JP2001028478A - フレシキブルプリント配線基板、その製造方法およびスクリーン版 - Google Patents

フレシキブルプリント配線基板、その製造方法およびスクリーン版

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JP2001028478A
JP2001028478A JP11200426A JP20042699A JP2001028478A JP 2001028478 A JP2001028478 A JP 2001028478A JP 11200426 A JP11200426 A JP 11200426A JP 20042699 A JP20042699 A JP 20042699A JP 2001028478 A JP2001028478 A JP 2001028478A
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 本発明のフレキシブルプリント配線基板
は、可撓性基板の少なくとも一方の面に配線パターンが
形成され、該配線パターンの一部を覆うようにソルダー
レジストが塗設されたフレキシブルプリント配線基板に
おいて、該ソルダーレジストの縁部が、他の部分よりも
厚く塗設されていることを特徴としている。この基板
は、特定のスクリーン版を用いて特定粘度のソルダーレ
ジストを、スクリーン版を介して塗設して硬化させるこ
とにより製造できる。本発明で使用するスクリーン版
は、目開が細かいスクリーンに従来よりも厚くマスキン
グ材を形成されている。 【効果】 本発明によれば、ソルダーレジストの端部か
らのメッキ液などの進入を防止でき、リード部にえぐれ
部が形成されない。また、ソルダーレジストの縁部に形
成された凸条によって、基板の変形も提言できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は表面に形成された配線パタ
ーンに金属の溶出によるえぐれ部が生じにくく、かつ反
りが発生しにくいフレキシブルプリント配線基板、特に
電子部品実装用フィルムキャリアテープ(TAB(Tape
Automated Bonding)テープ)、この基板を製造する方
法、およびこの製造に使用されるスクリーン版に関す
る。
【0002】
【従来技術】既にポリイミドフィルムの表面に銅箔など
の導電性金属箔を貼着し、この導電性金属箔を所望のパ
ターンにエッチングして配線パターンを形成したフレキ
シブルプリント配線基板が知られており、さらにこうし
たフレキシブルプリント配線基板の中でも、この基板に
直接電子部品を実装する電子部品実装用フィルムキャリ
アテープは、TABテープと称され、種々の電子製品に
組み込まれて使用されている。
【0003】このようなフレキシブルプリント配線基板
は通常は次のようにして製造されている。まず、ポリイ
ミドフィルムのような耐熱性のよい絶縁性フィルムに導
電性金属箔を貼着し、この導電性金属箔上にフォトレジ
ストを塗布してこのフォトレジストを所望の配線パター
ンを形成するように露光し、このフォトレジストをマス
キング材として余剰の導電性金属箔をエッチングにより
溶出除去して導電性金属箔からなる配線パターンを形成
する。次いで、フォトレジストを除去し、形成された配
線パターンの上から、電子部品などがボンディングされ
る部分(リード部)を残してソルダーレジストが塗布さ
れる。ソルダーレジストを塗布した後、ソルダーレジス
トから露出している配線パターン(リード部)をスズメ
ッキなどによりメッキ処理することによりフレキシブル
プリント配線基板、特にTABテープが製造されてい
る。
【0004】ここで使用されるソルダーレジストは、通
常は熱硬化性樹脂を含有する粘稠な液体であり、このソ
ルダーレジストは、スクリーン印刷技術を用いて塗布さ
れている。このようなソルダーレジストは、形成された
配線パターンを保護するものであり、その塗布厚が厚す
ぎると熱硬化する際に内部に収縮応力が内在し、この応
力が顕在化することによりテープが収縮する。すなわ
ち、このようなソルダーレジストが塗布されたフレキシ
ブルプリント配線基板の変形(反り)の大きさは、ソル
ダーレジストの塗布厚にほぼ比例して大きくなることか
ら、この点からすればソルダーレジストの塗布厚は薄い
ことが好ましい。
【0005】一方、近時、上記のようにして塗布された
ソルダーレジストの端部の下側において、形成した配線
パターンがやせ細る現象(リード部にえぐれ部が形成さ
れる現象)が見られ、この配線パターンのやせ細り現象
は、図5に示すように、ソルダーレジスト端部からソル
ダーレジスト下部に侵入したメッキ液を形成する成分の
一部(例:BF4 -等)などの腐食性物質に起因する一種
の孔食であると考えられている。例えば図5には、銅箔
からなるリードとソルダーレジストとの間にスズメッキ
液が侵入して局部電池を形成し、スズが析出することに
伴って銅が溶出して図6に35で示されるようなえぐれ
部が形成されるメカニズムが示されている。図6におい
て10は絶縁フィルム、12は接着剤層、30は銅箔か
らなるリード、31はリード表面に形成されたスズメッ
キ層、35はえぐれ部である。従来のように配線パター
ンが太い場合には、こうした配線パターンに多少のえぐ
れ部35が形成されたとしても、電気的信頼性を損なう
までには至らないが、昨今のファインピッチ化されたT
ABテープのように形成される配線パターンが100μ
m以下であるような場合には、わずかなえぐれ部35が
断線の原因となる。
【0006】このような配線パターンのえぐれ部35の
発生は、塗布されたソルダーレジスト20が端部から周
囲に流れ出した部分からソルダーレジスト下部に例えば
メッキ液等が侵入することにより発生する。即ち、この
流れ出し部分は基板との密着性が低く、この部分からメ
ッキ液等の腐食性成分を含有する液体がソルダーレジス
ト下部に侵入し、この侵入した腐食性成分によってソル
ダーレジスト下部にあるリード等の配線パターンが浸食
されるものと考えられる。こうしたソルダーレジスト下
部への腐食性成分の侵入は、ソルダーレジストを厚く塗
布することによりある程度防止することができる。
【0007】しかしながら、上記のようにソルダーレジ
ストの塗布厚は、基板の反りに重大な影響を及ぼすこと
から、ソルダーレジストの塗布厚を単純に厚くすること
はできない。殊にTABテープでは、この基板に直接電
子部品を実装することから、反りが発生したTABテー
プでは、正確な位置決めが困難になり、電子部品の実装
不良が発生しやすいという問題がある。
【0008】
【発明の目的】本発明は、ソルダーレジスト端部におけ
る配線パターンにえぐれ部が発生しにくく、かつ基板の
変形が少ないフレキシブルプリント配線基板、特にTA
Bテープを提供することを目的としている。また、本発
明は、上記のようなフレキシブルプリント配線基板、特
にTABテープを製造する方法を提供することを目的と
している。
【0009】さらに本発明は、上記の方法において好適
に使用できるスクリーン版を提供することを目的として
いる。またさらに、本発明は、えぐれ部が発生しにく
く、かつ変形の少ないTABテープ、その製法およびこ
の方法に好適に使用できるスクリーン版を提供すること
を目的としている。
【0010】
【発明の概要】本発明のフレキシブルプリント配線基板
は、可撓性基板の少なくとも一方の面に配線パターンが
形成され、該配線パターンの一部を覆うようにソルダー
レジストが塗設されたフレキシブルプリント配線基板に
おいて、該ソルダーレジストの縁部が、他の部分よりも
厚く塗設されていることを特徴としている。
【0011】このフレキシブルプリント配線基板は、可
撓性基板の少なくとも一方の面に金属箔を貼着して該金
属箔をエッチングして所望の配線パターンを形成した
後、該配線パターンの上から、予めソルダーレジスト塗
布部以外の部分が10〜50μmの厚さの乳剤によって
マスキングされた目開き100〜400メッシュのスク
リーン版を当接し、該スクリーン版上から粘度100〜
300psのソルダーレジストを、該スクリーン版を介し
て塗設し、次いで塗設されたソルダーレジストを硬化さ
せて、ソルダーレジストの縁部が他の部分よりも厚く形
成することを特徴とするフレキシブルプリント配線基板
の製造方法により製造することができる。
【0012】この方法において、スクリーン版として
は、ソルダーレジスト塗布部以外の部分が10〜50μ
mの厚さの乳剤によってマスキングされ、かつ目開き1
00〜400メッシュの範囲内にあることを特徴とする
ソルダーレジスト塗布用スクリーン版が好適に使用され
る。本発明のフレキシブルプリント配線基板およびその
製造方法は、特にTABテープとして有用性が高い。
【0013】本発明のフレキシブルプリント配線基板
は、ソルダーレジストの縁部が他の部分より厚く塗設さ
れているので、この縁部にソルダーレジストからなる額
縁のような凸条を有する。この凸条部分は、基板との接
着性がよく、この部分にソルダーレジストの浮き上がり
などは生じにくい。また、この凸条は、本発明のフレキ
シブルプリント配線基板において、キール(竜骨)のよ
うに作用して、本発明のフレキシブルプリント配線基板
の反りあるいは撓みを低減するように作用する。
【0014】
【発明の具体的説明】次の本発明のフレキシブルプリン
ト配線基板、その製造方法およびこの製造に使用される
スクリーン版について製造方法に沿って具体的に説明す
る。図1は、本発明のフレキシブルプリント配線基板で
あるTABテープの断面を示す図である。
【0015】本発明のフレキシブルプリント配線基板、
特にTABテープは、通常は次のような工程を経て製造
される。本発明のフレキシブルプリント配線基板あるい
はTABテープは、図1に示すように、可撓性を有する
絶縁性の合成樹脂フィルム10の少なくとも一方の面に
導電体箔14を接着剤層12を介して貼着し、この導電
体箔の上に感光性樹脂(図示なし)を塗設し、この塗膜
を形成しようとする配線パターンに対応させて露光して
配線パターン部分の導電体箔をマスキングする。
【0016】ここで使用される可撓性絶縁性合成樹脂フ
ィルム10としては、ポリイミドフィルムを挙げること
ができる。特に本発明ではビフェニル骨格を有する全芳
香族ポリイミド(例;商品名:ユーピレックス、宇部興
産(株)製)が好ましく使用される。このような可撓性
絶縁性フィルム10の厚さは、通常は25〜125μ
m、好ましくは50〜75μmの範囲内にある。このよう
な可撓性絶縁性合成樹脂フィルム10に、必要により、
デバイスホール、スプロケットホール、アウターリード
の切断穴、フレックススリットなどをパンチング等の公
知の方法を利用して形成する。
【0017】また、本発明で使用される導電体箔14と
しては、銅箔、アルミニウム箔、銀箔、プラチナ箔、金
箔あるいはこれらの金属を含有する合金を挙げることが
できる。本発明は上記のような導電性金属14の中でも
銅箔、特に電解銅箔を使用したフレキシブルプリント配
線基板、特にTABテープにおいて高い有用性を示す。
銅箔には、電解銅箔および圧延銅箔があり、本発明では
いずれの銅箔を使用することができるが、特に本発明で
は電解銅箔を使用することが好ましい。
【0018】近時のファインピッチ化に伴い、上記のよ
うな導電体箔の厚さは次第に薄くなっており、本発明で
使用する導電性金属箔14の平均厚さが、厚さは通常は
200μm以下、好ましくは150μm以下、さらに好
ましくは5〜80μmの範囲内、特に好ましくは5〜5
0μmの範囲内にある導電体箔14を使用する。このよ
うな薄い電解銅箔を使用することにより、狭ピッチ幅の
インナーリードを容易に形成することが可能になる。
【0019】このような可撓性絶縁性合成樹脂フィルム
10と導電性金属箔14とを接着剤層12を介して接着
する。接着剤層12は、可撓性絶縁性合成樹脂フィルム
10の表面の導電性金属箔を貼着する部分に塗布して形
成する(ただし、半導体ないしデバイス等との接合端子
に当る導電体箔部分は除く)。ここで使用される接着剤
には、耐熱性、耐薬品性、接着力、可撓性等の特性が必
要になる。このような特性を有する接着剤の例として
は、エポキシ系接着剤およびフェノール系接着剤などの
熱硬化性接着剤を挙げることができ、これらの接着剤は
変性されていてもよい。このような接着剤は通常は熱硬
化性である。このような接着剤層の厚さは、通常は3.
7〜23μm、好ましくは6〜21μmの範囲内にある。
このような接着剤からなる接着剤層12は、可撓性絶縁
性合成樹脂フィルム10の表面に塗布して設けても良い
し、可撓性絶縁性合成樹脂フィルム10と導電体箔12
とシート状の接着剤12とをラミネートしてもよいし、
また導電体箔12の表面に塗布して設けても良い。
【0020】このように可撓性絶縁性合成樹脂フィルム
10表面に接着剤層12を介して貼着された導電体箔1
4の表面にフォトレジスト(図示なし)を塗布する。そ
して、このフォトレジストに所望の配線パターンを焼き
付けてフォトレジストを硬化させ、硬化していない部分
のフォトレジストを除去する。また逆に、露光すること
により、特定媒体に溶解可能となるフォトレジストを使
用することもできる。
【0021】次いで、このフィルムをエッチング液に浸
漬してフォトレジストによってマスキングされていない
導電性金属箔を溶解除去することにより可撓性絶縁性合
成樹脂フィルム10上に所望の配線パターン14を形成
することができる。なお、配線パターン14を形成した
後、マスキングに使用したフォトレジストはアルカリ溶
液あるいは有機溶媒などを用いて溶解除去される。
【0022】こうしてフィルム10の表面に所望の配線
パターン14を形成した後、この配線パターン14の端
部16、即ち、デバイス等と接合する部分(リード部)
を残して配線パターン12を被覆するようにソルダーレ
ジスト20を塗布する。そして、本発明のフレキシブル
プリント配線基板において、ソルダーレジスト20は、
その中心部におけるソルダーレジスト20の塗布厚T
minよりも、塗布されたソルダーレジスト20の縁部の
塗布厚Tmaxが厚くされており、縁部で厚く塗布された
ソルダーレジスト20は、塗布されたソルダーレジスト
20全体において凸条32を形成し額縁のような形態に
形成されている。
【0023】このソルダーレジスト20は、図2に示す
ようなスクリーンを用いた印刷技術を利用して塗布され
る。即ち、まず、スクリーン41を枠体45に張設す
る。こうして張設されたスクリーン41に例えば光硬化
性の乳剤42を均一に塗布して所望のパターンに感光さ
せ、ソルダーレジスト20を塗布する部分の乳剤42を
除去すると共に、その他の部分を硬化した乳剤42でマ
スキングする。このとき、スクリーン41に乳剤42を
厚く塗布して、スクリーン41と、このスクリーンの下
部に配置されるフィルム10との間に、10〜50μ
m、好ましくは15〜30μmの間隙が確保できるよう
にする。さらに、ここで本発明ではスクリーン41とし
て100〜400メッシュ、好ましくは250〜325
メッシュの比較的目開きの細かいスクリーンを使用す
る。
【0024】こうして枠体45にセットされたスクリー
ン版40を、図4に示すように、配線パターン12が形
成されたフィルム10上に配置すると共に、スクリーン
版40上にソルダーレジストの塗布液22を流し込み、
スキージー50を加圧しながら矢印方向に移動させるこ
とにより塗布液22は、マスキングされていない部分の
スクリーン41を透過してフィルム10上に塗設され
る。
【0025】このときのソルダーレジスト20の塗布厚
は、マスキング剤である乳剤42の厚さおよびスクリー
ン41の目の粗さによって調整することができる。即
ち、スクリーン41の目開きが大きい場合、例えば20
0メッシュ以下のスクリーンを使用すると、塗布される
ソルダーレジスト20の塗布厚は25μm以上になり、
非常に厚くソルダーレジストを塗設することができる。
また、乳剤42の厚さは、基板とスクリーンとの間隙幅
を規定するものである。従来のフレキシブルプリント配
線基板、特にTABテープでは、配線パターンがファイ
ンピッチ化されていることに伴い、ソルダーレジスト2
0の塗布厚も薄くなってきている。即ち、ソルダーレジ
スト20は熱硬化する際に熱収縮することから、このソ
ルダーレジスト20の塗布厚が厚すぎると硬化したソル
ダーレジスト20内に内在する収縮応力が大きくなり、
この内在する応力によって基板10に反りあるいは撓み
等が発生する。例えばファインピッチ化されたTABテ
ープでは、デバイスをボンディングするリードのピッチ
が100μmよりも狭くなってきており、僅かな基板1
0の変形によってもデバイスのバンプと基板のリードと
の位置があわなくなり、デバイスの接続不良などが生じ
やすくなる。このためファインピッチ化されたフレキシ
ブルプリント配線基板あるいはTABテープでは、ソル
ダーレジスト20の塗布厚は15μm以下である。この
ような厚さにソルダーレジスト10を塗布するために
は、350メッシュ以下のスクリーンを使用してマスキ
ング部となる乳剤の厚さを10μm以下にしてソルダー
レジストを塗布していた。
【0026】ところが、上記のようなスクリーン版を用
いてソルダーレジストを塗布すると、図7に示すよう
に、塗布されたソルダーレジスト20の断面は端部37
付近でソルダーレジスト20の塗布厚が次第に薄くな
る。そして、本来であれば、マスキング材である乳剤4
2の境界部でその塗布厚は0になるはずであるが、ソル
ダーレジスト20の流れだしによって、ソルダーレジス
ト20がその塗布予定部よりも外側にはみ出すことがあ
り、このはみ出し部分39は、正規に塗布されたソルダ
ーレジスト20と比較して、基板10に対する密着性が
低く、多くの場合、はみ出し部39の先端は図7におい
て、39で示されるように基板10にほとんど密着して
いない舌片のような状態で存在している。即ち、ソルダ
ーレジスト20は、乳剤からなるマスキング材によって
保護されるべき部分にまではみ出して塗設されてしま
う。そして、このはみ出し部分39は基板に対して著し
く密着性が低いので、後の工程でこの基板をメッキ液に
浸漬した際にこのはみ出し部39と基板10との間隙に
メッキ液が侵入し、こうした部分に侵入したメッキ液成
分は完全に除去することは極めて困難であり、こうした
間隙に残留する腐食性成分によって、図5および図6に
示すような配線パターンのえぐれ部35が形成される。
【0027】本発明のフレキシブルプリント配線基板、
特にTABテープでは、図1および図3に示すようにソ
ルダーレジストの縁部32が他の部分33より厚く形成
され、塗布されたソルダーレジスト20によってこの縁
部32に額縁のような凸条が形成されている。本発明に
おいてこのソルダーレジストの縁部の厚さは通常は10
〜50μm、好ましくは15〜30μmであり、この縁
部は他の部分33の厚さに対して(Tmax/Tminの値)
1.1〜5倍、好ましくは1.5〜4倍の断面厚さを有し
ている。また、この凸条の幅Wは、通常は20〜500
μm、好ましくは50〜200μmの範囲内にある。
【0028】また、本発明において、縁部以外の部分3
3のソルダーレジスト20の平均塗布厚は、通常は2〜
30μm、好ましくは5〜15μmの範囲内にある。こ
のように縁部を除く部分33を薄くすることにより、ソ
ルダーレジスト20が硬化した際に硬化に伴う内部応力
が小さく、基板10に反りあるいは撓みなどが発生しに
くくなる。さらに、ソルダーレジスト20の縁部32を
図1および図3に示すように厚くすることにより、この
縁部分が基板10の反り等の変形に対して、キール(竜
骨)のように作用して基板10の変形を低減するように
作用する。しかも、この縁部32のソルダーレジスト2
0を厚くすることにより、所謂従来のようにしてソルダ
ーレジストを塗布した際にソルダーレジストの塗布予定
部以外にソルダーレジストが流出することがなく、この
額縁のように厚く塗布されたソルダーレジストは、基板
との密着性が良好であり、ソルダーレジストの端部から
ソルダーレジスト20の下部に例えばメッキ液等の配線
パターンを腐食し得る成分等のような好ましくない成分
の侵入を防止することができる。
【0029】ソルダーレジストを図1および図3に示す
ような断面構造を有するように塗布する為には、本発明
で規定するスクリーン版を使用する。即ち本発明のソル
ダーレジスト塗布用スクリーン版は、図2に示すよう
に、ソルダーレジスト塗布部以外の部分が10〜50μ
m、好ましくは15〜30μmの厚さの乳剤によってマ
スキングされ、かつ目開き100〜400メッシュ、好
ましくは250〜325メッシュの範囲内にあることを
特徴としている。そして、上記スクリーン版をマスキン
グする乳剤の厚さは、塗布しようとするソルダーレジス
トの中心部分の予定塗布厚の1.1〜5倍の範囲内にあ
ることが好ましく、さらに2.5〜4倍の範囲内にある
ことが特に好ましい。
【0030】このようなスクリーン版40は、ソルダー
レジストを塗布しようとするフレキシブルプリント配線
基板あるいはTABテープ上に載置し、このスクリーン
版上に塗布されるソルダーレジスト塗布液を流し込み、
スキージー等の塗布手段を加圧しながらスクリーン版上
を移動させてソルダーレジストをマスキングされていな
いスクリーン部分を透過させて基板あるいはフィルムの
ソルダーレジスト塗布予定部に塗布する。このときソル
ダーレジストをマスクするスクリーン版のマスキング材
部42の厚さは、従来のスクリーン版におけるマスキン
グ材部よりも厚くされているので、マスキング部に近接
した部分では、スクリーンと基板との間隙幅が広くな
り、この部分に塗布されるソルダーレジストは、他の部
分よりも多くなる。一方、スクリーンのマスキングされ
ていない中心部近傍では、スキージー50を加圧しなが
ら移動させることから、スクリーンが下部に撓み、基板
10とスクリーン41との間隙が狭くなる。しかも、本
発明のスクリーン版は、目開き100〜400メッシ
ュ、好ましくは250〜325メッシュの範囲内にあ
り、非常に目が細かいために、ソルダーレジストが透過
しにくく、従って、スキージー50によってスクリーン
が撓みが大きい部分では、ソルダーレジストの塗布量も
少なくなる。
【0031】従って、上記のようにソルダーレジスト塗
布部以外の部分(即ちマスキング部)における乳剤の厚
さが上記のように厚く、しかも上記のように目の細かい
スクリーンを用いてソルダーレジストを塗布することに
より、縁部におけるソルダーレジストの塗布厚が、他の
部分よりも厚い、額縁状にソルダーレジストを塗布する
ことができる。
【0032】なお、本発明において使用されるソルダー
レジストは、あまり粘度が低いと、硬化する前に低粘度
塗料の有するセルフレベリング性によって、ソルダーレ
ジストを額縁状に塗布することができたとしても硬化ま
での間に平坦になってしまうことから、ある程度粘度が
高いことが好ましい。また、スクリーンの目開きが狭い
ことから、あまり高い粘度のソルダーレジストはスクリ
ーンを透過することができない。従って、本発明では2
5℃における粘度が、通常は100〜300ps、好まし
くは150〜250psの範囲内にあるソルダーレジスト
を使用する。また、本発明で使用されるソルダーレジス
トは、好適には上記のような粘度を有するソルダーレジ
ストを特に制限なく使用することができる。ソルダーレ
ジストの粘度は、例えば溶剤の量、粘度調整剤等のチキ
ソ性調整剤の種類および量などを変えることにより調整
することができる。さらに、このソルダーレジストは、
通常は熱硬化性樹脂を用いて構成されており、本発明で
も、エポキシ樹脂、フェノール樹脂等従来からソルダー
レジストとして使用されている反応硬化性樹脂を使用す
ることができる。また、このようなソルダーレジストを
形成する樹脂は、一般的には熱硬化性樹脂であるが、い
わゆる紫外線感光性樹脂であっても同様の効果が得られ
る。
【0033】こうして額縁状にソルダーレジストを塗布
した後、このソルダーレジストを硬化させる。ソルダー
レジストを硬化させる方法に特に限定はないが、例えば
温風加熱、赤外線加熱、遠赤外線加熱等によって加熱す
ることにより硬化させることができるし、また紫外線な
どのエネルギー線を照射することによって硬化するもの
であってもよい。
【0034】こうしてソルダーレジストを塗布・硬化さ
せた後、ソルダーレジストに保護されていない部分の配
線パターン(リード部)にメッキする。例えば配線パタ
ーンが銅箔で形成されている場合には、メッキ厚0.1
〜1μmの範囲内でスズメッキをすることが好ましい。
このように形成されたスズメッキ層はデバイスのバンプ
との間に共晶物を形成してリードとバンプとを電気的に
接続する。
【0035】なお、導電性金属箔(例えば銅箔)からな
るリード部には上記のように例えばスズメッキするが、
こうして形成されたスズメッキ層は銅が拡散したスズメ
ッキ層となり、ウィスカーが発生する虞があるので、こ
うしてスズメッキをした後、この銅拡散スズメッキ層上
にスズのフラッシュメッキ(銅を含まないスズの薄膜か
らなるメッキ層を形成するメッキ)をすることにより、
このフラッシュメッキ層には実質的に銅が拡散しないこ
とから、ウィスカーの発生を防止することができる。配
線パターンへのメッキとして上記の他、下地にNiメッ
キを施したAuメッキやNiメッキを施さないAuメッ
キも当然可能である。
【0036】本発明のフレキシブルプリント配線基板
は、上記のようにして製造することができるが、さらに
本発明は、種々改変することができる。例えば、本発明
のフレキシブルプリント配線基板、特にTABテープを
製造するに際して、導電性金属箔である銅箔を所望の形
状にエッチングして配線パターンを形成した後、ソルダ
ーレジストを塗布する前に、形成された配線パターンに
スズメッキを施し、このスズメッキを施した後、ソルダ
ーレジストを塗布して硬化させ、さらにソルダーレジス
トが塗布されていない配線パターン(主としてリード
部)に再度スズメッキをすることもできる。
【0037】特に本発明はファインピッチ化が急速に進
んでいるTABテープとして極めて高い有用性を有して
いる。
【0038】
【発明の効果】本発明のフレキシブルプリント配線基板
は、ソルダーレジストの縁部が他の部分よりも厚く形成
されており、この部分は基板と非常に高い密着性を有す
ることから、このソルダーレジスト縁部の下部からメッ
キ液などの成分が侵入することがなく、従って、ソルダ
ーレジスト下部におけるリードにえぐれ部が形成される
ことがない。また、本発明のフレキシブルプリント配線
基板、特にTABテープにおいて、縁部を除いてソルダ
ーレジストの塗布厚は非常に薄いので、フレキシブルプ
リント配線基板、特にTABテープにおいて、ソルダー
レジストが硬化する際に生ずる収縮応力が少なく、従っ
て、本発明のフレキシブルプリント配線基板、特にTA
Bテープに反りあるいは撓みなどの変形が生じにくい。
さらに、ソルダーレジストの縁部に形成されたソルダー
レジストが厚く塗布された凸条は、フレキシブルプリン
ト配線基板、特にTABテープの変形に対しては、キー
ルのように作用してフレキシブルプリント配線基板、特
にTABテープの変形を抑制するとの効果をも奏する。
【0039】このような優れた特性を有する本発明のフ
レキシブルプリント配線基板、特にTABテープは、ソ
ルダーレジストを塗布する際に使用するスクリーン版と
して、マスキング材となる乳剤の厚さを厚くし、目開き
の細かいスクリーンからなるスクリーン版を使用してソ
ルダーレジストを塗布することにより製造することがで
きる。
【0040】こうした本発明で使用する乳剤が特定の厚
さにあり、かつスクリーンの目開きが細かいスクリーン
版は、従来使用されていなかった。
【0041】
【実施例】次に本発明の実施例を示して本発明をさらに
詳細に説明するが本発明はこれらによって限定されるも
のではない。
【0042】
【実施例1】ポリイミドフィルム上に厚さ18μmの電
解銅箔をエポキシ系接着剤を用いて貼着し、さらにこの
電解銅箔の上からフォトレジストを塗布して所定の配線
パターンに露光し、余剰部分のフォトレジストを溶解除
去した後、エッチング液を用いてエッチングすることに
より所定の配線パターンを形成した。配線パターン形成
後、フォトレジストを除去して水洗した。
【0043】これとは別に枠体に350メッシュのスク
リーンを張設し、このスクリーンにマスキング材となる
乳剤((株)ソノコム製、商品名:G22CW)を30μm
の厚さに塗布してマスキングする部分を硬化させてスク
リーン版を製造した。このスクリーン版を基板上に載置
すると、基板表面とスクリーンとの間に30μmの間隙
が生ずる。
【0044】上記のようにして作成したスクリーン版を
上記配線パターンが形成された基板上に配置して、この
スクリーン上にソルダーレジスト(アサヒ化研(株)
製、商品名:CCR-240、25℃における粘度:200p
s)を流し込み、スキージーを用いて3kgの圧力を付与
しながらスキージーをスクリーン上を移動させ、ソルダ
ーレジストを塗布した。
【0045】このようにスキージーを移動させることに
より、マスキング材である乳剤の縁部ではスクリーンの
沈み込みはほとんど見られないが、マスキング材のへり
から約0.5mm内側ではスキージーに加えた圧力によ
り、スクリーンがわずかながら沈み込むのが観察され
た。こうしてソルダーレジストを塗布した後、80℃で
45分間加熱し、さらに8秒間露光し、40秒間現像し
た後、150℃で60分間加熱してソルダーレジストを
完全に硬化させた。
【0046】ソルダーレジストを硬化させた後、露出し
ているリード部分に0.2μmの厚さでスズメッキし、
120℃で60分間加熱処理した。上記のようにして形
成されたTABテープについて観察したところ、塗布さ
れたソルダーレジストは縁部に額縁のように凸条が形成
されていることが確認された。
【0047】また、こうして形成されたTABテープを
切断して、ソルダーレジストの塗布厚を測定したとこ
ろ、ソルダーレジストの縁部に形成された額縁状の凸条
部分のソルダーレジストの最大塗布厚は20μmであ
り、こうした凸条が形成されていない中心部分における
ソルダーレジストの平均塗布厚は8μmであった。従っ
てTmax/Tminの値は、2.5であった。また、この凸
条の幅は200μmであった。
【0048】得られたTABテープを電子顕微鏡を用い
て観察したが、リード部分にえぐれ部は形成されていな
かった。また、ソルダーレジストの下面へのメッキの潜
り込み現象も見られなかった。さらに、こうして形成さ
れたTABテープについて、テープの反りを観察した
が、テープの変形(反り)は非常に小さかった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明のフレキシブルプリント配線
基板あるいはTABテープの断面を示す図である。
【図2】 図2は、本発明で使用するスクリーン版の例
を示す斜視図である。
【図3】 図3は、本発明のフレキシブルプリント配線
基板あるいはTABテープの断面を示す図である。
【図4】 図4は、本発明のフレキシブルプリント配線
基板あるいはTABテープを製造する際の状態を示す模
式図である。
【図5】 図5は、従来のフレキシブルプリント配線基
板あるいはTABテープにおける局部電池の発生メカニ
ズムを模式的に示す図である。
【図6】 図6は、局部電池が形成されることにより生
ずるえぐれ部を示す図である。
【図7】 図7は、従来の方法により形成されたソルダ
ーレジストの断面を模式的に示す図である。
【符号の説明】
10・・・可撓性絶縁性合成樹脂フィルム(基板) 12・・・接着剤層 14・・・導電性金属箔(配線パターン) 16・・・端部 20・・・ソルダーレジスト 22・・・ソルダーレジスト塗布駅 30・・・配線パターン(リード部) 31・・・スズメッキ層 32・・・縁部(凸条) 35・・・えぐれ部 37・・・ソルダーレジストの端部 39・・・はみ出し部 40・・・スクリーン版 41・・・スクリーン 42・・・乳剤(マスキング材) 50・・・スキージー

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性基板の少なくとも一方の面に配線
    パターンが形成され、該配線パターンの一部を覆うよう
    にソルダーレジストが塗設されたフレキシブルプリント
    配線基板において、該ソルダーレジストの縁部が、他の
    部分よりも厚く塗設されていることを特徴とするフレキ
    シブルプリント配線基板。
  2. 【請求項2】 上記ソルダーレジストの縁部における塗
    布厚が、他の部分の塗布厚の1.1〜5倍の範囲内にあ
    ることを特徴とする請求項第1項記載のフレキシブルプ
    リント配線基板。
  3. 【請求項3】 上記縁部におけるソルダーレジストの最
    大塗布厚が10〜50μmの範囲内にあることを特徴と
    する請求項第1項または第2項記載のフレキシブルプリ
    ント配線基板。
  4. 【請求項4】 上記フレキシブルプリント配線基板が、
    電子部品実装用フィルムキャリアテープであることを特
    徴とする請求項第1項乃至第3項のいずれかの項記載の
    フレキシブルプリント配線基板。
  5. 【請求項5】 可撓性基板の少なくとも一方の面に金属
    箔を貼着して該金属箔をエッチングして所望の配線パタ
    ーンを形成した後、該配線パターンの上から、予めソル
    ダーレジスト塗布部以外の部分が10〜50μmの厚さ
    の乳剤によってマスキングされた目開き100〜400
    メッシュのスクリーン版を当接し、該スクリーン版上か
    ら25℃における粘度が100〜300psのソルダーレ
    ジストを、該スクリーン版を介して塗設し、次いで塗設
    されたソルダーレジストを硬化させて、ソルダーレジス
    トの縁部が他の部分よりも厚く形成することを特徴とす
    るフレキシブルプリント配線基板の製造方法。
  6. 【請求項6】 上記ソルダーレジストの縁部における塗
    布厚が、他の部分の塗布厚の1.1〜5倍の範囲内にあ
    ることを特徴とする請求項第5項記載のフレキシブルプ
    リント配線基板の製造方法。
  7. 【請求項7】 上記縁部におけるソルダーレジストの最
    大塗布厚が10〜50μmの範囲内にあることを特徴と
    する請求項第5項または第6項記載のフレキシブルプリ
    ント配線基板の製造方法。
  8. 【請求項8】 上記フレキシブルプリント配線基板が、
    電子部品実装用フィルムキャリアテープであることを特
    徴とする請求項第5項乃至第7項のいずれかの項記載の
    フレキシブルプリント配線基板の製造方法。
  9. 【請求項9】 ソルダーレジスト塗布部以外の部分が1
    0〜50μmの厚さの乳剤によってマスキングされ、か
    つ目開き100〜400メッシュの範囲内にあることを
    特徴とするソルダーレジスト塗布用スクリーン版。
  10. 【請求項10】 上記スクリーン版をマスキングする乳
    剤の厚さが、塗布しようとするソルダーレジストの中心
    部分の予定塗布厚の1.1〜5倍の範囲内にあることを
    特徴とするソルダーレジスト塗布用スクリーン版。
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