JP2001031559A - 水蒸気発生体 - Google Patents
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- A61F7/00—Heating or cooling appliances for medical or therapeutic treatment of the human body
- A61F2007/0059—Heating or cooling appliances for medical or therapeutic treatment of the human body with an open fluid circuit
- A61F2007/006—Heating or cooling appliances for medical or therapeutic treatment of the human body with an open fluid circuit of gas
- A61F2007/0062—Heating or cooling appliances for medical or therapeutic treatment of the human body with an open fluid circuit of gas the gas being steam or water vapour
Abstract
気を持続的に身体の皮膚や粘膜へ供給することができる
ようにする。 【解決手段】 皮膚又は粘膜に適用される水蒸気発生体
10Aに、金属粉、塩類及び水を含有し、金属粉の酸化
に伴って水蒸気を放出する水蒸気発生組成物1からなる
水蒸気発生部2を設け、皮膚又は粘膜への適用面に粘着
剤層4を設ける。
Description
顔、腰、臀部、足、手、腕等の身体部分の皮膚や、目、
鼻、喉等の粘膜に水蒸気を供給することによりそれらに
潤いを与える水蒸気発生体に関し、特に、皮膚に貼付し
て使用した場合に、水蒸気と温熱により化粧料成分又は
薬効成分を効率よく経皮的に吸収させることを可能とす
る水蒸気発生体に関する。
気を供給し、それにより皮膚の血行を促進させ、また、
皮膚を好ましい保湿状態に維持あるいは改善するため、
スチーム美顔器、蒸しタオル等が利用されている。
ム美顔器や蒸しタオルは任意の場所で随時利用すること
ができない。また、スチーム美顔器は、顔以外の身体の
任意の部位に利用することが困難であり、蒸しタオル
は、十分な水蒸気を供給できる維持時間が短いという問
題もある。
し、簡便に且つ、蒸しタオルのような安全な水蒸気を持
続的に皮膚や粘膜に供給できるようにすること、さらに
は、皮膚や粘膜へ水蒸気と同時に化粧料成分又は薬効成
分も供給し、化粧料成分又は薬効成分を皮膚又は粘膜に
効率よく浸透させ、それらの使用効果を大きく向上させ
ることを目的とする。
め、本発明は、金属粉、塩類及び水を含有し、金属粉の
酸化に伴って水蒸気を放出する水蒸気発生組成物からな
る水蒸気発生部を有し、皮膚又は粘膜に適用される水蒸
気発生体であって、水蒸気発生体の皮膚又は粘膜への適
用面に粘着剤層を有する水蒸気発生体を提供する。
て、粘着剤層の面積が、水蒸気発生体の皮膚又は粘膜へ
の適用面全面の50%〜99.9%である態様や粘着剤
層に化粧料成分又は薬効成分が含まれている態様を提供
する。
適用するものである。ここで、水蒸気発生体を皮膚又は
粘膜に適用するとは、例えば、水蒸気発生体を皮膚又は
粘膜に貼付などにより接触させることをいう。
出される水蒸気とは、水が気化して気体状になったもの
及びその気体が凝結して微細な水滴になったものの双方
を含む。
部に、金属粉、塩類及び水を含有し、金属粉の酸化に伴
って水蒸気を放出する水蒸気発生組成物を利用している
ので、随時、簡便に身体の任意の部位の皮膚や粘膜に潤
いと温熱を供給することができる。
用面に粘着剤層が設けられているので、水蒸気発生体を
皮膚又は粘膜上の所望の部位に極めて簡便に貼付するこ
とができ、別途ホルダー等を使用することが不要とな
る。
ることにより、皮膚への良好な粘着性を保持しつつ、皮
膚又は粘膜への水蒸気の供給量を充分に確保することが
できる。
を温熱湿潤状態にするので、粘着剤層に化粧料成分又は
薬効成分を含有させると、化粧料成分又は薬効成分の皮
膚又は粘膜への浸透速度が高まり、それらの使用効果を
向上させることができる。
つ詳細に説明する。なお、各図中、同一符号は同一又は
同等の構成要素を表している。
0Aの断面図(同図(a))及び平面図(同図(b))
である。
成物1を、透湿性シートからなる透湿性内袋2iに収容
した水蒸気発生部2と、水蒸気発生部2の水蒸気発生面
に順次積層された不織布3及び粘着剤層4と、これら全
体を収容し密封する密封袋5からなっている。この水蒸
気発生体10Aは、使用時に密封袋5を破ってその内容
物を取り出し、粘着剤層4を皮膚又は粘膜上に貼付する
ことにより使用される。
発生組成物1は、金属粉(鉄、アルミニウム、亜鉛、銅
等)、塩類(塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カル
シウム、塩化マグネシウム等)及び水を含有し、次式
e(OH)3+96kcal のように、金属粉の酸化により発熱し、系内の水を水蒸
気として放出する。
性、安全性の点から、鉄粉を使用することが好ましい。
また、水蒸気発生組成物1には、保水剤(バーミキュラ
イト、ケイ酸カルシウム、シリカゲル、シリカ系多孔質
物質、アルミナ、パルプ、木粉、吸水性ポリマー等)
や、反応促進剤(活性炭、カーボンブラック、黒鉛等)
などの種々の成分を含有させることができる。
物1の量は、所期の水蒸気発生量及び温度に応じて適宜
定める。
般に化学カイロと称されている発熱体で利用されている
ものであり、公知の方法にしたがって製造される。しか
しながら、従来の化学カイロは基本的に温熱具として構
成されているので、適度な通気性を有し、かつ、反応に
必要な水が発熱体から逃げないように留意されている。
そのため、化学カイロの発熱体を収容する袋は、通気性
は有するが、積極的に透湿性素材で構成することはなさ
れていない。例えば、特開平1−250252号公報で
は、シートの透湿量として、ASTM法(E−96−8
0D法)で100〜400g/m2・24hのシートを
用いている。
は、従来の化学カイロにおける同様の組成物の利用態様
とは大きく異なり、水蒸気発生組成物1を水蒸気発生源
として積極的に利用する。そのため、透湿性内袋2iの
皮膚又は粘膜に適用される面(水蒸気発生面2a)を透
湿性素材(非透湿性素材に孔を開ける等により全体とし
て透湿性を付与した素材を含む)、好ましくは、透湿量
が4000g/m2・24h以上、より好ましくは80
00g/m2・24h以上の透湿性素材から構成し、そ
れにより水蒸気発生体10Aの皮膚又は粘膜への適用面
から放出される水蒸気量を0.002mg/cm2・m
in以上、好ましくは、0.01mg/cm2・min
以上、特に、0.5mg/cm2・min以上とする。
もしくは、水蒸気発生体の水蒸気放出部分から放出され
る水蒸気量を0.01mg/cm2・min以上、好ま
しくは0.05mg/cm2・min以上、特に、0.
5mg/cm2・min以上とする。ここで、水蒸気放
出部分とは、皮膚又は粘膜に水蒸気を直接放出する部分
をいい、例えば、図1の水蒸気発生体10Aの開口部6
をいう。
への適用面から放出される水蒸気量は、室温環境(20
℃、65%RH)下で水蒸気発生体を外気遮断容器から
取り出し、直ちに1mgの単位まで測定可能な上皿天秤
に載せ、その後15分間重量測定を行った場合におい
て、測定開始時の重量をWt0(g)とし、15分後の重
量をWt15(g)とし、水蒸気発生体表面の皮膚や粘膜
に適用する部分の表面積をS(cm2)としたときに、
以下の式(1)により算出されるという重量測定法による
ものである。
放出される水蒸気量は、室温環境(20℃、65%R
H)下で水蒸気発生体を外気遮断容器から取り出し、直
ちに経皮水分蒸散量測定装置(ServoMed社製、Evaporim
eter)にて水蒸気放出部分の湿度測定を60分間行い、
60分間での湿度の最高値から換算した水蒸気放出量の
数値(mg/cm2・min)である。
気放出量と経皮水分蒸散量測定装置による水蒸気放出量
のいずれかが、前述の範囲になるようにすることが好ま
しい。
水溶性基材からなる場合には、本来的に粘着剤層4に多
くの水分が含まれ、粘着剤層4自体から水蒸気が放出さ
れる。このため、上述の重量測定法によっても経皮水分
蒸散量測定装置を用いる方法によっても、単に水蒸気発
生体10Aから放出された水蒸気量を測定した場合に
は、測定された水蒸気が、本来的に粘着剤層4に含まれ
ていたものか、水蒸気発生組成物1に含まれていたもの
か区別できず、測定された水蒸気量を水蒸気発生部2の
水蒸気放出能の指標とすることができない。そこで、粘
着剤層4が水溶性基材からなる場合には、水蒸気発生体
10Aから粘着剤層4を除去した形態で放出される水蒸
気量を測定することが好ましい。
ビニロン、ポリエステル、レーヨン、アセテート、アク
リル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル
等の人工繊維、パルプ、綿、麻、絹、獣毛等の天然繊維
から選ばれた1種又は2種以上を混合した織布、不織
布、紙、合成紙等があげられる。また、非通気性フィル
ム又はシート(例えば、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリアミド、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリ
塩化ビニリデン、ポリウレタン、ポリスチレン、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体ケン化物、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、天然ゴム、再生ゴム、合成ゴム等)に微孔
を設けたものも使用できる。
れる面(水蒸気発生面2a)が上述の透湿性素材からな
る透湿性シート、もしくは非透湿性素材に孔を開ける等
により本来の透湿性シートと同程度以上の透湿性が付与
された透湿性シートからなり、その反対側の面2bが、
非透湿性シート、又は化学カイロで一般的に用いられる
比較的透湿量が少ない低透湿性シート(例えば、特開平
1−250252号公報)からなっている。このように
水蒸気発生面2aと反対側の面2bを非透湿性又は低透
湿性とすることにより、水蒸気発生組成物1からの水蒸
気を水蒸気発生面2a側に効果的に放出させることがで
きる。また、この水蒸気発生体10Aにおいて、水蒸気
発生面2aと反対側の面2bは、ここを通して酸素を水
蒸気発生組成物1に供給できるようにするため、通気性
を有するものとなっている。なお、水蒸気発生面2a側
から水蒸気発生組成物1へ酸素を充分に供給できるよう
に粘着剤層4の設置面積を調整した場合には、水蒸気発
生面2aと反対側の面2bを、非透湿性非通気性シート
から構成してもよい。
は粘膜への適用面から放出される水蒸気の温度を50℃
以下、好ましくは45℃以下、特に好ましくは38℃〜
42℃に、安定的かつ確実に温度制御する温度調節材と
して設けられている。
あたり、温度測定は、室温環境(25℃、65%RH)
で水蒸気発生体を外気遮断容器から取り出し、水蒸気発
生体の水蒸気発生面を下面にして発泡スチロール製台に
置き、水蒸気発生体に加重を掛けないようにしてその水
蒸気発生面に温度測定器(タバイエスペック(株)製、
サーモレコーダRT−10)の温度検知部をセットし、
水蒸気発生面と発泡スチロール製台との間の温度を測定
することにより行うことができる。なお、水蒸気発生体
の水蒸気発生面に、水蒸気発生部から放出された水蒸気
を皮膚又は粘膜に導く開口部が開けられている場合に
は、その開口部に温度検知部をセットする。
水蒸気の通過抵抗にもなることから、その目付、厚み等
は、水蒸気発生体10Aの表面からの所望の水蒸気放出
量に応じて適宜定める。なお、不織布3は、水蒸気発生
面2aの粘着剤層4側だけでなく、水蒸気発生面2aの
水蒸気発生組成物1側(即ち、水蒸気発生部2の内部)
に設けてもよい。また、水蒸気発生部2からの放出直後
の水蒸気温度が50℃以下、好ましくは45℃以下であ
れば、不織布は設けなくてもよい。水蒸気発生体10A
の皮膚又は粘膜への適用面から放出される水蒸気の温度
を50℃以下に制御するためには、粘着剤層4の厚みを
大きくしてもよい。
又は粘膜の適用面の外側縁部ではなく、積極的に適用面
内に設けられている。そのため、この水蒸気発生体10
Aは、単に、粘着剤層4を適用面の外側縁部に有するも
のに比して、所望の適用部位に極めて簡便にかつ確実に
貼付することが可能となる。
又は薬効成分を含有させることができる。これにより、
水蒸気で温熱湿潤状態にした皮膚又は粘膜へ、温熱湿潤
状態になった粘着剤層4から化粧料成分又は薬効成分を
作用させることができるので、化粧料成分又は薬効成分
の皮膚又は粘膜への浸透速度を高め、それらの使用効果
を高めることが可能となる。このような水蒸気発生体1
0Aにおける温熱湿潤作用は、化粧料成分又は薬効成分
を含有させた粘着剤層を単に従来の化学カイロ上に設け
た場合(即ち、粘着剤層の背後の化学カイロは粘着剤層
を温熱するのみで格別水蒸気を供給せず、皮膚からの発
汗によって当該皮膚あるいは粘着剤層が湿潤する場合)
に比して、極めて大きく、化粧料成分や薬効成分を効果
的に皮膚又は粘膜に浸透させる。
けられている。これにより、水蒸気発生部2から放出さ
れた水蒸気を、もっぱら開口部6を通して皮膚又は粘膜
に効率的に導くことが可能となる。開口部6の面積割合
は、皮膚又は粘膜への水蒸気供給量、及び化粧料成分又
は薬効成分の供給量を十分にするという観点から、水蒸
気発生体10Aの皮膚又は粘膜への適用面全面の0.1
〜50%が好ましく、0.5〜30%がより好ましい。
く、水溶性基材あるいは非水溶性基材からなる粘着剤を
使用することができる。例えば、水溶性高分子の架橋剤
による水性ゲルからなる粘着基材(特開平9−8717
1号公報段落[0011]〜[0018])、水系粘着
剤、アクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤、シリコーン樹脂
系粘着剤、天然ポリマー、セルロース系ポリマー、デン
プン系ポリマー、合成ポリマー等をベースとする粘着剤
(特開平9−12449号公報段落[0012]〜[0
018]、特開平7−233050号公報段落[000
9]〜[0024]、WO96/08245、5頁18
行〜6頁2行)等を使用することができる。
又は薬効成分としては、例えば、酸性ムコポリサッカラ
イド、カミツレ、セイヨウトチノキ、イチョウ、ハマメ
リエキス、ビタミンE、ニコチン酸誘導体、アルカロイ
ド化合物等の血行促進剤;セイヨウトチノキ、フラボン
誘導体、ナフタリンスルホン酸誘導体、アントシアニ
ン、ビタミンP、キンセンカ、コンコリット酸、シラノ
ール、テルミナリア、ビスナガ、マユス等のむくみ改善
剤;アミノフィリン、茶エキス、カフェイン、キサンチ
ン誘導体、イノシット、デキストラン硫酸誘導体、セイ
ヨウトチノキ、エスシン、アントシアニジン、有機ヨウ
素化合物、オトギリ草、シモツケ草、スギナ、マンネン
ロウ、朝鮮人参、セイヨウキヅタ、チオムカーゼ、ヒア
ルウロニダーゼ等のスリム化剤;インドメタシン、ジク
ロフェナック、dl−カンフル、フルルビプロフェン、
ケトプロフェン、トウガラシエキス、ピロキシカム、フ
ェルビナック、サリチル酸メチル、サリチル酸グリコー
ル等の鎮痛剤;グリセリン等のポリオール類、セラミド
類、コラーゲン類等の保湿剤;パパイン等のプロテアー
ゼからなるピーリング剤;チオグリコール酸カルシウム
等の除毛剤;γ−オリザノール等の自律神経調節剤等を
あげることができる。
プロテアーゼを使用する場合、プロテアーゼは、固定化
酵素を調製する場合の常法によって固定化することがで
きる。こうして固定化されたプロテアーゼは、水蒸気発
生組成物1から供給される温熱と水蒸気とにより触媒活
性が高められる。したがって、肘、膝、かかと等の古い
角質層を効果的に除去することが可能となる。
を粘着剤層4に含有させることにより、それらの使用効
果を高めることができるが、特に、除毛剤を使用する
と、水蒸気発生組成物1から供給された水蒸気が毛根周
辺を膨潤、軟化させるので、従来の除毛剤の使用方法に
比して、除毛に伴う痛みを顕著に緩和し、優れた除毛効
果を得ることができる。
10Bの断面図(同図(a))及び平面図(同図
(b))である。
発生体10Aに対して、粘着剤層4が、水蒸気発生体1
0Bの皮膚又は粘膜への適用面の非周縁部にベタで形成
されており、開口部6が開けられていない点で異なって
いる。このように粘着剤層4を形成した場合には、同図
(a)に矢印で示したように、水蒸気発生部2から放出
された水蒸気は、もっぱら粘着剤層4の周囲から皮膚又
は粘膜の適用部位へ作用する。
体10Cの断面図(同図(a))及び平面図(同図
(b))である。
発生体10Aに対して、温度調節材として、不織布3に
代えて織布3bが設けられ、粘着剤層4の開口部6が帯
状に開けられている点で異なっている。
(a)に矢印で示したように、水蒸気発生部2から放出
された水蒸気はもっぱら帯状の開口部6を通って皮膚又
は粘膜に作用する。
に水蒸気発生部2から放出された水蒸気を皮膚又は粘膜
に導く開口部6の形状には、特に制限はない。また、水
蒸気発生体の皮膚又は粘膜への適用面における粘着剤層
4の形成位置やその面積率にも特に制限はないが、適用
面全面に粘着剤層4を形成すると皮膚又は粘膜への水蒸
気供給量が過度に低減するので、粘着剤層4の形成面積
は、水蒸気発生体の皮膚又は粘膜への適用面全体の50
%〜99.9%が好ましく、70%〜99.5%がより
好ましい。
気発生体10Aに対して、水蒸気発生部2の面積が、粘
着剤層4の面積よりも小さく設計されている点が異なっ
ている。このように水蒸気発生部2の面積を小さくして
も、各開口部6から水蒸気は良好に放出される。
気発生体10Dに対して、複数の独立的に形成された水
蒸気発生部2が不織布3に固定されている点が異なって
いる。この場合、粘着剤層4の開口部6は、各水蒸気発
生部2上に設けられている。
に複数個の水蒸気発生部2を設けることにより、水蒸気
発生体10Eの柔軟性が増し、身体に適用した場合の違
和感を低減させることができる。なお、複数個の水蒸気
発生部2を設ける場合に、図5のように各水蒸気発生部
2を互いに離してもよく、あるいは互いに接するかもし
くは熱融着するなどの方法で接着させるように設けても
よい。
様をとることができる。例えば、皮膚又は粘膜に供給す
る水蒸気の温度制御のため、不織布3に代えて、(1)織
布、(2)紙、合成紙等の紙類、(3)プラスチック、天然ゴ
ム、再生ゴム又は合成ゴムから形成した多孔性フィルム
又は多孔性シート、(4)穿孔を有するウレタンフォーム
等の発泡プラスチック、及び(5)穿孔を有するアルミ箔
等の金属箔、の少なくとも一種を使用することができ
る。これらの温度調節材は単独で使用してもよく、複数
の構成素材を積層して使用してもよい。積層する場合の
それらの組み合わせ態様、積層方法等は、皮膚又は粘膜
に所定温度の水蒸気を所定量供給できるように適宜定め
る。
度制御のため、水蒸気発生組成物1に使用する鉄粉等の
金属粉の粒径、比表面積、水蒸気発生体の皮膚又は粘膜
への適用面1cm2あたりに存在する金属粉量等を適宜
調整してもよい。
有させることなく、水蒸気発生部2と粘着剤層4との間
に別途それらを担持させた層を設けてもよい。
た。
RKH)50重量%、食塩5重量%、水25重量%、活
性炭10重量%、バーミキュライト(シンセイミクロン
社製)10重量%を混合して水蒸気発生組成物(1)5g
を得た。
性シート(東海パルプ社製、イレブンU)、他面が比較
的透湿量の少ない低透湿性シート(例えば、特開平1−
250252号)(日東電工社製、ブレスロン)からな
る5cm×5cmの透湿性内袋(2i)に充填し、その水蒸
気発生面(2a)上に不織布(3)(三井石油化学社製、シン
テックスMB)を積層した。
組成物を調製した。この場合、まず、成分(a)、(b)、
(c)、(g)及び(h)を均一に混合し、さらに、成分(f)及び
(l)の一部を均一に混合し、乳化組成物を得た。この乳
化組成物に成分(d)、(e)及び(i)を均一に練合し、さら
に成分(j)、(k)を添加して均一に練合し、最後に成分
(f)を成分(l)の残部に溶解し、徐々に添加し、均一に練
合することで乳化を破壊し、粘着剤組成物を得た。
一に塗工し、上述の不織布(3)と別個の不織布を被せ、
厚さ2mmのシート状に成形後、包装し、熟成した。こ
れを直径1cmの円形の開口部(6)を有する5cm四方
の矩形に切り出し(水蒸気発生面(5cm四方)に対す
る開口部(6)の面積率:16%、粘着剤層(4)の面積率8
4%)、上述の不織布(3)上に積層し、粘着剤層(4)とし
た。こうして得られた水蒸気発生体10Aを密封袋(5)
で密封した。
た。
成物(1)5gを透湿性内袋(2i)に充填し、その水蒸気発
生面(2a)上に不織布(3)を積層した。
組成物を調製した。この場合、まず、成分(a)、(b)及び
(c)を均一に溶解し、さらに、成分(g)及び(h)を加えて
よくかき混ぜ、溶液Aとした。一方、成分(d)、(e)、
(f)、(i)及び(k)の一部をヘンシェルミキサーにてよく
混合し、ここに溶液Aを加えてよく混合し、成分(j)と
(k)の残りを加えて粘着剤組成物を得た。
一に塗工し、上述の不織布(3)と別個の不織布を被せ、
厚さ2mmのシート状に成形後、包装し、熟成した。こ
れを4cm四方の矩形に切り出し(水蒸気発生面に対す
る粘着剤層(4)の面積率:64%)、上述の不織布(3)上
に積層し、粘着剤層(4)とした。こうして得られた水蒸
気発生体10Bを密封袋(5)で密封した。
る以外、図3と同様の態様の水蒸気発生体10Cを次の
ように作製した。
成物(1)5gを透湿性内袋(大きさ7cm×4.5c
m)(2i)に充填し、その水蒸気発生面(2a)上に不織布
(3)を積層した。
組成物を調製した。この場合、まず、成分(a)、(b)及び
(c)を加熱混合し、次いで成分(d)及び(e)を添加混合し
て粘着剤組成物を得た。これを、剥離処理の施されたP
ETフィルム上に展延し、ポリエステル製織布で覆い、
厚さ0.5mmのシート状に成形した。これを幅0.5
cmの帯状の開口部を2cm間隔で有する、7cm×
4.5cmの矩形に切り出し(水蒸気発生面(7cm×
4.5cm)における粘着剤層(4)の面積率:86
%)、上述の不織布(3)上に積層し、粘着剤層(4)とし
た。こうして得られた水蒸気発生体10Cを密封袋(5)
で密封した。
た。
RKH)50重量%、食塩5重量%、水25重量%、活
性炭12重量%、バーミキュライト(シンセイミクロン
社製)8重量%を混合して水蒸気発生組成物(1)5gを
得た。
性シート(7a)(日東電工社製、ブレスロン26)、他面
が非透湿性シート(日東電工社製、ニトタック)に直径
0.5cmの孔を7個/25cm2の割合で開けた開孔
シート(8)からなる5cm×5cmの透湿性内袋(2i)に
充填し、開孔シート(8)側の面に透湿性シート(7b)(東
海パルプ社製、イレブンU)、及び透湿性シート(7c)
(三井石油化学社製、シンテックスV305)を積層し
た。
剤組成物を調製した。この場合、ニーダーを用いて成分
(a)、(b)及び(c)を加熱混合し、次いで成分(d)及び(e)
を添加混合し、離型処理の施されたPETフィルム上に
均一に展延し、ポリエステル布で覆い、粘着剤層(4)と
ポリエステル布(9)の積層シートを得、これに開口部(6)
として直径0.5cmの孔を7個/25cm2の割合で
開け、そのポリエステル布(9)側から上述の透湿性シー
ト(7c)に重ね合わせた。こうして得られた水蒸気発生体
10Fを密封袋(5)で密封した。
た。
成物(1)を20gを得た。
気性シート(11)(日東電工社製、ニトタック)、他面が
透湿性シート(7a)(東海パルプ社製、イレブンU)から
なる10cm×14cmの透湿性内袋(2i)に充填し、透
湿性シート(7a)側の面に透湿性シート(7b)(三井石油化
学社製、シンテックスV305)を積層した。
型処理の施されたPETフィルム上に均一に展延し、非
透湿性シート(12)(日東電工社製、ニトタック)で覆
い、熟成させて粘着剤層(4)と非透湿性シート(12)の積
層シートを得、これに開口部(6)として直径0.5cm
の孔を4個/100cm2の割合で開け、その非透湿性
シート(12)側から上述の透湿性シート(7b)に重ね合わせ
た。こうして得られた水蒸気発生体10Gを密封袋(5)
で密封した。
1の水蒸気発生体と同様の粘着剤層(5cm×5cm、
但し、開口部なし)及び不織布の積層物を製造した。
剤として、実施例1の水蒸気発生体において、透湿性内
袋(2i)に代えて非通気性非透湿性シート(日東電工社
製、ニトタック)からなる内袋を使用し、比較例1の粘
着剤層を積層したものを製造した。
剤を密封袋から取り出し、水蒸気発生体表面から放出さ
れる水蒸気の最高温度(最高水蒸気温度)を、温度測定
器の温度検知部を水蒸気発生面にセットする前述の方法
にしたがって求めた。結果を表5に示す。 (2) 水蒸気放出量 各実施例及び比較例で得た水蒸気発生体あるいはパップ
剤の、皮膚又は粘膜への適用面全面からの水蒸気放出量
を前述の式(1)を使用する重量測定法により求め、開口
部の水蒸気放出量を経皮水分蒸散量測定装置を用いて求
めた。結果を表5に示す。 (3) 経皮吸収性 実施例1の水蒸気発生体あるいは比較例1、2のパップ
剤を、毛刈りしたWBNヘアレスラット(雄、約9週
齢)の腹部に密着させて3時間貼付した。3時間後に頚
静脈から採血し、その血清からインドメタシンを抽出
し、蛍光検出器付きHPLCでその濃度を定量した。結
果を表5に示す。
ば、温熱水蒸気が皮膚に供給され、そにより、インドメ
タシンの経皮吸収性が比較例1、2のパップ剤に比して
著しく向上することがわかる。
剤層の開口部の数及び粘着剤層の面積率を表6のように
変え、上記(3)と同様にして、インドメタシンの血清中
の濃度を定量した。結果を表6に示す。
おいて、粘着剤層の開口部の数及び粘着剤層の面積率を
表7のように変え、上記(3)と同様にして、インドメタ
シンの血清中の濃度を定量した。ただし、ヘアレスラッ
トからの血液の採取時間は、パップ剤をヘアレスラット
の腹部に密着させた12時間後とした。結果を表7に示
す。
ぎても低すぎても血清中のインドメタシン濃度が低下す
ることがわかる。これは、粘着剤層の面積率が高すぎる
と、皮膚に供給される水蒸気量が低減するのでインドメ
タシンの経皮吸収性が低下するためであり、また、粘着
剤層の面積率が少なすぎると、粘着剤層に含有されてい
るインドメタシン自体の量が低減するので、血清中のイ
ンドメタシン濃度が低下するためと考えられる。
オルのような安全な水蒸気を持続的に皮膚や粘膜に供給
することができる。さらに、粘着剤層に化粧料成分又は
薬効成分を含有させた態様によれば、水蒸気の温熱湿潤
作用により化粧料成分や薬効成分の使用効果を極めて向
上させることができる。
面図(同図(b))である。
面図(同図(b))である。
面図(同図(b))である。
面図(同図(b))である。
面図(同図(b))である。
面図(同図(b))である。
面図(同図(b))である。
0G 水蒸気発生体 11 非通気性シート 12 非透湿性シート
Claims (5)
- 【請求項1】 金属粉、塩類及び水を含有し、金属粉の
酸化に伴って水蒸気を放出する水蒸気発生組成物からな
る水蒸気発生部を有し、皮膚又は粘膜に適用される水蒸
気発生体であって、水蒸気発生体の皮膚又は粘膜への適
用面に粘着剤層を有する水蒸気発生体。 - 【請求項2】 粘着剤層が、皮膚又は粘膜への適用面の
少なくとも非周縁部に設けられている請求項1記載の水
蒸気発生体。 - 【請求項3】 粘着剤層に、水蒸気発生部から放出され
た水蒸気を皮膚又は粘膜に導く開口部が開けられている
請求項1記載の水蒸気発生体。 - 【請求項4】 粘着剤層の面積が、水蒸気発生体の皮膚
又は粘膜への適用面全面の50%〜99.9%である請
求項2又は3記載の水蒸気発生体。 - 【請求項5】 粘着剤層に化粧料成分又は薬効成分が含
まれている請求項1〜4のいずれかに記載の水蒸気発生
体。
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