JP2001019156A - 静電気除去装置及び静電気除去方法 - Google Patents

静電気除去装置及び静電気除去方法

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JP2001019156A
JP2001019156A JP11187301A JP18730199A JP2001019156A JP 2001019156 A JP2001019156 A JP 2001019156A JP 11187301 A JP11187301 A JP 11187301A JP 18730199 A JP18730199 A JP 18730199A JP 2001019156 A JP2001019156 A JP 2001019156A
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stopper
ring
conductive
conveyed
conductive ring
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Tomiharu Kawase
富春 河瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 静電気を十分除去するために十分な時間を確
保できると共に、装置の複雑面化、大型化や、コストア
ップを防止することができる静電気除去装置及び静電気
除去方法を提供すること。 【解決手段】 上昇時には搬送コンベア16により搬送
される帯電可能な搬送物18の先端面18aに当接して
搬送物18を停止すると共に、下降時には搬送される搬
送物18の下面18bに転動状態に当接可能なストッパ
ー兼用導電リング26と、ストッパー兼用導電リング2
6を支持しかつ昇降移動させるリング駆動手段22と、
一端がストッパー兼用導電リング26に導通されると共
に他端が接地部材14に導通される線状のアース手段3
6とを備えた静電気除去装置10。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、物流用の
搬送コンベアにより搬送される帯電可能な搬送物に帯電
した静電気を除去するために用いる、静電気除去装置及
び静電気除去方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の静電気除去装置は、帯電している
搬送物に、予めコンベアフレームにアース接続された導
電性の配線材や、導電性のゴムシート材、若しくは導電
性の布材等の各種導電性部材を接触或いは接続させて、
帯電していた静電気をコンベアフレーム等の接地部材に
流すことで、静電気を除去していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の静電気除去装置にあっては、帯電している搬送物
が、移動停止後また移動を開始する迄の間の短時間で静
電気を除去しなければならないため、静電気を十分除去
するための十分な時間を確保できないだけでなく、帯電
している搬送物と上述した各種導電性部材を短時間でよ
り効率よく接触させる必要から、装置の構造が複雑で大
掛かりになったり、又は装置の設置状態に大掛かりな工
夫を凝らす必要があるため、装置の複雑化、大型化や、
コストアップを招くという問題があった。
【0004】そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、静
電気を十分除去するために十分な時間を確保できると共
に、装置の複雑化、大型化や、コストアップを防止する
ことができる静電気除去装置及び静電気除去方法を提供
することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明による静電気除去装置は、前進時には搬
送コンベアにより搬送される帯電可能な搬送物の先端面
に当接して該搬送物を停止すると共に、後退時には搬送
される前記搬送物の表面に転動状態に当接可能なストッ
パー兼用導電リングと、前記ストッパー兼用導電リング
を支持しかつ往復動させるリング駆動手段と、一端が前
記ストッパー兼用導電リングに導通されると共に他端が
接地部材に導通される線状のアース手段とを備えた構成
とした。
【0006】また上記した課題を解決するために、本発
明による静電気除去方法は、前進時には搬送コンベアに
より搬送される帯電可能な搬送物の先端面に当接して該
搬送物を停止すると共に、後退時には搬送される前記搬
送物の表面に転動状態に当接可能なストッパー兼用導電
リングと、前記ストッパー兼用導電リングを支持しかつ
往復動させるリング駆動手段と、一端が前記ストッパー
兼用導電リングに導通されると共に他端が接地部材に導
通される線状のアース手段とを備えた静電気除去装置を
用いて、前記リング駆動手段が前記ストッパー兼用導電
リングを前進させるよう駆動し、前記ストッパー兼用導
電リングが搬送される前記搬送物の先端面に当接してこ
れを一時的に停止させ、このときの当接により前記搬送
物に帯電した静電気を前記アース手段が接地部材に導通
して除去し、その後、前記リング駆動手段が前記ストッ
パー兼用導電リングを後退させるよう駆動して前記搬送
物の搬送を許容し、搬送される前記搬送物の表面に前記
ストッパー兼用導電リングを当接させて転動させること
により前記搬送物に帯電した静電気を前記アース手段が
接地部材に導通して除去するようにした。
【0007】このような構成の静電気除去装置及び静電
気除去方法によれば、リング駆動手段がストッパー兼用
導電リングを前進させるよう駆動し、ストッパー兼用導
電リングが搬送される搬送物の先端面に当接してこれを
一時的に停止させ、このときの当接により搬送物に帯電
した静電気をアース手段が接地部材に導通して除去し、
その後、リング駆動手段がストッパー兼用導電リングを
後退させるよう駆動して搬送物の搬送を許容し、搬送さ
れる搬送物の表面にストッパー兼用導電リングを当接さ
せて転動させることにより、搬送物に帯電した静電気を
アース手段が接地部材に導通して除去することができる
ので、静電気を十分除去するために十分な時間を確保す
ることができると共に、装置の複雑化、大型化や、コス
トアップを防止することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づいて具体的に説明する。図1乃至図4
は、本発明による静電気除去装置及び静電気除去方法の
第1の実施の形態について説明するために参照する図で
ある。
【0009】まず、図1及び図2に示す静電気除去装置
10の構成について説明する。同図に示すように、静電
気除去装置10は、複数の搬送ローラ12をコンベアフ
レーム14に搬送方向に所定間隔をあけて取り付けた搬
送コンベア16の近傍に配設されている。そして、搬送
コンベア16の上には、この搬送コンベア16によって
搬送される、静電気を帯電している搬送物の一例である
薄い鉄板製の搬送用パレット18(搬送物)が載置され
ている。
【0010】図1乃至図4に示す静電気除去装置10に
おいて、搬送ローラ12,12間には、上方に昇降可能
に設けられた昇降先端部20(可動先端部)を設けた、
リング駆動手段の一例であるリング昇降シリンダ22が
配設されている。リング昇降シリンダ22の昇降先端部
20上には、図3に示すように一対のブラケット24,
24が厚さ方向に間隔をあけて取り付けられている。
【0011】図3において、一対のブラケット24,2
4間には、導電性材料により形成された、車輪のコロ状
の環状体からなるストッパー兼用導電リング26が配設
されており、このストッパー兼用導電リング26はその
中心の孔に嵌合する導電性支軸28を介して、ブラケッ
ト24,24によって支持されている。
【0012】導電性支軸28の両端には固定ビス30,
30によって、導電性材料からなる円板状のアース部材
32,32がそれぞれ固着されている。また、固定ビス
30,30は、一対のブラケット24,24に形成した
軸受穴34,34によって回転自在に支持されている。
このように、ストッパー兼用導電リング26は、導電性
支軸28と固定ビス30,30を介して、一対のブラケ
ット24,24に回転自在に、かつ、着脱自在に支持さ
れることになる。
【0013】また、図1、図2及び図4に示すように、
アース部材32は、アース手段の一例である屈曲自在な
導電線36の一端に接続されており、導電線36の他端
は導電性のコンベアフレーム14(接地部材)に接続さ
れている。ここで、導電線36として、ストッパー兼用
導電リング26の上下動作に追従することができ、か
つ、耐久性に優れた可動ケーブルを用いることによっ
て、導電線36の断線による静電気の除去能力低下を防
止することができる。
【0014】次に、上記した構成を有する静電気除去装
置10を用いた静電気除去方法について、図1乃至図
4、特に、図1及び図2を参照して説明する。リング昇
降シリンダ22の昇降先端部20を駆動してストッパー
兼用導電リング26を上昇させ、搬送コンベア16上を
搬送される静電気を帯電した搬送用パレット18の先端
面18aにストッパー兼用導電リング26が当接する
と、搬送用パレット18は搬送を一時的に停止される。
このときにストッパー兼用導電リング26が当接してい
る時間の間に搬送用パレット18に帯電した静電気を除
去することができる。
【0015】その後、リング昇降シリンダ22が昇降先
端部20を駆動してストッパー兼用導電リング26を下
降させて、搬送コンベア16による搬送用パレット18
の搬送を許容して再開すると共に、搬送される搬送用パ
レット18の下面18b(表面)にストッパー兼用導電
リング26を転動状態に当接させることによって、その
ときにストッパー兼用導電リング26が当接している時
間の間に搬送用パレット18に帯電した静電気を除去す
ることができる。
【0016】このように、本実施の形態では、ストッパ
ー兼用導電リング26が、移動する帯電した搬送用パレ
ット18の先端面18aに当接して搬送用パレット18
を一時的に停止させるストッパー機能を有するのみなら
ず、搬送用パレット18の停止時のそれへの当接及び移
動する搬送用パレットの下面18bに当接することによ
って、ストッパー兼用導電リング26の導電性により、
搬送用パレット18に帯電した静電気を搬送用パレット
18の停止時及び移動中に、導電線36を介して搬送用
パレット18からコンベアフレーム14に静電気を流し
て除去する機能も有している。
【0017】また、ストッパー兼用導電リング26は導
電性支軸28に着脱自在に取り付けることができるよう
にしたので、ストッパー兼用導電リング26の大きさや
形状を、搬送用パレット18の大きさや形状に合わせて
容易に交換することができる。
【0018】このように本発明の第1の実施の形態に係
る静電気除去装置10によれば、リング昇降シリンダ2
2がストッパー兼用導電リング26を上昇させるよう駆
動し、ストッパー兼用導電リング26が搬送される搬送
用パレット18の先端面18aに当接してこれを一時的
に停止させ、このときの当接により搬送用パレット18
に帯電した静電気を導電線36がコンベアフレーム14
に導通して除去し、その後、リング昇降シリンダ22が
ストッパー兼用導電リング26を下降させるよう駆動し
て搬送用パレット18の搬送を許容し、搬送される搬送
用パレット18の下面18bにストッパー兼用導電リン
グ26を当接させて転動させることにより、搬送用パレ
ット18に帯電した静電気を導電線36がコンベアフレ
ーム14に導通して除去することができるので、静電気
を十分除去するために十分な時間を確保することができ
ると共に、静電気除去装置10の複雑化、大型化や、コ
ストアップを防止することができる。
【0019】また、本発明の第1の実施の形態に係る静
電気除去装置10は、ストッパー兼用導電リング26や
導電性支軸28がリング昇降シリンダ22の昇降先端部
20に着脱自在に設けられているため、一般的に使用さ
れている既存の物流・搬送コンベア用のストッパー装置
のストッパーやその支軸と付け換えることにより、スト
ッパー兼用導電リング26や導電性支軸28は既存のス
トッパー装置にも簡単に装着することができる。
【0020】しかも、ストッパーとしての動作を利用す
ることで、停止時の帯電した搬送用パレット18、及び
移動する帯電した搬送用パレット18から、ストッパー
兼用導電リング26と接地部材としてのコンベアフレー
ム14との間に接続された導電線36を通して、搬送用
パレット18からコンベアフレーム14に静電気を流す
ことによって静電気を効果的に除去することができる。
【0021】また静電気除去装置10は、新たな設置ス
ペースを確保したり、設置方法に余計な部材を必要とし
なくてよいため、静電気除去装置10の装置全体の形状
をコンパクトにすることができ、安価な費用で搬送用パ
レット18から静電気の除去を行うことができる。
【0022】次に、図5乃至図7を参照して、本発明の
第2の実施の形態に係る静電気除去装置40の構成につ
いて説明する。本実施の形態に係る静電気除去装置40
は、以下に詳細に説明するように、実質的に、前記第1
の実施の形態に係る静電気除去装置10の構成に、補助
導電リング42を追加したことに特徴を有する。従っ
て、前記第1の実施の形態に係る静電気除去装置10と
同一の構成要素は同一の符号で示すと共に、それらの機
能や作用の説明は省略する。
【0023】図示するように、この第2の実施の形態に
おいては、リング昇降シリンダ22の昇降先端部20
に、ストッパー兼用導電リング26と前後方向に並列状
態に、ストッパー兼用導電リング26と同様の補助導電
リング42が取り付けられる。そして、この補助導電リ
ング42も、図6に示すように、搬送用パレット18の
搬送時に、ストッパー兼用導電リング26と共に搬送用
パレット18の下面18bに当接可能に構成されてい
る。
【0024】即ち、図7に示すように、補助導電リング
42は着脱自在に導電性支軸44に取り付けられ、導電
性支軸44の一端は補助リング取付部材46を介してス
トッパー兼用導電リング26の導電性支持軸28に一体
的に連結されている。また、ブラケット24,24は、
図5及び図6に示すように、回転軸48によってリング
昇降シリンダ22の昇降先端部20に首振り可能に取り
付けられており、常時は、図示しないスプリングによっ
て付勢されて、図5に示すように、ストッパー兼用導電
リング26の方が上方に位置するような姿勢に保持され
ている。
【0025】図7に示すように、導電性支軸44の一端
には固定ビス50によって導電性材料からなるアース部
材32と同様のアース部材52が固着されている。そし
て、導電性支軸28に取り付けたアース部材32とアー
ス部材52は屈曲自在な導電線54によって連結される
と共に、アース部材52とアースとなるコンベアフレー
ム14とは屈曲自在な導電線56によって接続されてい
る。
【0026】次に、上記した構成を有する静電気除去装
置40を用いた静電気除去方法について、図5乃至図
7、特に、図5及び図6を参照して説明する。リング昇
降シリンダ22により昇降先端部20を駆動してストッ
パー兼用導電リング26と補助導電リング42を上昇さ
せて、搬送コンベア16上を搬送される静電気を帯電し
た搬送用パレット18の先端面18aにストッパー兼用
導電リング26を当接させて、搬送用パレット18の搬
送を一時的に停止させる。このときにストッパー兼用導
電リング26が当接している時間の間に搬送用パレット
18に帯電した静電気を除去することができる。
【0027】その後、リング昇降シリンダ22により昇
降先端部20を駆動してストッパー兼用導電リング26
と補助導電リング42を下降させて、搬送コンベア16
によるパレット18の搬送を許容して再開すると共に、
搬送される搬送用パレット18の下面18bにストッパ
ー兼用導電リング26と補助導電リング42を共に転動
状態に当接させることによって、そのときにストッパー
兼用導電リング26と補助導電リング42が当接してい
る間に搬送用パレット18に帯電した静電気を除去する
ことができる。
【0028】このように、この第2の本実施の形態で
は、移動する帯電した搬送用パレット18の先端面18
aにストッパー兼用導電リング26を当接させて搬送用
パレット18を一時的に停止させるストッパー機能を有
するのみならず、搬送用パレット18の停止時のそれへ
の当接及び移動する帯電した搬送用パレット18の下面
18bにストッパー兼用導電リング26と補助導電リン
グ42を当接させることによって、搬送用パレット18
に帯電した静電気を搬送用パレット18の停止時及び移
動中に、搬送用パレット18からコンベアフレーム14
に流して静電気を除去することができる。
【0029】特に、補助導電リング42を用いることに
よって、ストッパー兼用導電リング26のみを用いる場
合に比較して、静電気除去能力をさらに向上させること
ができる。しかも、搬送用パレット18の搬送速度が速
く、静電気除去能力に不足が生じた場合は、補助導電リ
ング42を用いることで、その能力不足を解消して確実
に静電気を除去することができる。なお、補助導電リン
グ42は2つ以上設けることもできる。
【0030】また、ストッパー兼用導電リング26と補
助導電リング42は、導電性支軸28,44に着脱自在
に取り付けることができるようにしたので、ストッパー
兼用導電リング26や補助導電リング42の大きさや形
状を、搬送用パレット18の大きさや形状に合わせて容
易に交換することができる。また、一般的に使用されて
いた既存の物流・搬送用のストッパー装置のストッパー
やその支軸と付け換えることにより、既存のストッパー
装置にも簡単に装着することができる。
【0031】なお、上記実施の形態においては、搬送用
パレット18の下面18bにストッパー兼用導電リング
26や補助導電リング42を当接、転動させることによ
り静電気を除去する場合について説明したが、搬送用パ
レット18の下面18bの他に、その上面や側面にスト
ッパー兼用導電リング26や補助導電リング42を当
接、転動させるようにしてもよい。
【0032】これに伴って上記実施の形態においては、
リング昇降シリンダ22の昇降先端部20は下から上
昇、或は下降するようにしたが、リング昇降シリンダ2
2を搬送コンベア16の上方に設けて昇降先端部20を
上から下降、或は上昇させてもよい。或は、りング昇降
シリンダ22を搬送コンベア16の側方に設けて昇降先
端部20を水平方向に往復移動させるようにして用いて
もよい。
【0033】以上、本発明の実施の形態について具体的
に述べてきたが、本発明は上記の実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の技術的思想に基づいて、その
他にも各種の変更が可能となる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
リング駆動手段がストッパー兼用導電リングを前進させ
るよう駆動し、ストッパー兼用導電リングが搬送される
搬送物の先端面に当接してこれを一時的に停止させ、こ
のときの当接により搬送物に帯電した静電気をアース手
段が接地部材に導通して除去し、その後、リング駆動手
段がストッパー兼用導電リングを後退させるよう駆動し
て搬送物の搬送を許容し、搬送される搬送物の表面にス
トッパー兼用導電リングを当接させて転動させることに
より、搬送物に帯電した静電気をアース手段が接地部材
に導通して除去することができるので、静電気を十分除
去するために十分な時間を確保することができると共
に、装置の複雑化、大型化や、コストアップを防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】搬送用パレットが停止状態にあるときの本発明
の第1の実施の形態に係る静電気除去装置を示す側面図
である。
【図2】搬送用パレットが搬送中であるときの本発明の
第1の実施の形態に係る静電気除去装置を示す側面図で
ある。
【図3】図1の静電気除去装置のI−I線による断面図
である。
【図4】図1の静電気除去装置の分解斜視図である。
【図5】搬送用パレットが停止状態にあるときの本発明
の第2の実施の形態に係る静電気除去装置を示す側面図
である。
【図6】搬送用パレットが搬送中であるときの本発明の
第2の実施の形態に係る静電気除去装置を示す側面図で
ある。
【図7】図5の静電気除去装置の分解斜視図である。
【符号の説明】
10…静電気除去装置、12…搬送ローラ、14…コン
ベアフレーム、16…搬送コンベア、18…搬送用パレ
ット、18a…先端面、18b…下面、20…昇降先端
部、22…リング昇降シリンダ、24…ブラケット、2
6…ストッパー兼用導電リング、28…導電性支軸、3
0…固定ビス、32…アース部材、34…軸受穴、36
…導電線、40…静電気除去装置、42…補助導電リン
グ、44…導電性支軸、46…補助リング取付部材、4
8…回転軸、50…固定ビス、52…アース部材、5
4,56…導電線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前進時には搬送コンベアにより搬送され
    る帯電可能な搬送物の先端面に当接して該搬送物を停止
    すると共に、後退時には搬送される前記搬送物の表面に
    転動状態に当接可能なストッパー兼用導電リングと、 前記ストッパー兼用導電リングを支持しかつ往復動させ
    るリング駆動手段と、 一端が前記ストッパー兼用導電リングに導通されると共
    に他端が接地部材に導通される線状のアース手段とを備
    えたことを特徴とする静電気除去装置。
  2. 【請求項2】 前記リング駆動手段に前記ストッパー兼
    用導電リングと並列状態に補助導電リングが取り付けら
    れ、該補助導電リングも前記搬送物の搬送時に搬送物の
    表面に転動状態に当接可能としたことを特徴とする請求
    項1に記載の静電気除去装置。
  3. 【請求項3】 前記ストッパー兼用導電リングは導電性
    支軸に着脱自在に取り付けられ、該導電性支軸は前記リ
    ング駆動手段の可動先端部に着脱自在に取り付けられて
    支持されることを特徴とする請求項1に記載の静電気除
    去装置。
  4. 【請求項4】 前記ストッパー兼用導電リング及び前記
    補助導電リングは導電性支軸に着脱自在に取り付けら
    れ、該導電性支軸は前記リング駆動手段の可動先端部に
    着脱自在に取り付けられて支持されることを特徴とする
    請求項2に記載の静電気除去装置。
  5. 【請求項5】 前記アース手段は屈曲自在な導電線によ
    って形成され、該導電線の一端は前記ストッパー兼用導
    電リングに導通されると共に、その他端は前記搬送コン
    ベアの導電性のコンベアフレームに導通されることを特
    徴とする請求項1に記載の静電気除去装置。
  6. 【請求項6】 前進時には搬送コンベアにより搬送され
    る帯電可能な搬送物の先端面に当接して該搬送物を停止
    すると共に、後退時には搬送される前記搬送物の表面に
    転動状態に当接可能なストッパー兼用導電リングと、 前記ストッパー兼用導電リングを支持しかつ往復動させ
    るリング駆動手段と、 一端が前記ストッパー兼用導電リングに導通されると共
    に他端が接地部材に導通される線状のアース手段とを備
    えた静電気除去装置を用いて、 前記リング駆動手段が前記ストッパー兼用導電リングを
    前進させるよう駆動し、 前記ストッパー兼用導電リングが搬送される前記搬送物
    の先端面に当接してこれを一時的に停止させ、 このときの当接により前記搬送物に帯電した静電気を前
    記アース手段が接地部材に導通して除去し、 その後、前記リング駆動手段が前記ストッパー兼用導電
    リングを後退させるよう駆動して前記搬送物の搬送を許
    容し、 搬送される前記搬送物の表面に前記ストッパー兼用導電
    リングを当接させて転動させることにより前記搬送物に
    帯電した静電気を前記アース手段が接地部材に導通して
    除去するようにしたことを特徴とする静電気除去方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104261124A (zh) * 2014-10-17 2015-01-07 孙华明 农用机械装配生产线的输送装置
CN106737081A (zh) * 2016-12-20 2017-05-31 新昌县金裕装饰有限公司 一种自动上下料的钢管切割装置

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