JP2001023067A - 緊急通報装置 - Google Patents
緊急通報装置Info
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- JP2001023067A JP2001023067A JP11190989A JP19098999A JP2001023067A JP 2001023067 A JP2001023067 A JP 2001023067A JP 11190989 A JP11190989 A JP 11190989A JP 19098999 A JP19098999 A JP 19098999A JP 2001023067 A JP2001023067 A JP 2001023067A
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- JP
- Japan
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- emergency
- mobile phone
- destination
- report
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 強盗など緊急事態が発生したときに、予め記
録しておいたメッセージデータを予め登録しておいた通
報先に無線通信により送信できる店舗用の緊急通報装置
を提供する。 【解決手段】 ノートPC23には、複数の携帯電話機
22A〜22Cを制御して緊急連絡先に通報を行うため
の緊急通報アプリがインストールされており、アプリ実
行中にノートPC23のエンターキーが押されると、ノ
ートPC23から各携帯電話機22に緊急通報用の制御
信号が送られる。各携帯電話機22A〜22Cは、制御
信号を受け取ると、内部メモリに登録されている通報先
の電話番号および緊急通報メッセージを読み出し、自動
的に通報先に電話をかけて緊急通報メッセージを送信す
る。したがって、この緊急通報装置21をコンビニなど
の店内に設置し、各携帯電話機22A〜22Cにそれぞ
れ異なる緊急通報先の電話番号を登録しておけば、強盗
などが発生したときに、エンターキーを押すことによっ
て直ちに自動的に複数の緊急通報先に通報がなされる。
録しておいたメッセージデータを予め登録しておいた通
報先に無線通信により送信できる店舗用の緊急通報装置
を提供する。 【解決手段】 ノートPC23には、複数の携帯電話機
22A〜22Cを制御して緊急連絡先に通報を行うため
の緊急通報アプリがインストールされており、アプリ実
行中にノートPC23のエンターキーが押されると、ノ
ートPC23から各携帯電話機22に緊急通報用の制御
信号が送られる。各携帯電話機22A〜22Cは、制御
信号を受け取ると、内部メモリに登録されている通報先
の電話番号および緊急通報メッセージを読み出し、自動
的に通報先に電話をかけて緊急通報メッセージを送信す
る。したがって、この緊急通報装置21をコンビニなど
の店内に設置し、各携帯電話機22A〜22Cにそれぞ
れ異なる緊急通報先の電話番号を登録しておけば、強盗
などが発生したときに、エンターキーを押すことによっ
て直ちに自動的に複数の緊急通報先に通報がなされる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はコンビニエンスス
トア(以下、コンビニという。)などの店舗に設置され
る緊急通報装置に関する。
トア(以下、コンビニという。)などの店舗に設置され
る緊急通報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年コンビニなど深夜に少人数で営業す
る店舗を狙った強盗が急増している。これに伴い、緊急
通報装置に関する多くの発明がなされている。その一例
として特開平05-298555号公報記載の発明がある。この
発明はPOS端末など通信回線に接続された金銭登録装
置の通信機能を利用したものであり、金銭登録装置に録
音装置を設けて緊急通報用の音声データを予め録音して
おき、店員が特定の通報キーを操作すると、録音装置か
ら緊急通報用の音声データが再生され、通信回線を介し
て警察などに送信される仕組みになっている。また、店
員の靴に発振器を装着しておき、つま先でスイッチを押
すと発振器から緊急信号が発せられ、それに呼応してオ
ートテレフォンメッセンジャが作動し、緊急事態の発生
を最寄りの警察などに電話で知らせるといったものも実
用化されている。
る店舗を狙った強盗が急増している。これに伴い、緊急
通報装置に関する多くの発明がなされている。その一例
として特開平05-298555号公報記載の発明がある。この
発明はPOS端末など通信回線に接続された金銭登録装
置の通信機能を利用したものであり、金銭登録装置に録
音装置を設けて緊急通報用の音声データを予め録音して
おき、店員が特定の通報キーを操作すると、録音装置か
ら緊急通報用の音声データが再生され、通信回線を介し
て警察などに送信される仕組みになっている。また、店
員の靴に発振器を装着しておき、つま先でスイッチを押
すと発振器から緊急信号が発せられ、それに呼応してオ
ートテレフォンメッセンジャが作動し、緊急事態の発生
を最寄りの警察などに電話で知らせるといったものも実
用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の緊急通報装置はいずれも通報先への通信経路として、
電話回線など店舗に引かれた有線の通信回線を使用して
いるため、強盗が前もって回線を切断して浸入してきた
場合には役に立たない。そのため、電話回線等が切断さ
れると警報音が鳴り響くような警報装置を別途装備する
必要があった。そこで、この発明が解決しようとする課
題は、強盗など緊急事態が発生したときに、予め記録し
ておいたメッセージデータを予め登録しておいた通報先
に無線通信により送信して、強盗など緊急事態が発生し
たことを確実に通報できる店舗用の緊急通報装置を提供
することにある。
の緊急通報装置はいずれも通報先への通信経路として、
電話回線など店舗に引かれた有線の通信回線を使用して
いるため、強盗が前もって回線を切断して浸入してきた
場合には役に立たない。そのため、電話回線等が切断さ
れると警報音が鳴り響くような警報装置を別途装備する
必要があった。そこで、この発明が解決しようとする課
題は、強盗など緊急事態が発生したときに、予め記録し
ておいたメッセージデータを予め登録しておいた通報先
に無線通信により送信して、強盗など緊急事態が発生し
たことを確実に通報できる店舗用の緊急通報装置を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明に係る緊急通報装置は、緊急通
報用のメッセージデータ(音声データと文字データの少
なくとも一方)を記録再生する記録再生手段(磁気テー
プ、磁気ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリ(R
AM)など、随時記録および読み出しができる記録媒体
と、その記録媒体に対しデータの書き込み読み出しを行
うドライブ装置とからなる。)と、緊急通報を指示する
ための通報指示手段(キーボード上の特定のキー、手で
押すタイプのスイッチ、足で押す(踏む)タイプのスイ
ッチ(フットスイッチ)、近接センサを用いたスイッ
チ、音声感応式スイッチ、など)と、緊急通報先(電話
番号、ページャ番号、Eメールアドレス、など)を予め
登録しておくための通報先登録手段(半導体メモリ(R
AM)、磁気ディスク、など)と、前記通報指示手段に
より緊急通報の指示がなされると前記記録再生手段に記
録されたメッセージデータを再生し前記通報先登録手段
に登録された緊急通報先に無線通信により送信する通報
手段とを備えたことを特徴とする。また、請求項2記載
の発明は、請求項1記載の緊急通報装置いおいて、前記
通報手段は、携帯電話機と、当該携帯電話機により前記
メッセージデータを前記緊急通報先に送信させる制御手
段とを備えたことを特徴とする。
に、請求項1記載の発明に係る緊急通報装置は、緊急通
報用のメッセージデータ(音声データと文字データの少
なくとも一方)を記録再生する記録再生手段(磁気テー
プ、磁気ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリ(R
AM)など、随時記録および読み出しができる記録媒体
と、その記録媒体に対しデータの書き込み読み出しを行
うドライブ装置とからなる。)と、緊急通報を指示する
ための通報指示手段(キーボード上の特定のキー、手で
押すタイプのスイッチ、足で押す(踏む)タイプのスイ
ッチ(フットスイッチ)、近接センサを用いたスイッ
チ、音声感応式スイッチ、など)と、緊急通報先(電話
番号、ページャ番号、Eメールアドレス、など)を予め
登録しておくための通報先登録手段(半導体メモリ(R
AM)、磁気ディスク、など)と、前記通報指示手段に
より緊急通報の指示がなされると前記記録再生手段に記
録されたメッセージデータを再生し前記通報先登録手段
に登録された緊急通報先に無線通信により送信する通報
手段とを備えたことを特徴とする。また、請求項2記載
の発明は、請求項1記載の緊急通報装置いおいて、前記
通報手段は、携帯電話機と、当該携帯電話機により前記
メッセージデータを前記緊急通報先に送信させる制御手
段とを備えたことを特徴とする。
【0005】また、請求項3記載の発明は、請求項2記
載の緊急通報装置において、前記携帯電話機として、前
記記録再生手段としての機能(音声メッセージ録音再生
機能、文字メッセージ記録再生機能、など)を備えたも
のを使用することを特徴とする。また、請求項4記載の
発明は、請求項2または請求項3記載の緊急通報装置に
おいて、前記携帯電話機として、前記通報先登録手段と
しての機能(電話番号あるいはページャ番号登録機能、
メモリダイヤル登録機能、リダイヤル機能、など)を備
えたものを使用することを特徴とする。また、請求項5
記載の発明は、請求項2、請求項3または請求項4記載
の緊急通報装置において、前記通報手段が前記携帯電話
機を複数(同機種でも異機種でもよい)備え、これら複
数の携帯電話機を順次もしくは同時に作動させて通報を
行うことを特徴とする。また、請求項6記載の発明は、
請求項5記載の緊急通報装置において、前記複数の携帯
電話機がそれぞれ異なる通報先に通報するように設定さ
れていることを特徴とする。また、請求項7記載の発明
は、請求項5または請求項6記載の緊急通報装置におい
て、前記複数の携帯電話機の通信事業者(NTTドコモ
グループ、第二電電(DDI)セルラーグループ、日本移動
通信(IDO)、ツーカーグループ、J−PHONEグル
ープ、NTTパーソナル通信網グループ、第二電電(DD
I)ポケット電話グループ、アステルグループ、などの電
話会社)もしくは通信方式(NTT方式、TACS方
式、PHS方式、WCDMA方式、CDMA2000方式、
デジタル方式、アナログ方式、など)がそれぞれ異なる
ことを特徴とする。また、請求項2〜7記載の発明にお
いて、一台の携帯電話機に複数の通報先を登録してお
き、その携帯電話機が各通報先に順次通報するようにし
てもよい。この場合、通報先の優先順位を設定してお
き、優先順位の高い通報先から順に通報していくように
することが望ましい。
載の緊急通報装置において、前記携帯電話機として、前
記記録再生手段としての機能(音声メッセージ録音再生
機能、文字メッセージ記録再生機能、など)を備えたも
のを使用することを特徴とする。また、請求項4記載の
発明は、請求項2または請求項3記載の緊急通報装置に
おいて、前記携帯電話機として、前記通報先登録手段と
しての機能(電話番号あるいはページャ番号登録機能、
メモリダイヤル登録機能、リダイヤル機能、など)を備
えたものを使用することを特徴とする。また、請求項5
記載の発明は、請求項2、請求項3または請求項4記載
の緊急通報装置において、前記通報手段が前記携帯電話
機を複数(同機種でも異機種でもよい)備え、これら複
数の携帯電話機を順次もしくは同時に作動させて通報を
行うことを特徴とする。また、請求項6記載の発明は、
請求項5記載の緊急通報装置において、前記複数の携帯
電話機がそれぞれ異なる通報先に通報するように設定さ
れていることを特徴とする。また、請求項7記載の発明
は、請求項5または請求項6記載の緊急通報装置におい
て、前記複数の携帯電話機の通信事業者(NTTドコモ
グループ、第二電電(DDI)セルラーグループ、日本移動
通信(IDO)、ツーカーグループ、J−PHONEグル
ープ、NTTパーソナル通信網グループ、第二電電(DD
I)ポケット電話グループ、アステルグループ、などの電
話会社)もしくは通信方式(NTT方式、TACS方
式、PHS方式、WCDMA方式、CDMA2000方式、
デジタル方式、アナログ方式、など)がそれぞれ異なる
ことを特徴とする。また、請求項2〜7記載の発明にお
いて、一台の携帯電話機に複数の通報先を登録してお
き、その携帯電話機が各通報先に順次通報するようにし
てもよい。この場合、通報先の優先順位を設定してお
き、優先順位の高い通報先から順に通報していくように
することが望ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態について図
面を参照して説明する。 [第1の実施の形態]図1はこの発明の第1の実施の形
態を示す機能ブロック図である。この緊急通報装置1
は、テープレコーダ2と、ICメモリ3と、スイッチ4
と、無線通信部5と、制御部6とを備えている。テープ
レコーダ2は、マイクから入力された緊急通報のための
音声データを磁気テープ(市販のオーディオカセットな
ど)に記録し再生する機能ブロック(記録再生手段)で
ある。音声データの再生は制御部6からの制御信号に従
ってなされる。再生された音声データは音声化されず、
イヤホン端子から信号ケーブルを通して単にデータとし
て制御部6へ送られる。ICメモリ3は、緊急通報先の
データ(電話番号)を記録保持しておくための機能ブロ
ック(通報先登録手段)である。ICメモリ3には、予
め緊急通報先のデータなどを書き込んだ読み出し専用の
不揮発性メモリ(ROM、EPROM、EEPROM、
など)またはバッテリでバックアップされた随時書き込
み読み出し可能なメモリ(SRAMなど)が使用され
る。ICメモリ3からのデータの読み出しは、制御部6
からの制御信号に従ってなされる。スイッチ4は、緊急
通報を指示するための機能ブロック(通報指示手段)で
ある。スイッチ4には、手の指で押すとスイッチが入る
(オンする)タイプや足で踏むとスイッチが入る(オン
する)タイプのプッシュボタン式スイッチなどが使用さ
れる。スイッチ4の状態(オンかオフか)は制御部6に
より常時監視されている。
面を参照して説明する。 [第1の実施の形態]図1はこの発明の第1の実施の形
態を示す機能ブロック図である。この緊急通報装置1
は、テープレコーダ2と、ICメモリ3と、スイッチ4
と、無線通信部5と、制御部6とを備えている。テープ
レコーダ2は、マイクから入力された緊急通報のための
音声データを磁気テープ(市販のオーディオカセットな
ど)に記録し再生する機能ブロック(記録再生手段)で
ある。音声データの再生は制御部6からの制御信号に従
ってなされる。再生された音声データは音声化されず、
イヤホン端子から信号ケーブルを通して単にデータとし
て制御部6へ送られる。ICメモリ3は、緊急通報先の
データ(電話番号)を記録保持しておくための機能ブロ
ック(通報先登録手段)である。ICメモリ3には、予
め緊急通報先のデータなどを書き込んだ読み出し専用の
不揮発性メモリ(ROM、EPROM、EEPROM、
など)またはバッテリでバックアップされた随時書き込
み読み出し可能なメモリ(SRAMなど)が使用され
る。ICメモリ3からのデータの読み出しは、制御部6
からの制御信号に従ってなされる。スイッチ4は、緊急
通報を指示するための機能ブロック(通報指示手段)で
ある。スイッチ4には、手の指で押すとスイッチが入る
(オンする)タイプや足で踏むとスイッチが入る(オン
する)タイプのプッシュボタン式スイッチなどが使用さ
れる。スイッチ4の状態(オンかオフか)は制御部6に
より常時監視されている。
【0007】無線通信部5は、テープレコーダ2から再
生された音声データをICメモリ3に登録された緊急通
報先に無線送信するための機能ブロックであり、音声デ
ータを無線送信するための発振回路5aや制御回路5
b、アンテナ5cなどを備えている。無線通信部5によ
る送信動作は、制御部6からの制御信号に従ってなされ
る。この場合、無線通信部5は、特定の方式の携帯電話
(NTT方式の携帯・自動車電話、TACS方式の携帯
電話、PHS方式の携帯電話、などのうちのいずれか一
つ)の通信機能を有しているものとする。また、無線通
信部5と制御部6とにより通報手段7が構成される。制
御部6は、スイッチ4により緊急通報の指示がなされた
ときに、テープレコーダ2に記録された音声データをI
Cメモリ3に登録された緊急通報先に無線通信部5より
送信させる機能ブロックである。制御部6は、CPU6
a、ROM6b、RAM6cなどで構成され、CPU6
aがROM6bに書き込まれた緊急通報処理プログラム
に従って各種処理を行うことにより、この緊急通報装置
1の動作を統括制御する。その際、RAM6cはCPU
6aの作業領域として使用される。上記のように構成さ
れた緊急通報装置1は、スイッチ4が押されると、制御
部6が緊急通報の指示ありと判断し、テープレコーダ2
に音声データの再生指示を出して磁気テープに録音され
ている音声データを再生させるとともに、ICメモリ3
から緊急通報先のデータを読み出す。そして、再生され
た音声データを緊急通報先に送信するべく、制御信号と
音声データを無線通信部5に送る。すると無線通信部5
が作動し、制御部6を介して送られてきた音声データを
携帯電話の伝送制御手順に従って無線送信する。送信さ
れた音声データは、携帯電話サービス会社の基地局で受
信され、交換機、電話網などで中継されて緊急通報先の
電話(携帯電話を含む)に送られる。
生された音声データをICメモリ3に登録された緊急通
報先に無線送信するための機能ブロックであり、音声デ
ータを無線送信するための発振回路5aや制御回路5
b、アンテナ5cなどを備えている。無線通信部5によ
る送信動作は、制御部6からの制御信号に従ってなされ
る。この場合、無線通信部5は、特定の方式の携帯電話
(NTT方式の携帯・自動車電話、TACS方式の携帯
電話、PHS方式の携帯電話、などのうちのいずれか一
つ)の通信機能を有しているものとする。また、無線通
信部5と制御部6とにより通報手段7が構成される。制
御部6は、スイッチ4により緊急通報の指示がなされた
ときに、テープレコーダ2に記録された音声データをI
Cメモリ3に登録された緊急通報先に無線通信部5より
送信させる機能ブロックである。制御部6は、CPU6
a、ROM6b、RAM6cなどで構成され、CPU6
aがROM6bに書き込まれた緊急通報処理プログラム
に従って各種処理を行うことにより、この緊急通報装置
1の動作を統括制御する。その際、RAM6cはCPU
6aの作業領域として使用される。上記のように構成さ
れた緊急通報装置1は、スイッチ4が押されると、制御
部6が緊急通報の指示ありと判断し、テープレコーダ2
に音声データの再生指示を出して磁気テープに録音され
ている音声データを再生させるとともに、ICメモリ3
から緊急通報先のデータを読み出す。そして、再生され
た音声データを緊急通報先に送信するべく、制御信号と
音声データを無線通信部5に送る。すると無線通信部5
が作動し、制御部6を介して送られてきた音声データを
携帯電話の伝送制御手順に従って無線送信する。送信さ
れた音声データは、携帯電話サービス会社の基地局で受
信され、交換機、電話網などで中継されて緊急通報先の
電話(携帯電話を含む)に送られる。
【0008】したがって、緊急通報装置1をコンビニな
ど深夜に少人数で営業する店舗に設置し、テープレコー
ダ2に店主などの音声による緊急通報メッセージ(たと
えば「緊急通報、○○丁目××番地コンビニ△△店に強
盗発生。」といった音声メッセージ)を録音するととも
に、ICメモリ3に緊急通報先(たとえば、110番、
最寄りの警察派出所、警備会社、当該店舗のオーナー
宅、店舗の近所の家、など)の電話番号データを登録し
ておけば、その店舗に強盗が入ったときに、店員などが
スイッチ4を押ことによって直ちに、自動的に緊急通報
先に電話がかけられ、音声により通報される。その際、
テープレコーダ2から再生された音声データはその場で
は音声化されず、単に無線送信されるだけなので、強盗
に気づかれずに通報することができる。また、この緊急
通報装置1は、電話回線など店舗に引かれた有線の通信
回線を使用せず、無線通信により通報を行うので、強盗
が前もって回線を切断して浸入してきた場合でも、確実
に通報を行うことができる。そのため、電話回線等が切
断されると警報音が鳴り響くような警報装置を別途装備
する必要がないので、通報システムの導入コストを軽減
できる。上記の例では、テープレコーダ2を記録再生手
段として使用しているが、テープレコーダ2の代わりに
ICメモリを用いてもよい。また、記録再生手段と通報
先登録手段の機能をICメモリに統合してもよい。これ
により装置構成を簡略化し小型軽量化できる。また、音
声データの代わりに文字データを記録再生手段としての
ICメモリなどに記録するとともに、緊急通報先のデー
タとしてページャ番号またはページャ機能を備えた携帯
電話などの番号を通報先登録手段としてのICメモリに
登録しておき、緊急通報の際に、文字データを緊急通報
先に送信するようにしてもよい。この場合、通報先で
は、ページャなどの表示部に緊急通報内容を示す文字メ
ッセージが表示される。また、無線通信部5として市販
の携帯電話機を使用してもよい。すなわち、通報手段7
を、市販の携帯電話機と、その携帯電話機により緊急通
報用の音声データを緊急通報先に送信させる制御部(制
御手段)6とで構成するのである。そして、制御部6と
してノート型パーソナルコンピュータ(以下、ノートパ
ソコンと記す。)など市販の情報機器を使用することも
できる。その場合、ノートパソコンのカードスロット
(PCMCIA TypeII/JEIDA4.2対応など)に通信用のPCカ
ードを挿入し、PCカード用の接続ケーブルを介して携
帯電話機とPCカードとを接続することにより、ノート
パソコン側から携帯電話機の動作を制御できる。
ど深夜に少人数で営業する店舗に設置し、テープレコー
ダ2に店主などの音声による緊急通報メッセージ(たと
えば「緊急通報、○○丁目××番地コンビニ△△店に強
盗発生。」といった音声メッセージ)を録音するととも
に、ICメモリ3に緊急通報先(たとえば、110番、
最寄りの警察派出所、警備会社、当該店舗のオーナー
宅、店舗の近所の家、など)の電話番号データを登録し
ておけば、その店舗に強盗が入ったときに、店員などが
スイッチ4を押ことによって直ちに、自動的に緊急通報
先に電話がかけられ、音声により通報される。その際、
テープレコーダ2から再生された音声データはその場で
は音声化されず、単に無線送信されるだけなので、強盗
に気づかれずに通報することができる。また、この緊急
通報装置1は、電話回線など店舗に引かれた有線の通信
回線を使用せず、無線通信により通報を行うので、強盗
が前もって回線を切断して浸入してきた場合でも、確実
に通報を行うことができる。そのため、電話回線等が切
断されると警報音が鳴り響くような警報装置を別途装備
する必要がないので、通報システムの導入コストを軽減
できる。上記の例では、テープレコーダ2を記録再生手
段として使用しているが、テープレコーダ2の代わりに
ICメモリを用いてもよい。また、記録再生手段と通報
先登録手段の機能をICメモリに統合してもよい。これ
により装置構成を簡略化し小型軽量化できる。また、音
声データの代わりに文字データを記録再生手段としての
ICメモリなどに記録するとともに、緊急通報先のデー
タとしてページャ番号またはページャ機能を備えた携帯
電話などの番号を通報先登録手段としてのICメモリに
登録しておき、緊急通報の際に、文字データを緊急通報
先に送信するようにしてもよい。この場合、通報先で
は、ページャなどの表示部に緊急通報内容を示す文字メ
ッセージが表示される。また、無線通信部5として市販
の携帯電話機を使用してもよい。すなわち、通報手段7
を、市販の携帯電話機と、その携帯電話機により緊急通
報用の音声データを緊急通報先に送信させる制御部(制
御手段)6とで構成するのである。そして、制御部6と
してノート型パーソナルコンピュータ(以下、ノートパ
ソコンと記す。)など市販の情報機器を使用することも
できる。その場合、ノートパソコンのカードスロット
(PCMCIA TypeII/JEIDA4.2対応など)に通信用のPCカ
ードを挿入し、PCカード用の接続ケーブルを介して携
帯電話機とPCカードとを接続することにより、ノート
パソコン側から携帯電話機の動作を制御できる。
【0009】[第2の実施の形態]図2はこの発明の第
2の実施の形態を示す機能ブロック図である。この緊急
通報装置11は、市販の携帯電話機12と市販のノート
パソコン13とを通信用のPCカード14およびPCカ
ード用の接続ケーブル(PCカードと携帯電話機とを接
続するためのケーブル)15を介して相互に通信可能に
接続してなる。携帯電話機12は、記録再生手段として
の機能すなわち、音声メッセージ録音再生機能、文字メ
ッセージ記録再生機能などを少なくとも一つは備えてい
る。また、通報先登録手段としての機能すなわち、電話
番号あるいはページャ番号登録機能、メモリダイヤル登
録機能、リダイヤル機能、などを少なくとも一つは備え
ている。ノートパソコン13には、携帯電話機12を制
御して緊急連絡先に通報を行うための本発明に係るアプ
リケーションプログラム(以下、緊急通報アプリとい
う。)がインストールされており、緊急通報アプリ実行
中にノートパソコン13の所定のキー(たとえば、エン
ターキー)13aが押されると、ノートパソコン13か
ら携帯電話機12に緊急通報用の制御信号が送られるよ
うになっている。携帯電話機12は、ノートパソコン1
3から緊急通報用の制御信号を受け取ると、電話番号登
録機能などにより内部メモリに登録されている通報先番
号に電話をかけ、音声メッセージ録音再生機能などによ
り内部メモリに記録されている音声データまたは文字デ
ータを無線送信する。送信された音声データまたは文字
データは、携帯電話サービス会社の基地局で受信され、
交換機、電話網などで中継されてそれぞれの緊急通報先
に送られる。つまり、音声データの場合は電話または携
帯電話に送られ、文字データの場合はページャまたはペ
ージャ機能を備えた携帯電話などに送られる。したがっ
て、この緊急通報装置11をコンビニなど深夜に少人数
で営業する店舗に設置し、携帯電話機12に店主などの
音声による緊急通報メッセージを録音するとともに、緊
急通報先の通報先番号データを登録しておき、携帯電話
機12とノートパソコン13の電源をオンにしておけ
ば、その店舗に強盗が入ったときに、店員などがノート
パソコン13の所定のキーを押すことによって直ちに、
自動的に緊急通報先に電話がかけられ、音声または文字
メッセージにより通報される。その際、携帯電話機12
の内部メモリから再生された音声データはその場では音
声化せず、単に無線送信することができるので、強盗に
気づかれずに通報することができる。
2の実施の形態を示す機能ブロック図である。この緊急
通報装置11は、市販の携帯電話機12と市販のノート
パソコン13とを通信用のPCカード14およびPCカ
ード用の接続ケーブル(PCカードと携帯電話機とを接
続するためのケーブル)15を介して相互に通信可能に
接続してなる。携帯電話機12は、記録再生手段として
の機能すなわち、音声メッセージ録音再生機能、文字メ
ッセージ記録再生機能などを少なくとも一つは備えてい
る。また、通報先登録手段としての機能すなわち、電話
番号あるいはページャ番号登録機能、メモリダイヤル登
録機能、リダイヤル機能、などを少なくとも一つは備え
ている。ノートパソコン13には、携帯電話機12を制
御して緊急連絡先に通報を行うための本発明に係るアプ
リケーションプログラム(以下、緊急通報アプリとい
う。)がインストールされており、緊急通報アプリ実行
中にノートパソコン13の所定のキー(たとえば、エン
ターキー)13aが押されると、ノートパソコン13か
ら携帯電話機12に緊急通報用の制御信号が送られるよ
うになっている。携帯電話機12は、ノートパソコン1
3から緊急通報用の制御信号を受け取ると、電話番号登
録機能などにより内部メモリに登録されている通報先番
号に電話をかけ、音声メッセージ録音再生機能などによ
り内部メモリに記録されている音声データまたは文字デ
ータを無線送信する。送信された音声データまたは文字
データは、携帯電話サービス会社の基地局で受信され、
交換機、電話網などで中継されてそれぞれの緊急通報先
に送られる。つまり、音声データの場合は電話または携
帯電話に送られ、文字データの場合はページャまたはペ
ージャ機能を備えた携帯電話などに送られる。したがっ
て、この緊急通報装置11をコンビニなど深夜に少人数
で営業する店舗に設置し、携帯電話機12に店主などの
音声による緊急通報メッセージを録音するとともに、緊
急通報先の通報先番号データを登録しておき、携帯電話
機12とノートパソコン13の電源をオンにしておけ
ば、その店舗に強盗が入ったときに、店員などがノート
パソコン13の所定のキーを押すことによって直ちに、
自動的に緊急通報先に電話がかけられ、音声または文字
メッセージにより通報される。その際、携帯電話機12
の内部メモリから再生された音声データはその場では音
声化せず、単に無線送信することができるので、強盗に
気づかれずに通報することができる。
【0010】このように、緊急通報装置の無線通信手段
として携帯電話機を使用し、しかもその携帯電話機に予
め備わっている記録再生手段としての機能および通報先
登録手段としての機能を利用して、予め記録しておいた
緊急通報メッセージを予め登録しておいた緊急連絡先に
送信することにより、装置構成を至って簡略化できる。
また、このシステムを実現するための緊急通報アプリ
は、CD−ROM、DVD−ROM、MO、FDなどの
記録媒体に記録して頒布もしくは販売したり、インター
ネットなどの通信網を介して頒布もしくは販売したりす
ることができるので、容易に普及させることができる。
また、利用者サイドでは、たとえば図2に示したような
ハードウエア構成が揃っていれば、緊急通報アプリを購
入するなどして入手しノートパソコン13などにインス
トールすることにより、極めて簡単且つ安価に緊急通報
装置11を実現することができる。また、緊急通報アプ
リに様々な機能を持たせることにより、多種多様な緊急
通報機能を図2に示したようなハードウエア構成で容易
に実施することができる。たとえば、携帯電話機12の
内部メモリに複数の電話番号(メモリダイヤル)が登録
されている場合、緊急通報アプリ側で優先順位を設定し
ておくことにより、登録されている複数の電話番号の中
からより優先順位の高い電話番号を自動選択して、優先
度の高い順に通報することができる。また、通報先が話
し中などで電話がつながらなかった場合、所定回数コー
ル後または所定時間経過後、もしくは電話がつながらな
い旨のメッセージ(機械音声)が返ってきた時点で、自
動的にその次に優先順位の高い通報先に電話をかけるよ
うにすることもできる。また、ある通報先には音声デー
タを送信し、別のある通報先には文字データを送信する
といった具合に、送信するデータの種別を通報先毎に自
動的に変えて通報することも可能である。また、ノート
パソコン13にPCカード14などを介して携帯電話機
12を接続する代わりに、PCカード14と携帯電話機
12の機能とを一体化した装置をノートパソコン13の
カードスロットに装着してもよい。
として携帯電話機を使用し、しかもその携帯電話機に予
め備わっている記録再生手段としての機能および通報先
登録手段としての機能を利用して、予め記録しておいた
緊急通報メッセージを予め登録しておいた緊急連絡先に
送信することにより、装置構成を至って簡略化できる。
また、このシステムを実現するための緊急通報アプリ
は、CD−ROM、DVD−ROM、MO、FDなどの
記録媒体に記録して頒布もしくは販売したり、インター
ネットなどの通信網を介して頒布もしくは販売したりす
ることができるので、容易に普及させることができる。
また、利用者サイドでは、たとえば図2に示したような
ハードウエア構成が揃っていれば、緊急通報アプリを購
入するなどして入手しノートパソコン13などにインス
トールすることにより、極めて簡単且つ安価に緊急通報
装置11を実現することができる。また、緊急通報アプ
リに様々な機能を持たせることにより、多種多様な緊急
通報機能を図2に示したようなハードウエア構成で容易
に実施することができる。たとえば、携帯電話機12の
内部メモリに複数の電話番号(メモリダイヤル)が登録
されている場合、緊急通報アプリ側で優先順位を設定し
ておくことにより、登録されている複数の電話番号の中
からより優先順位の高い電話番号を自動選択して、優先
度の高い順に通報することができる。また、通報先が話
し中などで電話がつながらなかった場合、所定回数コー
ル後または所定時間経過後、もしくは電話がつながらな
い旨のメッセージ(機械音声)が返ってきた時点で、自
動的にその次に優先順位の高い通報先に電話をかけるよ
うにすることもできる。また、ある通報先には音声デー
タを送信し、別のある通報先には文字データを送信する
といった具合に、送信するデータの種別を通報先毎に自
動的に変えて通報することも可能である。また、ノート
パソコン13にPCカード14などを介して携帯電話機
12を接続する代わりに、PCカード14と携帯電話機
12の機能とを一体化した装置をノートパソコン13の
カードスロットに装着してもよい。
【0011】[第3の実施の形態]図3はこの発明の第
3の実施の形態を示す装置構成図である。この実施の形
態の緊急通報装置21は、市販の複数(図示の例では3
つ)の携帯電話機22A〜22Cと市販の一台のノート
パソコン23とを、通信用のPCカード24、PCカー
ド用の接続ケーブル25、ハブ装置26、およびハブ用
の複数(図示の例では3本)の接続ケーブル27を介し
て相互に通信可能に接続してなる。各携帯電話機22A
〜22Cは、記録再生手段としての機能すなわち、音声
メッセージ録音再生機能、文字メッセージ記録再生機能
などを少なくとも一つは備えている。また、通報先登録
手段としての機能すなわち、電話番号あるいはページャ
番号登録機能、メモリダイヤル登録機能、リダイヤル機
能、などを少なくとも一つは備えている。ハブ装置26
は、ノートパソコン23などの携帯情報端末一台で複数
の携帯電話機を使用して無線通信ができるようにするた
めに新規に提案されたものであり、PCカード用の接続
ケーブル25が接続される少なくとも一つの接続端子2
8と、ハブ用の接続ケーブル27が接続される複数(図
示の例では3つ)の接続端子29a〜29cとを有して
いる。ハブ装置26の内部には、これに接続された携帯
電話機22A〜22C同士の信号(ノートパソコン23
と通信する際の信号)が干渉することなく、各携帯電話
機22A〜22Cとノートパソコン23との間で各々通
信が行えるようにする信号制御回路(バス制御回路、イ
ンタフェース回路、など)が設けられている。ノートパ
ソコン23には、複数の携帯電話機22A〜22Cを制
御して緊急連絡先に通報を行うための本発明に係る緊急
通報アプリがインストールされており、緊急通報アプリ
実行中にノートパソコン23の所定のキー(たとえば、
エンターキー)が押されると、ノートパソコン23から
各携帯電話機22に緊急通報用の制御信号が送られるよ
うになっている。各携帯電話機22A〜22Cは、ノー
トパソコン23から緊急通報用の制御信号を受け取る
と、電話番号登録機能などにより内部メモリに登録され
ている通報先番号に電話をかけ、音声メッセージ録音再
生機能などにより内部メモリに記録されている音声デー
タまたは文字データを無線送信する。送信された音声デ
ータまたは文字データは、携帯電話サービス会社の基地
局で受信され、交換機、電話網などで中継されて緊急通
報先に送られる。つまり、音声データの場合は電話また
は携帯電話に送られ、文字データの場合はページャまた
はページャ機能を備えた携帯電話などに送られる。
3の実施の形態を示す装置構成図である。この実施の形
態の緊急通報装置21は、市販の複数(図示の例では3
つ)の携帯電話機22A〜22Cと市販の一台のノート
パソコン23とを、通信用のPCカード24、PCカー
ド用の接続ケーブル25、ハブ装置26、およびハブ用
の複数(図示の例では3本)の接続ケーブル27を介し
て相互に通信可能に接続してなる。各携帯電話機22A
〜22Cは、記録再生手段としての機能すなわち、音声
メッセージ録音再生機能、文字メッセージ記録再生機能
などを少なくとも一つは備えている。また、通報先登録
手段としての機能すなわち、電話番号あるいはページャ
番号登録機能、メモリダイヤル登録機能、リダイヤル機
能、などを少なくとも一つは備えている。ハブ装置26
は、ノートパソコン23などの携帯情報端末一台で複数
の携帯電話機を使用して無線通信ができるようにするた
めに新規に提案されたものであり、PCカード用の接続
ケーブル25が接続される少なくとも一つの接続端子2
8と、ハブ用の接続ケーブル27が接続される複数(図
示の例では3つ)の接続端子29a〜29cとを有して
いる。ハブ装置26の内部には、これに接続された携帯
電話機22A〜22C同士の信号(ノートパソコン23
と通信する際の信号)が干渉することなく、各携帯電話
機22A〜22Cとノートパソコン23との間で各々通
信が行えるようにする信号制御回路(バス制御回路、イ
ンタフェース回路、など)が設けられている。ノートパ
ソコン23には、複数の携帯電話機22A〜22Cを制
御して緊急連絡先に通報を行うための本発明に係る緊急
通報アプリがインストールされており、緊急通報アプリ
実行中にノートパソコン23の所定のキー(たとえば、
エンターキー)が押されると、ノートパソコン23から
各携帯電話機22に緊急通報用の制御信号が送られるよ
うになっている。各携帯電話機22A〜22Cは、ノー
トパソコン23から緊急通報用の制御信号を受け取る
と、電話番号登録機能などにより内部メモリに登録され
ている通報先番号に電話をかけ、音声メッセージ録音再
生機能などにより内部メモリに記録されている音声デー
タまたは文字データを無線送信する。送信された音声デ
ータまたは文字データは、携帯電話サービス会社の基地
局で受信され、交換機、電話網などで中継されて緊急通
報先に送られる。つまり、音声データの場合は電話また
は携帯電話に送られ、文字データの場合はページャまた
はページャ機能を備えた携帯電話などに送られる。
【0012】したがって、この実施の形態の緊急通報装
置21をコンビニなどの店内に設置し、各携帯電話機2
2A〜22Cにそれぞれ異なる緊急通報先の電話番号を
登録しておけば、強盗などが発生したときに、店員など
がノートパソコン23の所定のキーを押すことによって
直ちに、自動的に複数の緊急通報先に電話がかけられ、
音声または文字メッセージにより通報される。たとえ
ば、携帯電話機22Aにはコンビニのオーナー宅の電話
番号を、携帯電話機22Bにはコンビニのオーナーが常
時携帯しているページャの番号を、携帯電話機22Cに
は警察の電話番号(110番)をそれぞれ登録するとい
った具合に、携帯電話機毎に別々の緊急通報先の番号を
登録しておくことにより、強盗発生時にそれぞれの緊急
通報先に速やかに通報がなされる。強盗が発生したこと
が、強盗に入られた店舗のオーナーその他の関係者や、
警察など、複数の人に速やかに通報されることにより、
従来よりも迅速かつ適切な対処行動がとれるようにな
る。また、携帯電話機22A〜22Cとして、各々携帯
電話サービス事業者(たとえば日本の場合、NTTドコ
モグループ、第二電電(DDI)セルラーグループ、日本移
動通信(IDO)、ツーカーグループ、J−PHONEグ
ループ、NTTパーソナル通信網グループ、第二電電(D
DI)ポケット電話グループ、アステルグループ、など)
の異なるものまたは通信方式(たとえば日本の場合、N
TT方式、TACS方式、PHS方式、WCDMA方
式、CDMA2000方式、など)の異なるものを使用すれ
ば、より確実に通報を行うことができる。つまり、各携
帯電話機22A〜22Cの電話会社や通信方式が各々異
なっていれば、電波事情や基地局の混雑などにより電話
がつながり難い電話会社や通信方式の携帯電話機が発生
した場合でも、それとは電話会社や通信方式の異なる他
の携帯電話機によって通話状態を確立させて、確実に通
報を成功させることができる。
置21をコンビニなどの店内に設置し、各携帯電話機2
2A〜22Cにそれぞれ異なる緊急通報先の電話番号を
登録しておけば、強盗などが発生したときに、店員など
がノートパソコン23の所定のキーを押すことによって
直ちに、自動的に複数の緊急通報先に電話がかけられ、
音声または文字メッセージにより通報される。たとえ
ば、携帯電話機22Aにはコンビニのオーナー宅の電話
番号を、携帯電話機22Bにはコンビニのオーナーが常
時携帯しているページャの番号を、携帯電話機22Cに
は警察の電話番号(110番)をそれぞれ登録するとい
った具合に、携帯電話機毎に別々の緊急通報先の番号を
登録しておくことにより、強盗発生時にそれぞれの緊急
通報先に速やかに通報がなされる。強盗が発生したこと
が、強盗に入られた店舗のオーナーその他の関係者や、
警察など、複数の人に速やかに通報されることにより、
従来よりも迅速かつ適切な対処行動がとれるようにな
る。また、携帯電話機22A〜22Cとして、各々携帯
電話サービス事業者(たとえば日本の場合、NTTドコ
モグループ、第二電電(DDI)セルラーグループ、日本移
動通信(IDO)、ツーカーグループ、J−PHONEグ
ループ、NTTパーソナル通信網グループ、第二電電(D
DI)ポケット電話グループ、アステルグループ、など)
の異なるものまたは通信方式(たとえば日本の場合、N
TT方式、TACS方式、PHS方式、WCDMA方
式、CDMA2000方式、など)の異なるものを使用すれ
ば、より確実に通報を行うことができる。つまり、各携
帯電話機22A〜22Cの電話会社や通信方式が各々異
なっていれば、電波事情や基地局の混雑などにより電話
がつながり難い電話会社や通信方式の携帯電話機が発生
した場合でも、それとは電話会社や通信方式の異なる他
の携帯電話機によって通話状態を確立させて、確実に通
報を成功させることができる。
【0013】また、携帯電話機22A〜22Cとして、
PHS方式の携帯電話機を複数使用する場合、PHSの
サービス提供会社(NTTパーソナル通信網グループ、
第二電電(DDI)ポケット電話グループ、アステルグルー
プ、など)が各々異なるものを使用することが望まし
い。同一のサービス提供会社のPHS方式の携帯電話機
を複数使用した場合、基地局の混雑により電話がつなが
り難くなるからである。また、携帯電話機22A〜22
Cとして、PHS方式の携帯電話機を使用する場合、緊
急通報装置21を設置する店内にPHSの中継アンテナ
を設けておくことが望ましい。また、緊急通報装置21
を設置したコンビニのオーナー宅がそのコンビニと同じ
ビル内にある場合、緊急通報装置21を構成するPHS
方式の携帯電話機と同一方式(サービス提供会社が同
じ)の携帯電話機をオーナー宅にも設置し、PHSの親
機−子機間通話機能(コードレス電話の親機と子機間に
おける通話機能と同様)を利用して通報を行うようにし
てもよい。また、店員の靴にPHS方式の携帯電話機で
受信可能な緊急信号を発振する発振器を装着し、つま先
のスイッチを押すと発振器から緊急信号が発せられるよ
うにするとともに、緊急通報装置21を構成する携帯電
話機22A〜22Cのうちの一つは緊急信号を受信可能
なPHS方式の携帯電話機とし、緊急信号を緊急通報装
置21を構成するPHS方式の携帯電話機が受信する
と、その受信信号がハブ用の接続ケーブル27、ハブ装
置26、PCカード用の接続ケーブル25およびPCカ
ード24を介してノートパソコン23に送られ、それに
呼応してノートパソコン23が残りの携帯電話機に対し
て緊急通報指示を与えるようにシステムを構成してもよ
い。ただし、この場合、通報したことを強盗に気づかれ
ないようにするために、緊急信号を受信する携帯電話機
の受信モードは無音着信(着信音:オフ、バイブレー
タ:オフ)に設定しておく必要がある。
PHS方式の携帯電話機を複数使用する場合、PHSの
サービス提供会社(NTTパーソナル通信網グループ、
第二電電(DDI)ポケット電話グループ、アステルグルー
プ、など)が各々異なるものを使用することが望まし
い。同一のサービス提供会社のPHS方式の携帯電話機
を複数使用した場合、基地局の混雑により電話がつなが
り難くなるからである。また、携帯電話機22A〜22
Cとして、PHS方式の携帯電話機を使用する場合、緊
急通報装置21を設置する店内にPHSの中継アンテナ
を設けておくことが望ましい。また、緊急通報装置21
を設置したコンビニのオーナー宅がそのコンビニと同じ
ビル内にある場合、緊急通報装置21を構成するPHS
方式の携帯電話機と同一方式(サービス提供会社が同
じ)の携帯電話機をオーナー宅にも設置し、PHSの親
機−子機間通話機能(コードレス電話の親機と子機間に
おける通話機能と同様)を利用して通報を行うようにし
てもよい。また、店員の靴にPHS方式の携帯電話機で
受信可能な緊急信号を発振する発振器を装着し、つま先
のスイッチを押すと発振器から緊急信号が発せられるよ
うにするとともに、緊急通報装置21を構成する携帯電
話機22A〜22Cのうちの一つは緊急信号を受信可能
なPHS方式の携帯電話機とし、緊急信号を緊急通報装
置21を構成するPHS方式の携帯電話機が受信する
と、その受信信号がハブ用の接続ケーブル27、ハブ装
置26、PCカード用の接続ケーブル25およびPCカ
ード24を介してノートパソコン23に送られ、それに
呼応してノートパソコン23が残りの携帯電話機に対し
て緊急通報指示を与えるようにシステムを構成してもよ
い。ただし、この場合、通報したことを強盗に気づかれ
ないようにするために、緊急信号を受信する携帯電話機
の受信モードは無音着信(着信音:オフ、バイブレー
タ:オフ)に設定しておく必要がある。
【0014】また、緊急通報装置21を構成する複数の
携帯電話機22A〜22Cは、それぞれアンテナ31a
〜31cを上方に向けた姿勢で、できるだけ電波状態の
良好な場所に設置することが望ましい。そのためには、
ハブ用の接続ケーブル27として十分な長さを有するも
のを使用し、各携帯電話機22A〜22Cを個別のスタ
ンド(支持台)に取り付けてレジ台上など安定した場所
に設置するか、各携帯電話機22A〜22Cをストラッ
プでレジ台の脇や壁などに吊して設ければよい。また、
緊急通報装置21を構成する複数の携帯電話機22A〜
22Cを、アンテナ31a〜31cを上方に向けた姿勢
で並べて一括保持するスタンド(支持台)を使用し、複
数の携帯電話機22A〜22Cを一箇所に並べて設置し
てもよい。また、図4に示すように、スタンド40にハ
ブ装置26の機能を持たせ、その各携帯電話機22A〜
22Cを保持する部分(スタンドの上面部)に、各携帯
電話機22A〜22Cの接続端子30a〜30cをスタ
ンド内の信号制御回路42に電気的に接続するインタフ
ェース部(接続端子)43を設けておけば、ハブ用の各
接続ケーブル27を使用することなく、携帯電話機22
A〜22Cをスタンド40に保持させるだけで済む。
携帯電話機22A〜22Cは、それぞれアンテナ31a
〜31cを上方に向けた姿勢で、できるだけ電波状態の
良好な場所に設置することが望ましい。そのためには、
ハブ用の接続ケーブル27として十分な長さを有するも
のを使用し、各携帯電話機22A〜22Cを個別のスタ
ンド(支持台)に取り付けてレジ台上など安定した場所
に設置するか、各携帯電話機22A〜22Cをストラッ
プでレジ台の脇や壁などに吊して設ければよい。また、
緊急通報装置21を構成する複数の携帯電話機22A〜
22Cを、アンテナ31a〜31cを上方に向けた姿勢
で並べて一括保持するスタンド(支持台)を使用し、複
数の携帯電話機22A〜22Cを一箇所に並べて設置し
てもよい。また、図4に示すように、スタンド40にハ
ブ装置26の機能を持たせ、その各携帯電話機22A〜
22Cを保持する部分(スタンドの上面部)に、各携帯
電話機22A〜22Cの接続端子30a〜30cをスタ
ンド内の信号制御回路42に電気的に接続するインタフ
ェース部(接続端子)43を設けておけば、ハブ用の各
接続ケーブル27を使用することなく、携帯電話機22
A〜22Cをスタンド40に保持させるだけで済む。
【0015】また、このシステムを実現するための緊急
通報アプリは、CD−ROM、DVD−ROM、MO、
FDなどの記録媒体に記録して頒布もしくは販売した
り、インターネットなどの通信網を介して頒布もしくは
販売したりすることができるので、容易に普及させるこ
とができる。また、緊急通報アプリに様々な機能を持た
せることにより、上記以外の多種多様な緊急通報機能を
図3または図4に示したようなハードウエア構成で容易
に実施することができる。なお、第2、第3の実施の形
態では、携帯電話機12、22A〜22Cに予め備わっ
ている機能を利用することにより、記録再生手段および
通報先登録手段を実現しているが、これらの手段をノー
トパソコン13、23の機能を利用して実現することも
可能である。つまり、ノートパソコン13、23の記憶
装置(HDDなど)に、緊急通報用のメッセージデータ
および緊急通報先のデータを予め登録しておく。そし
て、緊急通報アプリ実行中にノートパソコン13、23
の所定のキーが押されると、ノートパソコン13から携
帯電話機12、22A〜22Cに緊急通報先を指示する
制御信号とともに緊急通報用のメッセージデータが送ら
れ、携帯電話機12、22A〜22Cによりそれぞれの
緊急通報先に緊急通報用のメッセージデータが無線送信
されるようにするのである。
通報アプリは、CD−ROM、DVD−ROM、MO、
FDなどの記録媒体に記録して頒布もしくは販売した
り、インターネットなどの通信網を介して頒布もしくは
販売したりすることができるので、容易に普及させるこ
とができる。また、緊急通報アプリに様々な機能を持た
せることにより、上記以外の多種多様な緊急通報機能を
図3または図4に示したようなハードウエア構成で容易
に実施することができる。なお、第2、第3の実施の形
態では、携帯電話機12、22A〜22Cに予め備わっ
ている機能を利用することにより、記録再生手段および
通報先登録手段を実現しているが、これらの手段をノー
トパソコン13、23の機能を利用して実現することも
可能である。つまり、ノートパソコン13、23の記憶
装置(HDDなど)に、緊急通報用のメッセージデータ
および緊急通報先のデータを予め登録しておく。そし
て、緊急通報アプリ実行中にノートパソコン13、23
の所定のキーが押されると、ノートパソコン13から携
帯電話機12、22A〜22Cに緊急通報先を指示する
制御信号とともに緊急通報用のメッセージデータが送ら
れ、携帯電話機12、22A〜22Cによりそれぞれの
緊急通報先に緊急通報用のメッセージデータが無線送信
されるようにするのである。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、電話回線など店舗に引かれた有線の通信回
線を使用せず、無線通信により通報を行うので、強盗が
前もって回線を切断して浸入してきた場合でも、確実に
通報を行うことができる緊急通報装置を提供できる。こ
の緊急通報装置を使用すれば、電話回線等が切断される
と警報音が鳴り響くような警報装置を別途装備する必要
がないので、通報システムの導入コストを軽減できる。
請求項2記載の発明によれば、携帯電話機を利用して緊
急通報のための無線通信を行うことにより、請求項1の
緊急通報装置を簡単な装置構成で実現できる。請求項3
記載の発明によれば、請求項2において、携帯電話機に
予め備わっている記録再生手段としての機能を利用して
緊急通報メッセージを記録再生することにより、装置構
成を簡略化できる。請求項4記載の発明によれば、請求
項2または請求項3において、携帯電話機に予め備わっ
ている記録再生手段としての機能および通報先登録手段
としての機能を利用して、予め記録しておいた緊急通報
メッセージを予め登録しておいた緊急連絡先に送信する
ことにより、装置構成を至って簡略化できる。請求項5
記載の発明によれば、請求項2、請求項3または請求項
4において、携帯電話機を複数使用し、これら複数の携
帯電話機を順次もしくは同時に作動させて通報を行うこ
とにより、一箇所または複数の通報先に順次もしくは同
時に通報することができる。請求項6記載の発明によれ
ば、請求項5において、複数の携帯電話機にそれぞれ異
なる緊急通報先を登録しておくことにより、緊急通報の
際、自動的に複数の緊急通報先に通報がなされるので、
緊急事態が発生したことを複数の人に速やかに知らせる
ことができる。請求項7記載の発明によれば、請求項5
または請求項6において、複数の携帯電話機の電話会社
もしくは通信方式を各々異ならせておくことにより、電
話がつながり難い電話会社や通信方式の携帯電話機が発
生した場合でも、それとは電話会社や通信方式の異なる
他の携帯電話機によって通話状態を確立させて、確実に
通報を成功させることができる。
明によれば、電話回線など店舗に引かれた有線の通信回
線を使用せず、無線通信により通報を行うので、強盗が
前もって回線を切断して浸入してきた場合でも、確実に
通報を行うことができる緊急通報装置を提供できる。こ
の緊急通報装置を使用すれば、電話回線等が切断される
と警報音が鳴り響くような警報装置を別途装備する必要
がないので、通報システムの導入コストを軽減できる。
請求項2記載の発明によれば、携帯電話機を利用して緊
急通報のための無線通信を行うことにより、請求項1の
緊急通報装置を簡単な装置構成で実現できる。請求項3
記載の発明によれば、請求項2において、携帯電話機に
予め備わっている記録再生手段としての機能を利用して
緊急通報メッセージを記録再生することにより、装置構
成を簡略化できる。請求項4記載の発明によれば、請求
項2または請求項3において、携帯電話機に予め備わっ
ている記録再生手段としての機能および通報先登録手段
としての機能を利用して、予め記録しておいた緊急通報
メッセージを予め登録しておいた緊急連絡先に送信する
ことにより、装置構成を至って簡略化できる。請求項5
記載の発明によれば、請求項2、請求項3または請求項
4において、携帯電話機を複数使用し、これら複数の携
帯電話機を順次もしくは同時に作動させて通報を行うこ
とにより、一箇所または複数の通報先に順次もしくは同
時に通報することができる。請求項6記載の発明によれ
ば、請求項5において、複数の携帯電話機にそれぞれ異
なる緊急通報先を登録しておくことにより、緊急通報の
際、自動的に複数の緊急通報先に通報がなされるので、
緊急事態が発生したことを複数の人に速やかに知らせる
ことができる。請求項7記載の発明によれば、請求項5
または請求項6において、複数の携帯電話機の電話会社
もしくは通信方式を各々異ならせておくことにより、電
話がつながり難い電話会社や通信方式の携帯電話機が発
生した場合でも、それとは電話会社や通信方式の異なる
他の携帯電話機によって通話状態を確立させて、確実に
通報を成功させることができる。
【図1】この発明の第1の実施の形態を示す機能ブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】図2はこの発明の第2の実施の形態を示す装置
構成図である。
構成図である。
【図3】図3はこの発明の第3の実施の形態を示す装置
構成図である。
構成図である。
【図4】図4はこの発明の第3の実施の形態の別の例を
示す装置構成図である。
示す装置構成図である。
1:緊急通報装置 2:テープレコーダ(記憶再生手段) 3:ICメモリ(通報先登録手段) 4:スイッチ(通報指示手段) 5:無線通信部 6:制御部(制御手段) 7:通報手段 11:緊急通報装置 12:携帯電話機(記憶再生手段、通報先登録手段、通
報手段) 13:ノートパソコン(制御手段) 13a:キー(通報指示手段) 14:PCカード 15:接続ケーブル 21:緊急通報装置 22A〜22C:携帯電話機(記憶再生手段、通報先登
録手段、通報手段) 23:ノートパソコン(制御手段) 24:PCカード 25:接続ケーブル 26:ハブ装置 27:接続ケーブル 30a〜30c:接続端子 40:スタンド 42:信号制御回路 43:インタフェース部(接続端子)
報手段) 13:ノートパソコン(制御手段) 13a:キー(通報指示手段) 14:PCカード 15:接続ケーブル 21:緊急通報装置 22A〜22C:携帯電話機(記憶再生手段、通報先登
録手段、通報手段) 23:ノートパソコン(制御手段) 24:PCカード 25:接続ケーブル 26:ハブ装置 27:接続ケーブル 30a〜30c:接続端子 40:スタンド 42:信号制御回路 43:インタフェース部(接続端子)
フロントページの続き Fターム(参考) 5C087 AA10 AA21 AA37 AA44 BB03 BB12 BB20 BB64 BB74 BB75 CC46 DD05 DD23 EE02 EE08 FF01 FF05 FF13 FF17 FF19 FF20 FF23 GG07 GG21 GG24 GG57 GG66 GG70 GG73 GG83
Claims (7)
- 【請求項1】 緊急通報用のメッセージデータを記録再
生する記録再生手段と、緊急通報先を予め登録しておく
ための通報先登録手段と、緊急通報を指示するための通
報指示手段と、前記通報指示手段により緊急通報の指示
がなされると前記記録再生手段に記録されたメッセージ
データを再生し前記通報先登録手段に登録された緊急通
報先に無線通信により送信する通報手段とを備えたこと
を特徴とする緊急通報装置。 - 【請求項2】 前記通報手段は、携帯電話機と、当該携
帯電話機により前記メッセージデータを前記緊急通報先
に送信させる制御手段とを備えたことを特徴とする請求
項1記載の緊急通報装置。 - 【請求項3】 前記携帯電話機として、前記記録再生手
段としての機能を備えたものを使用することを特徴とす
る請求項2記載の緊急通報装置。 - 【請求項4】 前記携帯電話機として、前記通報先登録
手段としての機能を備えたものを使用することを特徴と
する請求項2または請求項3記載の緊急通報装置。 - 【請求項5】 前記通報手段は、前記携帯電話機を複数
備え、これら複数の携帯電話機を順次もしくは同時に作
動させて通報を行うことを特徴とする請求項2、請求項
3または請求項4記載の緊急通報装置。 - 【請求項6】 前記複数の携帯電話機は、それぞれ異な
る通報先に通報するように設定されていることを特徴と
する請求項5記載の緊急通報装置。 - 【請求項7】 前記複数の携帯電話機は、それぞれ通信
事業者もしくは通信方式が異なることを特徴とする請求
項5または請求項6記載の緊急通報装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11190989A JP2001023067A (ja) | 1999-07-05 | 1999-07-05 | 緊急通報装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11190989A JP2001023067A (ja) | 1999-07-05 | 1999-07-05 | 緊急通報装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001023067A true JP2001023067A (ja) | 2001-01-26 |
Family
ID=16267023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11190989A Pending JP2001023067A (ja) | 1999-07-05 | 1999-07-05 | 緊急通報装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001023067A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005011305A (ja) * | 2003-06-17 | 2005-01-13 | Sin Etke Technology Co Ltd | 個人携帯型救援要請システム |
JP2007213291A (ja) * | 2006-02-09 | 2007-08-23 | Fujitsu General Ltd | 緊急通報システム |
-
1999
- 1999-07-05 JP JP11190989A patent/JP2001023067A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005011305A (ja) * | 2003-06-17 | 2005-01-13 | Sin Etke Technology Co Ltd | 個人携帯型救援要請システム |
JP2007213291A (ja) * | 2006-02-09 | 2007-08-23 | Fujitsu General Ltd | 緊急通報システム |
JP4687488B2 (ja) * | 2006-02-09 | 2011-05-25 | 株式会社富士通ゼネラル | 緊急通報システム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060630 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090120 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090630 |