JP2744915B2 - 温熱湿布剤 - Google Patents

温熱湿布剤

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JP2744915B2 JP2188718A JP18871890A JP2744915B2 JP 2744915 B2 JP2744915 B2 JP 2744915B2 JP 2188718 A JP2188718 A JP 2188718A JP 18871890 A JP18871890 A JP 18871890A JP 2744915 B2 JP2744915 B2 JP 2744915B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 本発明は人体に適用したとき、温熱により非ステロイ
ド系消炎鎮痛剤の経皮吸収を促進して疾患の効果的な治
療を実現する上、低温やけどが生じない安全な温熱湿布
剤に関する。
(b)従来の技術 一般に、消炎鎮痛を目的とした薬物の経皮吸収型パッ
プ剤は、薬効成分の経皮吸収を充分に行って疾患の効果
的な治療を行う上で重要な要素となっている。そのため
薬剤に薬物の経皮吸収促進剤を添加したり、薬剤を工夫
したりしている。
ところで、消炎鎮痛型パップ剤は、急性の炎症に対し
その効果を良く発揮するが、慢性の疾患には余り効果が
期待できないことが多い。これは急性の疾患の打撲、骨
折、捻挫等においては、患部局所において起炎物質が分
泌されることにより炎症が惹起される為であり、又、こ
れは浸出液の分泌をも伴う。この浸出液の分泌が局所の
腫脹となって現れる。この腫脹を抑えるために、古来よ
り打ち身、捻挫等の急性疾患には「冷やす」という方法
がとられてきた。一般的なパップ剤が水分を多量に含有
した処方をとっているのは、その水分の蒸発潜熱による
冷却効果を目的としたものである。
事実、パップ剤は急性の炎症には薬剤のみでも、一定
の消炎鎮痛効果を発揮するものである。
しかしながら、整形外科領域における慢性化した疼痛
性疾患においては患部局所を冷やすことは治療目的にそ
ぐわない場合が多いとされている。特に慢性化した腰痛
症、各部関節痛、神経痛、リューマチ等に対しては冷や
すよりも温める方が治療効果を高める場合が多い。この
方法は温熱療法として広く一般に用いられている。温熱
療法がこういった慢性の疾患に有効であるのは、患部の
筋肉の攣縮を緩解し血流のうっ滞を改善して痛覚成分の
代謝を促すことによる除痛効果によるものとされてい
る。
一方、このような慢性疾患は加齢による抹消循環の悪
化、関節部の変形、脊椎間板ヘルニア等の不可逆性要因
の関与している場合が多く、治癒困難なものが多い。
特に、近年、高齢下社会の急激な進行に伴い慢性の疼
痛性疾患に悩む患者は増大の一途を辿っており、こうい
った疾患に対する治療方法の確立は大きな社会的要求と
なっている。
そこで、最近では、発熱剤層と湿布剤層とからなる温
熱湿布剤が提案されている(特公昭60−12381号公
報)。
即ち、このものはアルカリ金属の硫化物もしくは多硫
化物又はこれらの含水塩が炭素物質もしくは炭化鉄と混
合して空気中で発熱するところの発熱剤層と、熱に対し
て安定な湿布剤とを組み合わせることより、簡便で且つ
一定した温熱効果により薬物の経皮吸収を促進するよう
にしたものである。
この場合、湿布用薬物として、サリチル酸、サリチル
酸メチル及び/又はサリチル酸グリコールが挙げられて
いる。
又、最近、特願昭63−129388号(出願日 昭和63年5
月25日)の願書に最初に添付した明細書には発熱部材に
A−B−A型ブロック共重合体、脂環族系石油樹脂、軟
化剤及び吸水性高分子よりなる粘着剤を付与した温熱添
付剤が提案されており、しかも該温熱貼付剤の鎮痛消炎
効果を期待するために粘着剤に鎮痛消炎剤を含有しても
良いことが開示されている。
(c)発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記の特公昭60−12381号公報により
開示されている発明には以下に述べる課題がある。
即ち、この発明に用いられている発熱体組成物中に
は、水分が含有されていないか或いは殆ど水分が含有さ
れていないために、以下に述べる課題がある。
つまり、この発熱体組成物が空気(酸素)と接触し、
空気酸化によって生じた熱は直接湿布剤層に伝達される
ため湿布剤層の温度が急激に上昇し、温度が50℃以上に
なる。事実、このものは温度が60℃まで達するとの記述
がある。ところが、この発熱体組成物中に、所要量の水
分が含まれていると、温度の上昇に伴い水分の蒸発が盛
んになり、このため蒸発潜熱を奪って発熱体組成物が所
定の温度より上昇するのが防止される。ところで、一般
に皮膚表面温度が45℃を超えると低温やけどが生じると
いわれており、この温度を超えないように発熱体組成物
の組成を管理する必要があるが、従来のものではこの所
要の温度を維持するのが困難である。
又、発熱体組成物中に殆ど水分が含有されていないか
ら温度変化が激しいだけでなく蓄熱性が悪く、このため
所要温度を長時間に亙って維持できないのである。
更に、このものは、発熱体組成物中の発熱体成分とし
て、アルカリ金属の硫化物もしくは多硫化物又はこれら
の含水塩を必須成分としているが、このものは空気の存
在下、酸素と反応して発熱する際、硫黄臭がするため、
使用者が不快感、異和感を感じるのである。
特に、この温熱湿布剤はその湿布用薬物として、サリ
チル酸、サリチル酸メチル及び/又はサリチル酸グリコ
ールが用いられているが、この薬物は慢性化した腰痛
症、各部関節痛、神経痛、リューマチ等に対しては効果
が殆ど認められないのである。
一方、この薬物は急性の疾患に対して効果が有るが、
その治療効果は充分とはいえないのが実状である。
上記の特願昭63−129388号(出願日 昭和63年5月25
日)の願書に最初に添付した明細書つまりこの明細書の
公開日は平成1年11月30日であり、本発明の出願後に公
開されたものであるが、この明細書に開示されている発
明には以下に述べる課題がある。
即ち、この温熱貼付剤における粘着剤には、水が含有
されておらず、本発明の温熱湿布剤におけるパップ剤層
とは全く異質で異なるものであり、温熱湿布効果が著し
く乏しいのである。
又、この温熱貼付剤では粘着剤に鎮痛消炎剤を含有し
ても良いことが示されているが、その配合割合を決定す
るための根拠が開示されていない上、実施例による裏付
けもなされていないのである。つまり、この温熱貼付剤
においては実施例による作用、効果の裏付けが何等、開
示されていないのである。
更に、この温熱貼付剤においては発熱(体)組成物が
羅列されているが、その成分や組成は製剤の形態によっ
て変化するが、つまり単なるカイロの場合と、粘着剤を
設けたカイロの場合とは放熱の状態が異なり、厳格な温
度範囲が要求される、このような場合には、具体的な成
分や組成が要求されるが、実施例にもこの点は全く開示
されていないのである。
本発明は、この種、温熱湿布剤において発熱体組成物
中に水分を含有させることにより皮膚表面温度を所定の
範囲に維持して低温やけどを防止すると共にその温度を
長時間に亙って維持することにより薬物の効果的な経皮
吸収を実現して疾患の有効な治療を行い、しかも発熱体
成分として安全で安価な鉄粉を用いることにより、安全
性を至極向上させた温熱湿布剤を提供することを目的と
する。
つまり本発明の温熱湿布剤はその貼付局所を加温する
ことにより皮膚表面の温度を上げ、血流を促進し、皮膚
表面領域の新陳代謝を高める。又、発汗に伴なって膏体
中に含まれる多量の水分との相互作用により、皮膚角質
層の水和を助長する。この作用により、薬物の経皮吸収
を促進してその薬効を高めることができる。このため本
発明によれば、経皮吸収促進剤を添加したり薬剤に特別
な処方を考慮する必要がなく、皮膚刺激等の副作用を考
えた場合、安全性を高めることが可能であり、薬物の経
皮吸収効果も格段に高めることが可能である。
(d)課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明の温熱湿布剤は、
発熱体組成物を封入したシート状発熱体の片面に非ステ
ロイド系消炎鎮痛剤を配合したパップ剤層を設けた湿布
剤において、該発熱体組成物が鉄粉を必須成分とするも
のからなり、且つ非ステロイド系消炎鎮痛剤がケトプロ
フェン、又はフルルビプロフェンであり、しかも該非ス
テロイド系消炎鎮痛剤の配合割合は上記パップ剤層全体
の0.1〜15重量%の範囲であることを特徴とするもので
ある。
本発明においては、発熱体組成物を封入したシート状
発熱体と、その片面に設けられた非ステロイド系消炎鎮
痛剤を配合したパップ剤層とからなる。
そして、上記シート状発熱体は他面が通気性フィルム
で形成された開放部のないシート状袋体の内部に発熱体
組成物を封入してなるものである。
又、上記シート状袋体においてその片面は上記の通気
性フィルムと同様のものを用いて形成してもよく、或い
は他のフィルムやシートを用いて形成してもよいのであ
り、通気性や透湿性の有無は問わない。
上記シート状袋体を形成する高分子材料としては、例
えばポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、ポリエ
ステル、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリウ
レタン、ポリスチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体
ケン化物、エチレン−酢酸ビニル共重合体、天然ゴム、
再生ゴム、合成ゴム等が挙げられる。
又、上記シート状袋体は、目的に応じて2層以上の樹
脂層で形成されたものでもよいが、その素材の選択に当
たり、ヒートシール性があり、簡単に熱融着できるもの
を選ぶのが好ましい。この場合、2層以上の樹脂層が熱
融着できないときには、その間にホットメルト系の接着
フィルムを介在させてこれらの樹脂層を接合してもよい
が、このように構成することにより、片面の通気性フィ
ルムの透湿性が失われないように注意することを要す
る。
ところで、上記シート状袋体を補強するために織布も
しくは不織布からなる通気性補強用フィルムを用いるの
が好ましいが、かかる通気性補強用フィルムは、例え
ば、ナイロン、ビニロン、ポリエステル、レーヨン、ア
セテート、アクリル、ポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリ塩化ビニル等の人工繊維、綿、麻、絹等の天然繊維
から選ばれる1種または2種以上の素材を用いて形成さ
れる。
そして、本発明の特徴は、上記シート状袋体の他面、
つまり後述するパップ剤層形成面側と反対側が通気性フ
ィルムで構成されており、該通気性フィルムの通気度が
JIS P 8117紙及び板紙の通気度試験方法によって試
験を行うとき、35,000〜100,000秒であるものを用いる
のが好ましい。この値が、35,000秒未満であると反応速
度が大で発熱温度は高くなり、逆に100,000秒を超える
と反応速度が遅く発熱温度が低くなる。
本発明では、上記特定の通気性フィルムを用いること
により、発熱体組成物への空気(酸素)の供給量が定常
的に制御されると共にこの反応熱と水蒸気の放出、つま
り発熱体組成物中の水の蒸散による放熱とのバランスが
保持され、この結果、温湿布効果が得られる所要の温度
範囲を長時間にわたって維持しうるのである。従って、
通気性フィルムの通気度が40,000〜90,000秒の範囲が最
も望ましい。
又、本発明に用いられる発熱体組成物として、鉄粉を
必須成分とするものが用いられるが、このように鉄粉を
発熱体成分とすることにより、安価で、安全性が高く、
しかも硫化物を用いるのに比べて、使用中に硫黄臭が発
生しないので使用感が良くなるのである。
本発明において、特に発熱体組成物が鉄粉40〜75重量
%、吸水性高分子1〜40重量%、塩化物1〜8.5重量
%、水10〜45重量%からなるものが、以下に述べる理由
より望ましい。
即ち、この発熱体組成物において、鉄粉は空気(酸
素)と酸化反応を起こして発熱し、又、吸水性高分子は
水によるベトツキをなくし、しかも水分を保持して徐々
に放出することにより反応を長く持続させる働きをし、
塩化物は鉄粉表面の酸化皮膜を破壊し、鉄粉の酸化反応
を円滑に進行させるのであり、更に水は温度コントロー
ルと蓄熱剤としての役割を果たす。従って、これらの成
分が相互に作用し合って皮膚表面温度が35〜44℃の範囲
に維持されるのであり、しかもこの発熱体組成物の充填
量を調整することにより発熱時間を調整しうるのであ
る。ところで、皮膚表面温度が、35℃未満では温熱効果
が乏しく所望の薬効を期待できない場合があり、一方、
44℃を超えると低温やけどの恐れがあり、いずれも望ま
しく、発熱体組成物の組成を上述の範囲とすることによ
りこの所要の温度を維持しうるのである。
上記発熱体組成物によっても本発明の目的は達成する
ことができるが、更に上記の発熱体組成物に活性炭を含
有させたものが望ましく、このように活性炭を含有させ
ることにより、該活性炭が鉄粉の酸化反応を促進する触
媒作用を発現し、長時間に亙って安定した温度を持続し
うるのである。この場合、活性炭の含有量は発熱体組成
物全体の1〜8重量%の範囲とするのが望ましく、活性
炭の含有量が、1重量%未満ではその効果が乏しく、一
方、8重量%を超えると意味がなくなるので望ましくな
い。
即ち、本発明で用いられる発熱体組成物において、鉄
粉40〜75重量%、活性炭1〜8重量%、吸水性高分子1
〜40重量%、塩化物1〜8.5重量%、水10〜45重量%か
らなるものが最も望ましい。
ところで、上記塩化物としては塩化ナトリウム或いは
塩化カリウムが安全性の観点よりも最も望ましく、特
に、安全性及び安価である等の理由より塩化ナトリウム
が望ましい。
つまり、本発明に用いられる発熱体組成物において、
最も望ましいものは、鉄粉40〜75重量%、活性炭1〜8
重量%、吸水性高分子1〜40重量%、塩化ナトリウム1
〜8.5重量%、水10〜45重量%からなるものである。
この場合、上記発熱体組成物は上記シート状袋体に均
一に封入されるが、その充填量は800〜3,500g/m2の範囲
とするのが望ましく、その充填量が、800g/m2未満であ
ると発熱体組成物の充填量が少なすぎて所望の温度を長
時間に亘って維持できず優れた温湿布効果が得られない
のであり、一方、3,500g/m2を超えると発熱体組成物の
充填量が過剰になて温熱湿布剤が厚くなり過ぎて使用感
や携帯性が悪くなるうえ、不経済であるから好ましくな
いのである。
そして、本発明の温熱湿布剤は、上記の発熱体組成物
を封入してなるシート状袋体においてその片面側にパッ
プ剤層を設けてなるものである。
このパップ剤層は、パップ基剤と後述する非ステロイ
ド系消炎鎮痛剤とからなる。
上記パップ基剤は水又は湿布後、湿布用ペースト等の
湿布薬を保持し、肌を湿布するための層である。
このパップ剤層は、加温により発汗を伴うので熱と汗
に対して変形及び変質しない膏体であれば特に限定され
るのではないが、具体的には、この種、通常の湿布剤に
用いられるものであれば特に限定されるものではない。
膏体についてはその基剤中に含まれる水分の量が非常
に重要な要素を示す。膏体の水分量は10〜70重量%、望
ましくは20〜60重量%配合されているものが最もその効
果を発揮しうる。膏体中の水分は皮膚角質層の水和を助
けることにより、角質層のバリヤー機能を緩和して薬物
の経皮吸収を助ける一方、発熱体組成物からの熱をパッ
プ剤層に伝えることを助長する。
又、本発明に用いられる非ステロイド系消炎鎮痛剤と
しては慢性の疾患及び急性の疾患のいずれにも有効な治
療効果を発現するものであれば特に限定されるものでは
ないが、特に薬効、経皮吸収性、消炎鎮痛効果、安定性
及び安全性等の観点より、ケトプロフェン、又はフルル
ビプロフェンが、最も望ましい。
ところで、上記のパップ基剤と非ステロイド系消炎鎮
痛剤とからパップ剤が形成されるが、非ステロイド系消
炎鎮痛剤の配合割合はパップ剤全体の0.1〜15重量%の
範囲とするのが望ましく、0.1重量%未満では薬効が乏
しく、一方、10重量%を超えると不経済である。
上記シート状袋体においてその片面側にパップ剤層が
設けられるが、その充填量は300〜2,500g/m2のものが好
ましく、この充填量が、300g/m2未満であると均一なパ
ップ剤層が得られず優れた温湿布効果を発現しない場合
があり、一方、2,500g/m2を超えるとパップ剤の充填量
が過剰になって適用後の温度の立ち上がりが鈍くなるの
で即効性に欠ける上、温熱湿布剤が厚く、しかも重くな
り過ぎて使用感や携帯性が悪くなり、且つ不経済である
から好ましくないのである。
本発明の温熱湿布剤において、温熱湿布剤を人体に貼
付したとき、皮膚表面温度が38〜43℃に保たれ、且つそ
の温度が2時間以上持続するものが望ましい。
即ち、本発明者の実験結果によると、温熱効果と薬物
の移行性更に安全性を考慮した場合、皮膚表面の最適温
度は38〜43℃であり、しかも2時間未満の温熱では皮膚
角質層の緩和が不充分で薬物の経皮吸収が不充分とな
り、又温熱効果においても所要の効果が得られないので
あり、望ましくは3.5時間以上の発熱持続時間が必要で
ある。
これは非ステロイド系消炎鎮痛剤の経皮吸収性にも因
るものと解される。
本発明の温熱湿布剤において、発熱体の発熱原理は鉄
粉の空気酸化による反応熱を利用し、その反応速度は通
気度によって制御される。ことにより、発熱体組成物へ
の空気(酸素)の供給量が定常的に制御されると共にこ
の反応熱と水蒸気の放出、つまり発熱体組成物中の水の
蒸散による放熱とのバランスが保持され、この結果、温
湿布効果が得られる所要の温度範囲を長時間にわたって
維持しうるのである。
本発明の温熱湿布剤において、パップ剤層に非ステロ
イド系消炎鎮痛剤を0.5〜5重量%含有させることによ
り、薬効と経済性の両面より、最も優れた温熱湿布剤が
得られるのである。
本発明の温熱湿布剤は、上記特徴を有する結果、従来
は困難であった一定の温度を超えない安全で、しかも温
湿布効果に適した35〜44℃、特に38〜43℃の温度を長時
間局所皮膚に付与することができるのであり、これによ
って、温熱治療と薬理効果により、慢性の疾患や急性の
疾患のいずれにも至極優れた効果を発揮するのである。
ところで、上記パップ剤層の露出面は離型性保護フィ
ルムで被覆するのが望ましい。
本発明の温熱湿布剤は、気密性袋体に収納され、流通
に供されるが、この場合、単品或いは複数のものを重
ね、使用目的に応じて自由に用いるのが望ましい。
(e)作用 本発明の温熱湿布剤は、上記構成を有し、温熱湿布剤
において発熱体組成物中に水分を含有させることにより
皮膚表面温度を所定の範囲に維持して低温やけどを防止
すると共にその温度を長時間に亙って維持することによ
り薬物の効果的な経皮吸収を実現して疾患の有効な治療
を行い、しかも発熱体成分として安全で安価な鉄粉を用
いることにより、安全性が至極向上するのである。つま
り本発明の温熱湿布剤は特定の発熱体組成物を所定量袋
体内に封入してなるので、この温熱湿布剤を人体に適用
したとき、当該温熱湿布剤の温度特性は、温熱湿布剤内
の発熱体組成物が空気との酸化反応によって発生する反
応熱と、発汗に伴う気化潜熱及び発熱体組成物内の水の
気化潜熱、更に血流による放熱のバランスが維持され、
この発熱と放熱のバランスの維持によって所望の温度が
長時間に亘って持続される作用を有するのである。
又、本発明の温熱湿布剤はその貼付局所を加温するこ
とにより皮膚表面の温度を上げ、血流を促進し、皮膚表
面領域の新陳代謝を高める。又、発汗に伴なって膏体中
に含まれる多量の水分との相互作用により、皮膚角質層
の水和を助長する。この作用により、薬物の経皮吸収を
促進してその薬効を高めることができる。このため本発
明によれば、経皮吸収促進剤を添加したり基剤に特別な
処方を考慮する必要がなく、皮膚刺激等の副作用を考え
た場合、安全性を高めることが可能であり、薬物の経皮
吸収効果も格段に高めることが可能である。
更に、本発明の温熱湿布剤は、慢性疾患及び急性疾患
のいずれにも至極有効な薬理効果を発現する非ステロイ
ド系消炎鎮痛剤をパップ剤層中に配合しているから温熱
作用だけでなく、優れた薬効を発現する作用を有するの
である。
(f)実施例 以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明するが、本
発明はこれに限定されるものではない。
本発明の温熱湿布剤の構造例 第1図において、(1)は温熱湿布剤であり、該温熱
湿布剤(1)は発熱体組成物(H)を封入したシート状
発熱体(2)とその片面における、非ステロイド系消炎
鎮痛剤を配合したパップ剤層(3)からなる。
そして、本発明では上記該発熱体組成物(H)が鉄粉
を必須成分とするものからなり、しかも上記非ステロイ
ド系消炎鎮痛剤としてはケトプロフェン、又はフルルビ
プロフェンのいずれかであり、これらの薬物は慢性疾患
及び急性疾患のいずれにも効果的に作用するから好まし
い。この場合、発熱体組成物としては鉄粉40〜75重量
%、吸水性高分子1〜40重量%、塩化物1〜8.5重量
%、水10〜45重量%からなるものである。
上記塩化物としては特に限定されるものではないが、
安全性及び経済性等の観点より、塩化ナトリウム又は塩
化カリウム或いはこれらの混合物が望ましい。
そして、この発熱体組成物(H)はその充填量が800
〜3,500g/m2に調整されている。
又、パップ剤層(3)は発熱の際に流動、変形するこ
とがなく、しかも膏体が皮膚に残らない適度の凝集性を
有することが望ましい。例えば、吸水性高分子として
は、CMC、ポリアクリル酸ナトリウム、吸水性樹脂、カ
オリン、ゼラチンなどが用いるられるが、このほかに温
熱湿布剤として適した基剤及び薬液を含ませてもよい。
そして、上記パップ剤層(3)はその充填量が300〜2,5
00g/m2に調整されている。
このパップ剤層(3)は公知の方法でシート状発熱体
(2)の片面に固着される。
又、本発明において、上記シート状発熱体(2)はそ
の他面が通気性フィルム(4)で構成されているが、該
通気性フィルム(4)は、単層フィルムであると、複合
フィルムであるとを問うものではない。
つまり、本発明の温熱湿布剤(1)は、これを人体に
密着させて使用したときに、皮膚の表面温度が35〜44℃
の所望の一定温度を超えないようにするために、所定の
通気度のフィルムで構成されている。
本発明の温熱湿布剤(1)において、温熱湿布剤
(1)を人体に貼付したとき、皮膚表面温度が38〜43℃
に保たれ、且つその温度が2時間以上持続するものであ
ることより、優れた温熱効果及び薬理効果を発現し、し
かも安全性も高く極めて有用である。
本発明の温熱湿布剤(1)において、発熱体の発熱原
理は鉄粉の空気酸化による反応熱を利用し、その反応速
度は通気度によって制御されることにより、発熱体組成
物(H)への空気(酸素)の供給量が定常的に制御され
ると共にこの反応熱と水蒸気の放出、つまり発熱体組成
物(H)中の水の蒸散による放熱とのバランスが保持さ
れ、この結果、温湿布効果が得られる所要の温度範囲を
長時間にわたって維持しうるのである。
本発明の温熱湿布剤(1)において、パップ剤層
(3)に非ステロイド系消炎鎮痛剤を0.1〜15重量%の
範囲、特に好ましくは0.5〜5重量%含有させることに
より、薬効と経済性の両面より、最も優れた温熱湿布剤
(1)が得られるのである。
ところで、本発明においては、上記パップ剤層(3)
の露出面を離型性保護フィルム(5)で被覆、保護する
のが望ましい。
そして、本発明の温熱湿布剤(1)は気密性袋体(図
示せず)に封入されて流通に供される。
本発明の温熱湿布剤(1)は、上記構成を有し、その
使用時には気密性袋体から温熱湿布剤(1)を取り出
し、離型性保護フィルム(5)を剥がし、パップ剤層
(3)を患部に密着させる。
そうすると、その皮膚の温度が38〜44℃の所望の範囲
に調整される。
以下、本実施例の温熱湿布剤(1)を使用し、実験し
た結果について述べる。
実施例1 A)発熱体: 1)発熱体組成物(重量%) 鉄粉(300メッシュ通過の粒度の物97%以上) 66.0% 活性炭 2.5% 吸水性高分子 2.8% 食塩 2.0% 水 26.7% 2)通気性フィルムの通気度 73,500 本品の貼付15粉から8時間までの温度範囲 39.5〜42.3℃ 38.0℃〜43℃の温度範囲の持続時間 9時間 3)充填量 1g/6cm2(1670g/m2) B)シップ層 1)基剤成分(重量%) ポリアクリル酸ナトリウム 5.0% 吸水性高分子 3.0% ポバール(部分ケン化度) 2.5% ガントレッツ 2.0% クロタミトン 5.0% ゼラチン 4.0% 水酸化アルミニウム 0.4% グリセリン 16.0% 精製水 適 量 2)有効成分(重量%) ケトプロフェン 0.5% 3)塗膏量 0.5g/6cm2(830g/m2) 実施例2 A)発熱体: 1)発熱体組成物(重量%) 鉄粉(300メッシュ通過の粒度の物97%以上) 66.0% 活性炭 2.5% 吸水性高分子 2.8% 食塩 2.0% 水 26.7% 2)通気性フィルムの通気度 73,500 本品の貼付15粉から8時間までの温度範囲 39.5〜42.3℃ 38.0℃〜43℃の温度範囲の持続時間 9時間 3)充填量 1g/cm2(1670g/m2) B)シップ層 1)基剤成分(重量%) ポリアクリル酸ナトリウム 5.0% 吸水性高分子 3.0% ポバール(部分ケン化度) 2.5% ガントレッツ 2.0% クロタミトン 5.0% ゼラチン 4.0% 水酸化アルミニウム 0.4% グリセリン 16.0% 精製水 適 量 2)有効成分(重量%) フルルビプロフェン 0.8% 3)塗膏量 0.5g/6cm2(830g/m2) 比較例1 市販インドメタシンパップ(インドメタシン含有量1.0
%) このものはシート状発熱体を用いていない。
比較例2 比較例2として、以下のものを用いた。
シップ層 1)基剤成分(重量%) ポリアクリル酸ナトリウム 5.0% 吸水性高分子 3.0% ポバール(部分ケン化型) 2.5% ガントレッツ 2.0% クロタミトン 5.0% ゼラチン 4.0% 水酸化アルミニウム 0.4% グリセリン 16.0% 精製水 適 量 2)有効成分(重量%) インドメタシン 0.8% 3)塗膏量 0.5g/6cm2(830g/m2) 試験方法 上記の比較例1及び比較例2を用い、以下に述べる試
験を行った。
7週齢のWister系雄性ラット(体重:180〜200g)の背
部を除毛し、各比較例のものを3cm×2cmに裁断したもの
を各々10匹に貼付した。そのうち5匹は2時間後に剥離
し、採血した後屠殺し各組織を採取した。残りの5匹は
8時間後に剥離し、採血した後屠殺し各組織を採取し
た。皮膚の採取に当たっては貼付部をアルコール:水
(1:1)で充分に拭き取った。筋肉は貼付部直下のもの
を採取した。
その効果を第1表及び第2表に示す。
各試料数は5とし、その平均値で判断した。
ところで、各実施例において、適用部位の皮膚表面温
度は1本の熱電対(理化工業株式会社製、ST−50)を中
心部に固定し、温度の記録装置として横河電気株式会社
製、μR−180を用いて記録した。試料数は5とし、そ
の平均値で判断した。
尚、温熱湿布剤(1)は縦30mm、横20mmのものを用い
た。
第1表及び第2表に示す結果より、比較例1のもの
と、比較例2のものとを比較すると、比較例2のもの
は、比較例1のものに比べて、水分が多く、しかも加温
しないと、薬物の血清中への移行薬、薬物の貼付部皮膚
への移行率、薬物の貼付部筋肉内への移行率が著しく低
下する。
ところで、実施例1のものと、実施例1においてシー
ト状発熱体を設けない以外は実施例1と同様に製造した
ものとを、上記試験と同様に行ったところ、シート状発
熱体を設けた実施例1のものの方が、シート状発熱体を
設けないものより、薬物の血清中への移行率で1.75〜3.
65倍、薬物の貼付部皮膚への移行率で1.88〜3.6倍、薬
物の貼付部筋肉内への移行率は2.15〜3.11倍の値を得
た。これらの効果は温熱湿布剤の経皮吸収性が極めて良
好で、その効果が大きい利点を示すものである。
更に、実施例2のものと、実施例2においてシート状
発熱体を設けない以外は実施例2と同様に製造したもの
とを、上記試験と同様に行ったところ、シート状発熱体
を設けた実施例2のものの方が、シート状発熱体を設け
ないものより、薬物の血清中への移行率で1.87〜3.95
倍、薬物の貼付部皮膚への移行率で1.92〜3.88倍、薬物
の貼付部筋肉内への移行率は2.25〜3.31倍の値を得た。
これらの結果は温熱湿布剤の経皮吸収性が極めて良好
で、その効果が大きい利点を示すものである。
以上の実験結果から、本発明の温熱湿布剤は、皮膚の
最高温度が制御できる上、急性の神経痛、慢性リューマ
チ、急性や慢性の腰痛及びヘルペス等の治療に効果が極
めて大であると解される。
又、この温熱湿布剤はシート状であり、人体に適用し
ても異和感や突張り感がないのである。
(g)発明の効果 本発明の温熱湿布剤は、特定の発熱体組成物を所定量
袋体内に封入して皮膚の温度を所望の範囲に制御できる
ようにしたものであり、これによって、低温やけどを防
止すると共にその温度を長時間に亙って維持することに
より薬物の効果的な経皮吸収を実現して疾患の有効な治
療を行い、しかも発熱体成分として安全で安価な鉄粉を
用いることにより、安全性が至極向上するのである。
又、本発明の温熱湿布剤はその貼付局所を加温するこ
とにより皮膚表面の温度を上げ、血流を促進し、皮膚表
面領域の新陳代謝を高めるのであり、しかも、皮膚角質
層の水和を助長して薬物の経皮吸収を促進し、薬効を高
めることができる。
更に、本発明の温熱湿布剤は、慢性疾患及び急性疾患
のいずれにも至極有効な薬理効果を発現する非ステロイ
ド系消炎鎮痛剤をパップ剤層に配合しているから温熱作
用だけでなく、優れた治療効果を発現するのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の温熱湿布剤の一実施例を示す側面図で
ある。 (1)……温熱湿布剤、(2)……シート状発熱体、
(3)……パップ剤層、(4)……通気性フィルム、
(5)……離型性保護フィルム、(H)……発熱体組成
物。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発熱体組成物を封入したシート状発熱体の
    片面に非ステロイド系消炎鎮痛剤を配合したパップ剤層
    を設けた湿布剤において、該発熱体組成物が鉄粉を必須
    成分とするものからなり、且つ非ステロイド系消炎鎮痛
    剤がケトプロフェン、又はフルルビプロフェンであり、
    しかも該非ステロイド系消炎鎮痛剤の配合割合は上記パ
    ップ剤層全体の0.1〜15重量%の範囲であることを特徴
    とする温熱湿布剤。
  2. 【請求項2】発熱体組成物が鉄粉40〜75重量%、吸水性
    高分子1〜40重量%、塩化物1〜8.5重量%、水10〜45
    重量%からなる請求項1に記載の温熱湿布剤。
  3. 【請求項3】活性炭が発熱体組成物全体の1〜8重量%
    含有されている請求項2に記載の温熱湿布剤。
  4. 【請求項4】塩化物が塩化ナトリウム或いは塩化カリウ
    ムである請求項1ないし3のいずれか1項に記載の温熱
    湿布剤。
  5. 【請求項5】人体に貼付したとき、皮膚表面温度が38〜
    43℃に保たれ、且つその温度が2時間以上持続するもの
    である請求項1ないし4のいずれか1項に記載の温熱湿
    布剤。
  6. 【請求項6】発熱体の発熱原理は鉄粉の空気酸化による
    反応熱を利用し、その反応速度は通気度によって制御さ
    れる請求項1ないし5のいずれか1項に記載の温熱湿布
    剤。
  7. 【請求項7】パップ剤層に非ステロイド系消炎鎮痛剤を
    0.5〜5重量%含有されている請求項1ないし6のいず
    れか1項に記載の温熱湿布剤。
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