JP4585680B2 - 移送用トレイ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、収容物が載せられた状態において移送可能に構成した移送用トレイに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、イチゴ、トマト等といった軟らかい収容物は透明なパック内に収容され、有底四角箱状をなす運搬用容器内に積み上げた状態で収容され、搬送される。このとき、下方の収容物が上方から加わる重量により傷付けられることを防止するため、各収容物は移送用トレイを介して積み上げられている。
【0003】
この移送用トレイは以下に述べるような構成となっている。すなわち、トレイを構成する合成樹脂製の支持板は四角板状をなすとともに、支持板には平面四角形状をなす複数の収容孔が透設されており、この収容孔内に収容物がその一部を挿入した状態で載せられている。支持板の上面及び下面には複数の脚部が突設されている。これら脚部のうち支持板の下面に設けられた脚部の下端は下方に開口する筒状をなし、その内側に支持板の上面に設けられた脚部の先端が挿入されることにより、脚部同士が係合できるように構成されている。
【0004】
収容物を載せた状態のトレイの積み上げは、下方位置となる支持板の上方に収容物を跨ぐようにして上方位置となる支持板が配置され、各脚部同士を係合することによって行われる。この状態で上下の支持板間に収容空間が形成され、この収容空間に収容物が収容されようになっている。そして、上記操作を複数回繰り返すことによって、収容物を載せた状態のトレイが一方向の上下に積み上げられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の移送用トレイによれば、支持板上に収容物を載せた状態、あるいは空の状態に係わらず、同一の方法で支持板を積み上げることから、空の状態で返送する際にも収容物を移送するときと同じだけのスペースを必要とするため、スペース効率が悪いという問題があった。
【0006】
この発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、空の状態にある支持板を省スペースに積み重ねることができる移送用トレイを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の移送用トレイの発明は、収容物を収納する収納体を複数設けた四角板状の支持板と、支持板の下面に突設され、その両側面が互いに下部ほど狭くなるテーパ状をなすとともに支持板の上面側に開口し、収容物が載せられた状態にある支持板を所定高さに支持する脚部と、支持板の上面において、支持板の中心を基準として、脚部と点対称となる位置に突設され、その両側面が互いに上部ほど狭くなるテーパ状をなすとともに支持板の下面側及び短手方向側に開口する枠状をなし、収容物が載せられた状態にある支持板を上下に積み上げるとき、上方位置の脚部を支持するための支持突部と、脚部及び支持突部の開口にそれぞれ設けられ、空の状態にある支持板を上下に積み重ねるとき、脚部及び支持突部をそれぞれの内側に収容するための第1及び第2収容部とを備え、前記支持板における長手方向に延びる側の端縁に前記支持突部を形成し、該支持突部における前記支持板の下面側の開口は、前記支持板における長手方向に延びる側の端縁を凹設することによって構成し、前記支持板の短手方向に延びる端縁と前記収納体との間の前記支持板の幅は、前記支持板の短手方向に延びる前記収納体同士の間の前記支持板の幅よりも狭くなるように構成したものである。
【0008】
請求項2に記載の移送用トレイの発明は、請求項1に記載の発明において、空の状態にある支持板を上下に積み重ねるとき、上方の支持板の脚部が下方の支持板の脚部の第1収容部に収容され、下方の支持板の支持突部が上方の支持板の支持突部の第2収容部に収容されるとともに、上方の支持板から垂下される補強リブと下方の支持板とが接触するように構成したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図3に示すように、移送用トレイ10は、合成樹脂製の四角板状をなす支持板11を備えるとともに、その下面には移送用トレイ10を床上に置いたり等する場合に支持板11を床から所定高さに支持するための複数の脚部12が突設されている。前記支持板11の周縁からは四角枠状をなす補強リブ13が垂下されており、その強度が保持されるとともに、支持板11の短辺の中央には指掛部11aが凹設されており、支持板11を持ち上げやすくなっている。
【0010】
図3及び図4(b)に示すように、支持板11の下面にはその上面側で開口する有底四角箱状をなす複数の収納体14が支持板11の幅方向に2個、長手方向に5個並ぶように、合計10個設けられている。図5に2点鎖線で示すように、この収納体14の内側にはイチゴ、トマト等の食品がほぼ四角箱状をなす透明なパック内部に収容された状態で収容物50としてその大半が収容されている。
【0011】
収納体14の対向する各一対の内側面は開口に向かうほど互いに広くなるテーパ状に形成されている。さらに、収納体14の底壁にはその周縁部分を若干残して、中央に1つの大きな透孔15が透設されている。この透孔15により、収容物50は荷重が集中する下面の中央部分が収納体14の内底面へ接触することなく、浮いた状態で保持されており、この部分へ衝撃、振動等の外力が加わることが抑制されている。加えて、収容物50の下面の周縁部分は収納体14の内底面へ接触されるため、収納体14内から収容物50が抜け落ちることが防止されている。
【0012】
図2〜図4(a)に示すように、前記脚部12は、支持板11の各長辺にそれぞれ3つずつ、両長辺間の中央に2つがそれぞれ長手方向に等間隔おきに並ぶように設けられている。脚部12は、支持板11の上面側に開口する有底四角筒状をなし、対向する各一対の側壁が互いに下部ほど狭くなるテーパ状に形成されている。この脚部12はその下端が収納体14の底面よりも下方に位置するように形成されており、移送用トレイ10を床上に置いたり等する場合に収納体14の底面が床に接触することを防止している。また、脚部12の下面には係合穴17が透設されるとともに、開口から内側は第1収容部16となっている。
【0013】
支持板11の上面において、各脚部12と支持板11の長手方向で隣接する位置には複数の支持突部18が突設されるとともに、これら支持突部18は各脚部12に対し、支持板11の中心を基準に点対称位置に配設されている。この支持突部18は支持板11の下面側に開口する枠状をなし、その両側面が互いに上部ほど狭くなるテーパ状に形成されるとともに、支持板11と直交する面内に位置するように垂設されている。また、支持突部18の上面には係合突部20が突設されるとともに、支持突部18の開口から内側は第2収容部19となっている。さらに、支持突部18の両側壁の内面にはリブ18aがその長さ方向に延びるように設けられ、強度を保持している。
【0014】
図4(a)に示すように、脚部12及び支持突部18の互いに隣接する一側壁12a,18bは、その表面、すなわち外側面と内側面が連続する平坦面となるように一体形成されており、その強度が向上されている。また、脚部12の他側壁12bの上端部は、前記補強リブ13と連続するように階段状に形成されることにより、その強度が保持されている。
【0015】
図1及び図5に示すように、収容物50が載せられた状態にある上下一対の支持板11において、下方の支持突部18に対して上方の脚部12を位置合わせして積み上げるとスタッキング状態となる。このスタッキング状態では、下方の支持板11の支持突部18上に上方の支持板11の脚部12が載せられるとともに、支持突部18の係合突部20に脚部12の係合穴17が係合されることにより、上下の支持板11間における横方向の位置ずれが規制されている。また、上下の支持板11間において、収容物50は収納体14の底面に接触しないように保持されている。
【0016】
空の状態にある上下一対の支持板11において、図1に矢印で示すように、支持板11を180゜回転させ、互いの脚部12及び支持突部18同士を位置合わせして積み重ねるとネスティング状態となる。図6(a),(b)に示すように、このネスティング状態では、下方の支持板11の第1収容部16及び第2収容部19にそれぞれ脚部12及び支持突部18が収容されている。また、収納体14の対向する各一対の内側面がテーパ状に形成されていることから、下方の収納体14内に上方の収納体14が収容され、上下一対の支持板11が接触した状態で積み重ねられている。
【0017】
次に、前記移送用トレイの作用について以下に記載する。
さて、図1に示すように、支持板11を積み上げてスタッキング状態とするには、まず、一枚の支持板11がその脚部12を下に向け、床上に置かれた後、この支持板11の収納体14内に収容物50が収容される。次に、下方の支持突部18に対し、上方の脚部12が対応する位置となるように、上下一対の支持板11を位置合わせする。このまま、図5に示すように、下方の支持板11の支持突部18の係合突部20に上方の支持板11の脚部12の係合穴17を係合すると、支持突部18上に脚部12が載せられて、下方の支持板11上に上方の支持板11が支持される。
【0018】
この後、上方の支持板11上に収容物50を載せ、同様の作業を複数回繰り返すことにより、収容物50を載せた状態にある支持板11がスタッキング状態で上方に延びるように積み上げられる。そして、収容物50を載せた状態にある支持板11は冷凍庫等において保冷される。
【0019】
上記したように支持板11を積み上げたとき、最も下方に位置する支持板11において、収納体14は脚部12により床から離間した状態で保持されるため、床からの振動、衝撃等の外力が収納体14及び支持板11を介して収容物50に直接伝わることが抑制される。また、上下の支持板11間において、支持突部18及び脚部12により収納体14の底面が収容物50と接触しないようになっているため、下方から上方の収容物50へ収納体14及び支持板11を介して外力が伝わることが抑制される。さらに、脚部12は支持板11の上面に設けられた支持突部18上に載せられるため、積み上げる際、脚部12により収容物50が傷付けられることが防止される。
【0020】
収容物50が無くなり、空の状態にある支持板11はネスティング状態で収容され、このまま搬送されるか、あるいは倉庫等において保管される。この場合、図1に矢印で示すように、まず、上下一対の支持板11において、上方の支持板11が180゜回転されて互いの支持突部18及び脚部12同士が同じ位置となるように位置合わせされる。次に、上方の支持板11の脚部12を下方の支持板11の第1収容部16の内側に、第2収容部19を支持突部18の外側に係合させる。
【0021】
このまま、図6(a)に示すように、上方の支持板11を下降させることにより、第1収容部16及び第2収容部19内に脚部12及び支持突部18がそれぞれ収容される。このとき、図6(b)に示すように、上方の支持板11の収納体14が下方の支持板11の収納体14内に収容されることにより、互いの支持板11が上下に接触される。そして、同様の作業を複数回繰り返すことにより、空の状態にある支持板11がネスティング状態で上方に延びるように積み重ねられる。
【0022】
上記のようにネスティング状態で支持板11を上下に積み重ねるとき、上方の支持板11の脚部12及び下方の支持板11の支持突部18のほぼ全体がそれぞれ第1収容部16及び第2収容部19内に収容されるとともに、上下の収納体14同士も積み重なることにより、上下の支持板11が接触される。このため、空の状態にある支持板11が省スペースに積み重ねられる。
【0023】
前記の実施形態によって発揮される効果について、以下に記載する。
・ 支持板11の下面及び上面に脚部12及び支持突部18を突設するとともに、これらを収容する第1収容部16及び第2収容部19を設けたことにより、収容物50を載せた状態にあっては、脚部12を支持突部18上に載せることにより、上下の支持板11を十分な距離だけ離間させ、それらの間に収容物50を傷つけることなく収容することができるとともに、空の状態にあっては脚部12及び支持突部18をそれぞれ第1収容部16及び第2収容部19に収容することにより、上下の支持板11を接触させることができ、省スペースに積み重ねることができる。
【0024】
・ 収納体14を設け、その内側に収容物50の大半が収容されることにより、収容物50が横方向に位置ずれしようとする場合にも、収容物50の側面が収納体14の内側面に当接されてその移動が規制されるため、収容物50の傷付きを防止することができる。さらに、収納体14の下面よりも脚部12の下端が下方に位置するため、収納体14の底面が床に接触することを防止することができ、床からの振動、衝撃等の外力が支持板11及び収納体14を介して収容物50に直接伝わることを抑制することができ、外力による収容物50の傷付きを防止することができる。
【0025】
・ 脚部12及び支持突部18の互いに隣接する一側壁12a,18bは、その表面、すなわち外側面と内側面及び内側面と外側面が連続する平坦面となるように一体形成されている。このため、上方から加わる収容物50及び積み上げられた支持板11の重量等の力を脚部12及び支持突部18で一体となって受けることができ、その強度を向上させることができる。
【0026】
・ 脚部12及び支持突部18を支持板11の長さ方向に沿って一直線状に並べ、この一直線状に並べられた脚部12及び支持突部18の全てが支持板11と直交する面内に配設されることにより、脚部12及び支持突部18の設置スペースを節約することができ、その分、支持板11の上面で開口するように凹設される収納体14の設置スペースを広くすることができるため、収容物50の大きさ、個数等に広く対応することができる。
【0027】
なお、本実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 図7に示すように、上面に開口部を有する有底長四角箱状に形成された容器本体30を備えた運搬用容器において、その底壁31上に複数枚の移送用トレイ10をスタッキング状態で積み上げてもよい。この場合、図8に示すように、脚部12により底壁31に収納体14の底面が接触することが防止され、容器本体30に加えられた振動、衝撃等による外力がその底壁31から収納体14及び支持板11を介して収容物50に伝わることが防止される。さらに、支持板11の面積を容器本体30の底壁とほぼ同じにすると、容器本体30の各側壁32に支持板11の側面が当接されることにより、容器本体30内における支持板11の横方向への移動を確実に規制することができる。
【0028】
また、図9に示すように、容器本体30内に複数枚の移送用トレイ10をネスティング状態で積み重ねてもよい。この場合、スタッキング状態よりも多数の支持板11を容器本体30内に収容することができ、省スペースで搬送、保管等することができる。加えて、容器本体30を折り畳み可能に構成すれば、支持板11が収容されず、空の状態となった運搬用容器をも省スペースで搬送、保管等することができる。
【0029】
・ 図10に示すように、支持突部18の両側壁を曲面状に形成してもよい。このように構成した場合、両側壁を平板状に形成することと比較してその強度を向上させることができ、内面のリブ18aを省略することもできる。
【0030】
・ 支持板11上にはスタッキング状態又はネスティング状態での位置合わせを補助するために、支持板11の方向を示すための方向指示手段として、マーカを貼り付けたり、その長さ方向又は幅方向の中間で塗り分けたり、長辺側又は短辺側の一方の側縁全体の成型色を変えたり、矢印、文字、絵等を描いたり等してもよい。
【0031】
・ 脚部12を支持突部18と同様に枠状に形成してもよい。あるいは支持突部18を脚部12と同様に四角筒状に形成してもよい。
・ 収容物50は透明なパックに収容された食品に限定されるものではなく、軟らかく、傷が付きやすい工業製品、薬品等としてもよい。
【0032】
・ 脚部12及び支持突部18を支持板11の幅方向に並ぶように配設したり、支持板11の幅方向及び長さ方向の両方向に並ぶように配設したりしてもよい。このように脚部12及び支持突部18を幅方向に並べて配設する場合にも、収納体14の設置スペースを広くすることができることから、脚部12及び支持突部18を支持板11と直交する面内に位置するように設けることが好ましい。
【0033】
・ 上下の支持板11間における横方向の位置ずれを規制する規制手段として、脚部12の下面に係合突部を設け、支持突部18の上面に係合穴を設けたり、脚部12の下面に挿入孔を設け、この挿入孔内に支持突部18の上端部を挿入したり等してもよい。
【0034】
さらに、前記実施形態より把握できる技術的思想について以下に記載する。
・ 前記脚部の隣接位置に支持突部を配設するとともに、脚部及び支持突部の互いに隣接する一側壁同士を、連続するように一体形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の移送用トレイ。このように構成した場合、脚部の強度を向上させることができる。
【0035】
・ 請求項1又は請求項2に記載の移送用トレイを備えた運搬用容器であって、有底箱状をなし、収容物が載せられた状態にある支持板を積み上げた状態で収容可能であり、かつ空の状態にある支持板を積み重ねた状態で収容可能な容器本体を備えるとともに、容器本体の底壁を支持板とほぼ同じ面積となるように形成した運搬用容器。このように構成した場合、収容物を載せた状態では容器本体の底壁から加わわる振動、衝撃等による外力が支持板を介して収容物に直接伝わることを防止することができ、空の状態では省スペースで搬送、保管等することができるるとともに、支持板の面積を底壁とほぼ同じにすることにより、容器本体内における支持板の横方向への移動をほぼ確実に規制することができる。
【0036】
・ 前記収納体の底壁の中央にはその周縁部分が若干残る状態となるように透孔を透設した請求項2に記載の移送用トレイ。このように構成した場合、収納体内からの収容物の抜け落ちを防止しつつ、荷重が集中する収容物の下面の中央部分へ外力が加わることを防止することができる。
【0037】
・ 前記脚部の下面には係合穴又は係合突部を設け、支持突部の上面には支持板を積み上げた状態で前記係合穴又は係合突部と係合する係合突部又は係合穴を設けた請求項1又は請求項2に記載の移送用トレイ。このように構成した場合、係合穴及び係合突部が互いに係合することにより、上下の支持板間における横方向の位置ずれを規制することができる。
【0038】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明によれば、次のような効果を奏する。
請求項1に記載の発明によれば、空の状態にある支持板を省スペースに積み重ねることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】移送用トレイの支持板を積み上げる状態を示す分解斜視図。
【図2】移送用トレイを示す平面図。
【図3】移送用トレイを示す底面図。
【図4】(a)は脚部及び支持突部を示す断面図、(b)は収納体を示す断面図。
【図5】移送用トレイを積み上げた状態を示す一部を拡大した断面図。
【図6】(a)は移送用トレイを積み重ね、脚部及び支持突部を各収容部内に収容した状態を示す断面図、(b)は移送用トレイを積み重ね、収納体同士を積み重ねた状態示す断面図。
【図7】運搬用容器内で支持板を積み上げる状態を示す分解斜視図。
【図8】運搬用容器内で支持板を積み上げた状態を示す断面図。
【図9】運搬用容器内で支持板を積み重ねた状態を示す断面図。
【図10】別形態の支持突部を示す斜視図。
【符号の説明】
11…支持板、12…脚部、12a…隣接する一側壁、14…収納体、16…第1収容部、18…支持突部、18b…隣接する一側壁、19…第2収容部、50…収容物。

Claims (2)

  1. 収容物を収納する収納体を複数設けた四角板状の支持板と、
    支持板の下面に突設され、その両側面が互いに下部ほど狭くなるテーパ状をなすとともに支持板の上面側に開口し、収容物が載せられた状態にある支持板を所定高さに支持する脚部と、
    支持板の上面において、支持板の中心を基準として、脚部と点対称となる位置に突設され、その両側面が互いに上部ほど狭くなるテーパ状をなすとともに支持板の下面側及び短手方向側に開口する枠状をなし、収容物が載せられた状態にある支持板を上下に積み上げるとき、上方位置の脚部を支持するための支持突部と、
    脚部及び支持突部の開口にそれぞれ設けられ、空の状態にある支持板を上下に積み重ねるとき、脚部及び支持突部をそれぞれの内側に収容するための第1及び第2収容部とを備え、
    前記支持板における長手方向に延びる側の端縁に前記支持突部を形成し、該支持突部における前記支持板の下面側の開口は、前記支持板における長手方向に延びる側の端縁を凹設することによって構成し、
    前記支持板の短手方向に延びる端縁と前記収納体との間の前記支持板の幅は、前記支持板の短手方向に延びる前記収納体同士の間の前記支持板の幅よりも狭くなるように構成した移送用トレイ。
  2. 空の状態にある支持板を上下に積み重ねるとき、上方の支持板の脚部が下方の支持板の脚部の第1収容部に収容され、下方の支持板の支持突部が上方の支持板の支持突部の第2収容部に収容されるとともに、上方の支持板から垂下される補強リブと下方の支持板とが接触するように構成した請求項1に記載の移送用トレイ。
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