JP2001018973A - 運搬用容器 - Google Patents

運搬用容器

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JP2001018973A
JP2001018973A JP11191120A JP19112099A JP2001018973A JP 2001018973 A JP2001018973 A JP 2001018973A JP 11191120 A JP11191120 A JP 11191120A JP 19112099 A JP19112099 A JP 19112099A JP 2001018973 A JP2001018973 A JP 2001018973A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外側に回動されたハンドル部を上部フランジ
の外周縁よりも内側に保持することができ、隣接配置さ
れた容器本体間に隙間が形成されることを防止すること
ができ、かつ上方から力が加わることによるハンドル部
の曲がり、反りを抑制することができ、容器本体を積み
上げたときのバランスを保つことができる運搬用容器を
提供する。 【解決手段】 容器本体11の短側壁11b上端には中
間部に折り曲げ部22及び薄肉部23が設けられたハン
ドル部21が回動可能に取付けられている。外側に回動
されたハンドル部21は薄肉部23が脚部31を跨ぐこ
とにより、上部フランジ12の外周縁よりも内側に保持
されている。内側に回動されたハンドル部17は折り曲
げ部22が支持受け部17に重合されることにより、上
方から加わる力を受けることができるようになってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、容器本体にハン
ドル部を有し、内部に収容物を収容した状態で容器本体
同士を積み上げることができるように構成された運搬用
容器に関するものである。より詳しくは、容器本体同士
を上方へ直線状に積み上げることができるとともに、下
方位置の複数の容器本体間を跨いで上方位置の容器本体
を積み重ねることができるように構成された運搬用容器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、運搬用容器の容器本体は有底長四
角箱状をなし、対向する各一対の長側壁及び短側壁が互
いに上部ほど広くなるテーパ状をなすとともに、容器本
体の上部位置には横方向に延びる上部フランジが形成さ
れている。両短側壁上端には、コ字形状をなす一対のハ
ンドルが回動可能に取付けられている。
【0003】この容器本体は内部に収容物が収容された
状態で、両ハンドルを容器本体の内側に回動させて、こ
のハンドル上に上方位置の容器本体の底部が載置される
ことにより上下に積み重ねられる。また、空の状態の容
器本体は両ハンドルを外側に回動させ、上方位置の容器
本体の底部を下方位置の容器本体の上部開口に挿入し、
互いの一部を重なり合うようにして積み重ねることで、
省スペースの保管場所で保管することができるようにな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この運搬用容
器を積み重ねるときには上方へ直線状に積み上げること
しかできず、特に多段積みした場合にはバランスを保つ
ことが難しい。このため、本発明者等は次に示すような
構成の運搬用容器を提案している。
【0005】すなわち、容器本体の各側壁外面には、そ
れぞれ一対ずつ、計四対の脚部が突設されている。これ
ら脚部と対応する位置となる側壁の内面には、空の状態
にある容器本体を上下に積み重ねるとき、これら脚部を
内側に収容するための脚部収容凹部が凹設されている。
そして、下方位置の容器本体の上部フランジ上に上方位
置の容器本体の脚部を載せることにより、下方位置の複
数の容器本体間を跨いで上方位置の容器本体を積み重ね
るようになっている。
【0006】ところが、上記のような脚部付きの運搬用
容器によれば、外側に回動されたハンドルは脚部の外面
に係止されることから、上部フランジの外周縁よりも外
側に突出して保持される。この状態で複数の容器本体を
隣接させて配置する場合、容器本体間には突出したハン
ドルの分だけ隙間が形成される。そして、この隙間が原
因となって、例えば収容物が収容された状態の容器本体
を積み重ねる場合、下方位置の容器本体に対し、上方位
置の容器本体が位置ずれして配置されたり、空の状態に
ある容器本体を並べて収納する場合、隙間の分だけ余分
なスペースを必要としたりする等といった不具合を生ず
るという問題があった。
【0007】一方、従来の運搬用容器及び脚部付きの運
搬用容器はハンドルを容器本体の内側に回動した状態
で、その両側部が上部フランジ上に載置され、支持され
ていることから、収容物及び容器本体の重量等の力はそ
のほとんどが中間部に加わることとなる。このため、ハ
ンドルが中間部で曲がったり、反ったりして、容器本体
を積み上げたときのバランスを保つことができなくなる
場合があるという問題があった。
【0008】この発明は、このような従来技術に存在す
る問題点に着目してなされたものである。その目的とす
るところは、外側に回動されたハンドル部を上部フラン
ジの外周縁よりも内側に保持することができ、隣接配置
された容器本体間に隙間が形成されることを防止するこ
とができる運搬用容器を提供することにある。その他の
目的としては、上方から力が加わることによるハンドル
部の曲がり、反りを抑制することができ、容器本体を積
み上げたときのバランスを保つことができる運搬用容器
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の運搬用容器の発明は、有底四角
箱状をなし、対向する各一対の側壁が互いに上部ほど広
くなるテーパ状をなすように形成された容器本体と、こ
の容器本体の上部位置に横方向に延びるように形成され
た上部フランジと、対向する側壁の上端に回動可能に設
けられ、収容物が収容された状態にある容器本体を上下
に積み重ねるとき容器本体の内側に回動され、上方位置
の容器本体の底部を支持するためのハンドル部と、前記
ハンドル部の中間部を折り曲げて形成された折り曲げ部
と、前記ハンドル部が設けられた側壁の内面に突設さ
れ、下方位置の容器本体のハンドル部を内側に回動させ
た状態で容器本体を上下に積み重ねたとき、下方位置の
容器本体のハンドル部の折り曲げ部を支持して、ハンド
ル部を介して加わる上方位置の容器本体の重量を受ける
ための支持受け部と、前記対向する各一対の側壁のうち
少なくとも一対の側壁外面に突設され、上方位置の容器
本体が下方位置の容器本体を跨いだ状態で上下に積み重
ねたとき、下方位置の容器本体の上部フランジ上に載置
され、上方位置の容器本体を支持するための脚部と、前
記脚部と対応する位置となる側壁の内面に凹設され、空
の状態にある容器本体を上下に積み重ねるとき、前記脚
部を内側に収容するための脚部収容凹部と、前記ハンド
ル部上の脚部と対応する位置が薄肉状に形成され、ハン
ドル部を外側に回動させたとき、ハンドル部が前記上部
フランジの外周縁よりも内側に位置するように保持する
ための薄肉部とを備えたものである。
【0010】請求項2に記載の運搬用容器の発明は、請
求項1に記載の発明において、前記薄肉部が上部フラン
ジの外周縁と脚部の外面との間に形成される間隙内に収
容されるように、その厚みを、間隙の幅と対応させて設
定したものである。
【0011】請求項3に記載の運搬用容器の発明は、請
求項1又は請求項2に記載の発明において、前記薄肉部
はハンドル部を外側に回動させたとき、脚部側となる内
面が切欠いて形成され、外面がハンドル部の外周面と面
一となるように形成されているものである。
【0012】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、この発明
の第1実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0013】図1に示すように、運搬用容器を構成する
容器本体11は上面を開口した有底長四角箱状に形成さ
れ、内部に機械部品等の収容物が収容されるとともに、
対向する各一対の長側壁11a及び短側壁11bが互い
に上部ほど広くなるテーパ状をなすように形成されてい
る。容器本体11の上端には、上部フランジ12が容器
本体11の外周面を取り囲むように横方向に延出形成さ
れるとともに、容器本体11の中間には、下部フランジ
13が上部フランジ12と平行に延びるように横方向に
延出形成されている。上部フランジ12及び下部フラン
ジ13の間における容器本体11の周壁外面には、複数
の補強リブ14が容器本体11の長さ、幅及び高さの各
方向に延びるように突設され、容器本体11に対して加
えられる捩れ等の力を受け、その変形を防止するように
なっている。
【0014】上部フランジ12の上面において、4つの
コーナ部には、段差部15が切り欠き形成されている。
短側壁11bの上端両側部には一対の軸孔16が透設さ
れている。金属製の丸棒よりなるハンドル部21は逆凹
状をなすように曲げ形成されるとともに、その両端部が
前記軸孔16に挿入されることにより、短側壁11bに
対して回動できるように構成されている。また、一対の
ハンドル部21が取付けられた両短側壁11bの内面に
は、矩形状をなす支持受け部17が突出形成されてい
る。
【0015】図3に示すように、前記ハンドル部21に
は、ハンドル部21を短側壁11bの内側に回動した状
態で容器本体11の短側壁11b方向へ延びる折り曲げ
部22が設けられている。この折り曲げ部22はハンド
ル部21の中間部を外側方へ折り曲げて形成された左右
一対の屈曲部22aと、これら屈曲部22aの先端を連
結する連結部22bとによりコの字状に形成されてい
る。
【0016】そして、図4に示すように、短側壁11b
の内側に回動されたハンドル部21は、その両端部が段
差部15に重合するとともに、連結部22bが支持受け
部17に重合することによって、回動後の位置が保持さ
れるようになっている。なお、容器本体11の底壁11
cから段差部15の上面までの高さと、容器本体11の
底壁11cから支持受け部17の上面までの高さとは同
じとなるように設定されており、内側に回動されたハン
ドル部21は水平な状態で保持されるようになってい
る。さらに、この状態でハンドル部21全体が上部フラ
ンジ12よりも下方に位置するようになっている。
【0017】図3に示すように、収容物が収容された状
態の複数の容器本体11はハンドル部21が内側に回動
され、そのハンドル部21上に上方位置の容器本体11
の底部を載せることで上下に直線状に積み重ねられるよ
うになっている。図4に示すように、この状態でハンド
ル部21の両側部は段差部15に支持されるとともに、
その連結部22bは支持受け部17に支持されている。
そして、ハンドル部21の中間部に加わる上方位置の容
器本体11及び収容物の重量等の力はハンドル部21の
両側部及び連結部22bを介して段差部15及び支持受
け部17に分散して受けられるようになっている。
【0018】図2に示すように、底壁11cの外面には
複数の突部18が正方形状をなすように突設されるとと
もに、これら突部18は容器本体11の幅方向に三列、
長さ方向に四列並んで配設されている。また、前記突部
18間には容器本体11の幅方向及び長さ方向に延びる
収容溝19が形成されている。
【0019】図1及び図2に示すように、容器本体11
の各側壁11a,11bの外面には、それぞれ一対ず
つ、計四対の脚部31が容器本体11の高さ方向に延び
るとともに、その両側面が互いに上部ほど広くなるテー
パ状をなすように突設されている。各脚部31は前記突
部18と対応する位置、すなわち収容溝19を避けた位
置に設けられるとともに、各脚部31の下部には段差面
31aが切り欠き形成され、下端部には段差状をなす係
止角部31bが切り欠き形成されている。
【0020】各一対の脚部31の位置関係は、それぞれ
の側壁11a,11bの長さ方向の中央を基準とした場
合には線対称となり、平面から見た容器本体11の中心
を基準とした場合には、対向する側壁11a,11b上
のそれぞれが点対称となるように配設されている。そし
て、容器本体11を180゜回転させても、各脚部31
の位置関係は変化せず、容器本体11の方向性を無くす
ように構成されている。
【0021】容器本体11の各側壁11a,11b内面
において、前記脚部31と対応する位置には脚部収容凹
部32が容器本体11の高さ方向に延びるように設けら
れている。この脚部収容凹部32は前記脚部31と対応
する形状となるように、両側面が互いに上部ほど広くな
るテーパ状をなしている。さらに、脚部収容凹部32の
内面には、前記脚部31の段差面31aと対応する段差
面32aが突設されている。
【0022】図6に示すように、空の状態の複数の容器
本体11はハンドル部21が外側に回動され、上方位置
の容器本体11底部が下方位置の容器本体11の上部開
口内に挿入されることにより積み重ねが行われる。この
状態で外側に回動されたハンドル部21は上部フランジ
12と下部フランジ13との間に保持されるとともに、
各脚部31と対応する位置には一対の薄肉部23が設け
られている。
【0023】図5(a),(b)及び図7(a),
(b)に示すように、この薄肉部23はその内面、つま
り脚部31側となる面が切り欠かれるとともに、その外
面がハンドル部21の外周面と面一になるように、ハン
ドル部21を扁平状に押しつぶすことにより形成されて
いる。そして、外側に回動されたハンドル部21は薄肉
部23が脚部31を跨ぐとともに、その内面が脚部31
の外面に接触することにより、薄肉部23の切り欠き分
だけ短側壁11bに近づき、上部フランジ12の外周縁
よりも内側に位置するように保持されている。この実施
形態では、上部フランジ12の外周縁からハンドル部2
1の下面と対応する位置となる脚部31の外面までの間
に形成された間隙の幅Cは6.5mmであり、ハンドル
部21の直径は9mmである。この間隙内に薄肉部23
が配置されるように、その厚みは4.5mmに設定され
ている。
【0024】加えて、薄肉部23は扁平状に押しつぶす
際、その上面のみが上方に膨出され、下面はハンドル部
21の外周面と面一となるように形成されることによ
り、その下面が下部フランジ13より下方に突出しない
ように構成されている。なお、図1及び図7(a)に示
すように、短側壁11bに設けられた前記補強リブ14
のうち、容器本体11の高さ方向に延びる補強リブ14
aは、その外側面が下方に向かうほど短側壁11bに近
づく斜面となり、ハンドル部21と接触しないように形
成されている。
【0025】図7(b)に示すように、各脚部31は脚
部収容凹部32の内側に収容されるとともに、上方位置
の容器本体11の下部フランジ13が下方位置の容器本
体11の上部フランジ12に係合されることにより、上
方位置の容器本体11の挿入が規制される。このよう
に、空の状態の複数の容器本体11を上下に積み重ねる
ことにより、省スペースで保管することができるように
構成されている。
【0026】図1及び図4に示すように、容器本体11
の両短側壁11b中央において、上部フランジ12の側
縁からは把持突条41が垂下されるとともに、把持突条
41の内側には把持部42が形成され、把持部42に手
を掛けることにより、運搬用容器の運搬、移動等を行う
ようになっている。また、把持部42下方の下部フラン
ジ13が切り欠かれることによって、把持部42内へ手
を容易に挿入することができるように構成されている。
【0027】次に、前記運搬用容器の作用について説明
する。さて、第1実施形態の運搬用容器の容器本体11
は内部に収容物を収容した状態で運搬が行われる。そし
て、トラックの荷台等に積載されるとき、複数の容器本
体11は上下に積み上げられる。
【0028】図3及び図4に示すように、この場合、ま
ず、各容器本体11において、一対のハンドル部21が
容器本体11の内側に回動され、その両端部及び折り曲
げ部22が段差部15及び支持受け部17に重合される
ことにより、回動後の位置が保持される。次に、下方位
置となる容器本体11の両ハンドル部21上に上方位置
となる容器本体11の底壁11cを載せる。そして、同
様の作業を複数回繰り返すことによって、容器本体11
を上下の一方向に延びるように積み上げる。
【0029】この状態で下方位置の容器本体11に対
し、上方より加わる容器本体11及び収容物の重量等の
力は、ハンドル部21の両側部を介して段差部15で受
けられるとともに、折り曲げ部22の連結部22bを介
して支持受け部17で受けられる。従って、この力はハ
ンドル部21の両端部及び中央部の3ヶ所に分散される
ことにより、ハンドル部21は中間部のみに力が加わる
ことにより生ずる曲がり、反り等が抑制される。また、
ハンドル部21が上部フランジ12よりも下方に位置す
るように設けられていることから、上方位置の容器本体
11の底部は下方位置の容器本体11の外部に位置する
ことはなく、常にその一部が下方位置の容器本体11内
に収容される。
【0030】収容物が無くなり、内部が空となった容器
本体11はその一部が重なり合った状態で上下に積み重
ねられ、運搬されるか、あるいは倉庫等において保管さ
れる。
【0031】図6及び図7(a),(b)に示すよう
に、この場合、まず、各容器本体11において、一対の
ハンドル部21が容器本体11の外側に回動され、両短
側壁11bの外面に保持される。次に、容器本体11の
把持部42を手で持ち、下方位置となる容器本体11の
上部開口内にその底部を挿入し、上部フランジ12を下
部フランジ13に係合させる。そして、同様の作業を複
数回繰り返すことによって、空の状態にある容器本体1
1を積み重ねる。
【0032】ハンドル部21が容器本体11の外側に回
動された状態で、薄肉部23の内面は脚部31の外面に
接触される。これにより、ハンドル部21は上部フラン
ジ12の外周縁よりも内側に保持される。従って、複数
の容器本体11を積み重ねた状態で互いの短側壁11b
同士が隣り合うようにして並列するとき、各容器本体1
1の上部フランジ12同士が接触することにより、容器
本体11間に隙間が形成されず、積み重ねた状態の複数
の容器本体11が省スペースで保管される。
【0033】また、容器本体11を積み重ねるとき、脚
部31の下端よりも脚部収容凹部32の上端の方が面積
が広くなっているため、僅かに位置ずれした状態で容器
本体11を挿入しても、脚部31の側面が脚部収容凹部
32の内側面に案内され、位置ずれすることなく積み重
ねが行われる。
【0034】さらに、各一対の脚部31は対向するそれ
ぞれの側壁11a,11bにおいて点対称及び線対称と
なるように設けられており、下方位置の容器本体11の
脚部収容凹部32に対する上方位置の容器本体11の脚
部31の位置関係は常に同じとなる。このため、容器本
体11を180゜回転させても積み重ねすることができ
ることから、容器本体11を積み重ねるときの方向性が
無いため、容器本体11の方向を確認しながら挿入する
必要が無く、積み重ねが迅速に行われる。
【0035】前記の実施形態によって発揮される効果に
ついて、以下に記載する。 ・ ハンドル部21に薄肉部23を設け、ハンドル部2
1が容器本体11の外側に回動された状態でこの薄肉部
23の内面と脚部31の外面とを接触させることによ
り、ハンドル部21を上部フランジ12の外周縁よりも
内側に保持することができる。従って、空の状態にある
複数の容器本体11が積み重ねられた状態で隣接配置さ
れたとき、互いの上部フランジ12同士が接触すること
により、容器本体11間に隙間が形成されることを防止
することができる。
【0036】加えて、ハンドル部21の中央に折り曲げ
部22を設け、ハンドル部21が取付けられた短側壁1
1bの内面には支持受け部17が突設されて、ハンドル
部21を容器本体11の内側に回動した状態で支持受け
部17に折り曲げ部22が係合されるようになってい
る。収容物が収容された状態にある複数の容器本体11
を積み上げたとき、この支持受け部17が上方から下方
位置の容器本体11のハンドル部21へ加わる力を受け
ることにより、ハンドル部21がその中間部で曲がった
り、反ったりすることを抑制することができ、容器本体
11を真っ直ぐに積み上げることができるため、容器本
体11を積み上げたときのバランスを保つことができ
る。
【0037】・ 実施形態の容器本体11において、上
部フランジ12の外周縁と脚部31外面との間に形成さ
れる間隙の幅Cは6.5mmであり、ハンドル部21の
直径は9mmとなっている。この間隙内に薄肉部23が
収容されるように薄肉部23の幅を4.5mmに設定し
たことから、外側に回動されたハンドル部21を上部フ
ランジ12の外周縁よりも内側に効果的に保持すること
ができる。
【0038】・ 薄肉部23はその内面が切欠いて形成
されるとともに、外面がハンドル部21の外周面と面一
になるように形成されていることから、薄肉部23がそ
の内側に脚部31を跨ぐようにして収容することがで
き、ハンドル部21を短側壁11bにより近づけること
ができる。
【0039】・ ハンドル部21を押しつぶして薄肉部
23を形成する際、ハンドル部21を外側に回動させた
状態で薄肉部23の下面となる面は、ハンドル部21の
外面と面一となるように形成され、下部フランジ13よ
り下方に突出しないように構成されている。これによ
り、薄肉部23と下部フランジ13との接触によるハン
ドル部21の浮き上がりを防止することができ、外側に
回動されたハンドル部21を上部フランジ12の外周縁
よりも内側により効果的に保持することができる。
【0040】・ 短側壁11bに設けられた補強リブ1
4のうち、容器本体11の高さ方向に延びるものをその
外側面が斜面状をなすように切欠き形成したことから、
ハンドル部21と補強リブ14との接触によるハンドル
部21の浮き上がりを防止することができ、外側に回動
されたハンドル部21を上部フランジ12の外周縁より
も内側にさらに効果的に保持することができる。
【0041】(第2実施形態)以下、この発明の第2実
施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、この
第2実施形態以降のものについては、前記第1実施形態
と異なる点を中心に説明する。
【0042】第2実施形態の運搬用容器は第1実施形態
と同一構成の運搬用容器であり、レンガ積みと呼ばれる
積み方により、ハンドル部21を介さず容器本体11同
士が直接積み上げられている。
【0043】図8に示すように、レンガ積みにおいて、
下方位置の2つの容器本体11はその長さ方向に延びる
ように互いに隣接して配置されている。上方位置の容器
本体11はその長さ方向の中央が下方位置の両容器本体
11の隣接部上に位置するように、下方位置の容器本体
11に対して長さ方向に半分ずらした状態で積み上げら
れている。
【0044】複数の容器本体11をレンガ積みした状態
で、下方位置の両容器本体11の上部フランジ12上に
は上方位置の容器本体11の各脚部31が載置されてい
る。加えて、下方位置の両容器本体11の隣接部におい
て、互いに接触した状態にある両上部フランジ12は、
上方位置の容器本体11の収容溝19内に収容配置され
るようになっている。
【0045】図9に示すように、各収容溝19は一対の
上部フランジ12を跨ぐように配置され、内側に両上部
フランジ12を遊嵌状態で収容している。そして、各突
部18の側面と各側壁11a,11bの上端内面との係
合によって、容器本体11が横方向へ大きく位置ずれし
て、移動することを規制している。このため、収容溝1
9の幅Aは、上部フランジ12の幅BとA>2×Bの関
係を満たすように設定されることが好ましい。この実施
形態では、収容溝19の幅Aは40mmに設定され、上
部フランジ12の幅Bは17.5mmに設定され、収容
溝19と両上部フランジ12との間に5mmの余裕が設
けられている。
【0046】さて、図8及び図9に示すように、複数の
容器本体11をレンガ積みするときには、まず、各容器
本体11のハンドル部21を外側に回動させ、一段目の
複数の容器本体11を容器本体11の長さ方向に延びる
ように隣接した状態で並べる。この状態でハンドル部2
1が上部フランジ12の外周縁よりも内側に保持されて
いることにより、隣接する容器本体11の両上部フラン
ジ12は互いの外面同士が隙間無く接触される。次い
で、二段目では一段目の容器本体11に対しその長さ方
向に半分だけずらした状態で、一段目の容器本体11を
跨ぐように容器本体11を積み上げる。このような作業
を複数回繰り返すことによって、所望の段数まで容器本
体11が積み上げられる。
【0047】容器本体11を積み上げるとき、上方位置
の容器本体11の脚部31が下方位置の容器本体11の
上部フランジ12上に載せられることにより、上方位置
の容器本体11の挿入が規制される。また、下方位置と
なる容器本体11の上部フランジ12は、上方位置とな
る容器本体11の収容溝19内に遊嵌される。この状態
で、振動、衝撃等の力が加わり、容器本体11同士が横
方向に大きく位置ずれしようとする場合、収容溝19内
において、収容溝19の内側面、すなわち突部18の側
面と各側壁11a,11bの内面とが係合される。そし
て、両者の係合により上部フランジ12に対する底壁1
1cの移動が規制され、上下の容器本体11間における
横方向の大きな位置ずれが防止される。
【0048】従って、第2実施形態の運搬用容器によれ
ば、ハンドル部21が上部フランジ12の外周縁よりも
内側に保持されることにより、隣接する容器本体11間
に隙間が形成されず、収容溝19の幅Aを上部フランジ
12の幅BとA>2×Bの関係を満たすように設定する
ことで、積み上げられた上下の容器本体11間における
横方向の大きな位置ずれを防止することができる。
【0049】なお、本実施形態は、次のように変更して
具体化することも可能である。 ・ 薄肉部23は扁平状のものに限定されず、例えばハ
ンドル部21の中間部を縮径することにより円柱状のも
のとしたり、切削することにより半円柱状のものとした
りしてもよい。
【0050】このように構成した場合においても、実施
形態と同様にハンドル部21を上部フランジ12の外周
縁よりも内側に保持することができる。 ・ 折り曲げ部22を省略して、薄肉部23のみをハン
ドル部21に設けてもよい。
【0051】このように構成した場合においても、本実
施形態と同様に外側に回動されたハンドル部21を上部
フランジ12の外周縁よりも内側に保持することがで
き、隣接配置された容器本体11間に隙間が形成される
ことを防止することができる。
【0052】・ 薄肉部23を省略して、折り曲げ部2
2のみをハンドル部21に設けてもよい。このように構
成した場合においても、上方から力が加わることによる
ハンドル部21の曲がり、反りを抑制することができ、
容器本体11を積み上げたときのバランスを保つことが
できる。
【0053】・ 例えば、四角箱状に形成され、周壁の
上端及び下端周面から横方向に延出された上部及び下部
フランジを有する他の構成の容器本体上に容器本体11
を積み重ねてもよい。すなわち、下方位置となる他の構
成の容器本体の上部フランジ上に容器本体11の脚部3
1を載せ、他の構成の容器本体の上部開口に突部18を
挿入して、他の構成の容器本体上に容器本体11を積み
重ねてもよい。
【0054】あるいは、容器本体11の上部フランジ1
2上面に他の構成の容器本体の下部フランジを載せて、
容器本体11上に他の構成の容器本体11を積み重ねて
もよい。
【0055】このように容器本体11は上部フランジ1
2及び脚部31を備えていることから、収容物が収容さ
れた状態で同じ構成の容器本体11同士のみならず、他
の構成の容器本体11との積み重ねをも行うこともでき
る。
【0056】・ 折り曲げ部22はハンドル部21の中
間部に1つ設けられることに限定されず、例えば各ハン
ドル部21の中央から両側部寄りにそれぞれ一対ずつ設
け、合計二対の折り曲げ部22を設けたりしてもよい。
【0057】このように折り曲げ部22を二対設けて構
成した場合には、ハンドル部21の曲がり、反りを効果
的に抑制することができる。 ・ 折り曲げ部22はコの字状に形成されるものに限定
されず、例えばM字状、円弧状、E字状、波形状、ヘの
字状、クランク状等に形成してもよい。
【0058】このように構成した場合においても、本実
施形態と同様にハンドル部21の曲がり、反りを抑制す
ることができる。 ・ ハンドル部21を長側壁11a側に設けてもよい。
この場合、ハンドル部21の折り曲げ部22を支持する
ことができるように、支持受け部17も長側壁11aの
内面に設けるとよい。
【0059】このようにハンドル部21を長側壁11a
側に設けた場合には、ハンドル部21が容器本体11の
重量を受ける面積を広くすることができる。 ・ 段差部15は4つのコーナ部に設けられるものに限
定されず、例えばハンドル部21の両端部と対応する上
部フランジ12上に段差部15としての凹溝を切り欠き
形成し、この凹溝内にハンドル部21の両端部を係合す
ることで、ハンドル部21の回動後の位置が上部フラン
ジ12よりも下方となるように構成してもよい。
【0060】このように構成した場合においても、ハン
ドル部21が上部フランジ12よりも下方に位置するよ
うに回動後の位置を保持することができる。 ・ 突部18は本実施形態で示した個数に限定されるも
のではなく、例えば突部18を容器本体11の長さ方向
に六列、幅方向に四列並ぶように設けて突部18の個数
を増加させたり、突部18を一個のみ設けたりして、突
部18の個数を増減させてもよい。
【0061】・ 突部18は本実施形態の形状に限定さ
れるものではなく、例えば各突部18を容器本体11の
底壁11c外面に突設された四角枠状をなす底壁リブ
と、底壁リブの内側に格子状に形成された複数の補強リ
ブとから形成してもよい。そして、このような構成の突
部18を複数個設け、各突部18間に収容溝19が形成
されるように構成してもよい。
【0062】このように構成した場合、容器本体11の
底部における強度を向上させることができる。 ・ レンガ積みする際に、下方位置の容器本体11のハ
ンドル部21を内側に回動させた状態で、このハンドル
部21上に上方位置の容器本体11の底壁11cを載せ
てもよい。
【0063】このように構成した場合においても、段差
部15及び支持受け部17によりハンドル部21が上部
フランジ12よりも下方に支持されていることから、安
定して容器本体11の積み重ねを行うことができる。
【0064】さらに、前記実施形態より把握できる技術
的思想について以下に記載する。 (1) 有底四角箱状をなし、対向する各一対の側壁が
互いに上部ほど広くなるテーパ状をなすように形成され
た容器本体と、この容器本体の上部位置に横方向に延び
るように形成された上部フランジと、対向する側壁の上
端に回動可能に設けられ、収容物が収容された状態にあ
る容器本体を上下に積み重ねるとき容器本体の内側に回
動され、上方位置の容器本体の底部を支持するためのハ
ンドル部と、前記対向する各一対の側壁のうち少なくと
も一対の側壁外面に突設され、上方位置の容器本体が下
方位置の容器本体を跨いだ状態で上下に積み重ねたと
き、下方位置の容器本体の上部フランジ上に載置され、
上方位置の容器本体を支持するための脚部と、前記脚部
と対応する位置となる側壁の内面に凹設され、空の状態
にある容器本体を上下に積み重ねるとき、前記脚部を内
側に収容するための脚部収容凹部と、前記ハンドル部上
の脚部と対応する位置が薄肉状に形成され、ハンドル部
を外側に回動させたとき、ハンドル部が前記上部フラン
ジの外周縁よりも内側に位置するように保持するための
薄肉部とを備えた運搬用容器。
【0065】このようにハンドル部に薄肉部を設けて構
成した場合、外側に回動されたハンドル部を上部フラン
ジの外周縁よりも内側に保持することができ、隣接配置
された容器本体間に隙間が形成されることを防止するこ
とができる。
【0066】(2) 有底四角箱状をなし、対向する各
一対の側壁が互いに上部ほど広くなるテーパ状をなすよ
うに形成された容器本体と、この容器本体の上部位置に
横方向に延びるように形成された上部フランジと、対向
する側壁の上端に回動可能に設けられ、収容物が収容さ
れた状態にある容器本体を上下に積み重ねるとき容器本
体の内側に回動され、上方位置の容器本体の底部を支持
するためのハンドル部と、前記ハンドル部の中間部を折
り曲げて形成された折り曲げ部と、前記ハンドル部が設
けられた側壁の内面に突設され、下方位置の容器本体の
ハンドル部を内側に回動させた状態で容器本体を上下に
積み重ねたとき、下方位置の容器本体のハンドル部の折
り曲げ部を支持して、ハンドル部を介して加わる上方位
置の容器本体の重量を受けるための支持受け部とを備え
た運搬用容器。
【0067】このように構成した場合、上方から力が加
わることによるハンドル部の曲がり、反りを抑制するこ
とができ、容器本体を積み上げたときのバランスを保つ
ことができる運搬用容器を提供することにある。
【0068】(3) 前記容器本体の上部フランジより
も下方に横方向に延び、上部フランジと平行に延びる下
部フランジを形成し、外側に回動されたハンドル部を上
部フランジと下部フランジとの間に保持するとともに、
ハンドル部が外側に回動された状態で薄肉部の下面とな
る面をハンドル部の外周面と面一となるように形成した
請求項1から請求項3のいずれかに記載の運搬用容器。
【0069】このように構成した場合、薄肉部と下部フ
ランジとの接触によるハンドル部の浮き上がりを防止で
き、外側に回動されたハンドル部を上部フランジの外周
縁よりも内側に効果的に保持することができる。
【0070】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明の
運搬用容器によれば、薄肉部を設けたことにより、外側
に回動されたハンドル部を上部フランジの外周縁よりも
内側に保持することができ、隣接配置された容器本体間
に隙間が形成されることを防止することができる。さら
には、折り曲げ部及び支持受け部を設けたことにより、
上方から力が加わることによるハンドル部の曲がり、反
りを抑制することができ、容器本体を積み上げたときの
バランスを保つことができる。
【0071】請求項2に記載の発明の運搬用容器によれ
ば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、薄肉部の厚
みを設定することにより、外側に回動されたハンドル部
を上部フランジの外周縁よりも内側に効果的に保持する
ことができる。
【0072】請求項3に記載の発明の運搬用容器によれ
ば、請求項1又は請求項2に記載の発明の効果に加え
て、薄肉部の内面を切り欠いて形成することにより、薄
肉部がその内側に脚部を跨ぐようにして収容することが
でき、ハンドル部を短側壁により近づけることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態の運搬用容器を示す斜視図。
【図2】 運搬用容器を示す底面図。
【図3】 運搬用容器を積み上げる状態を示す分解斜視
図。
【図4】 支持受け部に折り曲げ部が係合された状態を
示す断面図。
【図5】 (a)は外側に回動されたハンドル部を示す
斜視図、(b)は図5(a)の5−5線における断面
図。
【図6】 空の状態の運搬用容器を積み重ねる状態を示
す分解斜視図。
【図7】 (a)は空の状態の運搬用容器を積み重ねた
状態を示す一部を拡大した正面図、(b)は脚部収容凹
部内に脚部が収容された状態を示す断面図。
【図8】 第2実施形態の運搬用容器を積み上げた状態
を示す正面図。
【図9】 上部フランジが収容溝内に遊嵌された状態を
示す断面図。
【符号の説明】
11…容器本体、12…上部フランジ、17…支持受け
部、21…ハンドル部、22…折り曲げ部、23…薄肉
部、31…脚部、32…脚部収容凹部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底四角箱状をなし、対向する各一対の
    側壁が互いに上部ほど広くなるテーパ状をなすように形
    成された容器本体と、 この容器本体の上部位置に横方向に延びるように形成さ
    れた上部フランジと、 対向する側壁の上端に回動可能に設けられ、収容物が収
    容された状態にある容器本体を上下に積み重ねるとき容
    器本体の内側に回動され、上方位置の容器本体の底部を
    支持するためのハンドル部と、 前記ハンドル部の中間部を折り曲げて形成された折り曲
    げ部と、 前記ハンドル部が設けられた側壁の内面に突設され、下
    方位置の容器本体のハンドル部を内側に回動させた状態
    で容器本体を上下に積み重ねたとき、下方位置の容器本
    体のハンドル部の折り曲げ部を支持して、ハンドル部を
    介して加わる上方位置の容器本体の重量を受けるための
    支持受け部と、 前記対向する各一対の側壁のうち少なくとも一対の側壁
    外面に突設され、上方位置の容器本体が下方位置の容器
    本体を跨いだ状態で上下に積み重ねたとき、下方位置の
    容器本体の上部フランジ上に載置され、上方位置の容器
    本体を支持するための脚部と、 前記脚部と対応する位置となる側壁の内面に凹設され、
    空の状態にある容器本体を上下に積み重ねるとき、前記
    脚部を内側に収容するための脚部収容凹部と、 前記ハンドル部上の脚部と対応する位置が薄肉状に形成
    され、ハンドル部を外側に回動させたとき、ハンドル部
    が前記上部フランジの外周縁よりも内側に位置するよう
    に保持するための薄肉部とを備えた運搬用容器。
  2. 【請求項2】 前記薄肉部が上部フランジの外周縁と脚
    部の外面との間に形成される間隙内に収容されるよう
    に、その厚みを、間隙の幅と対応させて設定した請求項
    1に記載の運搬用容器。
  3. 【請求項3】 前記薄肉部はハンドル部を外側に回動さ
    せたとき、脚部側となる内面が切欠いて形成され、外面
    がハンドル部の外周面と面一となるように形成されてい
    る請求項1又は請求項2に記載の運搬用容器。
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