定画面の一例のイメージ図である。図18の設定画面1050は印刷設定、比較方法、値を選択するドロップダウンリストが含まれている。図18の設定画面1050を利用することにより、管理者は印刷設定を条件としたルールを設定できる。
また、条件の種類に「ドキュメント名」を選択して追加ボタンを押下するか、設定された条件の一覧から条件の種類が「ドキュメント名」の条件を選択して編集ボタンを押下すると、ルール設定画面1040は図19のような設定画面1060に遷移する。
図19は条件の種類がドキュメント名のときの設定画面の一例のイメージ図である。図19の設定画面1060はキーワード入力欄、比較方法を選択するドロップダウンリスト及び「大文字と小文字を区別しない」チェックボックスが含まれている。設定画面1060のキーワード入力欄に入力された文字列はルール設定画面1040の設定された条件の一覧に表示される値となる。大文字と小文字を区別しないチェックボックスはキーワード入力欄に入力された文字列とドキュメント名とを、選択された比較方法で比較するときの大文字と小文字を区別するか否かを設定するものである。
例えば図19の設定画面1060では「ドキュメント名に請求書という文字列が含まれていれば」という条件が設定される。このように、図19の設定画面1060を利用することにより、管理者はドキュメント名を条件としたルールを設定できる。
また、条件の種類に「キーワード」を選択して追加ボタンを押下するか、設定された条件の一覧から条件の種類が「キーワード」の条件を選択して編集ボタンを押下した場合にルール設定画面1040は図20のような設定画面1070に遷移する。
図20は条件の種類がキーワードのときの設定画面の一例のイメージ図である。図20の設定画面1070はキーワード入力欄、キーワードを探すページや位置を設定する設定欄、キーワード検索時における大文字小文字区別や空白無視を設定するチェックボックスが含まれている。
設定画面1070のキーワード入力欄に入力された文字列はルール設定画面1040の設定された条件の一覧に表示される値となる。図20の設定画面1070では「中間印刷データの全てのページの上部を検索して請求書という文字列が含まれていれば」という条件が設定される。このように、図20の設定画面1070を利用することにより、管理者はキーワードを条件としたルールを設定できる。
条件の種類に「ページ数」を選択して追加ボタンを押下するか、設定された条件の一覧から条件の種類が「ページ数」の条件を選択して編集ボタンを押下すると、ルール設定画面1040は図21のような設定画面1080に遷移する。
図21は条件の種類がページ数のときの設定画面の一例のイメージ図である。図21の設定画面1080はページ数の入力欄、比較方法を選択するドロップダウンリストが含まれている。図21の設定画面1080を利用することにより、管理者はページ数を条件としたルールを設定できる。図21の設定画面1080では「中間印刷データのページ数が50ページより大きければ」という条件が設定される。
条件の種類に「時間・曜日」を選択して追加ボタンを押下するか、設定された条件の一覧から条件の種類が「時間・曜日」の条件を選択して編集ボタンを押下すると、ルール設定画面1040は図22のような設定画面1090に遷移する。
図22は条件の種類が時間・曜日のときの設定画面の一例のイメージ図である。図22の設定画面1090は比較方法を選択するドロップダウンリスト、曜日・時刻又は日付を指定する指定欄が含まれている。図22の設定画面1090は印刷を実行した曜日・時刻や日付によって、印刷などのアクションを変えたい場合に利用される。なお、日付を指定する指定欄に含まれる「日付をインポートボタン」及び「日付をエクスポートボタン」はファイルから日付を取り込むとき又は書き出すときに利用する。
図22の設定画面1090を利用することにより、管理者は曜日・時刻又は日付を条件としたルールを設定できる。図22の設定画面1090では「月曜日から日曜日の8時から17時の間であれば」という条件が設定される。
図17のルール設定画面1040はタブによりアクション設定画面が表示された例えば図23に示すようなルール設定画面1040に遷移する。図23はルール設定画面の他の例のイメージ図である。
図23のルール設定画面1040のアクション設定画面は、図17の条件設定画面において設定された条件が合致した場合に実行するアクションを設定するものである。図23のルール設定画面1040は、アクションの一覧、アクションの種類のドロップダウンリスト、上へボタン、下へボタン、編集ボタン、削除ボタン、追加ボタンが含まれる。
アクションの一覧にはアクションが表示される。上へボタン、下へボタンは設定されたアクションの一覧に表示されているアクションの順番を変えるためのボタンである。アクションはアクション一覧に表示された順番に実行される。
編集ボタンは設定画面を開き、アクションの一覧で選択状態のアクションの編集を行うためのボタンである。削除ボタンは、アクションの一覧からアクションの削除を行うためのボタンである。アクションの種類のドロップダウンリストはアクションを追加するときに利用する。アクションの種類のドロップダウンリストは利用可能なアクションの種類が選択肢として表示される。
追加ボタンはアクションの種類のドロップダウンリストで選択しているアクションの種類に応じた設定画面を開くために利用される。なお、アクションの種類は印刷、印刷設定の変更、メッセージ通知、文書管理装置A13向け文書登録などである。
アクションの種類に「印刷」を選択して追加ボタンを押下するか、アクションの一覧から「印刷」を選択して編集ボタンを押下すると、ルール設定画面1040は図24のような設定画面1100に遷移する。図24はアクションの種類が「印刷」のときの設定画面の一例のイメージ図である。
図24の設定画面1100は出力先プリンタの選択欄、オプションの選択欄が含まれている。出力先プリンタの選択欄は、ルール実行時の出力先プリンタを選択する例えばコンボボックスである。また、オプションの選択肢には、ルール実行時に毎回プリンタを選択するためのチェックボックス、プリンタの選択肢を限定するチェックボックス、印刷設定の変更を許可するチェックボックス、印刷完了/エラーを通知するチェックボックスが含まれる。また、オプションの選択肢には、選択肢の指定ボタンが含まれる。
選択肢の指定ボタンが押下されると、図24の設定画面1100は図25のプリンタの選択肢を設定する設定画面に遷移する。
図25はプリンタの選択肢を設定する設定画面の一例のイメージ図である。管理者はプリンタの選択肢を限定するチェックボックスがチェックされたときに選択可能なプリンタの選択肢を図25の設定画面から設定できる。
また、図23のルール設定画面1040のアクションの種類に「印刷設定の変更」を選択して追加ボタンか、アクションの一覧から「印刷設定の変更」を選択して編集ボタンを押下すると、ルール設定画面1040は図26のような設定画面1120に遷移する。図26は、アクションの種類が「印刷設定の変更」のときの設定画面の一例のイメージ図である。
図26の設定画面1120は印刷設定及び値のドロップダウンリストが含まれる。印刷設定のドロップダウンリストは変更する印刷設定を選択するためのものである。また、値のドロップダウンリストは変更する印刷設定の値を選択するものである。値のドロップダウンリストは選択された印刷設定に従って変化する。
図26の設定画面1120を利用することで、管理者は印刷設定を変更するアクションを設定できる。図26の設定画面1120では印刷設定「カラー/白黒」の値が白黒に変更される。例えば印刷設定を変更するアクションの後ろに印刷するアクションを配置することにより、管理者は強制白黒印刷を設定できる。
また、図23のルール設定画面1040のアクションの種類に「メッセージ通知」を選択して追加ボタンか、アクションの一覧から「メッセージ通知」を選択して編集ボタンを押下すると、ルール設定画面1040は図27のような設定画面1130に遷移する。図27は、アクションの種類が「メッセージ通知」のときの設定画面の一例のイメージ図である。
図27の設定画面1130は通知方法を選択するラジオボタン、通知内容を設定する設定欄、アイコンを選択するドロップダウンリスト、ボタン種別を選択するラジオボタンが含まれる。
通知方法を選択するラジオボタンは、通知方法としてバルーン又はメッセージボックスを選択するためのものである。通知内容を設定する設定欄はタイトル、本文を設定するためのものである。また、通知内容を設定する設定欄には「変数を挿入」ボタンが含まれている。この「変数を挿入」ボタンはドキュメント名、プリンタ名、印刷設定などを変数として選択できるダイアログを表示するためのものである。このダイアログで選択された変数は本文のカーソル位置に挿入される。
アイコンを選択するドロップダウンリストはバルーンやメッセージボックスに表示されるアイコンを選択するためのものである。ボタン種別を選択するラジオボタンはOK型又はOKCancel型のメッセージボックスを選択するためのものである。図27の設定画面1130を利用することで、管理者はメッセージ通知のアクションを設定できる。
図23のルール設定画面1040のアクションの種類に「文書管理装置A13向け文書登録」や「文書管理装置B13向け文書登録」を選択して追加ボタンを押下した場合は図14に示した文書管理装置設定画面1010と同様な画面に遷移する。
図23のルール設定画面1040のアクションの一覧から「文書管理装置A13向け文書登録」や「文書管理装置B13向け文書登録」を選択して編集ボタンを押下した場合も図14に示した文書管理装置設定画面1010と同様な画面に遷移する。このように管理者は「文書管理装置A13向け文書登録」や「文書管理装置B13向け文書登録」のアクションを設定できる。
なお、本実施形態では個別の条件や個別のアクションの設定画面で行うチェック以外のルールとしての整合性チェックも行うことができる。例えば印刷設定の変更のアクションがあり、かつ、印刷のアクションにおいて「印刷設定の変更を許可する」チェックボックスがONである場合に、エラーとする。これは、ルールで印刷設定を変更したあとで印刷設定を変更できるという不整合な状態を防ぐためのものである。このように、本実施例ではルールとしての整合性をチェックすることで、不整合な状態を防いでいる。
<処理の詳細>
以下では、本実施形態に係る印刷システム1の処理の詳細について説明する。
《全体概要》
本実施形態に係るソフトウェアパッケージ50が搭載されたクライアント端末16は図28に示すような印刷処理を開始する。
図28は印刷処理の全体概要を示した一例のフローチャートである。ステップS11において、文書作成アプリケーション21はユーザから印刷の要求を受け付ける。ステップS12において、文書作成アプリケーション21は後述の印刷設定画面のプリンタ選択欄から印刷アプリケーションプログラム(印刷アプリ)の仮想プリンタドライバ22aが選択されたか否かを判定する。
文書作成アプリケーション21は印刷アプリの仮想プリンタドライバ22a以外が選択された場合、ステップS21に進み、ユーザにより選択された仮想プリンタドライバ22等のプリンタドライバに印刷イベントを通知する。したがって、ユーザは選択したプリンタドライバに応じた印刷処理(プルプリントなど)を開始できる。
文書作成アプリケーション21は印刷アプリの仮想プリンタドライバ22aが選択された場合に、印刷イベントを印刷アプリの仮想プリンタドライバ22aに送信する。仮想プリンタドライバ22aは出力制御プラグイン64に印刷イベントを送信する。出力制御プラグイン64のライセンス制御部74は体験版の印刷アプリである場合に、試用期限が過ぎていないか、試用回数を超えていないか、を確認し、後述のように印刷機能の使用を制限する処理を行う。また、仮想プリンタドライバ22aはアプリケーションデータを中間印刷データに変換する。
ステップS13において、出力制御プラグイン64のルールベース印刷制御部71は設定されたシナリオが存在するか否かを判定する。ルールベース印刷制御部71はシナリオが存在しなければ、図28の印刷処理を終了する。ルールベース印刷制御部71はシナリオが存在すれば、ステップS14に進み、Nに1を代入する。ルールベース印刷制御部71はステップS15において、N番目のルールの取得を試みる。
ルールベース印刷制御部71はN番目のルールを取得できなければ、図28に示した印刷処理を終了する。N番目のルールを取得できれば、ルールベース印刷制御部71はN番目のルールに設定されている条件があるか否かを判定する。N番目のルールに設定されている条件があれば、ルールベース印刷制御部71はステップS17に進み、条件に合致しているか否かを判定する。条件に合致していればステップS18に進み、ルールベース印刷制御部71はアクションを実行するアクション処理を行う。また、条件に合致していなければ、ルールベース印刷制御部71はステップS20に進み、Nに1を加算したあとでステップS15に戻る。
ルールベース印刷制御部71はステップS16においてN番目のルールに設定されている条件がなければ、ステップS18に進み、アクション処理を行う。ルールベース印刷制御部71はステップS18のアクション処理のあとステップS19に進む。ルールベース印刷制御部71はステップS19において、N番目のルールが、実行したら次のルールを実行せずに終了する設定か否かを判定する。
N番目のルールが、実行したら次のルールを実行せずに終了する設定であれば、ルールベース印刷制御部71は図28に示した印刷処理を終了する。N番目のルールが、実行したら次のルールを実行せずに終了する設定でなければ、ルールベース印刷制御部71はステップS20に進み、Nに1を加算したあとでステップS15に戻る。
なお、ステップS13において、設定されたシナリオが存在しなければ、その旨を例えばメッセージ表示などでユーザに通知するようにしてもよい。
例えば条件の無い印刷設定の変更(カラー設定=白黒)のアクション及び印刷(プリンタAへ)のアクションが定義されたルールの場合は、条件が無いため、ステップS18においてルールに定義されている両方のアクション処理を行う。このルールは強制白黒印刷の例である。
また、条件があり、実行したら次のルールを実行せずに終了する設定のルールと、条件の無いルールとが定義されたシナリオの場合は、条件に合致するときのアクション処理とそれ以外のアクション処理とを分けることができる。
例えば実行したら次のルールを実行せずに終了する設定のルールは条件(ページ数が50以上)及び印刷(プリンタAへ)のアクションが定義されているものとする。条件の無いルールは印刷(プリンタBへ)のアクションが定義されているものとする。
この場合はステップS15において、条件(ページ数が50以上)及び印刷(プリンタAへ)のアクションが定義されているルールが取得される。
条件(ページ数が50以上)という条件に合致していれば、ルールベース印刷制御部71はステップS18においてルールに定義されている印刷(プリンタAへ)のアクション処理を行う。そして、ステップS19において、ルールベース印刷制御部71は実行したら次のルールを実行せずに終了する設定のルールであるため、図28の処理を終了する。
条件(ページ数が50以上)という条件に合致していなければ、ルールベース印刷制御部71はステップS15に戻り、条件の無い印刷(プリンタBへ)のアクションが定義されているルールを取得する。条件がないため、ルールベース印刷制御部71はステップS18においてルールに定義されている印刷(プリンタBへ)のアクション処理を行う。
また、条件があり、実行したら次のルールを実行せずに終了する設定のルールが複数定義されたシナリオの場合は、条件によりアクション処理を分けることができる。
例えば異なるキーワードを条件とし、条件ごとに異なるプリンタへの印刷をアクションとすることにより、ルールベース印刷制御部71は例えばドキュメント内の記載によって印刷先を振り分けることができる。なお、条件はキーワードと時間・曜日とが混在していてもよい。この場合は、ルールの優先順位により、業務時間帯であれば、プリンタYに印刷先を振り分け、業務時間帯でなければ、例えばドキュメント内の記載によって印刷先を振り分けるような運用も可能である。
《画面遷移》
図29から図31は本実施形態に係る一例の画面遷移図である。例えばユーザは文書作成アプリケーション21を操作して図29の印刷設定画面2000を開き、プリンタ選択欄2001から印刷アプリの仮想プリンタドライバ22aを選択することで印刷処理を開始できる。また、ユーザは印刷設定画面2000のプリンタ選択欄2001からローカルの出力装置15に印刷を実行させる実プリンタドライバ23を選択することもできる。
なお、図29に示す印刷設定画面2000からは本実施形態に係る印刷アプリの仮想プリンタドライバ22aの他、プラグイン31等の他のソフトウェアを利用するための仮想プリンタドライバ22を選択することもできる。仮想プリンタドライバ22を選択して印刷を要求することでユーザは、選択した仮想プリンタドライバ22に応じた処理を開始できる。そして、ユーザは印刷設定画面2000の「OK」ボタン2002を押下することで印刷を要求できる。
ユーザが仮想プリンタドライバ22aを選択して印刷を要求すると、クライアント端末16の文書作成アプリケーション21はユーザからの印刷イベントを、印刷アプリの仮想プリンタドライバ22aに送信する。仮想プリンタドライバ22aは出力制御プラグイン64に印刷イベントを送信する。仮想プリンタドライバ22aはアプリケーションデータを中間印刷データに変換する。
また、出力制御プラグイン64のライセンス制御部74は体験版の印刷アプリである場合に、試用期限が過ぎていないか、試用回数を超えていないか、を確認し、後述のように印刷機能の使用を制限する処理を行う。ここでは、印刷機能の使用を制限する処理が行われなかったものとして説明を続ける。
出力制御プラグイン64は前述したようなルールが適用された場合、出力装置17等へ出力するためのアクション処理か、文書管理装置A13へ出力するためのアクション処理を行う。
出力装置17等へ出力するためのアクション処理が行われる場合、出力制御プラグイン64はユーザに出力先のプリンタを選択させるのであれば、図30のプリンタ選択画面2010を表示してユーザにプリンタを選択させる。なお、ユーザに出力先のプリンタを選択させるのでなければ、出力制御プラグイン64は、プリンタ選択画面2010を表示しない。また、出力制御プラグイン64はユーザにメッセージを通知するのであれば、図30のバルーン2011やメッセージボックス2012によりメッセージ通知を行う。
文書管理装置A13へ出力するためのアクション処理が行われる場合、出力制御プラグイン64は文書管理装置A13へ出力するためのアクション処理の実行指示を文書登録プラグインA61に行う。
文書登録プラグインA61は例えば図31の文書タイプ選択ダイアログ2021を表示してユーザに文書タイプを選択させる。そのあと、文書登録プラグインA61は印刷が指示された文書に対して文書タイプに応じた検索を行う。文書登録プラグインA61は検索結果を元に、文書の書誌情報を生成し、その内容を反映した確認ダイアログ2022を表示する。ユーザは、確認ダイアログ2022を利用して、印刷が指示された文書から検索された書誌情報の確認、修正、追加を行うことができる。
《ライセンス制御処理》
本実施形態の印刷アプリは体験版として動作している場合、試用期限が過ぎるか又は試用回数を超えると、印刷機能の使用を制限するライセンス制御処理を行う。出力制御プラグイン64のライセンス制御部74は試用期限や試用回数の確認を、印刷アプリの起動時や仮想プリンタドライバ22aから印刷イベントを受信時に行う。
印刷アプリの起動時に試用期限や試用回数の確認を行う場合、ライセンス制御部74は印刷アプリを起動する時点で試用期限が過ぎているか、試用回数を超えていれば、この時点でユーザに通知してもよい。
なお、印刷アプリを起動する時点で試用期限が過ぎておらず、また、試用回数を超えていなければ、ライセンス制御部74は仮想プリンタドライバ22aからの印刷イベントの受信時に、図32のような手順でライセンス制御処理を行う。
図32はライセンス制御処理の一例のフローチャートである。ステップS31においてユーザは印刷アプリの仮想プリンタドライバ22aを選択し、文書作成アプリケーション21で印刷を実行する。文書作成アプリケーション21は印刷イベントを印刷アプリの仮想プリンタドライバ22aに送信する。
ステップS32に進み、仮想プリンタドライバ22aは文書作成アプリケーション21のアプリケーションデータから中間印刷データを生成し、印刷イベントを出力制御プラグイン64に通知する。
印刷イベントが通知されると、出力制御プラグイン64のライセンス制御部74に含まれるライセンス管理部101はステップS33に進み、印刷アプリが体験版として動作しているのか標準版として動作しているのかを判定する。印刷アプリが体験版として動作していれば、ライセンス制御部74の試用期限管理部102はステップS34において試用期限が切れているか否かを判定する。なお、試用期限が切れているか否かの判定は例えば図7のライセンスキー管理テーブルのインストール日及び試用期限を利用することで行うことができる。
試用期限が切れていなければ、ステップS35においてライセンス制御部74の試用回数管理部103は、試用回数が切れているか否かを判定する。試用回数が切れているか否かの判定は例えば図7のライセンスキー管理テーブルの試用回数を利用することで行うことができる。
試用回数が切れていなければ、ステップS38において印刷アプリは試用許可状態であると判定し、仮想プリンタドライバ22aから通知された印刷イベントの分析、加工、出力を行う。ステップS38に続いてステップS39に進み、試用回数管理部103は図7の試用回数を減らすように更新を行い、図32に示したようなフローチャートの処理を終了する。なお、ステップS39の処理により試用回数が切れた場合、ライセンス管理部101は、この時点でユーザに通知を行うようにしてもよい。
また、ステップS33において印刷アプリが標準版として動作している場合、印刷アプリはステップS40において仮想プリンタドライバ22aから通知された印刷イベントの分析、加工、出力を行う。
また、ステップS34において試用期限が切れているか、又は、ステップS35において試用回数が切れていれば、ライセンス管理部101は試用不許可状態であると判定してステップS36の処理に進む。ライセンス管理部101は仮想プリンタドライバ22aからの中間印刷データを印刷日時と紐付けて中間データストア106に蓄積する。
そして、ステップS37において、ライセンス管理部101は試用期限切れ又は試用回数切れにより試用が終了した旨のメッセージをユーザに通知する。試用が終了した場合は中間印刷データが中間データストア106に蓄積されるため、ルールベース印刷制御部71に渡らない。したがって、ルールベース印刷制御部71は試用不許可状態である場合に中間印刷データの印刷処理を行わない。
体験版として動作している印刷アプリは標準版用ライセンスキーをライセンスキー入力画面から入力することにより、体験版から標準版に移行し、標準版として動作するようになる。体験版から標準版に移行する場合、ライセンス制御部74は図33のような手順で標準版移行処理を行う。
図33は標準版移行処理の一例のフローチャートである。ユーザはステップS41においてライセンスキー入力画面などから標準版用ライセンスキーを入力する。ライセンス制御部74のライセンス管理部101は標準版用ライセンスキーが入力されるとステップS42において、図7のようなライセンスキー管理テーブルの該当レコードのフラグを標準版に更新し、ライセンスキーを標準版用ライセンスキーに更新する。
ステップS43に進み、ライセンス管理部101は中間データストア106に中間印刷データが蓄積されているか否かを判定する。中間データストア106に中間印刷データが蓄積されていなければ、ライセンス管理部101は図33のフローチャートの処理を終了する。
中間データストア106に中間印刷データが蓄積されていれば、ライセンス管理部101はステップS44に進み、ユーザに印刷処理を行うか否かを例えば古い印刷イベントから順番に確認する。
印刷処理を行うことがユーザにより確認された印刷イベントの場合、ルールベース印刷制御部71はステップS45に進み、印刷イベントの分析、加工、出力を行う。一方、印刷処理を行わないことがユーザにより確認された印刷イベントの場合、ルールベース印刷制御部71はステップS46に進み、中間データストア106から中間印刷データを削除する。
なお、中間データストア106に蓄積された中間印刷データは、例えば図34のような手順により保存期間が切れた後で削除される。図34は保存期間による中間印刷データ削除処理の一例のフローチャートである。
ステップS51において、印刷アプリが起動される。ステップS52において、出力制御プラグイン64に含まれるライセンス制御部74の保存期間管理部104は設定情報保持部108に保持されている保存期間を取得する。
ステップS53において、保存期間管理部104は中間データストア106に蓄積されている中間印刷データに、蓄積されてからの経過時間がステップS52で取得した保存期間を過ぎている中間印刷データがあるか否かを判定する。
蓄積されてからの経過時間がステップS52で取得した保存期間を過ぎている中間印刷データがなければ、保存期間管理部104は図34に示したフローチャートの処理を終了する。
蓄積されてからの経過時間がステップS52で取得した保存期間を過ぎている中間印刷データがあれば、保存期間管理部104はステップS54に進み、保存期間を過ぎている中間印刷データを中間データストア106から削除する。
また、中間データストア106に蓄積された中間印刷データは、例えば図35のような手順により、設定情報保持部108に保持されている保存件数を超えないように、古い中間印刷データから削除される。図35は保存件数による中間印刷データ削除処理の一例のフローチャートである。ステップS61において、ユーザは印刷アプリの仮想プリンタドライバ22aを選択し、文書作成アプリケーション21で印刷を実行する。
文書作成アプリケーション21は印刷イベントを印刷アプリの仮想プリンタドライバ22aに送信する。ステップS62に進み、仮想プリンタドライバ22aは文書作成アプリケーション21のアプリケーションデータから中間印刷データを生成し、印刷イベントを出力制御プラグイン64に通知する。
印刷イベントが通知されると、出力制御プラグイン64のライセンス制御部74に含まれるライセンス管理部101はステップS63に進み、印刷アプリが体験版として動作しているのか標準版として動作しているのかを判定する。印刷アプリが体験版として動作していれば、ライセンス制御部74の試用期限管理部102はステップS64において試用期限が切れているか否かを判定する。なお、試用期限が切れているか否かの判定は例えば図7のライセンスキー管理テーブルのインストール日及び試用期限を利用することで行うことができる。
試用期限が切れていなければ、ステップS65においてライセンス制御部74の試用回数管理部103は、試用回数が切れているか否かを判定する。試用回数が切れているか否かの判定は例えば図7のライセンスキー管理テーブルの試用回数を利用することで行うことができる。
試用回数が切れていなければ、ステップS69において印刷アプリは試用許可状態であると判定し、仮想プリンタドライバ22aから通知された印刷イベントの分析、加工、出力を行う。ステップS63において印刷アプリが標準版として動作している場合、印刷アプリはステップS71において仮想プリンタドライバ22aから通知された印刷イベントの分析、加工、出力を行う。
ステップS69に続いてステップS70に進み、試用回数管理部103は図7の試用回数を減らすように更新を行い、図35のフローチャートの処理を終了する。ステップS70の処理により試用回数が切れた場合、ライセンス管理部101は、この時点でユーザに通知を行うようにしてもよい。
また、ステップS64において試用期限が切れているか、又は、ステップS65において試用回数が切れていれば、ライセンス管理部101は試用不許可状態であると判定してステップS66の処理に進む。
ステップS66において出力制御プラグイン64に含まれるライセンス制御部74の保存件数管理部105は設定情報保持部108に保持されている保存件数を取得する。保存件数管理部105は中間データストア106に蓄積されている中間印刷データの件数が設定情報保持部108から取得した保存件数を超えているか否かを判定する。
中間データストア106に蓄積されている中間印刷データの件数が設定情報保持部108から取得した保存件数(最大値)であれば、保存件数管理部105はステップS67において中間データストア106から最も古い中間印刷データを削除する。中間データストア106に蓄積されている中間印刷データの件数が設定情報保持部108から取得した保存件数(最大値)でなければ、保存件数管理部105はステップS67の処理をスキップする。ステップS68に進み、ライセンス管理部101は仮想プリンタドライバ22aからの中間印刷データを印刷日時と紐付けて中間データストア106に蓄積する。
(まとめ)
このように、本実施形態の印刷システム1では印刷アプリが試用不許可状態となったあとで文書作成アプリケーション21などから印刷を実行したとしても、中間印刷データを中間データストア106に蓄積しておくことができる。そして、本実施形態の印刷システム1では体験版から標準版に移行する場合に、中間データストア106に蓄積されていた中間印刷データの処理を再開できるので、ユーザの手間を軽減できる。
また、本実施形態の印刷システム1は中間データストア106に蓄積されている中間印刷データから、蓄積されてからの経過時間が保存期間を過ぎている中間印刷データを削除できる。したがって、本実施形態の印刷システム1は中間データストア106に中間印刷データがいつまでも削除されずに残されることもない。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。例えば印刷システム1は認証サーバ装置や印刷サーバ装置など、他の装置を含んでいてもよい。
クライアント端末16及び出力装置17がネットワークN1を介して接続される印刷システム1は、印刷データ、画像データ、表示データ、アプリケーションデータ、その他の電子データ等の出力データを、印刷、表示、転送等する出力システムの一例である。
クライアント端末16に搭載された印刷アプリの試用が終了したとき、中間印刷データを蓄積する中間データストア106は、端末装置に搭載されたアプリケーションの状態が第1の状態であるとき、出力データを蓄積する蓄積手段の一例である。
印刷アプリが体験版から標準版に移行した場合に中間データストア106に蓄積されている中間印刷データを読み出すライセンス管理部101は、第1の状態から第2の状態に移行する場合に、蓄積手段から出力データを読み出す状態管理手段の一例である。
中間データストア106から読み出された中間印刷データを出力装置17に出力させる制御を行う出力制御プラグイン64は、蓄積手段から読み出された出力データを出力装置に出力させる制御を行う出力制御手段の一例である。
印刷アプリの試用期限が過ぎている場合はアプリケーションを使用できる期限が過ぎている場合の一例である。印刷アプリの試用回数を超えている場合はアプリケーションを使用できる回数を超えている場合の一例である。
標準版用ライセンスキーが入力された場合に体験版から標準版に移行したと判定することは、アプリケーションの試用を解除するための情報が入力された場合に、第1の状態から第2の状態にアプリケーションの状態が移行すると判定することの一例である。
中間データストア106の中間印刷データに保存期間を超えて蓄積されている中間印刷データがあれば削除する保存期間管理部104は、蓄積されてからの経過時間が保存期間を過ぎている出力データを蓄積手段から削除する保存期間管理手段の一例である。
中間データストア106の中間印刷データの件数が保存件数を超えていれば削除する保存件数管理部105は、蓄積されている出力データの件数が保存期間を超えないように出力データを蓄積手段から削除する保存件数管理手段の一例である。
ユーザが利用するクライアント端末16は、スマートフォンや携帯電話、PC等の端末装置の一例である。また、出力装置17はプリンタ、コピー機、複合機、レーザプリンタなどの画像形成装置、プロジェクタやモニタなどの表示出力を実行する投影装置や表示装置、オーディオなどの音声データを出力する音声出力装置の一例である。
さらに、本実施形態の出力制御プラグイン64はルール(条件及びアクション)に基づくルールベース印刷により、出力装置17への出力(印刷出力)と、文書管理装置A13への出力(保存出力)と、が選択される。
本実施形態の出力制御プラグイン64は、ルールベース印刷により、出力データが印刷データか保存データかを選択して出力しているとの捉え方ができる。また、本実施形態の出力制御プラグイン64はルールベース印刷により、出力データの出力先として出力装置17か文書管理装置A13かを選択して出力しているとの捉え方もできる。
このように、本実施形態の出力制御プラグイン64はルールベース印刷により、印刷や保存などの用途に応じた出力装置17や文書管理装置A13などの装置に、用途に応じた出力データを出力しているとの捉え方ができる。
1 印刷システム
11 管理者端末
12 アプリケーションサーバ装置
13 文書管理装置A
15、17 出力装置
16 クライアント端末
21 文書作成アプリケーション
22、22a 仮想プリンタドライバ
23 実プリンタドライバ
24 プラグイン
25 プラットフォームAPI
26 プラットフォーム
27 記憶部
31 プラグイン
41 表示制御(UI制御)部
42 設定部
43 通信部
50 ソフトウェアパッケージ
51 機能プラグイン
52 本体
61〜63 文書登録プラグインA〜C
64 出力制御プラグイン
71 ルールベース印刷制御部
72 文書登録実行指示部
73 表示制御部
74 ライセンス制御部
81 印刷フロー制御部
82 印刷モード選択部
83 条件判定部
84 出力先振り分け部
85 設定部
86 設定情報保持部
91 文書登録実行指示受付部
92 文書登録実行制御部
93 設定部
94 設定情報保持部
101 ライセンス管理部
102 試用期限管理部
103 試用回数管理部
104 保存期間管理部
105 保存件数管理部
106 中間データストア
107 ライセンス情報保持部
108 設定情報保持部
500 コンピュータ
501 入力装置
502 表示装置
503 外部I/F
503a 記録媒体
504 RAM
505 ROM
506 CPU
507 通信I/F
508 HDD
B バス
N1 ネットワーク
特開平11−85500号公報

Claims (9)

  1. 端末装置及び出力装置がネットワークを介して接続される出力システムであって、
    前記端末装置に搭載されたアプリケーションの状態が、機能の使用が許可されない第1の状態であるとき、前記出力装置からの出力を要求された出力データを蓄積する蓄積手段と、
    前記端末装置に搭載されたアプリケーションの状態が、前記第1の状態から、前記機能の使用が許可される第2の状態に移行する場合に、前記蓄積手段に蓄積されている前記出力データを読み出す状態管理手段と、
    前記蓄積手段から読み出された前記出力データを前記出力装置に出力させる制御を行う出力制御手段と、
    を有する出力システム。
  2. 前記状態管理手段は、前記アプリケーションを使用できる期限が過ぎている場合又は前記アプリケーションを使用できる回数を超えている場合に、前記第1の状態であると判定すること
    を特徴とする請求項1記載の出力システム。
  3. 前記状態管理手段は、前記アプリケーションの試用期限が過ぎた場合、又は、前記アプリケーションの試用回数を超えた場合に、前記アプリケーションの試用が終了した前記第1の状態であると判定すること
    を特徴とする請求項1記載の出力システム。
  4. 前記状態管理手段は、前記アプリケーションの試用を解除するための情報が入力された場合に、前記アプリケーションの状態が、前記第1の状態から前記第2の状態に移行すると判定すること
    を特徴とする請求項1乃至3何れか一項記載の出力システム。
  5. 前記蓄積手段に蓄積されている前記出力データに、蓄積されてからの経過時間が保存期間を過ぎている出力データがあれば、その出力データを前記蓄積手段から削除する保存期間管理手段、
    を更に有する請求項1乃至4何れか一項記載の出力システム。
  6. 前記蓄積手段に蓄積されている前記出力データの件数が保存件数を超えていれば、前記出力データの件数が保存件数を超えないように前記出力データを前記蓄積手段から削除する保存件数管理手段、
    を更に有する請求項1乃至5何れか一項記載の出力システム。
  7. 出力装置とネットワークを介して接続される端末装置であって、
    前記端末装置に搭載されたアプリケーションの状態が、機能の使用が許可されない第1の状態であるとき、前記出力装置からの出力を要求された出力データを蓄積する蓄積手段と、
    前記端末装置に搭載されたアプリケーションの状態が、前記第1の状態から、前記機能の使用が許可される第2の状態に移行する場合に、前記蓄積手段に蓄積されている前記出力データを読み出す状態管理手段と、
    前記蓄積手段から読み出された前記出力データを前記出力装置に出力させる制御を行う出力制御手段と、
    を有する端末装置。
  8. 出力装置とネットワークを介して接続される端末装置を、
    前記端末装置に搭載されたアプリケーションの状態が、機能の使用が許可されない第1の状態であるとき、前記出力装置からの出力を要求された出力データを蓄積する蓄積手段、
    前記端末装置に搭載されたアプリケーションの状態が、前記第1の状態から、前記機能の使用が許可される第2の状態に移行する場合に、前記蓄積手段に蓄積されている前記出力データを読み出す状態管理手段、
    前記蓄積手段から読み出された前記出力データを前記出力装置に出力させる制御を行う出力制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
  9. 端末装置及び出力装置がネットワークを介して接続される出力システムにおいて実行される出力方法であって、
    前記端末装置に搭載されたアプリケーションの状態が、機能の使用が許可されない第1の状態であるとき、前記出力装置からの出力を要求された出力データを蓄積手段に蓄積する蓄積ステップと、
    前記端末装置に搭載されたアプリケーションの状態が、前記第1の状態から、前記機能の使用が許可される第2の状態に移行する場合に、前記蓄積手段に蓄積されている前記出力データを読み出す状態管理ステップと、
    前記蓄積手段から読み出された前記出力データを前記出力装置に出力させる制御を行う出力制御ステップと、
    を有する出力方法。
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