JPH1119640A - 浄水装置 - Google Patents

浄水装置

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JPH1119640A
JPH1119640A JP17738597A JP17738597A JPH1119640A JP H1119640 A JPH1119640 A JP H1119640A JP 17738597 A JP17738597 A JP 17738597A JP 17738597 A JP17738597 A JP 17738597A JP H1119640 A JPH1119640 A JP H1119640A
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JP
Japan
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water
flow rate
flow
water purification
terminal
Prior art date
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Application number
JP17738597A
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English (en)
Inventor
Isao Kato
功 加藤
Motoharu Sato
元春 佐藤
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Sanden Corp
Original Assignee
Sanden Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】浄水ユニットにおける目詰まり或いは給水弁の
故障等により端末に給水不能となったときも水を端末に
供給できる浄水装置を提供する。 【解決手段】水道水等の原水を流入しこれを浄化して蛇
口等の端末に配管を通じて供給する浄水ユニット10を
備えた浄水装置において、浄水ユニット10の下流側の
浄水管13に設置され端末の開放に伴う水の流動を検知
するフローセンサ16と、浄水ユニット10を迂回して
原水を端末に給送するバイパス管17と、浄水ユニット
10又はバイパス管17の何れか一方に選択的に原水を
流すよう切り換える給水弁15及びバイパス開閉弁17
と、フローセンサ16の検知流量に基づき給水弁15及
びバイパス開閉弁18を制御する制御手段とを有する構
造となっている。これにより、浄水ユニット10で目詰
まり等を起こしているときは、バイパス管17を通じて
原水を端末に供給できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水道水や地下水等
の水を浄化して一般家庭用或いは業務用の飲料水として
供給する浄水装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の浄水装置は、浄水ユニッ
トを有するもので、この浄水ユニット内に原水中のトリ
ハロメタン、カビ臭、有機物、錆等の汚れ物質を吸着す
る活性炭等の吸着部を充填している。ここで、浄水装置
の端末である蛇口を開放するときは、浄水ユニットの上
流側の給水弁が開放して原水を浄水ユニットに流し、浄
水が蛇口から供給される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の浄水装置ではこれを長期間に亘り使用するときは、
吸着部に捕捉された汚れ物質が多量となって、吸着部が
目詰まりを起こすため、給水弁が開放状態でも蛇口へ水
を供給できないという問題点を有していた。また、この
ような蛇口への給水不能事態は給水弁の故障によっても
招来される。
【0004】本発明の目的は前記従来の課題に鑑み、浄
水ユニットにおける目詰まり或いは給水弁の故障等によ
り端末に給水不能となったときも水を端末に供給できる
浄水装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため、請求項1の発明は、水道水等の原水を流入し
これを浄化して蛇口等の端末に配管を通じて供給する浄
水ユニットを備えた浄水装置において、浄水ユニットの
下流側の配管に設置され端末の開放に伴う水の流動を検
知する流量検知手段と、浄水ユニットを迂回して原水を
端末に給送するバイパス管路と、浄水ユニット又はバイ
パス管路の何れか一方に選択的に原水を流すよう切り換
える切換手段と、流量検知手段の検知流量に基づき切換
手段を制御する制御手段とを有する構造となっている。
【0006】請求項1の発明によれば、流量検知手段の
検知流量が少ないとき、即ち、浄水ユニットで目詰まり
等を起こしているときは、バイパス管路を通じて原水を
端末に供給できる。
【0007】請求項2の発明は、請求項1に係る浄水装
置において、制御手段は、流量検知手段により検知され
る流量が設定流量に達し、かつ、設定流量に達したとき
から所定時間内に設定流量より少なくなったときは、バ
イパス管路側に原水を流すよう切換手段を制御するよう
になっている。
【0008】請求項2の発明によれば、浄水ユニットの
目詰まり等が起こっているか否かを、流量及び時間に基
づき不具合を的確に判定している。
【0009】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に係る浄水装置において、切換手段によりバイパス管路
側に原水を流すとき、これを報知する報知手段を有する
ようになっている。
【0010】請求項3の発明によれば、浄水ユニットの
目詰まりを起こしているときは、報知手段、例えば警報
ランプ或いは警報ブザー等によりこれをユーザーに知ら
せることができる。
【0011】なお、ここで使用される流量検知手段とし
て水量を随時検知しこの水量信号を出力するフローセン
サ、或いは、水量が所定値以上となったとき検知信号を
出力するフロースイッチを用いるようにしても良い。
【0012】
【発明の実施の形態】図1乃至図5は本発明に係る浄水
装置の一実施形態を示すもので、図1は浄水装置の水回
路図、図2は浄水装置の駆動制御を示すブロック図、図
3は流量変化を示すグラフ、図4は浄水装置の駆動制御
を示すフローチャートの1、図5は浄水装置の駆動制御
を示すフローチャートの2である。
【0013】本実施形態に係る浄水装置は、図1に示す
ように、浄水ユニット10を備え、この浄水ユニット1
0の内部に原水中のトリハロメタン、カビ臭、有機物、
錆等の汚れ物質を吸着する活性炭等の吸着部10aを充
填している。また、この浄水ユニット10の上流側には
水道水等の原水を給送する給水管11を連結し、同じく
下流側には端末(蛇口等)の手動弁12に浄水を給送す
る浄水管13を連結している。更に、この給水管11に
は分流器14及び給水弁15を設置し、この給水弁15
により浄水ユニット10への給水を開閉制御している。
一方、浄水管13にはフローセンサ16を設置し、浄水
管13内を移動する水量を随時検知しこの水量信号を後
述する制御装置20に出力するようになっている。ここ
で、フローセンサ16として、例えば水の流れにより回
転する羽根車を有しその回転数を随時検知して水量を計
測するものを用いている。
【0014】以上のように構成された浄水装置におい
て、本発明は分流器14の一つのポートから浄水ユニッ
ト10を迂回してフローセンサ16の上流側の浄水管1
3に接続するバイパス管17を配管し、このバイパス管
17に水流通を開閉制御するバイパス開閉弁18を設置
している。
【0015】これにより、給水弁15を開、バイパス開
閉弁18を閉とするときは、図1の実線矢印に示すよう
に、原水が浄水ユニット10を通じて手動弁12側に流
れ、他方、これとは逆に給水弁15を閉、バイパス開閉
弁18を開とするときは、図1の1点鎖線矢印に示すよ
うに、原水がバイパス管17を通じて手動弁12側に流
れる。従って、給水弁15及びバイパス開閉弁18は原
水流路の切換手段として構成されている。
【0016】次に、本実施形態に係る浄水装置の駆動制
御回路を図2のブロック図を参照して説明する。即ち、
本実施形態に係る浄水装置の制御装置20は、マイクロ
コンピュータ21と、このマイクロコンピュータ21に
計時信号を入出力する第1乃至第3タイマ22,23,
24とを有する。このマイクロコンピュータ21は中央
演算装置(CPU)21a、制御プログラムを記憶して
いるメモリ21b、信号を入出力するI/Oポート21
c,21dを有している。このI/Oポート21cはフ
ローセンサ16の流量信号及び各タイマ22〜24の計
時信号を入出力し、また、I/Oポート21dはこれら
の信号に基づき給水弁15、バイパス開閉弁18及び警
報ランプ19を駆動制御するようになっている。
【0017】ここで、メモリ21bには浄水給送時の設
定流量Q0、浄水流量が設定流量Q0に達するまでの設定
時間Ts0、浄水流量が設定流量Q0に達したのち正常状
態であると判断するための設置時間Ts1、浄水給送時か
ら各タイマ22〜24を初期化するための設定時間Ts2
がそれぞれ記憶されている。また、第1タイマ22は設
定時間Ts0、第2タイマ23は設定時間Ts1、第3タイ
マ24は設定時間Ts2をぞれぞれ計時し、また、CPU
21aは各設定時間Ts0,Ts1,Ts2となっているか、
また、設定流量Q0となっているかを監視し、各駆動機
器15,18,19を図4及び図5のフローチャートに
示すように制御する。
【0018】即ち、蛇口の手動弁12を開くとき、浄水
管13内の水が蛇口側に流れる。この流量Qをフローセ
ンサ16で検知したときは、第1タイマ22が計時を開
始するとともに、給水弁15を開とする(S1,S2,
S3)。しかる後、流量Qが設定流量Q0以上となった
か否かを監視し、この設定流量Q0に達していないとき
は第1タイマ22の設定時間Ts0が経過したか否かを判
定する(S4,S5)。
【0019】この設定時間Ts0が経過する前に設定流量
Q0に達したときは、第2タイマ23の計時を開始し、
この第2タイマ23の設定時間Ts1に亘って設定流量Q
0となっているときは(S6,S7)、即ち、浄水ユニ
ット10の吸着部10aに多量に錆等が付着することな
く目詰まりが起きていないときは、正常な運転状態であ
ると判定し、浄水を蛇口側に供給する(図1の実線矢
印、図3の流量曲線(イ))。
【0020】一方、ステップ5で設定時間Ts0以内に設
定流量Q0に達していないとき、即ち、浄水ユニット1
0の吸着部10aに多量に錆等が付着し吸着部10aが
目詰まりを起こしているか、或いは、給水弁15が故障
し流量がほとんどないときであり、このような場合は、
給水弁15を閉、バイパス開閉弁18を開にして(S
9)、原水を分流器14を通じてバイパス管17に流
し、更に浄水管13を通じて蛇口に流す(図1の1点鎖
線矢印、図3の流量曲線(ロ))。また、警報ランプ1
9を点灯し異常であることをユーザーに知らせるように
なっている(S10)。
【0021】また、ステップ7にて設定時間Ts1が経過
する前に流量Qが設定流量Q0より低くなったときは、
前述の不具合ほどひどくないが、正常な浄水量を得られ
ないとして、前述と同様に各弁15,18を動作させ、
バイパス管17を通じて原水を蛇口に流す(図1の2点
鎖線矢印、図3の流量曲線(ハ))。
【0022】一方、図5に示すように、手動弁12の開
放により浄水管13内の水が蛇口側に流れときは、第3
タイマ24の計時を開始し(S1,S2)、設定時間T
s2の経過後に第1乃至第3タイマ22〜24を初期化し
(S3,S4)、次回の手動弁12の開放に備えるよう
になっている。
【0023】このように本実施形態によれば、吸着部1
0の目詰まり、或いは、給水弁15の故障等により正常
な浄水量で蛇口等に給水できないときは、バイパス管1
7を通じて水を供給できるし、また、この異常状態をユ
ーザーに知らせることができ、メンテナンス等にも便利
なものとなっている。
【0024】なお、前記実施形態では流量検知手段とし
てフローセンサ16を用いているが、流量を検知できる
ものであれば良く、例えば水の流量が所定値以上となっ
たとき検知信号を出力するフロースイッチを用いるよう
にしても良い。また、前記実施形態では浄水装置の不具
合を警報ランプで知らせるようになっているが、警報ブ
ザーを使用するようにしても良い。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
流量検知手段の検知流量が少ないとき、即ち、浄水ユニ
ットで目詰まり或いは給水弁の故障等により端末に給水
不能となったときも、継続的に給水を行うことができる
し、また、報知手段を用いてこの不具合をユーザーに知
らせることができ、メンテナンスにも便利なものとなっ
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る浄水装置の水回路図
【図2】本発明に係る浄水装置の駆動制御を示すブロッ
ク図
【図3】流量変化を示すグラフ
【図4】本発明に係る浄水装置の駆動制御を示すフロー
チャートの1
【図5】本発明に係る浄水装置の駆動制御を示すフロー
チャートの2
【符号の説明】
10…浄水ユニット、11…給水管、13…浄水管、1
5…給水弁、16…フローセンサ、17…バイパス管、
18…バイパス開閉弁。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水道水等の原水を流入しこれを浄化して
    蛇口等の端末に配管を通じて供給する浄水ユニットを備
    えた浄水装置において、 前記浄水ユニットの下流側の配管に設置され端末の開放
    に伴う水の流動を検知する流量検知手段と、該浄水ユニ
    ットを迂回して原水を前記端末に給送するバイパス管路
    と、該浄水ユニット又は該バイパス管路の何れか一方に
    選択的に原水を流すよう切り換える切換手段と、該流量
    検知手段の検知流量に基づき前記切換手段を制御する制
    御手段とを有することを特徴とする浄水装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記流量検知手段によ
    り検知される流量が設定流量に達し、かつ、設定流量に
    達したときから所定時間内に設定流量より少なくなった
    ときは、前記バイパス管路側に原水を流すよう前記切換
    手段を制御することを特徴とする請求項1記載の浄水装
    置。
  3. 【請求項3】 前記切換手段により前記バイパス管路側
    に原水を流すとき、これを報知する報知手段を有するこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2記載の浄水装置。
  4. 【請求項4】 前記流量検知手段として、水量を随時検
    知しこの水量信号を出力するフローセンサを用いたこと
    を特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の
    浄水装置。
  5. 【請求項5】 前記流量検知手段として、水の流量が所
    定値以上となったとき検知信号を出力するフロースイッ
    チを用いたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何
    れか1項記載の浄水装置。
JP17738597A 1997-07-02 1997-07-02 浄水装置 Pending JPH1119640A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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