JPH0974625A - 箱体取付装置 - Google Patents

箱体取付装置

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JPH0974625A
JPH0974625A JP7224399A JP22439995A JPH0974625A JP H0974625 A JPH0974625 A JP H0974625A JP 7224399 A JP7224399 A JP 7224399A JP 22439995 A JP22439995 A JP 22439995A JP H0974625 A JPH0974625 A JP H0974625A
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Tatsuaki Hiraiwa
龍秋 平岩
Atsushi Nakamoto
篤志 中本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定した状態で箱体をポールに取り付けれる
ようにする。 【解決手段】 ポール20に箱体30が取り付けられるよう
ポール20の外周を締め付ける帯状の締付部材2 と、箱体
30に取着されるとともに係合した2 締付部材が締め付け
ることによってポール20の外周面へ向かって圧接される
圧接部材1 と、を備えた箱体取付装置において、圧接部
材1 は、集中的に圧接される複数の圧接部1aが設けられ
た構成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、立設されたポール
の外周面に箱体を取り付ける箱体取付装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の箱体取付装置として、特
開平6−6914に示すものがある。このものは、図15
及び図16に示すように、ポールX に箱体Y が取り付けら
れるようポールX の外周を締め付ける帯状の締付部材A
と、箱体Y に取着されるとともに係合した締付部材A が
締め付けることによってポールX の外周面へ向かって均
一に圧接される圧接部材B と、備えている。
【0003】詳しくは、圧接部材B は、箱体Y に取着さ
れる取着片B1及びその取着片B1に固定片B2を介して溶接
により固定される一方のバンド片B3からなる。締付部材
A は、圧接部材B の一方のバンド片B3と蝶番により回動
可能に係合される他方のバンド片A1からなる。そして、
両バンド片B3,A1 は、一方のバンド片B3に設けた被掛止
部B4と該被掛止部B4に掛止するよう他方のバンド片A1
設けた掛止部A2と該掛止部C2を付勢するコイルばねA3
の組み合わせにより互いに開閉自在に係合される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の箱体取
付装置にあっては、箱体Y がポールX に取り付けられる
よう、締付部材A である他方のバンド片A1がポールX を
締め付けることによって、圧接部材B の一方のバンド片
B3が外周面へ向かって均一に圧接されるものであるか
ら、箱体Y は、ポールX の周回方向への外力を受けたり
すると、圧接部材Bの一方のバンド片B3がポールX に均
一に圧接した状態のまま、外力の方向に沿って回転して
しまって、安定した状態でポールX に取り付けられなく
なってしまう恐れがある。
【0005】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、安定した状態で箱体をポ
ールに取り付けることができる箱体取付装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、請求項1記載のものは、ポールに箱体が取り付
けられるようポールの外周を締め付ける帯状の締付部材
と、箱体に取着されるとともに係合した締付部材が締め
付けることによってポールの外周面へ向かって圧接され
る圧接部材と、を備えた箱体取付装置において、前記圧
接部材は、集中的に圧接される複数の圧接部が設けられ
た構成としている。
【0007】請求項2記載のものは、請求項1記載のも
のにおいて、前記締付部材は前記ポールに周回するよう
環状となって締め付けるものであって、前記締付部材が
挿通して係合する係合部が前記圧接部材に設けられた構
成としている。
【0008】請求項3記載のものは、請求項2記載のも
のにおいて、前記係合部は前記締付部材が挿通して圧接
される圧接面を有するものであって、その圧接面は前記
締付部材の周回方向に沿うよう形成された構成としてい
る。
【0009】請求項4記載のものは、請求項1記載のも
のにおいて、前記締付部材は前記ポールに周回するよう
その両端を連結して環状となって締め付けるものであっ
て、前記締付部材の両端の相互位置を可変して連結する
連結手段が設けられた構成としている。
【0010】請求項5記載のものは、請求項1記載のも
のにおいて、前記圧接部材は、前記箱体に螺着されるね
じが挿通し前記ポールの軸方向と直交する方向の径が軸
方向の径よりも長い長孔が設けられた構成としている。
【0011】請求項6記載のものは、請求項1記載のも
のにおいて、前記圧接部材は、圧接部材本体及びその圧
接部材本体に摺動自在に支持され前記圧接部がそれぞれ
設けられた複数の摺動部材を有する構成としている。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施形態を図1乃至
図4に基づいて以下に説明する。この箱体取付装置10
は、立設されたポール20の外周面に、電気機器が配設さ
れた箱体30を取り付けるものであって、圧接部材1 、締
付部材2 から構成されている。
【0013】圧接部材1 は、略長方形の金属板材からな
り、長手方向の中央部には短手方向に沿って、ポール20
の外周面に圧接する凸条型の2本の圧接部1aが設けられ
ている。この圧接部材1 は、その長手方向の両端部に、
ポール20に対向する対向面1bからボルト1cが溶接等によ
り固定されて突出している。また、この圧接部材1 は、
ボルト1cの近くに、箱体30にねじ止めされるねじ1dが貫
通状態で溶接等により固定されて、箱体30に取着される
取着面1eから突出している。
【0014】締付部材2 は、略弓なりに屈曲された帯状
に形成され、圧接部材1 のボルト1cがボルト止めされる
ボルト孔2aを長手方向の両端部に設けている。
【0015】次に、箱体30をポール20の外周面に箱体30
を取り付ける手順について説明する。先ず、圧接部材1
をねじ1dによりねじ止めすることにより、箱体30に取着
する。その後、締付部材2 の弓なりに屈曲された中間部
分をポール20の外周面に沿わせてから、圧接部材1 のボ
ルト1cを締付部材2 のボルト孔2aに挿通して、ワッシャ
ー1f、ばねワッシャー1g、ナット1hによりボルト止めす
ることにより、圧接部材1 及び締付部材2 を係合する。
こうしてボルト止めして係合することにより、締付部材
2 がポール20の外周を締め付けると、圧接部材1 の圧接
部1aは、ポール20の外周面へ向かって集中的に圧接され
て、圧接部材1 をねじ止めした箱体30がポール20の外周
面に箱体30が取り付けられる。
【0016】かかる箱体取付装置10にあっては、ポール
20に箱体30が取り付けられるよう、帯状の締付部材2 が
ポール20の外周を締め付けることによって、箱体30に取
着された圧接部材1 に設けられた2本の圧接部1aがポー
ル20の外周面へ向かって集中的に圧接されるから、箱体
30がポール20の周回方向へ回転しようとしても摩擦が大
きくなって回転しにくくなり、安定した状態で箱体30を
ポール20に取り付けることができる。
【0017】次に、本発明の第2実施形態について、図
5乃至図7に基づいて以下に説明する。なお、第1実施
形態と実質的に同一の機能を有する部材には同一の符号
を付し、第1実施形態と異なるところのみ記す。第1実
施形態では、締付部材2 は、圧接部材1 にボルト止めに
より係合する構成であるのに対し、本実施形態では、そ
の両端部が連結手段3 により連結されてポール20に周回
するよう環状となり、圧接部材1 の後述する係合部14に
挿通して係合する構成となっている。
【0018】詳しくは、圧接部材1 は、長方形の中央片
11及び両対向片12,12 により、断面略コ字型に形成され
ている。この中央片11は、その長手方向の両端部にねじ
孔11a が設けられている。両対向片12,12 は、その長手
方向の中央部に切欠部12a,12a がそれぞれ設けられ、そ
の切欠部12a,12a の両端角部がポール20の外周面に集中
して圧接される圧接部1aとなっている。また、両対向片
12,12 は、中央片11に対して傾斜した連結片13でもって
連結されており、詳しくは後述するが、この連結片13と
中央片11との間に締付部材2 が挿通して係合する係合部
14を形成している。この連結片13が中央片11と対向する
対向面は、詳しくは後述するが、締付部材2 が挿通して
圧接される圧接面14a となっており、中央片11に対して
傾斜していて、締付部材2 がポール20に周回するよう環
状となったときに周回方向に沿うようになっている。
【0019】締付部材2 は、若干弓なりに屈曲された帯
状に形成され、ボルト孔2aを有した連結部2bが一端部に
設けられている。この締付部材2 は、その両端部がボル
ト4及びナット5 と共に連結手段3 を構成する連結部材6
によって連結される。
【0020】連結部材6 は、屈曲された締付部材2 に重
合可能な重合片6a及びその重合片6aに連設された連設片
6bにより、内方に締付部材2 の挿通可能な挿通部6cを有
した環状に形成されている。この重合片6aは、屈曲され
た締付部材2 の他端部の外方面に穿設された被係止部2c
に係止可能な係止部6dが、切り起こしにより内方面に設
けられている。また連設片6bは、ボルト4 が貫通する貫
通孔6eが設けられている。
【0021】次に、箱体30をポール20の外周面に箱体30
を取り付ける手順について説明する。先ず、圧接部材1
のねじ孔11a にねじ11b を挿通してねじ止めすることに
より箱体30に取着する。その後、締付部材2 を圧接部材
1 の係合部14に挿通してから、締付部材2 の両端部を連
結手段3 により連結する。
【0022】詳しくは、締付部材2 の他端部を連結部材
6 の挿通部6cに挿通して、重合片6aの内方面に重合させ
てから、ボルト4 を一端部のボルト孔2a及び連結部材6
の貫通孔6eに連通して、ナット5 によりボルト止めする
ことにより、連結部材6 及び締付部材2 の連結部2bを連
結する。このとき、連結部材6 の係止部6dは、締付部材
2 の被係止部2cに係止する。こうして、連結部材6 及び
締付部材2 の連結部2bが連結されると、締付部材2 は、
両端部が連結されて環状となるが、ボルト止めを強くす
るほど、両端の相互位置が変化して内径の小さいものと
なる。なお、内径が変化するようなことがあっても、連
結部材6 の係止部6dは、締付部材2 の別の被係止部2cに
係止するために、係止状態が解除されることはない。
【0023】このように、環状となった締付部材2 は、
連結部材6 とのボルト止めを強くすることによって内径
が小さくなって、ポール20を締め付けると、圧接部材1
の圧接部1aは、ポール20の外周面へ向かって集中的に圧
接されて、圧接部材1 をねじ止めした箱体30がポール20
の外周面に箱体30を取り付けられる。また、この環状と
なった締付部材2 は、連結部材6 とのボルト止めを強く
することによって内径が小さくなって、挿通した圧接部
材1 の係合部14の圧接面14a にも圧接して係合する。
【0024】かかる箱体取付装置10にあっては、第1実
施形態の効果に加えて、締付部材2は、ポール20と箱体3
0との間に空隙がなくとも、圧接部材1 の係合部14に挿
通して係合されることによりポール20に周回して環状と
なり、ポール20に周回して締め付ける作業がやり易くな
る。
【0025】また、締付部材2 が挿通して圧接される係
合部14の圧接面14a は、締付部材2の周回方向に沿うよ
う形成されることによって、ポール20に周回して環状と
なる締付部材2 との圧接面積がより大きくなるから、一
段と安定した状態で箱体30をポール20に取り付けること
ができる。
【0026】また、締付部材2 の両端の相互位置は、連
結手段3 により連結されて可変となるから、環状となっ
たときの内径が可変となり、種々の径のポール20を締め
付けることができる。
【0027】次に、本発明の第3実施形態について、図
8及び図9に基づいて以下に説明する。なお、第2実施
形態と実質的に同一の機能を有する部材には同一の符号
を付し、第1実施形態と異なるところのみ記す。第1実
施形態では、圧接部材1 のねじ孔11a は円形であるのに
対し、本実施形態では、ポール20の軸方向と直交する方
向の径が軸方向の径よりも長い長孔11c となった構成で
ある。
【0028】かかる箱体取付装置10にあっては、第2実
施形態の効果に加えて、箱体30に螺着されるねじ11b
は、ポール20の軸方向と直交する方向に沿って、圧接部
材1 の長孔11c における挿通位置を変えることにより、
異なる種々の箱体に螺着して圧接部材を取着することが
できる。例えば、ポール20の軸方向と直交する方向の寸
法が大きい箱体30の場合は、図8に示すように、ねじ11
b を長孔11c の両端部に挿通すればよく、ポール20の軸
方向と直交する方向の寸法が小さい箱体30の場合は、図
9に示すように、ねじ11b を長孔11c の中央部に挿通す
ればよい。
【0029】次に、本発明の第4実施形態について、図
10乃至図13に基づいて以下に説明する。なお、第3実施
形態と実質的に同一の機能を有する部材には同一の符号
を付し、第3実施形態と異なるところのみ記す。第3実
施形態では、圧接部材1 は、1つの部材により構成され
ているのに対し、本実施形態では、圧接部材本体15及び
その圧接部材本体15に摺動自在に支持された2つの摺動
部材16,16 により構成されている。
【0030】詳しくは、圧接部材本体15は、長方形の中
央片15a 及び両対向片15b,15b により、断面略コ字型に
形成されている。これらの対向片15b,15b は、その長手
方向の中央部に切欠部15c,15c が、両端部に長手方向に
沿ってねじ孔15d,15d がそれぞれ設けられている。ま
た、両対向片15b,15b は、中央片15b に対して傾斜した
連結片15e でもって連結されており、この連結片15e と
中央片15a との間に締付部材2 が挿通して係合する係合
部14を形成している。この連結片15e が中央片15a と対
向する対向面は、締付部材2 が挿通して圧接される圧接
面14a であり、中央片15a に対して傾斜していて、締付
部材2 がポール20に周回するよう環状となったときに周
回方向に沿うようになる。
【0031】摺動部材16,16 は、長方形の中央片16a 及
び両対向片16b,16b により、断面略コ字型に形成され、
その内方面が圧接部材本体15の外方面に重合するように
して、圧接部材本体15に摺動自在に支持されている。こ
の摺動部材16,16 は、中央片16b の長手方向の中央部か
ら一端部にかけて長孔11c が、両対向片16b,16b の長手
方向の他端部に長手方向に沿ってねじ孔16c,16c がそれ
ぞれ設けられている。そして、この摺動部材16,16 は、
両対向片16b,16b の他端角部がポール20の外周面に集中
して圧接される圧接部1aとなっている。
【0032】次に、箱体30をポール20の外周面に箱体30
を取り付ける手順について説明する。先ず、圧接部材本
体15及び両摺動部材16,16 をねじ止めして、圧接部材1
を組み立てる。詳しくは、圧接部材本体15のねじ孔15d,
15d と両摺動部材16,16 のねじ孔16c,16c とを重合し
て、ねじ17によりねじ止めする。このとき、環状となっ
たとき締付部材2 の内径を大きくする場合は、図11及び
図12に示すように、圧接部材本体15のねじ孔15d,15d と
両摺動部材16,16 の長手方向他端寄りのねじ孔16c,16c
とをねじ止めして、両圧接部1aの間の距離を大きくす
る。また、環状となったとき締付部材2 の内径を小さく
する場合は、図13及び図14に示すように、圧接部材本体
15のねじ孔15d,15d と両摺動部材16,16 の長手方向一端
寄りのねじ孔16c,16c とをねじ止めして、両圧接部1aの
間の距離を小さくする。このようにして圧接部材1 を組
み立てた後は、第3実施形態と同様に、圧接部材1 を箱
体30にねじ止めしてから、締付部材2 を圧接部材1 の係
合部14に挿通して、締付部材2の両端部を連結手段3 に
より連結し、締付部材2 をポール20に締め付けることに
よって、圧接部材1 がポール10の外周面へ向かって圧接
され、箱体30がポール20の外周面に取り付けられる。
【0033】かかる箱体取付装置10にあっては、第3実
施形態の効果に加えて、圧接部材本体15に摺動自在に支
持された2つの摺動部材16を摺動することにより、2つ
の摺動部材16にそれぞれ設けられた圧接部1aの間隔を調
整できるから、圧接部1aは、種々の径のポール20の外周
面に圧接することができる。
【0034】なお、第2乃至第4実施形態では、係合部
14の圧接面14a は、締付部材2 の周回方向に沿うよう形
成されているが、例えば、ポール20に周回して環状とな
る締付部材2 との圧接力が比較的大きいようなときは、
周回方向に沿うよう形成されなくてもよく、そのときは
製作がよりやり易くなる。
【0035】また、第2乃至第4実施形態では、締付部
材2 の両端の相互位置を可変して連結する連結手段3 が
設けられているが、例えば、締付部材2 が、一定の径を
有したポール20に締め付けるようなときは、このような
連結手段3 が設けられなくてもよく、そのときは製作が
よりやり易くなる。
【0036】また、第1乃至第4実施形態はいずれも、
立設されたポール20に取り付けられたものであるが、
立設されたポール20でなくとも、同様な効果 を得るこ
とができる。
【0037】
【発明の効果】請求項1記載のものは、ポールに箱体が
取り付けられるよう、帯状の締付部材がポールの外周を
締め付けることによって、箱体に取着された圧接部材に
設けられた複数の圧接部がポールの外周面へ向かって集
中的に圧接されるから、箱体がポールの周回方向へ回転
しようとしても摩擦が大きくなって回転しにくくなり、
安定した状態で箱体をポールに取り付けることができ
る。
【0038】請求項2記載のものは、請求項1記載のも
のの効果に加えて、締付部材は、ポールと箱体との間に
空隙がなくとも、圧接部材の係合部に挿通して係合され
ることによりポールに周回して環状となり、ポールに周
回して締め付ける作業がやり易くなる。
【0039】請求項3記載のものは、請求項2記載のも
のの効果に加えて、締付部材が挿通して圧接される係合
部の圧接面は、締付部材の周回方向に沿うよう形成され
ることによって、ポールに周回して環状となる締付部材
との圧接面積がより大きくなるから、一段と安定した状
態で箱体をポールに取り付けることができる。
【0040】請求項4記載のものは、請求項1記載のも
のの効果に加えて、締付部材の両端の相互位置は、連結
手段により連結されて可変となるから、環状となったと
きの内径が可変となり、種々の径のポールを締め付ける
ことができる。
【0041】請求項5記載のものは、請求項1記載のも
のの効果に加えて、箱体に螺着されるねじは、ポールの
軸方向と直交する方向に沿って、圧接部材の長孔におけ
る挿通位置を変えることにより、ポールの軸方向と直交
する方向の寸法が異なる種々の箱体に螺着して圧接部材
を取着することができる。
【0042】請求項6記載のものは、請求項1記載のも
のの効果に加えて、圧接部材本体に摺動自在に支持され
た複数の摺動部材を摺動することにより、複数の摺動部
材にそれぞれ設けられた圧接部の間隔を調整できるか
ら、圧接部は、種々の径のポールの外周面に圧接するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のものによる箱体のポー
ルへの取付状態の斜視図である。
【図2】同上のものによる箱体のポールへの取付状態の
正面図である。
【図3】同上の分解斜視図である。
【図4】同上のものによる箱体のポールへの取付状態の
平断面図である。
【図5】本発明の第2実施形態のものによる箱体のポー
ルへの取付状態の斜視図である。
【図6】同上の分解斜視図である。
【図7】同上のものによる箱体のポールへの取付状態の
平断面図である。
【図8】本発明の第3実施形態のものによる幅の広い箱
体のポールへの取付状態の斜視図である。
【図9】同上のものによる幅の狭い箱体のポールへの取
付状態の斜視図である。
【図10】本発明の第4実施形態の分解斜視図である。
【図11】同上の両圧接部の間を拡げた状態の斜視図で
ある。
【図12】同上の締付部材が太いポールを締め付ける状
態の平面図である。
【図13】同上の両圧接部の間を狭めた状態の斜視図で
ある。
【図14】同上の締付部材が細いポールを締め付ける状
態の平面図である。
【図15】従来例のものによる箱体のポールへの取付状
態の正面図である。
【図16】同上のものによる箱体のポールへの取付状態
の斜視図である。
【符号の説明】
1 圧接部材 1a 圧接部 11b ねじ 11c 長孔 14 挿通部 14a 圧接面 15 圧接部材本体 16 摺動部材 2 締付部材 3 連結手段 20 ポール 30 箱体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポールに箱体が取り付けられるようポー
    ルの外周を締め付ける帯状の締付部材と、箱体に取着さ
    れるとともに係合した締付部材が締め付けることによっ
    てポールの外周面へ向かって圧接される圧接部材と、を
    備えた箱体取付装置において、 前記圧接部材は、集中的に圧接される複数の圧接部が設
    けられたことを特徴とする箱体取付装置。
  2. 【請求項2】 前記締付部材は前記ポールに周回するよ
    う環状となって締め付けるものであって、前記締付部材
    が挿通して係合する係合部が前記圧接部材に設けられた
    ことを特徴とする請求項1記載の箱体取付装置。
  3. 【請求項3】 前記係合部は前記締付部材が挿通して圧
    接される圧接面を有するものであって、その圧接面は前
    記締付部材の周回方向に沿うよう形成されたことを特徴
    とする請求項2記載の箱体取付装置。
  4. 【請求項4】 前記締付部材は前記ポールに周回するよ
    うその両端を連結して環状となって締め付けるものであ
    って、前記締付部材の両端の相互位置を可変して連結す
    る連結手段が設けられたことを特徴とする請求項1記載
    の箱体取付装置。
  5. 【請求項5】 前記圧接部材は、前記箱体に螺着される
    ねじが挿通し前記ポールの軸方向と直交する方向の径が
    軸方向の径よりも長い長孔が設けられたことを特徴とす
    る請求項1記載の箱体取付装置。
  6. 【請求項6】 前記圧接部材は、圧接部材本体及びその
    圧接部材本体に摺動自在に支持され前記圧接部がそれぞ
    れ設けられた複数の摺動部材を有することを特徴とする
    請求項1記載の箱体取付装置。
JP22439995A 1995-08-31 1995-08-31 箱体取付装置 Expired - Lifetime JP3422139B2 (ja)

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JP2008271749A (ja) * 2007-04-24 2008-11-06 Swcc Showa Cable Systems Co Ltd 絶縁成形体用締付部材およびこれを用いた絶縁成形体の装着部
JP2010148332A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Shineitai Sangyo Kk 電柱に装置を取付ける為の取付架台
JP2012175790A (ja) * 2011-02-21 2012-09-10 Panasonic Corp 固定部材
JP2014112995A (ja) * 2012-12-05 2014-06-19 Iwabuchi Corp 箱体取付金具

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