JPH055823U - 加温湿布剤 - Google Patents

加温湿布剤

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JPH055823U
JPH055823U JP8260991U JP8260991U JPH055823U JP H055823 U JPH055823 U JP H055823U JP 8260991 U JP8260991 U JP 8260991U JP 8260991 U JP8260991 U JP 8260991U JP H055823 U JPH055823 U JP H055823U
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JP
Japan
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poultice
heating element
water
water absorption
analgesics
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Pending
Application number
JP8260991U
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Inventor
中川  浩
Original Assignee
中川 浩
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】1.湿布剤(消炎剤・鎮痛剤等を含む)の薬効
をたかめるため加温する。 2.発熱体カイロを直接身体の一部に貼る。 【構成】湿布剤(1)に通気孔(2)をとり、その裏面
に吸水帯(3)をとりつけ、身体からでる汗・水分等を
通気孔(2)をとおして吸水帯(3)で取ってしまう。
発熱体カイロ(4)の場合も同様である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は日本薬局方に基いて製造する湿布剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
湿布剤(1)は主成分としてサルチル酸メチル、カンフル、メントール等が使 われ、それを綿・綿布・化学繊維・フイルム等に塗布されている。 この湿布剤は、患部に直接貼るのであるが薬効を高めるため、ときとして湿布 剤の上から温めたり、冷やしたりすると一層の効果がある。病院等では臨床に際 して氷のうで冷やしたり、蒸タオルで温めたりしている。 しかし温めることについては湿布剤(1)に通気性・吸水性がないため皮膚か らでる汗・水分等が湿布剤のなかに溜まり、それが温められて低温ヤケド・火ブ クレ等の皮膚傷害のもととなっている。このため湿布剤を温めて使う方法を備え た湿布剤(1)は存在しない。 本考案者で出願人は、特許第1497642号『金属発熱体』の特許権者で、ま た同じ内容のアメリカ特許第4114591号を持つものである。 湿布剤(1)と発熱体カイロ(4)を併用し臨床実験を試みたところ矢張り皮膚 傷害が起こることが判明した。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
湿布剤を発熱体カイロ(4)で加温すると皮膚傷害が起こることは既に説明した ところである。これを解決するために湿布剤(1)に 1.通気性をもたせること。 2.吸水性をもたせること。 この二点を解決すれば加温湿布剤として役立つ。
【0004】
【課題を解決するための手段】
湿布剤に(1)に皮膚呼吸が自由にできるようにするため通気孔(2)をあけた 。このために湿布剤で閉じ込められてできるムレがなくなり、また湿布剤(1) の裏面に吸水帯(3)を貼付し皮膚からでる汗・水分等を吸いとる。この吸水帯 (3)は、綿・綿布・化学繊維・海綿・スポンジ・フィルム等の吸水効果のある ものから選択する。 発熱体カイロ(4)は、この吸水帯(3)の裏面に貼付け固定する。 又、医療行為の外発熱体としたカイロのみの使用も可能になった。
【0005】
【作用】
身体の一部に貼られた湿布剤(1)は発熱体カイロ(4)の発熱開始により次第 に温度が摂氏50度前後にあがり、それと共に身体も温められ皮膚から汗・水分 等がでるが吸水帯(3)により、これが吸収される。また通気孔(2)により皮 膚呼吸が自由になり湿布剤による皮膚傷害・皮膚疾患が発生しない。発熱体カイ ロ(4)使用を主目的としても簡便に利用できる。 吸水帯(3)は本考案の根本である。詳細に説明する。材料としては綿・繊維 ・紙・樹脂の製品・ナフキン・スポンジ等がある。この材料を帯状にし厚みをと ったものを使う。要するに吸水力があり通気性のある物質より選定する。 一方湿布剤(1)には通気孔(2)があけられている。この裏面に前記材料を 吸水帯として貼りあわせればよい。この際吸水帯(3)は厚みが必要である。 この吸水帯(3)が通気孔(2)の穴を塞いでしまう状態になる。このため身 体からでた汗・水分等は通気孔(2)をとおり吸水帯(3)に吸収される。
【0006】
【実施例】
本案で臨床実験をしたところ、皮膚傷害・疾患等は全く発生しなかった。 また発熱体カイロ(4)を同様実験したが全く皮膚傷害は起こらなかった。
【0007】
【考案の効果】
本案のように湿布剤を加温することにより、神経痛、筋肉痛、関節痛、リュウ マチ、肩こり等の治療に湿布剤としての薬効が特に顕著に表れた。また発熱体カ イロを身体に直接貼ることも可能にした。
【図面の簡単な説明】
本案を実施する方法は幾通もあるが、例として
【図1】及び
【図2】でその一例を示し、
【図3】では発熱体カイロにおける使用例を示した。
【図1】本案実施例Iの正面図と側面図
【図2】本案実施例IIの正面図と側面図
【図3】発熱体カイロ用の正面図と側面図
【符号の説明】
(1)は湿布剤、(2)は通気孔、(3)は吸水帯、
(4)は発熱体カイロ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】日本薬局方に定められた湿布薬・消炎薬・
    鎮痛薬等の成文を配合し綿布・化学繊維・合成繊維・紙
    製品・フイルム等塗布した湿布剤・消炎剤・鎮痛剤(以
    下これらを湿布剤1と総称する)に通気性をもたせるた
    め、孔の形状・大きさ・孔の数は随時選定できる通気孔
    (2)をつくり、湿布剤の裏面に吸水性のよい物質例え
    ば綿・繊維・紙・樹脂の製品、ナフキン・スポンジ等を
    使いこれを吸水帯(3)として湿布剤(1)の裏面に貼
    り、身体からでる汗・体液・水分等を吸収させる。吸水
    帯は吸水効果をだす為に材料を薬品処理したものも含
    む。このような機能の通気孔(2)と吸水帯(3)をも
    ち発熱体カイロ(4)が容易に貼付できる構造をもつ加
    温湿布剤
  2. 【請求項2】請求項1の構造をもち、特に通気孔(2)
    の大きさを湿布剤(1)の大きさに近くまで開けたも
    の。この構造と発熱体カイロ(4)の組み合わせ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001031559A (ja) * 1999-05-14 2001-02-06 Kao Corp 水蒸気発生体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001031559A (ja) * 1999-05-14 2001-02-06 Kao Corp 水蒸気発生体

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