JP3042852U - 粘着式掃除具 - Google Patents

粘着式掃除具

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JP3042852U
JP3042852U JP1997003306U JP330697U JP3042852U JP 3042852 U JP3042852 U JP 3042852U JP 1997003306 U JP1997003306 U JP 1997003306U JP 330697 U JP330697 U JP 330697U JP 3042852 U JP3042852 U JP 3042852U
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strip
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cleaning tool
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JP1997003306U
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Inventor
敬行 廣田
Original Assignee
エルピー技研工業株式会社
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  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フローリングや和室でも、段差や畳縁の有無
に拘らず、スムーズに違和感なく快適に掃除ができ、大
きなゴミ等も除去できる粘着式掃除具を提供すること。 【解決手段】 把手12と連結された中心軸13に回転
部材14が回転可能に軸支され、当該回転部材14の外
周に、表面に粘着剤17が塗布されかつ長手方向所定長
毎にミシン目18が刻設された所定幅lの帯状基材19
と、当該帯状基材19と次層の粘着剤17との間に設け
られた剥離シート22とを積層し複数回卷回して形成し
た粘着ローラ部16を、着脱自在に取り付けてなる粘着
式掃除具において、前記粘着ローラ部16の帯状基材1
9は、クッション性のある薄肉材料により構成したこと
を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、フローリングされた床面等を掃除するに好適な粘着式掃除具の改良 に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、いわゆるフローリングされた床面や畳等のように表面が平坦で比較的滑 りやすいところの掃除を簡便に行なう掃除具として、不織布を偏平な基板に取り 付け、当該基板に把手あるいは柄を取り付けたものが市場に出回っている。
【0003】 この掃除具は、表面が平坦で比較的滑りやすいところでは、床面等の上を滑ら せるのみで、ゴミ等を不織布の繊維間に取り込むことができ、しかも用済後は、 この不織布を基板から取外し、廃棄できることから、清潔で、簡便に掃除でき、 しかも水や油状の捕塵剤等が床面等に付着しない等の利点を有することから多用 されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このような従来の不織布利用の掃除具は、より広い面で床面等と接触 し得るように、不織布を偏平な基板に取り付けているため、例えば、フローリン グの床板と床板との間に段差があるところとか、和室のように畳縁があるところ では、これを簡単に乗り越えることができず、スムーズに掃除できないという不 具合がある。
【0005】 また、この掃除具では、不織布の繊維間に入り込む程度の小さなゴミ等は取り 除くことができても、これよりも大きなゴミ等は除去できないという不具合があ る。
【0006】 一方、他の方式の掃除具として粘着式掃除具がある。粘着式掃除具とは、表面 に粘着剤が塗布された所定幅の帯状紙を複数回卷回して積層した粘着ローラ部を 、把手と連結された回転可能な回転部材の外周に取り付けたものであり、当該粘 着ローラ部をカーペット等の上を転動させ、ゴミ等を接着により除去するように したものである。この粘着式掃除具では、前記不織布式の掃除具では除去できな い大きなゴミ等も接着により除去できる。
【0007】 しかし、この粘着式掃除具は、全くクッション性を有していないので、カーペ ットのようなある程度クッションのある床では把手等に反動が伝わらず、快適に 掃除ができるが、フローリングや和室では、いわゆるゴツゴツ感が手に伝わり、 快適に掃除を行なうことができないという不具合がある。特に、フローリングの 段差や和室の畳縁では、これを乗り越えるたびにゴツゴツ感が手に伝わり、快適 に掃除できないという不具合がある。
【0008】 本考案は、このような課題を解決するためになされたもので、フローリングや 和室でも、段差や畳縁の有無に拘らず、スムーズに違和感なく快適に掃除ができ 、大きなゴミ等も除去できる粘着式掃除具を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための請求項1に記載の考案に係る粘着式掃除具は、把手 と連結された中心軸に回転部材が回転可能に軸支され、当該回転部材の外周に、 表面に粘着剤が塗布されかつ長手方向所定長毎にミシン目が刻設された所定幅の 帯状基材と、当該帯状基材と次層の粘着剤との間に設けられた剥離シートとを積 層し複数回卷回して形成した粘着ローラ部を、着脱自在に取り付けてなる粘着式 掃除具において、前記粘着ローラ部の帯状基材は、クッション性のある薄肉材料 により構成したことを特徴とする。
【0010】 このような粘着式掃除具を用いて掃除する場合には、表面に粘着剤が塗布され たクッション性のある薄肉材料を床面上を転動させることになるので、フローリ ングや和室でも、段差や畳縁の有無に拘らず、スムーズ移動でき、ゴツゴツ感が 手に伝わることもないので、違和感なく快適に掃除ができ、粘着剤により大きな ゴミ等も除去できる。
【0011】 請求項2に記載の考案に係る粘着式掃除具では、粘着ローラ部は、帯状基材を 不織布とし、当該帯状基材と粘着剤との間に、当該粘着剤が帯状基材内に入り込 まないようにした目止め層を設けたことを特徴とする。
【0012】 このようにすれば、クッション性のある不織布の表面に粘着剤を塗布しても、 粘着剤が不必要に不織布内に入り込むことはなく、粘着剤の消費量も低減でき、 コスト的にも有利となる。
【0013】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面について説明する。 図1は本考案に係る粘着式掃除具の実施の形態の端部を示す概略斜視図、図2 は同実施の形態における粘着ローラ部の要部拡大断面図である。
【0014】 図1に示す本実施の形態の粘着式掃除具10は、金属棒11の一端に把手12 が設けられ、他端に中心軸13が形成されている。この中心軸13は、筒状の回 転部材14の両端部位に半径方向内方に突出するように形成されたフランジ部1 4aの中心孔を挿通するように伸延され、先端に脱落防止用のゴム製の止具15 が取り付けられており、この中心軸13を中心に前記回転部材14が回転可能と なっている。
【0015】 この回転部材14の外周には、粘着ローラ部16が着脱自在に取り付けられて いる。この粘着ローラ部16は、表面に粘着剤17が塗布されかつ長手方向所定 長毎にミシン目18が刻設された所定幅lの帯状基材19が芯材20の周りに複 数回卷回して積層したものである。
【0016】 特に、本実施の形態では、図2に示すように、粘着ローラ部16の帯状基材1 9は、クッション性のある不織布により構成されている。ここで使用される不織 布としては、ある程度クッション性を有するものであればどのようなものであっ ても良いが、例えば、20〜50g/m2 程度のものが好適に使用できる。この ような不織布を使用すれば、フローリングや和室でも、段差や畳縁の有無に拘ら ず、ゴツゴツ感が手に伝わることなく、スムーズに転動しつつ移動できるように なっている。
【0017】 また、この帯状基材19である不織布の表面には、前記粘着剤17が塗布され 、これにより大きなゴミ等も除去できるようになっているが、この場合、不織布 に直接粘着剤17を塗布すれば、不織布はいわば多孔質であるため、当該粘着剤 Sが帯状基材19内に入り込み、多量の粘着剤17が必要となるので、帯状基材 19と粘着剤17との間に目止め層21を設けることが好ましい。目止め層21 を設ければ、消費する粘着剤17の量を極力低減することができ、製造コストが 低減できるのみでなく、粘着剤17の塗布する作業工程も素早くでき、生産能力 も向上する。
【0018】 ここに、目止め層21としては、粘着剤17を不織布の目内に入り込ませない ようにするものであれば、どのようなものであっても良いが、好ましくは、薄肉 のポリエチレン樹脂をラミネートすることにより形成することが望ましい。
【0019】 また、帯状基材19の表面に塗布される粘着剤17としては、強力な接着能力 を有するものではなく、ゴミ等を取込み逃がさないようにする程度の粘着力を有 するものが好ましく、例えば、アクリル系樹脂、ゴム系樹脂あるいはウレタン系 樹脂等が好適に使用できる。
【0020】 さらに、この帯状基材19は、不織布により構成されているので、裏面に前記 粘着剤17が付着しないように、剥離シート22を設けることが好ましい。この 剥離シート22としては、粘着剤17が付着しないものであればどのようなもの でも良いが、例えば、ポリエチレンフィルム等が好適に使用される。
【0021】 なお、粘着ローラ部16の最外面にも粘着剤17が付着しない前記剥離シート 22と同様なカバーシート(図示せず)を取り付けておくことが好ましい。
【0022】 次に、作用を説明する。 まず、筒状の回転部材14に粘着ローラ部16を取り付け、表面に粘着剤17 が露出するようにカバーシートを外す。
【0023】 そして、把手12を持ってフローリングの床面や和室の畳の表面に沿って転動 させると、フローリングの床面に段差があっても、また畳の畳縁の部分でも、簡 単にこれを乗り越え、スムーズ移動できる。しかも、帯状基材19の不織布が弾 性を有しているので、転動時のゴツゴツ感が手に伝わることも少なく、違和感な く快適に掃除ができる。
【0024】 しかも、帯状基材19には粘着剤17が塗布されているので、髪の毛や細かな 塵が除去できるのみでなく、紙屑等の大きなゴミ等も粘着剤17に引っ付くので 除去できる。
【0025】 そして、粘着剤17の表面がゴミ等により覆われると、ミシン目18に沿って 破断すれば、次層の新しい粘着剤17の面が現れる。
【0026】 上述したものは、本考案の実施の形態であり、本考案は、これのみでなく、実 用新案登録請求の範囲に記載の要旨を逸脱することなく、種々変更することがで きる。例えば、前記実施の形態は、クッション性のある材料として不織布を用い たが、これのみでなく、他の材料、例えばスポンジ材やフェルト、場合によって は、ポリエチレンフィルムに多数のディンプル状の空気層を封止したもの等も使 用することができる。
【0027】
【考案の効果】 以上述べたように、請求項1に記載の考案によれば、粘着式掃除具の粘着ロー ラ部の帯状基材を、表面に粘着剤が塗布されたクッション性のある薄肉材料とし たので、フローリング等の床面を転動させて掃除するとき、段差等があってもス ムーズ移動でき、ゴツゴツ感が手に伝わることもなく、快適に掃除ができる。ま た、粘着剤により大きなゴミ等も除去できる。
【0028】 請求項2に記載の考案によれば、帯状基材を不織布とし、この不織布に目止め 層を設けたので、粘着剤が不必要に不織布内に入り込むことはなく、粘着剤の消 費量も低減でき、コスト的にも有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施の形態の端部を示す概略斜視図
である。
【図2】 同実施の形態における粘着ローラ部の要部拡
大断面図である。
【符号の説明】
12…把手、 13…中心軸、 14…回転部材、 17…粘着剤、 18…ミシン目、 19…帯状基材、 21…目止め層、 22…剥離シート。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 把手(12)と連結された中心軸(13)に回転
    部材(14)が回転可能に軸支され、当該回転部材(14)の外
    周に、表面に粘着剤(17)が塗布されかつ長手方向所定長
    毎にミシン目(18)が刻設された所定幅(l)の帯状基材(1
    9)と、当該帯状基材(19)と次層の粘着剤(17)との間に設
    けられた剥離シート(22)とを積層し複数回卷回して形成
    した粘着ローラ部(16)を、着脱自在に取り付けてなる粘
    着式掃除具において、 前記粘着ローラ部(16)の帯状基材(19)は、クッション性
    のある薄肉材料により構成したことを特徴とする粘着式
    掃除具。
  2. 【請求項2】 前記粘着ローラ部(16)は、前記帯状基材
    (19)を不織布とし、当該帯状基材(19)と粘着剤(17)との
    間に、当該粘着剤(17)が帯状基材(19)内に入り込まない
    ようにした目止め層(21)を設けたことを特徴とする請求
    項1に記載の粘着式掃除具。
JP1997003306U 1997-04-25 1997-04-25 粘着式掃除具 Expired - Lifetime JP3042852U (ja)

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