JP2001030822A - 移動体用車椅子固定装置 - Google Patents

移動体用車椅子固定装置

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JP2001030822A
JP2001030822A JP11206761A JP20676199A JP2001030822A JP 2001030822 A JP2001030822 A JP 2001030822A JP 11206761 A JP11206761 A JP 11206761A JP 20676199 A JP20676199 A JP 20676199A JP 2001030822 A JP2001030822 A JP 2001030822A
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wheelchair
wheel
plate
lever
inner plate
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JP11206761A
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English (en)
Inventor
Susumu Nishihata
進 西端
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Nissan Motorsports and Customizing Co Ltd
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Autech Japan Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車椅子の車輪サイズ等の違いにかかわらず保
持でき、また、過大な加減速度等を受けても確実に固定
して移動、転倒を防止する。 【解決手段】 外側カバー3と内側カバー5内に外側レ
バーと内側レバーが配置され、各レバーに回動可能に連
結された内側プレート7と図中外側カバーに隠れた外側
プレートとが間隙をおいて互いに対向配置され、その間
隙に後向きに車椅子120を進入させる。駆動機構によ
り各レバーが互いに逆回転して、内側プレート7と外側
プレートとが車椅子の車輪Sを面圧着する。内側カバー
上には後方転倒防止装置110が取付けられ、そのスト
ッパ部113が車椅子の縦フレームに当接するようにな
っている。車輪が保持された状態で急発進などして乗員
の慣性力により車椅子が回転しようとしても、ストッパ
部に支持されるため転倒しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、身体障害者等が使
用する車椅子を車両や鉄道、船上などで保持する移動体
用車椅子固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本願出願人は先に特開平8−23055
0号により移動体上で車椅子を固定する装置を提案して
いる。これは、固定側に対して回動可能に設けられた外
側レバーと、固定側に対して回動可能に設けられた内側
レバーと、外側レバーに回動可能に連結された外側プレ
ートと、内側レバーに回動可能に連結された内側プレー
トと、外側レバーと内側レバーを互いに逆方向に回動さ
せるレバー駆動手段とを備え、外側プレートと内側プレ
ートを互いに水平方向に接近、離間可能に間隙をおいて
対向させて配置するとともに、外側プレートと内側プレ
ートの間には間隙内に進入した車椅子の車輪に押圧され
て作動するリミットスイッチを設けて、リミットスイッ
チの作動により、その間隙に位置させた車椅子の車輪を
外側プレートと内側プレートとで圧着可能に構成してい
る。
【0003】そして、内側プレートと内側レバーの間に
は、内側プレートとの距離が弾性的に変化可能に付設さ
れた固定用ピンユニットを設け、その固定用ピンユニッ
トは、ばねで突出方向に付勢された複数の固定用ピンを
備えて、内側プレートに負荷がかかると固定用ピンが内
側プレートに設けられた孔を貫通して外側プレート対向
面側へ突出するようになっている。これにより、車椅子
の車輪を外側プレートと内側プレートとで面圧着するの
で、車輪のサイズ等にかかわらず常に車輪を押さえるこ
とができ、また、車輪が斜めに位置してもこれにそって
確実に車輪を面で圧着することができる。
【0004】さらに、固定用ピンユニットからの複数本
の固定用ピンがタイヤを押さえ、あるいは車輪リムに係
合するので、車輪の直径やタイヤサイズなどが大きく異
なる種々の車椅子に適応し、確実に車椅子の移動を保持
拘束することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
車椅子固定装置では、車輪を外側プレートと内側プレー
トとで圧着するほか、複数本の固定用ピンがタイヤを押
さえ、車輪リムに係合することにより、車椅子の水平方
向の移動は確実に抑えられるが、車椅子自体における車
輪ブレーキの掛け忘れがあったり、車輪ブレーキの効き
が弱い場合には、移動体である例えば車両が急に前方向
に発進したり、あるいは後方から追突されたときに、車
椅子上の乗員に作用する慣性力によって車椅子がその車
輪軸回りに回転して後方へ転倒するおそれが皆無ではな
い。したがって、本発明は、先に提案した車椅子固定装
置をさらに改良して、車椅子の水平方向の移動を確実に
抑えるに加えて、急発進等による加速度があっても車椅
子が回転して転倒するおそれのない移動体用車椅子固定
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため請求項1に記載
の本発明は、移動体上で車椅子を保持する車椅子固定装
置であって、車椅子の車輪に係合して該車輪を固定側に
保持する車輪保持手段と、車椅子のフレームに当接し
て、車輪軸まわりのフレームの回転を阻止するストッパ
部を備える転倒防止手段とを有するものとした。とくに
過大な加速度を受けて車椅子の乗員の慣性力により車椅
子が回転しようとしても、ストッパ部により阻止される
ので転倒するおそれがない。なお、転倒防止手段は一端
が固定側に取り付けられたパイプから構成し、該パイプ
の他端部を車椅子のシートより高い位置で横方向に延ば
してストッパ部とすることができる。
【0007】請求項3の発明は、とくに車輪保持手段
が、固定側に対して回動可能に設けられた外側レバー
と、固定側に対して回動可能に設けられた内側レバー
と、外側レバーに回動可能に連結された外側プレート
と、内側レバーに回動可能に連結された内側プレート
と、外側レバーと内側レバーを互いに逆方向に回動させ
る駆動機構とを備え、外側プレートと内側プレートを互
いに水平方向に接近、離間可能に間隙をおいて対向させ
て配置して、前記間隙に位置させた車椅子の車輪を外側
プレートと内側プレートとで圧着可能に構成されている
ものとした。
【0008】間隙に車椅子の車輪を位置させてレバー駆
動手段を作動させると、外側レバーと内側レバーが固定
側に対して回動する。外側プレートと内側プレートはそ
れぞれこれらのレバーに連結され、互いに逆方向に移動
して、車輪を両側から面で圧着するから、車輪のサイズ
等にかかわらず常に車輪を押さえることができる。ま
た、外側プレートと内側プレートは各レバーに回動可能
に連結されているから、車輪が斜めに位置してもこれに
そって車輪を面で圧着する。
【0009】請求項4の発明は、内側プレートが、さら
に当該内側プレートとの距離が弾性的に変化可能に付設
された固定用ピンユニットを介して前記内側レバーに連
結され、固定用ピンユニットは、ばねで突出方向に付勢
された複数の固定用ピンを備え、内側プレートに負荷が
かかると固定用ピンが内側プレートに設けられた孔を貫
通して外側プレート対向面側へ突出するように構成し
た。内側プレートをさらに圧着方向に回動させると、固
定用ピンユニットは内側プレートとの距離を縮め、この
間、複数の固定用ピンが内側プレートの孔を抜け、内側
プレートの外側面から突出する。これにより、過大な加
速度が加わっても固定用ピンが車輪タイヤやリムと係合
して車輪を保持する。
【0010】なお、内側レバーと固定用ピンユニットを
覆うカバーを設けて、転倒防止手段のパイプはブラケッ
トを介して前記カバーに取り付けることができる。
【0011】請求項6の発明は、さらに外側プレートと
内側プレートの間に、前記間隙内を所定位置まで進入し
た車椅子の車輪に押圧されて作動するリミットスイッチ
を設けたもので、間隙内の進入路には、上記の所定位置
まで進入した車椅子の車輪の接地点を挟んだ反対側にお
いて、当該車輪に略接する段差ブロックが前記進入路を
横切って設置されているものとした。所定位置まで進入
させたあと車椅子が反発力で戻ろうとしても、段差ブロ
ックにより阻止されるのでリミットスイッチの作動状態
を確実に保持することができる。段差ブロックの断面は
台形とするのが好ましい。車椅子を所定位置まで進入さ
せるとき車輪が段差ブロックを乗り越えるのが容易とな
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例によ
り説明する。 図1は実施例装置の外観上面図、図2は
側面図、図3は後面図である。 車室フロアに接して設
置されるベースパネル1上の、中央寄りに、長手方向の
壁面を有するガイド板2が設けられ、ガイド板2から外
側は外側カバー3でカバーされている。ガイド板2に対
向して内側には、内側プレート7が設けられている。内
側プレート7は後述する固定用ピンユニット(20)を
介して図示しない内側レバー(10)に連結され、固定
用ピンユニットおよび内側レバーは内側カバー5でカバ
ーされている。
【0013】ベースパネル1の後端部には、内側カバー
5および外側カバー3に挟まれて、車輪検出スイッチ1
00が設置されている。これらはベースパネル1上に一
体のユニットとして構成されている。使用時には、車椅
子120を後向きに進入させ、ガイド板2と内側プレー
ト7の間に右側の車輪Sを位置させる。
【0014】内側カバー5には、後方転倒防止装置11
0が取付けられている。後方転倒防止装置110は、図
4に示すように、内側カバー5に固定されるアングル状
の基板111と、基板から上方へ延びるパイプ112を
備え、基板111においてボルトで内側カバー5に取り
付けられる。 パイプ112はその上部が前傾したあ
と、上端において横外方へ延びるストッパ部113を備
え、とくに図2および図3に示されるように、このスト
ッパ部113が車椅子120の縦フレーム122の肘掛
けフレーム124より高い位置に当接するようになって
いる。 なお、パイプ112と基板111の間には補強
ブラケット114が溶接され、パイプ112の倒れを防
止するようになっている。
【0015】内側カバー5と外側カバー3に挟まれた上
記スペースのベースパネル1上には、さらに、後側が車
輪検出スイッチ100に当接した規定位置における車輪
Sの前側に略接する至近の位置に、横(左右)方向に延
びる段差ブロック116が設置されている。段差ブロッ
ク116は断面が略台形をなしている。車輪サイズの異
なる車椅子に対応させるため、ベースパネル1には前後
方向の複数箇所に段差ブロック取り付け用のねじ孔11
7が設けられている。
【0016】図5は、後方転倒防止装置110を取り外
し、外側カバー3および内側カバー5を一部破断して示
す平面図である。 ガイド板2はその一部を凹ませて格
納部2Aとし、外側プレート6が格納可能に配設されて
いる。内側プレート7は固定用ピンユニット20に連結
され、この内側プレートと固定用ピンユニットの組を作
動させるため内側レバー10が固定用ピンユニット20
にピン連結されている。
【0017】図6、図7は、それぞれ図5のA、B矢視
によるガイド板2、外側プレート6および内側プレート
7の形状を示す。ガイド板2は長4辺形をなし、外側プ
レート6は上面カバー3面より若干量だけ低い高さの上
縁をもつ4辺形となっている。また、図5に示されるよ
うに、外側プレート6の格納時には、外側プレート6は
ガイド板2の一般面より退避した状態になっている。
【0018】内側プレート7は、後半部7Bが外側プレ
ート6と略同等の高さを持ち、前半部7Aは後半部7B
より低く形成されている。後半部7Bには裏面に前述の
固定用ピンユニット20が配され、その多段複列に並べ
られた固定用ピン23が貫通する複数の孔7pが設けら
れている。そして、前側先端は、図1、図5に示される
ように、ガイド板2から遠ざかる方向に湾曲して開いて
いる。
【0019】また、内側プレート7の前半部7Aの下縁
には、当該内側プレートが横方向に変位したときの段差
ブロック116との干渉を避けるため、切り欠き119
が形成されている。外側プレート6の下縁にも、同様に
段差ブロック116との干渉を避けるため、切り欠き1
18が形成されている。内側レバー10と外側レバー9
は、車輪検出スイッチ100の下方において、ベースパ
ネル1に固定された支持軸13にそれぞれ回動可能に支
持されている。
【0020】図8、図9は上面カバー3、5および車輪
検出スイッチ100を除去した内部を示す内部平面図で
あり、外側レバー9および内側レバー10を回動させる
駆動機構を示す。駆動機構の詳細は特開平8−2305
50号を引用する。特開平8−230550号では駆動
機構はアクチュエータ、張力調整機構、張力負荷機構等
を含んでいる。車輪検出スイッチ100の下方には、ベ
ースパネル1に固定されたベースブラケット12の支持
軸13にそれぞれ回動可能に内側レバー10と外側レバ
ー9が設けられている。内側レバー10は上記固定用ピ
ンユニット20と連結された第1アーム10Aと、端部
にスプロケット軸16を備える第2アーム10Bを有し
て略コ字形の平面形を有する。
【0021】外側レバー9は略T字形の平面形を有して
頂片をなす第1アーム9Aの一端で上記支持軸13に支
持され、その他端にスプロケット軸15を備えるととも
に、第1アーム9Aの途中から延びる第2アーム9Bの
端部が、外側プレート6にピン連結されている。外側レ
バー9と固定側の間には外側レバー戻しばね11が設け
られ、外側レバー9を図中右回り(開き方向)に付勢し
ている。ベースパネル1の最後端には手動開放装置40
が設置されている。
【0022】外側レバー9のスプロケット軸15および
内側レバー10のスプロケット軸16には、それぞれチ
ェーンスプロケット17、18が回動可能に支持されて
おり、これらのチェーンスプロケットにアクチュエータ
50で駆動される主チェーン19が卷回される。主チェ
ーン19はその一端が手動開放装置40に連結され、他
端は張力調整機構60を介してアクチュエータ50に連
結されている。アクチュエータ50は、電動モータ51
の回転を変換して駆動ロッド54の直線ストロークとし
て出力する。
【0023】主チェーン19は、図8に示されるよう
に、ベースパネル1側の固定側ブラケット70に位置固
定された案内スプロケット71を経て、まず外側レバー
9のチェーンスプロケット17で反転して、内側レバー
10のチェーンスプロケット18へ導かれる。ここでさ
らに折り返されて手動開放装置40に入り、そのスプロ
ケット41を経て横向きへ方向転換されて、端部金具4
2が支持ピン43により固定ブラケット44に固定され
ている。支持ピン43は上方へ抜き取り可能となってい
る。
【0024】上記主チェーン19に加えて、戻しチェー
ン73が設けられている。戻しチェーン73の一端は、
張力調整機構60の部材に連結され、スプロケット74
で反転したあと、内側レバー10のスプロケット軸16
に支持されたスプロケット75でさらに略反転し、案内
スプロケット71を支持する固定側ブラケット70から
延びる支持片72に固定されたロッド76に他端が連結
されている。
【0025】一方、スプロケット74の支持軸77を支
持するブラケット82に戻しばね78が係止され、スプ
ロケット74に巻回された戻しチェーン73に張力を与
える。この戻しばね78によって付勢されたスプロケッ
ト74が張力負荷機構を構成している。外側レバー9と
内側レバー10を回動させる駆動機構、とくに上記の張
力調整機構および張力負荷機構の詳細は特開平8−23
0550号を引用する。
【0026】図10は、車輪検出スイッチ100の詳細
を示す断面図である。ベースパネル1上の固定ブラケッ
ト90に固定部材91が取り付けられ、この固定部材9
1に弾性的に支持されて、車輪止めプレート92が設け
られている。車輪止めプレート92は、上端を後方へ傾
けて、そのプレート面が前方上向きとなるように設置さ
れ、裏面にプレート面に対して直角方向に延びる長穴9
3Aを有する係止片93を備える。固定部材91からは
ピン95を備える支持片94が延びて、このピン95が
係止片の長穴93Aに係合した状態で、プレート面と固
定部材間にばね96が配されて車輪止めプレート92の
姿勢を保持するようになっている。
【0027】これにより、車輪止めプレート92に所定
の力が加わると、ピン95が係止片の長穴93Aに案内
されつつ変位する。固定部材91にはさらにリミットス
イッチ97が取り付けられ、車輪止めプレート92には
それが変位した際リミットスイッチの接触子97Aと接
触して該スイッチを作動させる接触片98が設けられて
いる。
【0028】リミットスイッチ97は図示しないコント
ローラに接続され、コントローラには同じく図示しない
インジケータランプが接続されて、リミットスイッチ9
7が作動したときインジケータランプが点灯されるよう
になっている。インジケータランプは操作者が見易いユ
ニットの近傍、あるいは運転席等に配置される。コント
ローラにはさらに作動スイッチとして、図示しない「車
椅子固定」スイッチと、「車椅子開放」スイッチが接続
され、これらのスイッチ状態によってアクチュエータ5
0の電動モータが制御される。
【0029】図11は固定用ピンユニット20の詳細を
示す。ブロック21に多段複列の貫通孔22が形成さ
れ、貫通孔22内にそれぞれ固定用ピン23が挿入され
ている。各段は上下の隣接する段と位置をずらせて、各
貫通孔22は互いに千鳥状に配置されている。 固定用
ピン23は先端ピン部24、軸部25とフランジ26か
らなる。
【0030】貫通孔22はガイド板2方向を向く第1端
面21A側から順に軸方向に、上記軸部25を摺動可能
に保持する小径部22Aとフランジ26を収納する大径
部22Bを有する。大径部22Bの開口は反対側の第2
端面21Bへの押さえ板27でカバーされ、大径部内に
は固定用ピン23と押さえ板27の間に圧縮ばね28が
設けられて、固定用ピン23はフランジ26を小径部2
2Aの肩に押しつけられてその先端ピン部24が第1端
面21Aから突出するよう付勢されている。
【0031】 第1端面21Aと平行に前述の内側プレ
ート7が位置し、内側プレート7には上記固定用ピン2
3に対応してこれらの先端ピン部24を貫通させる孔7
pが設けられている。そして、通常状態においては、先
端ピン部24の先端面が内側プレート7の外側面に整列
するようになっている。
【0032】なお、上記多段複列の一群の固定用ピン2
3のうち、周辺部に位置する3〜4個のピン23nはそ
の先端部が内側プレート7の厚み分だけ短縮される一
方、内側プレート7のこれらに対応する位置には孔7p
のかわりにねじ挿通孔7nが設けられて、沈頭ねじ29
により当該ピン23nと内側プレート7とが固定されて
いる。これにより、無負荷の状態では固定用ピンユニッ
トのブロック21と内側プレート7とは所定間隙を保持
しており、内側プレート7に負荷がかかるとブロック2
1と内側プレート7が接近しつつ、固定用ピンの先端ピ
ン部24が内側プレート7の外側面から突出する。
【0033】本実施例では、駆動機構を含んで上記外側
プレートと内側プレートとで車輪を圧着可能に外側レバ
ーと内側レバーを互いに逆方向に回動させるようにした
構成が発明における車輪保持手段に該当する。また、ス
トッパ部を車椅子のフレームに当接可能に設置した後方
転倒防止装置が発明の転倒防止手段を構成している。
【0034】つぎに車両のフロア上に設置された本実施
例装置の作動について説明する。まず、車椅子120の
片側車輪Sを、先の図1、図5に仮想線で示したよう
に、ガイド板2と内側プレート7の間を前方側から後端
の車輪止めプレート92へ向けて進入させる。進入の最
終段階で、車輪Sはベースパネル1上に設けられた段差
ブロック116を乗り越える。段差ブロック116は断
面が台形であるので、車輪の操作に若干の力を加えれば
容易に乗り越えることができる。車輪Sが車輪止めプレ
ート92に当接すると、車輪止めプレート92がばね9
6の反力に抗して変位して、リミットスイッチ97が作
動する。これにより、インジケータランプが点灯して、
車椅子固定可能状態を知らせる。
【0035】この際、車椅子120の後退速度やタイヤ
あるいは車輪止めプレート92の反発力によって車椅子
が前方へ戻ろうとしても、車輪Sの前側に段差ブロック
116があるので、これに阻止されて車輪Sは車輪止め
プレート92から離れず、したがって、リミットスイッ
チ97が直ちに非作動状態に戻ったりすることなく、確
実に作動状態を保持する。またこの状態で、車椅子の縦
フレーム122は後方転倒防止装置110のパイプ上端
のストッパ部113に接し、または僅かな間隙をおいて
ストッパ部直前に位置することになる。
【0036】このあと、「車椅子固定」スイッチが押さ
れると、アクチュエータ50が主チェーン19を引っ張
る。 図12は、主チェーン19に張力が与えられたと
きの作動を示す。主チェーン19は、外側レバー9のチ
ェーンスプロケット17と内側レバー10のチェーンス
プロケット18を折り返し状に経由してその他端が支持
ピン43で固定されているので、上記張力によって外側
レバー9と内側レバー10とが支持軸13まわりに互い
に逆方向に回動する。
【0037】この結果、外側レバー9に連結された外側
プレート6がハンドル輪に当接してこれを押さえるとと
もに、反対側からは、内側レバー10に連結された固定
用ピンユニット20に支持された内側プレート7が車輪
Sに当接する。これにより、ハンドル輪を含めた車輪S
が両プレート6、7によって圧着される。
【0038】アクチュエータ50が作動を続けて内側レ
バー10がさらに回動すると、固定用ピンユニット20
の内側プレート7に固定された固定用ピン23nが圧縮
ばね28を押し縮めるため、固定用ピンユニットのブロ
ック21と内側プレート7との間隙が小さくなり、つい
には両者が接するに至る。
【0039】図13はこの際の固定用ピンユニット20
の作動状態を示す。すなわち、この間、内側プレート7
に固定されていない多数の固定用ピン23は、その先端
ピン部24が内側プレートの孔7pを抜け、内側プレー
ト7の外側面から突出していく。そして、車輪リム内径
側のスポーク部分では、図中にUで示されるように、固
定用ピン23はそのフランジ26が小径部22Aの肩に
当たった最長位置まで突出する。また、タイヤ等に当た
った固定用ピンはVで示されるようにその圧縮ばね28
を押し縮め退避した位置に留まる。
【0040】このあとさらに若干量だけアクチュエータ
50を作動させることにより、内側プレート7と外側プ
レート6の車輪圧着力が強まる。ここで、張力調整機構
60内に設けられたリミットスイッチ69が作動して、
その作動信号を受けてコントローラがアクチュエータ5
0を停止させる。これにより、固定操作が完了する。
【0041】なお、前述のように、外側プレート6は外
側レバー9に対し、内側プレート7は固定用ピンユニッ
ト20を介して内側レバー10に対し、それぞれピン支
持されている。したがって、車椅子の車輪Sがガイド板
2と内側プレート7の間に斜めに進入した場合にも、図
14に示すように、斜めの車輪も両プレート6、7によ
って面で圧着される。そして固定用ピン23によっても
係合される。
【0042】以上のように固定された状態では、車椅子
の車輪Sは車両の通常走行中に発生する車両前後方向あ
るいは横方向の加速度に対し、外側および内側プレート
6、7の圧着力に基づく摩擦力で十分保持される。ま
た、前後方向の過大な加速度などにより車椅子120が
移動しようとしたときにも、多数の固定用ピン23のう
ちの複数本が車輪リムに係合するとともに、このように
固定された車輪に対して万一乗員の慣性力により車椅子
120が後方へ回転しようとしても、縦フレーム122
が後方転倒防止装置110のストッパ部113に当接し
て、後方への転倒が防止される。
【0043】つぎに、車椅子120を開放する場合は、
「車椅子開放」スイッチを押す。これによりコントロー
ラは駆動機構のアクチュエータ50を逆方向に作動させ
る。こうして主チェーン19に対する張力が解かれる
と、外側レバー9は外側レバー戻しばね11によって開
くので、外側プレート6が格納部2Aに格納される。
【0044】また、内側レバー10は、戻しチェーン7
3の張力をスプロケット75に受けて固定時とは逆方向
に回動する。これにより、固定用ピンユニット20がそ
の固定用ピン23を内側プレート7の外側面から退避さ
せつつブロック21を内側プレート7から離し、続いて
固定用ピンユニット20と内側プレート7とが一体に車
輪Sから離れる。これで開放操作が完了する。このあと
は何等の障害なくガイド板2と内側プレート7から車輪
Sが自由となり、車椅子120を退出させることができ
る。
【0045】本実施例は以上のように構成され、外側レ
バー9と内側レバー10によって外側プレート6と内側
プレート7を向かい合わせに移動させて、車椅子の車輪
Sを面で挟んで圧着力に基づく摩擦力を及ぼし、また、
内側プレート7に固定用ピンユニット20を付設し、車
輪を挟む際多数の固定用ピン23がばね力により内側プ
レート7から突出するようにして、複数本の固定用ピン
23がタイヤを押さえ、あるいは車輪リムに係合するよ
うにしたから、車椅子120は通常の走行で発生する加
速度等に対して十分に保持される。
【0046】そしてさらに後方転倒防止装置110を備
えて、車椅子120の縦フレーム122がストッパ部1
13に当接するようにしたので、車輪用ブレーキを掛け
忘れたり、とくに過大な加速度を受けた場合でも車椅子
120が転倒するおそれが皆無となる。なお、ストッパ
部113は車椅子のフレームの少なくもシートフレーム
126より高い部位に当接可能であればよいが、より大
きな加速度に対応できる点で、実施例のように肘掛けフ
レーム124よりも高い部位に当接可能の高さとするの
が好ましい。
【0047】また、外側プレート6と内側プレート7は
それぞれ外側レバー9と内側レバー10に対してピン支
持により回動可能となっているので、車輪巾の異なる車
椅子でも常に面圧着できるとともに、たとえ車椅子の車
輪が斜め方向に進入した場合にもそのままの状態で確実
に圧着保持される。
【0048】また、車輪を車輪止めプレート92に当接
させてリミットスイッチを作動させると、車輪止めプレ
ートの反発力で車椅子が戻ってしまうので、車輪が車輪
止めプレート92に当接した時点で車輪用ブレーキを掛
ける必要があるが、タイミング良くブレーキを掛けるこ
とは容易ではない。これに対して本実施例では、ベース
パネル1上で車輪止めプレート92に当接した規定位置
における車輪Sの前側に断面台形の段差ブロック116
を設けてあるので、車輪止めプレート92にまで進入さ
せたあと車椅子120は反発力で戻ることがなく、リミ
ットスイッチの作動状態を確実に保持することができ
る。
【0049】なお、実施例では特開平8−230550
号公報に開示された駆動機構を用いて、外側レバー9と
内側レバー10を回転作動させ、車輪Sを圧着保持する
ものとしたが、これに限定されることなく、車輪の移動
を阻止して保持する種々の車輪固定装置に後方転倒防止
装置110を組み合わせることにより、過大な加速度等
にも影響を受けずに車椅子を確実に固定することができ
る。
【0050】
【発明の効果】以上のとおり、本発明は、車椅子の車輪
に係合して該車輪を固定側に保持する車輪保持手段と、
車椅子のフレームに当接して、車輪軸まわりのフレーム
の回転を阻止するストッパ部を備える転倒防止手段とを
有する移動体用車椅子固定装置としたので、過大な加速
度を受けて車椅子の乗員の慣性力により車椅子が回転し
ようとしても、ストッパ部により阻止される。したがっ
て、車椅子の車輪ブレーキの掛け忘れがあったり、車輪
ブレーキの効きが弱い場合に移動体が急に発進したり後
方から追突されることがあっても、車椅子は転倒しない
という効果を有する。なお、一端が固定側に取り付けら
れたパイプを用い、パイプの他端部を車椅子のシートよ
り高い位置で横方向に延ばしてストッパ部とすることに
より、簡単な構成で転倒防止手段を実現することができ
る。
【0051】また、とくに車輪保持手段は、それぞれ固
定側に対して回動可能に設けられた外側レバーおよび内
側レバーと、各レバーに回動可能に連結され間隙をおい
て対向配置した外側プレートおよび内側プレートを備
え、駆動機構で各レバーを互いに逆方向に回動させるこ
とにより外側プレートと内側プレートを互いに水平方向
に接近させて、間隙に位置させた車椅子の車輪を外側プ
レートと内側プレートとで圧着するように構成すること
により、車輪のサイズ等にかかわらず常に車輪を押さえ
ることができ、また車輪が斜めに位置してもこれにそっ
て車輪を面で圧着することができる。
【0052】さらに、内側プレートが当該内側プレート
との距離が弾性的に変化可能に付設されるとともにばね
で突出方向に付勢された複数の固定用ピンを備える固定
用ピンユニットを介して内側レバーに連結され、内側プ
レートに負荷がかかると固定用ピンが内側プレートに設
けられた孔を貫通して外側プレート対向面側へ突出する
ように構成することにより、内側プレートの圧着にした
がって複数の固定用ピンが内側プレートの孔を抜け、内
側プレートの外側面から突出して車輪タイヤやリムと係
合するので、過大な加速度が加わっても車輪が確実に保
持される。
【0053】さらにまた、外側プレートと内側プレート
の間に、上記間隙内を所定位置まで進入した車椅子の車
輪に押圧されて作動するリミットスイッチを設けること
ができ、間隙内の進入路に、上記所定位置まで進入した
車椅子の車輪の接地点を挟んだ反対側において、当該車
輪に略接する段差ブロックを進入路を横切って設置する
ことにより、所定位置まで進入させたあと車椅子が反発
力で戻ろうとしても段差ブロックにより阻止され、リミ
ットスイッチの作動状態を確実に保持することができ
る。段差ブロックの断面は台形とすることにより、車輪
が段差ブロックを乗り越えるのが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の全体外観を示す上面図であ
る。
【図2】実施例の全体外観を示す側面図である。
【図3】実施例の全体外観を示す後面図である。
【図4】後方転倒防止装置を示す斜視図である。
【図5】後方転倒防止装置を取り外して示す一部破断平
面図である。
【図6】ガイド板と外側プレートの形状を示す側面図で
ある。
【図7】内側プレートの形状を示す側面図である。
【図8】カバーを除去して内部の駆動機構を示す上面図
である。
【図9】カバーを除去して内部の駆動機構を示す上面図
である。
【図10】車輪検出スイッチの詳細を示す断面図であ
る。
【図11】固定用ピンユニットの詳細を示す断面図であ
る。
【図12】実施例の作動を示す図である。
【図13】固定用ピンユニットの作動状態を示す図であ
る。
【図14】車輪の斜め位置での作動状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 ベースパネル 2 ガイド板 2A 格納部 3 外側カバー 5 内側カバー 6 外側プレート 7 内側プレート 7A 前半部 7B 後半部 7p 孔 9 外側レバー 9A 第1アーム 9B 第2アーム 10 内側レバー 10A 第1アーム 10B 第2アーム 11 外側レバー戻しばね 12 ベースブラケット 13 支持軸 15、16 スプロケット軸 17、18 チェーンスプロケット 19 主チェーン 20 固定用ピンユニット 21 ブロック 21A 第1端面 21B 第2端面 22 貫通孔 22A 小径部 22B 大径部 23 固定用ピン 24 先端ピン部 25 軸部 26 フランジ 27 押さえ板 28 圧縮ばね 29 沈頭ねじ 40 手動開放装置 41 スプロケット 42 端部金具 43 支持ピン 44 固定ブラケット 50 アクチュエータ 51 電動モータ 54 駆動ロッド 60 張力調整機構 69 リミットスイッチ 70 固定側ブラケット 71 案内スプロケット 72 支持片 73 戻しチェーン 74、75 スプロケット 76 ロッド 77 支持軸 78 戻しばね 82 ブラケット 90 固定ブラケット 91 固定部材 92 車輪止めプレート 93A 長穴 94 支持片 95 ピン 96 ばね 97 リミットスイッチ 97A 接触子 98 接触片 100 車輪検出スイッチ 120 車椅子 110 後方転倒防止装置(転倒防止手段) 111 基板 112 パイプ 113 ストッパ部 122 縦フレーム 124 肘掛けフレーム 126 シートフレーム 114 補強ブラケット 116 段差ブロック 117 ねじ孔 118、119 切り欠き S 車輪

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体上で車椅子を保持する車椅子固定
    装置であって、車椅子の車輪に係合して該車輪を固定側
    に保持する車輪保持手段と、車椅子のフレームに当接し
    て、車輪軸まわりのフレームの回転を阻止するストッパ
    部を備える転倒防止手段とを有することを特徴とする移
    動体用車椅子固定装置。
  2. 【請求項2】 前記転倒防止手段は、一端が固定側に取
    り付けられたパイプからなり、該パイプの他端部が車椅
    子のシートより高い位置で横方向に延びて前記ストッパ
    部を形成していることを特徴とする請求項1記載の移動
    体用車椅子固定装置。
  3. 【請求項3】 前記車輪保持手段は、固定側に対して回
    動可能に設けられた外側レバーと、固定側に対して回動
    可能に設けられた内側レバーと、前記外側レバーに回動
    可能に連結された外側プレートと、前記内側レバーに回
    動可能に連結された内側プレートと、前記外側レバーと
    内側レバーを互いに逆方向に回動させる駆動機構とを備
    え、前記外側プレートと内側プレートを互いに水平方向
    に接近、離間可能に間隙をおいて対向配置して、前記間
    隙に位置させた車椅子の車輪を前記外側プレートと内側
    プレートとで圧着可能に構成されていることを特徴とす
    る請求項1または2記載の移動体用車椅子固定装置。
  4. 【請求項4】 前記内側プレートは、当該内側プレート
    との距離が弾性的に変化可能に付設された固定用ピンユ
    ニットを介して前記内側レバーに連結され、該固定用ピ
    ンユニットは、ばねで突出方向に付勢された複数の固定
    用ピンを備え、前記内側プレートに負荷がかかると前記
    固定用ピンが内側プレートに設けられた孔を貫通して外
    側プレート対向面側へ突出するように構成されているこ
    とを特徴とする請求項3記載の移動体用車椅子固定装
    置。
  5. 【請求項5】 前記内側レバーと固定用ピンユニットを
    覆うカバーが設けられ、前記転倒防止手段のパイプはブ
    ラケットを介して前記カバーに取り付けられていること
    を特徴とする請求項4記載の移動体用車椅子固定装置。
  6. 【請求項6】 前記外側プレートと内側プレートの間に
    は、前記間隙内を所定位置まで進入した車椅子の車輪に
    押圧されて作動するリミットスイッチが設けられ、前記
    間隙内の進入路には、前記所定位置まで進入した車椅子
    の車輪の接地点を挟んだ反対側において、当該車輪に略
    接する段差ブロックが前記進入路を横切って設置されて
    いることを特徴とする請求項3または4記載の移動体用
    車椅子固定装置。
  7. 【請求項7】 前記段差ブロックは台形の断面を有する
    ことを特徴とする請求項5記載の移動体用車椅子固定装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100434018B1 (ko) * 2001-08-31 2004-06-04 주식회사 삼주기계 이동체용 휠체어 고정장치
WO2008039810A2 (en) 2006-09-25 2008-04-03 Valeda Company Llc (D/B/A Q'straint) Wheelchair passenger station
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