JP3337181B2 - イオン水生成器 - Google Patents

イオン水生成器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、水道配管の蛇口など
に接続されて飲料水中の有害物質を吸着材で除去すると
ともに、この水を連続的に電気分解してアルカリ水と酸
性水とを生成するイオン水生成器に関する。
【従来の技術】この発明の実施例を示す図1を用いて、
この実施例と共通する従来構成部分を説明すると以下の
通りである。図において、水道配管の蛇口1に切換コッ
ク2を介して接続された給水配管3から浄水タンク4に
給水された飲料水は、この浄水タンク4に収容された活
性炭などからなる図示しない吸着材を通過して有害物質
(かび臭、トリハロメタン、残留塩素分など)が除去さ
れ、給排切換弁5を介して浄水配管6から電解槽7に供
給される。この電解槽7は供給された水を連続的に電気
分解し、生じたプラス極近傍のOH- リッチなアルカリ
水とマイナス極近傍のH+ リッチな酸性水とを吐水口8
及び9からそれぞれ別々に吐出する。
【0002】電解槽7から吐出された上記アルカリ水及
び酸性水は、回転式の四方弁からなるモード切換弁10
を介して取り出される。ここで、モード切換弁10はモ
ータ11で弁体が回転駆動されることにより吐水モード
を次の4種類、すなわちアルカリ水を取水口10aに送
出し、酸性水を排水口10bから排出するアルカリ水モ
ード、逆に酸性水を取水口10aに送出し、アルカリ水
を排水口10bから排出する酸性水モード、電解槽7へ
の通電を停止した状態で原水をそのまま全部取水口10
aに送出する原水モード、及び電解槽7の起動時に槽内
の残留水を全部排水口10bから排出する排水モードに
切り換える。また、その場合、上記各モードに対するモ
ータ11の回転位置はロータリー式のエンコーダ12か
ら出力される位置検知信号に基づいて、操作・制御部1
3により制御される。エンコーダ12はスリットを有す
る回転円板を挟んで発光器と受光器が配置された公知の
ものである。
【0003】ところで、浄水タンク4内の吸着材はある
通水量を超えると有害物質の堆積により活性が低下する
が、この吸着材は煮沸により有害物質を放出させて再生
することができる。そこで、浄水タンク4の底部にはヒ
ータ14が配置され、例えば1日に1回、蛇口1を閉止
した止水状態でヒータ14に通電して浄水タンク4を加
熱する。これにより浄水タンク4の内部に溜まっていた
水が沸騰し、吸着材の煮沸再生が行われる。ここで、上
記給排切換弁5はサーモバルブで構成されており、浄水
タンク4内の水温がある温度まで上昇すると内蔵する感
熱部の変形により弁体が移動し、常時は浄水配管6に通
じていた浄水タンク4の出口を熱水排出管15に切り換
える。その結果、浄水タンク4内の水の沸騰により生じ
た蒸気や熱水は給排切換弁5を介して熱水排出管15に
導かれシンク16に排出される。また、ヒータ14の近
傍には温度センサ17が配置されており、その検出温度
が一定温度、例えば200℃に達すると、ヒータ14は
自動的にOFFされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記イオン水生成器に
おいて、装置を小形化する必要から各構成部分は高密度
に実装され、その結果としてエンコーダ12はヒータ1
4に近接して配置されざるを得ない現状にある。ところ
が、エンコーダ12に付随する回路素子は、高温になる
と動作が不安定になるという特性がある。そこで、従来
はその対策として、温度センサ17で検出されるヒータ
14の近傍の温度が、ヒータ14のOFF後に一定の温
度、例えば70℃以下に低下するまで、モード切換弁1
0の切換動作を禁止させる制御を行っていた。しかしな
がら、ヒータ14のOFF後に直ぐに浄水タンク4に通
水されると、ヒータ14の近傍の温度が急激に低下して
モード切換弁10は切換動作が可能となってしまい、そ
の場合にはエンコーダ12の位置検出不良からモード切
換に誤動作が生じるという問題があった。そこで、この
発明は、ヒータOFF後の通水の有無に関わらずエンコ
ーダ近傍温度の低下を待ってモード切換弁を動作させら
れるようにし、モード切換における誤動作の発生を確実
に防止したイオン水生成器を提供することを目的とする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】ヒータを備えた浄水タン
クに加熱再生性を有する吸着材が収容され、前記浄水タ
ンクに給水された飲料水中の有害物質が前記吸着材で除
去される一方、この吸着材の活性が低下した際には前記
ヒータに通電されてその再生が行われる浄水器と、この
浄水器から供給された水を連続的に電気分解してアルカ
リ水と酸性水とを生成する電解槽とからなり、前記アル
カリ水と酸性水とはエンコーダで回転位置制御されるモ
ータで駆動されて吐水モードを切り換えるモード切換弁
を介して取り出されるイオン水生成器において、上記目
的を達成するために、請求項1に係るこの発明は、エン
コーダの近傍に温度センサを配置するとともに、この温
度センサの検知温度が一定温度以下になるまでモード切
換弁の切換動作を禁止する制御手段を設けるものとす
る。同じく上記目的を達成するために、請求項2に係る
この発明は、ヒータの近傍に温度センサを配置するとと
もに、この温度センサの検知温度が一定温度以下に低下
後、一定時間が経過するまでモード切換弁の切換動作を
禁止する制御手段を設けるものとする。
【0006】
【作用】請求項1に係るこの発明においては、ヒータ近
傍の温度センサとは別にエンコーダの近傍にも温度セン
サを配置し、この温度センサの検知温度が一定温度以下
になるまでモード切換弁の切換動作を禁止するように制
御する。これにより、通水によるヒータ近傍の温度低下
に関係なく、エンコーダ自体の温度状況を検出してモー
ド切換弁の制御を行うことができる。また、請求項2に
係るこの発明においては、ヒータ近傍の温度センサの検
知温度が一定温度以下に低下後も、一定時間が経過する
までは引き続きモード切換弁の切換動作を禁止するよう
に制御する。これにより、通水によりヒータ近傍の温度
が急速に低下しても、エンコーダの温度が実際に低下す
るのを待ってモード切換弁の制御を行うことができる。
【0007】
【実施例】図1は請求項1に係るこの発明の実施例を示
すシステム構成図、図2はその制御動作を説明するフロ
ーチャートである。図1における従来構成と共通の部分
についてはすでに説明したが、この実施例で従来例と相
違するのはエンコーダ12の温度状況を把握するため
に、その近傍にサーミスタからなる温度センサ18が温
度センサ17とは別途に配置され、その検出温度が一定
温度、例えば50℃以下になるまでモード切換弁10の
切換動作が禁止されるように操作・制御部13により制
御される点である。以下、この制御動作について図2に
基づいて説明する。
【0008】図2において、タイマ制御あるいは押ボタ
ン操作により、浄水タンク4内の吸着材の再生が開始さ
れると(ステップS1)、モード切換弁10を排水位置
に切り換えるとともに(排水モード)、この位置に固定
したままその切換動作を禁止する(ステップS2)。次
いで、ヒータ14をONしたら(ステップS3)、その
近傍の温度を温度センサ17で読み込み、その温度が2
00℃に達したかをチェックする(ステップS4)。そ
して、200℃に達すればヒータ14をOFFし(ステ
ップS5)、引き続き温度センサ17の検出温度が70
℃以下に低下したかをチェックして(ステップS6)、
低下すれば更にエンコーダ12の近傍の温度センサ18
の検出温度が50℃以下に低下したかをチェックする
(ステップS7)。そして、エンコーダ12の近傍の温
度が50℃以下に低下すれば、モード切換弁10の切換
動作禁止を解除し(ステップS8)、吸着材の再生を終
了する(ステップS9)。
【0009】図3は請求項2に係るこの発明の実施例を
示す制御動作のフローチャートである。システム構成
は、図1においてエンコーダ近傍の温度センサ18に代
えてタイマを設けたものとし、図示を省略する。さて、
図3において、ステップS1〜ステップS6は図2の場
合と同じであるが、ステップS7ではヒータ近傍の温度
センサの検出温度が70℃以下に低下後、一定時間、例
えば1時間経過したかをチェックし、経過すれば図2の
場合と同じにモード切換弁の切換動作禁止を解除し(ス
テップS8)、吸着材の再生を終了する(ステップS
9)。このような構成によれば、ヒータ近傍温度の低下
がヒータOFF直後の通水による場合でも、その後、エ
ンコーダの温度が実際に低下するまで一定時間(上記1
時間)待てるので、モード切換動作に支障を生じる恐れ
がない。
【0010】
【発明の効果】この発明は、エンコーダ近傍の温度を確
認して、あるいはエンコーダの温度が実際に低下するの
を待ってモード切換弁の切換動作の禁止を解除できるの
で、ヒータOFF後の通水によるモード切換の誤動作を
確実に防止できるとともに、温度センサ又はタイマと制
御手順の一部を追加するだけなので安価に実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に係るこの発明の実施例を示すイオン
水生成器のシステム構成図である。
【図2】図1のイオン水生成器の制御動作を説明するフ
ローチャートである。
【図3】請求項2に係るこの発明の実施例を示す制御動
作のフローチャートである。
【符号の説明】
1 蛇口 2 切換コック 3 給水配管 4 浄水タンク 5 給排切換弁 6 浄水配管 7 電解槽 10 モード切換弁 11 モータ 12 エンコーダ 14 ヒータ 17 温度センサ 18 温度センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−304562(JP,A) 特開 平7−60250(JP,A) 特開 平6−154753(JP,A) 特開 平6−312178(JP,A) 実開 平5−44282(JP,U) 実開 平6−45689(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C02F 1/46 C02F 1/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒータを備えた浄水タンクに加熱再生性を
    有する吸着材が収容され、前記浄水タンクに給水された
    飲料水中の有害物質が前記吸着材で除去される一方、こ
    の吸着材の活性が低下した際には前記ヒータに通電され
    てその再生が行われる浄水器と、この浄水器から供給さ
    れた水を連続的に電気分解してアルカリ水と酸性水とを
    生成する電解槽とからなり、前記アルカリ水と酸性水と
    はエンコーダなどの位置検出器の回路素子の出力に基づ
    き回転位置制御されるモータで駆動されて吐水モードを
    切り換えるモード切換弁を介して取り出されるイオン水
    生成器において、 エンコーダなどの位置検出器の近傍に温度センサを配置
    するとともに、この温度センサの検知温度が一定温度以
    下に低下するまでモード切換弁の切換動作を禁止する制
    御手段を設けたことを特徴とするイオン水生成器。
  2. 【請求項2】ヒータを備えた浄水タンクに加熱再生性を
    有する吸着材が収容され、前記浄水タンクに給水された
    飲料水中の有害物質が前記吸着材で除去される一方、こ
    の吸着材の活性が低下した際には前記ヒータに通電され
    てその再生が行われる浄水器と、この浄水器から供給さ
    れた水を連続的に電気分解してアルカリ水と酸性水とを
    生成する電解槽とからなり、前記アルカリ水と酸性水と
    はエンコーダなどの位置検出器の回路素子の出力に基づ
    き回転位置制御されるモータで駆動されて吐水モードを
    切り換えるモード切換弁を介して取り出されるイオン水
    生成器において、 ヒータの近傍に温度センサを配置するとともに、この温
    度センサの検知温度が一定温度以下に低下後、一定時間
    が経過するまでモード切換弁の切換動作を禁止する制御
    手段を設けたことを特徴とするイオン水生成器。
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