JP2001028089A - 警備システム及び画像監視装置 - Google Patents

警備システム及び画像監視装置

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JP2001028089A
JP2001028089A JP11202013A JP20201399A JP2001028089A JP 2001028089 A JP2001028089 A JP 2001028089A JP 11202013 A JP11202013 A JP 11202013A JP 20201399 A JP20201399 A JP 20201399A JP 2001028089 A JP2001028089 A JP 2001028089A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 警備システムにおいて、監視物件に配置され
たセンサが多重発報した場合、速やかに現状態画像を警
備センタに送信できるようにする。 【解決手段】 監視物件に配置したセンサと、所定の領
域を撮影する撮像手段と、センサと撮像手段の制御を行
う画像監視装置と、通信回線を介して接続された遠隔地
の警備センタとからなる警備システムにおいて、センサ
が異常を多重検知したとき(ステップS23のY)、最
後に異常を検知したセンサの監視領域を撮影した現状態
画像を、警備センタへ送出する(ステップS24)。こ
れにより、緊急性の高い多重検知が検知されると、警備
センタに、現状態画像が自動的かつ速やかに送出され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像センサ、監視
カメラ等により監視領域を撮影し、異常を検知したとき
に、警備センタにおいて異常発生時の画像を監視する警
備システム、及び、この警備システムに使用する画像監
視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、建物などの監視物件に画像セ
ンサ、監視カメラ等を配置し、監視領域を撮影して画像
を蓄積しておく警備システムがある(例、特願平10−
86835号)。この警備システムにおいては、センサ
が監視物件での異常を検知したとき、検知時点の前後に
異常発生領域を撮影して蓄積した画像を、画像監視装置
が、電話回線などの通信回線を介して警備センタへ送信
する。
【0003】ここで、画像監視装置は、蓄積画像とし
て、異常を検出した時点の前後10枚程度の画像を警備
センタに送信してから、通信回線を切断していた。これ
は、多数の監視物件を警備センタにて集中監視する場合
に、警備センタの通信回線を占有する時間を一定とする
ことにより、通信トラフィックの計算を可能とし、一つ
の監視物件に警備センタの通信回線を専有される時間を
短かくできる。
【0004】警備センタにおいては、送られてきた複数
の画像を管制員が観察することにより、監視物件におけ
る状態を把握する。そして、更に現状態を把握する必要
がある場合などでは、異常が発生している監視物件の画
像監視装置に対して、現状態画像の送信を要求する。画
像監視装置では、それに応じて、異常を検知した監視領
域の現状態画像を警備センタに対して送信する。管制員
は、これらの画像に基づいて監視物件の状態を把握し
て、警備員の派遣などの必要な措置をとる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、侵入者が実
際に監視物件に侵入した場合は、監視領域に配置したセ
ンサは、多重発報をする。すなわち、センサが複数配置
されていて、侵入者が監視物件内を移動すると、複数の
センサが、次々に侵入者を検出して発報をしていく。ま
た、侵入者が移動をしない場合でも、侵入者を検出した
1つのセンサが同一人を複数回検出して発報をする。
【0006】一方、センサが何らかの理由で、異常でな
いのに異常を検知することがあり得る。この場合は、複
数回連続して異常を検知する可能性は低い。この場合
も、画像監視装置は、異常を検知したセンサに対応する
監視領域を撮影した画像を警備センタに送信する。警備
センタでは、この画像を観察することにより、異常が実
際には発生していないことを確認する。
【0007】上記のように、多重発報がされた場合は、
侵入者異常が発生しているなどの状況があり、緊急性が
高いといえる。しかしながら、上記従来のシステムで
は、管制員が送られてきた画像を見た上で監視物件の状
態を把握し、その後、現状態画像の送信を要求する操作
を行わなければならない。このため、緊急性の高い状態
であっても、警備センタの管制員が最新の現状態画像を
見るまでに時間がかかり、対応が遅れる可能性があると
いう問題があった。
【0008】本発明は、警備システムにおいて、監視物
件に配置されたセンサが多重発報した場合、速やかに現
状態画像を警備センタに送信できるようにすることを目
的とするものである。また、本発明は、監視物件に配置
されたセンサが多重発報した場合、速やかに現状態画像
を警備センタに送信できるようにした画像監視装置を提
供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたものである。本発明は、監視物件
に配置した異常検知用のセンサと、監視物件の所定の領
域を撮影する撮像手段と、前記センサと前記撮像手段の
制御を行う画像監視装置と、この画像監視装置と通信回
線を介して接続された遠隔地の警備センタとからなる警
備システムを対象とする。
【0010】この警備システムにおいて、前記画像監視
装置は、前記センサが異常を多重検知したとき、最後に
異常を検知したセンサの監視領域を撮影した現状態画像
を、前記警備センタへ送出する。本発明の警備システム
及び画像監視装置によれば、緊急性の高い、センサの多
重検知があった場合、異常が発生した領域を撮影した現
状態画像が、自動的に警備センタに送出される。したが
って、警備センタでは、迅速に監視物件の状態を把握
し、対処することができる。
【0011】なお、本発明における異常検知用のセンサ
と撮像手段は、別体のものであって良い。また、撮影し
た画像に基づいて異常の有無を判定する機能を有する画
像センサであっても良い。また、本発明においては、セ
ンサが異常を検知した場合でも、多重検知でない場合に
は、異常検知の前後に監視領域を撮影して蓄積した画像
を警備センタに送出し、その後、多重検知をしたとき
に、前記の現状態画像を送出するようにすることもでき
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について図を用
いて説明する。図1は、本発明を適用した警備システム
の全体構成を示す。建物などの監視物件にコントローラ
(画像監視装置)1が設置され、このコントローラ1
に、監視物件内に配置された画像センサ2、火災センサ
3、非常ボタン4、侵入センサ8、モード設定器5が接
続される。コントローラ1は、通信回線としての電話回
線6を介して、遠隔地の警備センタ7と接続される。
【0013】図2は、画像センサ2の構成を示す。画像
センサ2には、CPUなどにより構成される制御手段2
01と電源202が設けられる。センサ内の各部分は、
制御手段201により制御され、電源202から電力の
供給を受ける。また、制御手段201には記憶手段22
0が接続される。
【0014】図3は、記憶手段220の構成を示す。記
憶手段220には、画像センサ2に所定の動作を実行さ
せるためのプログラムを記憶したプログラム領域22
1、パラメータを記憶したパラメータ領域222、ワー
クエリア223、監視領域の状態、即ち、異常が発生し
ているか又は正常であるかの区別を記憶する状態記憶領
域224、監視領域が警戒セットモード又は警戒解除モ
ードのいずれにあるかを記憶するモード記憶領域225
が設けられる。
【0015】記憶手段220は、更に、撮像手段203
が撮影した画像を記憶する領域として、基準画像記憶領
域226、逐次画像記憶領域227を備える。逐次画像
記憶領域227には、撮像手段203が撮影した所定数
の最新の画像が記憶される。基準画像記憶領域226に
は、画像センサ2により侵入異常の有無の判定をするた
めの基準画像が記憶される。
【0016】図4は、逐次画像記憶領域227の構成を
示す図である。逐次画像記憶領域227は、所定数(図
示の例では10枚)の画像を記憶する画像メモリ1〜画
像メモリ10から構成される。撮像手段203から入力
された画像は、画像メモリ1、画像メモリ2、画像メモ
リ3といった順番で逐次記憶されていく。この記憶のイ
ンターバルは、例えば1秒間隔とされる。そして、画像
メモリ10に画像が記憶されると、次には、画像メモリ
1に戻って、画像メモリ1に記憶されていた画像が、新
たに入力された画像に書き換えられる。以後、同様に書
換えが行われる。
【0017】画像センサ2が異常を検知した場合、異常
の種類に応じて、異常検知後の画像が必要枚数だけ記憶
されて、画像蓄積処理を終了する。この必要枚数とは、
例えば、火災異常の場合は、検出前の画像が2枚で検出
後の画像が8枚、侵入異常の場合は、検出後の画像が5
枚で検出前の画像が5枚というように設定されている。
この処理の具体例は、前述の特開平10−86835号
に説明してある。図示の例は、異常検知時点tの画像が
画像メモリ5に記憶され、2つ前の時点(t−1,t−
2)の画像と7つ後の時点(t+1〜t+7)の画像が
記憶されている。
【0018】図2に戻ると、監視領域を撮影する撮像手
段203は、CCDカメラにより構成され、可視領域か
ら赤外領域までの感度を有する。赤外線投光手段204
が設けられ、夜間など暗くなった時に、監視領域に赤外
線が投光される。画像処理手段205は、記憶手段22
0に記憶された基準画像と最新の画像とを対比して、異
常が発生したか否かを判定する。なお、この基準画像及
び異常の発生の有無の判定の方法などについては本発明
の要旨と直接関係がないのでここでの説明は省略する
が、任意の方法を採用することができる。表示手段20
6は、LEDにより構成され、異常検出の有無を画像セ
ンサ2の外部に表示する。
【0019】通信手段207は、コントローラ1と信号
の送受信を行うインターフェースで、コントローラ1の
画像センサ通信制御部105と接続される。画像出力手
段208は、逐次画像記憶領域227に記憶していた異
常画像を出力するためのインターフェースで、コントロ
ーラ1の映像入出力制御部106へ接続される。
【0020】アドレス設定部210は、ディップスイッ
チにより構成され、コントローラ1が画像センサ2を特
定するためのアドレスが設定される。操作手段211
は、電源をオンオフするための手段である。図5は、コ
ントローラ1の構成を示す。コントローラ1には、CP
Uなどにより構成される制御部101と電源回路102
が設けられる。コントローラ1内の各部分は、制御部分
101により制御され、電源回路102から電力の供給
を受ける。また、モード設定器5が接続される。
【0021】センサ監視回路103は、火災センサ3、
非常ボタン4、侵入センサ8とのインターフェースであ
る。モデム104が電話回線6との間に設けられる。画
像センサ通信制御部105は、画像センサ2と接続され
る。映像入出力制御部106は、画像センサ2と接続さ
れる。この映像入出力制御部106は、画像センサ2か
ら送られてきた映像信号を、モデム104と外部に接続
されたモニタ装置10に分配する。
【0022】表示部107は、通常は、監視領域の監視
状態を画面上に表示し、異常が検出されたときは、ブザ
ーを鳴動させ、画面上に異常の種類、異常発生箇所など
を表示する。設定手段108は、画像センサ2の初期設
定又は設定変更時に使用される。図1の警備システムの
概略の動作を説明する。
【0023】監視物件の正規の使用者であるユーザがモ
ード設定器5を操作して、警戒解除モード又は警戒セッ
トモードに設定すると、コントローラ1は、モード移行
信号を全画像センサ2へブロードキャストにより送信す
る。各画像センサ2がこのモード移行信号を受信する
と、記憶している監視領域のモードを警戒解除モード又
は警戒セットモードに変更記憶する。
【0024】コントローラ1は、各画像センサ2に、順
次、状態呼出し信号を送る(ポーリング)。各画像セン
サ2は、監視物件内に複数設置され、窓、ドアなどの監
視対象を含む監視領域を撮影し、得られた画像から侵入
などの異常の有無を判定する。画像センサ2は、撮影し
た画像から異常の有無を判定し、その結果、正常又は異
常を表す状態信号を記憶する。コントローラ1から状態
呼出し信号を受信すると、コントローラ1に対して状態
信号として正常信号又は異常信号を送る。
【0025】なお、異常検出機能を有する画像センサ2
を使用する代わりに、異常検出用のセンサと監視カメラ
とを組み合わせて使用することもできる。本例では、こ
のセンサと監視カメラを組み合わせたものも、画像セン
サ2に含めて説明する。コントローラ1は、画像センサ
2から異常信号を受信したとき、又は、その他のセンサ
から異常信号が入力されたとき、蓄積画像又は現状態画
像の送出処理を行う。この場合、画像センサ2から異常
信号を受信したときは、その画像センサ2に画像送出の
指令を出し、火災センサ3、非常ボタン4、侵入センサ
8のいずれかから異常信号が入力されたときは、その異
常が発生した監視領域を撮影している画像センサ2(又
は監視カメラ)に画像送出の指令を出す。
【0026】図6〜8のフローチャートを用いて、コン
トローラ1の動作を説明する。図6は、全体のフローを
示し、図7、図8はそれぞれ、図6の一部の処理の詳細
を示す。最初に、フローチャート全体について説明し、
その後、正常又は異常の各状況に分けて説明する。
【0027】コントローラ1は、運用を開始すると、セ
ンサが異常を検知しているか否かを判定する(ステップ
S11)。異常を検知しなければ、ステップS11を繰
り返す。コントローラ1は、センサが異常を検知する
と、異常の状態を記憶し、警備センタ7への通報処理を
行う(ステップS12)。続いて、警備センタ7へ現状
態画像を送出するための画像送出処理(ステップS1
3)を行う。
【0028】図7のフローチャートは、図6のステップ
S13の画像送出処理の詳細を示す。コントローラ1
は、現状態画像を送出中であるか否かを判定する(ステ
ップS21)。ここで、現状態画像を送出している状態
の場合は、画像送出処理は行わずに、図6へ戻りステッ
プS14へ進む。
【0029】ステップS21で現状態画像の送出中でな
いと判定されたときは、ステップS22、23で、多重
検知か否かの判定がされる。すなわち、処理の繰り返し
ごとに検知回数カウンタを1インクリメントし(ステッ
プS22)、その値Kが3を超えると、多重検知と判定
し、3以下であれば多重検知ではないと判定する(ステ
ップS23)。
【0030】ステップS23で多重検知と判定されると
ステップS24へ進み、現状態画像送出処理が行われ
る。ここで、現状態画像送出処理とは、撮像手段203
が撮影した最新の画像を逐次電話回線6を介して警備セ
ンタ7へ送信する処理である。なお、最新の画像を送信
するに先立って異常発生前後の蓄積画像を送出するよう
にしてもよい。
【0031】ステップS23で多重検知ではないと判定
されると、画像センサ2の検知か否かが判定される(ス
テップS25)。ここで、画像センサ2の検知であれ
ば、画像センサ2に蓄積した異常発生前後の蓄積画像を
送出するための処理を行う(ステップS26)。また、
その他のセンサの検知であれば、そのまま、図6のステ
ップS14へ戻る。
【0032】図6に戻り、コントローラ1は、警備セン
タ7からの現状態画像送出を停止する命令を受信したか
否かを判定する(ステップS14)。現状態画像送出停
止命令を受信する(ステップS14のY)と、現状態画
像送出停止処理を行う(ステップS15)。図8は、図
6のステップS15の現状態画像送出停止処理の詳細を
示す。
【0033】ステップS31で、画像センサ2へ現状態
画像送出停止指令を送信する。次いで、複数の画像セン
サ2の内、異常を検知して画像を蓄積中の画像センサが
あるか否かを判定する(ステップS32)。ここで、蓄
積中の画像センサ2があれば、その蓄積画像を警備セン
タ7へ送信する処理を行い(ステップS33)、蓄積中
の画像センサ2がなければ、図6のステップS16へ進
む。
【0034】コントローラ1は、ステップS16で異常
が復旧したか否かを判定し、復旧していなければステッ
プS11へ戻り、復旧していれば、状態記憶の内容など
をクリアし(ステップS17)、ステップS11へ戻
る。次に、状況別に図6〜8の動作の説明をする。コン
トローラ1は、各画像センサ2に対しては、ポーリング
により状態呼出しを行う。監視物件に異常が発生してい
なければ、各画像センサ2からは正常信号が送られるの
で、異常を検知するまでステップS11の処理を繰り返
す。
【0035】次に、監視物件内に異常が発生していない
のに、画像センサ2が何らかの事情で発報(誤報)をし
た場合について説明する。この場合、コントローラ1
は、画像センサ2から異常信号を受信し、又は、侵入セ
ンサ8、火災センサ3、非常ボタン4から異常信号が割
り込みにより入力される。センサが異常を検知する(ス
テップS11のY)と、コントローラ1は、ステップS
12で異常の状態を記憶し、警備センタ7への通報処理
を行う。異常の状態としては、異常の種類、発報をした
センサのアドレスなどを記憶する。
【0036】続いて、ステップS13で画像送出処理が
行われるが、今の状態では、現状態画像は送出していな
い(ステップS21のN)ので、ステップS22で、検
知回数カウンタの値Kを1だけインクリメントする。最
初は、ステップS23での判定では、カウンタの値Kは
1で4より小さい、つまり、多重発報ではないと判定さ
れる。次いで、ステップS25で画像センサ2の検知と
判定されるので、ステップS26で、蓄積画像の送出処
理が行われる。ここでは、異常検知前後の10枚の画像
が警備センタ7へ送出される。
【0037】次いで、ステップS14で、警備センタ7
から現状態画像送出停止命令が出されておらず、ステッ
プS16で監視物件の復旧もないので、ステップS11
へ戻る。誤報の場合は、画像センサ2又はその他のセン
サが何回も継続して異常を検知することは少ないので、
ステップS11では異常の検知はされずに、次の検知が
されるまで待つ。
【0038】警備センタ7では、監視物件のコントロー
ラ1から送信されてきた異常状態の通報と蓄積画像に基
づいて、状況判断をする。異常を認めなければ、復旧指
令をコントローラ1に対し送出する。これにより、ステ
ップS16では復旧したと判定がされて、ステップS1
7で異常状態の記憶、検知回数カウンタの値などをクリ
アし、ステップS11へ戻る。
【0039】以上の説明は、センサが1回だけ異常を検
出した場合であるが、これが、ステップS23で設定さ
れた回数4より少ない回数だけ検知した場合も、同様の
動作となる。この場合、異常を検知した回数だけ、蓄積
画像が警備センタ7へ送出される。なお、管制員は、送
られた蓄積画像によるだけでは異常の有無の判断が困難
な場合は、コントローラ1に対して、現状態画像を送出
する命令を送信するが、この動作の図示は省略してい
る。
【0040】次に、実際に侵入異常などがあった場合の
動作について説明をする。ステップS23で、1つ又は
複数の画像センサ2が4回以上異常検知をすると、つま
り、多重検知がされると、実際に侵入異常などの緊急性
の高い異常が発生した可能性が高い。この場合は、ステ
ップS24へ進み、現状態画像送出処理が行われ、該当
する画像センサ2が撮影する現状態画像を警備センタ7
へ送出する。
【0041】以後は、コントローラ1ではステップS1
1〜16の処理が繰り返されて、警備センタ7へ現状態
画像が継続して送信される。以後のステップS11〜1
6の処理では、ステップS21で、現状態画像を送出中
であれば、現状態画像送出処理は飛び越されるが、現状
態画像の送出が終了していれば、ステップS24へ進ん
で、次の現状態画像を送出する。したがって、警備セン
タ7には、継続して現状態画像が送出され、管制員は、
連続して現状態画像を観察することができる。
【0042】以上のステップS11〜16の繰り返しの
間、もし、侵入者が移動をして、最初に異常を検知した
画像センサの2(A)の監視領域から離れ、次の画像セ
ンサ2が異常を検知すると、ステップS11では、次の
画像センサ2(B)が異常を検知することとなる。この
場合は、次の画像センサ2(B)が撮影した現状態画像
が、警備センタ7へ送出される。したがって、警備セン
タ7では、最後に発報をした画像センサ2からの現状態
画像を見ることができ、最も侵入者が撮影される可能性
が高い監視物件の状態を正確に把握することができる。
【0043】警備センタ7では、現状態画像を観察し、
異常を認識すると、警備員を監視物件に派遣するなどの
措置をとる。監視物件に派遣された警備員は、必要な措
置をとる。警備センタ7の管制員が、異常を確認した
後、コントローラ1に対して復旧信号を送出したとき、
又は、監視物件に派遣された警備員がコントローラ1で
復旧操作を行うと、ステップS16で、復旧したと判定
され、ステップS17で、異常状態の記憶のクリア、検
知回数カウンタのクリアなどを行って、ステップS11
へ戻る。以後は、監視物件の状態に応じて、上述の動作
が繰り返される。
【0044】以上説明した例によれば、緊急性の高い、
多重発報がされたときは、警備センタ7に対して、所定
数の蓄積画像が送出された後、現状態画像が自動的に継
続して送出されることとなる。したがって、管制員は、
監視物件の状態を確実に把握することができ、速やかに
緊急事態に対処することができる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、監視物件に配置された
センサが多重発報した場合、速やかに現状態画像を警備
センタに送信できる警備システムと、この警備システム
に使用できる画像監視措置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される警備システムの構成を示す
図。
【図2】図1の画像センサの構成を示す図。
【図3】図2の記憶手段の構成を示す図。
【図4】図3の逐次画像記憶領域の構成を示す図。
【図5】図1のコントローラの構成を示す図。
【図6】図5のコントローラの動作を示すフローチャー
ト。
【図7】図6の処理における画像送出処理を示すフロー
チャート。
【図8】図6の処理における現状態画像送出停止処理を
示すフローチャート。
【符号の説明】
1…コントローラ 101…制御部 102…電源部 2…画像センサ 201…制御手段 202…電源 203…撮像手段 220…記憶手段 224…状態記憶領域 225…モード記憶領域 227…逐次画像記憶領域 3…火災センサ 4…非常ボタン 5…モード設定器 6…電話回線 7…警備センタ 8…侵入センサ
フロントページの続き Fターム(参考) 5C054 AA02 CA04 CA05 DA01 DA09 FC00 FE16 FE21 GA00 GB01 GB12 GD03 HA18 5C087 AA02 AA03 AA09 AA10 AA11 AA23 AA24 AA25 AA32 AA42 BB12 BB51 BB74 DD04 DD05 DD20 EE05 FF01 FF04 FF05 FF12 FF20 FF23 GG07 GG18 GG19 GG21 GG23 GG29 GG30 GG32 GG37 GG46 GG50 GG57 GG70 GG83

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視物件に配置した異常検知用のセンサ
    と、監視物件の所定の領域を撮影する撮像手段と、前記
    センサと前記撮像手段の制御を行う画像監視装置と、こ
    の画像監視装置と通信回線を介して接続された遠隔地の
    警備センタとからなる警備システムにおいて、 前記画像監視装置は、前記センサが異常を多重検知した
    とき、最後に異常を検知したセンサに対応する撮像手段
    の撮影した現状態画像を、前記警備センタへ送出するこ
    とを特徴とする警備システム。
  2. 【請求項2】 前記撮像手段は、異常を検出したときに
    撮影した画像を蓄積する蓄積手段を有し、 前記画像監視装置は、前記センサが異常を検知したとき
    は、前記蓄積手段に蓄積した画像を前記警備センタへ送
    出する請求項1に記載の警備システム。
  3. 【請求項3】 センサ及び撮像手段が接続され、また、
    通信回線を介して警備センタと接続される画像監視装置
    において、 前記センサから異常信号が入力されたとき、異常が多重
    検知されたか否かを判定する判定手段と、 前記センサが異常を検知し、前記判定手段が多重発報で
    ないと判定したときは、前記撮像手段が異常検知の前後
    に撮影して蓄積した蓄積画像を警備センタへ送出する蓄
    積画像送出処理手段と、 前記センサが異常を検知し、前記判定手段が多重検知で
    あると判定したときは、前記撮像手段が撮影した現状態
    画像を警備センタへ現状態画像を送出する現状態画像送
    出処理手段と、 を具備することを特徴とする画像監視装置。
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JP2007249541A (ja) * 2006-03-15 2007-09-27 Sogo Keibi Hosho Co Ltd 警備装置、監視システム、および制御方法

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