JPH01250252A - 温湿布構造物 - Google Patents

温湿布構造物

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JPH01250252A
JPH01250252A JP63308224A JP30822488A JPH01250252A JP H01250252 A JPH01250252 A JP H01250252A JP 63308224 A JP63308224 A JP 63308224A JP 30822488 A JP30822488 A JP 30822488A JP H01250252 A JPH01250252 A JP H01250252A
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Eiji Miyashita
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は温湿布構造物、特に人体に密着、適用したとき
、発熱体組成物の温熱が湿布層を介して皮膚に均−且つ
全面に伝達されるとともに、低温火傷を生じることのな
い安全な温度を長時間維持し、しかも発熱による局所の
血行循環を促進して局所の代謝の改善を実現しうる温湿
布構造物に関するものである。
[従来の技術1 温湿布は局所のこり、疼痛及び冷え等を伴う症状、例え
ば肩こり、筋肉痛、筋肉のこり、手足の冷え、神経痛、
リューマチ、腰痛などの治療手段として用いられるが、
従来の温湿布治療には、熱湯で温めたタオル、こんにゃ
くやホットパック、パラフィン浴、トウガラシエキス等
の刺激成分を配合した湿布剤や使いすてカイロ等を直接
患部に当てるなどの方法が採用されている。
しかし、温めたタオルやこんにゃく更にホットパック等
を用いる治療方法では高温で火傷をしたり、或いは低温
で温湿布効果が得られないなどの他、温湿布効果が得ら
れる所定温度の持続性が極めて悪いので短時間の温湿布
状態しか得られず、しかもその治療中には日常的な生活
活動を一時中断することが必要である他、その使用には
種々の制約があり、簡便性に欠けるらのであった。
又、温めたタオルやこんにゃくによる治療では加熱源自
己加温性がなく、経時的に湿布剤から気化熱が奪われて
冷却され、その結果、逆効果がもたらされる恐れもある
特に、温めたタオルやこんにゃく更にホットバックは熱
湯による加温や加温器による加温が煩雑であり、また、
使用開始時はタオル等を何枚か介して使用しなければな
らない程に熱く、しかも短時間で温度が低下してしまう
などの問題がある。
パラフィン浴は使用場所が制約されるとともに、使用局
所も、手や足などに限定され、更に油を用いることによ
る汚れ等の問題もある。
トウガラシエキス等を配合した湿布剤は末梢の温感知覚
の刺激によって皮膚温度を1〜bさせるといわれでおり
、使用方法が簡便であることで汎用されているが、刺激
成分にょる発赤、発疹、かぶれ等の皮膚に対する副作用
(皮膚障害)の頻度が高い上、貼付後の入浴の際に皮膚
に強い刺激感を与える等の問題が多く、その多用には危
険が伴うのである。
さらに、温湿布の治療効果を充分に得るため、ある一定
の温かさで持続的な保温力を与えることが要求される場
合がある8例えば温湿布剤を人体に密着させて使用する
場合に、皮膚温度が一定の温度、例えば44℃程度を忽
えない温度で長時間に互って温湿布しうろことが要求さ
れることがある。
しかし、上記の各種温湿布手段では、この持続的な保温
力というものは全く満足されていない。
更に使いすてカイロは、使用において、簡便な有利性を
持っているが、温度の制御が不充分であり、このため温
度が高すぎて低温火傷の原因になる場合や、布などの緩
衝材を用いて皮膚面に圧着する場合においでも、圧着の
箇所以外は温度が伝達されに<<、温熱の有効利用面に
おいても問題がある。
そこで、最近では、かかる見地より、使いすてカイロと
湿布剤とを一体化した温湿布構造物が提案されている(
特許第968202号)。
即ち、使いすてカイロと、布に膏体を/!!設した湿布
剤の布面を貼り合わせた剤型であり、湿布膏体面を局所
に貼付することで使いすてカイロ内における発熱体組成
物からの温熱を温湿布構造物における湿布層を介して、
貼付皮膚面に伝達するものである。
[発明が解決しようとする課題1 このものは袋から取り出してそのまま患部に当てて使用
で外ろため極めて簡便であるが、以下に述べる問題が残
されている。
即ち、■このものは通気層として通気性部材と有孔フィ
ルムが用いられているが、該有効フィルムの孔が大軽り
、酸素の供給が当該有孔フィルムにおける孔筺所に集中
し、このため発熱反応が偏って温度分布が不均一となる
0通気性及び透湿性が大であるから温度特性が不安定で
あると共に温度の制御が不充分となり、このため貼付皮
膚面での安全な温度の持続性の面で11点があるのであ
り、従って、温度が高すぎて低温火傷を生じたり、温度
が低すぎて充分な温熱効果が得られないなどの問題があ
る。
■ しかも、使用中に発熱体組成物が袋内で移動して片
寄り、この結果、温湿布構造物の温度分布にバラツキが
生じたり、また、この片寄りは使用者がこれを直接皮膚
に貼付して用いるものであるから適用部位に異和感を感
じるなどの問題があった。
この場合、温湿布構造物を振盪してその温度分布を均一
にしたり、使用者の異和感を解消することもできるが、
これでは煩わしさが生じる。
■上記の■及び■で述べたように発熱反応が不均一で温
度の制御が困難であり、このため温度の上昇、下降の変
化が急激でバラツキが大きい等の問題がある。
このため、今だに実用化されていないのが実状である。
[発明の目的] 本発明は、所定の温度、例えば人体に密着して使用した
場合の皮膚温度が一定の温度範囲を超えないように制御
することが容易であり、且つ要求される温度の持続時間
を充分にとることができる温湿布構造物を提供すること
を目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明者は上記問題点を解決すべく鋭意検討を重ねた結
果、以下の知見を得た。
即ち、この種、温湿布構造物は患部に直接当でて神経痛
等の治療を行うものであり、使用者が温度変化を敏感に
感知しうると共に所要の温度範囲が38〜44℃と極め
て限定されており、又、該温湿布構造物の患部への適用
により、当該患部全体を均一に加温し、しがも温湿布構
造物内の発熱体I11戊物に片寄りが生じず、使用にあ
たって異和感のないことが重要である。
ところで、この種の温湿布構造物を人体に適用したとき
、当該温湿重構造物の温度特性は温湿布構造物内の発熱
体組成物が空気(R素)との反応によって発生する反応
熱と、発汗に伴う気化潜熱及び発熱体組成物内の水分の
蒸発潜熱、更に血流による放熱等、発熱(反応熱)と放
熱のバランスの維持によって決定され、この発熱と放熱
のバランスを維持することによって所望の温度が長時間
に亘って維持されるとの知見を得た。
又、発熱体組成物が酸化反応によって発熱するのである
が、その放熱は発熱体組成物や湿布層の温度上昇及び水
を水蒸気に変えるための気化潜熱、更にこの水蒸気の系
外への放出等によって消費され、この発熱と放熱のバラ
ンスにより、所定温度を長時間に亘り維持することが可
能になるのであり、このように、所定温度を維持するた
めには、通気性フィルムの特性として、空気の透過性よ
りも水蒸気の透過性が重要であるとの知見を得た。
つまり、再現性の優れた温度特性を実現するには、気体
の透過性において、透過性の優れた空気より透過性の悪
い水蒸気が大きな影響を与えるとの知見を得た。
この理由としては明確ではないが、温湿布構造物の温度
が上昇すると水の蒸散が激しくなり、その結果、気化熱
を奪い温度を下げてその安定性に寄与するものと解され
ろ。
又、温湿布構造物の使用に際して温度が上昇すると水の
蒸散が激しくなり、この水蒸気が通気性フィルムにおけ
る微細孔に吸着されて当該フィルム内の気体透過に寄与
する微細孔の実効径などが変化し、このため温湿布構造
物における通気性フィルムの気体透過性は使用中、つま
り湿気が高いときと、乾燥時における気体の透過性値と
は大きく異なると解される。従って、温湿布構造物の使
用時における通気性フィルムの気体透過性は乾燥状態で
測定した空気の透過性よりも水蒸気の透過性によってよ
り現実に即したものとして正しく測定されると考えられ
、これがこの温湿布構造物の特性評価において水蒸気透
過性が重要な指標をなす理由であると解される。
事実、このように水蒸気透過性を制御した通気性フィル
ムを用いると、使用中の温度変化が小さく、しかもロフ
ト間のバラツキが極めて小さく安定した温度特性が再現
性良く得られる。
そこで、本発明者は、上記知見に基づき、再度、鋭意検
討を重ねた結果、特定の発熱体組成物を用い、通気性フ
ィルムとしてはその透湿量がASTM法(E−96−8
0D法)で100〜400 g/鴫2・24hrの範囲
にすると、低温やけどを生じることがなく安全で、しか
も、温熱効果に適した38〜44℃の温度を長時間局所
皮膚に付与することができることを見い出し、本発明を
完成するに至ったものである。
即ち、本発明の温湿布構造物は片面が通気性フィルムで
構成された開放部のない偏平状袋体の内部に、空気の存
在によって発熱する発熱体組成物を封入してなり、該偏
平状袋体の他面に湿布層を設けた温湿布構造物であって
、発熱体組成物が鉄粉40〜75重量%、活性炭1〜1
01!1%、塩化ナトリウム1〜10重量%、水10〜
40重量%、保水剤1〜40重量%からなり、上記通気
性フィルムの透湿1がASTM法(E、96−80D法
)で100〜400 gem2・24h「であることを
特徴とするものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明に用いられる偏平状袋体は片面が通気性フィルム
で構成された開放部のないものであって、該通気性フィ
ルムの透湿量がASTM法(E−96−80D法)で1
00−400g/m2・24hrの範囲のものである。
又、上記偏平状袋体においてその他面は上記の通気性フ
ィルムと同様のものを用いて形成してもよく、或いは他
のフィルムやシートを用いて形成しでもよいのであり、
通気性や透湿性の有無は問わない。
上記偏平状袋体を形成する高分子材料としては、例えば
ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、ポリエステ
ル、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリウレタ
ン、ポリスチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン
化物、エチレン−酢酸ビニル共重合体、天然ゴム、再生
ゴム、合成ゴム等が挙げられる。
又、上記偏平状袋体は、目的に応じて2層以上の樹脂層
で形成されたものでもよいが、その素材の選択に当たり
、ヒートシール性があり、簡単に熱融着できるものを選
ぶのが好ましい、この場合、2層以上の樹脂層が熱融着
できないときには、その間にホットメルト系の接着フィ
ルムを介在させてこれらの樹脂層を接合してもよいが、
このように構成することにより、片面の通気性フィルム
の透湿性が失われないように注意することを要する。
ところで、上記偏平状袋体を補強するために織布もしく
は不織布からなる通気性補強用フィルムを用いるのが好
ましいが、かかる通気性補強用フイルムハ、例工ば、ナ
イロン、ビニロン、ポリエステル、レーヨン、アセテー
ト、アクリル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩
化ビニル等の人工繊維、綿、麻、絹等の天然繊維から選
ばれる1種または2種以上の素材を用いて形成される。
そして、本発明の特徴は、上記偏平状袋体の片面、つま
り後述する湿布層形成面側と反対側が通気性フィルムで
構成されており、該通気性フィルムの透湿1がASTM
法(E−96−80D法)で100〜400g/m’・
24h「の範囲のものである点に有る。
上記ASTM法(E−96−80D法)とは以下に述べ
る方法である。
即ち、カップ内径(直径)6,18c鰺、高さ1,5C
−の容器内に純水20mNを入れ、該容器の上面を通気
性フィルムで閉蓋してロウで固定し、これを恒温(32
,2℃)、恒温(50%)の中に24時間放置する。
次いで、この容器内の水の減少量を測定し、放出(蒸散
)した水の1を[g/ m”・24hrlに換算して表
示する。
本発明では、上記特定の通気性フィルムを用いることに
より、発熱体組成物への空気(酸素)の供給量が定常的
に制御されると共にこの反応熱と水蒸気の放出、つまり
発熱体組成物中の水の蒸散による放熱とのバランスが保
持され、この結果、温湿布効果が得られる所要の温度1
1fflを艮時闇にわたって維持しうるのである。
通気性フィルムの透湿1が、10011/Ill’・2
4hr未満であると発熱量が少な過ぎて温湿布効果が乏
しくなるので好ましくなく、一方、400g/醜2・2
4hrを思えると温度が上昇して最高温度が50℃を超
える場合があり、このため、低温火傷の危険性があるの
でこの場合も好ましくなく、従って、通気性フィルムの
透湿量が150〜350g/講2・24h「の範囲が最
も望ましい。
又、本発明に用いられる発熱体組成物は、空気の存在下
で発熱反応を起こすものが用いられるが、この発熱体組
成物としては、例えば、鉄粉と、該鉄粉の酸化反応を起
こさせたり、9Hの*y及び触媒作用を有する活性炭、
鉄粉表面の酸化皮膜を破壊し、鉄粉の酸化反応を円滑に
進行させるための塩化ナトリウム、更に水、及び該水に
よるベトッキをなくするために用いられる保水剤からな
る。
上記発熱体組成物はその成分比率が鉄40〜75重量%
、活性炭1〜10重量%、塩化す) +7つ41〜10
重量%、水10〜40重量%、保水剤1〜40重量%か
らなるものであり、この範囲以外では、低温やけどを生
じることがなく安全で、しかむ長時間にわたって優れた
温湿布効果を発現する温湿布構造物が得られないのであ
る。
この場合、上記発熱体組成物は上記偏平状袋体に均一に
封入されるが、その充填量は 500〜7000g/m
2の範囲とするのが望ましく、その充填量が、500 
g/ 112未満であると発熱体組成物の充填量が少な
すぎて所望の温度を長時間に亘って維持できず優れた温
湿布効果が得られないのであり、一方、7000g/v
a2 を超えると発熱体組成物の充填量が過剰になって
袋詰めが困難になったり、温湿布構造物が厚くなり過ぎ
て使用感や携帯性が悪くなるうえ、不経済であるから好
ましくないのである。
ところで、上記発熱体組成物中の各成分は製法、用途に
よって種々のものがあるが、使捨てカイロに用いられる
ものであれば、種類、形状、純度を問わず、使用が可能
である。
又、上記保水剤としては、保水性が高く、発熱体組成物
においてそのベトッキを無くするものであれば特に限定
されるものではないが、具体的には、例えばバーミキュ
ライト、シリカ粉、木粉、吸水性ポリマー等のうち少な
くとも一種が挙げられる。
そして、本発明の温湿布構造物は、上記の発熱体組成物
を封入してなる偏平状袋体においてその他面側、つまり
通気性フィルム側と反対側層(パックグランド)に湿布
層を設けてなるものである。
この湿布層は、水又は湿布液、湿布用ペースト等の湿布
薬を保持し、肌を湿布するための層である。
この湿布層は、各種のフィルムやシートからなる湿布保
持部材とその上に延設された湿布基六呼からなる。
この場合、湿布保持部材が偏平状袋体におけるパックグ
ランドを兼ねてもよく、別に、湿布保持部材をパックグ
ランドに接着、融着等の手段によって積層、接合しても
よいのである。
上記湿布保持部材のフィルムやシートの素材としては上
述の通気性フィルムに用いたものと同様のものが挙げら
れる。
湿布保持部材は、上記のように湿布薬を含浸、保持させ
るものであるので、上記のフィルムやシートの他、親水
性高分子物質、例えば紙、不織布、繊布、連続気泡性ス
ポンジ等、毛II管現象を示すもの等を用いるのが望ま
しい。″ 上記湿布層は、目的に応じて、湿布保持部材に湿布基剤
を塗布し患部に直ちに適用しうるものが望ましい。
塗布基剤としては、特に限定されるものではないが、湿
布液、又は、湿布液を含有したペースト状の膏体等が用
いられる。
このように湿布保持部材には湿布基剤が塗布、積層され
るが、かくして得られた湿布層は、皮膚への熱伝導が良
くなるように水分を含有し、かつ粘着性の優れたものと
するのが望ましい。また発熱の際に38〜44℃の温度
においても軟化し湿布層の膏体が皮膚に残らない適度な
凝集性を有することが望ましい。例えば、含水するため
の内容原料としては、CMC,ポリアクリル酸ナトリウ
ム、吸水性樹脂、カオリン、ゼラチン、各種架橋剤等を
用いることができるが、このほかに柔軟性、粘着性等、
所望の物性を得るために各種の原料を用いることができ
る。
上記湿布液としては、特に限定されるものではなく、単
なる水、温泉水、塩化す) リウム水、グリセリン、ハ
ツカ油、サリチル酸メチル、サリチル酸グリコール等常
用のものが単独又は複数配合して用いられるほか、液状
のアルコール類、液状の脂肪酸エステル類等も用い得る
が、これらの液体にはメントール、カンフル、非ステロ
イド剤等常用のものの他、各種の物質を溶解し、更に、
分散安定剤として界面活性剤等を配合して湿布液とする
ことができる。
上記により得られる湿布基材の露出面は更に保護フィル
ムで被覆されるのが好適である。
このように湿布保持部材には湿布基剤が積層されるが、
この場合、該湿布基剤の充填1が400〜2500g/
鋤?のものが好ましく、この充填量が、400g/w”
未満であると湿布基剤の充填量が少なすぎて均一な湿布
基剤層ができず優れた温湿布効果が得られないのであり
、一方、2500g/鵬2を雇えると湿布基剤の充填量
が過剰になって適用後の温度の立ち上がりが鈍(なるの
で即効性に欠ける上、温湿布構造物が厚く、しかも重く
なり過ぎて使用感や携帯性が悪くなり、且つ不経済であ
るから好ましくないのである。
このようにして形成された湿布層は上記偏平状袋体の他
面側に重ね合わせ、その周辺部を、接着、融着、縫製等
の手段によって接合し、偏平状袋体を成形する。
この場合、その周辺部の一端は開放しておき、発熱体成
物を詰めた後この部分を上記の手段でシールする。この
ようにして温湿布構造物が完成される。
本発明の温湿布構造物は、上記特徴を有する結果、従来
は困難であった一定の温度を超えない安全で、しかも温
湿布効果に適した38〜44℃の温度を長時間局所皮膚
に付与することができるのである。
本発明の温湿布構造物は、気密性袋体に収納され、流通
に供されるが、この場合、単品或いは複数のものを連結
して折り畳んで入れておき、使用目的に応じて自白に切
断して用い得るようにしてもよいのである。
[作用1 本発明の温湿布構造物は、上記構成を有し、特定の発熱
体組成物を所定量袋体内に封入してなり、発熱量と放熱
量のバランスを維持しつつ所定温度を長時間に亘って持
続しうる作用を有するのである。つまり、この温湿布構
造物を人体に適用したとき、当該温湿布構造物の温度特
性は、温湿布構造物内の発熱体組成物が空気との酸化反
応によって発生する反応熱と、発汗に伴う気化潜熱及び
発熱体組成物内の水の気化潜熱、更に血流による放熱の
バランスが維持され、この発熱と放熱のバランスの維持
によって所望の温度が長時間に亘って持続される作用を
有するのである。
又、本発明の温湿布構造物は、通気性フィルムとしてそ
の透湿量がASTM法(E−96−80D法)で100
−400g/m” 241+rノ範囲のものを用いるこ
とにより、発熱体組成物が酸素を吸収することによって
偏平状袋体が収縮し、これによって当該袋体と発熱体組
成物が圧着され、該発熱体組成物の片寄りが容易に防止
されると共に偏平状袋体全体の温度分布が均一になる作
用を有するのである。
[実施例] 以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明するが、本発
明はこれに限定されるものではない。
n の°      ゛   の  1第1図において
、(1)は本発明の温湿布構造物であり、該温湿布構造
#(1)は偏平状袋体(2)と、該偏平状袋体(2)に
封入された発熱体組成物(3)、更に上記偏平状袋体(
2)の他面に設けられた湿布層(4)からなり、上記偏
平状袋体(2)はその片面が通気性フィルム(5)で構
成された開放部のない偏平状に形成されている。
上記発熱体組成物(3)は鉄粉40〜750〜75重量
炭1〜10重量%、塩化ナトリウム1〜10重量%、水
10〜40fifi%、保水剤1〜40重量%からなろ
ものである。
そして、この発熱体組成物(3)はその充LJiが単位
面積当たり500〜7000g/+s”に調整されてい
る。
又、湿布層(4)は、湿布保持部材(4a)と湿布基剤
(4b)で形成され、該湿布基剤(4b)には、皮膚へ
の熱伝導が良好で優れた温湿布効果が得られるようにす
るための水分を含有し、且つ皮膚への!理性が優れたも
のとするのが望ましい。
又、湿布基剤(4b)は発熱の際に38〜44℃の温度
で軟化して湿布用の膏が皮膚に残らない適度の凝集性を
有することが望ましい。例えば、含水するための内容原
料としては、CMC、ポリアクリル酸ナトリウム、吸水
性樹脂、カオリン、ゼラチンなどを用いることは周知で
あるが、このほかに温湿布構造物として適した基剤及び
薬液を含ませてもよい。
そして、上記湿布基剤(4b)はその充填量が単位面積
当たり400〜2500./論2に調!されている。
そして、上記湿布N(4)はその湿布保持部材(4a)
を偏平状袋体(2)の他面に接着層(6)を介して固着
される。
又、本発明において、上記偏平状袋体(2)はその片面
が通気性フィルム(5)で構成されているが、該通気性
フィルム(5)は、通気性基材フィルム(5a)と通気
性補強用フィルム(5b)からなり、その透湿量がAS
TM法(E−96−80D法)で100〜400g/m
”・241+rとなるように調整されでなる。
つまり、本発明の温湿布構造物(1)は、これを人体に
密着させて使用したときに、皮膚の最高温度が38〜4
4℃の所望の一定温度を超えないようにするために、通
気性フィルム(5)の透湿量をASTM法(E−96−
80D法)で100〜400g/m”・24h「の範囲
内に押さえたものであるが、好ましくは該透湿量が15
0〜350 g/ a”・24hrの範囲とするのがよ
い。
通気性フィルム(5)の3!1湿量を150〜350g
/m”・24h「の範囲内にすることで、該温湿布構造
物(1)を人体に密着させたときに、皮膚の最適温度で
ある39〜43℃程度に制御することが容易にできると
共に皮膚温度の安定性が確保されるのである。
具体的には通気性フィルム(5)としで、通気性基材フ
ィルム(5a)と、織布もしくは不織布からなる通気性
補強用フィルム(5b)をラミネートして形成した後、
これを延伸したり或いはこの延伸したフィルムから充填
剤を抽出してその透湿量を上記範囲に調整してなる積層
フィルムで形成したものを用いてもよいのである。
又、通気性フィルム(5)としては、上記実施例に代え
て、通気性補強用フィルム(5b)は用いず、通気性基
材フィルム(5a)のみで形成したものでもよいのであ
る。
ところで、上記偏平状袋体(2)における通気性フィル
ム(5)はその柔らかさが、ループステ7ネステスタに
おいて2.5g以下であることが好ましい、このように
すると、発熱体組成物(3)が酸素を吸収する時に当該
袋体(2)が容易に収縮し、発熱体組成物(3)と通気
性フィルム(5)が密着し、発熱体組成物(3)の片寄
りが容易に防止されるので有利である。
尚、(7)は保!!Iフィルムであり、該保護フィルム
(7)によって上記湿布基剤(4°b)表面が被覆、保
護されている。
そして、本発明の温湿布構造物(1)は気密性袋体(C
)に封入されて流通に供される。
本発明の温湿布構造物(1)は、上記構成を有し、その
使用時には気密性袋体(C)から温湿布構造物(1)を
取り出し、保31フィルム(6)を剥がし、湿布層(4
)を患部に密着させる。
そうすると、その皮膚の温度が38〜44℃の所望の範
囲に調整される。
以下、本実施例の温湿布構造物(1)を使用し、実験し
た結果について述べる。
第1図に示す、温湿布構造物(1)を用い、気密性袋体
(C)から温湿布構造物(1)を取り出し、これを皮膚
(M部)側に貼着し、この皮膚(腰部)gAに固定した
5本の熱電対を用いて当該皮膚(Ill)部の温度変化
を理化工業株式会社のSBR・187−35CAにて記
録した。
テストは、下記(ア)〜(力)の各測定条件を変化させ
て、温度特性を得ることによって行った。
(ア)通気性フィルムの透湿量 (イ)湿布層の面積 (つ)湿布基剤の充填量 (1)発熱体組成物の組成 (オ)発熱体組成物の充’jEjl (力)貼付部位 テスト1 本テストでは、(ア)通気性フィルムの透湿量を6通り
に変えて温度特性を測定した。その結果を第2図〜第7
図に示す。
尚、上記結果は、パネラ−10人の腰部に適用したとき
の平均値である。
上記通気性フィルムの透湿l(ア)がASTM法(E−
96−80D法)で110g/aa’・24hr(実施
例1)、164g/I02・241+ r (実施例2
)、212g/ m2・24 hr(実施例3)、36
3g/m2・241tr(実施例4)、85 g/ m
2・24br(比較例1)、436g/鍮2・24hr
(比較例2)の6通りとし、その他の(イ)〜(力)の
条件は下記の通りとする。
(イ)120mmX90mi* (つ)湿布基剤の充填11810g/l112(1)R
z鉄粉60重量%、活性炭3重量%、食塩3重量%、保
水M3重量%、水31重量%(オ)発熱体組成物の充填
jil 8g(1666,7g/論2) (カ)腰部 第2図〜第7図に示す結果より、通気性フィルムの透湿
量によって酸素の吸収量や水蒸気の放出等による放熱量
が異なるために、これらのバランスの差異により皮膚の
最高温度も異なり温湿布効果が変化することが認められ
る。
即ち、第6図に示すように透湿ユが85 g/ m2・
24hrでは発熱量が少ないので温湿布効果が乏しく、
温湿布構造物として使用しえないことが認められる。
一方、第7図に示すように、透湿1が43611I/−
2・24hrを超えると、温度特性に示す如く貼付後約
30分間で皮膚の温度が48.5℃に達し、その後熱く
なり過ぎてパネラ−による測定が不可能であり、従って
、火傷の危険性があり、温湿布構造物として使用しえな
いことが認められた。
上記試験において、透湿1と皮膚の最高温度の関係を第
8図に示す。
以上の結果より、透湿量がASTM法(E−96−80
D法)で100−400g/m’・241+rの範囲が
好ましく、この場合、皮膚温度はそれぞれ約38〜44
℃の最良温度に制御されることが認められろ(第2図〜
第5図の特性図)。
その温度の持続時間は約4〜8時間と艮く、且つ安定す
るのであり、待に、透湿1が150〜350 [1/ 
II2・24brの範囲にするのが、温湿布時間が5〜
7時間であり、設ら望ましいのである。
テスト2 又、人体に適用したとき異和感や突張り感がなくて運動
機能を阻害することがない範囲で湿布層の面積を変化さ
せ、これを上記と同様に皮膚に適用して温度特性を調査
したところ、上記範囲では温度特性に差異がないことが
認められた。
即ち、下記に示す[Alタイプの温湿布構造物と[Bl
タイプの温湿布構造物を用い、これらを腰部に適用した
際の温湿布下の皮膚濃度を測定した。
その結果を第9図に示す。
尚、第9図に示す結果は、パネラ−10人の腰部に適用
したときの平均値である。
[A1タイプ (ア)透湿量(212g/ m2・24hr)(イ )
100+*鯵× 70−一 (つ)湿布基剤の充111(810g/ m2)(1)
発熱体組成物の組成は上記と同じ(オ)発熱体組成物の
充’9E IL 11.7g (1666,7g/ m
2)[Blタイプ (ア)透湿t(212g/ m2・24hr)(イ )
130−一× 95 鴫− (+7)湿布基剤の充填1t(810g/ n2)(1
)発熱体組成物の組成は上記と同じ(オ)発熱体組成物
の充填fi20.6g (1686,7g/ m2)こ
の結果より、人体に適用したとき、異和感や突張り感の
ない範囲で温湿布層の面積が変化させても、適用部にお
ける皮膚の最高温度がさほど変わらず、このため、湿布
層の面積が大きくなると、皮膚の温湿布面積、つまり皮
膚の温湿布面積が大きくなるので人体におけるの血液中
の赤血球の移動が活発になり、その結果、血流が広領域
においテ(Ijfflれるので、優れた温湿布効果が得
られると解される。
テスト3 ここでは、テスト1と同様の温湿布構造物を用い、該温
湿布構造物が外気温に影Vされるが否かを測定した。
その結果、外気温(温度20℃の恒温室と温度50℃の
恒温室)は温度特性に影響しないことが認められた。つ
まり、外気温の変化に比べ、皮膚温度の特性は外気温の
影響をほとんど受けず、安定であった。
この理由としで、発熱体組成物が密着しているため、発
熱体組成物の片寄りがなく、該発熱体組成物と酸素との
接触が常に安定であるので、一定の発熱が持続したため
と思われる。また、人体の恒温作用1こよろ発汗による
要因もあると考えられ、つまり外気温が上昇し、体温が
高くなる程発汗により体温を下げようとすることが行な
われるためと考えられる。
以上の実験から、本発明の温湿布構造物は、皮膚の最高
温度が制御でき、神経痛、慢性リューマチ、腰痛及びヘ
ルペス等の治療に効果があると解される。
[発明の効果1 本発明は、上述のとおり構成されているので、次に記載
する効果を奏する。
1llJ求項1の温湿布構造物においては、特定の発熱
体組成物を所定量袋体内に封入して皮膚の温度を所望の
範囲に制御できるようにしたものであり、従って、長時
間にわたってその温度を持続できるので、局所の血行促
進、代謝機能の改善に効果を発揮すだけでなく、発熱量
と放熱量のバランスを維持しつつ所定温度を長時間に亘
って持続しうる効果を有するのである。
又、この温度湿布構造物は、通気性フィルムとしてその
透湿量がASTM法(E−96−80D法)で100−
400g/is2・24hrの範囲のものを用いること
により、発熱組成物が酸素を吸収することによって偏平
状袋体が収縮し、これによって当該袋体と発熱組成物が
圧着され、発熱組成物の片寄りが容易に防止されると共
に偏平状袋体全体の温度分布が均一になる効果を有する
のである。
請求項2の温湿布構造物においては、発熱体組成物の充
填量が SOO〜7000g/m”の範囲なので所望の
温度を長時間に亘って維持できるのであり、このため優
れた温湿布効果が得られる上、温湿布構造物の厚味が適
度で携帯性が良好であり、しかも経済的である効果を有
するのであ′る。
請求項3の温湿布構造物においては、湿布層における湿
布基剤の充填量が400〜2500g/■2の範囲なの
で湿布基剤の充填量が適度で優れた温湿布効果が得られ
る上、適用後の温度の立ち上がりが良好で即効性に優れ
るのであり、しかも使用感や携帯性が良好で、且つ経済
的である効果を有するのである。
請求項4の温湿布構造物において(上、保水剤としてバ
ーミキエライト、シリカ粉、木粉、吸水性ポリマーのう
ち少なくとも一種を用いているのでベトッキがなく、温
湿布構造物の生産性が良好である上、使用感も優れる効
果を有するのである。
【図面の簡単な説明】
tlIJ1図は本発明の温湿布構造物の一実施例を示す
縦断面図、第2図ないし第5図は各々透湿量を変えた他
の実施例の温度特性を示す特性図、第6図及び第7図は
比較例の温度特性を示す特性図、第8図は透湿量と皮膚
の最高温度の関係を示す特性関係図、第9図は[A]タ
イプの温湿布構造物と[B]タイプの温湿布構造物を人
体に適用した際の皮膚温度を対比するための特性図であ
る。 (1)・・・温湿布構造物、(2)・・・偏平状袋体、
(3)・・・発熱体組成物、(4)・・・湿布層、(4
a)・・・温湿布保持部材、(4b)・・・湿布基剤、
(5)・・・通気性フィルム、(5a)・・・通気性基
材フィルム、(5b)・・・通気性補強用フィルム、C
・・・気密性袋体。 特許出願人 7エリツク株式会社 第1図 1・・・−・温温荀構造物 2−・−・−謳平杖袋体 3・・−・発熱体組成物 4・−・−・−湿布層 4a・−−−一温布保持部材 4b−・−−−4布基材 5−−−−−一過真性フィルム 5a−−・・・−通気性基材フィルム 5b−・・−通気ff補強用フィルム 6−−−−−・接着層 7−・・−・保護フィルム C・−・−気密性袋体 第2図 経A時間(h「) 第4図 第5図 経通岡間(?y) 第6図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)片面が通気性フィルムで構成された開放部のない
    偏平状袋体の内部に、空気の存在によって発熱する発熱
    体組成物を封入してなり、該偏平状袋体の他面に湿布層
    を設けた温湿布構造物であって、上記発熱体組成物が鉄
    粉40〜75重量%、活性炭1〜10重量%、塩化ナト
    リウム1〜10重量%、水10〜40重量%、保水剤1
    〜40重量%からなり、上記通気性フィルムの透湿量が
    ASTM法(E−96−80D法)で100〜400g
    /m^2・24hrであることを特徴とする温湿布構造
    物。
  2. (2)上記発熱体組成物の充填量が500〜7000g
    /m^2である請求項1項に記載の温湿布構造物。
  3. (3)上記湿布層における湿布基剤の充填量が400〜
    2500g/m^2である請求項1又は2に記載の温湿
    布構造物。
  4. (4)保水剤がバーミキュライト、シリカ粉、木粉、吸
    水性ポリマーのうち少なくとも一種である請求項1ない
    し3のいずれかに記載の温湿布構造物。
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