JP6225590B2 - プログラム、情報処理装置及び情報処理システム - Google Patents
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Description
機種共通プリンタドライバは、出力先のプリンタの機種に応じた印刷設定画面を表示してユーザから印刷に用いる設定を受け付ける。また、機種に応じたレンダリング処理を実行して、その機種のプリンタに印刷を実行させるためのデータを生成することができる。
この機種依存ファイルは、機種共通プリンタドライバに同梱して配布し、PCに機種共通プリンタドライバをインストールすると、そのPCに記憶される。従って、新機種がリリースされると、PCに記憶させるべき機種依存ファイルも同じく増えていく。
しかし、このような問題があったとしても、新機種である機種Dを使用したいユーザは、機種共通プリンタドライバを新バージョンにアップデートせざるを得ない。またその他にも、前のバージョンで発見された不具合を解消したいなどの理由で、アップデートすることもある。
例えば、機種依存データがない機種については、対応機種を特定しない所定の基本的な印刷設定画面及びレンダリング処理を提供することが考えられる。このようにすれば、一応は機種共通プリンタドライバを用いて任意の機種のプリンタを使用することができる。
ポイントアンドプリント等の、自動的にドライバをアップデートする機能を使用する場合には、ユーザが知らないうちにこのような変化があることとなり、特に戸惑いが大きいと考えられる。
同様な問題は、プリンタの制御以外の機能を提供する場合であっても、複数の機能毎に該機能を実現するための情報を含む機能対応情報を用意しておき、その機能対応情報を参照して機能を提供する構成を採用する場合には、同様に発生するものである。
なおここでは、この発明を、情報処理装置であるPC(パーソナルコンピュータ)及び、そのPCにプリンタを制御させるためのプリンタドライバプログラムに適用した実施形態について説明するが、この発明がこれに限られないことは、後述の通りである。
この実施形態において、PC10は、ネットワーク30を介して複数のプリンタ20と接続される。これらのプリンタ20は、互いに異なる機種であっても、同じ機種のものが複数含まれていてもよい。また、ネットワーク30は、有線無線を問わず、任意の規格のものを使用可能である。また、プリンタ20の全部又は一部が、ネットワーク30を介さずにPC10のローカルのプリンタポートに接続されていても構わない。
なお、プリンタ20は、印刷以外の機能を兼ね備えた画像処理装置であってもよい。例えば、プリンタ20を、スキャン、コピー、ファクシミリ通信、文書蓄積等の機能を備えたMFP(デジタル複合機)として構成することが考えられる。
PC10は、ハードウェアとしては一般的なコンピュータでよい。すなわち、PC10は、CPU11、ROM12、RAM13、HDD(ハードディスクドライブ)14、通信I/F(インタフェース)15、表示部16、及び操作部17を備え、それらをシステムバス18により接続した構成としている。
HDD14は、不揮発性記憶媒体(記憶手段)であり、CPU11が実行する各種プログラムや後述する各種データを格納している。
通信I/F15は、プリンタ20をはじめとする外部装置と通信するためのインタフェースである。使用する通信規格は、有線、無線を問わず、任意でよい。
操作部17は、キーボード、マウス、タッチパネル等の、オペレータから操作を受け付けるための操作手段である。
なお、表示部16や操作部17が外付けであったり、PC10がネットワークを介して外部の端末装置から操作を受け付けることができるようにしたりしてもよい。
図3に示すように、PC10は、OS(オペレーティングシステム)110、プリンタドライバ120及び、引継用機種依存データ登録部150、使用継続条件登録部160、使用履歴登録部170、使用継続機種登録部180を備える。
そして、OS110は、ユーザの操作に従って文書を編集又は操作する機能を備える不図示のアプリケーションから印刷すべき文書のデータを受け付けて、プリンタドライバ120が扱える形式の印刷データに変換し、プリンタドライバ120に渡すAPI(Application Program Interface)の機能を備える。
これらのうち、ドライバコア部130は、プリンタに印刷を実行させるために必要な機能を備える部分であり、それぞれ機能提供手段であるUIモジュール131及びレンダラモジュール132を備える。これらはいずれも、OS110あるいはアプリケーションから通知された印刷に使用するプリンタの機種に応じて、機種依存データ登録部140又は引継用機種依存データ登録部150から、その機種に対応する機種依存データ141又は151を選択し、その機種依存データに従って動作する。このとき、機種依存データ登録部140に適当な機種依存データがない場合に、引継用機種依存データ登録部150を検索するようにするとよい。
このレンダリング機能自体は、従来の機種共通プリンタドライバと同等でよい。しかし、レンダラモジュール132も、UIモジュール131を介して使用条件作成部121〜機種情報管理部124の各部にアクセス可能であり、機種依存データの管理に関する動作に関与する。
なお、ここでは、「機種Aのプリンタを制御する機能」等、特定のプリンタを制御して印刷を実行させる機能を、機能の1つの単位として取り扱う。従って、機種依存データ141は、複数の機能毎に、該機能を実現するための情報を含む機能対応情報である。しかし、機能の単位はこれに限られない。この点については後述する。
使用条件作成部121は、アップデート後も引き続き使用したい機能を選択するための継続条件を作成する機能を備える。この継続条件は、後述の使用継続条件設定画面400(図6)においてユーザから設定を受け付け、その内容は使用継続条件161として使用継続条件登録部160に登録する。
使用状況判断部123は、プリンタドライバ120のアップデートを行う際に、使用継続条件161及び使用履歴171を参照して、引き続き使用できるようにすべき機種を判別し、その機種を使用継続機種一覧181として使用継続機種登録部180に登録する機能を備える。ここで登録されなかった機種は、アップデートを行う際に引継用機種依存データ登録部150から機種依存情報を削除すべき機種ということになる。この使用状況判断部123は判別手段に該当する。
また、機種情報管理部124は、逆に、使用継続機種一覧181に登録されている機種の機種依存情報が引継用機種依存データ登録部150に登録されていない場合、これを機種依存データ登録部140から読み出して引継用機種依存データ登録部150に登録する機能も備える。
さらに、機種情報管理部124は、UIモジュール131あるいはレンダラモジュール132が引継用機種依存データ登録部150に登録されている機種依存データ151を使用する場合に、その機種依存データ151を読み出して提供する機能も備える。
図4は、その説明のための図である。
上述のように、PC10において、OS110は、印刷に使用するプリンタをそのプリンタで印刷を行う際に使用するプリンタドライバと対応付けて登録する。
ユーザがOS110に対して使用するプリンタを追加することを指示すると、OS110は、ユーザに、PC10からアクセス可能なプリンタ20の中から使用するプリンタを選択させる。このアクセスは、プリントサーバを経由したアクセスであってもよい。また、ローカルポートを通じたアクセスであってもよい。
ユーザがプリンタを選択すると、OS110は、プリンタドライバ120に対して直接、あるいは印刷を行うアプリを介して、印刷に使用するプリンタの機種及びアドレスを通知する。プリンタドライバ120は、その通知に基づいてプリンタの機種と対応する機種依存データを選択し、UIモジュール131及びレンダラモジュール132を動作させる。また、レンダラモジュール132は、生成したPDFデータを、その通知されたアドレスに送信する。
この場合、該当のプリンタを印刷に使用することが選択された場合に、OS110がそのアドレスにアクセスして、その時点でそのアドレスにあるプリンタの機種を特定し、プリンタドライバ120に通知する。機種依存データ登録部140又は引継用機種依存データ登録部150に機種依存データが登録されている機種の範囲であれば、プリンタドライバ120は、予め機種が決まっていなくても対応可能である。
図5の(a)及び(b)に示すのは、それぞれ異なる機種と対応する機種依存データである。機種依存データ登録部140に登録する機種依存データ141と、引継用機種依存データ登録部150に登録する機種依存データとで、形式上の差はない。
(a)に示す機種依存データにおいて、符号301で示すmodelの値が、機種依存データと対応するプリンタの機種である。この機種依存データは、「機種A」の機種の制御に用いるデータであることがわかる。
符号303で示すfeature nameの値が、印刷設定の1つの設定項目の情報である。1行目が設定項目の名称、2行目以降が該当の設定項目で選択可能な選択肢である。機種Aにおいては、カラー設定の機能について、「カラー」と「モノクロ」の設定が可能であることがわかる。このfeature
nameは、印刷設定の項目数だけ機種依存データに含まれる。
また、feature nameについては、(a)と異なる項目が含まれていたり、同じ項目でも選択肢が異なったりして、機種Aと機種Bでは設定可能な機能やその選択肢が異なることがわかる。
図6に、使用継続条件の設定を受け付けるための使用継続条件設定画面の例を示す。図7に、使用継続条件のデータ例を示す。
図6の使用継続条件設定画面400は、ユーザの指示に従ってUIモジュール131が使用条件作成部121から必要なデータを取得して表示部16に表示させるものである。そして、使用継続条件設定画面400は、設定可能な条件と対応して、使用機種選択部401、カスタム条件選択部402、所定期間選択部403、登録機種選択部404、サポート期間選択部405を備える。また、OKボタン406及びキャンセルボタン407を備える。
なお、機種共通プリンタドライバには、ベンダから販売された歴代の多数のプリンタについて機種依存データが同梱されることが多く、通常、ユーザが使用する機種はそのうちごく一部であると考えられる。従って、過去に使用したことのある機種の機種依存データを全て残したとしても、アップデート前のプリンタドライバに同梱されていた機種依存データを全て残す場合に比べれば、検索負荷やデータ容量を大きく低減できると考えられる。
これらのうち所定期間選択部403は、アップデート前の直近所定期間内に使用された機種については機種依存データを削除せず残す旨の条件である、「所定期間内使用」の条件を選択するための領域である。左側のチェックボックスにチェックを入れることにより選択可能である。また、エディットボックスに所定期間の日数を入力可能である。図の例では「90日」が設定されている。
選択肢に入っている機種は、今後使用される可能性が高いと考えられるため、このような機種については機種依存データを残す要望が強いと考えられる。なお、機種不定で使用登録がなされている場合は、アップデート時点で接続されているプリンタの機種を、使用を継続できるようにする機種とする。
図7には示されていないが、「使用機種」の条件が設定された場合、そのことは「all」の文字により示す。
なお、以降の説明においては、説明を簡単にするため、PC10のCPU11が何らかのプログラムを実行することにより行う動作あるいは処理は、そのプログラムがその動作あるいは処理を実行するものとして説明する。
図8において、既存プリンタドライバ120aは、アップデート前のプリンタドライバ、新規プリンタドライバ120bは、アップデート後のプリンタドライバである。インストーラ200は、新規プリンタドライバ120bをPC10にインストールするためのプログラムである。図8において、各プログラムの動作を示すラインのうち破線の部分は、該当のプログラムがそのタイミングでは動作していないことを示す。なお、インストーラ200は、PC10の外部の装置が実行する場合もある。
インストーラ200は、新規プリンタドライバ120bのインストールの開始前に、アップデートにより削除される既存プリンタドライバ120aに対し、更新準備通知を行う(S13)。この通知は、更新により削除される前に既存プリンタドライバ120aが実行すべき処理があれば、この時点で実行させるためのものである。
インストーラ200は、この更新許可応答を受けると、既存プリンタドライバ120aを削除する(S16)と共に、新規プリンタドライバ120bをインストールする(S17)。この処理は、図3のプリンタドライバ120の部分を新規プリンタドライバ120bに入れ換える処理である。
その後、新しいバージョンのプリンタドライバが公開された場合には、またステップS13乃至S17と同様にアップデートを実行する。
まず図9に、図8のステップS12(S19)でプリンタドライバ120が実行する、プリンタ使用時の処理のフローチャートを示す。
図9の処理において、プリンタドライバ120はまず、使用履歴171中に機種Pのデータの記載があるか否か判断する(S21)。
なお、ここで最終使用日を登録しているのは、「所定期間内使用」の継続条件に関する判断に必要な情報が、最後にいつ該当機種を使用したか、であるためである。使用回数等、他の情報も考慮する継続条件がある場合には、それに合わせて使用履歴171に記載する情報も変更する。
以上の処理において、ステップS22及びS23ではCPU11が履歴記録手段として機能し、ステップS24ではCPU11が第1の登録手段として機能する。
このため、これらの条件が設定されていない場合には、図9の処理を行わないようにしてもよい。しかし、後で条件が変更されることも考えられるため、使用継続条件161として現在設定されている条件に関わらず、図9の処理を実行することが好ましい。
プリンタドライバ120は、図8のステップS13における更新準備通知を検出すると、図11のフローチャートに示す処理を開始する。この処理のステップS42までの部分は、使用継続条件161と使用履歴171とに基づき、アップデート後も機種依存データを残すべき機種とそうでない機種とを判別し、残すべき機種を使用継続機種一覧181に記載する処理である。
この部分の処理において、プリンタドライバ120はまず、使用継続機種一覧181に記載されている機種のうち、引継用機種依存データ登録部150に該機種と対応する機種依存データが登録されていない機種があるか否か判断する(S43)。これがYesであれば、プリンタドライバ120は、該当機種の機種依存データを、機種依存データ登録部140から読み出し、そのコピーを引継用機種依存データ登録部150に登録する(S44)。
このステップS44の処理は、図9のステップS24の処理と、実行時期が異なるのみで同じ処理である。ステップS43でNoであれば、そのままステップS45に進む。
また、アップデート後のプリンタドライバに同梱される機種依存データについては、引継用機種依存データ登録部150に登録しなくてもアップデート後に使用可能であることから、引継用機種依存データ登録部150には登録していない。従って、引継用機種依存データ登録部150に登録する機種依存データを最小限に抑え、記憶容量を低減することができる。
図14は、(a)から(f)の時系列に沿って左側に記載した事象が起こった場合の各時点における、機種依存データ登録部140に登録される機種依存データ、使用履歴171、引継用機種依存データ登録部150に登録される機種依存データ、使用登録されているプリンタの機種を、それぞれ示している。
バージョン1.0には、機種A〜Dの機種依存データが同梱されているとし、機種依存データ登録部140には、これらの機種依存データが登録される。また、使用登録機種は、登録した機種A〜Cである。この時点では、使用履歴171及び引継用機種依存データ登録部150は空である。
機種依存データ登録部140及び使用登録機種の内容は、プリンタの使用によっては変化しない。
バージョン2.0では、機種A及び機種Bの機種依存データは非同梱となり、新たに機種E及び機種Fの機種依存データが同梱となり、全体として機種C〜Fの機種依存データが同梱されているとする。機種依存データ登録部140には、これらの機種依存データが登録される。
(e)に示すのは、その後機種B及び機種Dのプリンタが使用された後の状態である。この時点では、図9の処理により、使用履歴171に機種Dの情報が追加され、また、機種Bについては最終使用日が更新されている。
バージョン3.0では、機種Cの機種依存データは非同梱となり、新たに機種Gの機種依存データが同梱となり、全体として機種D〜Gの機種依存データが同梱されているとする。機種依存データ登録部140には、これらの機種依存データが登録される。
従って、機種A及び機種Cは、アップデート前は使用できていたものがアップデート後は使用できないようになる。しかし、機種A及び機種Cは今後も使用する可能性が低いと考えられ、この点は問題とならない。なお、機種Aの情報は使用履歴171からも削除される。
また、機種Dについては、「所定期間内使用」の条件には該当するが、バージョン3.0のプリンタドライバに機種依存データが同梱されているため、引継用機種依存データ登録部150からは機種依存データが削除される。しかし、アップデート後も、機種依存データ登録部140の機種依存データを用いて、機種Dの制御機能を使用できる。
使用登録機種がアップデートの影響は受けないことは、(c)の場合と同様である。
この場合も、機種依存データ登録部140に登録される機種依存データは(f1)の場合と同様である。
しかし、非同梱となる機種Cについては、使用登録があり、「登録機種」の条件に該当するため、図11乃至図13の処理の結果、引継用機種依存データ登録部150に機種依存データが残され、アップデート後も使用できる状態となる。ただし、このことに応じて機種Cの情報が使用履歴171に登録されることはない。
このように、以上説明してきた処理及び動作によれば、使用継続条件161に従い、機種依存データが非同梱となった後も、引き続き使用される可能性が高い機種を使用可能とすることができる。また、使用される可能性が低い機種の機種依存データを削除することができる。
例えば、使用継続条件について、以上の実施形態で述べたもの以外を設定可能としてもよい。直近所定期間内に所定回数以上使用した、等である。
このようにすれば、例えばあるバージョンのプリンタドライバからイタリア語のUIを提供する機種依存データが非同梱となっても、その機種依存データを引継用機種依存データ登録部150に残しておくことにより、引き続きイタリア語のUIを提供することができる。
また、使用継続条件を、機種についてと言語について、個別に設定できるようにしてもよい。機種については「登録機種」を、言語については、「使用言語」を設定し、使用登録がされている機種について、一度でも使用したことのある言語の機種依存データを全て残す、等である。
逆に、「機種A及び機種Bのプリンタを制御する機能」のように、ドライバが、1つの機能対応情報を用いて、複数の機種を制御する機能を提供することも考えられる。
また、プログラムを実行する装置も、PCには限られず、プログラムを実行可能なプロセッサを備えた装置であれば、任意の情報処理装置でよい。上記のスキャナ、ファクシミリ装置、MFP、プロジェクタ、電子ホワイトボード、遠隔会議システム等であっても構わない。携帯情報端末やスマートフォンであっても構わない。
また、上述した実施形態では、各種登録部150〜180を、プリンタドライバ120の外部に設ける例を説明したが、これは必須ではない。プリンタドライバ120の動作中は、プリンタドライバ120の一部としてこれらの登録部を設け、プリンタドライバ120をアンインストールする際に、各種登録部150〜180を、削除されない位置に退避させるようにしてもよい。
この場合、機種依存データ登録部140と引継用機種依存データ登録部150とを区別する必要はない。
このようなプログラムは、はじめからコンピュータに備えるROMや他の不揮発性記憶媒体(フラッシュメモリ,EEPROM等)などに格納しておいてもよい。しかし、メモリカード、CD、DVD、ブルーレイディスク等の任意の不揮発性記録媒体に記録して提供することもできる。それらの記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータにインストールして実行させることにより、上述した各手順を実行させることができる。
また、以上説明してきた実施形態及び変形例の構成は、相互に矛盾しない限り任意に組み合わせて実施可能であることは勿論である。
Claims (15)
- コンピュータを、
複数の機能毎に、該機能を実現するための情報を含む機能対応情報を登録する第1の登録手段と、
前記機能対応情報を用いて前記機能を提供する所定のプログラムを更新した後でも残す機能対応情報を選択するための条件である継続条件を登録する条件登録手段と、
前記所定のプログラムを更新する場合に、前記継続条件に基づいて、前記第1の登録手段が登録した機能対応情報のうち残すものと削除するものとを判別する判別手段と、
前記判別手段が削除すると判別した機能対応情報を削除する削除手段として機能させるためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
前記機能対応情報を用いて前記機能を提供する機能提供手段と、
当該プログラムと共にインストールされた機能対応情報を登録する第2の登録手段として機能させるためのプログラムをさらに含み、
前記第1の登録手段は、前記機能提供手段が、前記第2の登録手段が登録した機能対応情報を用いて機能を提供した場合に、該機能対応情報を登録する機能と、前記所定のプログラムを更新する場合に、前記第2の登録手段が登録した機能対応情報であって前記第1の登録手段がまだ登録していない機能対応情報のうち、前記継続条件に基づいて残すと判断したものを新たに登録する機能とを備えるプログラム。 - 請求項1に記載のプログラムであって、
前記コンピュータを、さらに、
前記機能の使用履歴を記録する履歴記録手段として機能させ、
前記判別手段は、前記使用履歴を前記継続条件に当てはめて、前記判別を行う機能を備えることを特徴とするプログラム。 - 請求項2に記載のプログラムであって、
前記条件登録手段は、前記継続条件として、ある機能が使用されたことがある場合にその機能と対応する機能対応情報を残す、という条件を登録可能であることを特徴とするプログラム。 - 請求項2又は3に記載のプログラムであって、
前記条件登録手段は、前記継続条件として、ある機能が直近所定期間内に使用されている場合にその機能と対応する機能対応情報を残す、という条件を登録可能であることを特徴とするプログラム。 - 請求項1乃至4のいずれか一項に記載のプログラムであって、
前記条件登録手段は、前記継続条件として、前記複数の機能のうち、ユーザに提示する選択肢に含まれることが登録されている機能と対応する機能対応情報を残す、という条件を登録可能であることを特徴とするプログラム。 - 請求項1乃至5のいずれか一項に記載のプログラムであって、
前記条件登録手段は、前記継続条件として、ベンダのサポート保証期間内でない機能対応情報を削除する、という条件を登録可能であることを特徴とするプログラム。 - 請求項1乃至6のいずれか一項に記載のプログラムであって、
前記条件登録手段は、ユーザからの指示に従って前記継続条件の登録を行うことを特徴とするプログラム。 - 複数の機能毎に、該機能を実現するための情報を含む機能対応情報を登録する第1の登録手段と、
前記機能対応情報を用いて前記機能を提供する所定のプログラムを更新した後でも残す機能対応情報を選択するための条件である継続条件を登録する条件登録手段と、
前記所定のプログラムを更新する場合に、前記継続条件に基づいて、前記第1の登録手段が登録した機能対応情報のうち残すものと削除するものとを判別する判別手段と、
前記判別手段が削除すると判別した機能対応情報を削除する削除手段と、
前記機能対応情報を用いて前記機能を提供する機能提供手段と、
前記所定のプログラムと共にインストールされた機能対応情報を登録する第2の登録手段とを備え、
前記第1の登録手段は、前記機能提供手段が、前記第2の登録手段が登録した機能対応情報を用いて機能を提供した場合に、該機能対応情報を登録し、また、前記所定のプログラムを更新する場合に、前記第2の登録手段が登録した機能対応情報であって前記第1の登録手段がまだ登録していない機能対応情報のうち、前記継続条件に基づいて残すと判断したものを新たに登録する情報処理装置。 - 請求項8に記載の情報処理装置であって、
前記機能の使用履歴を記録する履歴記録手段を備え、
前記判別手段は、前記使用履歴を前記継続条件に当てはめて、前記判別を行うことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項9に記載の情報処理装置であって、
前記条件登録手段は、前記継続条件として、ある機能が使用されたことがある場合にその機能と対応する機能対応情報を残す、という条件を登録可能であることを特徴とする情報処理装置。 - 請求項9又は10に記載の情報処理装置であって、
前記条件登録手段は、前記継続条件として、ある機能が直近所定期間内に使用されている場合にその機能と対応する機能対応情報を残す、という条件を登録可能であることを特徴とする情報処理装置。 - 請求項8乃至11のいずれか一項に記載の情報処理装置であって、
前記条件登録手段は、前記継続条件として、前記複数の機能のうち、ユーザに提示する選択肢に含まれることが登録されている機能と対応する機能対応情報を残す、という条件を登録可能であることを特徴とする情報処理装置。 - 請求項8乃至12のいずれか一項に記載の情報処理装置であって、
前記条件登録手段は、前記継続条件として、ベンダのサポート保証期間内でない機能対応情報を削除する、という条件を登録可能であることを特徴とする情報処理装置。 - 請求項8乃至13のいずれか一項に記載の情報処理装置であって、
前記条件登録手段は、ユーザからの指示に従って前記継続条件の登録を行うことを特徴とする情報処理装置。 - 前記機能がデバイス制御機能である請求項1乃至7のいずれか一項に記載のプログラムと、
前記デバイス制御機能により制御されるデバイスとを備えたことを特徴とする情報処理システム。
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