JPH0515253A - 人工培土及び土壌改良方法 - Google Patents
人工培土及び土壌改良方法Info
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- JPH0515253A JPH0515253A JP3198538A JP19853891A JPH0515253A JP H0515253 A JPH0515253 A JP H0515253A JP 3198538 A JP3198538 A JP 3198538A JP 19853891 A JP19853891 A JP 19853891A JP H0515253 A JPH0515253 A JP H0515253A
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Abstract
る、人工培土。この人工培土を砂及び/又は土に混入さ
せて土壌改良を行う場合には、この人工培土を重量比で
0.3%混入させる。この人工培土は、芝生植付用、傾
斜地用、養液栽培培地用、トピアリー培地用、ハンガー
バスケット培地用、登攀補助材用、マルチ材用、育苗培
地用、底面吸水培地用、仮植培地用、コンテナー栽培培
地用、イネ幼苗育成培地用の人工培土として有用に利用
できる。この人工培土に肥料成分等を含有させてもよ
い。 【効果】この人工培土は、バクテリアによる分解性が小
さく、施肥過多による濃度障害に起こし難い。また、長
期にわたって土壌の肉やせを防止できる。また、植物の
生育を促進できる。病原菌による病害を抑制できる。害
虫の生育及び自然発生を抑制することができる。
Description
方法に関する。
ートモス、バーク堆肥、ミズゴケ、バーミキュライト、
パーライト等が知られており、これらは、農業、園芸、
土木等の分野において、広く用いられている。
問題がある。ピートモス等はバクテリアによって容易
に分解される。このため、アンモニア態窒素濃度の経時
的変化が大きく、適性な施肥量の判定が困難で、施肥過
多による濃度障害を起こし易い。また、短期間で土壌が
肉やせし、新規な培土への植え替えを必要とする。ピ
ートモス等は植物の生育促進機能を備えていない。本発
明では、バクテリアによる分解性が低く、かつ植物の生
育促進機能を備えた人工培土、及びこの人工培土用いる
土壌改良方法の提供、をその課題とする。
又はヒノキの皮層の細切物からなる、人工培土を提供す
る。第2発明は、第1発明の人工培土を、砂及び/又は
土に重量比で0.3%以上混入させる、土壌改良方法を
提供する。
る、芝生植付用の人工培土を提供する。第4発明〜第7
発明は、いずれも第1発明の人工培土からなる、芝生植
付用の人工培土であって、第4発明は庭園用、第5発明
は公園用、第6発明はグラウンド用、第7発明は競馬場
馬場用のものを提供する。
び/又は土に重量比で0.3重量%以上混入させる、競
馬場馬場の芝生植付用土壌の土壌改良方法を提供する。
第9発明は、第1発明の人工培土を、砂に重量比で0.
3%以上混入させる、競馬場ダートの土壌改良方法を提
供する。
発明の人工培土からなるもので、第10発明は傾斜地
用、第11発明は養液栽培培地用、第12発明はトピア
リー培地用、第13発明はハンガーバスケット培地用、
第14発明は登攀補助材用、第15発明はマルチ材用、
第16発明は育苗培地用、第17発明は底面吸水培地
用、第18発明は仮植培地用、第19発明はコンテナー
栽培培地用、第20発明はイネ幼苗育成培地用の人工培
土を提供する。
成分を含有させた、人工培土を提供する。
性が小さい。このため、スギ及び/又はヒノキの皮層の
細切物からなる人工培土によれば、アンモニア態窒素濃
度の経時的変化を小さくでき、適性な施肥量の判定が簡
単で、施肥過多による濃度障害を起こし難い。また、長
期にわたって肉やせを防止できる。 (2)スギ及び/又はヒノキの皮層の細切物からなる人工
培土によれば、植物の生育を促進することができる。 (3)スギ及び/又はヒノキの皮層の細切物からなる人工
培土によれば、雑草の成長を抑制することができ、また
病原菌による病害を抑制することができ、また、害虫の
生育及び自然発生を抑制することができる。
培土を、砂及び/又は土に重量比で0.3%以上混入さ
せるので、この人工培土を土及び/又は砂に混入させて
土壌改良を行う場合においても、上記作用効果(1)〜
(3)を確実に奏し得る。
明は、上記第1発明の作用効果(1)〜(3)を奏し、
特に作用効果(2)・(3)がより具体的な作用効果
(2)′・(3)′として生じる。 (2)′スギ及び/又はヒノキの皮層の細切物の人工培
土からなる、芝生植付用の人工培土によれば、芝生は、
根長、根層厚、草丈等において良好な生育結果が得られ
る。また、長年使用しても土壌のしまりがなく、空気の
流通もよく、芝生の張り替えを必要としない。 (3)′メヒシバその他の雑草の成長を抑制できる。ま
た、根腐れ病等の病害の発病が抑制される。また、コガ
ネムシ、シバゾウリムシ、ハエ等の害虫の生存が抑制さ
れるとともに、その自然発生が抑制される。
第6発明の作用効果(1)・(2)′・(3)′に加
え、次の作用効果(5)をも奏する。 (5)スギ及び/又はヒノキの皮層の細切物からなる、
競馬場馬場の芝生植付用の人工培土によれば、これに植
えた芝生は、その上を競走馬が走っても剥がれ難い。ま
た、水はけがよく、雨天時でも良好な馬場を維持でき
る。
を、砂及び/又は土に重量比で0.3%以上混入させ
て、競馬場馬場の芝生植付土壌の土壌改良を行うので、
この人工培土を砂及び/又は土に混入させる場合にも、
上記第7発明の作用効果(1)・(2)′・(3)′・
(5)を確実に奏し得る。
作用効果(1)〜(3)に加え、次の作用効果(7)を
も奏する。 (7)スギ及び/又はヒノキの皮層の細切物からなる人工
培土を、砂に重量比で0.3%以上混入させて、競馬場
ダートの土壌改良を行うので、競馬場ダートからスター
トする競走馬のひずめのめり込みが、砂のみの場合に比
べて少なくなり、競走馬が脚を傷めることが少なくな
る。
明の作用効果(1)〜(3)に加え、次の作用効果
(8)をも奏する。 (8)スギ及び/又はヒノキの皮層の細切物からなる傾斜
地用の人工培土によれば、金網ネットを用いなくても、
傾斜地に対する定着性に優れ、ずれ落ちがない。また、
降雨による定着性の劣化も殆どない。
明の作用効果(1)〜(3)を奏し、特に作用効果(2)・
(3)がより具体的な作用効果(2)″・(3)″とし
て生じる。 (2)″スギ及び/又はヒノキの皮層の細切物からなる
養液栽培培地用の人工培土によれば、養液栽培されたト
マト、キュウリ、メロン等の植物は、草丈、葉数におい
て、良好な生育結果が得られる。また、トマト青枯病、
トマト疫病、キュウリつる割り病等の病害が抑制され
る。また、養液栽培で生育させたトマト等の植物を同質
の栽培用培土に植え替えた場合にも、草丈、葉数、根長
において良好な生育結果が継続して得られる。 (3)″トマト等の植物におけるセンチュウ類等の害虫
の発生を抑制できる。
作用効果(1)〜(3)を奏し、特に作用効果(1)が
より具体的な作用効果(1)″として生じる。 (1)″スギ及び/又はヒノキの皮層の細切物からなる
トピアリー培地用の人工培土によれば、肉やせがなく、
造形したトピアリーの形状が長期間にわたって維持でき
る。
明の作用効果(1)〜(3)に加え、次の作用効果
(9)をも奏する。 (9)スギ及び/又はヒノキの皮層の細切物からなるハ
ンガーバスケット培地用の人工培土によれば、この人工
培土を収容したハンガーバスケットを軽量にでき、壁に
容易に掛けることができる。
作用効果(1)〜(3)に加え、次の作用効果(10)
をも奏する。 (10)スギ及び/又はヒノキの皮層の細切物からなる登
攀補助材用の人工培土によれば、登攀補助材への植物の
活着性が良好になる。
作用効果(1)〜(3)に加え、次の作用効果(11)
をも奏する。 (11)スギ及び/又はヒノキの皮層の細切物からなる
マルチ材用の人工培土によれば、メヒシバその他の雑草
の発生を抑制することができる。
作用効果(1)〜(3)に加え、次の作用効果(12)
をも奏する。 (12)スギ及び/又はヒノキの皮層の細切物からなる
育苗固形培地用の人工培土によれば、メロン等の植物を
鉢上げする際の欠株を防止できる。
作用効果(1)〜(3)に加え、次の作用効果(13)
をも奏する。 (13)スギ及び/又はヒノキの皮層の細切物からなる
底面吸水培地用の人工培土によれば、ラン、シクラメ
ン、セントポーリア等、根腐りし易い植物の根腐りを防
止できる。
作用効果(1)〜(3)に加え、次の作用効果(14)
をも奏する。 (14)スギ及び/又はヒノキの皮層の細切物からなる
仮植培地用の人工培土によれば、根への絡みがよく、移
植時に脱落がなく、根巻きが不要となる。
作用効果(1)〜(3)に加え、次の作用効果(15)
をも奏する。 (15)スギ及び/又はヒノキの皮層の細切物からなる
コンテナー栽培培地用の人工培土によれば、水切りがよ
いため、余分の水を与えずに済み、ミカン、ブドウ等、
果実の糖度を高めることができる。
作用効果(1)〜(3)に加え、次の作用効果(16)
をも奏する。 (16)スギ及び/又はヒノキの皮層の細切物からなる
イネ幼苗生育培地用の人工培土によれば、イネの立枯れ
病、根腐れ病等の病害を防除できる。
作用効果(1)〜(3)に加え、次の作用効果(17)
をも奏する。 (17)スギ及び/又はヒノキの皮層の細切物に肥料成
分を含有させた人工培土によれば、施肥作業を省略する
ことができる。
切りし、羽毛状の細切物とする。また、ヒノキの皮層を
同様にして羽毛状の細切物とする。このスギの皮層の細
切物とヒノキの皮層の細切物とを等量混合して、人工培
土を得た。
クテリアによる分解性を調べた。バーク堆肥、ピートモ
ス、水ゴケを比較例とした。これら試料を、それぞれ容
器に入れ、25゜Cの恒温器中で1日1回400ccの
精製水のみで灌水し、水中の窒素分を測定した。測定
は、試験開始後、1週間目、3週間目、5週間目、8週
間目にぞれぞれ行った。結果を表1に示す。
なる人工培土は、各比較例に比べ、バクテリアによる分
解性が小さいことがわかる。また、スギ又はヒノキ単独
の皮層の細切物でも、ほぼ同等の結果が得られた。した
がって、スギ及び/又はヒノキの細切物からなる人工培
土によれば、土壌のアンモニア態窒素濃度の経時的変化
を小さくすることができ、適性な施肥量の判定が簡単
で、施肥過多による濃度障害を起こし難いことがわか
る。また、長期にわたって土壌の肉やせを防止できるこ
とがわかる。
土100%からなる土壌を実施例2とした。砂に実施例
1の人口培土を重量比で25.4%(容量比で75%)
混入させた改良土壌を実施例3とした。以下、同様に1
0.2%(容量比で50%)の改良土壌を実施例4と
し、3.6%(容量比で25%)の改良土壌を実施例
5、0.3%(容量比で 1.0%)の改良土壌を実施例
6とした。
よる植物の生育促進性を調べた。砂のみの土壌、砂にピ
ートモスを重量比で5.9%(容量比で50%)混入さ
せた土壌、砂にバーク堆肥を重量比で23.8%(容量
比で50%)混入させた土壌を比較例とした。これらの
土壌を20cmの厚さで敷き、各土壌表面にそれぞれヒ
メコウライシバを植え、2日毎に散水、7日毎に施肥し
て、45日間栽培し、450cm2の区画内のヒメコウ
ライシバの根長、根層厚、草丈を測定した。結果を表2
に示す。
なる人工培土100%の土壌、またはこの人工培土を砂
に重量比で0.3%以上混入して得られた改良土壌で
は、ヒメコウライシバの生育が促進されることがわか
る。また、スギ又はヒノキ単独の皮層の細切物でも同等
の結果が得られ、砂を土に変えた場合にも同等の結果が
得られた。したがって、スギ及び/又はヒノキの皮層の
細切物からなる人工培土が植物の生育を促進させるこ
と、この人工培土を砂及び/又は土に混入させる場合に
は、人工培土が重量比で0.3%以上の時に、その効果
が確実に得られることがわかる。
壌による雑草成長抑制の程度を調べた。試験例2で植え
たヒメコウライシバの900cm2の区域に発生した雑
草の種類と本数を調べた。砂のみの土壌にヒメコウライ
シバを植えたものを比較例とした。結果を表3に示す。
工培土100%の土壌、またはこの人工培土を砂に重量
比で0.3%以上混入して得られた改良土壌では、メヒ
シバ等の雑草の成長が抑制されたことがわかる。また、
スギ又はヒノキ単独の皮層の細切物でも同等の結果が得
られ、砂を土に変えた場合にも同等の結果が得られた。
したがって、スギ及び/又はヒノキの皮層の細切物から
なる人工培土が雑草の成長を抑制すること、この人工培
土を砂及び/又は土に混入させる場合には、人工培土が
重量比で0.3%以上の時に、その効果が確実に得られ
ることがわかる。
壌による病原菌の抑制の程度を調べた。試験例2で植え
たヒメコウライシバにブラウンパッチ菌(Rhizoctonia
salani)を接種し、2週間後の発病度を調べた。砂の
みの土壌にヒメコウライシバを植えたものを比較例とし
た。結果を表4に示す。
工培土100%の土壌、またはこの人工培土を砂に重量
比で0.3%以上混入して得られた改良土壌では、ブラ
ウンパッチ菌に対するヒメコウライシバの発病度が著し
く低いのがわかる。また、スギ又はヒノキ単独の皮層の
細切物でも同等の結果が得られ、砂を土に変えた場合に
も同等の結果が得られた。したがって、スギ及び/又は
ヒノキの皮層の細切物からなる人工培土が芝生等の植物
の発病を抑制すること、この土壌改良材を砂及び/又は
土に混入させる場合には、人工培土が重量比で0.3%
以上の時に、その効果が確実に得られることがわかる。
良土壌による害虫の生存抑制効果を調べた。試験例2で
植えたヒメコウライシバ450cm2の区域に1齢およ
び2齢のコガネムシの幼虫各10匹をそれぞれ放し飼い
した。10日後のコガネムシの生存数を調べ、生存率を
算出した。結果を表5に示す。
なる人工培土100%の土壌、またはこの人工培土を砂
に重量比で0.3%以上混入して得られた改良土壌で
は、コガネムシの生存が著しく抑制されたことがわか
る。また、スギ又はヒノキ単独の皮層の細切物でも同等
の結果が得られ、砂を土に変えた場合にも同等の結果が
得られた。したがって、スギ及び/又はヒノキの皮層の
細切物からなる人工培土が害虫の生存抑制効果を有する
こと、この人工培土を砂及び/又は土に混入させる場合
には、人工培土が重量比で0.3%以上の時に、その効
果が確実に得られることがわかる。
壌による害虫の自然発生抑制効果を調べた。試験例2で
植えたヒメコウライシバ1350cm2の区域各3区
に、植え込みから210日後にそれぞれ自然発生したコ
ガネムシ類の幼虫の自然発生数を調べた。砂のみの土壌
を比較例とした。結果を表6に示す。
なる人工培土100%からなる土壌、またはこの人工培
土を砂に重量比で0.3%以上混入して得られた改良土
壌では、コガネムシ類の幼虫の自然発生が抑制されたこ
とがわかる。また、スギ又はヒノキ単独の皮層の細切物
でも同等の結果が得られ、砂を土に変えた場合にも同等
の結果が得られた。したがって、スギ及び/又はヒノキ
の皮層の細切物からなる人工培土が害虫の自然発生を抑
制すること、この人工培土を砂及び/又は土に混入させ
る場合には、人工培土が重量比で0.3%以上の時に、
その効果が確実に得られることがわかる。
良土壌に植えた芝生の引き抜き強度を調べた。砂のみの
もの、砂にピートモスを重量比で1.0%(容量比で1
0%)混入させたものを比較例とした。10cm角のヒ
メコウライシバの中央部の深さ3cmの部位に直径3m
mの細金を通し、これが引き抜かれるまでの最大の強度
をバネバカリで測定した。結果を表7に示す。
なる人工培土100%の土壌、またはこの人工培土を砂
に重量比で0.3%以上混入して得られた改良土壌で
は、ヒメコウライシバの引き抜き強度が大きいことがわ
かる。また、スギ又はヒノキ単独の皮層の細切物でも同
等の結果が得られ、砂を土に変えた場合にも同等の結果
が得られた。したがって、スギ及び/又はヒノキの皮層
の細切物からなる人工培土によれば、これに植えた芝生
の上を競走馬が走っても、芝生の剥がれが軽減されるこ
と、この人工培土を砂及び/又は土に混入させる場合に
は、人工培土が重量比で0.3%以上の時に、その効果
が確実に得られることがわかる。
重量比で1.2%(容量比で10%)混入させた改良土
壌を実施例10とした。
で得た土壌の保水性と透水性とを調べた。砂にピートモ
スを重量比で1%混入させたもの、砂のみのものを比較
例とした。各土壌1000ccを5号鉢に入れ、200
ccの水を灌水し、完全に透水する時間を測定した。結
果を表8に示す。
なる人工培土100%の土壌、またはこの人工培土を砂
に重量比で1.2%以上混入して得られた改良土壌で
は、保水量が高い割りには透水時間が短いのがわかる。
また、スギ又はヒノキ単独の皮層の細切物でも同等の結
果が得られ、砂を土に変えた場合には同傾向の結果が得
られた。したがって、スギ及び/又はヒノキの皮層の細
切物の人工培土で競馬場馬場を改良すると、水はけが良
好になり、雨天時でも良好な馬場を維持できること、こ
の人工培土を砂及び/又は土に混入する場合には、人工
培土が重量比で1.2%以上の時に、その効果が確実に
得られることがわかる。そして、表7と表8の結果を総
合すると、この土壌改良材を砂及び/又は土に混入する
場合には、土壌改良材が重量比で1.2%以上の時に、
芝生が剥がれ難く、かつ水ハケの良い良好な馬場が確実
に得られることがわかる。
工培土を重量比で4%混入させて得た改良土壌を実施例
7とし、2%混入させたものを実施例8とし、1%混入
させたものを実施例9とした。
良土壌の異物侵入性を調べた。砂のみのもの、砂にピー
トモスを重量比で4%混入したものを比較例とした。こ
れらの土壌をそれぞれ、口径70mmのカップに200
g入れ、30ccの水で均一に湿らせ、5回軽くたたい
てバット上に逆さに取り出し、直径30mmで荷重13
30gの棒をその上にのせ、1分後、及び1年後に棒が
沈んだ距離を測定した。結果を表7に示す。
なる人工培土を砂に重量比で0.3%以上混入して得ら
れた改良土壌では、棒の沈む距離が小さいことがわか
る。また、スギ又はヒノキ単独の皮層の細切物でも同等
の結果が得られた。したがって、スギ及び/ヒノキの皮
層の細切物からなる人工培土を、砂に重量比で0.3%
以上混入させて、競馬場ダートの土壌改良を行うと、競
馬場ダートからスタートする競走馬のひずめがダートの
砂にめり込みにくくなり、競走馬が脚を損傷する危険を
軽減できることがわかる。
土のカサ変化と気相率変化とを調べた。ピートモスを比
較例とした。試験開始初期、放置1年後、3年後、5年
後における1000cc当たりの重量、および気相率を
調べた。結果を表10に示す。
らなる人工培土では、経時的なカサ変化及び気相率変化
が僅かであることがわかる。また、スギ又はヒノキ単独
の皮層の細切物でも同等の結果が得られた。したがっ
て、スギ及び/又はヒノキの皮層の細切物からなる人工
培土によれば、土壌の肉やせがなく、土壌の美観を長期
にわたった保持できることがわかる。
地に対する定着性を調べた。クヌギバーク堆肥とピート
モスとを容量比90対10の割合で混合したものを比較
例とした。傾斜角10゜、15゜、30゜、45゜の法面
に、空気圧縮機により、噴射圧2Kg/cm2で吹き付
けを行い、200日後における定着率を調べた。結果を
表11に示す。
らなる人工培土は、金網ネットを用いなくても傾斜地に
対する定着性が高いことがわかる。また、スギ又はヒノ
キ単独の皮層の細切物でも同等の結果が得られた。した
がって、スギ及び/又はヒノキの皮層の細切物からなる
人工培土を傾斜地に用いると、金網ネットが不要とな
る。
地での耐雨性を調べた。クヌギバーク堆肥とピートモス
とを容量比90対10の割合で混合したものを比較例と
した。傾斜角50゜の法面に、空気圧縮機により、噴射
圧2Kg/cm2で吹き付けを行い、降雨量を10mm
/hr、20mm/hr、30mm/hr、40mm/
hrに設定し、各降雨量での8ケ月経過後における、定
着率を測定した。結果を表12に示す。
らなる人工培土は耐雨性に優れることがわかる。スギ又
はヒノキ単独の皮層の細切物でも同等の結果が得られ
た。したがって、スギ及び/又はヒノキの皮層の細切物
からなる人工培土を傾斜地に用いると、降雨による定着
性の劣化が小さいことがわかる。
量部に酢酸ビニルエマルジョン樹脂(樹脂分50重量
%)85重量部をミキサーで撹拌しながら混合し、この
混合物を型枠に投入し、16時間自然乾燥させた後、脱
型して養液栽培培地とした。尚、酢酸ビニルエマルジョ
ン樹脂に代えて、ウレタンエマルジョン樹脂、アクリル
エマルジョン樹脂、合成ゴムエマルジョン樹脂等を用い
てもよい。また、デンプン、CMC(カルボキシメチル
セルロース)のナトリウム塩を配合して、接着性を強固
にしてもよい。また、熱可塑性樹脂(例えばポリエチレ
ン、ポリ酢酸ビニル)の粉末を人工培土に混合して加熱
した後、冷却して成型品を得てもよい。
液栽培での植物の生育促進性を調べた。実施例11で得
た養液栽培培地に、トマト、キュウリ、メロンの子苗を
定植し、灌水パイプで培養液(タケダ園芸(株)製、水
耕液肥A)を供給して30日間栽培を行い、各20株の
草丈、葉数の平均値を調べた。ロックウール培地を比較
例として用いた。結果を表13に示す。
らなる人工培土を用いた養液栽培培地では、トマト、キ
ュウリ、メロンのいずれも、草丈、葉数において顕著な
生育を示した。スギ又はヒノキ単独の皮層の細切物でも
同等の結果が得られた。したがって、スギ及び/又はヒ
ノキの皮層の細切物からなる人工培土を養液栽培培地に
用いると、植物の生育が促進されることがわかる。
で発生するアオミドロの抑制効果、悪臭抑制効果を調べ
た。実施例11で得た養液栽培培地に、ハツカダイコン
を定植し、定植から20日後に、50株についてのアオ
ミドロ発生株率と悪臭を発した株率とを調べた。結果を
表14に示す。
らなる人工培土を用いた養液栽培培地では、アオミドロ
が発生した株はなく、また悪臭を発した株もないことが
わかる。スギ又はヒノキ単独の皮層の細切物でも同等の
結果が得られた。したがって、スギ及び/又はヒノキの
皮層の細切物からなる人工培土を養液栽培培地に用いる
と、栽培される植物にアオミドロが発生することがな
く、また悪臭が生じないことがわかる。
で養液栽培した植物を、培地とともに同質の栽培用培地
に植え替えた場合の植物の生育促進性を調べた。実施例
11で得た養液栽培培地に、トマトの子苗を定植し、灌
水パイプで培養液(タケダ園芸(株)製、水耕液肥A)
を供給して20日間栽培を行い、成長したトマトの小苗
を養液栽培培地とともに同質の栽培用培地に植え替え、
30日間栽培を行い、草丈、葉数、根長を調べた。ロッ
クウール培地を比較例として用いた。結果を表15に示
す。
らなる人工培土を用いた養液栽培培地では、これで養液
栽培した子苗を、培地とともに同質の栽培用培地に植え
替えた場合には、その後も植物の生育促進性が継続する
ことがわかる。スギ又はヒノキ単独の皮層の細切物でも
同等の結果が得られた。したがって、スギ及び/又はヒ
ノキの皮層の細切物からなる人工培土を養液栽培培地に
用いると、これで養液栽培した植物を培地とともに同質
の培地に植え替えた場合には、その後も植物の生育促進
性が継続することがわかる。
培した植物の病害抑制効果を調べた。実施例11で得た
養液栽培培地に、トマト、キュウリの子苗を定植し、灌
水パイプで培養液(タケダ園芸(株)製、水耕液肥A)
を供給して80日間栽培を行い、トマト青枯病、トマト
疫病、キュウリつる割り病を対象として各30株の発病
率を調べた。ロックウール培地を比較例として用いた。
結果を表16に示す。
らなる人工培土を用いた養液栽培培地では、これで養液
栽培したトマト、キュウリについてのトマト青枯病、ト
マト疫病、キュウリつる割り病を完全に抑制できること
がわかる。スギ又はヒノキ単独の皮層の細切物でも同等
の結果が得られた。したがって、スギ及び/又はヒノキ
の皮層の細切物からなる人工培土を養液栽培培地に用い
ると、これで養液栽培した植物の病害を抑制できること
がわかる。
で養液栽培した植物に発生する害虫の発生抑制効果を調
べた。実施例11の培地に、メロンの子苗を定植し、灌
水パイプで培養液(タケダ園芸(株)製、水耕液肥A)
を供給して80日間栽培を行い、30株についてのセン
チュウ類の発生株率を調べた。ロックウール培地を比較
例として用いた。結果を表17に示す。
らなる人工培土を用いた養液栽培培地では、これで養液
栽培したトマトにおけるセンチュウ類の発生を完全に抑
制できることがわかる。スギ又はヒノキ単独の皮層の細
切物でも同等の結果が得られた。したがって、スギ及び
/又はヒノキの皮層の細切物を養液栽培培地に用いる
と、これで養液栽培した植物における害虫の発生を抑制
できることがわかる。
を型どったトピアリー用培地を作成した。
培地で作成したトピアリーの保形維持性について調べ
た。実施例12のトピアリー用培地の表面にオオイタビ
を植えてトピアリーを形成し、トピアリーの形状が変化
する期間を調べた。ピートモスを比較例とした。結果を
表18に示す。
らなる人工培土をトピアリー培地に用いると、造形した
トピアリーの形状が長期間にわたって維持できることが
わかる。スギ又はヒノキ単独の皮層の細切物でも同等の
結果が得られた。したがって、スギ及び/又はヒノキの
皮層の細切物からなる人工培土をトピアリー培地に用い
ると、造形したトピアリーの形状が長期間にわたって維
持できることがわかる。
いたハンガーバスケットの取り扱いの容易性について調
べた。実施例1の人工培土を重量400g、容量200
0ccのハンガーバスケットに収容し、その総重量を測
定した。ピートモス、鹿沼土、赤王土を主体とした市販
のハンガーバスケット用の培土を比較例とした。その結
果を表19に示す。
らなる人工培土をハンガーバスケット培地に用いると、
これを収容したハンガーバスケットを軽量にでき、容易
に壁に掛けることができることがわかる。スギ又はヒノ
キ単独の皮層の細切物でも同等の結果が得られた。した
がって、スギ及び/又はヒノキの皮層の細切物からなる
人工培土をハンガーバスケット培地に用いると、これを
収容したハンガーバスケットを軽量にでき、容易に壁に
掛けることができることがわかる。
量部に酢酸ビニルエマルジョン樹脂(樹脂分50重量
%)85重量部をミキサーで撹拌しながら混合し、この
混合物を型枠に投入し、中心に補強材を入れて、120
゜C、6時間熱乾燥させた後、脱型して登攀補助資材と
した。尚、酢酸ビニルエマルジョン樹脂に代えて、ウレ
タンエマルジョン樹脂、アクリルエマルジョン樹脂、合
成ゴムエマルジョン樹脂等を用いてもよい。また、デン
プン、CMC(カルボキシメチルセルロース)のナトリ
ウム塩を配合して、接着性を強固にしてもよい。また、
熱可塑性樹脂(例えばポリエチレン、ポリ酢酸ビニル)
の粉末を人工培土に混合して加熱した後、冷却して成型
品を得てもよい。
に対する植物の活着性について調べた。実施例13の登
攀補助資材にコチョウランを10株植え、その活着する
までの平均日数を調べた。ヘゴ板を比較例とした。結果
を表20に示す。
らなる人工培土を用いた登攀補助資材では、コチョウラ
ンの活着日数を短くできることがわかる。スギ又はヒノ
キ単独の皮層の細切物でも同等の結果が得られた。した
がって、スギ及び/又はヒノキの皮層の細切物からなる
人工培土を登攀補助資材に用いると、植物の活着日数を
短くできることがわかった。また、実施例13のもの
は、表面にアオミドロが発生せず、美観もよく、悪臭も
発生しなかった。
人工培土のみの育苗培地を実施例14とし、実施例1の
人口培土を寒天に5%混入した育苗培地を実施例15と
した。
の育苗培地に栽培した植物の鉢上げの際の欠株の防止に
つき調べた。実施例14及び実施例15の育苗培地に洋
ランのメリクロン苗を植え、10日間栽培し、その後5
0株を鉢上げし、その欠株数を調べた。寒天培地を比較
例とした。結果を表21に示す。
らなる人工培土単独またはこれを寒天に混入した育苗培
地では、洋ランの鉢上げによる欠株を防止できることが
わかる。スギ又はヒノキ単独の皮層の細切物でも同等の
結果が得られた。したがって、スギ及び/又はヒノキの
皮層の細切物からなる人工培土を用いた育苗培地では、
植物の鉢上げによる欠株を防止できることがわかる。
チ材に用いた場合の雑草の抑制について調べた。実施例
1の人工培土を土壌表面に、10cm、5cm、2cm
の厚さに敷き、50日後の490cm2の範囲内の雑草
の発生数を測定した。人工培土を敷かなかったものと、
5cmの敷ワラを比較例とした。結果を表22に示す。
らなる人工培土を用いたマルチ材では、雑草の発生を抑
制できることがわかる。スギ又はヒノキ単独の皮層の細
切物でも同等の結果が得られた。したがって、スギ及び
/又はヒノキの皮層の細切物からなる人工培土を用いた
マルチ材では、雑草の発生を抑制できることがわかる。
吸水培地に用いた場合の、ラン等の根腐れ病の防除性に
ついて調べた。植木鉢に実施例1の人工培土を入れ、ラ
ン、シクラメン、セントポーリアを植え、植木鉢の下か
ら垂らした吸水片を植木鉢の下の水皿につけ、60日間
栽培し、根腐れ病についての発病度を調べた。ミズゴ
ケ、ピートモス、バーク堆肥を比較例とした。結果を表
23に示す。
らなる人工培土を底面吸水培地に用いた場合には、ラ
ン、シクラメン、セントポーリアのいずれも、根腐れ病
の発病を完全に防除できることがわかる。スギ又はヒノ
キ単独の皮層の細切物でも同等の結果が得られた。した
がって、スギ及び/又はヒノキの皮層の細切物からなる
人工培土を底面吸水培地に用いた場合には、植物の根腐
れ病の発病を防除できることがわかる。
培地に用いた場合の、根への定着性について調べた。直
径50cmの丸型ポットに実施例1の人工培土を入れ、
これに高さ2mのカイズカイブキを移植し、1年後、ポ
ットを外し、高さ30cmから落として、土の脱落率を
測定した。真砂土、黒土を比較例とした。比較例につい
ては、根巻きしたものも測定した。結果を表24に示
す。
らなる人工培土を仮植培地に用いた場合には、根への定
着性が優れることがわかる。スギ又はヒノキ単独の皮層
の細切物でも同等の結果が得られた。したがって、スギ
及び/又はヒノキの皮層の細切物からなる人工培土を仮
植培地に用いた場合には、根への定着性に優れることが
わかる。
テナー栽培培地に用いた場合の、果実の糖度の向上につ
いて調べた。コンテナーに実施例1の人工培土を入れ、
温州ミカンと甲州ブドウとを植え、700日間栽培した
後、果実の糖度を測定した。畑土の土壌の比較例とし
た。結果を表25に示す。
らなる人工培土をコンテナー栽培培地に用いた場合に
は、果実の糖度が高まることがわかる。スギ又はヒノキ
単独の皮層の細切物でも同等の結果が得られた。したが
って、スギ及び/又はヒノキの皮層の細切物からなる人
工培土をコンテナー栽培培地に用いた場合、果実の糖度
が高まることがわかる。
幼苗育成培地に用いた場合の、イネの根腐れ病の防除性
について調べた。実施例1の人工培土にイネの幼苗を植
え、1500cm2の範囲にイネの根腐れ菌を1g、2
g、3gずつ施用し、各区の発病度を測定した。床土用
培土の土壌を比較例とした。結果を表26に示す。
らなる人工培土をイネ幼苗育成培地に用いた場合には、
イネの根腐れ病を防除できることがわかる。スギ又はヒ
ノキ単独の皮層の細切物でも同等の結果が得られた。し
たがって、スギ及び/又はヒノキの皮層の細切物からな
る人工培土をイネ幼苗育成培地に用いた場合、イネの根
腐れ病を防除できることがわかる。
通りであるが、スギ及び/又はヒノキの皮層の細切物か
らなる人工培土は、そのままで用いてもよいが、これに
肥料成分を含有させて用いてもよい。この場合の肥料成
分としては、合成肥料の他、動物の糞、発酵残渣、木材
屑をあげることができ、その1種または2種以上のもの
をそのまま或いは発酵させた状態で含有させる。
次のようなものを含有させる場合もある。例えば、鉄、
マグネシウム、銅、ホウ素、亜鉛、モリブデン、カルシ
ウム等の微量要素。ビタミンB1・B6等のビタミン類。
システィン、アルギニン等のアミノ酸類。ベンジルアミ
ノプリン、ジベレリン等のホルモン剤。バーミキュライ
ト、ピートモス、オスマンダ等の他の人工培土。保水
剤。
Claims (21)
- 【請求項1】 スギ及び/又はヒノキの皮層の細切物か
らなる、人工培土。 - 【請求項2】 請求項1に記載の人工培土を、砂及び/
又は土に重量比で0.3%以上混入させる、土壌改良方
法。 - 【請求項3】 請求項1に記載の人工培土からなる、芝
生植付用の人工培土。 - 【請求項4】 請求項1に記載の人工培土からなる、庭
園の芝生植付用の人工培土。 - 【請求項5】 請求項1に記載の人工培土からなる、公
園の芝生植付用の人工培土。 - 【請求項6】 請求項1に記載の人工培土からなる、ク
ラウンドの芝生植付用の人工培土。 - 【請求項7】 請求項1に記載の人工培土からなる、競
馬場馬場の芝生植付用の人工培土。 - 【請求項8】 請求項1に記載の人工培土を、砂及び/
又は土に重量比で0.3重量%以上混入させる、競馬場
馬場の芝生植付用土壌の土壌改良方法。 - 【請求項9】 請求項1に記載の人工培土を、砂に重量
比で0.3%以上混入させる、競馬場ダートの土壌改良
方法。 - 【請求項10】 請求項1に記載の人工培土からなる、
傾斜地用の人工培土。 - 【請求項11】 請求項1に記載の人工培土からなる、
養液栽培培地用の人工培土。 - 【請求項12】 請求項1に記載の人工培土からなる、
トピアリー培地用の人工培土。 - 【請求項13】 請求項1に記載の人工培土からなる、
ハンガーバスケット培地用の人工培土。 - 【請求項14】 請求項1に記載の人工培土からなる、
登攀補助材用の人工培土。 - 【請求項15】 請求項1に記載の人工培土からなる、
マルチ材用の人工培土。 - 【請求項16】 請求項1に記載の人工培土からなる、
育苗培地用の人工培土。 - 【請求項17】 請求孔1に記載の人工培土からなる、
底面吸水培地用の人工培土。 - 【請求項18】 請求項1に記載の人工培土からなる、
仮植培地用の人工培土。 - 【請求項19】 請求項1に記載の人工培土からなる、
コンテナー栽培培地用の人工培土。 - 【請求項20】 請求項1に記載の人工培土からなる、
イネ幼苗育成培地用の人工培土。 - 【請求項21】 請求項1に記載の人工培土に、肥料成
分を含有させた、人工培土。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP03198538A JP3103394B2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 人工土及び土壌改良方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03198538A JP3103394B2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 人工土及び土壌改良方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0515253A true JPH0515253A (ja) | 1993-01-26 |
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Family
ID=16392824
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03198538A Expired - Lifetime JP3103394B2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 人工土及び土壌改良方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3103394B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06317893A (ja) * | 1993-04-02 | 1994-11-15 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | リソグラフィックマスクおよびパターン形成方法 |
JP2001031969A (ja) * | 1999-07-22 | 2001-02-06 | Hokushin Kk | 土壌改質材および土壌改質方法 |
JP2002084878A (ja) * | 2000-09-19 | 2002-03-26 | Takeda Engei Kk | 培 土 |
CN105325233A (zh) * | 2015-10-19 | 2016-02-17 | 徐发辉 | 一种爬地柏全光照喷雾嫩枝扦插繁育技术方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107466627A (zh) * | 2017-08-01 | 2017-12-15 | 常州彤骉贸易有限公司 | 一种带土草坪的建植方法 |
-
1991
- 1991-07-12 JP JP03198538A patent/JP3103394B2/ja not_active Expired - Lifetime
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---|---|
JP3103394B2 (ja) | 2000-10-30 |
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