JPH1077451A - 網体付粘着テープ - Google Patents
網体付粘着テープInfo
- Publication number
- JPH1077451A JPH1077451A JP8269038A JP26903896A JPH1077451A JP H1077451 A JPH1077451 A JP H1077451A JP 8269038 A JP8269038 A JP 8269038A JP 26903896 A JP26903896 A JP 26903896A JP H1077451 A JPH1077451 A JP H1077451A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive
- self
- adhesive tape
- net
- tape
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 粘着部に網体を設置することにより、
衣服や床面に付着したゴミやホコリを容易に、且つ、確
実に取り除くことができる網体付粘着テープを提供する
こと。 【解決手段】 一側面に粘着剤を施した紙片を複数枚
積層して粘着部を形成し、該粘着部を厚紙状のカバー体
にて被覆し、更に、前記粘着部の上面に網体を設置し
た。また、前記網体を筒状に形成し、該網体をリングを
介在させ、筒状の粘着テープを設置したローラ本体の操
作杵に遊着した。
衣服や床面に付着したゴミやホコリを容易に、且つ、確
実に取り除くことができる網体付粘着テープを提供する
こと。 【解決手段】 一側面に粘着剤を施した紙片を複数枚
積層して粘着部を形成し、該粘着部を厚紙状のカバー体
にて被覆し、更に、前記粘着部の上面に網体を設置し
た。また、前記網体を筒状に形成し、該網体をリングを
介在させ、筒状の粘着テープを設置したローラ本体の操
作杵に遊着した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、粘着部に網体を設
置し、衣服や床面に付着したゴミやホコリを容易に、且
つ、確実に取り除くことができる網体付粘着テープに関
する。
置し、衣服や床面に付着したゴミやホコリを容易に、且
つ、確実に取り除くことができる網体付粘着テープに関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、衣服にゴミやホコリが付着し
た場合、粘着剤を施した紙片を利用し、粘着面を軽く接
触させ、ゴミやホコリを取り除いていた。
た場合、粘着剤を施した紙片を利用し、粘着面を軽く接
触させ、ゴミやホコリを取り除いていた。
【０００３】また、床面、特にカーペットやジュータン
は、筒状の粘着テープを設置したローラを用いて、粘着
テープを回転させながらゴミやホコリを取り除いてい
た。
は、筒状の粘着テープを設置したローラを用いて、粘着
テープを回転させながらゴミやホコリを取り除いてい
た。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、粘着剤を施し
た紙片を利用し、衣服に付着したゴミやホコリを取り除
く場合、衣服に粘着剤が残ってしまうという問題が生じ
た。また、粘着力が強い場合は、衣服の繊維まで貼着し
てしまうという虞もあった。
た紙片を利用し、衣服に付着したゴミやホコリを取り除
く場合、衣服に粘着剤が残ってしまうという問題が生じ
た。また、粘着力が強い場合は、衣服の繊維まで貼着し
てしまうという虞もあった。
【０００５】ロール式の粘着テープを利用して、床面に
落ちているゴミやホコリを取り除く場合、平面状の畳や
板床で使用すると、接触面が強靭に粘着されるので、粘
着テープの回転が鈍くなる。更に、粘着テープが床面に
付着してしまうという問題があった。
落ちているゴミやホコリを取り除く場合、平面状の畳や
板床で使用すると、接触面が強靭に粘着されるので、粘
着テープの回転が鈍くなる。更に、粘着テープが床面に
付着してしまうという問題があった。
【０００６】本発明は上記の点に鑑み、衣服に使用した
場合、粘着剤が衣服に残ったり、衣服の繊維が取り除か
れてしまうという問題を解消し、更に、ロール式の粘着
テープにおいても、畳や板床で使用することができるよ
うに構成した網体付粘着テープを提供することを目的と
する。
場合、粘着剤が衣服に残ったり、衣服の繊維が取り除か
れてしまうという問題を解消し、更に、ロール式の粘着
テープにおいても、畳や板床で使用することができるよ
うに構成した網体付粘着テープを提供することを目的と
する。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の網体付粘着テープは、一側面に粘着剤を施
した紙片を複数枚積層して粘着部を形成し、該粘着部を
厚紙状のカバー体にて被覆し、更に、前記粘着部の上面
に網体を設置した。
に、本発明の網体付粘着テープは、一側面に粘着剤を施
した紙片を複数枚積層して粘着部を形成し、該粘着部を
厚紙状のカバー体にて被覆し、更に、前記粘着部の上面
に網体を設置した。
【０００８】また、前記網体を筒状に形成し、該網体を
リングを介在させ、筒状の粘着テープを設置したローラ
本体の操作杵に遊着した。
リングを介在させ、筒状の粘着テープを設置したローラ
本体の操作杵に遊着した。
【０００９】上記構成により、網体部分が非粘着状態と
なり、粘着剤が衣服に残ることがない。また、ロール式
の粘着テープに網体を被覆すれば、畳や板床に落ちてい
るゴミやホコリを容易に取り除くことができる。
なり、粘着剤が衣服に残ることがない。また、ロール式
の粘着テープに網体を被覆すれば、畳や板床に落ちてい
るゴミやホコリを容易に取り除くことができる。
【００１０】
【発明の実態の形態】本発明の網体付粘着テープを図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【００１１】本発明の第一実施例を、図１または図２に
基づいて説明する。本体１は、矩形状の粘着部２と、該
粘着部２を被覆するカバー体３と、前記粘着部２の上面
に設置された網体４とで構成されている。
基づいて説明する。本体１は、矩形状の粘着部２と、該
粘着部２を被覆するカバー体３と、前記粘着部２の上面
に設置された網体４とで構成されている。
【００１２】前記粘着部２は、一側面に粘着剤５を施し
た紙片６を、複数枚積層することにより形成されてい
る。また、前記紙片６の他側面には剥離剤８が施されて
いる。そのため、紙片６を複数枚積層しても、容易に一
枚づつ剥すことができる。更に、紙片６の端部９は、粘
着剤５が施されていない非粘着部７（めくり部）が形成
されている。
た紙片６を、複数枚積層することにより形成されてい
る。また、前記紙片６の他側面には剥離剤８が施されて
いる。そのため、紙片６を複数枚積層しても、容易に一
枚づつ剥すことができる。更に、紙片６の端部９は、粘
着剤５が施されていない非粘着部７（めくり部）が形成
されている。
【００１３】カバー体３は厚紙状に形成されており、前
記粘着部２の上下を被覆する。また、カバー体３は、中
央部１０にて折曲自在となっており、該中央部１０の付
近には、前記粘着部２の一部が固定されている。なお、
カバー体３の表面および裏面に、さまざまなデザインを
施せば意匠性が向上する。
記粘着部２の上下を被覆する。また、カバー体３は、中
央部１０にて折曲自在となっており、該中央部１０の付
近には、前記粘着部２の一部が固定されている。なお、
カバー体３の表面および裏面に、さまざまなデザインを
施せば意匠性が向上する。
【００１４】前記粘着部２の上面には、網体４が設置さ
れている。該網体４の一端は、カバー体３の中央部１０
に固定されている。また、通常網体４の網目の大きさ
は、被掃除面に対して、接触部と非接触部が形成されて
いれば、如何なる大きさでもよい。なお、通常網体４
は、紙片６の粘着剤５に貼着されている。
れている。該網体４の一端は、カバー体３の中央部１０
に固定されている。また、通常網体４の網目の大きさ
は、被掃除面に対して、接触部と非接触部が形成されて
いれば、如何なる大きさでもよい。なお、通常網体４
は、紙片６の粘着剤５に貼着されている。
【００１５】次に、本発明の第二実施例を、図４または
図５に基づいて説明する。第二実施例は、筒状の粘着テ
ープ２２を設置したローラ本体２０に、網体４を設置し
た状態を表す。
図５に基づいて説明する。第二実施例は、筒状の粘着テ
ープ２２を設置したローラ本体２０に、網体４を設置し
た状態を表す。
【００１６】前記網体４を筒状に形成し、一端にリング
２１を、他端にリング状のゴム体２４を装着する。そし
て、網体４とリング２１及びゴム体２４を、ローラ本体
２０の操作杵２３に設置する。また、前記リング２１
は、操作杵２３よりも大径に形成されているので、遊着
状態で装着される。なお、カーペットやジュータンに使
用する場合は、図４の状態で操作する。
２１を、他端にリング状のゴム体２４を装着する。そし
て、網体４とリング２１及びゴム体２４を、ローラ本体
２０の操作杵２３に設置する。また、前記リング２１
は、操作杵２３よりも大径に形成されているので、遊着
状態で装着される。なお、カーペットやジュータンに使
用する場合は、図４の状態で操作する。
【００１７】畳や床板等のゴミやホコリを掃除する場
合、図５に示すように、網体４のゴム体２４部分を外側
に捲り、粘着テープ２２を包むように被覆する。この状
態で、通常のように粘着テープ２２を回転させながら、
畳や床板等に落ちているゴミやホコリを粘着して取り除
く。なお、リング２１は操作杵２３に遊着されているの
で、網体４が絡んだり發れたりすることがない。また、
網体４の他端部分にはゴム体２４が装着されているの
で、操作中に網体４が捲れてしまうという心配がない。
合、図５に示すように、網体４のゴム体２４部分を外側
に捲り、粘着テープ２２を包むように被覆する。この状
態で、通常のように粘着テープ２２を回転させながら、
畳や床板等に落ちているゴミやホコリを粘着して取り除
く。なお、リング２１は操作杵２３に遊着されているの
で、網体４が絡んだり發れたりすることがない。また、
網体４の他端部分にはゴム体２４が装着されているの
で、操作中に網体４が捲れてしまうという心配がない。
【００１８】次に、本発明の網体付粘着テープの使用方
法を説明する。
法を説明する。
【００１９】第一実施例の網体付粘着テープは、カバー
体３を外側に折り畳み、粘着部２の上面に網体４を配置
させて使用する。そして、本体１を把持し、スライドさ
せながら衣服に付着したゴミやホコリを取り除く。
体３を外側に折り畳み、粘着部２の上面に網体４を配置
させて使用する。そして、本体１を把持し、スライドさ
せながら衣服に付着したゴミやホコリを取り除く。
【００２０】このとき、図３に示すように、粘着剤５
は、網体４が配置されている場所は、被掃除面Ａに対し
ては非接触状態となる。そして、粘着剤５が接触する部
分でゴミＢ等を粘着保持する。
は、網体４が配置されている場所は、被掃除面Ａに対し
ては非接触状態となる。そして、粘着剤５が接触する部
分でゴミＢ等を粘着保持する。
【００２１】また、網体４により接触部分と非接触部分
とが生じるため、被掃除面Ａと粘着剤５とは必要以上に
貼着されることがない。更に、本体１を左右にスライド
させれば、網体４にて繊維の奥に付着したゴミやホコリ
を掻き出すことができ、清掃効率が向上する。また更
に、机上やノートにおいても、紙体６が貼着することが
ないので、消しゴムのカス等も容易に取り除くことがで
きる。なお、粘着剤５にゴミが付着したら、紙片６を剥
して、新しい紙片６の上に網体４を設置する。
とが生じるため、被掃除面Ａと粘着剤５とは必要以上に
貼着されることがない。更に、本体１を左右にスライド
させれば、網体４にて繊維の奥に付着したゴミやホコリ
を掻き出すことができ、清掃効率が向上する。また更
に、机上やノートにおいても、紙体６が貼着することが
ないので、消しゴムのカス等も容易に取り除くことがで
きる。なお、粘着剤５にゴミが付着したら、紙片６を剥
して、新しい紙片６の上に網体４を設置する。
【００２２】第二実施例の網体付粘着テープは、通常の
場合、網体４を操作杵２３側に配置させ、カーペットや
ジュータンに落ちているゴミやホコリを掃除する。ま
た、畳や床板等の掃除に使用する場合、網体４を外側に
捲り、粘着テープ２２の全体を包むように被覆する。そ
して、粘着テープ２２を回転させながら、畳や床板等に
落ちているゴミやホコリを粘着して取り除く。
場合、網体４を操作杵２３側に配置させ、カーペットや
ジュータンに落ちているゴミやホコリを掃除する。ま
た、畳や床板等の掃除に使用する場合、網体４を外側に
捲り、粘着テープ２２の全体を包むように被覆する。そ
して、粘着テープ２２を回転させながら、畳や床板等に
落ちているゴミやホコリを粘着して取り除く。
【００２３】このとき、図３に示すように、粘着剤５
は、網体４が配置されている場所は、被掃除面Ａに対し
ては非接触状態となる。そして、粘着剤５が接触する部
分でゴミＢ等を粘着保持する。
は、網体４が配置されている場所は、被掃除面Ａに対し
ては非接触状態となる。そして、粘着剤５が接触する部
分でゴミＢ等を粘着保持する。
【００２４】また、網体４により接触部分と非接触部分
とが生じるため、被掃除面Ａと粘着剤５とは必要以上に
貼着されることがない。そのため、畳や床板で使用して
も、粘着テープの回転が鈍くなったり、粘着テープが床
面に付着してしまうという問題は発生しない。なお、リ
ング２１は操作杵２３に遊着されているので、網体４が
絡んだり發れたりすることがない。
とが生じるため、被掃除面Ａと粘着剤５とは必要以上に
貼着されることがない。そのため、畳や床板で使用して
も、粘着テープの回転が鈍くなったり、粘着テープが床
面に付着してしまうという問題は発生しない。なお、リ
ング２１は操作杵２３に遊着されているので、網体４が
絡んだり發れたりすることがない。
【００２５】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の網体
付粘着テープは、上記の構成とすることで以下に示す効
果を奏するものである。
付粘着テープは、上記の構成とすることで以下に示す効
果を奏するものである。
【００２６】粘着剤が施してある粘着部の上面に、網体
を設置することにより、網体部分が非粘着状態となる。
そのため、衣服に使用する場合、粘着剤が衣服に残るこ
とがない。
を設置することにより、網体部分が非粘着状態となる。
そのため、衣服に使用する場合、粘着剤が衣服に残るこ
とがない。
【００２７】また、ロール式の粘着テープに網体を施せ
ば、畳や床板、または机上で使用しても、粘着テープの
回転が鈍くなったり、粘着テープが付着してしまうとい
う問題を解消することができる。
ば、畳や床板、または机上で使用しても、粘着テープの
回転が鈍くなったり、粘着テープが付着してしまうとい
う問題を解消することができる。
【図１】本発明の網体付粘着テープの第一実施例を表
す。
す。
【図２】前記の使用状態を表す。
【図３】主要部の拡大断面図を表す。
【図４】本発明の網体付粘着テープの第二実施例を表
す。
す。
【図５】前記の使用状態を表す。
１・・・本体 ２・・・粘着部 ３・・・カバー体 ４・・・網体 ５・・・粘着剤 ６・・・紙片 ７・・・非粘着部 ８・・・剥離剤 ９・・・端部 １０・・中央部 ２０・・ローラ本体 ２１・・リング ２２・・粘着テープ ２３・・操作杵 ２４・・ゴム体 Ａ・・・被掃除面 Ｂ・・・ゴミ
Claims (2)
- 【請求項１】 一側面に粘着剤（５）を施した紙片
（６）を複数枚積層して粘着部（２）を形成し、該粘着
部（２）を厚紙状のカバー体（３）にて被覆し、更に、
前記粘着部（２）の上面に網体（４）を設置したことを
特徴とする網体付粘着テープ。 - 【請求項２】 前記網体（４）を筒状に形成し、該網体
（４）をリング（２１）を介在させ、筒状の粘着テープ
を設置したローラ本体（２０）の操作杵（２３）に遊着
した請求項１記載の網体付粘着テープ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8269038A JPH1077451A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | 網体付粘着テープ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8269038A JPH1077451A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | 網体付粘着テープ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1077451A true JPH1077451A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=17466817
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8269038A Pending JPH1077451A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | 網体付粘着テープ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1077451A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019203054A (ja) * | 2018-05-22 | 2019-11-28 | 力久 弘昭 | 粘着シート及び粘着シート付き物品 |
-
1996
- 1996-09-03 JP JP8269038A patent/JPH1077451A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019203054A (ja) * | 2018-05-22 | 2019-11-28 | 力久 弘昭 | 粘着シート及び粘着シート付き物品 |
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