JP2001031210A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JP2001031210A
JP2001031210A JP11210306A JP21030699A JP2001031210A JP 2001031210 A JP2001031210 A JP 2001031210A JP 11210306 A JP11210306 A JP 11210306A JP 21030699 A JP21030699 A JP 21030699A JP 2001031210 A JP2001031210 A JP 2001031210A
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JP
Japan
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protrusion
article
detecting
stacker crane
packing
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JP11210306A
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English (en)
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Keio Mitani
慶翁 三谷
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品のはみ出しを、物品自体のはみ出しか包
装のはみ出しかを区別して検出し、包装のはみ出しによ
ってスタッカークレーンが停止することを防止する。 【構成】 スタッカークレーン2の昇降台14に、送風
用のノズル16と光電センサの受発光部24,26を設
ける。包装8が物品に密着するようにノズル16から送
風し、光電センサからのはみ出し信号が所定時間以上継
続した場合に、物品のはみ出しとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】この発明は、物品のはみ出し検出手
段を設けた搬送装置に関する。
【0002】
【従来技術】自動倉庫や工場等での物品の搬送装置は、
光電センサ等の非接触センサで荷台からの物品のはみ出
しを検出し、物品のはみ出しを検出すると搬送装置を停
止させる。一旦搬送装置を停止させると、人手により原
因を確認して復旧する必要があり、不必要な停止は行う
べきでない。しかしながら物品自体がはみ出していない
にも係わらず、はみ出しを検出して搬送装置が停止する
ことがある。発明者はその原因を検討して、この発明に
到った。
【0003】
【発明の課題】請求項1〜3の発明の課題は、物品の包
装体等の外装により、誤って物品のはみ出しと検出する
ことを防止することにある。請求項2の発明での追加の
課題は、物品自体のはみ出しか、包装等のはみ出しか
を、簡単な構成で区別することにある。請求項3の発明
での追加の課題は、スタッカークレーンの走行・昇降時
に物品の外装が風の影響を受けてバタつき、これをはみ
出しとして検出することを、より確実に防止することに
ある。
【0004】
【発明の構成】この発明は、物品のはみ出しを検出する
ようにした搬送装置において、物品を非接触で、かつ物
品自体のはみ出しを外装のはみ出しから区別して検出す
るための、はみ出し検出手段を設けたことを特徴とする
(請求項1)。搬送装置には、実施例のスタッカークレ
ーンの他に、有軌道台車や無人搬送車等を含む。
【0005】好ましくは、はみ出し検出手段は、非接触
の物品のはみ出し検出用のセンサと、物品へ向かって送
風するための送風機とを備え、送風時のはみ出し検出用
のセンサの信号から、物品自体のはみ出しを外装のはみ
出しから区別して検出する(請求項2)。
【0006】さらに好ましくは、前記搬送装置をスタッ
カークレーンとし、該スタッカークレーンの昇降台に前
記送風機と前記はみ出し検出用のセンサとを設け、かつ
送風時のはみ出し検出用センサの信号が所定時間以上継
続していることを検出するための手段を設けて、物品自
体のはみ出しを外装のはみ出しから区別して検出する
(請求項3)。
【0007】
【発明の作用と効果】請求項1の発明では、搬送装置の
荷台等からの物品のはみ出しを検出する搬送装置におい
て、物品自体のはみ出しか、包装やラベル、ひも等の物
品の外装のはみ出しかを区別して検出できるようにす
る。このため不必要に搬送装置を停止させる必要が無
く、復旧の手間を減らし、かつ搬送効率を向上させる。
【0008】請求項2の発明では、搬送装置に送風機を
設け、送風機からの風で外装を物品側へ押し付けて、非
接触のセンサで物品のはみ出しを検出する。このため物
品自体のはみ出しと、外装のはみ出しとをほぼ確実に区
別して検出できる。
【0009】請求項3の発明では、スタッカークレーン
の昇降台に送風機とはみ出しの検出用のセンサとを設
け、さらに送風時のはみ出し検出用センサの信号が所定
時間以上継続していることを検出するための手段を設け
る。スタッカークレーンの走行・昇降時に、走行風や昇
降風などで、物品の外装はバタつく。ここで送風機によ
り物品に風を当てて外装のバタつきを抑制し、さらには
み出しの検出信号が所定時間以上継続するか否かで、物
品自体のはみ出しか、外装のはみ出しかを確実に区別し
て検出する。そして物品自体のはみ出しの場合にのみ、
スタッカークレーンを停止させる。
【0010】
【実施例】図1〜図6に、自動倉庫のスタッカークレー
ン2を例に実施例を示す。なおスタッカークレーン2で
の物品のはみ出しを検出する代わりに、他の有軌道台車
や無人搬送車等の搬送装置での、物品のはみ出しを検出
してもよい。図1において、4はスタッカークレーン2
の走行レールで、6は搬送対象の物品で、例えば複数の
段ボール等をパレット10に積み重ねたものである。1
2はスライドフォークやドーリー台車等の移載装置で、
物品6をパレット10と共に移載し、14は昇降台で、
移載装置12を昇降させる。
【0011】16は送風機のノズルで、18はノズル
口、20はダクトを介してノズル16に接続したファン
モータである。送風機は例えば昇降台14のケージ22
に取り付け、物品に斜め上方から風を吹き付けるように
合計4台設け、昇降台14からラック側へはみ出すこと
がないようにする。
【0012】昇降台14には、光電センサ等の非接触の
はみ出し検出用のセンサを設け、24はその発光部で、
26はその受光部であり、これらを受発光部24,26
と呼ぶことがある。28は光電センサの検出ラインで、
例えば昇降台14の側面を対角線方向に通るように配置
し、昇降台14の内側で、物品6のラック側の側面のや
や外側を通るように配置する。光電センサに代えて、赤
外線センサや超音波センサ等を用いても良い。
【0013】30は信号処理部で、受光部26からのは
み出し検出信号が所定時間以上継続して存在するか否か
をチェックし、はみ出し検出信号の持続時間が所定時間
未満の場合は包装8等のはみ出し、所定時間以上の場合
は物品6自体のはみ出しとする。32はスタッカークレ
ーン2のマスト、34は昇降台14の昇降駆動装置、3
6は走行レール4上をスタッカークレーン2を走行させ
るための走行駆動装置である。なお信号処理部30が物
品のはみ出しを検出すると、昇降駆動部34や走行駆動
部36は停止し、スタッカークレーン2は係員による復
旧待ちとなる。
【0014】図2,図3を参照して、ノズル16の配置
を説明する。なおX,Y,Zの座標系を図2のように定
める。図2において、38は物品6のラック側の側面
で、側面38側への物品のはみ出しが問題で、包装8等
のはみ出しと区別して検出することが課題である。4
0,40は一対のラックで、スタッカークレーン2の走
行方向の両側に設け、個々の棚42を多段かつ多連に設
けてある。ノズル26を物品6の上方の前後左右合計4
カ所に設け、上面視で昇降台14の4頂点付近からやや
内側へ向けて吹き付け、側面視で上部左右から中央部の
下方へ向けて斜めに吹き付けるように配置する。
【0015】ノズル16は、スタッカークレーン2の走
行風や昇降台14の昇降風による包装8などのはためき
を防止するように配置し、好ましくは包装8などのばた
つきを止めて物品6に密着させるように配置する。ノズ
ル16の好ましい配置個所は物品6の前後の両側面方向
ないし上側で、ここでは4台配置したが、例えば左右両
側面に付いて上側各1台の合計2台としても良い。
【0016】図4に、ノズル16から物品6への風の吹
き付けを示す。物品6はビニールシート等の包装8で包
装され、また荷札や紐等の外装が施されている場合が多
い。そして走行風や昇降風等で、包装8が膨らんだり、
ラベル等がヒラヒラすると、検出ライン28を遮り、は
み出しの検出信号が生じる。そこでノズル16から物品
6の側面38に向けて左右斜め上方から送風すれば、包
装8の膨らみを押さえつけるような方向に風を送り、ラ
ベル等を物品6に密着させて、はみ出しの検出ライン2
8を遮り難くなる。
【0017】物品6が実際に荷崩れ等ではみ出している
場合、はみ出しの検出信号は時間が経過しても解消する
ことはない。これに対して包装8等がはみ出している場
合、走行風や昇降風の当たり具合と、ノズル16からの
風の当たり具合との微妙な組み合わせで、ばたつき具合
が変化する。このため、はみ出しの検出信号が持続する
のが物品6のはみ出しの特徴で、はみ出しの検出信号が
持続しないのが包装8やラベル等のはみ出しの特徴とな
る。即ち、包装8等によるはみ出しの場合、ノズル16
からの送風で包装8等を物品6に向けて押さえ付ける
と、包装8等を物品6に密着させて、はみ出しの検出信
号を解消できる場合が多い。また包装8等を物品6へ密
着させることができない場合でも、一時的には包装8等
を押さえ付けて、はみ出し検出信号をオフできる。
【0018】図5に実施例でのはみ出し処理のフローチ
ャートを示し、図6にその動作を示す。ラック42の棚
44から昇降台14へと物品6を移載し、前記の光電セ
ンサで物品6が昇降台14からはみ出していないことを
検出し、スタッカークレーン2は走行と昇降とを開始す
る。走行の開始と同時に、あるいは移載の開始と同時
に、ファンモータ20をオンし、物品6へ風を吹き付け
る。そして前記の光電センサで、物品のはみ出しの有無
を検出し、はみ出し検出信号がオンの状態が所定時間T
以上、例えば0.1〜10秒以上継続した場合、物品6
自体のはみ出しとして、スタッカークレーン2を停止さ
せる。
【0019】なお所定時間以上継続してとは、受発光部
24,26を間欠的に駆動することを排除するものでは
なく、また受発光部24,26のノイズ程度の極く短時
間の間、はみ出し検出信号がオフしても無視しても良
い。またノズル16からの風の吹きつけは、走行開始と
同時、あるいは移載開始と同時に始めても良い。さらに
風を吹き付けない状態でスタッカークレーン2を動作さ
せ、はみ出しを検出してスタッカークレーン2を停止さ
せた後に、風を吹き付けて、物品自体のはみ出しか否か
チェックするようにしても良い。なおスタッカークレー
ン2の前後のノズル16,16の内で、走行方向前方の
ノズルのみを駆動するようにしても良い。
【0020】以上のようにスタッカークレーン2の昇降
台14に送風機を設けて、物品6の側面38,26に対
し風を加え、包装8の膨らみやラベル等による、はみ出
しの誤検出を防止する。この時、はみ出しの検出信号が
所定時間以上継続してオンすれば、物品自体のはみ出し
であるとして、スタッカークレーン2を停止させる。こ
のため、物品6のはみ出しを包装8の膨らみ等と区別し
て検出でき、その結果、スタッカークレーン2のリセッ
ト回数を減らして、搬送効率を向上させ、かつ復旧の手
間を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のスタッカークレーンをラック側か
ら見た側面図
【図2】 実施例でのスタッカークレーンの平面図
【図3】 実施例での送風機と物品との位置関係を示
す要部平面図
【図4】 実施例での送風機による風の吹き付けを示
す要部側面図
【図5】 実施例で物品のはみ出しを示すフローチャ
ート
【図6】 実施例でのはみ出しを示す特性図
【符号の説明】
2 スタッカークレーン 4 走行レール 6 物品 8 包装 10 パレット 12 移載装置 14 昇降台 16 ノズル 18 ノズル口 20 ファンモータ 22 ケージ 24 発光部 26 受光部 28 検出ライン 30 信号処理部 32 マスト 34 昇降駆動装置 36 走行駆動装置 38 物品のラック側の側面 40 ラック 42 棚

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品のはみ出しを検出するようにした搬
    送装置において、 物品を非接触で、かつ物品自体のはみ出しを外装のはみ
    出しから区別して検出するための、はみ出し検出手段を
    設けたことを特徴とする、搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記はみ出し検出手段は、物品に非接触
    のはみ出し検出用のセンサと、物品へ向かって送風する
    ための送風機とを備え、送風時のはみ出し検出用のセン
    サの信号から、物品自体のはみ出しを外装のはみ出しか
    ら区別して検出するようにしたことを特徴とする、請求
    項1の搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記搬送装置をスタッカークレーンと
    し、該スタッカークレーンの昇降台に前記送風機と前記
    はみ出し検出用のセンサとを設け、かつ送風時のはみ出
    し検出用センサの信号が所定時間以上継続していること
    を検出するための手段を設けて、物品自体のはみ出しを
    外装のはみ出しから区別して検出するようにしたことを
    特徴とする、請求項2の搬送装置。
JP11210306A 1999-07-26 1999-07-26 搬送装置 Pending JP2001031210A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007238295A (ja) * 2006-03-10 2007-09-20 Toyota Industries Corp 住宅用自動倉庫
CN104150122A (zh) * 2014-08-01 2014-11-19 浙江卡尔克莱壁纸制造有限公司 储墨箱支架
JP2020023382A (ja) * 2018-08-07 2020-02-13 村田機械株式会社 搬送装置

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