JP3188858U - マニキュア除去シート - Google Patents

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JP3188858U
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nail polish
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清鎮 蕭
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Sun Jake Industries Co Ltd
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Sun Jake Industries Co Ltd
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Abstract

【課題】指先に取り付けて爪の表面に塗り付けたマニキュアを取り除くことができるマニキュア除去シートを提供する。
【解決手段】シート状の部材から構成され、その一主面上に接着層101が形成されていると共に吸収部材12を取り付けるための取付領域102を具備する本体10と、接着層101上の取付領域102に設けられ、除去液の漏れを防止する阻止シート11と、阻止シート11上に設けられ、マニキュアを除去できる除去液を吸収可能な吸収部材12と、本体10の接着層101又は吸収部材12を保護する離型紙13と、を、順次積層してなる。
【選択図】図1

Description

本考案は、爪のケア用品に関し、特に手や足の爪の表面に直接固定して用いる、除去液を用いてマニキュアを取り除くための、マニキュア除去シートに関する。
今日の爪ケア産業は盛んに発展しており、女性たちは豊かな色彩のマニキュアを爪に塗りることで爪を美しく彩っている。しかし、マニキュアがはがれてくると、または他のマニキュア液を塗りたいときには、爪に塗り付けていた元来のマニキュアを除去液(リムーバー)などで除去しなければならない。
通常、マニキュアの除去作業の手順は、次のように行う。先ず、マニキュアの除去液を化粧綿などに浸し、これで1つずつ爪の表面を拭き取っていく。この作業を、すべての爪について繰り返す必要がある。従って、従来の方法は、手作業で時間がかかるうえに複数の爪のマニキュアを効率よく除去できなかった。さらに、化粧綿などでは爪と指との隙間に挟まったマニキュアを簡単に取り除くことはできなかった。他方、マニキュアの除去液の多くは通常、「アセトン」などの化学成分を有する溶剤であるため、化粧綿を用いてマニキュアを取り除く際に溶剤が手に触れることで肌にダメージを与えるおそれがあった。
そこで考案された方法として、爪の上にマニキュアの除去液を吸収させた化粧綿をのせ、その上からアルミホイルを覆い被せるようにして化粧綿を固定し、マニキュアを除去液に接触させた状態で保持する除去方法が知られている。マニキュアを除去するときには、まず化粧綿を除去液につけた後、これを爪の表面にのせ、さらにアルミホイルを被せて、化粧綿を爪の上に固定することで、手の皮膚が長時間除去液に直接接触することを防ぎつつ、マニキュアを溶解させることができる。そして、マニキュアがはがれた後に、アルミホイルと化粧綿とを取り外す。しかし、指先をアルミホイルで覆う方法は固定が不十分となり易く、非常に使いづらく不便であった。
上記に鑑み、本願考案者は、本考案に係るマニキュア除去シートを考案し、前述したマニキュアの除去に関わる課題を解決せんとした。
本考案の一目的は、複数の爪についたマニキュアを同時に除去でき、しかも使用者の手の皮膚がマニキュアの除去液に使用される化学溶剤に触れて肌にダメージを与えることを防止すると共に、除去液を確実に爪の表面に接触させて、マニキュアを取り除くことができる、利便性と実用性を備えたマニキュア除去シートを提供することである。
前述の目的を達成するため、本考案に係るマニキュア除去シートは、指先に取り付けて使用するマニキュア除去シートであって、シート状の部材から構成され、その一主面上に接着層が形成された本体と、前記接着層上の一部の領域に設けられ、前記除去液の漏れを防止する阻止シートと、前記阻止シート上に設けられ、前記除去液を吸収可能な吸収部材と、前記本体の接着層又は前記吸収部材の表面を保護する離型紙と、を、順次積層してなることを特徴とする。
ここで、離型紙は、複数枚で構成されていると共に各片に分離する分離線が前記取付領域内に設けられ、前記分離線より前記離型紙を剥離することができるように構成されていてもよい。
また、本体は弾性を有する不織布からなり、及び/又は、少なくとも一つのエンボシングを有していてもよい。かかる構成によれば、使用時の快適感と通気性が向上する。
本考案の好ましい実施例の分解概略図である。 本考案の好ましい実施例の断面視図である。 本考案による好ましい実施例の応用概略図である(その1)。 本考案による好ましい実施例の応用概略図である(その2)。
審査官の方々が本考案の内容のさらなる理解を図るため、以下にて図面と合わせて説明する。ご参照ください。
図1〜2及び3〜4は本考案の好ましい実施例の分解概略図と、断面図及び各種応用を示している。マニキュア除去シート1は、マニキュアの除去作業に用いられ、爪3の外側に覆い被せることにより、除去液2によって爪3表面のマニキュアを除去することができる。このマニキュア除去シート1は、本体10と、阻止シート11と、吸収部材12と、少なくとも一つの離型紙13と、を備える。
本体10はシート状の部材より構成され、少なくとも一主面上に接着層101が形成されており、かつ取付領域102を有する。そのうち、本体10は弾性の不織布で構成されることが好ましい。かかる構成によって、使用者の指の太さに合わせやすくなり、通気性もよくなる。さらに、本体10は少なくとも一つのエンボシング103が設けられていてもよい。本実施例では、かかるエンボシング103は本体10の両面に多数設けられている。このような構成により、指との密着性が向上し、また通気性もよいため使用時の快適性が向上する。
阻止シート11は取付領域102に取り付けられ、かつ接着層101によって固定されている。阻止シート11は除去液2の漏れを防ぐための部材である。本実施例における阻止シート11は、矩形でシート状の部材から構成され、たとえば、不織布を選択すれば、除去液等の漏れを防止できるほか、柔軟で通気性もよいため指先に取り付けた際に快適な装着感が与えられる。
吸収部材12は阻止シート11の上に積層して設けられ、熱溶着法または超音波溶着法等によって、阻止シート11に接着されている。かかる吸収部材12は油吸収性を有する不織布で構成されることが好ましい。こうすると、除去液2を吸収すると共に、爪3の表面に密着させて、除去液3を用いて、爪3表面のマニキュアを溶かして取り除き、爪からはがれおちたマニキュアが再び吸収部材12に吸収されるからである。
離型紙13は本体10と対向して設けられ、本体表面の接着層101及び吸収部材12を覆うことで本体10及び吸収部材12を清潔状態に維持して置く。使用するときは、離型紙13を剥離して、本体10を爪3の周りに巻き付け、除去液2を含んだ吸収部材12を爪3表面のマニキュアに接触させる。本実施例に示すように、取付領域102に対応する位置、より詳しくは吸収部材12の中心付近に離型紙13を2つに分離する分離線131を設けておき、この分離線131を基準として両側の離型紙13を剥離できるように配置することが好ましい。
使用するときは、まず離型紙13の一方を分離線131から剥離しておき、引き続き、除去液2を吸収部材12に滴下することで除去液2を十分に吸収させてから、吸収部材12を爪3の表面に合わせつつ本体10の接着層101が露出した部分から指先に巻き付けていく。その後、他方の離型紙13を剥離して、本体10を反対側からも指先に巻き付ける。時間経過後、マニキュアは除去液2によって剥がれ、マニキュアのかすは吸収部材12に吸収される。そのまま本体10を指先から取り外して廃棄すれば、マニキュアはきれいに取り除かれる。また、爪から除去されたマニキュアのかすも吸収部材12に吸収されるため、除去液に溶解したマニキュアで手や衣服などが汚れることもない。
以上のように、本実施例のマニキュア除去シート1は、本体10の接着層101によって吸収部材12が爪3の表面位置に固定された状態でマニキュアを除去する。このため、便利で使い易く、使用者はこのマニキュア除去シート1を複数の爪3に使用することで、効率よくマニキュア除去作業ができる。そして、爪から除去されたマニキュアのかすは吸収部材12に吸収されるため、清潔である。このほか、マニキュア除去の際にマニキュアを除去するための除去液が皮膚に直接触れて肌にダメージを与える恐れもない。
1 マニキュア除去シート
10 本体
101 接着層
102 取付領域
103 エンボシング
11 阻止シート
12 吸収部材
13 離型紙
131 分離線
2 除去液
3 爪

Claims (5)

  1. 指先に取り付けて使用するマニキュア除去シートであって、
    シート状の部材から構成され、その一主面上に接着層が形成された本体と、
    前記接着層上の一部の領域に設けられ、マニキュアの除去液の漏れを防止することが可能な阻止シートと、
    前記阻止シート上に設けられ、前記除去液を吸収可能な吸収部材と、
    前記本体の接着層及び前記吸収部材の表面を保護する離型紙と、
    を、順次積層してなることを特徴とするマニキュア除去シート。
  2. 前記離型紙は複数枚で構成されていると共に各片に分離するための分離線が前記領域内に設けられ、前記分離線より前記離型紙を剥離することができることを特徴とする、
    請求項1記載のマニキュア除去シート。
  3. 前記分離線は前記吸収部材の略中心部に対応する位置に設けられていることを特徴とする、請求項2記載のマニキュア除去シート。
  4. 前記本体は、少なくとも一つのエンボシングを具備することを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のマニキュア除去シート。
  5. 前記本体は弾性の不織布からなり、前記吸収部材は油吸収性の不織布からなることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のマニキュア除去シート。
JP2013006710U 2013-11-26 マニキュア除去シート Expired - Lifetime JP3188858U (ja)

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