JP2001026276A - ラックアンドピニオン式舵取り装置 - Google Patents

ラックアンドピニオン式舵取り装置

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JP2001026276A
JP2001026276A JP11200809A JP20080999A JP2001026276A JP 2001026276 A JP2001026276 A JP 2001026276A JP 11200809 A JP11200809 A JP 11200809A JP 20080999 A JP20080999 A JP 20080999A JP 2001026276 A JP2001026276 A JP 2001026276A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ラックアンドピニオン式の舵取り装置におい
て、バルブハウジングとピニオンハウジングの連結部の
嵩高を是正して軽量化を図ることができ、且つ安価なこ
と。 【解決手段】バルブハウジング3及びピニオンハウジン
グ4の各端部3a,4aにアンダーカット部としての環
状溝12,13を設ける。両端部3a,4aに跨がる、
すり割り9入り筒状の鋼製の止め金8を設け、止め金8
の両端を内向きに折り曲げて突縁10,11とし、対応
する環状溝12,13内へかしめ込む。止め金8の周面
の一部に内向きに突出するリブを設けてハウジングの対
応する部分にかしめ、止め金8と各ハウジング3,4の
相対回転を規制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はステアリングホイー
ルの回転に伴うピニオンの回転をラック軸の軸方向移動
に変換して舵取りするラックアンドピニオン式舵取り装
置に関し、さらに詳しくはそのバルブハウジングとピニ
オンハウジングとを連結する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のラックアンドピニオン式の舵取
り装置では、パワーシリンダへの作動油の給排を司るコ
ントロールバルブを収容するバルブハウジングと、この
バルブハウジングの下方でピニオンを収容するピニオン
ハウジングと、このピニオンハウジングと交差する態様
にて左右に延びるラック軸を収容するラックハウジング
とを備えている。ラック軸は、ピニオンハウジング内に
てピニオンと噛み合うと共にラックハウジング内で軸長
方向に往復移動可能とされ、さらにその両端がラックハ
ウジングから突き出されてタイロッドを介して操行車輪
に連結されている。
【0003】従来、バルブハウジングとピニオンハウジ
ングの連結は下記のようにして行われている。すなわ
ち、両ハウジングの対向する端部に、ねじ締結用のフラ
ンジを一体に設け、これらのフランジを互いに突き合わ
せた状態で、両フランジを貫通するボルトにて締結する
ようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通例、ボル
トがねじ込まれるねじ孔を形成するピニオンハウジング
はアルミニウム合金にて製作され、このアルミニウム合
金において、ねじ締めに耐え得る強度を達成するには、
フランジが比較的厚肉となる。その結果、締結用フラン
ジが嵩高となり、ハウジングの重量が重くなる。また、
複数本のボルトを用いるので、部品点数が多くなる結
果、製造コストが高くなる。
【0005】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あり、バルブハウジングとピニオンハウジングの連結部
の嵩高を是正でき、軽量化を図ることのできる安価なラ
ックアンドピニオン式舵取り装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記目的
を達成するための課題解決手段として、請求項1記載の
発明は、相対向するバルブハウジングの端部とピニオン
ハウジングの端部とを連結するラックアンドピニオン式
舵取り装置において、上記バルブハウジング及びピニオ
ンハウジングの各端部にそれぞれ設けられたアンダーカ
ット部と、両ハウジングの端部に跨がる状態で両ハウジ
ングの端部を互いに連結する止め金とを備え、この止め
金は筒状又はすり割り入り筒状をなし、その両端が対応
するハウジングの端部のアンダーカット部内にかしめ込
まれており、上記の止め金は各ハウジングに対する相対
回転をそれぞれ規制する一対の相対回転規制部を含むこ
とを特徴とするものである。
【0007】本発明では、両ハウジングの端部のアンダ
ーカット部に筒状の止め金の両端をかしめ込むことによ
り、止め金を介して両ハウジングが互いに抜け止めされ
る。また、止め金を介して両ハウジングの相対回転が規
制される。従来のねじ締めされる締結フランジのように
嵩高になることがなく、軽量化を図ることができる。ま
た締結用のボルトを廃止して部品点数を削減でき、製造
コストを安くすることができる。
【0008】上記の相対回転規制部としては、凹凸係合
部であっても良く、この凹凸係合部は止め金の組み付け
前に予め設けておいても良いし、止め金を組み付けた
後、ポンチ等を用いて形成されたかしめ部であっても良
い。また、止め金の断面とこれに対応するハウジングの
断面の形状が、三角形以上の多角形である場合、楕円形
状である場合、小判形形状である場合、一の平坦部を持
ちD形をなす場合、一対の平坦部間に二面幅をとってあ
る場合等では、断面円弧状でない部分が相対回転規制部
となる。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1におい
て、上記の相対回転規制部は、止め金の周方向の一部に
設けられて径方向に起伏し、ハウジングの対応する部分
に凹凸係合する凸部又は凹部であることを特徴とするも
のである。本発明では、例えば止め金に設けた凸部を各
ハウジングの凹部に係合させることにより、止め金と各
ハウジングとの相対回転を規制でき、これにより、止め
金を介してハウジング間の相対回転を規制することがで
きる。
【0010】請求項3記載の発明は、相対向するバルブ
ハウジングの端部とピニオンハウジングの端部とを連結
するラックアンドピニオン式舵取り装置において、上記
バルブハウジング及びピニオンハウジングの端部にそれ
ぞれ設けられた少なくとも一対のアンダーカット部と、
バルブハウジング及びピニオンハウジングの対応するア
ンダーカット部に側方からそれぞれ係止する一対の係止
用突縁、及びこれら係止用突縁を互いに連結するウェブ
を有する長尺の溝形部材からなる止め金とを備え、係止
用突縁及びこれに対応する係止用突縁は、側面視で鉤形
をなしていて、止め金を長手方向にスライドさせて係止
用突縁を対応するアンダーカット部に側方から装着して
おり、止め金の一部に形成された凸部又は凹部からなる
抜け止め部が少なくとも一方のハウジングの対応する部
分に凹凸嵌合することにより、止め金を上記少なくとも
一方のハウジングに保持していることを特徴とするもの
である。
【0011】本発明では、溝形部材からなる止め金の一
対の係止用突縁を対応するアンダーカット部に側方から
装着することにより、止め金を介して両ハウジングの端
部同士が連結固定される。また、止め金の例えば凸部か
らなる抜け止め部がハウジングの端部の凹部に凹凸嵌合
することにより、止め金のハウジングに対する係止状態
を保持することができる。両ハウジングを互いに組み付
けた後、止め金をスライドさせて装着するだけで良く、
組立が容易である。
【0012】請求項4記載の発明は、相対向するバルブ
ハウジングの端部とピニオンハウジングの端部とを連結
するラックアンドピニオン式舵取り装置において、上記
ピニオンハウジングの端部の一部又は全周に薄肉の突出
部を設け、この突出部がバルブハウジングの端部に設け
たアンダーカット部にかしめ込まれていることを特徴と
するものである。本態様では、ピニオンハウジングの薄
肉の突出部をバルブハウジングのアンダーカット部にか
しめ込むだけで、両ハウジングを連結することができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態を添
付図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の一実施の
形態に係るラックアンドピニオン式の舵取り装置の概略
側面図である。図1を参照して、舵取り装置1では、パ
ワーシリンダへの作動油の給排を司るコントロールバル
ブ2を収容する鉄又はアルミニウムの合金からなるバル
ブハウジング3を備えている。このバルブハウジング3
の下方には、図示しないピニオンを収容するアルミニウ
ム合金製のピニオンハウジング4が設けられている。
【0014】ピニオンハウジング4はバルブハウジング
3に連続する主体部5と、この主体部5に交差する態様
にて左右に延びるラック軸6を収容するラックハウジン
グ7が一体に設けられている。バルブハウジング3の端
部3aとこれに対向するピニオンハウジング4の端部4
aとは、互いに突き合わされた状態で、鋼製の止め金8
により連結されている。
【0015】止め金8は、両ハウジング3,4の端部3
a,4aの周面を取り囲むすり割り9入りの円筒からな
る本体8aを含み、図2(b)に示すように、本体8a
の上下の端縁が内向きの突縁10,11とされて、それ
ぞれ対応するハウジング3,4のアンダーカット部とし
ての環状溝12,13にかしめ込まれている。これによ
り、両ハウジング3,4の上下方向への抜けが防止され
ている。環状溝12,13はハウジング3,4の端部3
a,4aの周面に形成された略V字形断面の窪みからな
る。
【0016】図1及び図2(b)を参照して、14,1
5は止め金8の周面の円周等配に形成されて内向きに突
出する相対回転規制部としてのリブからなり、これらの
リブ14,15は、各ハウジング3,4の端部3a,4
aの周面にかしめられることにより、当該止め金8と対
応するハウジング3,4との相対回転を規制する。ラッ
ク軸6は、ピニオンハウジング4内にてピニオンと噛み
合うと共にラックハウジング7内で軸長方向に往復移動
可能とされ、図示していないが、その両端がラックハウ
ジング7から突き出されてタイロッドを介して操行車輪
に連結されている。
【0017】次いで、図2(a)及び(b)を参照し
て、止め金8により両ハウジング3,4同士を連結する
工程について説明する。図2(a)に示すように、バル
ブハウジング3とピニオンハウジング4の対向する端部
3a,4aの対向面3b,4b同士を互いに突き合わせ
た状態にて、止め金中間体16をハウジング3,4の両
端部3a,4aに跨がるように被せる。
【0018】このとき、止め金中間体16の両端縁1
7,18が対応する環状溝12,13の径方向外方にち
ょうど位置する。次いで、図2(b)に示すように、止
め金中間体16の両端縁17,18を内向きに折り曲げ
るようにして、環状溝12,13内へかしめ込んで、止
め金8の突縁10,11を形成すると同時に、止め金中
間体16の所定部を径方向内方へ押し込んで、止め金8
のリブ14,15を形成する。
【0019】本実施の形態では、両ハウジング3,4の
端部3a,4aのアンダーカット部としての環状溝1
2,13に筒状の止め金8の両端の突縁10,11をか
しめ込むことにより、止め金8を介して両ハウジング
3,4が互いに抜け止めされる。また、止め金8に各ハ
ウジング3,4の周方向の相対回転をそれぞれ規制する
リブ14,15を設けてあるので、止め金8を介して両
ハウジング3,4の相対回転が規制される。
【0020】従来のねじ締めされる締結フランジのよう
に嵩高になることがなく、軽量化を図ることができる。
また締結用のボルトを廃止できるので、部品点数の削減
を通じて製造コストを安くすることができる。なお、上
記の相対回転規制部としての部分的にかしめられたリブ
14,15に代えて、ハウジングへの組み付け前の止め
金、及びハウジングに予め凹凸係合部を形成しておい
て、組立時に係合させるようにしても良い。
【0021】また、止め金の断面とこれに対応するハウ
ジングの断面の形状が、三角形以上の多角形である場
合、楕円形状である場合、小判形形状である場合、一の
平坦部を持ちD形をなす場合、一対の平坦部間に二面幅
をとってある場合等では、断面円弧状でない部分が相対
回転規制部となる。なお、上記の相対回転規制部として
のかしめられたリブ14,15に代えて、ハウジング
3,4への組み付け前の止め金、及びハウジングの対応
位置に予め凹凸係合部を形成しておいても良い。
【0022】次いで、図3は本発明の他の実施の形態に
係る舵取り装置のハウジングの横断面を示しており、図
4は図3のIV−IV線に沿う断面図を示している。これら
の図を参照して、本実施の形態が図1の実施の形態と異
なるのは、下記である。すなわち、各ハウジング3,4
の端部3a,4aには、それぞれ環状のカラー19及び
20が一体に形成されており、互いの対向面21,22
同士が突き合わされている。カラー19,20の対向面
21,22の背面にはアンダーカット部としての環状段
部23,24が形成されている。ハウジング3,4の端
部3a,4aにおいて、カラー19,20の径方向への
突出量は例えば5〜10mm程度とごく僅かに設定され
ている。
【0023】両ハウジング3,4の端部3a,4aはカ
ラー19,20同士を互いに突き合わせた状態で、鋼製
の止め金25を介して互いに連結されている。この止め
金25は、両ハウジング3,4の端部3a,4aに跨が
っており、止め金25の上下の端縁に内向きに突出する
ように形成された突縁26,27が対応する環状段部2
3,24にかしめ込まれている。また、止め金25の各
突縁26,27の円周等配には、相対回転規制部として
の多数のリブ28が形成され、それぞれ対応するハウジ
ング3,4の環状段部23,24にかしめられている。
他の構成は図1と同様であるので、図に同一符号を付し
てその説明を省略する。
【0024】本実施の形態おいても、図1の実施の形態
と同様の作用効果を奏し、従来のねじ締めされる締結フ
ランジのように嵩高になることがなく、軽量化を図るこ
とができる。また締結用のボルトを廃止できるので、部
品点数の削減を通じて製造コストを安くすることができ
る。なお、図1及び図3の実施の形態において、止め金
の断面とこれに対応するハウジングの断面の形状が、三
角形以上の多角形である場合、楕円形状である場合、小
判形形状である場合、一の平坦部を持ちD形をなす場
合、一対の平坦部間に二面幅をとってある場合等では、
断面円弧状でない部分が相対回転規制部となり、リブ1
4,15,28を廃止することができる。
【0025】次いで、図5(a)及び(b)並びに図6
は本発明のさらに他の実施の形態の舵取り装置を示して
いる。図5(a)を参照して、本実施の形態の舵取り装
置が図4の舵取り装置と異なるのは下記である。すなわ
く、上記バルブハウジング3及びピニオンハウジング4
の端部3a,4aを断面四角形にしてある。そして、ハ
ウジング3の端部3aの4つの側壁29にそれぞれ対応
する4つの突縁部30を一体に設けると共に、またハウ
ジング4の端部4aの4つの側壁31にそれぞれ対応す
る4つの突縁部32を一体に設けてあり、4組の隣接す
る突縁部30,32同士を対応する止め金33によりそ
れぞれ連結してある。
【0026】図5(a)の要部拡大図である図5(b)
を参照して、突縁部30,32同士の対向面34,35
の背面36,37には、互いに平行に側方へ延びる係止
溝38,39がそれぞれ形成されており、これにより背
面36,37に鉤形をなすアンダーカット部40,41
が設けられている。上記の係止溝38,39は側方に開
放しており、図6に示すように、止め金33の後述する
係止用突縁43を側方からスライドさせて装着させるこ
とができるようになっている。
【0027】図5(b)を参照して、各止め金33は、
ウェブ42と、ウェブ42の両端縁から延設された鉤形
をなす一対の係止用突縁43とを備える長尺の溝形部材
からなる。各係止用突縁43は、ウェブ42に直交状に
延びる第1の部分44と、この第1の部分44の先端か
らウェブ42に平行に内向きに延びる第2の部分45と
を含んでいる。
【0028】ウェブ42は両突縁部30,32の平坦な
外面に沿わされる一方、鉤形をなす一対の係止用突縁4
3が対応するアンダーカット部40,41に沿わされつ
つ、各係止用突縁43の第2の部分45が対応する係止
溝38,39に係止される。スライドによりハウジング
3,4に装着された止め金33の一部、本実施の形態で
は係止用突縁43の第1の部分44が、対応するハウジ
ング3又は4に部分的にかしめられ、抜け止め部として
のリブ46を形成している。ハウジング3又は4にかし
められたリブ46によって止め金33が対応するハウジ
ング3又は4の端部3a又は4aの対応する部分に凹凸
嵌合することにより、止め金33とハウジング3又は4
の係止状態が保持される。
【0029】本実施の形態では、図1と同様の作用効果
を奏することができる。しかも、溝形部材からなる各止
め金33をスライドさせてその係止用突縁43をアンダ
ーカット部40,41に装着するだけで、組立ができる
ので、組立が非常に容易である。次いで、図7は本発明
のさらに他の実施の形態の舵取り装置を示している。図
7を参照して、本実施の形態の図1及び図3の実施の形
態と異なるのは、独立した止め金8,25に代えて、ピ
ニオンハウジング4の端部4aの全周又は一部に一体に
形成した薄肉の突出部47をハウジング4の全周又は一
部に設け、この突出部47をバルブハウジング3の端部
3aの突縁部48の背面からなるアンダーカット部とし
ての段部49にかしめ込むようにした点である。本実施
の形態では、図1及び図3の実施の形態と比較して部品
点数をさらに削減することができる。
【0030】なお、本発明は上記各実施の形態に限定さ
れるものではなく、本発明の範囲で種々の変更を施すこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のラックアンドピニオン
式舵取り装置の要部の概略側面図である。
【図2】(a)及び(b)は舵取り装置のバルブハウジ
ングとピニオンハウジングとを連結する工程を順次に示
す、ハウジングの連結部分の断面図である。
【図3】本発明の他の実施の形態の舵取り装置のハウジ
ングの横断面図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】(a)は本発明のさらに他の実施の形態の舵取
り装置の要部の側面図であり、(b)は(a)の要部拡
大図である。
【図6】図5(a)の実施の形態における止め金のレイ
アウトを示す模式的分解平面図である。
【図7】本発明のさらに他の実施の形態の舵取り装置の
要部の断面図である。
【符号の説明】
1 舵取り装置 2 コントロールバルブ 3 バルブハウジング 4 ピニオンハウジング 3a,4a 端部 8,25,33 止め金 9 すり割り 10,11,26,27 突縁 12,13 環状溝(アンダーカット部) 14,15,28 リブ(相対回転規制部) 19,20 カラー 21,22,34,35 対向面 23,24 環状段部(アンダーカット部) 30,32 突縁部 36,37 背面 40,41 アンダーカット部 42 ウェブ 43 係止用突縁 44 第1の部分 45 第2の部分 46 リブ(抜け止め部) 47 突出部 48 突縁部 49 段部(アンダーカット部)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相対向するバルブハウジングの端部とピニ
    オンハウジングの端部とを連結するラックアンドピニオ
    ン式舵取り装置において、 上記バルブハウジング及びピニオンハウジングの各端部
    にそれぞれ設けられたアンダーカット部と、 両ハウジングの端部に跨がる状態で両ハウジングの端部
    を互いに連結する止め金とを備え、 この止め金は筒状又はすり割り入り筒状をなし、その両
    端が対応するハウジングの端部のアンダーカット部内に
    かしめ込まれており、 上記の止め金は、各ハウジングに対する相対回転をそれ
    ぞれ規制する一対の相対回転規制部を含むことを特徴と
    するラックアンドピニオン式舵取り装置。
  2. 【請求項2】上記の相対回転規制部は、止め金の周方向
    の一部に設けられて起伏し、ハウジングの対応する部分
    に凹凸嵌合する凸部又は凹部であることを特徴とする請
    求項1記載のラックアンドピニオン式舵取り装置。
  3. 【請求項3】相対向するバルブハウジングの端部とピニ
    オンハウジングの端部とを連結するラックアンドピニオ
    ン式舵取り装置において、 上記バルブハウジング及びピニオンハウジングの端部に
    それぞれ設けられた少なくとも一対のアンダーカット部
    と、 バルブハウジング及びピニオンハウジングの対応するア
    ンダーカット部に側方からそれぞれ係止する一対の係止
    用突縁、及びこれら係止用突縁を互いに連結するウェブ
    を有する長尺の溝形部材からなる止め金とを備え、 係止用突縁及びこれに対応する係止用突縁は、側面視で
    鉤形をなしていて、止め金を長手方向にスライドさせて
    係止用突縁を対応するアンダーカット部に側方から装着
    しており、 止め金の一部に形成された凸部又は凹部からなる抜け止
    め部が少なくとも一方のハウジングの対応する部分に凹
    凸嵌合することにより、止め金を上記少なくとも一方の
    ハウジングに保持していることを特徴とするラックアン
    ドピニオン式舵取り装置。
  4. 【請求項4】相対向するバルブハウジングの端部とピニ
    オンハウジングの端部とを連結するラックアンドピニオ
    ン式舵取り装置において、 上記ピニオンハウジングの端部の一部又は全周に薄肉の
    突出部を設け、 この突出部がバルブハウジングの端部に設けられたアン
    ダーカット部にかしめ込まれていることを特徴とするラ
    ックアンドピニオン式舵取り装置。
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