JP2001032340A - 水栓装置 - Google Patents

水栓装置

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JP2001032340A
JP2001032340A JP11208633A JP20863399A JP2001032340A JP 2001032340 A JP2001032340 A JP 2001032340A JP 11208633 A JP11208633 A JP 11208633A JP 20863399 A JP20863399 A JP 20863399A JP 2001032340 A JP2001032340 A JP 2001032340A
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faucet
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pipe
water supply
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昌浩 大野
Kouichi Fuchino
公市 渕野
Takashi Ebara
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置された浄水手段の取り替え時期を確実に
検出でき、設置作業が簡単で設置後の使い勝手の良好な
水栓装置を得る。 【解決手段】 給水路1aに接続され、管路の開閉を行
う電子水栓18が取り付けられて原水が通過する給水管
9と、給水管9から導入された原水を浄水にする浄水カ
ートリッジ12が装着された浄水器10と、浄水器10
からの浄水が通過する排水管14に接続されて浄水が吐
出される吐水管15が設けられるとともに浄水の吐出量
を測定する流量センサが内蔵された本体部21と、電子
水栓18による通水・止水を操作する操作手段と、流量
センサの信号および操作手段の操作に従って電子水栓1
8を制御し、予め設定された積算流量からの浄水カート
リッジ12の寿命および流量センサに検知された吐水流
量の低下による浄水カートリッジ12の寿命を報知する
制御手段23とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は上水道等の原水を浄
化する浄水器やアルカリ整水器等に接続して用いられる
水栓装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、浄水器やアルカリ整水器の普及に
伴い、流し台の下等に組み込むビルトインタイプの浄水
器やアルカリ整水器が増えてきている。
【0003】以下、従来における浄水器の用いられた水
栓装置について説明する。
【0004】図6は従来の水栓装置の一例を示す概略図
である。
【0005】図6において、浄水器10の備え付けられ
た流し台上には一般水栓2および浄水器専用水栓5が取
り付けられており、浄水器専用水栓5には通水レバー8
が設けられている。
【0006】一般水栓2には、給水側止水栓1の取り付
けられた給水路1aおよび給湯側止水栓25の取り付け
られた給湯路25aが混合水切り換え部(図示せず)を
介して接続されている。
【0007】給水路1aには、止水栓4の取り付けられ
た原水管7が接続されている。原水管7の先端は通水レ
バー8および給水管9を介して浄水器10が接続されて
おり、この浄水器10からは、浄化した水を吐水管15
に送る排水管14が延びている。また、浄水器10内に
は、原水中の残留塩素を吸着する活性炭および一般細菌
や不純物を取り除く中空糸膜等を備えた浄水カートリッ
ジ(浄水手段)12が装着されている。
【0008】なお、原水管7および吐水管14の一部に
は屈撓自在なフレキシブル管が用いられており、配管取
り回し上の便宜が図られている。
【0009】次に、このように構成された水栓装置の動
作について説明する。
【0010】使用者は通水レバー8を操作して原水管7
と給水管9との間の浄水器専用水栓5の水栓を開く。す
ると、止水栓1から給水路1aに導入された水道水等の
原水は、原水管7から給水管9を通って浄水器10に供
給される。そして、浄水器10内に設置された浄水カー
トリッジ12により浄化され、排水管14を通って吐水
管15から吐出される。
【0011】次に、積算流量カウンタの付加された従来
の水栓装置について説明する。ここで、図7は従来の水
栓装置の他の一例を示す概略図である。
【0012】図7に水栓装置において、原水管7内を流
れる原水の流量を測定する流量計16が原水管7に設置
され、流し台上には流量計16で算出した結果を表示す
る流量カウンタ17が設置されている。なお、その他の
部材については、図6の水栓装置と同様になっている。
【0013】次に、このように構成された水栓装置の動
作について説明する。
【0014】通水レバー8を操作して浄水器専用水栓5
の水栓を開くと、給水路1aに導入された水道水等の原
水は、原水管7から給水管9を通って浄水器10に供給
される。そして、浄水器10内の浄水カートリッジ12
により浄化された後、排水管14を通って吐水管15か
ら吐出される。
【0015】このとき、原水管7に設置された流量計1
6により浄水器10に導入される原水の流量が算出さ
れ、流量カウンタ17により表示される。これにより、
浄水カートリッジ12に通水された原水の流量を使用者
が確認することができる。したがって、積算の通水量が
浄水カートリッジ12の寿命の通水量を超えたならば、
使用者は浄水カートリッジ12を取り替えて流量カウン
タ17をリセットする。
【0016】次に、電子水栓の付加された従来の水栓装
置について説明する。ここで、図8は従来の水栓装置の
さらに他の一例を示す概略図である。
【0017】図8において、浄水器10の備え付けられ
た流し台上には、原水が吐出される一般水栓2および浄
水が吐出される吐水管15が取り付けられている。
【0018】一般水栓2には、給水側止水栓1の取り付
けられた給水路1aおよび給湯側止水栓25の取り付け
られた給湯路25aが混合水切り換え部(図示せず)を
介して接続されている。
【0019】給水路1aには、管路の開閉を電磁弁で行
う電子水栓18の取り付けられた給水管9が接続されて
いる。そして、給水管9には浄水器10が接続されてお
り、この浄水器10からは、浄化した水を吐水管15に
送る排水管14が延びている。また、浄水器10内に
は、原水中の残留塩素を吸着する活性炭および一般細菌
や不純物を取り除く中空糸膜等を備えた浄水カートリッ
ジ12が装着されている。
【0020】流し台上には、電子水栓18を介して給水
管9の管路の開閉を行う通水スイッチ19が設置されて
おり、通水スイッチ19と電子水栓18との間には、通
水スイッチ19の信号を検知したり時間管理を行って電
子水栓18を制御する制御手段20が設けられている。
【0021】なお、給水管9および吐水管14の一部に
は屈撓自在なフレキシブル管が用いられており、配管取
り回し上の便宜が図られている。
【0022】次に、このように構成された水栓装置の動
作について説明する。
【0023】使用者が通水スイッチ19を操作すると、
制御手段20を介して電子水栓18の水栓が開いて給水
管9の管路が開放される。すると、止水栓1から給水路
1aに導入された水道水等の原水は給水管9を通って浄
水器10に供給される。そして、浄水器10内に設置さ
れた浄水カートリッジ12により浄化され、排水管14
を通って吐水管15から吐出される。また、使用者が通
水スイッチ19を操作することにより制御手段20を介
して電子水栓18の水栓を閉じると、吐水が停止され
る。
【0024】ここで、制御手段20にはタイマが内蔵さ
れており、電子水栓18の水栓が開いて通水状態が所定
時間以上続いた場合には、この制御手段20により自動
的に電磁弁が閉じられる。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】このように、図6に示
す水栓装置では、原水の積算流量をわかりやすく表示
し、流量低下を知らせる機能がついてなかった。
【0026】また、図7に示す流量カウンタ付の水栓装
置では、流量カウンタを流し台上に設置するための孔を
開けなければならないので、設置作業に手間がかかって
いた。また、流量カウンタの表示部が流し台の上に設置
されると、流し台上の作業スペースが小さくなって使い
勝手が悪くなっていた。さらに、浄水カートリッジの種
類毎にその寿命が異なっているので、現在使用中の浄水
カートリッジの寿命を使用者が覚えていなけれはならな
かった。
【0027】また、浄水カートリッジの目詰まりが原因
の流量低下による浄水カートリッジの寿命判定をする装
置はなかった。
【0028】さらに、従来の水栓装置では、図7に示す
ように、流量を測定する手段と通止水を制御する手段と
が連動していないため、断水を検知して止水をすること
ができなかった。また、任意の水量を通水して止水する
こともできなかった。
【0029】そして、従来の浄水器を電子水栓に交換し
ようとするとき、浄水器本体から交換するか、図8に示
すように、水栓を取り替え、さらに通水スイッチを別途
取り付けなければならなかった。また、この場合でも、
流し台に通水スイッチを新たに設置するための孔を開け
なければならず、設置作業に手間がかかっていた。さら
に、通水スイッチが流し台の上に設置されると、流し台
上の作業スペースが小さくなって使い勝手が悪くなって
いた。
【0030】そこで、本発明は、設置された浄水手段の
取り替え時期を確実に検出することのできる水栓装置を
提供することを目的とする。
【0031】また、本発明は、設置作業が簡単で設置後
の使い勝手の良好な水栓装置を提供することを目的とす
る。
【0032】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の水栓装置は、給水路に接続され、管路の開
閉を行う電子水栓が取り付けられて原水が通過する給水
管と、給水管に接続され、給水管から導入された原水を
浄水にする浄水手段が装着された浄水器と、浄水器から
の浄水が通過する排水管と、排水管に接続されて浄水が
吐出される吐水管が設けられるとともに浄水の吐出量を
測定する流量センサが内蔵された本体部と、本体部に設
けられ、電子水栓による通水・止水を操作する操作手段
と、流量センサの信号および操作手段の操作に従って電
子水栓を制御し、予め設定された積算流量からの浄水手
段の寿命および流量センサに検知された吐水流量の低下
による浄水手段の寿命を報知する制御手段とを有する構
成としたものである。
【0033】これにより、設置された浄水手段の取り替
え時期を確実に検出することが可能になる。また、設置
作業が簡単で設置後の使い勝手の良好な水栓装置を得る
ことが可能になる。
【0034】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、給水路に接続され、管路の開閉を行う電子水栓が取
り付けられて原水が通過する給水管と、給水管に接続さ
れ、給水管から導入された原水を浄水にする浄水手段が
装着された浄水器と、浄水器からの浄水が通過する排水
管と、排水管に接続されて浄水が吐出される吐水管が設
けられるとともに浄水の吐出量を測定する流量センサが
内蔵された本体部と、本体部に設けられ、電子水栓によ
る通水・止水を操作する操作手段と、流量センサの信号
および操作手段の操作に従って電子水栓を制御し、予め
設定された積算流量からの浄水手段の寿命および流量セ
ンサに検知された吐水流量の低下による浄水手段の寿命
を報知する制御手段とを備えた水栓装置であり、設置さ
れた浄水手段の取り替え時期を確実に検出することが可
能になるという作用を有する。また、設置作業が簡単で
設置後の使い勝手の良好な水栓装置を得ることが可能に
なるという作用を有する。
【0035】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図5を用いて説明する。なお、これらの図面におい
て同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複
した説明は省略されている。
【0036】図1は本発明の一実施の形態における水栓
装置を示す概略図、図2は図1の水栓装置の流量センサ
部を示す断面図、図3は図1の水栓装置の操作表示部を
示す説明図、図4は図1の水栓装置の制御系を示すブロ
ック図、図5は図1の水栓装置の動作を示すフローチャ
ートである。
【0037】図1に示すように、浄水器10の備え付け
られた流し台上には、原水が吐出される一般水栓2、お
よび浄水が吐出される吐水管15を備えた本体部21が
取り付けられている。そして、本体部21には操作表示
部22が設けられている。
【0038】一般水栓2には、給水側止水栓1の取り付
けられた給水路1aおよび給湯側止水栓25の取り付け
られた給湯路25aが混合水切り換え部(図示せず)を
介して接続されている。
【0039】給水路1aには、管路の開閉を電磁弁で行
う電子水栓18の取り付けられた給水管9が接続されて
いる。そして、給水管9には浄水器10が接続されてお
り、この浄水器10からは、浄化した水を吐水管15に
送る排水管14が延びている。また、浄水器10内に
は、原水中の残留塩素を吸着する活性炭および一般細菌
や不純物を取り除く中空糸膜等を備えた浄水カートリッ
ジ(浄水手段)12が装着されている。
【0040】なお、給水管9および吐水管14の一部に
は屈撓自在なフレキシブル管が用いられており、配管取
り回し上の便宜が図られている。
【0041】図2に示すように、本体部21には、浄水
の吐出量を測定する流量センサ24が内蔵されており、
本体部21と電子水栓18との間には電子水栓18を制
御する制御手段23が設けられている。
【0042】図3に示すように、操作表示部22には、
電子水栓18による通水・止水を操作する通水ボタン
(操作手段)221、浄水カートリッジ12を交換した
ときに積算流量および流量不足等による浄水カートリッ
ジ12の寿命の解除およびカウンタのリセットをするリ
セットボタン222、浄水カートリッジ12の通水量を
4段階で表す浄水カートリッジ寿命ランプ223,22
4,225,226、浄水カートリッジ12の交換時期
を知らせる交換ランプ227、ボタン221,222の
操作時や浄水カートリッジ12の寿命のときに報知音で
知らせる報知ブザー228を備えている。
【0043】また、図4に示すように、制御手段23
は、ROM231a、RAM231bおよび時間のカウ
ントを行うタイマ231cが内蔵されて装置の動作制御
を行うMPU231、MPU231をリッセトスタート
させるためのリセット信号を発生させるリセット回路2
32、操作表示部22を駆動する操作表示部駆動回路2
33、報知ブザー228を駆動するブザー駆動回路23
4、電源電圧が低下するといった浄水器19の使用状況
などの内容を保存するメモリIC235、家庭用電源整
流や電池等により直流電源を供給する電源回路236、
電子水栓18の水栓開閉を制御する電子水栓駆動回路2
37、および浄水カートリッジ12の寿命設定を行う浄
水カートリッジ寿命設定スイッチ238を備えている。
【0044】次に、このように構成された水栓装置の動
作について説明する。
【0045】使用者は先ず、使用する浄水カートリッジ
12の寿命に合わせて、制御手段23内の浄水カートリ
ッジ寿命設定スイッチ238を設定する(ここでは、1
年に設定されている)。そして、新しい浄水カートリッ
ジ12への交換時に操作表示部22のリセットボタン2
22を押下して浄水カートリッジ12の寿命カウンタを
リセットする。なお、この操作は浄水カートリッジ12
を新しいものに交換するときにのみ行い、通常使用時に
は行わない。
【0046】次に、使用者は操作表示部22の通水ボタ
ン221を操作して電子水栓18の水栓を開き、給水路
1aから給水管9を介して浄水器10へ原水を導入す
る。
【0047】これにより、原水は浄水器10内の浄水カ
ートリッジ12により残留塩素および一般細菌や不純物
が取り除かれて浄化された水になり、排水管14を通っ
て本体部21内の流量センサ24に通水される。このと
き、流量センサ24からの信号が信号線を介して制御手
段22内のMPU231に伝達され、現在の通水量が検
知されるとともに積算流量がカウントされる。なお、流
量検知および積算流量の情報は、操作表示部22の浄水
カートリッジ寿命ランプ223,224,225,22
6、および交換ランプ227で表示される。その後、浄
化された水は吐水管15から吐水される。
【0048】止水をするときには、使用者は、再度操作
表示部22の通水ボタン221を操作する。これによ
り、電子水栓18の水栓を閉じられて止水される。な
お、連続使用の制限のため、たとえば15分以上浄水を
連続使用すると、制御手段23により自動的に電子水栓
18の水栓が閉じられる。
【0049】ここで、使用者が通水を行うために操作表
示部22の通水ボタン221を操作して電子水栓18の
水栓を開いても流量センサ24が流量を検知しない場合
には、制御手段23はこれを断水とみなし、電子水栓1
8の水栓を閉じる。
【0050】次に、浄水カートリッジ12の寿命の判定
について説明する。
【0051】本水栓装置では、積算流量が規定流量以上
になった場合と通水流量が規定値より少なくなった場合
に、浄水カートリッジ12が寿命になったと判定される
ようになっている。
【0052】すなわち、前者の場合には、たとえば1年
寿命浄水カートリッジの場合に積算流量での寿命を12
000L(リットル)と規定する。そして、積算流量を
流量センサ24でカウントし、寿命の4分の1が経過す
る毎に操作表示部22の浄水カートリッジ寿命ランプ2
23,224,225,226を順次消灯して行き、約
2週間で浄水カートリッジ寿命となる時点(たとえば、
残り150L)で浄水カートリッジ12の交換を促すた
めに通水開始時に交換ランプ226を点滅させるととも
に報知ブザー228の報知音で知らせる。なお、浄水カ
ートリッジ12が積算流量で寿命になった時点では、浄
水カートリッジ寿命ランプ223,224,225,2
26は全て消灯し、交換ランプ227が点灯する。
【0053】また、後者の場合には、通水流量が初期流
量の約半分以下まで減少し、その状態が常時続いた場
合、浄水カートリッジ12の積算流量に関係なく交換時
期が近いとみなし、浄水カートリッジ12の交換を促す
ために通水開始時に交換ランプ227を点滅させるとと
もに報知ブザー228の報知音で知らせる。また、通水
流量が初期流量の約3分の1未満になり、その状態が常
時続いた場合には、浄水カートリッジ12が寿命である
とみなして交換ランプ228が点灯する。
【0054】次に、制御手段23の動作を図4および図
5を用いて説明する。
【0055】電源が投入されると、制御手段23の初期
設定を行うとともにメモリIC235の内容を読み込
み、電源がOFFされる前の状態に復帰する(ステップ
S01)。
【0056】次に、流量センサ24の信号より流量を検
出し信号が有効であるかどうか判定し(ステップS0
2)、当該信号が有効であれば積算流量のカウントを行
う(ステップS03)。そして、ステップS03におけ
る積算流量のカウントの結果を浄水カートリッジ寿命設
定スイッチ238の設定状態を考慮して浄水カートリッ
ジ12が寿命または寿命間近であるか判定を行い(ステ
ップS04)、浄水カートリッジ12が寿命または寿命
間近であればその結果を操作表示部22に反映させる
(ステップS05)。
【0057】次に、積算流量の結果を操作表示部22に
表示し(ステップS06)、操作表示部22におけるボ
タン操作の入力情報を取り込む(ステップS07)。そ
して、通水ボタン221の操作が行われた場合には(ス
テップS08)電子水栓18の状態を判定し(ステップ
S09)、電子水栓18が閉じている場合は電子水栓1
8を開く処理を行い(ステップS10)、通水状態にす
る。また、電子水栓18が開いている場合は電子水栓1
8を閉じる処理を行い(ステップS11)、止水状態に
する。
【0058】ステップS08で通水ボタン221の操作
が行われない場合には、現在通水状態であるかどうかを
判定し(ステップS12)、止水状態の場合、リセット
ボタン操作の判定を行う(ステップS13)。そして、
ステップS13でリセットボタン222が押された場合
で、さらに浄水カートリッジ12が寿命と判定された場
合(ステップS14)、浄水カートリッジ12のカウン
タをリセットする(ステップS15)。
【0059】ステップS12で通水状態であると判定さ
れた場合には、電子水栓18の状態を判定する(ステッ
プS16)。そして、電子水栓18が閉じていると判定
し、かつ流量センサ24の流量信号を検知した場合(ス
テップS17)、電子水栓18の異常検知を行い(ステ
ップS18)、異常が確定したならば(ステップS1
9)、操作表示部22に異常状態の表示を行う(ステッ
プS20)。
【0060】ステップS16で電子水栓18が開いてい
ると判定し、かつ流量センサ24の流量信号を検知しな
かった場合には(ステップS21)、断水中と判断して
電子水栓18を閉じる処理を行う(ステップS22)。
そして、通水量の減少状態を監視し、浄水カートリッジ
12の通水流量の減少量をカウントし(ステップS2
3)、その結果をステップS04で判定してステップS
05で操作表示部22に反映させる。通水開始からの時
間をカウントし(ステップS24)、所定時間(たとえ
ば15分間)を過ぎると(ステップS25)、ステップ
S11にジャンプして電子水栓18を閉じる処理を行
う。
【0061】ステップS10で電子水栓18を開く処理
を行った場合、ステップS11で電子水栓18を閉じる
処理を行った場合、ステップS13でリセットボタン2
22が押されていなかった場合、ステップS14で浄水
カートリッジ12が寿命と判定されなかった場合、ステ
ップS15で浄水カートリッジ12のカウンタをリセッ
トした場合、ステップS17で流量センサ24の流量信
号を検知しなかった場合、ステップS19で異常が確定
しなかった場合、ステップS20で操作表示部22に異
常状態の表示を行った場合、およびステップS25で制
限時間をオーバーしていない場合には、電源電圧低下お
よび未使用状態を判定し(ステップS26)、電源電圧
が正常でかつ使用状態であれば、ステップS02からの
動作を繰り返し行う。また、水栓装置が使用されていな
い状態のときは、浄水カートリッジ12の使用状況の情
報をメモリIC235に保存し(ステップS27)、電
源をOFFする。そして、水栓装置が使用中で電源電圧
が低下したときは、浄水カートリッジ12の使用状況の
情報をメモリIC235に保存し(ステップS27)、
電圧低下の表示および報知音で知らせ(ステップS2
8)、電源をOFFする。
【0062】次に、本実施の形態の水栓装置の設置につ
いて説明する。
【0063】本実施の形態の水栓装置は、既に設置して
ある浄水器10が流用できるもので、図6、図7および
図8に示す水栓装置に対して、浄水器専用水栓5を図1
に示す本体部21に取り替え、給水路1aに電子水栓1
8の取り付けられた給水管9を接続し、給水管9に浄水
器10を接続する。また、排水管14を本体部21に接
続する。そして、制御手段23の浄水カートリッジ寿命
設定スイッチ238を浄水カートリッジ12の寿命に合
わせた設定にし、本体部21と電子水栓18に電源およ
び信号線の配線を行えばよい。
【0064】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、設置さ
れた浄水手段の取り替え時期を確実に検出することが可
能になるという有効な効果が得られる。
【0065】また、本発明によれば、設置作業が簡単で
設置後の使い勝手の良好な水栓装置を得ることが可能に
なるという有効な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における水栓装置を示す
概略図
【図2】図1の水栓装置の流量センサ部を示す断面図
【図3】図1の水栓装置の操作表示部を示す説明図
【図4】図1の水栓装置の制御系を示すブロック図
【図5】図1の水栓装置の動作を示すフローチャート
【図6】従来の水栓装置の一例を示す概略図
【図7】従来の水栓装置の他の一例を示す概略図
【図8】従来の水栓装置のさらに他の一例を示す概略図
【符号の説明】
1a 給水路 7 原水管 9 給水管 10 浄水器 12 浄水カートリッジ(浄水手段) 14 排水管 15 吐水管 18 電子水栓 21 本体部 23 制御手段 24 流量センサ 221 通水ボタン(操作手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江原 高志 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2D060 BB02 CA04 CD02 CD09 4D006 GA02 HA01 HA91 JA70A KA13 KB12 MA01 PA01 PB06 PC52 4D024 AA02 AB11 BA02 BC01 CA04 CA11 DA03 DA05 DB05

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給水路に接続され、管路の開閉を行う電子
    水栓が取り付けられて原水が通過する給水管と、 前記給水管に接続され、前記給水管から導入された原水
    を浄水にする浄水手段が装着された浄水器と、 前記浄水器からの前記浄水が通過する排水管と、 前記排水管に接続されて前記浄水が吐出される吐水管が
    設けられるとともに前記浄水の吐出量を測定する流量セ
    ンサが内蔵された本体部と、 前記本体部に設けられ、前記電子水栓による通水・止水
    を操作する操作手段と、 前記流量センサの信号および前記操作手段の操作に従っ
    て前記電子水栓を制御し、予め設定された積算流量から
    の前記浄水手段の寿命および前記流量センサに検知され
    た吐水流量の低下による前記浄水手段の寿命を報知する
    制御手段とを備えたことを特徴とする水栓装置。
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