JP2001030939A - 転回機構を備えた四輪車両 - Google Patents
転回機構を備えた四輪車両Info
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Abstract
径を十分に減少させて転回することができる四輪車両を
提供する。 【解決手段】 前後の左右輪のうちの駆動源による走行
トルクが伝達されない一方の左右輪を地面に垂直な軸を
中心に回転自在とし、車体転回時には前後の左右輪のう
ちの他方の左右輪の車両走行用回転軸間の中央点付近を
中心として一方の左右輪の地面に垂直な軸の中央点を通
る円弧の接線方向に沿った角度位置に一方の左右輪を固
定し、その角度位置にて一方の左右輪に回転トルクを与
えて車体を他方の左右輪の車両走行用回転軸間の中央点
付近を中心として転回させる。
Description
転回することができる四輪車両に関する。
示すパラメータがあり、この回転半径が小さいほどUタ
ーン等の転回運転の際にいわゆる小回りが利くことにな
る。回転半径の改善を図ることができる従来の四輪車両
としては、4WS(四輪操舵)を採用した車両が知られて
いる。この4WSとはステアリングホイールの操作に連
動して前輪だけでなく後輪の操舵角度(舵角)を制御す
るシステムであり、後輪に舵角が付くことにより回転半
径を減少させることができる。
が知られている。これは四輪の他に第5輪を床下に格納
し、転回時に第5輪を他の車輪より若干突出させて車体
を持ち上げ、第5輪を駆動することにより車両を転回さ
せるものである。
は回転半径の減少には効果的であるものの、特有の振り
出し現象を実用上支障がない範囲に抑えるためには舵角
が制限されるので、回転半径の減少にも限界があるとい
う問題点があった。第5輪方式の場合には、高い効果が
期待できるものの、転回運転中には三輪状態となり、車
両が不安定となることや機構が複雑になり易く、また車
輪を含む機構を収めるためのスペースが大きくなってし
まうという問題点があった。
較的簡単な転回機構で回転半径を十分に減少させて転回
することができる四輪車両を提供することである。
た四輪車両は、前後の左右輪のうちの駆動源による走行
トルクが伝達されない一方の左右輪を地面に垂直な軸を
中心に回転自在とする回転支持手段と、前後の左右輪の
うちの他方の左右輪の車両走行用回転軸間の中央点付近
を中心として一方の左右輪の地面に垂直な軸を通る円弧
の接線方向に沿った角度位置に一方の左右輪を固定する
回転位置固定手段と、回転位置固定手段によって固定さ
れた角度位置にて一方の左右輪に回転トルクを与えて車
体を他方の左右輪の車両走行用回転軸間の中央点付近を
中心として転回させる転回駆動手段と、を備えたことを
特徴としている。
左右輪のうちの駆動源による走行トルクが伝達されない
一方の左右輪を地面に垂直な軸を中心に回転自在とし、
車体転回時には前後の左右輪のうちの他方の左右輪の車
両走行用回転軸間の中央点付近を中心として一方の左右
輪の地面に垂直な軸の中央点を通る円弧の接線方向に沿
った角度位置に一方の左右輪を固定するので、比較的簡
単かつ小さな回転機構を得ることができる。また、他方
の左右輪の回転軸間の中央点付近を中心として一方の左
右輪の回転中心点を通る円弧の半径が車両転回時の回転
半径となるので、その回転半径は極めて小さいものとな
る。
照しつつ詳細に説明する。図1は本発明による転回機構
を備えた四輪車両の概略的構造を示し、車両の前後の4
つのタイヤ11〜14の断面を含む水平面から見たもの
である。この車両はFF(前輪駆動)の車両であり、車体
1の前部に配置されたエンジン本体2が駆動軸3を介し
て左右の前ホイール4,5を回転駆動するようになって
いる。左右の前タイヤ11,12の内側の前ホイール
4,5はナックル6,7、ナックルアーム8,9及びタ
イロッド10からなるステアリング機構と結合してい
る。
左右の後ホイール15,16は回転自在にされている。
また、後ホイール15,16各々にはモータ17,18
が結合しており、各モータ17,18によって後ホイー
ル15,16が回転駆動されるようになっている。モー
タ17,18は車体1を転回させるための駆動源であ
り、車体1の左転回の場合に正回転し、右転回の場合に
逆回転する。
ブ21が設けられており、そのハブ21は図2及び図3
に具体的に示すようにベアリング22によって回転自在
に支持されている。ハブ21の中心軸孔にはモータ17
の回転軸17aが内側から嵌入され、ボルト23がハブ
21の外側から回転軸17a内に螺合することによって
ハブ21とモータ17の回転軸17aとが結合されてい
る。モータ17は回転軸17aの突出面においてリング
形状のナックル24にボルト25,26よって締結され
ている。なお、ナックル24の下部のリング形状の欠け
た部分は支持部24cであり、トレーリングアーム30
のねじ部30aに対して回動自在に結合している。すな
わち、支持部24cの貫通孔24dにはトレーリングア
ーム30のねじ部30aが下方から挿入され、そのねじ
部30aにはナット30bが螺合している。このナック
ル24とトレーリングアーム30との回動自在な結合に
より後ホイール15は地面に垂直な軸を中心にして回動
できるようになっている。
ワッシャー27を介してボルト28,29よって締結さ
れている。ナックル24には2つのナックルアーム24
a,24bが外周部から伸長しており、ナックルアーム
24aの先端にはショックアブソーバ31が結合してい
る。ナックルアーム24bはL字形状であり、ナックル
アーム24bには転回機構の接続アーム32の一端が結
合している。接続アーム32はその結合点を中心にして
平面的に回動自在にされている。
ータ17との結合部分だけを示したが、右の後ホイール
16のモータ18との結合部分側は左の後ホイール15
の結合部分と対称に形成されている。転回機構は、図1
に示したように、上記の左の接続アーム32の他、右の
接続アーム40、2つの油圧シリンダ41,42、2つ
のロッド43,44及び2つのリム45,46を備えて
いる。油圧シリンダ41,42は互いに平行な状態で車
体1に固定され、後述の図4に示すように、内部のピス
トン47,48が車体1の前後方向に摺動するようにさ
れている。ロッド43,44は対応する油圧シリンダ4
1,42内を通過している。リム45,46はストッパ
ーをなす棒状のものである。リム45の一端には接続ア
ーム32の他端が平面的に回動自在に結合し、一端には
接続アーム40の他端が平面的に回動自在に結合してい
る。リム45,46は互いに平行に配置され、その間に
ロッド43,44が位置している。ロッド43,44各
々の一端はリム45に固着され、他端はリム46に固着
されている。油圧シリンダ41,42内のピストン4
7,48にはロッド43,44が貫通して結合してお
り、ピストン41a,42aの移動と共にロッド43,
44が連動するようになっている。
47,48を境として両側に油室41a,41b,42
a,42bが形成され、その油室各々に油入出口が形成
されている。通常モードではピストン47,48は後述
の後輪操舵系によって油圧シリンダ41,42内で車両
後方側に位置し、それに連動して後タイヤ13,14は
直進状態となる。ターンモードではピストン47,48
は後輪操舵系によって油圧シリンダ41,42内で車両
前方側に位置し、それに連動して後タイヤ13,14は
後述するが、ハの字状態となる。
及び電気回路を含む後輪操舵系を示している。油圧回路
は、油タンク51、油圧ポンプ52、モータ53及び電
磁バルブ54を有している。モータ53は油圧ポンプ5
2を駆動するものである。油タンク51内の油は油圧ポ
ンプ52によって吐出されて電磁バルブ54に供給され
る。電磁バルブ54は電磁バルブ54からの油入口と油
タンク51への油出口とを有している。また、電磁バル
ブ54は油圧シリンダ41,42各々の油室41a,4
1b,42a,42bと個別に接続した4ポートを有し
ている。電磁バルブ54のソレノイド54aの非励磁状
態では油入口が油室41a,42aからの2ポートと内
部で連通すると共に油出口が油室41b,42bからの
2ポートと連通し、電磁バルブ54のソレノイド54a
の励磁状態では油入口が油室41b,42bからの2ポ
ートと内部で連通すると共に油出口が油室41a,42
aからの2ポートと連通するように切り換え動作する。
なお、油タンク51、油圧ポンプ52、電磁バルブ54
及び油圧シリンダ41,42間の配管は図4には実線で
示しているだけで、符号では示していない。
ノイド54aの励磁及び非励磁とは後輪舵角コントロー
ラ60によって制御される。後輪舵角コントローラ60
はマイクロコンピュータからなり、プログラムに従って
動作する。後輪舵角コントローラ60にはターンモード
を操作によって指令するモードスイッチ61及びリム4
5,46の位置を検出するリムセンサ62,63が接続
されている。リムセンサ62はリム45が油圧シリンダ
41,42と近接した位置にあるときターン位置信号を
発生し、リムセンサ63はリム46が油圧シリンダ4
1,42と近接した位置にあるとき直進位置信号を発生
する。また、後輪舵角コントローラ60にはランプ49
及びブザー50が接続され、ランプ49はターンモード
中に点滅又は点灯し、ブザー50はターンモード中に間
欠又は連続の警報音を発生する。更に、後輪舵角コント
ローラ60には車両の変速機(図示せず)のシフト位置
がP(パーキング)レンジであることを示すPレンジ信
号が供給される。
圧、回転方向を指定する正逆回転信号、回転速度を指定
するスピード信号、ブレーキを指示するブレーキ信号及
び回転を禁止するリセット信号を入力するようにされ、
これらの電源電圧及び信号はターンコントローラ70に
よって各々制御される。図5はモータ17,18の駆動
制御系を示している。この駆動制御系にはターンコント
ローラ70の他にリレーユニット71、スピード調整ボ
リューム72、ブレーキ調整ボリューム73、左右のタ
ーンスイッチ74,75及びブレーキスイッチ76が備
えられている。ターンコントローラ70はマイクロコン
ピュータから構成されている。左右のターンスイッチ7
4,75及びブレーキスイッチ76は操作したときだけ
オンとなるスイッチである。
リレースイッチ82、ダイオード83、抵抗84及びフ
ューズ85からなる。リレーコイル81及び抵抗84は
直列に接続され、ターンコントローラ70から出力され
るモータメイン信号がリレーコイル81及び抵抗84に
供給されると、リレーコイル81が励磁されるようにな
っている。リレースイッチ82とダイオード83とは並
列に接続され、その並列回路の一端はフューズ85を介
して電源であるバッテリー86の正端子に接続され、他
端はモータ17,18の電源電圧の正入力端に接続され
ている。モータ17,18の電源電圧の負入力端はバッ
テリー86の負端子にアース接続されている。
号及びリセット信号はターンコントローラ70から発生
される。正逆回転信号及びリセット信号はそのままモー
タ17,18に供給される。スピード信号はスピード調
整ボリューム72を介してモータ17,18に供給さ
れ、ブレーキ信号はブレーキ調整ボリューム73を介し
てモータ17,18に供給される。スピード調整ボリュ
ーム72及びブレーキ調整ボリューム73各々は操作に
応じてスピード信号のレベル及びブレーキ信号のレベル
を調整する。
ーキスイッチ76各々の一端には高レベルに対応する電
圧Vccが印加され、左右のターンスイッチ74,75各
々の他端はターンコントローラ70に接続されている。
ブレーキスイッチ76の他端は左右のターンスイッチ7
4,75各々の他端と間にダイオード87,88が接続
され、ダイオード87,88はブレーキスイッチ76の
オン時には左右のターンスイッチ74,75各々の他端
のレベルを高レベルにするように設けられている。
ジ信号が供給される他、後輪舵角コントローラ60から
転回舵角制御の完了を示す操舵完了信号が供給される。
図6は車両内におけるモードスイッチ61、ターンスイ
ッチ74,75及びブレーキスイッチ76の配置位置を
示している。モードスイッチ61はフロントパネル91
の中央部に設けられ、ターンスイッチ74,75及びブ
レーキスイッチ76はステアリングホイール92に一体
に設けられている。また、モードスイッチ61の周囲に
はランプ49による点灯又は点滅表示がされるようにな
っている。
輪操舵コントローラ60及びターンコントローラ70の
プログラム処理動作に従って説明する。後輪舵角コント
ローラ60は後輪操舵ルーチンを実行し、ターンコント
ローラ70は転回制御ルーチンを実行する。後輪舵角コ
ントローラ60は、後輪操舵ルーチンにおいて図7に示
すように先ず、モードスイッチ61がオンであるか否か
を判別する(ステップS1)。モードスイッチ61がオ
ンとなると、Pレンジ信号が供給されたか否かを判別す
る(ステップS2)。このステップS2は車両が停止し
た状態であるか否かを判別するためのものである。Pレ
ンジ信号が供給された場合には変速機のシフト位置がP
レンジにあるので、転回舵角制御を開始することができ
る状態にある。
ーラ60はモータ53を駆動して油圧ポンプ52を作動
させ(ステップS3)、電磁バルブ54のソレノイド5
4aを励磁駆動する(ステップS4)。また、ランプ4
9を点滅駆動すると共にブザー50に間欠の警報音を発
生させる(ステップS5)。ステップS3及びS4の実
行により、油圧ポンプ52によって油タンク51内の油
を吐出し、その吐出油が電磁バルブ54を介して油圧シ
リンダ41,42各々の油室41b,42bに供給され
る。一方、油圧シリンダ41,42各々の油室41a,
42aは電磁バルブ54を介して油タンク51に連通
し、油室41a,42a内の油が電磁バルブ54を介し
て油タンク51に戻る状態となる。よって、油圧ポンプ
52による油タンク51内からの吐出油は油室41b,
42bに供給されることにより油室41b,42bの容
積を大きくするように作用し、ピストン47,48を油
室41a,42a側に押圧する。ピストン47,48が
油室41a,42a側に移動することにより、ロッド4
3,44及びリム45,46が連動して車両前方に移動
する。
右のナックルアーム24b,36bが左右の接続アーム
32,40を介して車両前方に引っ張られるので、ナッ
クル24,36の支持軸(図1の符号A)を中心にして
左右の後ホイール15,16が矢印の方向に回動する。
すなわち、後ホイール15,16だけでなく、後タイヤ
13,14、モータ17,18、ナックル24,36及
びモータ17,18の回転軸17a,18aに結合して
いる部分が回動する。
ランプ49が点滅駆動され、ブザー50が間欠の警報音
を発生する。後輪舵角コントローラ60はステップ5の
実行後、ターン位置信号が発生したか否かを判別する
(ステップS6)。リム45が油圧シリンダ41,42
に近接した位置まで移動すると、リムセンサ62がター
ン位置信号を発生する。このターン位置信号が発生され
るとき、左右の後ホイール15,16全体は図8に示す
ようにハの字状態となる。この状態では左右の後ホイー
ル15,16は前ホイール4,5の回転軸の中央を中心
点(図1の符号B)とした図1の符号Aを通る円弧の接
線方向に沿った角度位置に定められている。図8の破線
C,Dが接線位置である。符号Aで示す点は車両左側で
はトレーリングアーム30のネジ部30aの位置であ
り、ナックル24とモータ17の軸17aとが交差する
位置であり、車両右側でも同様でありナックル36とモ
ータ18の軸とが交差する位置である。
ントローラ60はモータ53の駆動を停止して油圧ポン
プ52の作動を停止させ(ステップS7)、ターンコン
トローラ70に対して後輪操舵完了信号を発生する(ス
テップS8)。また、ランプ49を点灯駆動すると共に
ブザー50に連続音を発生させ(ステップS9)、後輪
操舵フラグFを1に等しくさせる(ステップS10)。
後輪操舵フラグFの初期値は0である。
と判別した場合には後輪操舵フラグFが1であるか否か
を判別する(ステップS11)。後輪操舵フラグFが0
に等しい場合には本ルーチンの動作を終了する。一方、
後輪操舵フラグFが1に等しい場合にはハの字状態に転
回舵角制御された左右の後ホイール15,16を元の直
進舵角に戻すためにモードスイッチ61がオフにされた
場合であるので、転回停止指令信号をターンコントロー
ラ70に対して発生し(ステップS12)、モータ53
を駆動して油圧ポンプ52を作動させ(ステップS1
3)、電磁バルブ54のソレノイド54aの励磁駆動を
停止する(ステップS14)。また、ランプ49を点滅
駆動すると共にブザー50に間欠音を発生させる(ステ
ップS15)。ステップS13及びS14の実行によ
り、油圧ポンプ52によって油タンク51内の油を吐出
し、電磁バルブ54内部の通路が切り換えられるので、
その吐出油が電磁バルブ54を介して油圧シリンダ4
1,42各々の油室41a,42aに供給される。一
方、油圧シリンダ41,42各々の油室41b,42b
は電磁バルブ54を介して油タンク51に連通し、油室
41b,42b内の油が電磁バルブ54を介して油タン
ク51に戻る状態となる。よって、油圧ポンプ52によ
る油タンク51内からの吐出油は油室41a,42aに
供給されることにより油室41a,42aの容積を大き
くするように作用し、ピストン47,48を油室41
b,42b側に押圧する。ピストン47,48が油室4
1b,42b側に移動することにより、ロッド43,4
4及びリム45,46が連動して車両後方に移動する。
右のナックルアーム24b,36bが左右の接続アーム
32,40を介して車両後方に押圧されるので、ナック
ル24,36の支持軸を中心にして左右の後ホイール1
5,16が車両直進方向に向くように回動する。すなわ
ち、後ホイール15,16だけでなく、後タイヤ13,
14、モータ17,18、ナックル24,36及びモー
タ17,18の回転軸17a,18aに結合している部
分が回動する。
ランプ49が点滅駆動され、ブザー50が間欠の警報音
を発生する。後輪舵角コントローラ60はステップS1
5の実行後、直進位置信号が発生したか否かを判別する
(ステップS16)。リム46が油圧シリンダ41,4
2に近接した位置まで移動すると、リムセンサ63が直
進位置信号を発生する。この直進位置信号が発生される
とき、左右の後ホイール15,16全体は図1に示すよ
うに元の直進状態に戻る。
トローラ60は油圧ポンプ52の駆動を停止し(ステッ
プS17)、ランプ49及びブザー50の駆動を停止し
(ステップS18)、後輪操舵フラグFを0に等しくさ
せる(ステップS19)。ターンコントローラ70は転
回制御ルーチンにおいて、図9に示すように、先ず、後
輪操舵完了信号が発生したか否かを判別する(ステップ
S21)。後輪舵角コントローラ60が上記のステップ
S8で操舵完了信号を発生すると、その操舵完了信号が
ターンコントローラ70に供給される。
供給されると、リセット信号を解除する(ステップS2
2)。モータ17,18には通常、ターンコントローラ
70からリセット信号が供給されており、モータ17,
18は回転禁止状態にあるので、リセット信号の供給を
停止してモータ作動待機状態とする。ターンコントロー
ラ70はステップS22の実行後、ターンスイッチがオ
ンであるか否かを判別する(ステップS23)。左右の
ターンスイッチ74,75の少なくとも一方がオンであ
る場合には、いずれのターンスイッチがオンであるかを
判別する(ステップS24)。左ターンスイッチ74の
みがオンの場合には、モータ17,18を正回転駆動し
(ステップS25)、右ターンスイッチ75のみがオン
の場合には、モータ17,18を逆回転駆動し(ステッ
プS26)、左右のターンスイッチ74,75が共にオ
ンの場合にはモータ17,18の駆動を停止する(ステ
ップS27)。左右のターンスイッチ74,75の両方
がオフである場合にはブレーキスイッチ76がオンであ
るか否かを判別する(ステップS28)。ブレーキスイ
ッチ76がオンである場合にはステップS27に進んで
モータ17,18の駆動を停止する。
左ターンスイッチ74がオン操作されると、ターンコン
トローラ70から正回転を指定する正逆回転信号がモー
タ17,18に供給され、その正逆回転信号に応じてモ
ータ17,18が正回転して後ホイール15,16を回
転駆動するので、車両は左転回する。一方、右ターンス
イッチ75がオン操作されると、ターンコントローラ7
0から逆回転を指定する正逆回転信号がモータ17,1
8に供給され、その正逆回転信号に応じてモータ17,
18が逆回転して後ホイール15,16を回転駆動する
ので、車両は右転回する。この車両転回の中心点は上記
した前ホイール4,5の回転軸の中央を中心点(図1の
符号B)である。ブレーキスイッチ76がオン操作され
ると、ターンコントローラ70からモータ17,18に
ブレーキ信号が供給され、モータ17,18に回転が制
動されて停止される。また、左ターンスイッチ74及び
右ターンスイッチ75が共にオン操作された場合にも同
様に、モータ17,18にはブレーキ信号が供給され、
モータ17,18は制動状態となる。
駆動の際にはターンコントローラ70からモータメイン
信号がリレーユニット71に供給される。リレーユニッ
ト71においては、モータメイン信号に応じてリレーコ
イル81が励磁され、リレースイッチ83がオンとな
る。リレースイッチ83のオンによってバッテリー86
の正端子からフューズ85、リレースイッチ83、モー
タ17,18、そしてバッテリー86の負端子に電流が
流れ込む。これにより、モータ17,18にはバッテリ
ー86の出力電圧が印加され、モータ17,18は正回
転又は逆回転するのである。
後、ターンコントローラ70は転回停止指令信号が供給
されたか否かを判別する(ステップS29)。モードス
イッチ61がオフに操作されたため後輪舵角コントロー
ラ60が上記のステップS12で転回停止指令信号を発
生すると、その転回停止指令信号がターンコントローラ
70に供給される。転回停止指令信号が供給されないな
らば、ステップS23に戻って上記の動作を繰り返す。
一方、転回停止指令信号が供給されたならば、車両の転
回は終了であるので、リセット信号をモータ17,18
に供給し(ステップS30)、そして、本ルーチンを終
了する。リセット信号がモータ17,18に供給される
ことによりモータ17,18はいわゆるロックされて回
転停止状態となる。
Pレンジに操作することでターンモードが許可され、そ
の後、モードスイッチ61をオン操作することになる。
そうすると、ターンモードとなり、車両直進方向に向い
ていた左右の後ホイール15,16が上下方向を軸とし
て回動を開始する。この回動中にはランプ49が点滅
し、ブザー50が間欠の警報音を発生する。左右の後ホ
イール15,16が図8に示したようにハの字状態とな
ると、ランプ49が点灯状態となり、ブザー50が連続
の警報音を発生する。運転者はランプ49の点灯又はブ
ザー50の連続の警報音によって転回操作できる状態に
なったことを認識する。
オン操作すると、モータ17,18が正回転して後ホイ
ール15,16を正回転させて車両を左転回させること
になる。右ターンスイッチ75をオン操作すると、モー
タ17,18が逆回転して後ホイール15,16を逆回
転させて車両を右転回させることになる。運転者は転回
を停止させるためにはブレーキスイッチ76又は左右の
ターンスイッチ74,75の両方をオン操作させる。こ
れによりモータ17,18には制動が掛かり、モータ1
7,18の回転、すなわち後ホイール15,16の回転
が停止される。
モードスイッチ61をオフ操作させる。モードスイッチ
61のオフによりランプ49が点滅し、ブザー50が間
欠の警報音を発生する。そして、ハの字状になっている
左右の後ホイール15,16が上下方向を軸として車両
直進方向に向くように回動を開始する。左右の後ホイー
ル15,16が元の車両直進方向に向くと、ランプ49
が点灯を停止し、ブザー50が連続の警報音の発生を停
止する。運転者はランプ49の点灯停止又はブザー50
の連続の警報音の発生停止によってターンモードが終了
し通常モードとなったことを認識することになる。
24とトレーリングアーム30との係合部分が一方の左
右ホイールを地面に垂直な軸を中心に回転自在とする回
転支持手段を構成し、油圧シリンダ41,42、ロッド
43,44、リム45,46及び接続アーム32,40
からなる部分が回転位置固定手段を構成する。また、モ
ータ17,18が一方の左右ホイールに回転トルクを与
えて車体を転回させる転回駆動手段に相当する。
搭載した車両について説明したため、ステップS2では
変速機のシフト位置がPレンジであることが判別される
が、手動変速機の場合にはニュートラルレンジであるこ
とを判別すれば良い。また、上記した実施例において
は、ブレーキスイッチ76の操作に応じてモータ17,
18に制動を掛けて後ホイールの回動を停止させるよう
にしたが、ブレーキペダルを操作して後ホイールの回動
に対して制動力を与えて停止させるようにしても良い。
この場合には、図10に示すようにモータ95と結合し
たハブ96にディスクブレーキ97が固定され、ブレー
キキャリパー98がナックル99に固定され、ブレーキ
ペダルの操作に応じてディスクブレーキ97とブレーキ
キャリパー98とが接触して制動力が発生するように動
作する。
動の車両のためターンモード時に後車輪をハの字状に回
動したが、後輪駆動の車両の場合には前ホイールをハの
字状に回動することになる。その場合には後ホイールの
回転軸上であってその後ホイール間の中央を中心点とし
た円弧の接線方向に沿った角度位置に前ホイールは固定
される。
イールに単体のモータ17,18を設けたが、各後ホイ
ール内にモータを形成しても良い。また、上記した実施
例においては、左右輪を一対のシリンダの同時押しタイ
プとしたが、左右輪を個別に駆動するようにしても良い
し、或いは車両横方向に駆動力を与えるものでも良い。
例えば、左右のナックルアーム24b,36b各々をリ
ム45やアーム32,40を介さずに直接押すものでも
良い。また、差動ラックを用いる等の様々な方法によっ
て駆動力を与えることができる。
ば、前後の左右輪のうちの駆動源による走行トルクが伝
達されない一方の左右輪を地面に垂直な軸を中心に回転
自在とし、車体転回時には前後の左右輪のうちの他方の
左右輪の回転軸間の中央点付近を中心として一方の左右
輪の地面に垂直な軸を通る円弧の接線方向に沿った角度
位置に一方の左右輪を固定するので、比較的簡単かつ小
さな回転機構を得ることができる。また、他方の左右輪
の回転軸間の中央点付近を中心として一方の左右輪の地
面に垂直な軸を通る円弧の半径が車両転回時の回転半径
となるので、その回転半径は極めて小さいものとなる。
よって、本願発明による四輪車両は小回りが利くので、
縦列駐車、車庫入れ及びUターン等の車両の転回を要す
る運転が容易となる。
す図である。
図である。
る。
る。
的に示す断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 前後の左右輪のうちの駆動源による走行
トルクが伝達されない一方の左右輪を地面に垂直な軸を
中心に回転自在とする回転支持手段と、 前記前後の左右輪のうちの他方の左右輪の車両走行用回
転軸間の中央点付近を中心として前記一方の左右輪の地
面に垂直な軸を通る円弧の接線方向に沿った角度位置に
前記一方の左右輪を固定する回転位置固定手段と、 前記回転位置固定手段によって固定された角度位置にて
前記一方の左右輪に回転トルクを与えて車体を前記他方
の左右輪の車両走行用回転軸間の中央点付近を中心とし
て転回させる転回駆動手段と、を備えたことを特徴とす
る転回機構を備えた四輪車両。 - 【請求項2】 前記一方の左右輪を車両走行時の直進位
置と前記接線方向に沿った角度位置との間において前記
地面に垂直な軸を中心にして回動させる駆動手段を含む
ことを特徴とする請求項1記載の転回機構を備えた四輪
車両。 - 【請求項3】 前記転回駆動手段は、前記駆動源とは異
なる駆動源によって前記一方の左右輪に前記回転トルク
を与えて車体を転回させることを特徴とする請求項1又
は2記載の転回機構を備えた四輪車両。 - 【請求項4】 前記回転支持手段は、前記一方の左右輪
の地面に垂直な軸において前記一方の左右輪をナックル
を介して回転自在に支持するトレーリングアームを有す
ることを特徴とする請求項1記載の転回機構を備えた四
輪車両。
Priority Applications (4)
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---|---|---|---|
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US09/616,366 US6523632B1 (en) | 1999-07-15 | 2000-07-13 | Vehicle equipped with turning mechanism |
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DE2000134294 DE10034294B4 (de) | 1999-07-15 | 2000-07-14 | Mit Schwenkmechanismus ausgestattetes Fahrzeug |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 1999-07-15 JP JP20145299A patent/JP4087017B2/ja not_active Expired - Fee Related
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