JPH0626393Y2 - 軟水器の再生制御装置 - Google Patents

軟水器の再生制御装置

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JPH0626393Y2
JPH0626393Y2 JP1990069445U JP6944590U JPH0626393Y2 JP H0626393 Y2 JPH0626393 Y2 JP H0626393Y2 JP 1990069445 U JP1990069445 U JP 1990069445U JP 6944590 U JP6944590 U JP 6944590U JP H0626393 Y2 JPH0626393 Y2 JP H0626393Y2
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JP
Japan
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boiler
water softener
regeneration
control device
water
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JP1990069445U
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敏広 茅原
龍興 一色
英夫 古川
英司 田坂
吉民 坪田
均 菅野
秀朗 安藤
敬 重松
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Miura Co Ltd
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Miura Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、軟水器の再生制御装置に係るもので、ボイ
ラの運転状況に応じた再生動作を行うことができる装置
に関するものである。
〔従来の技術及びその課題〕
周知のように、ボイラでは、軟水器を設けて給水中の硬
度分を除去し、缶内でのスケールの形成を防止するよう
にしているが、従来、ボイラと軟水器は別々に制御し、
ボイラの運転状況に関係なく、予め設定した時刻に定期
的に軟水器の再生動作を行うのが一般的である。
しかしながら、ボイラは常に一定の運転状態にあるわけ
ではなく、負荷の状況によって給水量も変化する。軟水
器の再生動作は、高負荷時でも硬度分を除去する能力を
充分に維持できるように、安全を見込んで設定されてい
るため、通常のボイラ運転時には、給水量に対して再生
動作の回数が多目になり、イオン交換樹脂再生用の塩の
使用量が増大するという問題点がある。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は、上述の課題に鑑み、ボイラの運転状況に応
じた再生動作を行うことのできる軟水器の再生制御装置
を提供するもので、ボイラに給水中の硬度分を除去する
ための軟水器を設け、前期ボイラの燃焼時間より給水量
を算出し、この給水量が予め設定しておいた値を越え、
且つ予め設定しておいた再生時刻に達したとき再生動作
信号を出力する再生制御器を備えたことを特徴としてお
り、又、ボイラの運転データ記憶部内のデータが正常な
範囲内にあるかどうかを判定し、異常が認められるとき
は、軟水器の再生動作を毎日所定の時刻に行う動作に切
り替える判定器を設けたこと、及びボイラの時計部が正
常に機能しているかどうかを判定し、異常が認められる
ときは、軟水器の再生動作をボイラの燃焼停止後所定の
時間経過したときに行う動作に切り替える判定器を設け
たことを特徴としている。
〔作用〕
上述の構成によれば、ボイラの燃焼時間より給水量を算
出し、この給水量が予め設定しておいた値を越え、且つ
予め設定しておいた再生時刻に達したとき再生動作を行
い、ボイラの運転状況に応じて効率の良い再生動作を行
うことができる。又、ボイラの運転データ記憶部及び時
計部に異常が認められるときは、軟水器の再生動作につ
いて、その制御方法を切り替えて実施し、安全性を確保
しながらボイラ或いは軟水器の運転を継続することがで
きる。
〔実施例〕
以下、この考案の好ましい実施例を図面に基づいて説明
する。
図中(1)はボイラで、加熱用のバーナ(2)を備えており、
送風機(3)にて燃焼用空気を該バーナに送るようにして
いる。前記バーナ(2)には燃料供給ライン(4)を接続し、
このラインに燃料ポンプ(5)及び燃料用電磁弁(6)を挿設
している。(7)は火炎検出器で、火炎の有無を検出す
る。
ボイラ(1)の稼動、停止は、負荷の状況によって制御
し、ボイラ缶内圧を検出する圧力検出器(8)の信号に基
づいて、運転制御器(9)により制御する。即ち、缶内圧
が予め設定しておいた圧力値以上になれば燃焼を停止
し、缶内圧が設定値以下なれば燃焼を開始するように制
御する。
(10)はボイラ缶内の水位を検出するための水位検出器で
あり、この検出器の信号に基づいて、運転制御器(9)に
より、給水ライン(11)中の給水ポンプ(12)をON−OF
F稼動させ、缶内の水位を一定のレベルに保つ。(13)は
給水タンクである。
(14)は、コントロールバルブ(15)と樹脂筒(16)から成る
軟水器で、樹脂筒内のイオン交換樹脂により給水中の硬
度分を除去するようになっている。(17)は軟水器の再生
動作を制御する再生制御器で、ボイラ(1)の燃焼時間よ
り給水量を算出し、この給水量が予め設定しておいた値
を越え、かつ予め設定しておいた再生時刻に達したとき
再生動作信号を出力する。上記設定値(基準給水量)
は、原水の水質及びイオン交換樹脂能力等より求める。
又、給水量をボイラの燃焼時間より算出するので、流量
計等の特別の計測機器が不要である。
(18)は、ボイラに異常が認められるとき、軟水器の再生
動作を上述のものとは別の制御方法に切り替えるための
判定器であり、ボイラ(1)の運転データ記憶部(運転制
御器(9)内に有り)内のデータ、例えば蒸気圧力値、フ
レーム電流値、給水温度等の値が正常な範囲内にあるか
どうかを判定し、明らかにデータに異常が認められると
きは、上述の給水量による軟水器の再生動作を正確に行
うことができないので、毎日所定の時刻に再生動作を行
う制御に切り替える。
又、ボイラ(1)の時計部(運転制御器(9)内に有り)が正
常に機能しているかどうかを判定器(18)で判定し、異常
が認められるときは、別のタイマーにより、ボイラの燃
焼停止後所定の時間が経過したとき、即ちボイラがほぼ
間違いなく休止状態にあるとき、軟水器の再生動作を行
う制御に切り替えるようにする。
これらの切り替え制御により、硬度漏れを起こすことな
く、安全性を確保しながらボイラ及び軟水器の運転を継
続し、運転を休止してもよい時間帯を選んで故障箇所を
修理する。
〔考案の効果〕
この考案は、以上のような構成であるので、ボイラの運
転状況に応じた軟水器の再生動作を行うことができ、イ
オン交換樹脂再生用の塩を無駄なく使って、その使用量
を節減することができる。又、ボイラに異常が認められ
るときは、制御方法を切り替えて軟水器の再生動作を行
い、硬度漏れを起こすことなく、安全性を確保しながら
ボイラ及び軟水器の運転を継続することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例を示す系統図である。 (1)…ボイラ、(14)…軟水器 (17)…再生制御器、(18)…判定器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 坪田 吉民 愛媛県松山市堀江町7番地 三浦工業株式 会社内 (72)考案者 菅野 均 愛媛県松山市堀江町7番地 三浦工業株式 会社内 (72)考案者 安藤 秀朗 愛媛県松山市堀江町7番地 三浦工業株式 会社内 (72)考案者 重松 敬 愛媛県松山市堀江町7番地 三浦工業株式 会社内 審査官 酒井 正己 (56)参考文献 特開 昭53−117253(JP,A) 実開 昭60−91246(JP,U)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボイラ(1)に給水中の硬度分を除去するた
    めの軟水器(14)を設け、前記ボイラの燃焼時間より給水
    量を算出し、この給水量が予め設定しておいた値を越
    え、且つ予め設定しておいた再生時刻に達したとき再生
    動作信号を出力する再生制御器(17)を備えたことを特徴
    とする軟水器の再生制御装置。
  2. 【請求項2】実用新案登録請求の範囲第1項に記載の軟
    水器の再生制御装置において、ボイラ(1)の運転データ
    記憶部内のデータが正常な範囲内にあるかどうかを判定
    し、異常が認められるときは、軟水器の再生動作を毎日
    所定の時刻に行う動作に切り替える判定器(18)を設けた
    ことを特徴とする軟水器の再生制御装置。
  3. 【請求項3】実用新案登録請求の範囲第1項に記載の軟
    水器の再生制御装置において、ボイラ(1)の時計部が正
    常に機能しているかどうかを判定し、異常が認められる
    ときは、軟水器(14)の再生動作をボイラの燃焼停止後所
    定の時間経過したときに行う動作に切り替える判定器(1
    8)を設けたことを特徴とする軟水器の再生制御装置。
JP1990069445U 1990-06-28 1990-06-28 軟水器の再生制御装置 Expired - Lifetime JPH0626393Y2 (ja)

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JPH0430099U JPH0430099U (ja) 1992-03-11
JPH0626393Y2 true JPH0626393Y2 (ja) 1994-07-20

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JPS62166207A (ja) * 1986-01-14 1987-07-22 株式会社 サムソン ボイラの運転状態に合わせた軟水器自動再生装置

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JPH0430099U (ja) 1992-03-11

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