JP2007236410A - 蒸気温熱タオル - Google Patents

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Michihito Igaki
通人 井垣
Masataka Ishikawa
雅隆 石川
Yoshiaki Kumamoto
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Abstract

【課題】蒸しタオルとして適した温度が十分な時間持続する蒸気温熱タオルを提供すること。
【解決手段】蒸気温熱タオル10は、収容体12内に、被酸化性金属、水、電解質及び反応促進剤を含有する水蒸気発生部11が収容されてなる。被酸化性金属/水が重量比で0.1〜10である。蒸気温熱タオル10全体の剛性値は0.01〜10N/幅8cmである。収容体12は、肌に近い側に位置する第1の通気面13と、肌から遠い側に位置する第2の通気面14とを有する。第1の通気面13の側を使用者の肌に当接させた状態下に第1の通気面13を通じて水蒸気発生部11から生じた水蒸気を使用者の肌に適用して湿潤させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、所定温度の水蒸気の発生が可能な蒸気温熱タオルに関する。
介護を要する者の身体を清潔に保つための簡便な手段として、蒸しタオルによる身体の清拭が広く行われている。しかし蒸しタオルの適温持続時間は、身体全体を十分に清拭するに足るほどは長くない。従って清拭の途中で蒸しタオルの温度が低下し、被介護者に冷感を与えることがしばしばある。被介護者には体力ないし抵抗力の低下している者が多いことから、身体が冷やされることは体調を崩す原因となる。
前記の蒸しタオルとは別に、本出願人は先に、被酸化性金属の酸化によって生ずる熱を利用した水蒸気発生部を有する蒸気温熱具を提案した(特許文献1参照)。該蒸気温熱具は、これを身体に適用することで、身体の各種生理機能が改善されるという利点を有している。しかしこの蒸気温熱具は、その面積が、最大でも200cm2程度という比較的小さなものであり、蒸しタオルとして使用するには面積が十分なものとは言えない。
国際公開第2005/058213号パンフレット
従って本発明の目的は、前述した従来技術がよりも性能が一層向上した蒸しタオルを提供することにある。
本発明は、収容体内に、被酸化性金属、水、電解質及び反応促進剤を含有する水蒸気発生部が収容されてなる蒸気温熱タオルであって、
被酸化性金属/水が重量比で0.1〜10であり、蒸気温熱タオル全体の剛性値が0.01〜10N/幅8cmである蒸気温熱タオルを提供するものである。
本発明の蒸気温熱タオルは、蒸しタオルとして適した温度が十分な時間持続するものである。また、本発明の蒸気温熱タオルは布タオルに近い剛性を有しているので、使用者の身体にフィットしやすい。更に、心臓に負担を掛けずに発汗作用があり、代謝が促進される。
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1には、本発明の蒸気温熱タオルの一実施形態の一部破断斜視図が示されている。図2は、図1におけるII−II線断面図である。図1及び図2に示す蒸気温熱タオル10は略扁平な形状であり、水蒸気発生部11及び該水蒸気発生部11を収容する収容体12を備えている。収容体12は扁平なものであり、複数のシート材を貼り合わせて、水蒸気発生部11が収容される密閉空間が形成されたものである。扁平な形状を有する収容体12は、第1の通気面13及びそれと反対側に位置する第2の通気面14を有している。各通気面13,14は何れも空気及び水蒸気の透過が可能になっている。水蒸気発生部11には、被酸化性金属のほかに水等が含まれており、水蒸気発生部11が酸素と接触して発熱することを利用して、水蒸気を発生させている。
図1に示すように、タオル10は矩形状をしている。このタオル10は長辺とそれに直交する短辺とを有しているが、タオル10の形態はこれに限られず四辺が同じ長さである正方形であってもよい。またタオル10は矩形に限られず、タオルとして用いられ得る形状であればその形状に制限はない。
タオル10は、その第1の通気面13の側が使用者の肌面に対向し、第2の通気面14の側が外方を向くように使用される。水蒸気発生部11の発熱によって発生した水蒸気は、第1の通気面13を通じて対象物である肌面に付与されるようになっている。先に述べた通り、収容体12の各面は通気面となっているが、水蒸気は、第2の通気面14に比較して、第1の通気面13を通じて優先的に放出されるようになっている。この理由については後述する。
タオル10は、第1の通気面13を使用者の肌に当接させた状態下に第1の通気面13を通じて水蒸気発生部11から生じた水蒸気を使用者の肌に直接適用してこれを湿潤させる。それによって蒸しタオルを用いた場合と同様の効果が奏される。しかも蒸しタオルと異なり、本実施形態のタオルでは、適度な温度の水蒸気の発生が持続するので、肌を湿潤させるのみならず、適用部位及びその周辺の皮膚温度を上昇させ、また全身の皮膚平均温度も上昇させる。それによって、発汗が促進されてサウナ浴的な代謝促進の効果が生じる。つまり、身体に負担をかけずに心地よく汗をかき、また血行が促進されるという有利な効果が生じる。また、この効果は、体力が低下している者、例えば高齢者等の介護を要する者向けの代替入浴法としても有効である。高齢者等の入浴には、血圧の上昇や心拍数の増大などが懸念されるが、本実施形態のタオル10を用いた代替入浴法にはそのようなおそれがない。更に、本実施形態のタオル10によれば、身体が温まることで脳波(アルファ波)が上昇し、リラクゼーション効果も期待できる。従って、本実施形態のタオル10は、看護用のタオルとして特に有用である。看護とは、病気や怪我をしている者を病院内外で手当てしたり世話したりすることのみならず、寝たきり或いはそれに近い者を病院内外で世話すること、つまり介護することを含む概念である。
図3には、本実施形態のタオル10の使用方法の一例が示されている。本例は、起き上がりに介護を要する者にタオル10を適用した例である。本例では、先ず仰向けの状態で横になっている被介護者を横向きの姿勢にする。このとき、被介護者の上半身の着衣をとっておく。そして、下側になっている脇腹と布団との間にタオル10を挿入する。本実施形態の蒸気温熱タオル10はその全体の剛性値が、後述するように0.01〜10N/幅8cmであることから、該タオル10自体がよれることなく、タオル10を首尾良く挿入できる。この場合、タオル10における第1の通気面13が被介護者の肌に向くようにタオル10を挿入する。つまり、タオル10における第1の通気面13が被介護者の肌と直接接するようにする。タオル10が挿入できたら、被介護者をもとの仰向けの姿勢に戻す。この状態下にタオル10の水蒸気発生部11から水蒸気を発生させることで、被介護者の肌に所定温度に加熱された水蒸気を適用する。
これによって上述の有利な効果が奏される。また、この使用方法によれば、布団を始めとする寝具を水蒸気で濡らすことなく、被介護者に水蒸気を適用することができる。通常の蒸しタオルを用いた場合には、タオルに含まれている水分によって布団等が濡れてしまうので、このような使用の仕方は決してできない。本使用方法の場合、タオル10の適用時間は0.5〜30分程度とすることが適切である。
なお、図3においては、タオル10は被介護者の背中の一部を覆う大きさであったが、タオル10の寸法はこれに限られない。例えばタオル10を、被介護者の背中の全域を覆う大きさとすることができる。或いはタオル10を、被介護者の肩から踵までを覆う大きさとすることもできる。更には、被介護者の背中と布団との間にタオル10を挿入することに加えて、被介護者の胸部や腹部に別のタオル10を掛けてもよい。タオル10による被覆の度合いが大きくなるほど、上述したサウナ的な効果等が一層顕著になる。
図4には、本実施形態のタオル10の別の使用方法が示されている。本例は、開腹手術をした者にタオル10を適用した例である。開腹手術をした者は術後に排ガスが必要であるところ、本実施形態のタオル10を適用することで血行が促進されて排ガスが起こるまでの日数が促進される。具体的には、先ず、対象者を俯せにする。また、対象者の腹部に対応する背中の部分の肌を露出させる。その露出した部分にタオル10を載置する。この場合、タオル10における第1の通気面13が対象者の肌に向くようにタオル10を載置する。つまり、タオル10における第1の通気面13が被介護者の肌と直接接するようにする。このタオル10の上に、該タオル10よりも寸法の大きな浴用タオル(図示せず)を重ねて該タオル10を覆う。浴用タオルは、タオル10を保温する目的で用いられる。この状態下に対象者の腹部に水蒸気を適用する。適用時間は0.5〜30分程度である。この操作を一日に1〜5回程度行うことで、タオル10を適用しない場合に比べて排ガスが生じるまでの期間を短縮化することが可能になる。
図5は、対象者の上体を起こした状態で本実施形態のタオル10を適用した例である。本使用方法では、対象者の首部及び肩部の領域の肌を露出させる。タオル10を横長に広げ、その露出した部分にタオル10を載置する。この場合、タオル10における第1の通気面13が対象者の肌に向くようにする。つまり、タオル10における第1の通気面13が被介護者の肌と直接接するようにする。また、タオル10位置ずれを起こしたり、落下したりしないようにするために、粘着テープを始めとする各種の固定手段(図示せず)によって、タオル10を対象者の身体に固定することが好ましい。本使用方法においては、図4に示す使用方法の説明で述べたのと同様に、タオル10の上に、該タオル10よりも寸法の大きな浴用タオル(図示せず)を重ねて該タオル10を覆、該タオル10を保温することが好ましい。この状態下に対象者の首部及び肩部に水蒸気を適用する。適用時間は0.5〜30分程度である。
水蒸気が外部へ放出される面である第1の通気面13はその面積が1〜20000cm2、特に200〜15000cm2であることが、使用者の身体の広い面積にわたって水蒸気を付与し得る点から好ましい。
本実施形態のタオル10は、通常の蒸しタオルの代替として用いられ得るものであるから、布タオルに類似の剛性ないしドレープ性を有していることが望ましい。この観点から、本実施形態においてはタオル10の剛性値を0.01〜10N/幅8cmに設定し、好ましくは0.1〜5.0N/幅8cmに設定している。この範囲の剛性値とすることで、取り扱い性や、風合い、肌触りに優れたタオルとすることができる。タオル10の剛性値は、水蒸気発生部11や収容体12の材質を適切に選択することで調整することができる。タオル10の剛性値は、曲げ強度試験機「RTA−500」(株式会社オリエンテック)にて測定する。測定方法は、蒸気温熱タオルから長さ10cm、幅8cmの矩形の試験体を切り出す。この試験体を、スパン間距離50mmで両端を支える。この状態下に試験体中央部を、幅50mm、先端半径5mmの押圧部材にて、クロスヘッドスピード20mm/minで負荷を与える。そのときの最大荷重を剛性値とする。
また、本実施形態のタオル10は、通常の蒸しタオルの代替として用いられ得るものであるから、その目的に適った大きさを有していることが好ましい。具体的には、その面積が10〜5000cm2、特に200〜2000cm2であることが好ましい。このこと、及び前述の剛性値に関連して、タオル10は、面積(cm2)に対する厚み(mm)の比率(面積/厚み)が、0.2〜20000cm2/mm、特に10〜1000cm2/mmであることが、十分に広い面積を有しつつ、風合い、肌触りに優れたタオルとすることができる点から好ましい。
先に述べた通り、本実施形態のタオル10においては、第1の通気面13及び第2の通気面14の通気度を適切に調整することで、第1の通気面13を通じて水蒸気が優先的に放出されるようになっている。具体的には、第2の通気面の通気度を、第1の通気面の通気度よりも大きくしている。JIS P8117によって測定される通気度は、一定の圧力のもとで100mlの空気が通過する時間で定義されるものだから、通気度が大きいことは、空気の通過に時間がかかることを意味している。即ち通気性が低いことを意味している。逆に、通気度が小さいことは、通気性が高いことを意味している。このように、通気度の大小と通気性の高低とは逆の関係になっている。通気性に関して第1の通気面13及び第2の通気面14を比較すると、第1通気面13の方が、第2の通気面14よりも通気性が高くなっている。
通気性の高低が前述の関係になっている条件下で、第2の通気面の通気度を好ましくは100〜30000秒/(100ml・6.42cm2)、更に好ましくは1000〜25000秒/(100ml・6.42cm2)、一層好ましくは5000〜20000秒/(100ml・6.42cm2)とすることで、空気は第2の通気面14を通じて優先的に流入すると共に、水蒸気は第1の通気面13を通じて優先的に放出されることが本発明者らの検討の結果判明した。その結果、タオル10の寸法が大きい場合であっても、発熱体11の全体にわたる空気の供給が安定的に行われ、発熱体11が均一に発熱する。そして発熱によって発生した水蒸気は、第1の通気面13を通じて使用者の肌面に均一に付与される。
シート材料の気体の透過させやすさを表す物性値としては、前述の通気度の他に透湿度(JIS Z0208、40℃、90%RH、以下、透湿度というときにはこの方法の測定値をいう)が知られている。そして、使い捨てカイロのような発熱具における通気性シート材料の気体の透過のさせやすさは、専ら透湿度によって表されている。これに対して本実施形態においては、透湿度ではなく、通気度によって気体の透過のさせやすさを評価している。そして、通気度の値を調整することで、両面が通気性を有する蒸気温熱タオル10において、優先的に一方の面から水蒸気を放出させることが可能となったものである。この理由は、通気度と透湿度とで、その測定条件が相違することに起因していると本発明者らは考えている。透湿度は静水圧下で測定されるのに対し、通気度は加圧下に測定される。本実施形態のタオル10においては、発熱体11の発熱によって水蒸気が発生し、収容体12内は正圧状態になっている。このような状態下での気体の透過のさせやすさを評価するには、静水圧下で測定される透湿度を用いるよりも、加圧下で測定される通気度を用いた方が、実際の状態に合っていると考えられる。
先に述べた通り、外方を向く面である第2の通気面14は、外部から空気を流入させるものの、外部への水蒸気の放出量は、第1の通気面13よりも低いものとなっている。即ち、第2の通気面14を通じての空気の流入量が多いからと言って、水蒸気の放出量も多いとは言えないのである。この理由の一つは、収容体12の各面が通気性を有していることにある。つまり、第1の通気面13と第2の通気面14の通気度のバランスが、第2の通気面14における空気の流入量及び水蒸気の放出量に影響している。そこで、第2の通気面14を通じての空気の流入を確保しつつ、水蒸気の放出を抑制させる観点から、第2の通気面14の通気度を、第1の通気面13の通気度の5倍以上、特に10倍以上とすることが好ましい。或いは、第1の通気面13の通気度と第2の通気面14の通気度との比を0〜0.5、特に0〜0.2とすることも好ましい。これによって、第2の通気面14を通じての水蒸気の放出を一層減じさせることができ、且つ第1の通気面13を通じての水蒸気の放出を一層増加させることができる。
第1の通気面13の通気度そのものは、第2の通気面14の通気度、及び第2の通気面14と第1の通気面13との通気度の比率が先に述べた範囲となることを条件として、0.01〜15000秒/(100ml・6.42cm2 )、特に0.01〜10000秒/(100ml・6.42cm2)であることが好ましい。これによって、第2の通気面14を通じての水蒸気の放出を更に一層減じさせることができ、且つ第1の通気面13を通じての水蒸気の放出を更に一層増加させることができる。
第1の通気面13及び第2の通気面14は、それらの通気度をコントロールすることに加えて、それらの透湿度もコントロールすることで、発熱体11の発熱特性が良好なものとなる。通気度が水蒸気の放出の程度に関連しているのに対して、透湿度は空気の流入の程度に関連している。この理由は、先に述べた透湿度の測定条件から明らかなように、透湿度は静水圧下で測定されるものなので、大気圧下での空気の通過のしやすさを評価するのに適しているからである。第1の通気面13の透湿度は1000〜6000g/(m2・24h)、特に2000〜6000g/(m2・24h)であることが好ましい。一方、第2の通気面14の透湿度は800〜6000g/(m2・24h)、特に1000〜5000g/(m2・24h)であることが好ましい。なおJISで定められた透湿度は、所定量の塩化カルシウムを用いて測定されるために、吸湿重量に上限があり6000g/(m2・24h)以上の透湿度を測定することが困難である。本発明はJISの測定方法に従うので透湿度の上限を6000g/(m2・24h)としたが、実際には6000g/(m2・24h)以上の透湿度のものも用いることができる。
先に述べた通り、シート材料の気体の透過させやすさを表す物性値としては、通気度と透湿度が代表的なものである。両者の相関関係は、シート材料によってまちまちである。つまり、シート材料によっては両者間に或る程度の相関関係がある場合もあれば、相関関係がない場合もある。従って、本実施形態において、各通気面の通気度に加えて透湿度の好ましい範囲を設定することは、技術的な意義を有するものである。
ところで、蒸気温熱タオルにおける着用者の肌に対向する面のみが通気面である構造の場合には、空気はタオルの周縁部から流入することになる。従って、そのような構造のタオルは、その面積が大きくなると、周縁部と中央部とで空気の供給の程度が相違することに起因して発熱の程度も相違してしまう。つまり、発熱が不均一になりやすくなる。これに対して本実施形態のタオル10では、肌に対向しない第2の通気面14を通じて空気が供給されるので、比較的面積の大きい本実施形態のタオル10であっても、均一な発熱が可能である。つまり、両面が通気性を有する構造の本実施形態のタオル10は、その面積が大きい場合に、両面通気性であることの意義が顕著となる。
タオル10の全体を一層均一に発熱させるためには、その周囲からの空気の流入を抑制して、第2の通気面14を通じての空気の供給と、タオル10の周囲からの空気の流入とをバランスさせることが好ましい。この観点から、本実施形態のタオル10は、図1及び図2に示すように、その周縁部に、第1の通気面13と第2の通気面14との接合して形成された周縁接合部15を有していることが好ましい。周縁接合部15は、水蒸気発生部11の周囲を連続して取り囲むように形成されており、該周縁接合部15には水蒸気発生部11が存在していない。周縁接合部15が形成されていることで、これが抵抗になってタオル10の周囲から水蒸気発生部11へ向けて空気が流入しづらくなる。
タオル10の周囲からの空気の流入を効果的に抑制する観点から、周縁接合部15の幅は0.1〜100mm、特に10〜50mmであることが好ましい。なお、本実施形態におけるタオル10では、周縁接合部15の幅は四辺の何れにおいても同じであるが、これに制限されない。また、周縁接合部15は、水蒸気発生部11を連続して取り囲むように形成されているが、これに限られず水蒸気発生部11を断続的に取り囲むように周縁接合部15が形成されていてもよい。
図1及び図2に示す通り、周縁接合部15は、閉じた形状をしている接合部位16と、該接合部位16によって取り囲まれた非接合部位17とを有している。非接合部位17には空間が形成されている。周縁接合部15がこのような構造を有していることで、非接合部位17に形成されている空間が、タオル10の周囲から流入する空気の調節部となる。その結果、タオル10の周囲からの空気の流入が一層効果的に抑制される。
図2に示すように、タオル10における第1の通気面13及び第2の通気面14は何れもシート材から構成されている。どのようなシート材を用いるかは、シート材の通気度、透湿度、風合い、肌触り、強度、粉体の漏れ出し防止等を考慮して適宜決定すればよい。通気度を支配し且つ粉体の漏れ出しを防止するシート材としては、メルトブローン不織布や透湿性フィルムが好適に用いられる。透湿性フィルムは、熱可塑性樹脂及び該樹脂と相溶性のない有機又は無機のフィラーの溶融混練物をフィルム状に成形し、一軸又は二軸延伸して得られたものであり、微細な多孔質構造になっている。強度を付与する目的で用いられるシート材としては、スパンボンド不織布が好適に用いられる。また風合いを良好にする目的で用いられるシート材としては、サーマルボンド不織布が好適に用いられる。種々の通気度及び透湿度を有するシート材を組み合わせて積層シートを構成することで、各通気面の通気度及び透湿度を所望の値に設定する自由度が増す。一例として、三層構造の積層シートにおいて、最内層としてスパンボンド不織布を用い、中間層としてメルトブローン不織布を用い、最外層としてサーマルボンド不織布を用いることができる。
収容体12に収容される発熱体11は、被酸化性金属、反応促進剤、電解質及び水を含む発熱シート又は発熱粉体からなる。発熱体11が発熱シートからなる場合には、発熱シートは被酸化性金属、反応促進剤、繊維状物、電解質及び水を含む繊維シートから構成されていることが好ましい。つまり、発熱シートは、被酸化性金属、反応促進剤、繊維状物及び電解質を含む繊維シートが含水状態となっているものであることが好ましい。特に、発熱シートは、被酸化性金属、反応促進剤及び繊維状物を含有する成形シートに、電解質水溶液を含有させて構成されていることが好ましい。発熱シートとしては、湿式抄造により得られたシート状物や、発熱粉体を紙等で挟持してなる積層体等が挙げられる。そのような発熱シートは、例えば本出願人の先の出願に係る特開2003−102761号公報に記載の湿式抄造法や、ダイコーターを用いたエクストルージョン法を用いて製造することができる。一方、発熱体11が発熱粉体からなる場合には、発熱粉体は被酸化性金属、反応促進剤、保水剤、電解質及び水を含んで構成されていることが好ましい。発熱シート及び発熱粉体のうち、温度分布を均一化する事が容易であり、また、被酸化性金属の担持能力が優れている点から、発熱シートを用いることが好ましい。
本実施形態のタオル10は、その使用前は、その全体が酸素バリア性を有する包装材(図示せず)によって包装されて、発熱体11が空気中の酸素と接触しないようになされている。酸素バリア性の材料としては、例えばその酸素透過係数(ASTM D3985)が10cm3・mm/(m2・d・MPa)以下、特に2cm3・mm/(m2・d・MPa)以下であるようなものが好ましい。具体的にはエチレン−ビニルアルコール共重合体やポリアクリロニトリル等のフィルム、又はそのようなフィルムにセラミック若しくはアルミニウム等を蒸着したフィルムが挙げられる。
本実施形態のタオル10においては、該タオル10を包装材から取り出して空気(酸素)と接触してから発熱温度がピークに達するまでの時間、つまり発熱温度の立ち上がり時間が重要である。立ち上がり時間が長すぎると、タオル10が温まるまでの間に、使用者に冷感を与えてしまうことがある。また、立ち上がり時間に加えて、水蒸気発生の持続時間も重要である。持続時間が短すぎると、肌を十分に湿潤させにくいことがある。
これらの観点から、タオル10は、空気(酸素)と接触してから比較的短時間で、その発熱温度がピークに到達するように構成されている。具体的には、タオル10は、空気(酸素)との接触開始から30分以内に、好ましくは10分以内にピークに到達することが好ましい。図6には、本実施形態の蒸気温熱タオル10の発熱温度プロファイルの一例が示されている。この図から明らかなように、タオル10は発熱開始から所定時間経過するまでは温度が素早く上昇する。そしてピーク温度に到達した後、温度が徐々に低下し、その後はほぼ一定の発熱温度で推移する。タオル10がピーク温度に到達した後に、タオル10を使用者の肌に適用することで、同図に示すように、約35℃である皮膚表面温度が、約38−40℃に上昇する。これによって使用者に”ハッとした温感”を与えることができる(図6中「*」で示した位置)。これによって交感神経優位から副交感神経優位となり、使用者にリラックス感を与える。その後はこの皮膚表面温度が持続し、使用者に心地よい温感を与えることができる(図6中「**」で示した位置)。タオル10のピーク温度到達時間は次のようにして測定される。酸素バリア性を有する包材を開封し、タオル10を取り出し、直ちに肌に近い側に位置する第1の通気面中央部表面に温度センサー(LT−ST08−12;グラム社製)を取り付け、温度ユニット(LT−HM4;グラム社製)にて記録する。測定は、大気下(開放系)で行う。
これらの観点から、タオル10は、空気(酸素)と接触してから比較的短時間で、肌を十分に湿潤させ得るような量及び/又は温度の水蒸気が発生するように構成されている。且つタオル10は、肌を十分に湿潤させ得る温度状態が数分ないし数十分維持されるように構成されている。具体的には、タオル10は、その水蒸気発生量が、空気(酸素)との接触開始から10分後までの積算発生量が1〜100mg/cm2、特に5〜50mg/cm2であることが好ましい。水蒸気発生量は、以下の方法で測定される。例えば、直方体の密閉容器を用意する。この密閉容器にはその一つの面に、タオル10と同形状の穴が開いている。タオル10を、その水蒸気発生面と密閉容器の穴とが一致するように、密閉容器に配置する。密閉容器から空気が漏れ出ないようにタオル10と密閉容器の接触部をテープ等で密封する。密閉容器内にファンを設置し、容器内の空気を攪拌しておく。この状態下に容器内部の湿度を湿度センサーにて計測する。そして以下の式より水蒸気発生面から発生した蒸気量を算出する。ここで、eは水蒸気圧(Pa)、esは飽和水蒸気圧(Pa:JIS Z8806より引用)、Tは温度(℃:乾球温度)である。
相対湿度U(%RH)=(e/es)×100
絶対湿度D(g/m3)=(0.794×10-2×e)/(1+0.00366T)
=(0.794×10-2×U×es)/〔100×(1+0.00366T)〕
密閉容器容積P(m3)=0.49×0.36×0.285
発生水蒸気量 M=(D―D0)×P
0はテスト開始時密閉容器内絶対湿度である。
上述したピーク温度到達時間及び水蒸気の積算発生量を達成するためには、水蒸気発生部11における被酸化性金属と水との比率が重量である。具体的には、被酸化性金属/水が重量比で0.1〜10、好ましくは0.5〜8にすることがピーク温度到達時間及び水蒸気の積算発生量を達成する観点で重要であることが本発明者の検討の結果判明した。
水蒸気発生部11が発熱シートからなる場合、該発熱シートは60〜90重量%の被酸化性金属、5〜25重量%の反応促進剤及び5〜35重量%の繊維状物を含む成形シートに、該成形シート100重量部に対して、1〜15重量%の電解質を含む電解質水溶液が30〜80重量部含有されて構成されていることが好ましい。一方、水蒸気発生部11が発熱粉体からなる場合、該発熱粉体は、30〜80重量%の被酸化性金属、1〜25重量%の反応促進剤、3〜25重量%の保水剤、0.3〜12重量%の電解質、20〜60重量%の水から構成されていることが好ましい。発熱シートや発熱粉体を構成する各種材料としては、当該技術分野において通常用いられているものと同様のものを用いることができる。また、前記の特開2003−102761号公報に記載の材料を用いることもできる。
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明する。しかしながら本発明の範囲はかかる実施例に制限されない。
〔実施例1〕
(1)シート状発熱体の製造
<原料組成物配合>
・被酸化性金属:鉄粉、同和鉱業株式会社製、商品名「RKH」:84重量%
・繊維状物:パルプ繊維(フレッチャー チャレンジ カナダ社製、商品名 NBKP「Mackenzi(CSF200mlに調整)」):8重量%
・活性炭:平均粒径45μm、(日本エンバイロケミカル株式会社製、商品名「カルボラフィン」)8重量%
前記原料組成物の固形分(繊維状物、被酸化性金属及び活性炭の合計)100重量部に対し、カチオン系凝集剤であるポリアミドエピクロロヒドリン樹脂(星光PMC(株)製、商品名「WS4020」)0.7重量部およびアニオン系凝集剤であるカルボキシメチルセルロースナトリウム(第一工業製薬(株)製、商品名「HE1500F」0.18重量部を添加した。更に、水(工業用水)を、固形分濃度が12%となるまで添加し、スラリーを得た。
<抄造条件>
前記スラリーを用い、これを抄紙ヘッドの直前で0.3%に水希釈し、傾斜型短網抄紙機によって、ライン速度15m/分にて抄紙して湿潤状態の成形シートを作製した。
<乾燥条件>
成形シートをフェルトで挟持して加圧脱水し、そのまま140℃の加熱ロール間に通し、含水率が5%以下になるまで乾燥した。乾燥後の坪量は450g/m2、厚さは0.45mmであった。このようにして得られた成形シートの組成を熱重量測定装置(セイコーインスツルメンツ社製、TG/DTA6200)を用いて測定した結果、鉄84%、活性炭8%、パルプ8%であった。
<シート状発熱体の作製>
得られた成形シートを80mm×100mmに切り取り、2枚を重ね合わせ、成形シート100重量部に対し電解液量が50重量部となるように、下記電解液を注入した。毛管現象を利用して成形シート全体に電解液を浸透させてシート状発熱体を得た。
<電解液>
電解質:精製塩(NaCl)
水:工業用水
電解液濃度:5%
<蒸気温熱タオルの作製>
第1の通気面は、PETのスパンボンド不織布、PPのメルトブローン不織布、PPとレーヨンのスパンボンド不織布を積層して用いた。通気度は測定される下限値である0.01秒/(100ml・6.42cm2)、透湿度は測定上限値(6000g/(m2・24h))を超えていた。第2の通気面は、炭酸カルシウムを含む延伸された多孔質のポリエチレン透湿性フィルムを内側に配し、エアスルー不織布を外側に配して構成した。透湿性フィルムの坪量は45g/m2であった。エアスルー不織布は、ポリエチレンテレフタレートを芯とし、ポリエチレンを鞘とする芯鞘型複合繊維を原料とし、坪量が20g/m2であった。第2の通気面の通気度は10000秒/(100ml・6.42cm2)、透湿度は1000g/(m2・24h)であった。
これらの材料を用いて図1及び図2に示す長方形の収容体を製造し、その内部に、前記のシート状発熱体を収容した。これによって蒸気温熱タオルを得た。蒸気温熱タオルにおける周縁接合部の幅は、長手方向前後端部においては40mm、幅方向両側部においては20mmであった。蒸気温熱タオルの面積は800cm2、厚みは1.5mmであった。第1の通気面の面積は496cm2であった。面積(cm2)に対する厚み(mm)の比率(面積/厚み)は533cm2/mmであった。蒸気温熱タオルの剛性値は0.5N/幅8cmであった。蒸気温熱タオルは、空気(酸素)との接触開始から3分後に発熱温度がピークに到達した。そのときの温度は58℃であった。空気(酸素)との接触開始から10分経過後までの水蒸気の積算発生量は7.5mg/cm2であった。
健常な8人の被験者をベッドに俯せにした状態で、得られた蒸気温熱タオルを、各被験者の腹部、肩胛骨及び腰部に直接適用した。肩胛骨及び腰部に適用した蒸気温熱タオルは、浴用タオルで覆った。適用時間は15分とした。そのときの発汗量、アルファ波(脳波)の出現率及び血圧を測定した。その結果を図7〜図9に示す。発汗量は体重計HV−G/HW−Gシリーズ:デジタル台はかり(エー・アンド・デイ社製)によって測定した。アルファ波(脳波)は、開眼状態下に、多用途脳波計SYNAFIT1000(NEC社製)によって測定した。血圧はデジタル自動血圧計HEM−712C(オムロン社製)によって測定した。
図7〜図9に示す結果から明らかなように、蒸気温熱タオルの適用によってアルファ波及び発汗量が増加することが判る。また血圧には変化がないことが判る。これらの結果から、蒸気温熱タオルの適用によって、被験者の身体(心臓)に負担を掛けずに、サウナ効果、リラックス効果、擬似入浴効果があることが判る。
本発明の蒸気温熱タオルの一実施形態を示す一部破断斜視図である。 図1におけるII−II線断面図である。 図1に示す蒸気温熱タオルの一使用形態を示す説明図である。 図1に示す蒸気温熱タオルの他の使用形態を示す説明図である。 図1に示す蒸気温熱タオルの更に他の使用形態を示す説明図である。 蒸気温熱タオルの発熱温度プロファイルの一例を示すグラフである。 実施例1で得られた蒸気温熱タオルを被験者に適用したときの発汗量の変化を示すグラフである。 実施例1で得られた蒸気温熱タオルを被験者に適用したときのアルファ波の出現率の変化を示すグラフである。 実施例1で得られた蒸気温熱タオルを被験者に適用したときの血圧の変化を示すグラフである。
符号の説明
10 蒸気温熱タオル
11 水蒸気発生部
12 収容体
13 第1の通気面
14 第2の通気面
15 周縁接合部
16 接合部位
17 非接合部位

Claims (9)

  1. 収容体内に、被酸化性金属、水、電解質及び反応促進剤を含有する水蒸気発生部が収容されてなる蒸気温熱タオルであって、
    被酸化性金属/水が重量比で0.1〜10であり、蒸気温熱タオル全体の剛性値が0.01〜10N/幅8cmである蒸気温熱タオル。
  2. 面積(cm2)に対する厚み(mm)の比率(面積/厚み)が、0.2〜20000cm2/mmである請求項1記載の蒸気温熱タオル。
  3. 前記収容体が、肌に近い側に位置する第1の通気面と、肌から遠い側に位置する第2の通気面とを有し、第1の通気面の側を使用者の肌に当接させた状態下に第1の通気面を通じて水蒸気発生部から生じた水蒸気を使用者の肌に適用して湿潤させる請求項1又は2記載の蒸気温熱タオル。
  4. 前記第1の通気面の通気度(JIS P8117)を0.01〜15000秒/(100ml・6.42cm2)とすると共に前記第2の通気面の通気度を100〜30000秒/(100ml・6.42cm2)とした請求項1ないし3の何れかに記載の蒸気温熱タオル。
  5. 前記収容体はその周縁部に、前記第1の通気面と前記第2の通気面とが接合して形成された周縁接合部を有し、該周縁接合部には前記水蒸気発生部が存在しておらず、該周縁接合部の幅が0.1〜100mmである請求項1ないし4の何れかに記載の蒸気温熱タオル。
  6. 酸素との接触開始から30分以内に発熱温度がピークに到達するものである請求項1ないし5の何れかに記載の蒸気温熱タオル。
  7. 酸素との接触開始から10分後までの水蒸気の積算発生量が1〜100mg/cm2である請求項1ないし6の何れかに記載の蒸気温熱タオル。
  8. 前記水蒸気発生部が、湿式抄造により製造されたシート状物からなる請求項1ないし7の何れかに記載の蒸気温熱タオル。
  9. 前記第1の通気面の面積が1〜20000cm2である請求項1ないし8の何れかに記載の蒸気温熱タオル。
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