JP2001028932A - 脱穀機の螺旋底開閉装置 - Google Patents
脱穀機の螺旋底開閉装置Info
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- JP2001028932A JP2001028932A JP11206429A JP20642999A JP2001028932A JP 2001028932 A JP2001028932 A JP 2001028932A JP 11206429 A JP11206429 A JP 11206429A JP 20642999 A JP20642999 A JP 20642999A JP 2001028932 A JP2001028932 A JP 2001028932A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来型の脱穀機では、脱穀作業に伴って発生
する藁屑が開閉レバ−に引っ掛かって、レバ−上に滞積
し、周囲に藁屑が山積する原因になる課題があった。 【解決手段】 本発明は、上述した課題を解決するため
に、つぎの如き解決手段を講じた。すなわち、選別室1
の底部に、それぞれ軸装した一番移送螺旋軸2と二番移
送螺旋軸3との螺旋底4、5を開閉自由に設ける。該二
つの螺旋底4、5を連動して開閉操作する開閉レバ−6
を、前記両螺旋軸2、3を伝動する伝動ベルト7を巻回
した側と同じ側に取り付けて設ける。前記開閉レバ−6
は、両方の螺旋底4、5を閉めた状態の操作位置におい
て、前記伝動ベルト7の回転方向に沿って、先端側が低
い位置になる傾斜状態を保つことを特徴とする脱穀機の
螺旋底開閉装置である。
する藁屑が開閉レバ−に引っ掛かって、レバ−上に滞積
し、周囲に藁屑が山積する原因になる課題があった。 【解決手段】 本発明は、上述した課題を解決するため
に、つぎの如き解決手段を講じた。すなわち、選別室1
の底部に、それぞれ軸装した一番移送螺旋軸2と二番移
送螺旋軸3との螺旋底4、5を開閉自由に設ける。該二
つの螺旋底4、5を連動して開閉操作する開閉レバ−6
を、前記両螺旋軸2、3を伝動する伝動ベルト7を巻回
した側と同じ側に取り付けて設ける。前記開閉レバ−6
は、両方の螺旋底4、5を閉めた状態の操作位置におい
て、前記伝動ベルト7の回転方向に沿って、先端側が低
い位置になる傾斜状態を保つことを特徴とする脱穀機の
螺旋底開閉装置である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脱穀機の螺旋底開
閉装置に関し、農業機械の技術分野に属する。
閉装置に関し、農業機械の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来から脱穀機の選別室は、圧風唐箕と
揺動選別装置とを設けて、脱穀後の被選別物を選別風と
揺動作用とによって選別する構成としている。そして、
選別室は、その底部に選別上手側から一番移送螺旋軸、
二番移送螺旋軸の順に軸架し、下手側には吸引排塵機を
装備して構成している。そして、選別後の穀粒は、精粒
が一番移送螺旋軸から取り出されてグレンタンクに供給
され、二番物が二番移送螺旋軸を経て二番処理装置に還
元され、後に残った排塵物が吸引排塵機によって機外に
排塵される構成になっている。
揺動選別装置とを設けて、脱穀後の被選別物を選別風と
揺動作用とによって選別する構成としている。そして、
選別室は、その底部に選別上手側から一番移送螺旋軸、
二番移送螺旋軸の順に軸架し、下手側には吸引排塵機を
装備して構成している。そして、選別後の穀粒は、精粒
が一番移送螺旋軸から取り出されてグレンタンクに供給
され、二番物が二番移送螺旋軸を経て二番処理装置に還
元され、後に残った排塵物が吸引排塵機によって機外に
排塵される構成になっている。
【0003】そして、前記二つの移送螺旋軸の螺旋底
は、機外から開閉レバ−の操作により開閉できる構成と
され、清掃等のメンテナンスを行なうことが可能であ
る。
は、機外から開閉レバ−の操作により開閉できる構成と
され、清掃等のメンテナンスを行なうことが可能であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来型の脱穀
機では、脱穀作業に伴って発生する藁屑が開閉レバ−に
引っ掛かって、レバ−上に滞積し、周囲に藁屑が山積す
る原因になる課題があった。
機では、脱穀作業に伴って発生する藁屑が開閉レバ−に
引っ掛かって、レバ−上に滞積し、周囲に藁屑が山積す
る原因になる課題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するために、次の如き技術手段を講ずるものであ
る。すなわち、選別室1の底部に、それぞれ軸装した一
番移送螺旋軸2と二番移送螺旋軸3との螺旋底4、5を
開閉自由に設け、該二つの螺旋底4、5を連動して開閉
操作する開閉レバ−6を、前記両螺旋軸2、3を伝動す
る伝動ベルト7を巻回した側と同じ側に取り付けて設
け、前記開閉レバ−6は、両方の螺旋底4、5を閉めた
状態の操作位置において、前記伝動ベルト7の回転方向
に沿って、先端側が低い位置になる傾斜状態を保つこと
を特徴とする脱穀機の螺旋底開閉装置としたものであ
る。
を解決するために、次の如き技術手段を講ずるものであ
る。すなわち、選別室1の底部に、それぞれ軸装した一
番移送螺旋軸2と二番移送螺旋軸3との螺旋底4、5を
開閉自由に設け、該二つの螺旋底4、5を連動して開閉
操作する開閉レバ−6を、前記両螺旋軸2、3を伝動す
る伝動ベルト7を巻回した側と同じ側に取り付けて設
け、前記開閉レバ−6は、両方の螺旋底4、5を閉めた
状態の操作位置において、前記伝動ベルト7の回転方向
に沿って、先端側が低い位置になる傾斜状態を保つこと
を特徴とする脱穀機の螺旋底開閉装置としたものであ
る。
【0006】
【発明の効果】本発明は、以上述べたように開閉レバ−
を、両方の螺旋底を閉めた状態の操作位置において、伝
動ベルトの回転方向に沿って、先端側が低い位置になる
傾斜状態を保つ構成にしているから、脱穀作業に伴って
落下してくる藁屑は、伝動ベルトの回転方向側に移動し
ている周辺の空気によって移動し、しかも、開閉レバ−
の先端側が下方に傾斜していることにより、溜まること
がない特徴を有する。しかも、脱穀機は、実施例の如
く、走行車体上に搭載したコンバインに構成した場合に
は、走行振動も加わって後方に振り落とされて蓄積する
ことがない効果を有する。
を、両方の螺旋底を閉めた状態の操作位置において、伝
動ベルトの回転方向に沿って、先端側が低い位置になる
傾斜状態を保つ構成にしているから、脱穀作業に伴って
落下してくる藁屑は、伝動ベルトの回転方向側に移動し
ている周辺の空気によって移動し、しかも、開閉レバ−
の先端側が下方に傾斜していることにより、溜まること
がない特徴を有する。しかも、脱穀機は、実施例の如
く、走行車体上に搭載したコンバインに構成した場合に
は、走行振動も加わって後方に振り落とされて蓄積する
ことがない効果を有する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて具体的に説明する。まず、その構成について述べ
る。コンバインは、図9に示すように、クロ−ラ8を有
する走行車体9上に脱穀機10を搭載し、その前側には
刈取装置11や穀稈搬送装置12からなる刈取前処理装
置13を設けて刈取脱穀作業ができる構成としている。
づいて具体的に説明する。まず、その構成について述べ
る。コンバインは、図9に示すように、クロ−ラ8を有
する走行車体9上に脱穀機10を搭載し、その前側には
刈取装置11や穀稈搬送装置12からなる刈取前処理装
置13を設けて刈取脱穀作業ができる構成としている。
【0008】そして、脱穀機10は、図6乃至図8に示
すように、扱胴14を内装軸架した扱室15を上側に位
置し、その下側には揺動可能に架設した揺動棚16を設
け、更に、その下方の底部には選別方向の上手側から順
に、唐箕17と、一番移送螺旋軸2と、二番移送螺旋軸
3とを軸装して選別室1を構成している。そして、一番
揚穀筒18は、下部を前記一番移送螺旋軸2の終端部に
接続し、上部をグレンタンク19に連通して一番穀粒を
揚穀する構成としている。そして、二番揚穀筒20は、
搬送始端部を前記二番移送螺旋3の終端部に接続して二
番物を揚穀して、前記扱室15に還元する構成としてい
る。そして、二番揚穀筒20は、図6乃至図8に示す実
施例、および、図10に具体構成を示すように、選別室
1の側板21より入込幅aだけ機体側に入り込ませて機
体幅を狭くしたコンパクト構成としている。
すように、扱胴14を内装軸架した扱室15を上側に位
置し、その下側には揺動可能に架設した揺動棚16を設
け、更に、その下方の底部には選別方向の上手側から順
に、唐箕17と、一番移送螺旋軸2と、二番移送螺旋軸
3とを軸装して選別室1を構成している。そして、一番
揚穀筒18は、下部を前記一番移送螺旋軸2の終端部に
接続し、上部をグレンタンク19に連通して一番穀粒を
揚穀する構成としている。そして、二番揚穀筒20は、
搬送始端部を前記二番移送螺旋3の終端部に接続して二
番物を揚穀して、前記扱室15に還元する構成としてい
る。そして、二番揚穀筒20は、図6乃至図8に示す実
施例、および、図10に具体構成を示すように、選別室
1の側板21より入込幅aだけ機体側に入り込ませて機
体幅を狭くしたコンパクト構成としている。
【0009】そして、吸引排塵機22は、図8に示すよ
うに、扱室15の後部に連接した排塵室23の側部に軸
架して設け、排塵室23に達した排塵物を吸引して連通
した排塵筒24によって機外に排塵する構成としてい
る。そして、排塵ガイド25は、図7に示すように、板
状に形成して排塵筒24の下側に設け、前記排塵筒24
から排塵した排塵物を外側方向に飛散させないで機体の
幅方向(内側)に案内する構成としている。
うに、扱室15の後部に連接した排塵室23の側部に軸
架して設け、排塵室23に達した排塵物を吸引して連通
した排塵筒24によって機外に排塵する構成としてい
る。そして、排塵ガイド25は、図7に示すように、板
状に形成して排塵筒24の下側に設け、前記排塵筒24
から排塵した排塵物を外側方向に飛散させないで機体の
幅方向(内側)に案内する構成としている。
【0010】そして、一番移送螺旋軸2と二番移送螺旋
軸3とは、図1に示すように、外側に軸着しているプ−
リ26、27に伝動ベルト7を巻回して矢印の方向に伝
動可能に構成している。そして、一番移送螺旋軸2と二
番移送螺旋軸3との下側に配置して搬送物を受け止める
螺旋底4、5は、図5に示すように、一方側に回動支点
(蝶番)を設けて開閉可能とし、清掃等のメンテナンス
ができる構成としている。そして、開閉レバ−6は、図
1および図2に示すように、前記伝動ベルト7と同じ側
の機体外側に枢着して、図4(図5)のように、操作ア
−ム28を一体に回動操作するように連結して設けてい
る。そして、操作ア−ム28は、図4および図5に示す
ように、両方の螺旋底4、5にそれぞれスプリング2
9、30を介して連結して構成している。
軸3とは、図1に示すように、外側に軸着しているプ−
リ26、27に伝動ベルト7を巻回して矢印の方向に伝
動可能に構成している。そして、一番移送螺旋軸2と二
番移送螺旋軸3との下側に配置して搬送物を受け止める
螺旋底4、5は、図5に示すように、一方側に回動支点
(蝶番)を設けて開閉可能とし、清掃等のメンテナンス
ができる構成としている。そして、開閉レバ−6は、図
1および図2に示すように、前記伝動ベルト7と同じ側
の機体外側に枢着して、図4(図5)のように、操作ア
−ム28を一体に回動操作するように連結して設けてい
る。そして、操作ア−ム28は、図4および図5に示す
ように、両方の螺旋底4、5にそれぞれスプリング2
9、30を介して連結して構成している。
【0011】そして、レバ−係止具31は、図1乃至図
3に示すように、前記開閉レバ−6の基部枢着位置から
若干先端側に離れた位置の機体側板に固着し、その開閉
レバ−6を係止保持する凹部を、下側(閉係止部32)
と上側(開係止部33)とにそれぞれ形成して設けてい
る。すなわち、開閉レバ−6は、図1乃至図3に実線で
示すように、下側の閉係止部32に操作して係止すると
きには、螺旋底4、5を閉めた状態にあり、先端部分が
下方に傾斜して、且つ、内側に位置する構成としてい
る。そして、開閉レバ−6は、図1乃至図3に仮想線で
示すように、上側の開係止部33に操作して係止すると
きには、螺旋底4、5を開いた状態にして、清掃等のメ
ンテナンスができる状態にあり、高い位置で、機体カバ
−よりも外側にはみ出した状態にある構成となってい
る。
3に示すように、前記開閉レバ−6の基部枢着位置から
若干先端側に離れた位置の機体側板に固着し、その開閉
レバ−6を係止保持する凹部を、下側(閉係止部32)
と上側(開係止部33)とにそれぞれ形成して設けてい
る。すなわち、開閉レバ−6は、図1乃至図3に実線で
示すように、下側の閉係止部32に操作して係止すると
きには、螺旋底4、5を閉めた状態にあり、先端部分が
下方に傾斜して、且つ、内側に位置する構成としてい
る。そして、開閉レバ−6は、図1乃至図3に仮想線で
示すように、上側の開係止部33に操作して係止すると
きには、螺旋底4、5を開いた状態にして、清掃等のメ
ンテナンスができる状態にあり、高い位置で、機体カバ
−よりも外側にはみ出した状態にある構成となってい
る。
【0012】なお、開閉レバ−6は、開閉操作の全範囲
において、周囲部材には接触しない構成としている。以
上のように構成した一番移送螺旋軸2と二番移送螺旋軸
3の螺旋底4、5は、開閉レバ−6をレバ−係止具31
の閉係止部32から開係止部33に操作移動することに
よって開くことができる。このとき、螺旋底4、5は、
開閉レバ−6を開き操作しながらバタバタ前後に揺する
と、溜まっている塵埃等を取り除き清掃ができる。
において、周囲部材には接触しない構成としている。以
上のように構成した一番移送螺旋軸2と二番移送螺旋軸
3の螺旋底4、5は、開閉レバ−6をレバ−係止具31
の閉係止部32から開係止部33に操作移動することに
よって開くことができる。このとき、螺旋底4、5は、
開閉レバ−6を開き操作しながらバタバタ前後に揺する
と、溜まっている塵埃等を取り除き清掃ができる。
【0013】この揺すり操作をするとき、開閉レバ−6
は、周囲に障害物がないから安全に行なえる。しかも、
実施例の構成では、作業者は、極端に無理な姿勢になる
必要がなく、中腰程度に腰をかがめて比較的楽に操作が
できる構成になっている。そして、螺旋底4、5は、常
用されている清掃方法として、開放状態にしておいて、
一番移送螺旋軸2と二番移送螺旋軸3とを回転しながら
藁屑や塵埃を清掃することがあるが、そのとき、開閉レ
バ−6を開係止部33に係止しておけば、確実に開放状
態を保持できる特徴もある。
は、周囲に障害物がないから安全に行なえる。しかも、
実施例の構成では、作業者は、極端に無理な姿勢になる
必要がなく、中腰程度に腰をかがめて比較的楽に操作が
できる構成になっている。そして、螺旋底4、5は、常
用されている清掃方法として、開放状態にしておいて、
一番移送螺旋軸2と二番移送螺旋軸3とを回転しながら
藁屑や塵埃を清掃することがあるが、そのとき、開閉レ
バ−6を開係止部33に係止しておけば、確実に開放状
態を保持できる特徴もある。
【0014】そして、螺旋底4、5は、開閉レバ−6を
レバ−係止具31の閉係止部32に係止して保持した状
態では、スプリング29、30の特性が発揮されて弾性
的に閉めの状態を確保できる特徴がある。また、開閉レ
バ−6は、螺旋底4、5を開いた位置では、高く突出し
ており、更に、機体カバ−よりも外側にはみ出した状態
にあって目立つから、螺旋底4、5を閉め忘れて脱穀作
業を再開することはほとんどない。
レバ−係止具31の閉係止部32に係止して保持した状
態では、スプリング29、30の特性が発揮されて弾性
的に閉めの状態を確保できる特徴がある。また、開閉レ
バ−6は、螺旋底4、5を開いた位置では、高く突出し
ており、更に、機体カバ−よりも外側にはみ出した状態
にあって目立つから、螺旋底4、5を閉め忘れて脱穀作
業を再開することはほとんどない。
【0015】そして、開閉レバ−6は、図1および図3
に示すように、レバ−係止具31の閉係止部32に係止
した保持状態では、伝動ベルト7の回転方向側に沿っ
て、先端側が低く全体が傾斜した状態になる。したがっ
て、開閉レバ−6は、脱穀作業に伴って発生する藁屑が
上側から落下してきても滑るように落下し、溜まること
はない。そして、この場合、開閉レバ−6上に落下して
くる藁屑は、伝動ベルト7の回転によって発生する空気
の流れと、走行車体9の走行に伴って発生する振動が加
わって、振り落とされ開閉レバ−6の上に溜まることは
ない。
に示すように、レバ−係止具31の閉係止部32に係止
した保持状態では、伝動ベルト7の回転方向側に沿っ
て、先端側が低く全体が傾斜した状態になる。したがっ
て、開閉レバ−6は、脱穀作業に伴って発生する藁屑が
上側から落下してきても滑るように落下し、溜まること
はない。そして、この場合、開閉レバ−6上に落下して
くる藁屑は、伝動ベルト7の回転によって発生する空気
の流れと、走行車体9の走行に伴って発生する振動が加
わって、振り落とされ開閉レバ−6の上に溜まることは
ない。
【0016】別実施例1 つぎに、別実施例1を、図11および図12に基づいて
説明する。まず、ナロ−ガイド案内具40は、従来から
公知のごとく、後部を円弧状に折り返して前後の両端部
を機体に固着して設け、ナロ−ガイド41の後部リング
42を摺動自由に嵌合して前後に案内する構成としてい
る。そして、開閉レバ−6は、スプリング29、30を
介して一番移送螺旋軸2の螺旋底4と二番移送螺旋軸3
の螺旋底5を開閉できる構成としている。
説明する。まず、ナロ−ガイド案内具40は、従来から
公知のごとく、後部を円弧状に折り返して前後の両端部
を機体に固着して設け、ナロ−ガイド41の後部リング
42を摺動自由に嵌合して前後に案内する構成としてい
る。そして、開閉レバ−6は、スプリング29、30を
介して一番移送螺旋軸2の螺旋底4と二番移送螺旋軸3
の螺旋底5を開閉できる構成としている。
【0017】そして、別実施例1の特徴は、図11およ
び図12に示すように、開閉レバ−6をナロ−ガイド案
内具40の後部の円弧状に折り返し部分に合わせて後傾
斜状に設けた構成とした点である。このように、別実施
例1の開閉レバ−6は、図11に示すように、外側に張
り出してナロ−ガイド案内具40に達する位置に設けた
から、外部から開閉操作がやり易く、二番移送螺旋軸4
のプ−リ27の下側のゴミ溜まりをもなくすることがで
きた特徴がある。
び図12に示すように、開閉レバ−6をナロ−ガイド案
内具40の後部の円弧状に折り返し部分に合わせて後傾
斜状に設けた構成とした点である。このように、別実施
例1の開閉レバ−6は、図11に示すように、外側に張
り出してナロ−ガイド案内具40に達する位置に設けた
から、外部から開閉操作がやり易く、二番移送螺旋軸4
のプ−リ27の下側のゴミ溜まりをもなくすることがで
きた特徴がある。
【0018】別実施例2 つぎに、別実施例2を図13乃至図16に基づいて説明
する。まず、一番移送螺旋軸50は、図13に示すよう
に、その端部を軸受機枠51によって一番揚穀螺旋軸5
2と連結し、図15に示すように、ベベルギヤ53、5
4によって伝動可能に連結して構成している。そして、
連結部のL型コ−ナケ−ス55は、図14に示すよう
に、左右の分割ケ−ス55a、55bを縦方向の中心線
で接合して、複数箇所をクランプ56によって止める構
成としている。なお、クランプ56は、図16に示すよ
うに、支点を中心に回動して係合と開放とができる構成
になっている。
する。まず、一番移送螺旋軸50は、図13に示すよう
に、その端部を軸受機枠51によって一番揚穀螺旋軸5
2と連結し、図15に示すように、ベベルギヤ53、5
4によって伝動可能に連結して構成している。そして、
連結部のL型コ−ナケ−ス55は、図14に示すよう
に、左右の分割ケ−ス55a、55bを縦方向の中心線
で接合して、複数箇所をクランプ56によって止める構
成としている。なお、クランプ56は、図16に示すよ
うに、支点を中心に回動して係合と開放とができる構成
になっている。
【0019】そして、一番揚穀螺旋軸52は、図13に
示すように、揚穀螺旋57の下端部分(揚穀翼)57a
を、軸受機枠51の外側まで延長して設けた構成とし
た。別実施例2は、以上のように構成しているから、ク
ランプ56を開放する簡単な操作によって連結部のL型
コ−ナケ−ス55を、左右の分割ケ−ス55a、55b
に開くことができ、メンテナンスが容易になった。しか
も、一番穀粒は、一番移送螺旋軸50の終端部分から一
番揚穀螺旋軸52への受継ぎ作用が、揚穀螺旋57の下
端部分(揚穀翼)57aの作用によって著しく向上した
特有の効果を奏するものである。
示すように、揚穀螺旋57の下端部分(揚穀翼)57a
を、軸受機枠51の外側まで延長して設けた構成とし
た。別実施例2は、以上のように構成しているから、ク
ランプ56を開放する簡単な操作によって連結部のL型
コ−ナケ−ス55を、左右の分割ケ−ス55a、55b
に開くことができ、メンテナンスが容易になった。しか
も、一番穀粒は、一番移送螺旋軸50の終端部分から一
番揚穀螺旋軸52への受継ぎ作用が、揚穀螺旋57の下
端部分(揚穀翼)57aの作用によって著しく向上した
特有の効果を奏するものである。
【図1】本発明の一実施例であって、作用側面図であ
る。
る。
【図2】本発明の一実施例であって、作用平面図であ
る。
る。
【図3】本発明の一実施例であって、作用背面図であ
る。
る。
【図4】本発明の一実施例であって、側面図である。
【図5】本発明の一実施例であって、側面図である。
【図6】本発明の一実施例であって、切断正面図であ
る。
る。
【図7】本発明の一実施例であって、切断側面図であ
る。
る。
【図8】本発明の一実施例であって、切断平面図であ
る。
る。
【図9】本発明の一実施例であって、側面図である。
【図10】本発明の一実施例であって、切断正面図であ
る。
る。
【図11】本発明の別実施例1であって、切断平面図で
ある。
ある。
【図12】本発明の別実施例1であって、側面図であ
る。
る。
【図13】本発明の別実施例2であって、内部正面図で
ある。
ある。
【図14】本発明の別実施例2であって、側面図であ
る。
る。
【図15】本発明の別実施例2であって、断面図であ
る。
る。
【図16】本発明の別実施例2であって、断面図であ
る。
る。
1 選別室 2 一番移送螺旋軸 3
二番移送螺旋軸 4 螺旋底 5 螺旋底 6
開閉レバ− 7 伝動ベルト。
二番移送螺旋軸 4 螺旋底 5 螺旋底 6
開閉レバ− 7 伝動ベルト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B092 AA01 AB04 BA31 BB07 2B094 AA07 AA08 AA11 AH02 AH06 EA05 JA03 JA05 JA06 JB02 JC01 JD02 JE04 JE08 2B396 JA04 JC07 KA02 KC05 LA07 LA08 LA24 LL13 LL14 LL17 LN02 LN07 LN12 LN19 LR02 LR13 LR19 PA03 PA13 PA26 PA41
Claims (1)
- 【請求項1】 選別室の底部に、それぞれ軸装した一番
移送螺旋軸と二番移送螺旋軸との螺旋底を開閉自由に設
け、該二つの螺旋底を連動して開閉操作する開閉レバ−
を、前記両螺旋軸を伝動する伝動ベルトを巻回した側と
同じ側に取り付けて設け、前記開閉レバ−は、両方の螺
旋底を閉めた状態の操作位置において、前記伝動ベルト
の回転方向に沿って、先端側が低い位置になる傾斜状態
を保つことを特徴とする脱穀機の螺旋底開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11206429A JP2001028932A (ja) | 1999-07-21 | 1999-07-21 | 脱穀機の螺旋底開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11206429A JP2001028932A (ja) | 1999-07-21 | 1999-07-21 | 脱穀機の螺旋底開閉装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2001028932A true JP2001028932A (ja) | 2001-02-06 |
Family
ID=16523241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11206429A Pending JP2001028932A (ja) | 1999-07-21 | 1999-07-21 | 脱穀機の螺旋底開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001028932A (ja) |
-
1999
- 1999-07-21 JP JP11206429A patent/JP2001028932A/ja active Pending
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