JP5962838B1 - 水栓装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】原水と改質水を吐水する水栓装置の水質の異なる水の吐水への切り替え操作において、使用者にとって使い勝手が良く操作性の良い水栓装置を提供することを目的とする。【解決手段】時刻t6において、吐水口110から原水が吐水されている状態で浄水スイッチ130が押圧操作されると、制御部200は、水側電磁弁25及び湯側電磁弁45を閉状態へと切り替えると共に、浄水側電磁弁65を開状態へと切り替える。これにより、吐水口110からは浄水が吐水される。さらに、時刻t7において、吐水口110から浄水が吐水されている状態で原水スイッチ120が押圧操作されると、制御部200は浄水側電磁弁65を閉状態へと切り替える。これにより、吐水口110は止水状態となる。【選択図】図3

Description

本発明は、水栓装置に関し、特に原水と改質水を吐水することができる水栓装置に関する。
従来、冷水を吐止水させるための水用の操作スイッチと、給湯源からの湯と冷水の混合水からなる温調水を吐止水させるための湯用の操作スイッチと、を有し、水又は温調水の何れを吐水しているときにも水用の操作スイッチ及び湯用の操作スイッチの何れかが操作されたときに止水状態になるようにした水栓装置がある(特許文献1)。
前記のような水栓装置は、水を出していたつもりがいつの間にか温調水に切り替わっていたり、或いはその逆に湯若しくは温調水を出していたつもりが水に切り替わっていたりするといった不都合を防止することができる。
特開2004−346710号公報
ところで、原水を吐止水させるための原水用の操作スイッチと、原水から生成される改質水を吐止水させるための改質水用の操作スイッチと、を有し、原水と改質水の吐水の切り替えを可能とした水栓装置がすでに知られている。このような水栓装置において、特許文献1のような操作スイッチの動作仕様を採用し、原水又は改質水の何れを吐水しているときにも原水用の操作スイッチ及び改質水用の操作スイッチの何れかが操作されたときに止水状態になるようにすることで、原水を出していたつもりがいつの間にか改質水に切り替わっていたり、或いはその逆に改質水を出していたつもりが原水に切り替わっていたりするといった不都合を防止することができる。
しかし、原水を吐水している状態のときに改質水を吐水するように切り替えたいといった場合は、浄水用の操作スイッチ若しくは原水用の操作スイッチを操作して止水状態にした後に改質水用の操作スイッチを操作するといったように、操作スイッチを少なくとも2度操作する必要がある。これでは、使用者にとっては使い勝手が悪く操作性の悪いものとなる。
本発明は、前記した課題を解決するためになされたものであり、原水と改質水を吐水する水栓装置の水質の異なる水の吐水への切り替え操作において、使用者にとって使い勝手が良く操作性の良い水栓装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る水栓装置は、給水源から供給される原水及び該原水から生成される改質水を水栓本体に設けられた吐水口から吐止水する水栓装置において、給水源と前記吐水口とを接続する通水路と、改質水を生成するための改質水生成部と、改質水生成部原水の吐止水を操作するための第一操作部と、改質水の吐止水を操作するための第二操作部と、通水路を開閉することで吐水口への原水の供給を開始及び停止する第一開閉弁と、通水路を開閉することで吐水口への改質水の供給を開始及び停止する第二開閉弁と、第一操作部及び第二操作部による操作に基づいて第一開閉弁及び第二開閉弁の開閉動作を制御する制御部と、を備え、制御部は、第一操作部が操作されると第一開閉弁の開閉状態を切り替え、第二操作部が操作されると第二開閉弁の開閉状態を切り替え、第一開閉弁が開放されている状態において、第二操作部が操作されると、第一開閉弁を閉止すると共に第二開閉弁を開放し、さらに制御部は、第二開閉弁が開放されている状態において、第一操作部が操作されると、第二開閉弁を閉止して止水状態とし、第二開閉弁が開放されている状態において、第二操作部が操作されると、第二開閉弁を閉止して止水状態とすることを特徴とする。(なお、本発明において改質水とは、原水を何らかの方法によって改質させたものをいう。)
このように構成された水栓装置によれば、第一開閉弁が開放されて吐水口から原水の吐水が行われている状態において、第二操作部を一度操作するだけで吐水口からの吐水を原水の吐水から改質水の吐水へ切り替えることができる。第一操作部を操作して第一開閉弁を閉止(原水を止水)してから、第二操作部を操作して第二開閉弁を開放(機能水を吐水)という二段階の操作が不要となり、使用者にとって使い勝手が良く操作性が良い。また、第一開閉弁の開放(原水の吐水)中に、第二操作部が操作された場合に、第一開閉弁が閉止(原水が止水)されるため、原水と機能水が混合されて吐水されてしまう恐れがない。
第二開閉弁が開放されて吐水口から改質水の吐水が行われている状態において、第一操作部又は第二操作部のいずれか一方を操作することで吐水口からの吐水を止水状態とすることができる。通常、使用者は改質水の吐水よりも原水吐水を行う頻度が高く、従って第一操作部を操作して原水の吐止水を行う頻度が高いことが多い。改質水の吐水が行われている状態においても、頻度の高い原水の止水動作、つまり第一操作部を操作することによって、簡単に止水を行うことができる。第一操作部の操作を行うと、原水、改質水の何れが吐水されていても必ず止水を行うため、咄嗟に止水を行いたい際にも混乱することなく操作することが可能となる。
また、本発明の一態様に係る水栓装置は、制御部は、第二開閉弁を開放してから第二開閉弁の開放状態が所定時間継続した後に、第二開閉弁を閉止してもよい。
このように構成された水栓装置によれば、第二開閉弁の開放状態が所定時間継続した後に、すなわち改質水生成部によって改質水が生成されて吐水口から改質水が吐水される状態が所定時間継続した後に、第二開閉弁を閉止して改質水の吐水を自動的に止水する。通常、原水から生成される改質水を生み出すことによって、何らかのエネルギーが必要となったり、改質水生成部そのものの劣化が促進されたりする。したがって、このように構成された水栓装置においては、止め忘れ等による改質水の長時間の吐水を防ぐことができ、改質水の浪費を抑制することができる。
また、本発明の一態様に係る水栓装置は、改質水生成部が浄水カートリッジを含み、改質水が浄水であってもよい。
浄水のように原水との差異が視覚的に明瞭でない浄水を吐水している際には、目視でどちらが吐水されているかを判断することが難しく、使用者はどのように操作すれば止水を行うことができるか混乱してしまうことがある。このような場合であっても、本発明の水栓装置によれば、第一操作部を操作するという単一の操作を行うことで簡単に止水を行うことができる。
本発明によれば、原水と改質水を吐水する水栓装置の水質の異なる水の吐水への切り替え操作において、使用者にとって使い勝手が良く操作性を良くすることができる。
本実施形態における水栓装置の構成を示したブロック図である。 本実施形態における水栓装置の動作仕様の一例を示すタイムチャートである。 本実施形態における水栓装置の動作仕様の一例を示すタイムチャートである。 本実施形態における水栓装置の動作仕様の一例を示すタイムチャートである。 他の実施形態における水栓装置の構成を示したブロック図である。
<水栓装置の構成>
まず、図1を参照して、本実施形態における水栓装置について説明する。図1は、本実施形態における水栓装置の構成を示したブロック図である。
図1に示すように、水栓装置1は、原水及び原水から生成される浄水(改質水)を水栓本体100に設けられた吐水口110から吐止水する水栓装置である。水栓装置1は、水栓本体100と、吐水口110からの浄水及び原水の吐止水を制御する制御部200と、原水から浄水を生成する改質水生成部としての浄水生成部300と、を有する。
水栓本体100は、吐水口110と、原水の吐止水を操作するための第一操作部としての原水スイッチ120と、浄水の吐止水を操作するための第二操作部としての浄水スイッチ130と、吐水口110から吐水される原水の流量及び温度を操作するための操作レバー140と、操作レバー140による操作に基いて吐水口110へ供給する原水の流量及び温度を調整するバルブユニット150と、を有する。
原水スイッチ120及び浄水スイッチ130は、押圧操作されることで制御部200へ信号を送るものである。また、操作レバー140は、ハンドル操作が行われることでバルブユニット150から吐水口110へ供給される原水の流量及び温度を操作する機械式のレバーである。
給水源5として、冷水を供給する水供給源10と、お湯を供給する湯供給源30と、がある。給水源10における水供給源10とバルブユニット150の上流側とは水通水路20によって接続されており、水通水路20の流路の途中には、第一開閉弁としての水側電磁弁25が設けられている。また、給水源10における湯供給源30とバルブユニット150の上流側とは湯通水路40によって接続されており、湯通水路40の流路の途中には、第一開閉弁としての湯側電磁弁45が設けられている。さらに、バルブユニット150の下流側と吐水口110とは、吐水口側通水路50によって接続されている。
バルブユニット150は、水通水路20から流入した水及び湯通水路40から流入した湯を、操作レバー140によって調整された流量及び温度の混合水にしたうえで、原水として吐水口側通水路50へ流出させる。つまり、水通水路20及び湯通水路40内において水側電磁弁25及び湯側電磁弁45が開閉することで、バルブユニット150及び吐水口側通水路50を通して吐水口110への原水の供給を開始及び停止する。
浄水生成部300には、水通水路20における水側電磁弁25よりも下流側から分岐した上流側浄水通水路60と、吐水口側通水路50に合流する下流側浄水通水路70と、が接続されている。上流側浄水通水路60の流路の途中には、第二開閉弁としての浄水側電磁弁65が設けられている。また、下流側浄水通水路70の流路の途中には、吐水口側通水路50から浄水生成部300へ原水が流入しないように逆止弁75が設けられている。
浄水生成部300は、活性炭素繊維や逆浸透膜等からなるフィルターを備えた浄水カードリッジを内蔵しており、上流側浄水通水路60から流入した原水が、浄水生成部300の浄水カードリッジを通過することで浄化され、浄水として下流側浄水通水路70へ流出する。
制御部200は、原水スイッチ120及び浄水スイッチ130が操作されることで送られてくる信号に基づいて、水側電磁弁25、湯側電磁弁45、及び浄水側電磁弁65の開閉動作を制御する。
<水栓装置の動作仕様>
次に、図2〜4を参照して、本実施形態における水栓装置の動作仕様について説明する。図2〜4は、本実施形態における水栓装置の動作仕様の一例を示すタイムチャートである。なお、|t3−t4|<T1,|t6−t7|<T1である。
図2に示すように原水スイッチ120、浄水スイッチ130の何れも操作されていない初期状態では水側電磁弁25、湯側電磁弁45、及び浄水側電磁弁65はそれぞれの流路を閉じた閉状態であり、吐水口110から原水も浄水も吐水されていない止水状態である。時刻t1において、使用者が吐水口110から原水を吐水させるために原水スイッチ120を押圧操作すると、制御部200は水側電磁弁25及び湯側電磁弁45を開状態へと切り替える。これにより、吐水口110からは原水が吐水される。なお、このとき吐水される原水の流量及び温度は、操作レバー140によって指示され、バルブユニット150で調整されたものである。
時刻t2において、使用者が吐水口110からの原水の吐水を停止させるために再び原水スイッチ120を押圧操作すると、制御部200は水側電磁弁25及び湯側電磁弁45を閉状態へと切り替える。これにより、吐水口110からの原水の吐水が停止し、止水状態となる。
時刻t3において、使用者が吐水口110から浄水を吐水させるために浄水スイッチ130を押圧操作すると、制御部200は浄水側電磁弁65を開状態へと切り替える。これにより、吐水口110からは浄水が吐水される。
時刻t4において、使用者が吐水口110からの浄水の吐水を停止させるために再び浄水スイッチ130を押圧操作すると、制御部200は浄水側電磁弁65を閉状態へと切り替える。これにより、吐水口110からの浄水の吐水が停止し、止水状態となる。
次に、図3へと進む。図3に示すように吐水口110からの吐水が止水状態のとき、時刻t5において、使用者が吐水口110から原水を吐水させるために原水スイッチ120を押圧操作すると、時刻t1と同様に、制御部200が水側電磁弁25及び湯側電磁弁45を開状態へと切り替えることで、吐水口110からは原水が吐水される。
時刻t6において、吐水口110から原水が吐水されている状態で、使用者が吐水口110から浄水を吐水させるために浄水スイッチ130を押圧操作すると、制御部200は、水側電磁弁25及び湯側電磁弁45を閉状態へと切り替えると共に、浄水側電磁弁65を開状態へと切り替える。これにより、吐水口110からの原水の吐水が終了し、吐水口110からは浄水のみが吐水される。
さらに、時刻t7において、吐水口110から浄水が吐水されている状態で、使用者が吐水口110からの吐水を停止させるために原水スイッチ120を押圧操作すると、制御部200は浄水側電磁弁65を閉状態へと切り替える。これにより、吐水口110からは原水も浄水も吐水されていない止水状態となる。
次に、図4へと進む。図4に示すように吐水口110から原水も浄水も吐水されていない止水状態のとき、時刻t8において、使用者が吐水口110から浄水を吐水させるために浄水スイッチ130を押圧操作すると、時刻t3と同様に、制御部200が水側電磁弁25及び湯側電磁弁45を開状態へと切り替えることで、吐水口110からは浄水が吐水される。
浄水側電磁弁65が開状態になった時刻t8から所定時間T1が経過した時刻t9になると、制御部200は、浄水側電磁弁65を自動的に閉状態へと切り替える。これにより、吐水口110からの浄水の吐水が停止し、止水状態となる。
<作用・効果>
次に、本実施形態における水栓装置の作用効果を説明する。
本実施形態においては、制御部200は、水側電磁弁25及び湯側電磁弁45が開放されている状態において、浄水スイッチ130が押圧操作されると、水側電磁弁25及び湯側電磁弁45を閉止すると共に浄水側電磁弁65を開放する。つまり、吐水口110から原水が吐水されている状態において浄水スイッチ130が押圧操作されると、吐水口110からの吐水を原水から浄水に切り替える。これにより、ワンタッチで原水吐水から浄水吐水へ切り替えることができるため、使用者にとって使い勝手が良く操作性が良い。
また、制御部200は、水側電磁弁25及び湯側電磁弁45が開放されている状態、つまり吐水口110から原水が吐水されている状態、浄水側電磁弁65が開放されている、つまり吐水口110から浄水が吐水されている状態、の何れの状態においても、原水スイッチ120が押圧操作されると、水側電磁弁25及び湯側電磁弁45又は浄水側電磁弁65のうち、開放されているものを閉止して、吐水口110から原水も浄水も吐水されていない止水状態へと移行する。通常の使用形態においては、改質水である浄水よりも原水の使用頻度が高く、とくに一時止水を行う頻度が高いと考えられる。つまり、原水スイッチ120は浄水スイッチ130と比較して、使用頻度が高い、換言するならば使用者にとって馴染み深い操作であるといえる。これにより、使用者は原水と浄水とのどちらが吐水されていても、原水スイッチ120を押圧操作するという単一の、頻度の高い操作を行うことで止水することが可能となり、止水動作を簡単に行えるようになる。
特に、浄水のように原水との差異が視覚的に明瞭でない改質水を吐水している際には、目視でどちらが吐水されているかを判断することが難しく、使用者はどのように操作すれば止水を行うことができるか混乱してしまうことがある。このような場合であっても、本発明の水栓装置によれば、原水スイッチ120を押圧するという単一の操作を行うことで簡単に止水を行うことができる。
また、制御部200は、浄水側電磁弁65が開放されている状態において、原水スイッチ120又は浄水スイッチ130が押圧操作されると、浄水側電磁弁65を閉止する。つまり、吐水口110から浄水が吐水されている状態において原水スイッチ120と浄水スイッチ130のどちらかが押圧操作されると、吐水口110からの浄水の吐水を終了し、止水状態とする。これにより、吐水口110からの浄水の吐水を一刻も早く止水させることができ、浄水生成部300の劣化を抑制することができる。
また、制御部200は、浄水側電磁弁65を開放してから浄水側電磁弁65の開放状態が所定時間T継続した場合、浄水側電磁弁65を閉止する。これにより、吐水口110からの浄水の長時間の吐水を防ぐことができ、浄水生成部300の劣化を抑制することができる。
以上、本願の開示する技術の実施形態について説明したが、本願の開示する技術は、上記に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態においては、水側電磁弁25及び湯側電磁弁45を設けたが、本発明はこれに限らず、図5に示すように、水側電磁弁25及び湯側電磁弁45を設けず、バルブユニット150の代わりに設けられた電動バルブ150Aと、操作レバー140の代わりに設けられた流調・温調スイッチ140Aと、を備えた水栓装置1Aとしても良い。
水栓装置1Aにおいて、制御部200は、流調・温調スイッチ140Aが押圧操作されることで送られてくる信号に基づいて、湯・水夫々の流量を調整することで吐水口側通水路50を通して吐水口110へ供給する原水の流量(湯と水の合計流量)及び温度(湯と水の混合比率)を調整する。原水の止水を行う際には、湯・水夫々の流量を0とする。つまり、電動バルブ150Aが流量調整、温度調整を行うと共に、第一開閉弁としての機能も果たす。
制御部200は、原水スイッチ120及び浄水スイッチ130が押圧操作されることで送られてくる信号に基づいて、湯・水夫々の流量を調整することで吐水口側通水路50を通した吐水口110への原水の供給を開始及び停止するように電動バルブ150Aを制御する。
また、本発明においては、逆止弁75の代わりに新たに電磁弁を設け、制御部200がこの電磁弁の開閉動作を制御することにより、吐水口側通水路50から浄水生成部300へ原水が流入しないようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、改質水として浄水を吐水しているが、本発明は、原水を改質させて生成されたものであればこれに限らない。例えば、原水を電気分解することで生成される電解水や、原水に薬物などを添加することによって生成される水溶液、混合液など、様々な改質水に本発明を適用することが可能である。改質水の用途も、飲用のほか、除菌、洗浄など、自由に選択することが可能である。
また、第一、第二の操作部についても、実施形態におけるスイッチ(押圧操作)以外にも、接触式センサ(静電容量方式、マトリクス方式、電磁誘導方式、赤外線方式、抵抗膜形式)や感圧センサ、非接触式センサ(赤外線、光、マイクロ波)など、様々なインターフェイスを利用することが可能である。また、変形例として紹介した電動バルブ150Aの流調・温調スイッチ140Aについても、押圧操作のみならず、レバー操作、タッチパネル操作、スライド操作など、あらゆるインターフェイスを利用することが可能である。さらに、これらインターフェイスを設ける場所も実施例で示したように水栓装置と一体的に設けるだけでなく、足元への設置、シンクやボウルの載置面への設置、無線接続による別体設置など自由に設計してよい。
また、本発明において、吐水口110からの原水の吐水が所定時間T2を経過すると、制御部200は、水側電磁弁25及び湯側電磁弁45を自動的に閉状態へ切り替えることで、吐水口110からの吐水を停止してもよい。これにより、使用者が原水を吐水させた状態で止水をし忘れたとしても、自動的に止水になることで原水の無駄な吐水を抑制することができる。なお、この場合は所定時間T2よりも浄水の吐水が自動的に停止する所定時間T1の方が短いことが好ましい。こうすることで、原水の自動止水よりも浄水の自動止水の方が短い時間で行われるため、浄水生成部300の劣化を抑制することができる。
前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
1 水栓装置
5 給水源
10 水供給源
20 水通水路
25 水側電磁弁(第一開閉弁)
30 湯供給源
40 湯通水路
45 湯側電磁弁(第一開閉弁)
50 吐水口側通水路
60 上流側浄水通水路
65 浄水側電磁弁(第二開閉弁)
70 下流側浄水通水路
75 逆止弁
100 水栓本体
110 吐水口
120 原水スイッチ(第一操作部)
130 浄水スイッチ(第二操作部)
140 操作レバー
150 バルブユニット
150A 電動バルブ
200 制御部
300 浄水生成部(改質水生成部)

Claims (3)

  1. 給水源から供給される原水及び該原水から生成される改質水を水栓本体に設けられた吐水口から吐止水する水栓装置において、
    前記給水源と前記吐水口とを接続する通水路と、
    前記改質水を生成する改質水生成部と、
    前記原水の吐止水を操作するための第一操作部と、
    前記改質水の吐止水を操作するための第二操作部と、
    前記通水路を開閉することで前記吐水口への前記原水の供給を開始及び停止する第一開閉弁と、
    前記通水路を開閉することで前記吐水口への前記改質水の供給を開始及び停止する第二開閉弁と、
    前記第一操作部及び前記第二操作部による操作に基づいて前記第一開閉弁及び前記第二開閉弁の開閉動作を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記第一操作部が操作されると前記第一開閉弁の開閉状態を切り替え、
    前記第二操作部が操作されると前記第二開閉弁の開閉状態を切り替え、
    前記第一開閉弁が開放されている状態において、前記第二操作部が操作されると、前記第一開閉弁を閉止すると共に前記第二開閉弁を開放し、
    さらに制御部は、
    前記第二開閉弁が開放されている状態において、前記第一操作部が操作されると、前記第二開閉弁を閉止して止水状態とし、
    前記第二開閉弁が開放されている状態において、前記第二操作部が操作されると、前記第二開閉弁を閉止して止水状態とすることを特徴とする水栓装置。
  2. 前記制御部は、
    前記第二開閉弁を開放してから前記第二開閉弁の開放状態が所定時間継続した後に、前記第二開閉弁を閉止することを特徴とする請求項1に記載の水栓装置。
  3. 前記改質水生成部は浄水カートリッジを有し、
    前記改質水は浄水であることを特徴とする請求項1又は2に記載の水栓装置。
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