JP3706217B2 - 電解イオン水生成装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、給水源から供給された被処理水を電気分解して酸性イオン水とアルカリ性イオン水を生成する電解槽を備えた電解イオン水生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば特開平6−343963号及び特開平8−318274号公報においては、給水源から電解槽に被処理水を供給する給水管と、該給水管に介装した給水バルブと、該給水バルブの下流にて前記給水管に接続した排水管と、該排水管に介装した排水バルブを備え、イオン水生成開始時に前記電解槽内に設けた一対の電極板に所定の直流電圧を付与するのに先立って前記給水バルブを開放し、前記電極板に逆極性の電圧を付与して同電極板の洗浄動作を行うとき前記給水バルブを閉じた状態にて前記排水バルブを開放して前記電解槽に供給された被処理水を排出するようにした電解イオン水生成装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の電解イオン水生成装置においては、イオン水生成開始時に前記給水バルブが開かれると、給水管の水圧が急激に上昇してウォータハンマ現象が発生し、給水管に接続した各部品が破損したり漏水を惹き起すおそれがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記問題に対処するため、イオン水生成開始時に給水源から付与される水圧を緩和してウォータハンマの発生を回避し得る電解イオン水生成装置を提供しようとするものである。
【0005】
本発明の構成上の特徴は、給水源から電解槽に被処理水を供給する給水管と、該給水管に介装した給水バルブと、該給水バルブの下流にて前記給水管に接続した排水管と、該排水管に介装した排水バルブを備え、イオン水生成開始時に前記給水バルブを開放して前記電解槽に被処理水を供給するようにした電解イオン水生成装置において、前記電解槽への直流電圧供給部、前記給水バルブ及び前記排水バルブの電気的制御装置に、前記給水バルブがイオン水生成開始時に開放されるとき又はそれに先立って前記排水バルブを開放し前記電解槽に供給される被処理水の一部を排出し、所定時間経過後に同排水バルブを閉じる排水バルブ制御手段を設けたことにある。
【0006】
【発明の作用効果】
上記のように構成した本発明に係る電解イオン水生成装置においては、イオン水生成開始時に給水バルブが開かれたとき又はそれに先立って排水バルブが開かれるため、給水管に付与される水圧の上昇が緩和され、その結果、上述したウォータハンマ現象の発生が抑制され、給水管に接続した各部品の破損又は漏水を防止することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面を参照して説明する。図1に概略的に示した電解イオン水生成装置は、外部給水源から水を供給される浄水器10に給水管11によって接続した電解槽30を備えている。
【0008】
給水管11はその一端にて浄水器10に接続され、その他端に電解槽30内に形成した一対の電解室32,33の下端に接続した分岐部11a及びこれら分岐部11aに連通するとともに上方に延設された立上部11bを有している。立上部11bの下端には、同立上部11bより細く形成されて(例えば、直径比で立ち上げ部11bと6:13)下方に延設されるとともに外部に延設された排水管12が接続されている。
【0009】
給水管11の中間部には給水バルブ21が介装されており、同バルブ21が開放されると外部給水源から供給されて浄水器10により浄化された被処理水が同給水管11を通して電解槽30に供給される。また、給水管11の給水バルブ21の下流位置には、同給水管11内の被処理水の流れを検出するフローセンサ22も介装されている。排水管12の中間部には排水バルブ23が介装されており、同バルブ23が開放されると、給水バルブ21が開いているときは給水管11を通して電解槽30に供給される被処理水の一部が、給水バルブ21が閉じているときは電解槽30内に残留している被処理水が、それぞれ排出管12を通して排出される。
【0010】
電解槽30の内部は隔膜31によって一対の電極室32,33に区画されており、各電極室32,33にはそれぞれ給水管11の分岐部11aから被処理水が供給される。各電極室32,33はそれぞれ電極34,35を収容しており、直流電源装置40が両電極34,35に直流電圧を印加しているとき、上記供給された被処理水が電気分解されてイオン水が生成される。この場合、正電極34(35)を収容している電極室32(33)においては酸性イオン水が生成され、負電極35(34)を収容している電極室33(32)においてはアルカリ性イオン水が生成される。また、各電極室32,33には上方に延設した導出管36,37が接続されており、上記生成されたイオン水が同各導出管36,37を通して導出されるようになっている。
【0011】
各導出管36,37の先端は、切換バルブ51に接続されている。切換バルブ51は、第1状態(図の実線の状態)と第2状態(図の仮想線の状態)とに切換えられて電解槽30の各電極室32,33にて生成されたイオン水の流路を切換えるものであり、同バルブ51が同各状態にあることを検出する切換状態検出センサ52を備えるとともに、酸性イオン水取出管53及びアルカリ性イオン水取出管54の各一端もそれぞれ接続されている。切換バルブ51が第1状態にあるとき、電極室32にて生成されたイオン水が酸性イオン水取出管53に導かれ、電極室33にて生成されたイオン水がアルカリ性イオン水取出管54に導かれる。切換バルブ51が第2状態にあるとき、電極室32にて生成されたイオン水がアルカリ性イオン水取出管54に導かれ、電極室33にて生成されたイオン水が酸性イオン水取出管53に導かれる。各取出管52,53は上方に延設されて、外部にて大気中に開口している(図示省略)。
【0012】
この電解イオン水生成装置は、上記各バルブ21,23,51、センサ22,52及び直流電源装置40に接続された電気制御装置60を備えている。この電気制御装置60は、図2,3に示すフローチャートに対応したプログラムを実行するマイクロコンピュータ(図示省略)を内蔵しており、各バルブ21,23の開閉、直流電源装置40の作動及び切換バルブ51の状態を制御する。
【0013】
電気制御装置60は、タイマ61及び積算タイマ62を内蔵している。タイマ61は、各バルブ21,23の開閉制御のための時間を計測するためのものである。積算タイマ62は、各電極34,35に対する印加電圧の極性の切換時期を計時するためのものである。また、電気制御装置60は、電源スイッチ63、始動スイッチ64、断水警報ランプ65及び故障警報ランプ66を備えている。各スイッチ63,64は切換スイッチで構成され、電源スイッチ63は当該電解イオン水生成装置の動作を開始させるためのものであり、始動スイッチ64はイオン水の生成の開始及び停止を指示するためのものである。各ランプ65,66は、それぞれ断水及び故障によりイオン水の生成が不可能な状態にあることを報知するためのものである。
【0014】
次に、上記のように構成した実施形態の動作を、図2,3のフローチャートを用いて説明する。
【0015】
電源スイッチ63がオン操作されると、電気制御装置60は図2のステップ100にてプログラムの実行を開始してステップ102にて始動スイッチ64がオン状態にあるか否かを判定し、同スイッチ64がオン状態にあれば「YES」との判定のもとにプログラムをステップ104以降へ進める。一方、このとき同スイッチ64がオフ状態にあれば電気制御装置60は「NO」との判定のもとに同ステップ102の判定処理を繰返し実行し続けて同スイッチ64がオン状態となるのを待ち続け、同スイッチ64がオン操作されると「YES」との判定のもとにプログラムをステップ104以降へ進める。
【0016】
ステップ104〜110は、排水バルブ23及び給水バルブ21を開く処理である。電気制御装置60は、ステップ104にて排水バルブ23を開くとともにステップ106にてタイマ61をリセットスタートして計時を開始させ、同リセットスタートしたタイマ61の計時が予め設定された第1所定時間T1に達するまでステップ108の判定処理を繰返し実行し続ける。そして、排水バルブ23を開いてから第1所定時間T1が経過し、タイマ61の計時が同所定時間T1に達すると、プログラムをステップ110へ進めて給水バルブ21を開く。このとき、外部給水源から供給されて浄水器10により浄化された被処理水が、その一部を排水管23を通して排出されながら、給水管11を通して電解槽30に供給され始める。また、このときステップ112にて再びタイマ61をリセットスタートして計時を開始させる。
【0017】
上記各処理後、電気制御装置60はステップ114にてフローセンサ22による検出の有無を判定する。このとき、給水バルブ21により被処理水が正常に電解槽30に供給されようとしていれば、フローセンサ22が給水管10の接続部11内における被処理水の流れを検出するため、電気制御装置60は「YES」と判定してプログラムをステップ118以降へ進める。一方、このとき、外部給水源の断水などによりフローセンサ22が上記被処理水の流れを検出していなければ、電気制御装置60は「NO」と判定してステップ116にて断水警報ランプ65を点灯させる。この場合、電気制御装置60は、フローセンサ22が上記被処理水の流れを検出するまでステップ114,116からなる循環処理を実行し続ける。ステップ118においては、断水警報ランプ65が上記ステップ116にて点灯されていた場合に、同ランプ65を消灯する。
【0018】
上記各処理後、電気制御装置60は、ステップ120にて切換状態検出センサ52による検出に基づき切換バルブ51が第1状態にあるか否かを判定し、同判定にもとづいてステップ122又は124にて直流電源装置40を制御し両電極32,33に対する直流電圧の印加を開始して、上記各電極室34,35に供給された被処理水の電気分解を開始する。
【0019】
切換バルブ51が第1状態にあった場合、ステップ120における「YES」との判定のもとに、ステップ122にて第1電圧印加処理を実行する。同処理においては、電極34に対して正電圧の印加を開始するとともに、電極35に対して負電圧の印加を開始する。この場合、電極室32においては酸性イオン水の生成が開始され、同酸性イオン水が導出管36及び切換バルブ51を通して酸性イオン水取出管53に導出され始めるとともに、電極室33においてはアルカリ性イオン水の生成が開始され、同アルカリ性イオン水が導出管37及び切換バルブ51を通してアルカリ性イオン水取出管54に導出され始める。一方、切換バルブ51が第2状態にあった場合、ステップ120における「NO」との判定のもとに、ステップ124にて第2電圧印加処理を実行する。同処理においては、電極34に対して負電圧の印加を開始するとともに、電極35に対して正電圧の印加を開始する。この場合、電極室32においてはアルカリ性イオン水の生成が開始され、同アルカリ性イオン水が導出管36及び切換バルブ51を通してアルカリ性イオン水取出し管54に導出され始めるとともに、電極室33においては酸性イオン水の生成が開始されて、同酸性イオン水が導出管37及び切換バルブ51を通して酸性イオン水取出管53に導出され始める。また、上記ステップ122又は124の処理の実行後、電気制御装置60はステップ126にて積算タイマ62をスタートさせて計時を開始させる。
【0020】
上記各処理後、電気制御装置60は、上記ステップ112にてリセットスタートしたタイマ61の計時が予め設定された第2所定時間T2に達するまで図4のステップ128の判定処理を繰返し実行し続ける。そして、給水バルブ21を開いてから第2所定時間T2が経過し、タイマ61の計時が同所定時間T2に達すると、プログラムをステップ130へ進めて排水バルブ23を閉じる。これにより、上記外部給水源から供給されて浄水器10により浄化された被処理水が、排水管12を通して排出されることなく、全て電解槽30に供給されるようになる。
【0021】
上記各処理後、電気制御装置60はステップ132,134の循環処理を実行し続ける。ステップ132においては、上記図2のステップ126にて計時を開始した積算タイマ62の計時が第3所定時間T3(例えば、6時間)に達しているか否かを判定する。ステップ134においては、始動スイッチ64がオフ操作されたか否かを判定する。
【0022】
上記ステップ132,134の循環処理中、始動スイッチ64がオフ操作されると、ステップ134における「YES」との判定のもとに、電気制御装置70は同循環処理を終了してプログラムをステップ136以降へ進める。ステップ136においては、直流電源装置40の作動を停止させて両電極34,35に対する直流電圧の印加を停止して、上記イオン水の生成を停止する。ステップ138においては、積算タイマ62の計時を停止する。ステップ140においては、給水バルブ21を閉じて電解槽30への被処理水の供給を停止させる。そして、これら各処理後、プログラムを再び前述したステップ102以降へ進めて、始動スイッチ64のオン操作を待つ。
【0023】
上述のように、上記ステップ100〜140からなる処理の実行により、電気制御装置60は、始動スイッチ63の操作に応答してイオン水の生成を間欠的に繰返す。このとき、切換バルブ51の状態は常に同一であるため、図2のステップ120における同一の判定のもとにステップ122又は124にて常に同一の電圧印加処理が実行され、両電極34,35に対する印加電圧の極性は常に同一である。また、このとき両電極34,35に直流電圧が印加されている時間の累積が、積算タイマ64により計時され続ける。そして、同計時が第3所定時間に達すると、上記ステップ132,134の循環処理中、ステップ132における「YES」との判定のもとに、電気制御装置60は同循環処理を終了してプログラムをステップ142以降へ進め、両電極34,35に印加する直流電圧の極性を切換える処理を実行する。この場合、ステップ142にて、直流電源装置40の作動を停止させて両電極34,35に対する直流電圧の印加を停止し、上記イオン水の生成を停止する。ステップ144においては、給水バルブ21を閉じて電解槽30への被処理水の供給を停止する。
【0024】
ステップ146においては、フローセンサ22による検出の有無を判定する。このとき、給水バルブ21により上記電解槽30への被処理水の供給が正常に停止されていれば、フローセンサ22は給水管11内における被処理水の流れを検出しないため、電気制御装置60は「YES」と判定してプログラムをステップ150以降へ進める。一方、このとき、給水バルブ21の故障などによりフローセンサ22が上記被処理水の流れを検出しているときは、電気制御装置60は「NO」と判定してステップ148にて故障警報ランプ64を点灯させる。この場合、電気制御装置60はフローセンサ22が上記被処理水の流れを検出しなくなるまでステップ146,148からなる循環処理を実行し続ける。ステップ150においては、故障警報ランプ64が上記ステップ148にて点灯されていた場合に、同ランプ64を消灯する。
【0025】
上記各処理後、電気制御装置60は、ステップ152にて切換バルブ51の状態を切換える。ステップ154においては、積算タイマ62をリセットする。これにより、次に両電極34,35に対する直流電圧の印加が開始されたとき、積算タイマ62はあらためて最初から計時を開始するようになる。そして、これら各処理後、ステップ156にて排水バルブ23を開くとともにステップ158にてタイマ61をリセットスタートして計時を開始させ、同リセットスタートしたタイマ61の計時が予め設定された第4所定時間T4に達するまでステップ160の判定処理を繰返し実行し続ける。これにより、給水管11の立上部11bより下流に残留している被処理水が逆流して排水管12を通して外部に排出され始め、酸性イオン水取出管53内に残留していた酸性イオン水がイオン水生成時において負電極35(34)を収容していた電極室33(32)に供給されるとともに、アルカリ性イオン水取出管54内に残留していたアルカリ性イオン水がイオン水生成時において正電極34(35)を収容していた電極室32(33)に供給されて、電極34,35が洗浄される。
【0026】
上記各処理後、電気制御装置60はプログラムを再びステップ106以降へ進めて、イオン水の生成を開始する。この場合、切換バルブ51の状態は上記ステップ152にてそれまでのものと切換えられているため、図2のステップ120における判定もそれまでと逆となり、ステップ122又は124にてそれまでと異なる電圧印加処理が実行される。そして、以後同様に、両電極34,35に直流電圧が印加されている時間が累積で第3所定時間T3に達する毎に、上記ステップ154〜160の処理の実行により、同印加電圧の極性が切換えられる。これによって、電極34,35の耐久性が向上する。
【0027】
上述のように、上記実施形態においては、始動スイッチ63によりイオン水の生成の開始が指示されたとき、図2のステップ110にて給水バルブ15が開かれるのに先立って、ステップ104にて排水バルブ23が開かれる。これにより、給水バルブ21が開かれたとき、外部給水源から供給された水は、給水管11を通して電解槽30に供給されながら、その一部が排出管12を通して外部に排出される。そして、その後、図3のステップ130にて排水バルブ23が閉じられて、上記外部給水源から供給された水の全てが電解槽30に供給されるようになる。したがって、これによれば、イオン水生成開始時に給水管11に付加される水圧の上昇が緩和されるため、ウォータハンマ現象の発生が抑制されて、同水の流路における漏水及び部品破損などの発生が防止される。
【0028】
なお、上記実施形態においては、生成スイッチ63によりイオン水の生成の開始が指示されたとき、給水バルブ21を開く第1所定時間T1前に排水バルブ23を開くようにしたが、このとき両バルブ21,23を同時に開くようにしてもよい。
【0029】
また、上記実施形態においては、排水管12を給水管11より小径に形成することによって給水バルブ21の開放時に電解槽30に供給される被処理水の一部のみを排出可能としたが、排水バルブ23として可変流量制御弁を採用することによって、同被処理水の一部のみの排出を実行するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る電解イオン水生成装置の全体構成図である。
【図2】 図1の電気制御装置(マイクロコンピュータ)により実行されるプログラムの前半部分を示すフローチャートである。
【図3】 前記プログラムの後半部分を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11…給水管、12…排水管、21…給水バルブ、23…排水バルブ30…電解槽、34,35…電極、40…直流電源装置、60…電気制御装置。
【発明の属する技術分野】
本発明は、給水源から供給された被処理水を電気分解して酸性イオン水とアルカリ性イオン水を生成する電解槽を備えた電解イオン水生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば特開平6−343963号及び特開平8−318274号公報においては、給水源から電解槽に被処理水を供給する給水管と、該給水管に介装した給水バルブと、該給水バルブの下流にて前記給水管に接続した排水管と、該排水管に介装した排水バルブを備え、イオン水生成開始時に前記電解槽内に設けた一対の電極板に所定の直流電圧を付与するのに先立って前記給水バルブを開放し、前記電極板に逆極性の電圧を付与して同電極板の洗浄動作を行うとき前記給水バルブを閉じた状態にて前記排水バルブを開放して前記電解槽に供給された被処理水を排出するようにした電解イオン水生成装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の電解イオン水生成装置においては、イオン水生成開始時に前記給水バルブが開かれると、給水管の水圧が急激に上昇してウォータハンマ現象が発生し、給水管に接続した各部品が破損したり漏水を惹き起すおそれがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記問題に対処するため、イオン水生成開始時に給水源から付与される水圧を緩和してウォータハンマの発生を回避し得る電解イオン水生成装置を提供しようとするものである。
【0005】
本発明の構成上の特徴は、給水源から電解槽に被処理水を供給する給水管と、該給水管に介装した給水バルブと、該給水バルブの下流にて前記給水管に接続した排水管と、該排水管に介装した排水バルブを備え、イオン水生成開始時に前記給水バルブを開放して前記電解槽に被処理水を供給するようにした電解イオン水生成装置において、前記電解槽への直流電圧供給部、前記給水バルブ及び前記排水バルブの電気的制御装置に、前記給水バルブがイオン水生成開始時に開放されるとき又はそれに先立って前記排水バルブを開放し前記電解槽に供給される被処理水の一部を排出し、所定時間経過後に同排水バルブを閉じる排水バルブ制御手段を設けたことにある。
【0006】
【発明の作用効果】
上記のように構成した本発明に係る電解イオン水生成装置においては、イオン水生成開始時に給水バルブが開かれたとき又はそれに先立って排水バルブが開かれるため、給水管に付与される水圧の上昇が緩和され、その結果、上述したウォータハンマ現象の発生が抑制され、給水管に接続した各部品の破損又は漏水を防止することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面を参照して説明する。図1に概略的に示した電解イオン水生成装置は、外部給水源から水を供給される浄水器10に給水管11によって接続した電解槽30を備えている。
【0008】
給水管11はその一端にて浄水器10に接続され、その他端に電解槽30内に形成した一対の電解室32,33の下端に接続した分岐部11a及びこれら分岐部11aに連通するとともに上方に延設された立上部11bを有している。立上部11bの下端には、同立上部11bより細く形成されて(例えば、直径比で立ち上げ部11bと6:13)下方に延設されるとともに外部に延設された排水管12が接続されている。
【0009】
給水管11の中間部には給水バルブ21が介装されており、同バルブ21が開放されると外部給水源から供給されて浄水器10により浄化された被処理水が同給水管11を通して電解槽30に供給される。また、給水管11の給水バルブ21の下流位置には、同給水管11内の被処理水の流れを検出するフローセンサ22も介装されている。排水管12の中間部には排水バルブ23が介装されており、同バルブ23が開放されると、給水バルブ21が開いているときは給水管11を通して電解槽30に供給される被処理水の一部が、給水バルブ21が閉じているときは電解槽30内に残留している被処理水が、それぞれ排出管12を通して排出される。
【0010】
電解槽30の内部は隔膜31によって一対の電極室32,33に区画されており、各電極室32,33にはそれぞれ給水管11の分岐部11aから被処理水が供給される。各電極室32,33はそれぞれ電極34,35を収容しており、直流電源装置40が両電極34,35に直流電圧を印加しているとき、上記供給された被処理水が電気分解されてイオン水が生成される。この場合、正電極34(35)を収容している電極室32(33)においては酸性イオン水が生成され、負電極35(34)を収容している電極室33(32)においてはアルカリ性イオン水が生成される。また、各電極室32,33には上方に延設した導出管36,37が接続されており、上記生成されたイオン水が同各導出管36,37を通して導出されるようになっている。
【0011】
各導出管36,37の先端は、切換バルブ51に接続されている。切換バルブ51は、第1状態(図の実線の状態)と第2状態(図の仮想線の状態)とに切換えられて電解槽30の各電極室32,33にて生成されたイオン水の流路を切換えるものであり、同バルブ51が同各状態にあることを検出する切換状態検出センサ52を備えるとともに、酸性イオン水取出管53及びアルカリ性イオン水取出管54の各一端もそれぞれ接続されている。切換バルブ51が第1状態にあるとき、電極室32にて生成されたイオン水が酸性イオン水取出管53に導かれ、電極室33にて生成されたイオン水がアルカリ性イオン水取出管54に導かれる。切換バルブ51が第2状態にあるとき、電極室32にて生成されたイオン水がアルカリ性イオン水取出管54に導かれ、電極室33にて生成されたイオン水が酸性イオン水取出管53に導かれる。各取出管52,53は上方に延設されて、外部にて大気中に開口している(図示省略)。
【0012】
この電解イオン水生成装置は、上記各バルブ21,23,51、センサ22,52及び直流電源装置40に接続された電気制御装置60を備えている。この電気制御装置60は、図2,3に示すフローチャートに対応したプログラムを実行するマイクロコンピュータ(図示省略)を内蔵しており、各バルブ21,23の開閉、直流電源装置40の作動及び切換バルブ51の状態を制御する。
【0013】
電気制御装置60は、タイマ61及び積算タイマ62を内蔵している。タイマ61は、各バルブ21,23の開閉制御のための時間を計測するためのものである。積算タイマ62は、各電極34,35に対する印加電圧の極性の切換時期を計時するためのものである。また、電気制御装置60は、電源スイッチ63、始動スイッチ64、断水警報ランプ65及び故障警報ランプ66を備えている。各スイッチ63,64は切換スイッチで構成され、電源スイッチ63は当該電解イオン水生成装置の動作を開始させるためのものであり、始動スイッチ64はイオン水の生成の開始及び停止を指示するためのものである。各ランプ65,66は、それぞれ断水及び故障によりイオン水の生成が不可能な状態にあることを報知するためのものである。
【0014】
次に、上記のように構成した実施形態の動作を、図2,3のフローチャートを用いて説明する。
【0015】
電源スイッチ63がオン操作されると、電気制御装置60は図2のステップ100にてプログラムの実行を開始してステップ102にて始動スイッチ64がオン状態にあるか否かを判定し、同スイッチ64がオン状態にあれば「YES」との判定のもとにプログラムをステップ104以降へ進める。一方、このとき同スイッチ64がオフ状態にあれば電気制御装置60は「NO」との判定のもとに同ステップ102の判定処理を繰返し実行し続けて同スイッチ64がオン状態となるのを待ち続け、同スイッチ64がオン操作されると「YES」との判定のもとにプログラムをステップ104以降へ進める。
【0016】
ステップ104〜110は、排水バルブ23及び給水バルブ21を開く処理である。電気制御装置60は、ステップ104にて排水バルブ23を開くとともにステップ106にてタイマ61をリセットスタートして計時を開始させ、同リセットスタートしたタイマ61の計時が予め設定された第1所定時間T1に達するまでステップ108の判定処理を繰返し実行し続ける。そして、排水バルブ23を開いてから第1所定時間T1が経過し、タイマ61の計時が同所定時間T1に達すると、プログラムをステップ110へ進めて給水バルブ21を開く。このとき、外部給水源から供給されて浄水器10により浄化された被処理水が、その一部を排水管23を通して排出されながら、給水管11を通して電解槽30に供給され始める。また、このときステップ112にて再びタイマ61をリセットスタートして計時を開始させる。
【0017】
上記各処理後、電気制御装置60はステップ114にてフローセンサ22による検出の有無を判定する。このとき、給水バルブ21により被処理水が正常に電解槽30に供給されようとしていれば、フローセンサ22が給水管10の接続部11内における被処理水の流れを検出するため、電気制御装置60は「YES」と判定してプログラムをステップ118以降へ進める。一方、このとき、外部給水源の断水などによりフローセンサ22が上記被処理水の流れを検出していなければ、電気制御装置60は「NO」と判定してステップ116にて断水警報ランプ65を点灯させる。この場合、電気制御装置60は、フローセンサ22が上記被処理水の流れを検出するまでステップ114,116からなる循環処理を実行し続ける。ステップ118においては、断水警報ランプ65が上記ステップ116にて点灯されていた場合に、同ランプ65を消灯する。
【0018】
上記各処理後、電気制御装置60は、ステップ120にて切換状態検出センサ52による検出に基づき切換バルブ51が第1状態にあるか否かを判定し、同判定にもとづいてステップ122又は124にて直流電源装置40を制御し両電極32,33に対する直流電圧の印加を開始して、上記各電極室34,35に供給された被処理水の電気分解を開始する。
【0019】
切換バルブ51が第1状態にあった場合、ステップ120における「YES」との判定のもとに、ステップ122にて第1電圧印加処理を実行する。同処理においては、電極34に対して正電圧の印加を開始するとともに、電極35に対して負電圧の印加を開始する。この場合、電極室32においては酸性イオン水の生成が開始され、同酸性イオン水が導出管36及び切換バルブ51を通して酸性イオン水取出管53に導出され始めるとともに、電極室33においてはアルカリ性イオン水の生成が開始され、同アルカリ性イオン水が導出管37及び切換バルブ51を通してアルカリ性イオン水取出管54に導出され始める。一方、切換バルブ51が第2状態にあった場合、ステップ120における「NO」との判定のもとに、ステップ124にて第2電圧印加処理を実行する。同処理においては、電極34に対して負電圧の印加を開始するとともに、電極35に対して正電圧の印加を開始する。この場合、電極室32においてはアルカリ性イオン水の生成が開始され、同アルカリ性イオン水が導出管36及び切換バルブ51を通してアルカリ性イオン水取出し管54に導出され始めるとともに、電極室33においては酸性イオン水の生成が開始されて、同酸性イオン水が導出管37及び切換バルブ51を通して酸性イオン水取出管53に導出され始める。また、上記ステップ122又は124の処理の実行後、電気制御装置60はステップ126にて積算タイマ62をスタートさせて計時を開始させる。
【0020】
上記各処理後、電気制御装置60は、上記ステップ112にてリセットスタートしたタイマ61の計時が予め設定された第2所定時間T2に達するまで図4のステップ128の判定処理を繰返し実行し続ける。そして、給水バルブ21を開いてから第2所定時間T2が経過し、タイマ61の計時が同所定時間T2に達すると、プログラムをステップ130へ進めて排水バルブ23を閉じる。これにより、上記外部給水源から供給されて浄水器10により浄化された被処理水が、排水管12を通して排出されることなく、全て電解槽30に供給されるようになる。
【0021】
上記各処理後、電気制御装置60はステップ132,134の循環処理を実行し続ける。ステップ132においては、上記図2のステップ126にて計時を開始した積算タイマ62の計時が第3所定時間T3(例えば、6時間)に達しているか否かを判定する。ステップ134においては、始動スイッチ64がオフ操作されたか否かを判定する。
【0022】
上記ステップ132,134の循環処理中、始動スイッチ64がオフ操作されると、ステップ134における「YES」との判定のもとに、電気制御装置70は同循環処理を終了してプログラムをステップ136以降へ進める。ステップ136においては、直流電源装置40の作動を停止させて両電極34,35に対する直流電圧の印加を停止して、上記イオン水の生成を停止する。ステップ138においては、積算タイマ62の計時を停止する。ステップ140においては、給水バルブ21を閉じて電解槽30への被処理水の供給を停止させる。そして、これら各処理後、プログラムを再び前述したステップ102以降へ進めて、始動スイッチ64のオン操作を待つ。
【0023】
上述のように、上記ステップ100〜140からなる処理の実行により、電気制御装置60は、始動スイッチ63の操作に応答してイオン水の生成を間欠的に繰返す。このとき、切換バルブ51の状態は常に同一であるため、図2のステップ120における同一の判定のもとにステップ122又は124にて常に同一の電圧印加処理が実行され、両電極34,35に対する印加電圧の極性は常に同一である。また、このとき両電極34,35に直流電圧が印加されている時間の累積が、積算タイマ64により計時され続ける。そして、同計時が第3所定時間に達すると、上記ステップ132,134の循環処理中、ステップ132における「YES」との判定のもとに、電気制御装置60は同循環処理を終了してプログラムをステップ142以降へ進め、両電極34,35に印加する直流電圧の極性を切換える処理を実行する。この場合、ステップ142にて、直流電源装置40の作動を停止させて両電極34,35に対する直流電圧の印加を停止し、上記イオン水の生成を停止する。ステップ144においては、給水バルブ21を閉じて電解槽30への被処理水の供給を停止する。
【0024】
ステップ146においては、フローセンサ22による検出の有無を判定する。このとき、給水バルブ21により上記電解槽30への被処理水の供給が正常に停止されていれば、フローセンサ22は給水管11内における被処理水の流れを検出しないため、電気制御装置60は「YES」と判定してプログラムをステップ150以降へ進める。一方、このとき、給水バルブ21の故障などによりフローセンサ22が上記被処理水の流れを検出しているときは、電気制御装置60は「NO」と判定してステップ148にて故障警報ランプ64を点灯させる。この場合、電気制御装置60はフローセンサ22が上記被処理水の流れを検出しなくなるまでステップ146,148からなる循環処理を実行し続ける。ステップ150においては、故障警報ランプ64が上記ステップ148にて点灯されていた場合に、同ランプ64を消灯する。
【0025】
上記各処理後、電気制御装置60は、ステップ152にて切換バルブ51の状態を切換える。ステップ154においては、積算タイマ62をリセットする。これにより、次に両電極34,35に対する直流電圧の印加が開始されたとき、積算タイマ62はあらためて最初から計時を開始するようになる。そして、これら各処理後、ステップ156にて排水バルブ23を開くとともにステップ158にてタイマ61をリセットスタートして計時を開始させ、同リセットスタートしたタイマ61の計時が予め設定された第4所定時間T4に達するまでステップ160の判定処理を繰返し実行し続ける。これにより、給水管11の立上部11bより下流に残留している被処理水が逆流して排水管12を通して外部に排出され始め、酸性イオン水取出管53内に残留していた酸性イオン水がイオン水生成時において負電極35(34)を収容していた電極室33(32)に供給されるとともに、アルカリ性イオン水取出管54内に残留していたアルカリ性イオン水がイオン水生成時において正電極34(35)を収容していた電極室32(33)に供給されて、電極34,35が洗浄される。
【0026】
上記各処理後、電気制御装置60はプログラムを再びステップ106以降へ進めて、イオン水の生成を開始する。この場合、切換バルブ51の状態は上記ステップ152にてそれまでのものと切換えられているため、図2のステップ120における判定もそれまでと逆となり、ステップ122又は124にてそれまでと異なる電圧印加処理が実行される。そして、以後同様に、両電極34,35に直流電圧が印加されている時間が累積で第3所定時間T3に達する毎に、上記ステップ154〜160の処理の実行により、同印加電圧の極性が切換えられる。これによって、電極34,35の耐久性が向上する。
【0027】
上述のように、上記実施形態においては、始動スイッチ63によりイオン水の生成の開始が指示されたとき、図2のステップ110にて給水バルブ15が開かれるのに先立って、ステップ104にて排水バルブ23が開かれる。これにより、給水バルブ21が開かれたとき、外部給水源から供給された水は、給水管11を通して電解槽30に供給されながら、その一部が排出管12を通して外部に排出される。そして、その後、図3のステップ130にて排水バルブ23が閉じられて、上記外部給水源から供給された水の全てが電解槽30に供給されるようになる。したがって、これによれば、イオン水生成開始時に給水管11に付加される水圧の上昇が緩和されるため、ウォータハンマ現象の発生が抑制されて、同水の流路における漏水及び部品破損などの発生が防止される。
【0028】
なお、上記実施形態においては、生成スイッチ63によりイオン水の生成の開始が指示されたとき、給水バルブ21を開く第1所定時間T1前に排水バルブ23を開くようにしたが、このとき両バルブ21,23を同時に開くようにしてもよい。
【0029】
また、上記実施形態においては、排水管12を給水管11より小径に形成することによって給水バルブ21の開放時に電解槽30に供給される被処理水の一部のみを排出可能としたが、排水バルブ23として可変流量制御弁を採用することによって、同被処理水の一部のみの排出を実行するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る電解イオン水生成装置の全体構成図である。
【図2】 図1の電気制御装置(マイクロコンピュータ)により実行されるプログラムの前半部分を示すフローチャートである。
【図3】 前記プログラムの後半部分を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11…給水管、12…排水管、21…給水バルブ、23…排水バルブ30…電解槽、34,35…電極、40…直流電源装置、60…電気制御装置。
Claims (1)
- 給水源から電解槽に被処理水を供給する給水管と、該給水管に介装した給水バルブと、該給水バルブの下流にて前記給水管に接続した排水管と、該排水管に介装した排水バルブを備え、イオン水生成開始時に前記給水バルブを開放して前記電解槽に被処理水を供給するようにした電解イオン水生成装置において、前記電解槽への直流電圧供給部、前記給水バルブ及び前記排水バルブの電気的制御装置に、前記給水バルブがイオン水生成開始時に開放されるとき又はそれに先立って前記排水バルブを開放し前記電解槽に供給される被処理水の一部を排出し、所定時間経過後に同排水バルブを閉じる排水バルブ制御手段を設けたことを特徴とする電解イオン水生成装置。
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