JP2001020816A - インテークマニフォールド - Google Patents

インテークマニフォールド

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JP2001020816A
JP2001020816A JP19152999A JP19152999A JP2001020816A JP 2001020816 A JP2001020816 A JP 2001020816A JP 19152999 A JP19152999 A JP 19152999A JP 19152999 A JP19152999 A JP 19152999A JP 2001020816 A JP2001020816 A JP 2001020816A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intake pipe
intake
flange
intake manifold
collector
Prior art date
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Pending
Application number
JP19152999A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Haneda
田 雅 敏 羽
Kiyoshi Moriyama
山 清 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Machine Industry Co Ltd
Sanoh Industrial Co Ltd
Original Assignee
Aichi Machine Industry Co Ltd
Sanoh Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aichi Machine Industry Co Ltd, Sanoh Industrial Co Ltd filed Critical Aichi Machine Industry Co Ltd
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  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インテークマニフォールドの強度向上。 【解決手段】 吸気管3の両端部10は、コレクター2
およびフランジ4にろう付け等の手法により接合されて
いる。両端部10は、これに隣接する部分11に比べて
肉厚が大きくなっている。このため、自動車の振動等に
起因して部位6に発生する応力が低減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インテークマニフ
ォールドに係り、特に、吸気管のコレクターおよびフラ
ンジに対する接合部の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】インテークマニフォールドは、多気筒エ
ンジンへの複数の吸気管の一部あるいは全部を一つにま
とめるものであって、吸気の干渉が生じないようにする
とともに、吸気の分配が一様となるようにする機能をも
っている。
【0003】インテークマニフォールド1は、図3に示
すように、コレクター2と、フランジ4と、吸気管3と
を備えている。従来、吸気管3は、図4に示すように、
コレクター2あるいはフランジ4に形成された孔5に挿
入されるとともに、ろう付けあるいは溶接によりコレク
ター2あるいはフランジ4に固着されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】自動車の運転に伴いイ
ンテークマニフォールド1が振動すると、吸気管3とコ
レクター2あるいはフランジ4との接合部の特定の部位
6に応力集中が生じ、当該部位にクラックが発生するお
それがある。
【0005】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、強度の高いインテークマニフォー
ルドを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、吸気管と、前記吸気管の両端部にそれぞ
れ接合されたコレクターおよびフランジとを備えたイン
テークマニフォールドにおいて、前記吸気管の両端部の
うち少なくとも一方の端部に肉厚増大部を設けたことを
特徴としている。
【0007】肉厚増大部は、吸気管のコレクター側の端
部およびフランジ側の端部の両方に設けてもよいし、い
ずれか一方に設けてもよい。肉厚増大部を設ける側の選
定は、インテークマニフォールドに対する振動解析結果
や、製造コストの観点から適宜決定することができる。
【0008】好ましくは、前記肉厚増大部は、吸気管の
内径を変化させることなく外径を変化させることにより
設けられる。すなわち、前記肉厚増大部における吸気管
の内径は、前記肉厚増大部に隣接する部分における吸気
管の内径と同一とし、前記肉厚増大部における吸気管の
外径は、前記肉厚増大部に隣接する部分における吸気管
の外径より大きくすることが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
よるインテークマニフォールド1の一実施形態について
説明する。なお、インテークマニフォールド1の全体構
成は従来の技術と同一であるため、以下においては、従
来技術との相違点である吸気管3とコレクター2および
フランジ4との接合部の構成についてのみ説明を行うも
のとする。
【0010】図1は、吸気管3とフランジ4との接合部
近傍の断面を示す図である。図1に示すように、吸気管
2の端部10は、端部10に隣接する管中央側の部分1
1(以下「隣接部11」という)に比べて肉厚(半径方
向の厚さ)が厚くなっている。すなわち端部10は、肉
厚増大部となっている。
【0011】端部10の肉厚は、隣接部11の肉厚に対
して10〜100%大きくすることが好ましい。本例で
は、吸気管3の内径が36mm、端部10の肉厚が2.3
mm、隣接部11の肉厚が2.0mmとなっており、端部1
0の肉厚は隣接部11の肉厚に対して15%増となって
いる。
【0012】応力集中を避ける観点から、端部10のう
ち隣接部11側には、テーパー部12が設けられてい
る。テーパー部12の肉厚は、端部10から隣接部11
に向けて徐々に減少している。テーパー部12と隣接部
11とは、なめらかに繋がれている。
【0013】吸気管3の端部10の内径は、隣接部11
の内径と同一となっている。一方、端部10の外径は、
隣接部11の外径より大きくなっている。すなわち、吸
気管2の肉厚増大は、その内径を実質的に一定に維持し
たまま、外径のみを大きくすることにより行われてい
る。このことは、吸気管3とフランジ4との接合部強度
を向上させるために、吸気管3内の流体通路の断面積を
変更する必要がないことを意味し、エンジンの吸気系の
設計が容易になる。
【0014】上記の吸気管3は、以下に説明する冷間鍛
造法にて製造することができる。すなわち、まず、図2
(a)に示すように、例えばアルミニウム合金からなる
管材20を金型21にセットする。管材20は軸方向お
よび径方向に関して移動不能に金型21に対して拘束さ
れる。なお、金型21の開口部近傍(図2右側)の内面
は、吸気管3の端部10の外周面の形状と相補的な形状
を有している。
【0015】次に、図2(a)に示すように、ポンチ2
2をセットする。ここで、ポンチ22は、頭部24と、
頭部24に順次結合されるとともに互いに同軸的に設け
られた円柱状の第1の凸部23A及び第2の凸部23B
とを有する。第1の凸部23Aの外径は、吸気管3の端
部10の外径すなわち金型21の開口部の内径に対応し
ている。第2の凸部23Bの外径は、管材20すなわち
吸気管3の内径に対応している。ポンチ22は、第1の
凸部23Aが金型の開口部に嵌合するように、第2の凸
部23Bが管材20の内部に嵌合するように、そして管
材20の端面が第1の凸部23Aのラジアル面に当接す
るように、セットされる。
【0016】しかる後、ポンチ22を図2(a)に示す
矢印A方向に向けて押圧する。これに伴い、管材20の
端部は、金型21との間の隙間を充填するように塑性変
形し、これにより図1に示す形状の吸気管3が得られる
(図2(b)参照)。
【0017】一方、フランジ4には、吸気通路の一部を
なすとともに吸気管3の内径とほぼ等しい内径を有する
孔5が形成されている。孔5の入口側には、吸気管3の
端部10の外径に対応した内径を有する座ぐり7が形成
されている。吸気管3の端部10は、フランジ4の座ぐ
り7に嵌め込まれており、座ぐり7の座面には、吸気管
3の先端が当接している。
【0018】吸気管3とフランジ4とは、炉中ろう付け
の手法を用いて接合されている。すなわち、吸気管3の
端部10とフランジ4との界面にはろう材(図示せず)
が充填されている。
【0019】なお、吸気管3の他方の端部すなわちコレ
クター2側の端部も、図1と同様に形成されており、コ
レクター2に対して上記と同様の手法により接合され
る。
【0020】以上説明した実施形態によれば、吸気管3
の端部の肉厚が大きくなっているため、部位6に発生す
る応力を低減することができる。このため、強度の高い
インテークマニフォールドを得ることができる。また、
補強部材を別途設ける必要がないため、コストの上昇を
最小限に抑えることができる。
【0021】なお、上記実施形態においては、吸気管3
とコレクター2およびフランジ4とをろう付けにより結
合しているが、これに代えて、溶接により接合を行って
もよい。この場合も上記実施形態と略同一の効果が得ら
れる。
【0022】また、上記実施形態においては、吸気管3
のコレクター2側の端部10およびフランジ4側の端部
10の両方を肉厚増大部としているが、これに限定され
るものではなく、いずれか一方の側の端部10のみを肉
厚増大部としてもよい。すなわち、肉厚増大部を設ける
側の選定は、インテークマニフォールドに対する振動解
析結果や、製造コストの観点から適宜決定することがで
きる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
強度の高いインテークマニフォールドを得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるインテークマニフォールドの一実
施形態を示す図であって、吸気管とフランジ(またはコ
レクター)との接合部近傍を示す断面図。
【図2】吸気管の製造方法を説明する断面図。
【図3】従来のインテークマニフォールドを示す斜視
図。
【図4】従来のインテークマニフォールドにおける吸気
管とフランジ(またはコレクター)との接合部近傍を示
す断面図。
【符号の説明】
1 インテークマニフォールド 2 コレクター 3 吸気管 4 フランジ 10 端部(肉厚増大部) 11 端部10に隣接する部分

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸気管と、前記吸気管の両端部にそれぞれ
    接合されたコレクターおよびフランジとを備えたインテ
    ークマニフォールドにおいて、 前記吸気管の両端部のうち少なくとも一方の端部に肉厚
    増大部を設けたことを特徴とするインテークマニフォー
    ルド。
  2. 【請求項2】前記肉厚増大部における吸気管の内径は、
    前記肉厚増大部に隣接する部分における吸気管の内径と
    同一であり、 前記肉厚増大部における吸気管の外径は、前記肉厚増大
    部に隣接する部分における吸気管の外径より大きくなっ
    ていることを特徴とする、請求項1に記載のインテーク
    マニフォールド。
JP19152999A 1999-07-06 1999-07-06 インテークマニフォールド Pending JP2001020816A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008163747A (ja) * 2006-12-26 2008-07-17 Honda Motor Co Ltd 多気筒内燃機関の吸気マニホルド
CN103266971A (zh) * 2013-05-31 2013-08-28 长城汽车股份有限公司 用于发动机的进气消声系统及具有其的发动机、汽车

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Effective date: 20010706