JP2001031969A - 土壌改質材および土壌改質方法 - Google Patents

土壌改質材および土壌改質方法

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JP2001031969A
JP2001031969A JP20814399A JP20814399A JP2001031969A JP 2001031969 A JP2001031969 A JP 2001031969A JP 20814399 A JP20814399 A JP 20814399A JP 20814399 A JP20814399 A JP 20814399A JP 2001031969 A JP2001031969 A JP 2001031969A
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bark
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cedar
cypress
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Masaaki Mizobe
正昭 溝邉
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HOKUSHIN KK
Hokushin Corp
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HOKUSHIN KK
Hokushin Corp
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C05FERTILISERS; MANUFACTURE THEREOF
    • C05FORGANIC FERTILISERS NOT COVERED BY SUBCLASSES C05B, C05C, e.g. FERTILISERS FROM WASTE OR REFUSE
    • C05F11/00Other organic fertilisers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/40Bio-organic fraction processing; Production of fertilisers from the organic fraction of waste or refuse

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Soil Conditioners And Soil-Stabilizing Materials (AREA)
  • Fertilizers (AREA)
  • Cultivation Of Plants (AREA)
  • Carbon And Carbon Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 土壌を改質し、植物の育成促進および、雑草
の抑制をおこなうことをを課題とする。 【解決手段】 杉、ヒノキの樹皮を嫌気状態もしくは低
酸素状態で、摂氏60ないし90度に加熱し、炭化させ
砕粉して土壌改質材を得る。この土壌改質材を土壌に配
合する。この土壌改質材にさらにヒノキの樹皮を20%
以下添加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、土壌改質材および
土壌改質材を用いた土壌の改質方法に関するものであ
る。より詳しくは、杉、ヒノキ等の樹皮を用いた土壌改
質材および土壌改質方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、堆肥は稲わら、麦わら、落葉など
の植物残藍( ざんさ) を堆積し、発酵腐熟させてつくる
ものである。樹皮を利用した農業他緑化資源の製造方法
は、原料樹皮に各種の窒素源を加え、C/N比を調節を
行うものである。状況に応じては、水を加えて水分調節
を行い樹皮を堆積し、発熱および発酵の状況を勘案して
適宜切り返しをおこなっている。例えば特公平6−62
353号公報等に開示されている。
【0003】特公平6−62353号公報に示される技
術は糞尿の発酵を促進するためのものである。杉の樹皮
を糞尿に混入することにより、糞尿が空気にさらされる
面積を大きくし、嫌気性腐敗菌の抑制と含有水分の低減
を行い発酵を促すのである。そして、分解速度の遅い杉
の繊維質により、土壌中の空気の流れを良くするもので
ある。
【0004】さらに、杉およびヒノキの樹皮を用いた、
人工培土および土壌改良方法が特開平5−15253号
公報に示されている。これは前記特公平6−62353
号公報に示されるように、杉の繊維質により、土壌中の
空気の流れを良くし、植物の生育を促進しようとするも
のである。そして、特開平6−284815号公報に示
されるように、ヒバ、杉、ヒノキの樹皮により害虫の発
生を抑制する技術も知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】植物残藍をそのまま農
地にすきこまないでわざわざ腐熟させるのは次の理由に
よる。 (1)このような植物残藍は炭素分が多く、窒素分が少
ないために、土のなかで分解するとき土中に存在する窒
素分を消費して、作物が窒素を吸収利用できず、窒素欠
乏障害を生ずる。 (2)新鮮な植物残藍は分解しやすい有機物を多く含む
ので、土のなかで急激な分解を起こし、有害な有機物を
一時的に多く生じたり、土の酸素を消費して、作物の根
を傷める。すなわち、従来の方法で樹皮を肥料として用
いるためには腐熟させる必要があり、堆積した樹皮を切
り返す作業が必要となる。樹皮を切り返すためには、樹
皮の堆積高さもしくは深さを浅くする必要がある。この
ため、樹皮よりなる肥料大量に製造するには、広大な面
積の設備が必要である。
【0006】樹皮は樹木において、害虫や病原菌より樹
木を保護する役目を担う部分であり、殺虫作用や抗菌作
用のある物質(テルペン、ステロイド、アルカロイドな
ど)が樹皮に多く含まれることはしられている。特に、
杉やヒノキの樹皮にはこれらの物質が多く含まれること
が知られている。特公平6−62353号公報に示され
る技術は、従来の堆肥製造方法の延長上にあるものであ
り、糞尿と杉の樹皮を混合し、堆肥をえるので、杉の樹
皮に含まれる殺虫作用や抗菌作用のある物質により発酵
の速度が減少するものである。特開平5−15253号
公報に示されている技術においては、前述のごとく、杉
の樹皮に含まれる物質により、植物の生育が阻害され場
合がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題を解
決し、植物の生育に良好な土壌改良材および改良方法
を、そして、雑草などの生育を効果的に抑制する土壌改
良材および改良方法を提供するものである。樹皮を嫌気
状態もしくは低酸素状態において加熱し、炭化させる。
加熱のための熱源としては、堆積による、自己発熱を用
いる。樹皮としては、杉、ヒノキ、ヒバもしくは杉、ヒ
バおよびヒノキの樹皮混合したものを用いる。熟成にお
いて、樹皮を摂氏60ないし90度に保ち、炭化させた
後に砕粉する。このようにして得られた土壌改質材に、
ヒノキの樹皮を20%以下添加して抗菌作用を有する土
壌改質材とする。土壌改質材に、ヒノキの樹皮を20な
いし50%添加し、雑草抑制に用いる。土壌改質材に、
石灰、クロム、コバルト、銅、ヨード、鉄、マンガン、
モリブデン、セレン、亜鉛、フッ素の微量元素を添加
し、人工土壌とする。土壌改質材を土壌に対して30な
いし50%混合し、芝広場もしくはスポーツターフを構
成する。土壌改質材により地表覆い雑草の発生を抑制す
る。土壌改質材を真砂土もしくは現地の土に混合して土
壌改質を行う。土壌改質材を土壌に混合し、イチゴ、ピ
ーマン、トマト、ナスなどの果菜類、もしくはほうれん
草、レタス、キャベツなどの葉菜類栽培用の土壌とす
る。土壌改質材を土壌に混合し、消臭を行う。杉、ヒノ
キが抗菌作用を有し、特にヒノキには生育阻害物質が含
まれる。このため、雑草、わら、樹皮、葉、おがくず等
を発酵若しくは炭化させた後に、杉やヒノキの樹皮若し
くは葉を混合し、土壌改質材とすることもできる。この
場合、杉やヒノキの混合量により、雑草の抑制効果を調
節できる。杉やヒノキの樹皮若しくは葉を混合量を20
%以下とすると、植栽された植物は生育するが、飛来し
た雑草の種は発芽しにくく、雑草の抑制が行われる。ま
た、20%から50%の杉やヒノキの樹皮若しくは葉を
混合したものは、クレイグランドの土壌改質材として用
い、雑草の発生を抑制する。
【0008】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を説明す
る。図1は土壌改質材の製造および利用工程を示す模式
図、図2は従来のスポーツターフの施工法と本発明の施
工法の一例を示す模式図、図3は本発明の他のスポーツ
ターフの施工法を示す模式図、図4は本発明の芝広場の
施工法を示す模式図、図5は高設栽培の構成を示す側面
図、図6は高設栽培土の構成を示す側面図、図7は従来
のクレイ工法と本発明の施工法の一例を示す模式図、図
8は土壌改質材の配合による土壌への効果を示す図、図
9は土壌改質材の芝の育成への効果を示す図、図10は
土壌改質材を用いたクレイ工法の従来工法との比較結果
を示す図、図11は土壌改質材による雑草の抑制効果を
示す図である。
【0009】本発明の基礎となる土壌改質材の製法につ
いて説明する。本発明の土壌改質材は樹皮により構成さ
れるものである。樹皮として使用できるものは、杉、ヒ
ノキ、ヒバの樹皮であり、本実施例においては、杉、ヒ
ノキの樹皮を用いた場合について説明する。杉、ヒノキ
の樹皮の供給源としては、製材所などにおいて廃棄物と
なる樹皮を用いることにより、資源の効率的な使用を行
うことができる。これにより、原料を安価に調達するこ
とも可能である。杉、ヒノキ、ヒバの樹皮には前述のご
とく、抗菌作用を有する物質が多く含まれている。この
ため、該樹皮をそのままで使用した場合には、植物の生
育を阻害する場合がある。本発明においては、杉、ヒノ
キの樹皮を堆積させ、杉、ヒノキの樹皮の自己分解を促
進させ、抗菌作用等を有する物質を分解するとともに、
樹皮の分解を行うものである。
【0010】次に、樹皮を熟成させ、植物の生育を促進
する土壌改良材の製造工程について説明する。本発明に
おける樹皮の熟成は嫌気状態もしくは低酸素状態での加
熱により行うものである。杉およびヒノキの樹皮は、高
級脂肪酸、脂肪、樹脂酸、蝋、炭水化物、テルペン、ス
テロイド、アルカロイド、色素、タンニン、フロバフェ
ン、配糖体、炭化水素などが含まれている。植物の生育
を促進する土壌改良材を作るためには、上記の成分(特
に、テルペン、ステロイド、アルカロイド等)が、ある
程度分解もしくは重合などで生育阻害活性が低減されて
おり、根の生育を阻害しない状態であることが望まれ
る。この熟成の工程において、樹皮に含まれる生育を阻
害する成分の活性を低下もしくは失活させるものであ
る。有機成分の分解等には、一般的に微生物による分解
である発酵等が知られているが、杉およびヒノキの樹皮
には、前述のごとく、抗菌性があるため、発酵を効率的
に行うのが困難である。有機物の分解方法としては上述
の発酵以外に、加熱による有機物の分解も知られてい
る。しかし、樹皮には、酸化されやすい炭化水素等の有
機物が、多量に存在するため、安易に加熱するだけで
は、有機物が燃焼してしまい、目的物である土壌改質材
を得ることができない。そこで、本発明においては、嫌
気状態もしくは低酸素状態において、加熱することによ
り樹皮を分解するとともに、樹皮に含まれる抗菌成分等
の植物の生育を阻害する成分を分解等により失活させる
ものである。
【0011】熟成により樹皮に起こる変化について説明
する。炭素成分を多く含む資材(有機質資材)を大量に
堆積すると発熱する。堆積された資材内部で発生した熱
は、熱伝導率の小さい有機質資材により、逸散すること
なく、蓄積され摂氏90度以上の高温となる。これによ
り、有害な病原菌、害虫の卵、雑草の種子を死滅させる
こともできる。堆積された有機資材の内部は嫌気状態と
なっているため、有機資材は無酸素状態で加熱される。
これにより、有機資材は急速に炭化し、有機質炭素は無
機炭素となる。
【0012】有機資材が樹皮である場合には、樹皮に含
まれる各種の芳香族炭化水素(テルペン類)が、嫌気状
況下での反応のため、有機酸となる。樹皮に含まれる各
種のミネラル成分も、熱により水分が蒸発することによ
り濃度が増す。有機酸が生成するため、ミネラルの保持
力も向上する。樹皮の繊維は、嫌気状況下で加熱される
ため、その一部が炭化される。繊維は炭化することによ
り、微生物による分解速度が低下する。このため、繊維
の耐朽性が向上する。すなわち、樹皮は嫌気状態もしく
は低酸素状態において加熱され、樹皮の一部が分解され
るとともに炭化されるのである。分解は繊維質以外の部
分において特に顕著に進行する。このため。樹皮は崩壊
するが、繊維質は残る。自己分解された樹皮は、粉砕機
にかけられ粉砕される。樹皮に余分な水分が少なく、一
部が分解もしくは炭化されるため、粉砕を容易に行え
る。このため、粉砕に必要なエネルギーを減少でる。
【0013】樹皮の熟成は、採取した樹皮を熟成用のタ
ンク内に投入し、該タンク内を、嫌気状態もしくは低酸
素状態とし、樹皮を摂氏60度ないし90度に加熱もし
くは保温することにより、行なうことができる。図1に
示すごとく、杉、ヒバもしくはヒノキ等の木材1を製材
する際に、樹皮2が取り除かれる。この樹皮2を採取
し、熟成タンク3内に投入する。熟成タンク3内は嫌気
状態もしくは低酸素状態で摂氏60度ないし90度に調
節されており、該タンク3内において、樹皮2の熟成が
行われる。このようにして、樹皮2が熟成され土壌改質
材4となる。
【0014】土壌改質材4を土壌5に混入させることに
より、土壌が改質され、植物6の生育に良好な土壌とす
ることができる。樹皮の熟成期間を調節することによ
り、様々な用途に用いられる土壌改質材をえることがで
きる。前述のごとく、杉、ヒノキ、ヒバの樹皮に含まれ
る殺菌成分および殺虫成分は、熟成の期間が長くなるに
つれ、減少する。このため、熟成期間を長くすることに
より、植物の育成を行う土壌改質材をえることができ、
熟成期間を短くすることにより雑草の発生を抑制する土
壌改質材を得ることができる。このように生成された土
壌改質材は腐敗しにくく、軽い。また、繊維質が多く、
互いに絡み合っているため、軽くても飛散しにくく、流
れにくい。さらに、該土壌改質材を混入した土壌は崩れ
にくくなる。
【0015】他の樹皮の熟成方法としては、採取した
杉、ヒノキ、ヒバの樹皮を堆積し、堆積した樹皮を作業
車両などにより踏み固め、堆積した樹皮内部が嫌気状態
もしくは低酸素状態となるようにする。これにより、樹
皮の自己分解に伴う発熱により、堆積した樹皮の内部温
度が上昇する。堆積した樹皮は放置すると温度が上昇し
つづけ、発火する可能性がある。このため、温度が90
度以上となる部位に、新鮮な樹皮もしくは熟成されてい
ない樹皮を投入することにより、温度をさげ、樹皮が摂
氏60度ないし90度に維持されるようにするものであ
る。
【0016】さらに、土壌改質材をペレットに成形し、
該土壌改質材の保水性を向上させることができる。土壌
改質材に水を加え、圧縮し、ペレットに成形し、乾燥す
ることにより、土壌改質材をペレット状に保つことがで
きる。土壌改質材を圧縮し、ペレットに成形するため、
土壌改質材に含まれる繊維が密になり、繊維間が狭く毛
細管現象が発生しやすくなる。これにより、繊維間に水
が保持され、ペレット状に成形した土壌改質材の保水性
が向上されるものである。ペレットへの成形方法として
は、水を加えた土壌改質材をホッパーに投入し、ホッパ
ーより円筒内に導入する。そして、土壌改質材を、円筒
内に配設されたスクリューにより、複数の孔を設けた型
に押し出す。型より押し出された土壌改質材を適宜の長
さに切断する。これを乾燥することによりペレット状の
土壌改質材を得ることができる。
【0017】次に泥炭状の土壌改質材の製造方法につい
て説明する。嫌気状態で、樹皮の発熱により、低温(摂
氏60〜200度)で、炭化させるとともに、有機酸を
生成させ泥炭状に加工する。樹皮としては、杉、ヒノキ
の樹皮を使用することにより、性状の良い泥炭状の土壌
改質材をえることができる。杉およびヒノキの樹皮を高
さ10m以上に堆積し、堆積量を500平方メートル以
上とする。樹皮は30ないし180日間は好気発酵を行
う。堆積した樹皮内部は重力により外気とは密閉されて
いるため、嫌気状態となる。嫌気状態において、発酵熱
は樹皮により保温され、部分的には摂氏90度に達す
る。嫌気状態において、堆積後2年経過することによ
り、樹皮は燃焼することなく炭化され、大量の木酢酸を
生成する。これにより、泥炭状の土壌改質材が生成され
る。発熱などにより、杉、ヒノキの樹皮に含まれる植物
生育阻害物質は、揮散もしくは分解される。樹皮を十分
に、炭化もしくは有機酸(木酢酸)を生成させるために
は、匂い検知間を利用して、特有の匂いの量を測定する
ことにより、内部の状態を知ることができる。そして、
堆積した樹皮内部成分のpHを調べ、pHを5.5〜
6.0に維持する。ガス検知管を利用して酢酸の濃度を
測定する。二酸化炭素の濃度を測定して自然発火を予防
する。等の処置をとることにより、安定した土壌改質材
を得ることができる。
【0018】次に、上記のごとく樹皮を熟成し、生成し
た土壌改質材を用いた土壌改質方法について説明する。
本発明の土壌改質材を土壌に対して30ないし50%混
合することにより、クッション性に富み、踏圧に強くは
がれにくい芝広場もしくはスポーツターフを作ることが
できる。土壌改質材は繊維質に富むため、土壌に混合さ
れることにより、土壌の通気性を向上させるとともに、
土を膨軟にして芝の植え替えを容易にし、芝の根の生育
をよくする。また塩基保持能を高めて土を肥沃にした
り、土に緩衝能を与えて酸性化の防止や重金属などの有
害物の害作用を抑制する働きをもたせることができる。
さらに、土壌微生物の働きを活発にし、土壌中での物質
変化を促進し、芝根の生育環境をよいものにする。改質
された土壌に植栽された芝生、花、地被植物などは根張
りに優れ、着活がよくて初期成育も旺盛であり、短期間
に茂る。このため、新規に雑草が発生しにくくなる。現
地の土を流用できるため、新規に土を加える必要がな
く、施工にかかる費用を軽減できる。
【0019】スポーツターフの施工法について図2およ
び図3を用いて説明する。従来、図2(a)に示すごと
く、基盤に溝が設けられており、該溝には排水用のパイ
プが配設されていた。そして、基盤の上層には砕石、火
山砂利の層が設けられ、その上に川砂または混合土の層
が設けられ、芝が植栽されていた。本発明の土壌改質材
を用いることにより、図2(b)、図3(c)・(d)
に示すように、スポーツターフを施工できる。図2
(b)に示す施工法においては、基盤上に、現地発生土
に土壌改質材を20から40%配合した層を設け、さら
にその上に、山砂などに土壌改質材を30から50%配
合した層を設ける。図3(c)に示す施工法において
は、基盤上に、砕石層を設け、さらにその上に、山砂な
どに土壌改質材を30から50%配合した層を設ける。
図3(d)に示す施工法においては、基盤に溝を設け、
該基盤上に、砕石層を設ける。さらにその上に、山砂な
どに土壌改質材を30から50%配合した層を設ける。
上記のごとく、土壌改質材を配合してスポーツターフを
施工する場合には、排水性が向上されるので、基盤に排
水パイプを配設する必要がない。
【0020】芝広場の施工法について図4を用いて説明
する。本発明の土壌改質材を用いることにより、図4
(a)、(b)、(c)に示すように、芝広場を施工で
きる。図4(a)に示す施工法においては、基盤上に、
古紙の層を設け、その上に、土壌改質材を1立方メート
ル当り30から80リットル配合した層を設ける。図4
(b)に示す施工法においては、基盤上に、現地発生土
に土壌改質材を30から40%配合した層を設ける。図
4(c)に示す施工法においては、基盤上に、砕石層を
設ける。さらにその上に、山砂などに土壌改質材を30
から40%配合した層を設ける。上記のごとく、土壌改
質材を配合して芝広場を施工する場合には、排水性が向
上されるので、基盤に排水パイプを配設する必要がな
い。さらには、土壌改質材を土壌に配合することによ
り、次の効果を得ることができる。気相効果により、芝
根への酸素補給能力が高くなる。液相効果により給水は
肥持ち効果が高い。芝根の成長、繁殖スペースが確保さ
れる。排水性がよく、根腐れやカビが発生しにくい。保
水層からの給湿効果で夏の水枯れを予防できる。水や
り、施肥、エアレーションなどは従来方法と比較して、
約40〜50%のメンテナンス費が削減できる。農薬の
使用量を少なくできるので、環境保全を計れる。床土の
クッション性により、床土せん断強度が上がり、芝根を
保護するので芝の回復が早い。
【0021】土壌改質材を土壌に混合し、イチゴ、ピー
マン、トマト、ナスなどの果菜類、もしくはほうれん
草、レタス、キャベツなどの葉菜類栽培用の土壌とする
も可能である。土壌改質材に石灰、およびクロム、コバ
ルト、銅、ヨード、鉄、マンガン、モリブデン、セレ
ン、亜鉛、フッ素の微量元素を添加することにより、育
成の促進効果はさらに向上する。本発明の土壌改質材は
軽量であるため、高設栽培用の人工土壌として用いるこ
ともできる。該土壌改質材は軽量であるため、高設栽培
用の人工土壌にかかる荷重を軽減できる。このため、人
工土壌を収納した容器の支持体を簡便に構成できる。図
5を用いて、土壌改質材を人工土壌として使用し、高設
栽培を行う場合について説明する。イチゴなどを植栽す
るプランター11は、作業者10の腰より若干上の位置
に、支持体12により支持されている。これにより、作
業者の作業負担を軽減するものである。プランター11
の下部は保温のためのビニール13により覆われてお
り、該ビニール13は地面にまで達している。また、プ
ランター11には温度調節パイプ14が延設されてお
り、該温度調節パイプ14内に流れる温水もしくは冷水
により温度調節が行われる。図6に示すごとく、プラン
ター11にはあらかじめ、土壌改質材15が敷き詰めら
れており、該土壌改質材15上にポッド苗16を配置す
る。そして、苗16が定着した後に、土壌改質材17を
入れ鎮圧する。そして、作物に適宜、養分および水分を
供給することにより、容易に育成を行える。このように
プランター11に植栽が行われるので、プランター11
を支える支持体12にかかる荷重が少なく、支持体12
を簡便な構成により構成できる。また、プランター11
および支持体12を含め軽量に構成できるので、設置お
よび撤収を容易に行うことができる。
【0022】土壌改質材により地表面を覆うように敷き
詰めることにより、土壌の乾燥および飛散、凍土、凍結
の防止、泥濘化、土中水分の蒸発抑制を行うことができ
る。さらに、植物の生育促進、雑草抑制にも効果を発揮
するのである。このため、公園・道路などの緑地部また
は花壇に敷き込み植栽された植物の育成促進と雑草抑制
を行なうことができる。土壌改質材は不朽性で永年繊維
を維持し、繊維同士が互いに絡みあっているため、飛散
しない。土壌表面に土壌改質材を敷き込むので、飛来し
た雑草の種は、土壌改質材の表面にとどまり、地表に到
達せず、発芽しない。土壌改質材に新鮮なヒノキの樹皮
を粉砕したものを20%以内で添加することにより、上
記の効果をさらに向上させることができる。
【0023】土壌改質材を真砂土もしくは現地の土に混
合することにより、乾燥時でも表層土が飛散しにくく、
降雨時では表層土の流亡を少なくすることができる。土
壌改質材を土に混合することにより、土の水はけが良く
なる。このため、グランド、野球場、テニスコート、多
目的広場の土壌に用いることができる。水はけが良いた
め、降雨後速やかにグランドなどをしようすることがで
きる。水はけが良いので、雑草が生えにくい。これによ
り、グランドなどを長期間使用しても、表層土・中層土
の入れ替えが不要であり、施工後のメンテナンスも減ら
すことができる。グランドはクッション性も向上される
ので、足腰への負担が少なくなる。雑菌の繁殖を抑制で
き、衛生的である。土壌改質材に新鮮なヒノキの樹皮を
粉砕したものを約50%添加することにより、上記の効
果をさらに向上させることができる。
【0024】本発明の土壌改質材を使用したクレイグラ
ンド工法について説明する。図7(a)は従来のクレイ
グランド工法である。従来のクレイグランド工法では、
基盤に溝をもうけ、排水パイプを配設する。そして基盤
の上に100から200mmの砕石層を設け、砕石層の
上に100から150mmの真砂土層を設ける。本発明
の土壌改質材を用いたクレイグランド工法では、図7
(b)に示すごとく、基盤上に150から250mmの
砕石層をもうけ、その上に100から150の真砂土と
土壌改質材を混合した層を設ける。もしくは、図7
(c)に示すごとく、現地土の層の上に100から15
0mmの現地土と土壌改質材を混ぜた層を設ける。この
ばあいには、現地土を一定の深さで掘り返し、掘り返し
た土と土壌改質材を混合して整地することによりクレイ
グランドを構成できる。
【0025】土壌改質材を土壌に混合し、消臭を行うこ
とも可能である。土壌改質材には多くの炭化物および炭
化された繊維が含まれるため、炭化物の表面積が広く、
においのもととなる物質を吸着しやすい。これにより、
消臭効果を発揮できるものである。
【0026】上記の土壌改質材とは別に、杉およびヒノ
キの抗菌作用およびヒノキの生育阻害作用を利用した土
壌改質材を従来の堆肥に、杉やヒノキの樹皮もしくは葉
を混合することにより、得ることができる。杉やヒノキ
を混合することにより、堆肥中での微生物の発生を抑制
するとともに、堆肥中の繊維質の分解速度を低下させ
る。背に質が維持されるため、土壌中の空気の流れを良
くし、植物の生育を促進する。しかし、杉およびヒノキ
には抗菌作用があり、ヒノキには生育阻害作用があるの
で、飛来した雑草などの種は十分に発芽することができ
ない。抗菌作用および発育阻害作用は、杉やヒノキの混
合量により調節することができ、混合量を20%以下と
した場合には、芝などの生育を促進しながら、雑草の発
生を抑制できる。混合量を20%から50%と下場合に
は、クレイグランドなどにおいて、雑草の発生を抑制
し、クレイグランドを良好な状態に維持できる。堆肥に
混合する杉やヒノキとしては杉やヒノキの樹皮、葉など
を用いることができる。すなわち、抗菌作用若しくは、
生育阻害作用を有する部分を、混合すれば良い。上述の
堆肥のかわりに、樹皮、おがくず、葉を炭化させたもの
を用いることもできる。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明を構成したことによ
り、次のような効果を奏する。樹皮を嫌気状態もしくは
低酸素状態において加熱し、炭化させ構成するので、土
壌改質材の生成に伴う二酸化炭素の発生が無い。生成さ
れる土壌改質材の不朽性を工場できる。土壌改質材生成
のための操作が容易である。樹皮を嫌気状態もしくは低
酸素状態において堆積し、自己発熱により炭化させるの
で、土壌改質材製造に必要なエネルギーが少なく、安価
に製造できる。たんぱく質成分が少ない杉、ヒノキもし
くは杉およびヒノキの樹皮を用いるので、土壌改質材を
製造する際に硫化水素等の有害ガスや悪臭が発生しな
い。嫌気状態もしくは低酸素状態で、摂氏60ないし9
0度に加熱し、炭化させるので、容易な操作により土壌
改質材を製造できる。簡便な設備により操業上の安全性
を確保できる。杉、ヒノキもしくは杉およびヒノキの樹
皮を嫌気状態もしくは低酸素状態で、摂氏60ないし9
0度に加熱し、炭化させた後に砕粉するので、粉砕にか
かるエネルギーがすくなく、容易に粉砕できる。この土
壌改質材に水を加えてペレット状に圧縮した後に乾燥さ
せることにより、土壌改質材の保水性を向上できる。
杉、ヒノキの樹皮を嫌気状態で、自己発熱により、摂氏
60度ないし200度で炭化、有機酸を生成させた土壌
改質材は泥炭状になり、ピートモスに似た性状を持つ。
このため、ピートモスの代用品を人工的に、かつ容易に
製造できる。樹皮、おがくず、葉を、炭化若しくは発酵
させたのちに、ヒノキ若しくは杉の樹皮、葉を混合し、
土壌改質材を得るので、容易に土壌改質材を得ることが
できる。また、ヒノキ若しくは杉の混合量を調節するこ
とにより、雑草抑制効果を調節でき、各種の用途に応じ
た土壌改質材とすることができる。
【0028】杉、ヒノキもしくは杉およびヒノキの樹皮
を嫌気状態もしくは低酸素状態で、摂氏60ないし90
度に加熱し、炭化させた後に砕粉した土壌改質材に、ヒ
ノキの樹皮を20%以下添加した土壌改質材は土壌表面
に敷き込み、雑草の発生を抑制し、土壌の乾燥および飛
散、凍土、凍結の防止、泥濘化、土中水分の蒸発抑制を
行うことができる。杉、ヒノキもしくは杉およびヒノキ
の樹皮を嫌気状態もしくは低酸素状態で、摂氏60ない
し90度に加熱し、炭化させた後に砕粉した土壌改質材
に、ヒノキの樹皮を20ないし50%添加した土壌改質
材は、土壌に混ぜ込むことにより、乾燥時でも表層土が
飛散しにくく、降雨時では表層土の流亡を少なくするこ
とができる。土の水はけが良く、グランド、野球場、テ
ニスコート、多目的広場の土壌に用いることができる。
雑草の発生を抑制できる。杉、ヒノキもしくは杉および
ヒノキの樹皮を嫌気状態もしくは低酸素状態で、摂氏6
0ないし90度に加熱し、炭化させた後に砕粉した土壌
改質材に、石灰、およびクロム、コバルト、銅、ヨー
ド、鉄、マンガン、モリブデン、セレン、亜鉛、フッ素
の微量元素を添加することにより、作物の育成を促進で
きる。土壌改質材を土壌に対して30ないし50%混合
し、芝広場もしくはスポーツターフを構成できる。土壌
改質材を地表覆い土壌の保護および雑草の抑制を行え
る。土壌改質材を真砂土もしくは現地の土に混合し土壌
を改良するので、施工費が少なくすむ。土壌改質材を土
壌に混合し、土壌の消臭を行うことができる。
【0029】
【実施例】次に実施例により本発明をさらに詳細に説明
する。
【0030】〔実施例1〕真砂土に本発明の土壌改質材
を配合し、各配合量における排水性、泥化性、pH、土
壌硬度、クッション性を検討した。図8に示すごとく、
土壌改質材の混合により、排水性、泥化性、pH、土壌
硬度、クッション性のすべてにおいて、配合量にしたが
って土壌の改良が認められた。特に、土壌のクッション
性においては著しい改善がみられた。
【0031】〔実施例2〕土壌改質材の混合率10%、
30%、50%について、3ヶ月、6ヶ月、1年後の芝
根長、根層厚を検討した。図9に示すごとく、混合率3
0%および50%において、芝の育成を促進する効果が
認められた。また、この効果は一年後まで継続すること
が確認された。
【0032】〔実施例3〕本発明の土壌改質材を40%
配合したクレイ工法と、従来の工法の比較を行った。図
10に示すごとく、本発明の土壌改質材を使用したクレ
イ工法は、保水能力、透水能力、耐飛散性(飛散開始風
速、飛散率、施工6ヶ月後の塩分濃度)において、従来
工法に勝る結果を得た。
【0033】〔実施例4〕本発明の土壌改質材を3セン
チ、5センチ、8センチの厚さで地表を覆い、露出した
地表とを比較し、雑草の抑制効果を見た。図11のマル
チ材Aは本発明の土壌改質材である。図11に示すごと
く、本発明の土壌改質材によりに雑草の発生が抑制され
ることがわかる。
【図面の簡単な説明】
【図1】土壌改質材の製造および利用工程を示す模式
図。
【図2】従来のスポーツターフの施工法と本発明の施工
法の一例を示す模式図。
【図3】本発明の他のスポーツターフの施工法を示す模
式図。
【図4】本発明の芝広場の施工法を示す模式図。
【図5】高設栽培の構成を示す側面図。
【図6】高設栽培土の構成を示す側面図。
【図7】従来のクレイ工法と本発明の施工法の一例を示
す模式図。
【図8】土壌改質材の配合による土壌への効果を示す
図。
【図9】土壌改質材の芝の育成への効果を示す図。
【図10】土壌改質材を用いたクレイ工法の従来工法と
の比較結果を示す図。
【図11】土壌改質材による雑草の抑制効果を示す図。
【符号の説明】
2 樹皮 4 土壌改質材 5 土壌
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C09K 101:00 Fターム(参考) 2B022 AA05 AB11 AB15 BA01 BA02 BA07 BA14 BA18 BB01 DA19 4G046 CA00 CB00 CC02 CC03 4H026 AA01 AA04 AA08 AA10 AB04 4H061 AA01 CC01 CC21 CC41 CC60 DD08 DD14 EE64 GG13 GG24 GG48 HH11 HH42 KK02 LL02 LL26

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹皮を嫌気状態もしくは低酸素状態で炭
    化させて得ることを特徴とする土壌改質材。
  2. 【請求項2】 杉、ヒノキの樹皮を嫌気状態もしくは低
    酸素状態で、加熱し、炭化させ構成することを特徴とす
    る土壌改質材。
  3. 【請求項3】 加熱温度を摂氏60ないし90度とした
    ことを特徴とする請求項2記載の土壌改質材。
  4. 【請求項4】 杉、ヒノキの樹皮を嫌気状態もしくは低
    酸素状態で、摂氏60ないし90度に加熱し、炭化させ
    砕粉した後に、さらにヒノキの樹皮を20%以下添加し
    たことを特徴とする土壌改質材。
  5. 【請求項5】 杉、ヒノキの樹皮を嫌気状態もしくは低
    酸素状態で、摂氏60ないし90度に加熱し、炭化させ
    砕粉した後に、さらに加えるヒノキの樹皮の添加量を、
    20ないし50%としたことを特徴とする土壌改質材。
  6. 【請求項6】 杉、ヒノキの樹皮を嫌気状態もしくは低
    酸素状態で、加熱し、炭化させ砕粉した後に、石灰、ク
    ロム、コバルト、銅、ヨード、鉄、マンガン、モリブデ
    ン、セレン、亜鉛、フッ素の微量元素を添加したことを
    特徴とする土壌改質材。
  7. 【請求項7】 杉、ヒノキの樹皮を嫌気状態で、自己発
    熱により、摂氏60度ないし200度で炭化、有機酸を
    生成させたことを特徴とする土壌改質材。
  8. 【請求項8】 樹皮、おがくず、葉を、炭化若しくは発
    酵させた後に、ヒノキ若しくは杉の樹皮、葉を混合する
    ことを特徴とするを土壌改質材。
  9. 【請求項9】 請求項2記載の土壌改質材を30ないし
    50%混合することを特徴とする土壌改質方法。
  10. 【請求項10】 請求項2記載の土壌改質材を地表面に
    敷き詰めることを特徴とする土壌改質方法。
  11. 【請求項11】 請求項6記載の土壌改質材を、イチ
    ゴ、ピーマン、トマト、ナスなどの果菜類、もしくはほ
    うれん草、レタス、キャベツなどの葉菜類栽培用土壌と
    することを特徴とする土壌改質方法。
  12. 【請求項12】 請求項2記載の土壌改質材を土壌に混
    合し、消臭を行うことを特徴とする土壌改質方法。
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