JP2001029307A - ごみ取りローラー - Google Patents

ごみ取りローラー

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JP2001029307A
JP2001029307A JP11210075A JP21007599A JP2001029307A JP 2001029307 A JP2001029307 A JP 2001029307A JP 11210075 A JP11210075 A JP 11210075A JP 21007599 A JP21007599 A JP 21007599A JP 2001029307 A JP2001029307 A JP 2001029307A
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JP
Japan
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adhesive
adhesive layer
dust
pressure
sensitive adhesive
Prior art date
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Pending
Application number
JP11210075A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigetoshi Fukuhara
成年 福原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ATORATSUKU KK
Original Assignee
ATORATSUKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】粘着層にごみを接着し、水洗いして前記接着し
たごみを洗い流すか、あるいは濡れた布等で拭いて該ご
みを除去して、粘着層に再び接着力を回復させる。 【解決手段】合成紙より成る粘着剤塗布シート5の表面
に、JIS Z 0237.8に準拠した粘着剤の物性
評価法において、25mm巾、180度剥離で400〜
600g程度の接着力を有するウレタン樹脂系粘着剤を
塗布した粘着層6を設けて粘着シート4を形成する一
方、持手1の支持金具2に回転自在に軸支された回転ロ
ーラー3の外周に前記粘着シート4を複数周巻回して接
着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粘着層にちりやほ
こり、あるいは動物の毛等の小さなごみを接着し、水洗
いして前記接着したごみを洗い流すか、あるいは濡れた
布等で拭いて前記ごみを除去すると、粘着層が再び接着
力を回復して各接着面で100回程度繰返して使用する
ことができるごみ取りローラーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ちりやほこり、あるいは動物の毛
等の小さなごみを接着して除去し、水洗いして前記接着
したごみを洗い流すか、あるいは濡れた布等で拭いて前
記ごみを除去すると再び接着力を回復して数百回程度繰
返して使用することができるごみ取りローラーとして
は、比較的軟らかい樹脂に粘着性をもたせたごみ取りロ
ーラーは知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のごみ取りロ
ーラーは単に樹脂に粘着性をもたせているだけなので、
接着力が弱く、従ってごみの接着能力が悪いという課題
があった。
【0004】また、素材が軟らかい樹脂のため、微細な
ごみが樹脂内に浸透して汚れてしまい、水洗いしてもそ
の汚れが取れないという課題があった。
【0005】本発明は、前記課題を解決すべくなされた
もので、従来の水洗い可能なごみ取りローラーに比して
接着力が強く、またローラーの接着面が汚れても、その
部分を破いてしまうことにより、次の新しい接着面を表
面に露出せしめて使用することができるごみ取りローラ
ーを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、合成紙より成
る粘着剤塗布シートの表面に、25mm巾、180度剥
離で400〜600g程度の接着力を有するウレタン樹
脂系粘着剤を塗布した粘着層を設けて粘着シートを形成
する一方、持手の支持金具に回転自在に軸支された回転
ローラーの外周に前記粘着シートを複数周巻回して接着
するという手段を採用することにより、上記課題を解決
した。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて詳細に説明すると、持手1に固定された支持金具2
の先端に回転ローラー3が回転自在に軸支され、且つ該
回転ローラー3の外周に粘着シート4が複数周巻回して
接着されている。
【0008】前記粘着シート4は、合成紙より成る粘着
剤塗布シート5の表面に、25mm巾、180度剥離で
400〜600g程度の接着力を有するウレタン樹脂系
粘着剤を塗布した粘着層6を設けて形成されている。
【0009】そして、前記構成より成る粘着シート4の
裏面の一端が前記回転ローラー3の外周面に固着される
と共に、該粘着シート4の他端側を該回転ローラー3に
少なくとも4〜5周程度巻回して粘着層6を対面する粘
着剤塗布シート5の裏面に接着し、更に前記粘着シート
4の両端部に使用済みの粘着シート4を剥離して切り離
す目安となる切り込み線7を設けて、本発明ごみ取りロ
ーラーRが形成されている。
【0010】前記ウレタン樹脂系粘着剤を塗布した25
mm巾の粘着層6の180度剥離による対SUS板接着
力、粘着性および保持力をエージング温度と日数を異に
してテストした結果を表1〜表3に示す。表1は23℃
エージング、表2は40℃エージング、表3は70℃エ
ージングにおけるテスト結果である。
【0011】
【表1】
【0012】
【表2】
【0013】
【表3】
【0014】前記表1〜表3の結果により、前記ウレタ
ン樹脂系粘着剤を塗布した粘着層6は、25mm巾の1
80度剥離で400〜600g程度の接着力を有する弱
粘着性に形成されていて、接着力はあまり強くないが、
粘着性および保持力が比較的大きいため、セン断力強度
および引張り強度が強く、横のずれに強いという効果が
あることが立証された。
【0015】また、前記粘着シート4の粘着層6は、2
5mm巾、180度剥離で400〜600g程度の接着
力しかない弱粘着性であるため、粘着層6にこれと対面
する粘着シート4の裏面側を巻回して接着しても、極め
て簡単に巻回接着した面を剥離することができる。そし
て、一旦接着されると、粘着層6が弱粘着性であっても
横のずれに強いので、前記粘着層6がずれて剥れるとい
う虞れもない。更に、前記粘着層6はウレタン樹脂系粘
着剤を塗布してあるため、粘着層6の表面にウレタン膜
が形成されて、ごみや水分が内部へ浸透するのを防止す
ることができ、仮りに該粘着層6にほこり、毛等のごみ
が付着して接着力が落ちた場合は、これらごみ等を水で
洗い流したり、濡れた布等で拭いたりして取り去り、再
び接着力を回復させて使用することができる。
【0016】前記構成より成るごみ取りローラーRは、
その粘着層6面を露出して、被服、たたみ、じゅうたん
等の表面に接して回転させることにより、ほこり、毛等
のごみが粘着層6に付着する。そして、ごみの粘着層6
への接着力が劣えた場合は、前記粘着層6を水洗いする
か、濡れた布等で拭いて前記付着したごみを取り去る
と、該粘着層6の接着力が回復し、これを繰り返すこと
により長期間の使用をすることができる。そして、前記
粘着層6が汚れたり、あるいは接着力が回復できないほ
ど落ちた場合は、今迄使用した粘着シート4を切り込み
線7部分から切り離し、新しい粘着層6を露出させて使
用する。回転ローラー3に4〜5周程度巻回し接着した
粘着シート4は平均すると各接着面で100回程度の使
用が可能である。
【0017】
【発明の効果】本発明は上述のようであるから、粘着層
にごみが付着して、その接着力が劣えた場合、前記粘着
層を水洗いするか、濡れた布等で拭いて前記付着したご
みを取り去ると、粘着層の接着力が回復して、再びごみ
を接着させることができるので、長期間の使用が可能で
経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ごみ取りローラーの全体の斜視図であ
る。
【図2】図1の横断面図である。
【図3】本発明ごみ取りローラーに使用する粘着シート
の拡大縦断面図である。
【符号の説明】
1 持手、 2 支持金具、 3 回転ローラー、 4
粘着シート、 5 粘着剤塗布シート、 6 粘着
層。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年5月1日(2000.5.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、合成紙より成
る粘着剤塗布シートの表面に、JIS Z 0237.
8に準拠した粘着剤の物性評価法において、25mm
巾、180度剥離で400〜600g程度の接着力を有
するウレタン樹脂系粘着剤を塗布した粘着層を設けて粘
着シートを形成する一方、持手の支持金具に回転自在に
軸支された回転ローラーの外周に前記粘着シートを複数
周巻回して接着するという手段を採用することにより、
上記課題を解決した。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】前記粘着シート4は、合成紙より成る粘着
剤塗布シート5の表面にJIS Z 0237.8に準
拠した粘着剤の物性評価法において、25mm巾180
度剥離で400〜600g程度の接着力を有するウレタ
ン樹脂系粘着剤を塗布した粘着層6を設けて形成されて
いる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】前記JIS Z 0237.8に準拠した
粘着剤の物性評価法において、ウレタン樹脂系粘着剤を
塗布した25mm巾の粘着層6の180度剥離による対
SUS板接着力、粘着性および保持力をエージング温度
と日数を異にしてテストした結果を表1〜表3に示す。
表1は23℃エージング、表2は40℃エージング、表
3は70℃エージングにおけるテスト結果である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】前記表1〜表3の結果により、前記ウレタ
ン樹脂系粘着剤を塗布した粘着層6は、JIS Z 0
237.8に準拠した粘着剤の物性評価法において、
5mm巾の180度剥離で400〜600g程度の接着
力を有する弱粘着性に形成されていて、接着力はあまり
強くないが、粘着性および保持力が比較的大きいため、
セン断力強度および引張り強度が強く、横のずれに強い
という効果があることが立証された。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】また、前記粘着シート4の粘着層6は、
IS Z 0237.8に準拠した粘着剤の物性評価法
において、25mm巾、180度剥離で400〜600
g程度の接着力しかない弱粘着性であるため、粘着層6
にこれと対面する粘着シート4の裏面側を巻回して接着
しても、極めて簡単に巻回接着した面を剥離することが
できる。そして、一旦接着されると、粘着層6が弱粘着
性であっても横のずれに強いので、前記粘着層6がずれ
て剥れるという虞れもない。更に、前記粘着層6はウレ
タン樹脂系粘着剤を塗布してあるため、粘着層6の表面
にウレタン膜が形成されて、ごみや水分が内部へ浸透す
るのを防止することができ、仮りに該粘着層6にほこ
り、毛等のごみが付着して接着力が落ちた場合は、これ
らごみ等を水で洗い流したり、濡れた布等で拭いたりし
て取り去り、再び接着力を回復させて使用することがで
きる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成紙より成る粘着剤塗布シートの表面
    に、25mm巾、180度剥離で400〜600g程度
    の接着力を有するウレタン樹脂系粘着剤を塗布した粘着
    層を設けて粘着シートを形成する一方、持手の支持金具
    に回転自在に軸支された回転ローラーの外周に前記粘着
    シートを複数周巻回して接着したことを特徴とするごみ
    取りローラー。
JP11210075A 1999-07-26 1999-07-26 ごみ取りローラー Pending JP2001029307A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014115632A1 (ja) * 2013-01-25 2014-07-31 株式会社ニトムズ 有機質汚れ除去用粘着クリーナー
EP2737840A4 (en) * 2011-07-26 2015-04-08 Nitoms Kk LAYER CLEANER FOR PLATE SURFACES

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US9003591B2 (en) 2011-07-26 2015-04-14 Kabushiki Kaisha Nitoms Pressure-sensitive adhesive cleaner for plate surfaces
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