JP2003062560A - 電池式浄水装置 - Google Patents

電池式浄水装置

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JP2003062560A JP2001252913A JP2001252913A JP2003062560A JP 2003062560 A JP2003062560 A JP 2003062560A JP 2001252913 A JP2001252913 A JP 2001252913A JP 2001252913 A JP2001252913 A JP 2001252913A JP 2003062560 A JP2003062560 A JP 2003062560A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電池式浄水装置として、電池電圧が規定値以
下になった際に使用者に電池交換の必要を知らせること
ができ、電池交換が遅れていても、電池切れになって各
種付属機能に関与する時間等の計測・演算機構までが不
作動状態に陥る事態を回避でき、電池交換前後における
時間等の計測・演算の連続性が確保され、各種付属機能
の正常な作動が保障されるものを提供する。 【解決手段】 操作スイッチ10が吐水を指示した際に
電池9の電圧を計測し、電圧値が第一規定値未満の場合
に警報手段11を作動させ、電圧値が第一規定値よりも
更に低い第二規定値未満の場合には原水を浄水器1に導
入する一次側流路14の開閉弁4を強制的に閉止して電
池交換まで開放不能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水道水の如き原
水を浄水器に通し、原水に含まれていた消毒用塩素、有
害成分、臭気成分、不純物等を除去した浄水として蛇口
より吐出させる浄水装置、特に駆動電源に電池を用いる
電池式浄水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、浄水器は内部に水浄化材とし
て中空糸膜フィルター等の濾材を装填したものであり、
蛇口近傍に設けたレバーや押しボタン等の操作スイッチ
により、水道水の如き原水を導入する一次側流路に介装
した電磁弁を開閉させ、浄水器を通した浄水の吐水・止
水を行うようにしたものが汎用されている。そして、近
年においては、電磁弁を備えた浄水装置として、浄水器
の設置部位までの電気配線が困難な場合や、僻地等で建
屋自体に電気配線が存在しない場合に対応できるよう
に、その駆動電源に電池を用いるものが登場している。
【0003】このような電池式浄水装置では、電池の消
耗によって作動不能に陥ることから、電池交換に注意を
払う必要がある。そこで、従来においては、付属の制御
装置に電池電圧の測定機能を組み込み、測定電圧値が規
定値以下になった際にランプの点滅やディスプレイ画面
の表示によって交換時期を知らせるようにしたものがあ
る。
【0004】一方、浄水器においては、使用に伴って内
部の水浄化材(一般にカートリッジ形態)の浄化能力が
次第に低下することから、規定寿命に達した際に該水浄
化材を新品と交換する必要があり、また止水状態が長時
間継続すると、外部から侵入した細菌等の微生物が浄水
器内部で繁殖して水質悪化を生じる懸念がある。そこ
で、一般的な浄水装置の仕様として、水浄化材の使用開
始からの経過時間、通水積算時間、積算通水量、通水回
数等を計測し、これらに基づく規定の交換時期に達した
際にブザー、ランプ、ディスプレイ画面表示等で知らせ
る水浄化材寿命報知機能、ならびに止水状態の継続時間
を計測し、この時間が規定値に達した際に一時的に電磁
弁を開放させることにより、自動的に浄水器内の滞留水
を排出して新しい水に入れ替えるフラッシング機能(滞
留水更新機能)を具備させることが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電池式浄水装置においては、電池電圧が規定値以下にな
った際に既述のようにランプやディスプレイ表示によっ
て交換時期を知らせても、使用者が気付かなかったり、
気付いても電池交換を怠っている内に更に電池が消耗
し、システムを維持するための電源機能を果たせない電
池切れ状態になってしまうことが多々あった。特に、水
浄化材寿命報知機能やフラッシング機能等の付属機能を
具備する浄水装置では、これら機能によって継続的な電
力消費があることから、電池電圧が規定値以下になった
後の電池交換が遅れている間に、これら機能に関与する
累積時間等の計測・積算機構まで停止した完全な不作動
状態に陥り易く、その後に電池交換を行っても計測・積
算の連続性が断たれているため、以降の付属機能を作動
させる設定基準に大きな狂いを生じ、本来の機能が正常
に働かず不衛生に繋がるという問題があった。
【0006】この発明は、上述の事情に鑑みて、電池式
浄水装置として、電池電圧が規定値以下になった際に使
用者に電池交換の必要を知らせることができる上、その
後の電池交換が遅れていても、電池切れになって各種付
属機能に関与する時間等の計測・演算機構までが不作動
状態に陥る事態を回避でき、もって電池交換前後におけ
る時間等の計測・演算の連続性が確保され、各種付属機
能の正常な作動が保障されるものを提供することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の請求項1に係る電池式浄水装置は、水浄
化材を収容した浄水器と、該浄水器へ原水を導入する一
次側流路と、浄水器を通した浄水を蛇口へ導く二次側流
路と、前記一次側流路に介装されて流路を開閉する開閉
弁と、蛇口での吐水・止水を指示する操作スイッチと、
駆動電源となる電池と、電池交換が必要になったことを
知らせる警報手段と、前記開閉弁及び警報手段の作動を
司る制御装置とを備え、前記制御装置は、前記操作スイ
ッチが吐水を指示した際に前記開閉弁を開放すると共に
電池の電圧を計測し、その電圧値が第一規定値未満の場
合に前記警報手段を作動させる一方、該電圧値が第一規
定値よりも更に低い第二規定値未満の場合には前記開閉
弁を閉止して電池交換まで開放不能とするように設定さ
れてなるものとしている。
【0008】上記構成では、浄水を採水している使用者
は、電池が消耗して交換を要する段階に至っている場合
に、警報手段の作動によって電池交換が必要になったこ
とを知ることができると共に、電池の消耗がシステムを
維持する上で危険水準に近付いている場合には、前記開
閉弁が強制的に閉止されて採水不能となるため、自ずと
電池交換を余儀なくされる。しかして、前記の第二規定
値については、電池の残存電力によって水浄化材寿命報
知機能やフラッシング機能等の付属機能に関与する累積
時間等の計測・積算機構の作動状態を一定期間維持でき
る程度に設定しておけば、多少の電池交換の遅れがあっ
ても、交換前後における累積時間等の計測・積算の連続
性を確保できることになる。
【0009】請求項2の発明では、上記請求項1の電池
式浄水装置において、前記警報手段が操作スイッチの近
傍に設けた発光装置の表示色を変化させるものとしてい
る。この場合、使用者は、操作スイッチで吐水を指示し
た際、電池電圧が第一規定値未満である場合に、電池電
圧に問題のない通常使用時の例えば青色から電池交換を
要する例えば赤色への発光色変化により、電池交換が必
要になったことを知ることができる。
【0010】請求項3の発明では、上記請求項1又は2
の電池式浄水装置において、前記制御装置は、止水状態
の継続時間を計測し、この時間が規定時間に達した際に
電池の電圧を計測すると共に、この電圧値が前記第二規
定値以上の場合には一時的に前記開閉弁を開放する一
方、該電圧値が第二規定値未満の場合には前記開閉弁を
電池交換まで開放不能とするように設定されている。こ
の構成は、止水状態が一定時間継続した際に自動的吐水
によって浄水器内の滞留水を更新する所謂フラッシング
機能を有するものを対象とするが、電池電圧が第二規定
値未満である場合、開閉弁が強制的に閉止されて開放不
能となり、もって電池切れが防止され、以降は該フラッ
シング機能による開閉弁の開閉作動に伴う電力消費がな
いから、電池寿命が延びることになる。
【0011】請求項4の発明では、上記請求項1〜3の
いずれかの電池式浄水装置において、前記水浄化材が規
定寿命に至ったことを知らせる報知手段を備え、前記制
御装置は、該水浄化材の使用開始からの経過時間又は/
及び浄水器の通水積算時間を計測すると共に、これら時
間が規定時間に達している場合には前記操作スイッチで
吐水を指示した際に前記報知手段を作動させるように設
定されている。この構成は、水浄化材の寿命報知機能を
有するものを対象とするが、第二規定値について前記の
経過時間又は/及び通水積算時間の計測・積算を一定期
間維持できる程度に設定しておけば、多少の電池交換の
遅れがあっても、水浄化材の使用開始からの前記時間に
基づいて寿命報知機能を正常に作動させることができ
る。
【0012】請求項5の発明では、上記請求項1〜4の
いずれかの電池式浄水装置において、前記報知手段がブ
ザーからなるものとしている。この場合、使用者は、操
作スイッチで吐水を指示した際、水浄化材の規定寿命に
達している場合に、ブサーの音によって水浄化材の交換
が必要になったことを知ることができる。
【0013】請求項6の発明では、上記請求項1〜5の
いずれかの電池式浄水装置において、前記制御装置は、
電池交換した際の当該電池の電圧を計測し、その電圧値
が初期規定値に満たない場合には前記開閉弁を電池交換
まで開放不能とするように設定されている。この構成で
は、使用者が交換用電池として中古品等で残留電気量の
少ない電池を使用しても、前記開閉弁の強制的な閉止に
よって採水不能となるため、使用者は交換電池が不適格
であることを知らされる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の電池式浄水装置
について、図面を参照して具体的に説明する。図1は一
実施例に係る浄水装置の一部切欠側面図、図2は同正面
図、図3は同浄水装置の配管系及び制御系を示す模式
図、図4は同浄水装置の一構成例のフローチャート、図
5は図4のA部のフローチャートである。
【0015】図1〜図3において、(1)は内部に水浄
化材として中空糸膜フィルター等の濾材(図示省略)を
装填した縦筒形の浄水器カートリッジ、(2)は合成樹
脂成形物からなるカートリッジ固定台、(3)はカート
リッジ固定台(2)の後部に取り付けられた電磁弁
(4)付きの配管中継用エルボ、(5)は浄水器カート
リッジ(1)の上方に配置する流し台天板(6)に取り
付けられた蛇口である。
【0016】カートリッジ固定台(2)は、内部に制御
装置(7)とブザー(8)とが組み込まれると共に、リ
チウム電池の如き電池(9)を収容するパッテリーケー
ス(2a)を有している。また、蛇口(5)の根元の操
作部(5a)には、当該蛇口(5)での吐水・止水を指
示するレバー型の操作スイッチ(10)と、青色及び赤
色のLED(発光ダイオード)(11a)(11b)に
よって点滅するパイロットランプ(11)とが設けてあ
る。
【0017】(12)は水道管(13)に介在させた分
岐止水栓であり、定流量弁を内臓している。しかして、
この分岐止水栓(12)の接続口(12a)と配管中継
用エルボ(3)の水平接続口(3a)との間にブレード
ホース(14a)が接続されると共に、配管中継用エル
ボ(3)の垂直接続口(3b)と浄水器カートリッジ
(1)の入口(1a)との間に折曲自在なワンダーチュ
ーブ(14b)が接続され、水道水を分岐止水栓(1
2)及び電磁弁(4)を介して浄水器カートリッジ
(1)内へ導入する一次側流路(14)を構成してい
る。また、浄水器カートリッジ(1)の出口(1b)と
の間にもワンダーチューブ(15a)が接続され、浄水
器カートリッジ(1)内を透過した浄水を蛇口へ導く二
次側流路(15)を構成している。
【0018】操作スイッチ(10)は、使用者の手動に
より、図1,図2の実線で示す止水位置(OFF)と、
同図の仮想線で示す吐水位置(ON)とに切換え操作で
きる。この切換え操作に伴って制御装置(7)に吐水及
び止水の指令信号が与えられ、該制御装置(7)より電
磁弁(4)を開閉作動させる信号が出力される。また、
パイロットランプ(4)は、該制御装置(7)の指令に
より、止水中には消灯しているが、採水中には電池
(9)の電圧値の高低に応じて青色又は赤色に点滅す
る。(16)はカートリッジ固定台(2)と操作部(2
a)の間の電気配線である。
【0019】しかして、制御装置(7)には、複数系統
の時間計測機構と電池電圧の測定機構とが組み込まれて
おり、マイクロコンピュターに予め入力された制御プロ
グラムにより、水浄化材寿命報知機能、フラッシング機
能、電池交換時期報知機能、強制的通水遮断機能の各機
能が与えられている。
【0020】水浄化材寿命報知機能は、浄水器カートリ
ッジ(1)の使用開始からの経過時間又は及び通水積算
時間を計測し、これらが予め寿命として規定された時間
に達している場合に、操作スイッチ(10)を止水位置
(OFF)から吐水位置(ON)に切り換えた際にブザ
ー(8)を作動させ、もって使用者にカートリッジ
(1)の交換が必要になったことを知らせるものであ
る。また、フラッシング機能は、止水状態の継続時間を
計測し、この時間が規定値に達した際に一時的に設定し
た短時間だけ電磁弁(4)を開放させることにより、自
動的にカートリッジ(1)内の滞留水を排出して新しい
水に入れ替えるものである。
【0021】電池交換時期報知機能は、操作スイッチ
(10)を止水位置(OFF)から吐水位置(ON)に
切り換えた際、電池(9)の電圧を測定し、この測定値
が予め入力設定した第一規定値以上であれば、吐水中に
パイロットランプ(11)を青色に点滅させ、もって使
用者に電池電圧に問題のないことを知らせる一方、該測
定値が第一規定値未満であれば、吐水中にパイロットラ
ンプ(11)を赤色に点滅させ、もって使用者に電池交
換が必要であることを知らせるものである。
【0022】強制的通水遮断機能は、操作スイッチ(1
0)を止水位置(OFF)から吐水位置(ON)に切り
換えた際の前記の電圧測定、前記フラッシング機能にお
ける止水状態の継続時間が規定値に達した際の電圧測
定、操作スイッチ(10)の操作による採水後ならびに
フラッシング機能による自動吐水後の電圧測定により、
その測定値が前記第一規定値よりも更に低い第二規定値
未満であった場合に、電磁弁(4)を強制的に閉止させ
て電池交換がなされるまで開放不能に維持し、また電池
交換がなされた時の電圧測定により、その測定値が交換
電池の必要電圧として予め入力設定した初期規定値に満
たない場合にも電磁弁(4)を次の電池交換まで開放不
能とするものである。
【0023】従って、初期設定においては、制御装置
(7)に対し、カートリッジ(1)の規定寿命とする時
間(経過時間、通水積算時間)、止水状態の継続許容時
間、フラッシング機能の作動による電磁弁(4)の開放
時間、電池(9)の電圧としての第一及び第二規定値と
初期規定値を予め入力することなる。しかして、規定寿
命とする経過時間は一般的に1年(365日)、止水状
態の継続許容時間は1.5〜3時間程度、フラッシング
機能による電磁弁(4)の開放時間は3〜5秒程度であ
り、これら各設定時間に対応した複数種の時間計測が制
御装置(7)によってなされる。なお、電池(9)の各
電圧規定値は、電磁弁(4)、パイロットランプ(1
1)のLED(11a)(11b)、制御装置(7)の
集積回路の各動作電圧と、使用する電池種によって好適
値が異なる。
【0024】次に、この電池式浄水装置の動作につい
て、図4及び図5のフローチャートに基づいて説明す
る。このフローチャートは、電池(9)として定格6V
のリチウム電池を用い、第一規定値を3.8V、第二規
定値を3.6V、初期規定値を4.0Vにそれぞれ設定
した場合の一構成例である。しかして、時間 1はカート
リッジ(1)の規定寿命とする経過時間(365日)、
時間 2は止水状態の継続許容時間、時間 3はフラッシン
グ機能による一時的な通水時間(電磁弁開放時間)であ
る。また、図中、SWは操作スイッチ(1)、BWは電
池電圧、PLはパイロットランプ(11)をそれぞれ表
している。
【0025】まず、浄水装置を新規に設備した際に、制
御装置(7)に上記3種の電池電圧の規定値と時間 1〜
3が初期値設定として入力され、浄水器カートリッジ
(1)をカートリッジ固定台(2)にセットした時点か
ら経過時間の計測が開始される。そして、一次側流路
(14)の始端にある分岐止水栓(12)は、吐水時に
蛇口(5)から出る浄水が好適な吐出度合となるよう
に、予め適度な開放状態にされる。また常時(止水時)
は電磁弁(4)が閉止状態にあり、これによって一次側
流路(14)が遮断されており、前回の吐水の終了時点
から止水時間が計測されている。
【0026】この構成において、使用者が浄水を使用す
るために操作スイッチ(10)を止水位置(OFF)か
ら吐水位置(ON)に切換えると、吐水信号が制御装置
(7)に入力され、この入力時点で使用開始からの経過
時間が時間 1に到達していると、ブザー(8)が作動す
る。しかして、制御装置(7)の指令によって電磁弁
(4)が開放し、一次側流路(14)から原水が浄水器
カートリッジ(1)内に流入し、該カートリッジ(1)
内で浄化された浄水が二次側流路(15)を通って蛇口
(5)より吐出するが、電池(9)の電圧が測定され、
その測定値が第一規定値の3.8V以上である場合はパ
イロットランプ(11)が青色に点滅し、また該測定値
が第一規定値の3.8V未満であって第二規定値の3.
6V以上である場合はパイロットランプ(11)が赤色
に点滅する。しかるに、電池(9)の電圧測定値が第二
規定値の3.6V未満である場合は、電磁弁(4)が強
制的に閉止されて電池交換がなされるまで開放不能にロ
ックされ、蛇口(5)からの浄水の吐出が停止する。
【0027】従って、使用者は、パイロットランプ(1
1)の青色の点滅を伴う吐水によって浄水装置が正常で
あることを認識するが、同赤色の点滅を伴う吐水によっ
て電池(9)が余力に乏しく早期に交換を要することを
知らされ、またブザー(8)の音を聞いて浄水器カート
リッジ(1)の寿命が到来し、交換を要することを知
る。一方、採水中に蛇口(5)からの吐水が自動停止す
ることにより、電池の寿命到来を知らされ、浄水を得る
上で電池交換を余儀なくされることになる。
【0028】しかして、使用者が操作スイッチ(10)
を止水位置(OFF)に戻すと、止水信号が制御装置
(7)に入力され、該制御装置(7)からの指令によっ
て電磁弁(4)が閉止し、蛇口(5)からの浄水の吐出
が止まると共に、パイロットランプ(11)が消え、ブ
ザー(8)が作動していた場合には、その音も停止す
る。そして、この浄水の吐出の終了に伴い、止水時間の
計測がリセットされると共に、再び電池(9)の電圧が
測定され、その測定値が第二規定値の3.6V未満であ
る場合は、やはり電池交換がなされるまで電磁弁(4)
が開放不能にロックされる。
【0029】また、使用者が電池交換を行うと、電磁弁
(4)は開放可能にロック解除されるが、交換後の電池
(9)の電圧が測定され、その測定値が初期規定値の
4.0V未満である場合は、再び次の電池交換がなされ
るまで電磁弁(4)が開放不能にロックされる。従っ
て、使用者は、交換用電池として例えば中古電池等を用
いた場合に、次の吐水操作によっても蛇口(5)からの
吐出がなければ、交換した電池が電力残量に乏しく不適
切なものであったと認識でき、浄水を得るために再度の
電池交換を行うことになる。
【0030】前記ブザー(8)による報知に基づいてカ
ートリッジ(1)の交換が行われれば、経過時間及び止
水時間の計測データは消去され、この交換時点から新た
に計測が開始される。この計測リセットは、カートリッ
ジ(1)をカートリッジ固定台(2)上にセットされる
ことによって自動的になされる。
【0031】一方、制御装置(7)のフラッシング機能
により、前回の吐水終了時点から止水時間が計測され、
この値が時間 2に達した際、まず電池(9)の電圧が測
定され、この測定値が第二規定値の3.6V以上である
場合は、電磁弁(4)が開放し、原水が一次側流路(1
4)を通して浄水器(1)内に流入すると共に、それ以
前に浄水器カートリッジ(1)内に滞留していた水が二
次側流路(15)を通って蛇口(5)から流出する。し
かして、前記電磁弁(4)の開放と同時に通水時間の計
測がリセットされ、その計測値が設定した時間 3に達す
ると、電磁弁(4)が閉止してフラッシングを終了す
る。このフラッシングは3〜5秒といった短時間である
が、カートリッジ(1)内の水が更新されるため、該カ
ートリッジ(1)内での水の長期滞留による雑菌等の微
生物繁殖が防止される。
【0032】しかして、前記の電磁弁(4)の開放前の
電圧測定値が第二規定値の3.6V未満である場合は、
電池交換がなされるまで電磁弁(4)が開放不能にロッ
クされ、フラッシング機能は作動しない。またフラッシ
ング中においても電池(9)の電圧が測定され、この測
定値が第二規定値の3.6V以下になると強制的に電磁
弁(4)が閉止してフラッシングを中止し、該電磁弁
(4)が同様に開放不能になると共に、フラッシングを
終了した時点でも再び電池(9)の電圧が測定され、そ
の測定値が第二規定値の3.6V未満である場合は、や
はり電池交換がなされるまで電磁弁(4)が開放不能に
ロックされる。
【0033】上記構成によれば、使用者は、パイロット
ランプ(11)の赤色の点滅に気付かなかったり、気付
いても電池交換をし忘れたりして、電池(9)の電圧が
低下したままで繰り返して浄水を得ようとしても、電池
電圧が第二規定値未満になれば、蛇口(2)から浄水が
出なくなるから、否応なしに電池交換を強いられる。ま
た、フラッシング機能の作動に伴う電力消費により、電
池電圧が第二規定値未満になった場合でも、既に電磁弁
(4)が開放不能になっているから、操作スイッチ(1
0)を吐水位置にしても蛇口(2)からの吐水がなく、
浄水を得るために電池交換を余儀なくされる。
【0034】従って、電池(9)は電力切れになる状
態、つまりカートリッジ(1)の使用開始からの経過時
間ならびに止水継続時間の計測ができなくなる状態まで
消耗し尽くしてしまうことはなく、電池交換まで余力を
残した状態を保つから、多少の電池交換の遅れがあって
も、交換前後を通した前記経過時間及び止水時間に基づ
いて水浄化材寿命報知機能及びフラッシング機能が作動
することになり、これらの計測時間の狂いによる吐出水
の浄化不良や不衛生化が確実に防止される。
【0035】なお、この発明に係る電池式浄水装置の作
動構成は、図4及び図5で例示したフローチャートに限
らず、様々に設定できる。例えば、例示したフローチャ
ートでは操作スイッチ(10)の操作による吐水ならび
にフラッシング機能による吐水の終了時にも電圧測定を
行うようにしているが、各電圧規定値を高めに設定して
吐水終了時の電圧測定を省略したり、逆に電圧低下の防
止を更に確実にするために操作スイッチ(10)の操作
による電磁弁(4)の開放前にも電圧測定を行い、その
測定値が第二規定値未満であるときに電磁弁(4)を開
放不能にするように構成してもよい。
【0036】また、パイロットランプ(11)は、例示
したフローチャートでは電池電圧の第一規定値以上での
青色点滅と同未満での赤色点滅がいずれも操作スイッチ
(10)の止水操作によって消灯する設定であるが、吐
水中の電池電圧が第二規定値未満になった際の電磁弁
(4)の強制的閉止と同時に消灯するように設定しても
よい。この場合、採水中の使用者に対し、吐水の自動停
止に加え、パイロットランプ(11)が消えることによ
っても、電池(9)の寿命到来を知らせることができ
る。この他、パイロットランプ(11)に関しては、操
作スイッチ(10)による吐水操作において、電圧測定
値が第一規定値未満である場合のみに警報ランプとして
赤色等で点灯する(第一規定値以上では消灯する)よう
にしたり、該測定値が第二規定値未満になった場合に、
吐水自動停止がシステムの故障によるものではないこと
を示すため、赤色等の点滅状態から非点滅の点きっ放し
状態に変えるようにする等、種々の使用に設定できる。
【0037】電池(9)の電圧規定値については、既述
のように、電磁弁(4)、パイロットランプ(11)の
LED、制御装置(7)の集積回路の各動作電圧と、使
用する電池種等によって好適値が異なり、これらに対応
した値を適宜設定する。しかして、かなり消耗した中古
電池を交換用電池として使用すれば、必然的に早期に次
の電池交換を余儀なくされるから、これを回避する上
で、初期規定値は第一規定値よりもある程度高く設定す
るのがよい。
【0038】水浄化材の寿命つまりカートリッジ(1)
の交換時期については、前記実施例の場合は使用開始か
らの経過時間にて規定するものとしたが、浄化能力の実
態に即するように使用開始からの通水積算時間で定めて
もよいし、この通水積算時間と前記経過時間の両方で規
定し、一方の到達時点で交換するように設定してもよ
い。されらの場合、通水積算時間にはフラッシング機能
による自動通水の時間を含めるものとし、その積算計測
機構を制御装置(7)に組み込むことになる。
【0039】また、制御装置(7)には、例示した水浄
化材寿命報知機能やフラッシング機能以外に、例えば毎
日の早朝等の定時に自動的に通水して浄水器内の滞留水
を更新する定時水更新機能等、他の様々な付属機能を担
わせることが可能であり、これら他の付属機能について
も、前記電池電圧の第一及び第二規定値の設定により、
作動基準となる時間等の計測・演算の連続性が電池交換
前後を通して確保されるから、正常な作動が保証され
る。
【0040】更に、この発明の電池式浄水装置の各部に
ついては、図1〜図3で例示した以外の構造及び形態の
ものを使用できる。例えば、電磁弁(7)に代えて絞り
弁型の他の自動開閉方式の開閉弁を使用したり、操作ス
イッチ(10)として押しボタン型や光センサー等を利
用した無接触型のものを用いてもよい。更に、上記実施
例では水浄化材が寿命に達した際に浄水器カートリッジ
(1)として全体を交換するものを示したが、内部の水
浄化材のみを交換する構造も採用できる。また、電磁弁
(7)の如き開閉弁,制御装置(7),ブザー(8),
電池(9)等の取付位置、一次側流路(14)及び二次
側流路(15)の配管構成、浄水器カートリッジ(1)
及び蛇口(5)の形態及び設置状態等、細部構成につい
ては実施例以外に種々設計変更可能である。
【0041】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、電池式浄水装
置として、操作スイッチで吐水を指示した際に電池の電
圧を計測し、その電圧値が第一規定値未満の場合に警報
手段を作動させると共に、該電圧値が第一規定値よりも
更に低い第二規定値未満の場合には原水を浄水器に導入
する一次側流路の開閉弁を電池交換まで開放不能とする
ことから、電池電圧がある程度低下した段階で使用者に
電池交換の必要性を知らせ、更に電圧が低下した段階で
は一次側流路の強制的な遮断によって採水不能とし、も
って電池交換を余儀なくさせると共に、交換までに電池
が消耗し尽くすのを防止でき、その残存電力によって水
浄化材寿命報知機能やフラッシング機能等の付属機能に
関与する時間等の計測・演算の連続性が電池交換の前後
を通して確保され、これら付属機能の正常な作動を保証
し得るものが提供される。
【0042】請求項2の発明によれば、上記の電池式浄
水装置において、前記警報手段が操作スイッチの近傍に
設けた発光装置の表示色を変化させるものとしているか
ら、操作スイッチで吐水を指示した際の電池電圧が第一
規定値未満である場合に、使用者は上記表示色の変化に
よって電池交換が必要になったことを容易に知ることが
できる。
【0043】請求項3の発明によれば、フラッシング機
能を備えた上記の電池式浄水装置において、止水状態の
継続時間が規定時間に達した際に電池の電圧を計測する
と共に、この電圧値が前記第二規定値以上の場合には一
時的に前記開閉弁を開放する一方、該電圧値が第二規定
値未満の場合には前記開閉弁を電池交換まで開放不能と
することから、電池電圧が第二規定値未満に低下した段
階での自動的吐水の停止によって電池切れに陥ることを
防止し、もって止水時間等の計測の連続性を電池交換の
前後を通して確保し、電池交換後にフラッシング機能や
他の付属機能を正常に作動させることが可能となる。
【0044】請求項4の発明によれば、水浄化材の寿命
報知機能を有する上記の電池式浄水装置において、水浄
化材の使用開始からの経過時間又は/及び浄水器の通水
積算時間が規定時間に達している場合に、操作スイッチ
で吐水を指示した際に報知手段が作動し、これによって
使用者に水浄化材の交換の必要性を知らせることができ
ると共に、前記時間の計測の連続性が電池交換の前後を
通して確保され、前記の寿命報知機能に狂いを生じない
という利点がある。
【0045】請求項5の発明によれば、上記の水浄化材
の寿命報知機能を有する電池式浄水装置において、前記
報知手段がブザーからなるため、操作スイッチで吐水を
指示した際に水浄化材が規定寿命に達している場合に、
使用者はブサーの音によって水浄化材の交換が必要にな
ったことを容易に知ることができる。
【0046】請求項6の発明によれば、上記の電池式浄
水装置において、電池交換した際の当該電池の電圧を計
測し、その電圧値が初期規定値に満たない場合には前記
開閉弁を電池交換まで開放不能とするように設定され、
使用者が交換用電池として中古品等で残留電気量の少な
い電池を使用しても、前記開閉弁の強制的な閉止によっ
て採水不能となるため、使用者に適正な電池との再交換
が必要であることを気付かせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例に係る電池式浄水装置を
示す一部切欠側面図である。
【図2】 同電池式浄水装置の正面図である。
【図3】 同電池式浄水装置の配管系及び制御系を示す
模式図である。
【図4】 同電池式浄水装置の一構成例のフローチャー
トである。
【図5】 図4のA部の詳細を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1・・・・浄水器カートリッジ 2・・・・カートリッジ固定台 4・・・・電磁弁(開閉弁) 5・・・・蛇口 7・・・・制御装置 8・・・・ブザー(報知手段) 9・・・・電池 10・・・操作スイッチ 11・・・パイロットランプ(警報手段) 14・・・一次側流路 15・・・二次側流路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水浄化材を収容した浄水器と、該浄水器
    へ原水を導入する一次側流路と、浄水器を通した浄水を
    蛇口へ導く二次側流路と、前記一次側流路に介装されて
    流路を開閉する開閉弁と、蛇口での吐水・止水を指示す
    る操作スイッチと、駆動電源の電池と、電池交換が必要
    になったことを知らせる警報手段と、前記開閉弁及び警
    報手段の作動を司る制御装置とを備え、 前記制御装置は、前記操作スイッチが吐水を指示した際
    に前記開閉弁を開放すると共に電池の電圧を計測し、そ
    の電圧値が第一規定値未満の場合に前記警報手段を作動
    させる一方、該電圧値が第一規定値よりも更に低い第二
    規定値未満の場合には前記開閉弁を閉止して電池交換ま
    で開放不能とするように設定されてなる電池式浄水装
    置。
  2. 【請求項2】 前記警報手段が操作スイッチの近傍に設
    けた発光装置の表示色を変化させるものである請求項1
    記載の電池式浄水装置。
  3. 【請求項3】 前記制御装置は、止水状態の継続時間を
    計測し、この時間が規定時間に達した際に電池の電圧を
    計測すると共に、この電圧値が前記第二規定値以上の場
    合には一時的に前記開閉弁を開放する一方、該電圧値が
    第二規定値未満の場合には前記開閉弁を電池交換まで開
    放不能とするように設定されてなる請求項1又は2に記
    載の電池式浄水装置。
  4. 【請求項4】 前記水浄化材が規定寿命に達したことを
    知らせる報知手段を備え、前記制御装置は、該水浄化材
    の使用開始からの経過時間又は/及び浄水器の通水積算
    時間を計測すると共に、これら時間が規定時間に達して
    いる場合には前記操作スイッチで吐水を指示した際に前
    記報知手段を作動させるように設定されてなる請求項1
    〜3のいずれかに記載の電池式浄水装置。
  5. 【請求項5】 前記報知手段がブザーからなる請求項4
    記載の電池式浄水装置。
  6. 【請求項6】 前記制御装置は、電池交換した際の当該
    電池の電圧を計測し、その電圧値が初期規定値に満たな
    い場合には前記開閉弁を次の電池交換まで開放不能とす
    るように設定されてなる請求項1〜5のいずれかに記載
    の電池式浄水装置。
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