JP3156411U - 粘着クリーナ - Google Patents
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Abstract
【課題】携帯性に優れた粘着クリーナを提供する。【解決手段】中空円筒状の基材シート3と、基材シート3の少なくとも外周側に設けられた粘着層5と、を備える。基材シート3の内周側に、ロー引き加工、起毛加工、シリコン加工、及びラミネート加工のうちのいずれかが施されていることが好ましい。粘着層5を覆い、使用時には剥離可能な保護シートを備えることが好ましい。基材シート3は、紙、プラスチックフィルム、布、及び不織布のうちのいずれかから成ることが好ましい。【選択図】図1
Description
本考案は、粘着クリーナに関する。
従来、種々のゴミ、塵埃を除去することを目的とするローラ式粘着クリーナが知られている(特許文献1参照)。このローラ式粘着クリーナは、巻芯の外周面に粘着シートを取り付けて成る粘着ロールを、取手及びロール装着部材を備えた本体部に装着したものである。使用するとき、ユーザは取手を持ち、粘着ロールを清掃すべき面(例えば床面等)に押し付け、清掃面に沿って、粘着ロールを移動させる。粘着ロールは、本体部に回転可能に取り付けられているので、床面等の上を転動する。このとき、ゴミ、塵埃が、粘着ロールの粘着シートに付着する。
ローラ式粘着クリーナは、粘着ロールだけでなく、本体部も備えるため、携帯に不便であった、そのため、例えば、外出先で衣服に付着したペットの毛、ゴミ、塵埃等を除去する用途には使いにくかった。
本考案は以上の点に鑑みなされたものであり、携帯性に優れた粘着クリーナを提供することを目的とする。
本考案の粘着クリーナは、中空円筒状の基材シートと、前記基材シートの少なくとも外周側に設けられた粘着層と、を備える。
本考案の粘着クリーナは、従来のローラ式粘着クリーナとは異なり、取手や本体部が必要ないため、携帯性に優れている。そのため、例えば、外出先で衣服に付着したペットの毛、ゴミ、塵埃等を除去することができる。
本考案の粘着クリーナは、従来のローラ式粘着クリーナとは異なり、取手や本体部が必要ないため、携帯性に優れている。そのため、例えば、外出先で衣服に付着したペットの毛、ゴミ、塵埃等を除去することができる。
本考案の粘着クリーナは、基材シートの内周側に、ロー引き加工、起毛加工、シリコン加工、及びラミネート加工のうちのいずれかが施されていることが好ましい。
こうすることにより、基材シートと指との摩擦力を低減し、指に対して粘着クリーナを回転させる使用方法(後述)を容易に行うことができる。
こうすることにより、基材シートと指との摩擦力を低減し、指に対して粘着クリーナを回転させる使用方法(後述)を容易に行うことができる。
本考案の粘着クリーナは、粘着層を覆い、使用時には剥離可能な保護シートを備えることが好ましい。この保護シートを備えることで、使用前に、粘着層が、不本意に他の部材に接着してしまうようなことがなく、取り扱いが容易である。
前記基材シートとしては、例えば、紙、プラスチックフィルム(例えばポリエチレンラミネート等)、布、不織布等が挙げられる。
本考案の粘着クリーナは、例えば、ペットの毛(特に、衣服に付着したペットの毛)、人髪、糸くず、綿ホコリ、塵埃等を除去する用途に使用することができる。
本考案の粘着クリーナは、例えば、ペットの毛(特に、衣服に付着したペットの毛)、人髪、糸くず、綿ホコリ、塵埃等を除去する用途に使用することができる。
前記粘着層は、例えば、周知のホットメルト系粘着剤、溶剤系粘着剤、水系粘着剤等を基材シート上に塗工することで形成できる。粘着剤の塗工量は、5〜50g/m2の範囲が、汚れを確実に付着させ、保持する点から好適である。粘着剤の塗工方法としては、例えば、ファウンテンコータを用いる方法、熱排風型連続塗工機を用いる方法等が挙げられる。
本考案の実施形態を説明する。
1.粘着クリーナ1の構成
粘着クリーナ1は、図1に示すように、中空円筒状の基材シート3と、その外周側に設けられた粘着層5とを備える。
粘着クリーナ1は、図1に示すように、中空円筒状の基材シート3と、その外周側に設けられた粘着層5とを備える。
基材シート3は、中空円筒状の紙から成り、折り曲げ自在である。基材シート3を図1における上方向から見て、円形となるようにした場合、その直径は50mmである。また、基材シート3の幅(図1における高さ)は45mmである。
基材シート3の内周側3aは、ロー引き加工されており、その加工がされていない場合よりも、手(指)で持ったときに滑りやすくなっている。また、基材シート3には、それを横断するミシン目7が形成されており、そのミシン目7において、容易に引き裂くことができる。
粘着層5は、基材シート3の外周面のうち、両端から3mmの部分に形成されたのり無し部9を除く領域に、全周にわたって設けられている。粘着層5は、周知のホットメルト系粘着剤から成る。更に詳しくは、スチレン系又はオレフィン系のホットメルト系粘着剤である。粘着剤の塗工量は、10〜50g/m2である。
また、粘着クリーナ1は、図2に示すように、その外周面を覆う保護シート11を備えている。保護シート11は、紙から成り、その幅(図2における奥行き方向の長さ)は、基材シート3の幅と同じであり、その長手方向の長さは、基材シート3の外周を完全に覆うのに必要十分な長さである。保護シート11の内周面は、周知の剥離処理(例えば、特開2000−190074号公報の段落0024〜0025に記載された剥離剤を塗布する処理)が施されている。
2.粘着クリーナ1の使用方法
粘着クリーナ1は、そのままでは、保護シート11によって、粘着層5が覆われている。使用時には、保護シート11を剥がす。このとき、保護シート11の内周面は、上記のように、剥離処理が施されているので、容易に剥がれる。
粘着クリーナ1は、そのままでは、保護シート11によって、粘着層5が覆われている。使用時には、保護シート11を剥がす。このとき、保護シート11の内周面は、上記のように、剥離処理が施されているので、容易に剥がれる。
次に、図3に示すように、手の指を数本(図3では3本)粘着クリーナ1の内部に差し込む。そして、粘着クリーナ1のうち、指の腹と対向する部分(図3において点線矢印で示す部分)の粘着層5を、清掃したい面(以下、清掃面とする)に押し当てる。
次に、粘着層5を清掃面に押し当てたまま、粘着クリーナ1を(すなわち粘着クリーナ1をはめた手を)、清掃面と平行な方向(図3におけるA方向、又はB方向)に動かす。
このとき、粘着層5と清掃面との間には、粘着層5の粘着力によって大きな摩擦力が生じ、しかも、基材シート3の内周側は、ロー引き加工により、指との摩擦力が小さくなっているから、粘着クリーナ1の清掃面に沿った移動に伴い、粘着クリーナ1は、指に対して、滑るように回転する。さらに詳しくは、図3におけるA方向に粘着クリーナ1を移動させたときは、粘着クリーナ1は、指に対し、C方向に回転する。このとき、粘着層5は、清掃面に対して横滑りしない。また、図3におけるB方向に粘着クリーナ1を移動させたときは、粘着クリーナ1は、指に対し、D方向に回転する。このときも、粘着層5は、清掃面に対して横滑りしない。
このとき、粘着層5と清掃面との間には、粘着層5の粘着力によって大きな摩擦力が生じ、しかも、基材シート3の内周側は、ロー引き加工により、指との摩擦力が小さくなっているから、粘着クリーナ1の清掃面に沿った移動に伴い、粘着クリーナ1は、指に対して、滑るように回転する。さらに詳しくは、図3におけるA方向に粘着クリーナ1を移動させたときは、粘着クリーナ1は、指に対し、C方向に回転する。このとき、粘着層5は、清掃面に対して横滑りしない。また、図3におけるB方向に粘着クリーナ1を移動させたときは、粘着クリーナ1は、指に対し、D方向に回転する。このときも、粘着層5は、清掃面に対して横滑りしない。
また、粘着クリーナ1は、図3におけるE、F方向に往復させて(すなわち、清掃面に押し当てたり、引き離したりして)使用することもできる。
使用後は、ミシン目7において粘着クリーナ1を引き裂いて帯状とし、粘着層5同士を張り合わせるように折り曲げて、廃棄することができる。
使用後は、ミシン目7において粘着クリーナ1を引き裂いて帯状とし、粘着層5同士を張り合わせるように折り曲げて、廃棄することができる。
3.粘着クリーナが奏する効果
(1)粘着クリーナ1は、従来のローラ式粘着クリーナとは異なり、取手や本体部が必要ないため、携帯性に優れている。そのため、例えば、外出先で衣服に付着したペットの毛、ゴミ、塵埃等を除去することができる。
(2)粘着クリーナ1は、基材シート3の内周側にロー引き加工を施し、指との摩擦力を低減しているので、上述したように、指に対して粘着クリーナ1を回転させる使用方法を容易に行うことができる。
(1)粘着クリーナ1は、従来のローラ式粘着クリーナとは異なり、取手や本体部が必要ないため、携帯性に優れている。そのため、例えば、外出先で衣服に付着したペットの毛、ゴミ、塵埃等を除去することができる。
(2)粘着クリーナ1は、基材シート3の内周側にロー引き加工を施し、指との摩擦力を低減しているので、上述したように、指に対して粘着クリーナ1を回転させる使用方法を容易に行うことができる。
この使用方法によれば、粘着層5の広い範囲が次々に清掃面と当接するようになるので、粘着層5全体を有効に活用することができる。また、粘着層5が清掃面に対し横滑りせず、粘着剤が清掃面に擦り付けられないので、粘着層5の粘着剤が清掃面に転移してしまうようなことが生じ難い。
(3)使用後は、ミシン目7において粘着クリーナ1を引き裂き、粘着層5同士を張り合わせるように折り曲げて、廃棄することができる。そのため、廃棄した粘着クリーナ1の粘着層5が、不本意に他の部材に接着してしまうようなことがなく、取り扱いが容易である。
(4)粘着クリーナ1は、保護シート11を備えているので、使用前に、粘着層5が、不本意に他の部材に接着してしまうようなことがなく、取り扱いが容易である。
(3)使用後は、ミシン目7において粘着クリーナ1を引き裂き、粘着層5同士を張り合わせるように折り曲げて、廃棄することができる。そのため、廃棄した粘着クリーナ1の粘着層5が、不本意に他の部材に接着してしまうようなことがなく、取り扱いが容易である。
(4)粘着クリーナ1は、保護シート11を備えているので、使用前に、粘着層5が、不本意に他の部材に接着してしまうようなことがなく、取り扱いが容易である。
尚、本考案は前記実施形態になんら限定されるものではなく、本考案を逸脱しない範囲において種々の態様で実施しうることはいうまでもない。
例えば、基材シート3の材質は、プラスチックフィルム、布、不織布等であっても、略同様の効果を奏することができる。
例えば、基材シート3の材質は、プラスチックフィルム、布、不織布等であっても、略同様の効果を奏することができる。
また、基材シート3の内周側に施す加工は、ロー引き加工に代えて、起毛加工、シリコン加工、又はラミネート加工であっても、指との摩擦力を低減し、ロー引き加工の場合と略同様の効果を奏することができる。
また、前記粘着層5は、ホットメルト系粘着剤以外の粘着剤を塗布した層であっても、略同様の効果を生じることができる。
また、基材シート3の直径は、使用者の手の大きさ、使用状況に応じて適宜設定できる。例えば、直径を上述した実施形態よりも小さくして、1〜2本の指を挿入する使用方法に対応させることができる。また、直径を上述した実施形態よりも大きくして、4本以上の指、又は掌を挿入する使用方法に対応させることができる。
また、基材シート3の直径は、使用者の手の大きさ、使用状況に応じて適宜設定できる。例えば、直径を上述した実施形態よりも小さくして、1〜2本の指を挿入する使用方法に対応させることができる。また、直径を上述した実施形態よりも大きくして、4本以上の指、又は掌を挿入する使用方法に対応させることができる。
1・・・粘着クリーナ、3・・・基材シート、5・・・粘着層、
7・・・ミシン目、9・・・のり無し部、11・・・保護シート
7・・・ミシン目、9・・・のり無し部、11・・・保護シート
Claims (4)
- 中空円筒状の基材シートと、
前記基材シートの少なくとも外周側に設けられた粘着層と、
を備える粘着クリーナ。 - 前記基材シートの内周側に、ロー引き加工、起毛加工、シリコン加工、及びラミネート加工のうちのいずれかが施されていることを特徴とする請求項1記載の粘着クリーナ。
- 前記粘着層を覆い、使用時には剥離可能な保護シートを備えることを特徴とする請求項1又は2記載の粘着クリーナ。
- 前記基材シートは、紙、プラスチックフィルム、布、及び不織布のうちのいずれかから成ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の粘着クリーナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009007368U JP3156411U (ja) | 2009-10-16 | 2009-10-16 | 粘着クリーナ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2009007368U JP3156411U (ja) | 2009-10-16 | 2009-10-16 | 粘着クリーナ |
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Family Applications (1)
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- 2009-10-16 JP JP2009007368U patent/JP3156411U/ja not_active Expired - Fee Related
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